コルクが抜けません。
古いワインのコルクはとてもやわらかく、途中で折れてしまう場合もあります。
でも、折れてしまってもあせらずに！
同じ角度ではなく、斜めにスクリューをさして引き上げることで、残りのコルクがきれいに抜けることもあります。
また、まれに硬くて抜きにくいコルクがあります。
深くまっすぐにスクリューを回しいれ、しっかり、ゆっくり力をこめて抜いて下さい。
くれぐれもソムリエナイフ、オープナーの扱いにはご注意下さい。

コルクの上にカビが生えています！
ワインの保存には高い湿度が要求されます。それはカビの成育にも適しています。
コルクの外面に生えているカビは、優良な環境で熟成されたワインである証とされます。
清潔な布巾などできれいにふき取り、安心してお召し上がり下さい。

瓶の中にキラキラとしたものが見えます
キラキラとした小さい塊は、ワインに含まれる成分が結晶化したもので、酒石（シュセキ）と呼ばれるものです。
エキス分のしっかりとしたワインに現れがちなもので、有害なものではありません。
舌触りがざらりとしますので、ワインをデキャンタに移すか、静かに注ぐなど、酒石を瓶の底に残すようにして、取り除いてお召し上がり下さい。
ワイン自体に問題があるわけではありません。安心してお召し上がりください。

瓶の中に泥のようなかたまりが沈んでいます
ワインに含まれる成分が時間の経過によって固体化し、沈殿したものを澱（オリ）と呼びます。
主に赤ワインに多く見られますが、まれに白ワインにも見られます。
若いワインよりも、よく熟成したワインにより多く見られます。
細かいちりのようなもの、
ねっとりとした泥のようなもの、
時には固まって木の枝のように見えるものもあります。
いずれもお召し上がりいただいても、有害なものではありません。
ただ、ワイン中にオリが舞ってしまうと味わいの邪魔になりますので、オリのあるワインはぜひ、2日から3日立てた状態で冷暗所にて保管してオリを底に沈め、ワインをデキャンタに移して取り除くか、オリが舞わないように静かに注いでお召し上がり下さい。
ワイン自体に問題があるわけではありません。安心してお召し上がりください。

酸化防止剤って何ですか？
ボトルの裏などに貼ってある輸入元シールをみると、
　添加物:酸化防止剤（亜硫酸塩）
と書いてあります。
亜硫酸塩にはワインの酸化防止と好ましくない細菌の活動を抑える働きがあり、正常な醸造、熟成のために古くから使用されてきました。
紀元前のエジプトでは、その原型となる二酸化硫黄（硫黄をもやした煙）が使われていたということです。現在その方法を用いることは少なく、その化合物である亜硫酸塩を添加している造り手が多いようです。
亜硫酸塩の安全性ですが、認可されているレベルであれば問題はないとされています。（日本では350ppm以下です）
世界中でワインが飲まれていますが、亜硫酸塩による悪影響は報告されておらず、体重50kgの人が、毎日9リットルずつ90日間、ワインを飲み続けても慢性毒性の症状は起きないというデータもあるそうです。
近年、自然派の造り手の中には亜硫酸塩無添加でワイン造りを行うところもありますが、その場合にも醸造過程で自然に生成されるため、検査すると検出されるそうで、無添加の場合でも、亜硫酸塩を含む旨の表記がされています。
いのししやでは、無添加のワイン、通常より使用をぐっと抑えたワインも扱っています。
体にしみこんでいくような、やさしい飲み心地です。
ぜひお試し下さい。

ワインアドバイザーってなんですか？
社団法人日本ソムリエ協会が認定する資格は大きく分けて３つあります。
1．ソムリエ
2．ワインアドバイザー
3．ワインエキスパート
1番のソムリエがもっとも広く知られる資格で、レストランなどで活躍するワインサービスのプロの資格。酒類を提供する飲食サービス業で5年以上の経験があって、在職中の人が受験できます。
2番のワインアドバイザーは、ワインの販売に従事するものの資格です。店長鈴木が持っているのはこれです。酒類の販売業で3年以上の経験があり、在職中の人が受験できます。
3番のワインエキスパートには、受験資格は特にありません。ワインの仕事をしていなくても取得可能な資格です。ワイン愛好家として、広い知識、経験を持っている証になります。
アドバイザー、エキスパートは１次試験（筆記）、２次試験（テイスティング実技、口頭試問）があります。
ソムリエの試験では、加えて２次試験にサービス実技が行われます。ソムリエにはシニア・ソムリエ、さらに上にマスター・ソムリエ、
ワインアドバイザーにはシニア・ワインアドバイザーという上級資格がそれぞれあります。

ワインアドバイザーは家飲み派の味方！おいしいワインをおうちで飲むお手伝いをさせていただきます！

どのワインを飲めばいいのか分からない。
いのししやまで、お気軽にご相談くださいませ！日本ソムリエ協会認定のワインアドバイザー鈴木が承ります。
　電話：026-285-9104　ファックス：026-285-9309
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　イタリアワインのいのししや　店長鈴木まで
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