釣具のポイント楽天市場店

エギングシーズン開幕!各地で好釣果が続々とあがっています。
アオリイカの警戒心は年々高くなっているとも言われますが、そんな中でも釣果が上がっているのはタックルの進化も大きいようです。
特にタフコンディションに合わせたエギの進化は、近年目覚ましいものがあります。
今回はエギング最前線として、エギの先進機能を紹介します。


いよいよ全店販売解禁!

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薩摩伝統餌木を現代エギングへ

S-Tuneを見て、薩摩伝統の“山川型”をイメージされた方はかなりのエギング通です。
山川型とは、エギング発祥の地として300年以上の歴史をもつ鹿児島で生まれた餌木の形状です。大きく腰が上がってボリュームがある独特の形状は、縦方向のしゃくりがしやすく、潮噛みがいい、船で曳いた時の姿勢が非常に良いなどの特徴があります。
しかしながら、山川型の餌木は、漁師の船で曳き、時折しゃくるという釣り方に合わせており、アクションも縦方向の跳ね上げを重視したもの。現代のショアエギングでは、横方向のダートが重視される傾向となったことから、もう一つの代表的な形状“大分型”が主流となり、全国的には殆どの餌木がこの大分型に倣った形状となっています。
そんな中、エギングの聖地鹿児島で生まれ育ち、エギングに深い造詣を持つクロノプロスタッフ西田氏の手により、薩摩伝統の餌木を現代エギングに昇華させたエギ「西田エギ」が誕生しました。

「西田エギ」の誕生

実は鹿児島の職業漁師の間でも、「ダート」という言葉がエギングで使われる前から、横方向への動きが有効と認知され、伝統的な形状にダート性能を加えるという研究は徐々にされていました。西田氏も当初は漁師のイカ曳き餌木を参考に試行錯誤してハンドメイドでのエギ作成をしていましたが、そんな中エギングという言葉が定着し、タックルが爆発的に進化する中で「カンジ プロスペック」に出会います。そして、伝統の跳ね上げにダート性能を兼ね備えた形状を研究。ついに伝説的な製品「西田エギ」が誕生します。

S-Tuneの誕生

西田エギは鹿児島のロコアングラーを中心に話題の商品となりましたが、木製のハンドメイドエギで、さらに一つ一つ泳ぎのチェックを行って出荷、と少数生産の為、同時に入手困難なエギとなっていました。そのような中で上がってきたのがクロノによる西田エギファクトリーチューンの企画です。クリックスプロスペックなど精度の高いエギで定評があり、ノウハウが蓄積しているクロノ社で「木製の西田エギを現代技術で、更に進化した形で再現する」というプロジェクト。S-Tuneがついに誕生します。

・現代エギングの「ダートアクション」に伝統の「跳ね上げ」が混じるミックスアクション、更に連続ダート時にはイレギュラーのパニックアクションが発動

・漁師の極意、山川型由来の「曳いても頭が上がらない形状」により、テンションフォール時や潮が効いている時でも、前傾の「喰わせの姿勢」を崩さない。

・伝統と西田氏の経験に裏付けられた下地と布の釣れる組み合わせ、カラーパターン。


と釣れる要素がこれでもかと詰まったエギ。まさに伝統の最前線です。

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釣れるエギには理由がある。これが今釣れているエギの最前線です。ぜひ新戦力として一軍ボックスに加えてください!S-tuneについては西田さんがクロノHP内で更に詳しく解説しています。こちらも読みごたえがある内容ですので是非ご覧ください!
HP:https://crono.design/stune



近年のヤマシタエギ大ヒットカラーといえば「ムラムラチェリー」「ブルーポーション」を挙げられる方が多いのではないでしょうか。発売直後から全国で圧倒的な釣果を叩き出して一時期入手困難なカラーとなりました。
実はこの2色の共通点は「クリア系のケイムラボディ」。このカラーの大ヒットによって、ケイムラクリア系というカラージャンルが生まれ、有効性が認知されたといっても過言ではないでしょう。
ネオンブライトはそんなケイムラ効果をより高めるために、さらに発光色にまでこだわった最先端のケイムラエギです。

ケイムラの効果

ネオンブライトを語る前にまずはケイムラがなぜ釣れるのか?という点は外せません。
ケイムラは簡単に言えば紫外線を受けて発光するカラーのこと。一般的に海中では赤の波長に近い光は拡散しやすく、青に近い波長の光は透過しやすい性質があります。紫外線はもっとも水中を透過しやすい光で、それを受けて発光するケイムラは、光量が少ない海中でも自然な発光で存在感を出すことができるカラーとなります。

紫外線発光の新たなステージ“ネオンブライト”

前述の2色は日中の特効カラーと認識されている方も多いと思います。「日中でまったく反応がなくても、ブルーポーションやムラムラチェリーは釣れる、この色しか釣れない」ということもあれば、「朝夕マヅメの暗い時間帯は赤や緑テープのほうが釣れることもある」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは従来の青く発光するケイムラが日中に特に有効なカラーだったということにあるようです。
ネオンブライトは、紫外線でただ光るだけにとどまらず、どのように光るのかという発光色にこだわったカラーとなっています。日中の澄潮に有効な青だけでなく、マヅメには赤発光、濁り潮には緑発光のように、発光色のカラーローテーションを行うことで、様々なシチュエーションでケイムラ効果を発揮することができるようになりました。

ネオンブライト戦略

では実際に前述のシチュエーションではネオンブライトはどのような見え方になっているのでしょうか。通常ネオンブライトは以下の様な発光色となっています。

ここに海の青色のフィルターをかけてみると、以下の様な光り方となります。

大ヒットカラーのブルーポーションやムラムラチェリーは真ん中の青の発光色を採用していました。晴天時、これらがよく釣れていたシチュエーションでは、イカにはこのようなコントラストで見えていたようです。


また、マヅメ時の朝焼け、夕焼けのシチュエーションとして赤いフィルターをかけるとこのようになります。

赤発色のボディが、はっきりと浮かび上がり、青発色はほとんど見えなくなりました。
朝夕のマヅメ時にケイムラが効きにくいと感じたことがある方も多いと思いますが、このことが要因かもしれません。
また、赤発色ボディのコントラストは晴天時の青発色と近い状況です。マヅメ時にケイムラ効果を発揮させたいときは赤発色、逆にアピールを抑えたいときは青発色でナチュラルに見せるという戦略もできそうです。


最後に濁り潮などを想定した緑のフィルターではこのようになります。

緑がはっきりと見え、赤発色は輪郭が感じられる程度のコントラストとなりました。

アオリイカ自体には色覚はないものの、視力が非常に良く、目で獲物を捜すといわれています。海や光の色など周りの環境で発色にフィルターがかかり、コントラスト・見え方が大きく変わると、アオリイカへのアピールも変わってくることが考えられます。
つまり

・晴天時、ケイムラボディが有効だった場面での見え方を、他の潮色や時間帯でも発光色を変えることで再現できる。

・アオリイカのコンディションによりアピールが有効なこともあれば、目立たないほうがいい場面もあるが、ケイムラカラーの中でも環境に合わせてコントラストの大小を選択する、という新しい戦略が生まれる。

ということがネオンブライトの真価と言えます。

昨年まずはエギ王LIVEシリーズから搭載されましたが、今期はついにエギ王Kにもラインナップされ大きな話題となっています。ネオンブライトの登場により今後ケイムラのカラーローテーションがメソッドとして定着するかもしれません。

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近年話題の新機能といえば「フラッシュブースト」は外せません。フラッシュブースト搭載のエギは発売以来瞬く間に人気商品の仲間入りを果たしました。いまや「フラッシュブースト」は様々なジャンルの製品に搭載され、即人気商品となっており、もはやシマノのお家芸と言っても過言ではない機能です。

エギング×フラッシュブースト

従来、ルアーのフラッシングアピールは外部にブレードをつけるなどの手段しかありませんでした。しかしながら、ある程度の抵抗を受けないと回転しないことや、ルアー自体の形状にも制限があり、非常に効果が高いことはわかっていても、限られたジャンルのルアーにしか搭載できない機能となっていました。これを内部に入れスプリングで支持することであらゆるジャンルのルアーに搭載できるようにしたものがフラッシュブーストです。はじめはオフショアプラグやシーバスルアーからの搭載でしたが、昨年ついにエギに搭載され話題となりました。

フラッシュブーストの使い分け

フラッシュブーストは光によるフラッシングアピールとして、ローテーションにいれての使い分けがおすすめです。アオリイカのスイッチを入れる要素にはカラーやアクション、フォールなどがありますが、光の乱反射によるアピールが可能な唯一の餌木がフラッシュブーストです。しゃくった時のフラッシングはもちろん、ステイやフォールの時も内部で細かくプレートが振動して、アオリイカを誘います。
また、「活性が低い状況で何をしても釣れない」という時、通常はナチュラルなエギにローテーションしていくことがセオリーですが、フラッシュブーストはアオリイカに反射的に反応させたり、活性をあげてエギを抱かせる、というアプローチも可能です。

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2022年新商品ディープタイプも販売中です。ボックスにあれば、エギローテーションの戦略の一つとして、有効な一手となります。



受け継がれていく“本質的価値”

エギだけでなく、専用ロッド・リールの進化も目まぐるしいものがあります。
最新の技術を投入したハイエンドモデルはもちろんですが、近年では蓄積した技術がエントリーモデルにもフィードバックされており、実釣性能では上位機種にも引けを取らない製品も多数出ています。

シマノ:セフィアBB

カーボンテープによる強化構造といえばシマノの得意分野ですが、これまでセフィアBBシリーズへの搭載は見送られてきました。強化構造をいれずに軽く、振り抜きの良いロッドを作った前回モデルも「流石シマノ…」と思わせるのに十分の仕上がりでしたが、ついに現行モデルのBBシリーズにも「ハイパワーX」が搭載されました。
上位クラスに迫る軽さで、しゃくりやすく、ぶれない。凄い竿が出ています。

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セフィアBBは竿だけでなく、リールにおいても正当なセフィアシリーズの血統を感じられる仕上がりです。
耐久性の高いHAGANEギア、瞬時にドラグ調整ができるラピッドファイアドラグ、ラインにやさしいワンピースベールなどのシマノリールで支持されている機能をしっかりと入れています。また他のセフィアシリーズリールではマグナムライトコンセプトが多い中で敢えて耐久性を重視した【コアソリッドコンセプト】を搭載。
高い防水性能と耐久性で年間を通してのタフなご使用を支えます。

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ダイワ:エメラルダス

エメラルダスXの特筆点は上位モデルで採用されている「ブレーディングX」というバット部の補強構造があることです。
これにより、カーボンのねじれやたわみが防がれることで、竿全体がしゃきっとした調子になり、持ち重りが少なくしゃくりやすい竿となっています。
もちろんPEライン対応のガイドを搭載しているので、細糸も安心して使用できます。そしてなんといっても、エメラルドグリーンの差し色が入った“映える”カラーリング。
あこがれのエメラルダスシリーズがこの価格帯で買えます!

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エメラルダスLTはエギング専用機種に求められる機能を網羅したモデルとなっております。標準仕様として、ダブルハンドル&EVAノブを搭載。LTコンセプトの軽量かつタフなボディに、マグシールドATDなども惜しみなく投入した高コストパフォーマンスモデル
エギング専用機種としての妥協を許さない。エメラルダスがエメラルダスたる所以です。

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