脱プラスチックを目指し、2025年までに全ての商品をエコパッケージ化を推進していく《サステナビリティ POCHI VISIONS》。
その最初の取り組みとなる商品はおやつの円筒プラパッケージ。
5つのおやつパッケージからスタートするエコパッケージ、POCHIはできることからサステナブルを実現させ、順次環境負荷の少ないパッケージに切り替えていきます。
脱プラスチックに向けた取り組みの中で、まず見直したのがおやつの筒状プラパッケージでした。
ボーロをはじめPOCHIのおやつの中では、この筒状プラパッケージを採用しているものが多く、POCHIおやつパッケージの代名詞ともいえるものです。
だからこそまずはこの筒状プラパッケージを見直すことからはじめようということで、エコパッケージ化することになりました。
見直すとはいえ、筒状のパッケージのイメージもある程度は残し、サイズ感も同程度にしたいという前提のもと、たどり着いたのが「LLDPE フィルム」と「紙帯」を組み合わせたものでした。
「LLDPE フィルム」はサトウキビ由来のプラスチック原料を使用したフィルムで、CO2排出量の削減につながります。
酸化を抑えるガスバリア性は維持しつつ、従来品の円筒プラパッケージと比べて62%のプラスチック削減につながりました。
一番難しかったのは、エコパッケージにしても価格は同等か、できれば少しでもリーズナブルにしたいということ。
それを実現させるために、使用する紙やフィルムの選定から始まり、袋詰めの作業工程とサイズ感を何度も何度も見直し、9%程度の値下げが実現できました。
おやつのエコパッケージは5商品からスタートし、今後順次切り替えていく予定です。
POCHIのサステナブル元年を象徴するスペシャルなオヤツ、コオロギクラッカーをご紹介。
食料危機に備えた代替食材として注目されている、昆虫タンパク質。
中でもコオロギは100g当たりのタンパク質量は牛とほぼ同じで、牛の体重を1kg増やすのに必要な水が1500リットルなのに対し、コオロギを同量生産するのにかかる水の量は1リットルと言われています。
さらに世界の温室効果ガス排出量の約14%は畜産に起因するとの国連の報告もあり、牛肉などの代替肉として昆虫タンパク質を消費することで温暖化対策につながることが期待されます。
昆虫タンパク質は今後ますます注目度も高くなっていきますので、POCHIとしてはまずオヤツの選択肢のひとつとしてみなさまにお届けしたいと考えました。
原材料として使用したのはコオロギパウダー。見た目は四角いひと口サイズのクラッカーです。
シンプルに薄力粉とオリーブ油に混ぜ合わせて焼き上げ、エビのように香ばしく仕上がりました。
新しいタンパク源として昆虫タンパク質に注目していた方、ひと口サイズのクラッカーでまずは試してみてはいかがでしょうか。
見た目はクラッカーと変わらないので、昆虫タンパク質の入門としてはちょうどいいと思います。
ちょっと珍しいのでプレゼントするとビックリされるかもしれませんが、嗜好性の高さにさらにビックリになるはずです。
コオロギクラッカーは今だけの数量限定ですので、気になる方はお早めにどうぞ。
POCHIザ・ドッグフードベーシック 1kgのパッケージにサトウキビ由来のプラスチック原料を使用した「LLDPE フィルム」を採用。
植物由来原料配合比はフィルム単体で59%となり、CO2排出量の削減につながります。
価格は据え置いたまま、サステナブルなパッケージへと進化しました。
今後は順次3kgとエイジングケアシリーズもエコパッケージ化していく予定です。