今食べさせているフード、どんな基準で選びましたか?
無添加だから?国産だから?安全な原材料を使っているから?
お客さまによっていろんな理由があると思います。
POCHIは1998年の創業以来、ペット先進国と呼ばれるアメリカやドイツなど、一貫して「ドッグフードジャーナル」では常に上位のフードブランドを取り扱い、
プレミアムドッグフード業界の最先端を見続けてきました。
そんなPOCHIでは、ペットフード業界歴35年のベテランバイヤーを中心に、ペット栄養管理士や、獣医師のスタッフが考える、「今」理想のドッグフードの基準を常にアップデートしています。
なぜなら「今」はうつろいやすく、スタッフ自身も犬の飼い主であることがほとんどなので、その時々の要求が変わっていくからです。
今回はPOCHIが考えるドッグフードの評価基準を、「POCHI ザ・ドッグフード」を例に星取表という形でご紹介します。
お使いのフードがどのランクなのか、はたまたプレミアムフードの基準のひとつとして、ぜひ活用してみてください。
【評価基準】
☆1~3:普通のドッグフード。
☆4~6:一般的なプレミアムドッグフード。
☆7~9:高スペックと呼べる、スパープレミアムドッグフード。
☆10以上:POCHIスタッフ納得のスペック。最先端のスパープレミアムドッグフード。
※POCHI内での評価です。
商品名 | 3種のポルトリー | ワイルドサーモン |
パッケージ画像 | ||
kg単価 | 1,480円~1,140円 | 1,480円~1,140円 |
1.フレッシュミートが第一原材料 | ☆ | ☆ |
2.レンダリングミール不使用 | ☆ | ☆ |
3.グレインフリー | ☆ | ☆ |
4.ポテトフリー | × | ☆ |
5.遺伝子組み換えでない(GMOフリー) | ☆ | ☆ |
6.LID or シングルプロテイン | ☆ | ☆ |
7.バイオジェニックス | ☆ | ☆ |
8.タンパク質30%以上 | ☆ | ☆ |
9.カロリー350kcal/100g以下 | ☆ | ☆ |
10.オーガニック/MSC原材料 | × | × |
11.ヒューマングレード(※) | × | × |
12.機能性成分 | × | × |
13.スーパーフード、ハーブなど | ☆ | ☆ |
14.ミネラル添加2ケ以下 | × | × |
15.化学的防腐剤無添加 | ☆ | ☆ |
ポイント | 10 | 11 |
1.フレッシュミート | 新鮮な生肉、生魚を第一原材料として使用。基本的に原材料は多い順に表記してあります。 |
2.レンダリングミール不使用 | 栄養価、吸収性の悪い肉類(筋、軟骨、管など)から高温処理で鶏脂、牛脂、豚脂を取り除いた残渣の粉末。AAFCOではミールと表記しなくてはならないが、ヨーロッパ・日本ではその規定はなくミールを乾燥肉と表記できる。 |
3.グレインフリー | 野生の犬は穀類を食べないため、穀類の消化が苦手と言われている。また、麦に含まれるグルテンはアレルゲンとなりやすい。 |
4.ポテトフリー | 穀類に変わる炭水化物源として使用されるポテトはGI値が高く、血糖値の急激な上昇を招くため敬遠されている。 |
5.遺伝子組み換えでない(GMOフリー) | GMO(遺伝子組み換え作物)は、EUでは厳しい表示義務があるが、米国では表示義務はなく、米国製のフードでは確認する必要がある。 |
6.LID or シングルプロテイン | 主原料である動物性タンパク質を1カテゴリー、1種類に絞ることでアレルギー発生のリスクを下げることができる。 |
7.バイオジェニックス | プロバイオティクス(生菌)とプレバイオティクス(菌増殖に役立つ餌)に死菌、菌代謝物などを加えた総称をバイオジェニックといい、腸内環境を良好にすることで、免疫維持に役立つとされる機能性成分。 |
8.タンパク質30%以上 | 肉食獣である犬の総合栄養食であるドッグフードには最低30%はタンパク質を含んでほしい |
9.カロリー350kcal/100g以下 | ドライフード以外のトッピング、オヤツも考えてカロリーは控えめ、350kcal/100g以下が使い勝手が良い。 |
10.オーガニック/MSC原材料 | オーガニックは化学薬品を排除して有機栽培・飼育された農産物。MSC原材料とは、持続可能な漁業をめざした規定をクリアした海産物に与えられる認証マーク。 |
11.ヒューマングレード(※) | 一般的な広告でもよく「ヒューマンレベル」とか「ヒューマングレード」と書かれていますが、POCHIではしっかりきりわけました。人間の食材として国から認められている原材料で作られたフード。人間用食材をペット用原材料として加工したもの(例:ミートミール)は元が人間用食材であっても、加工までの流通保管が人間用食材の扱いが行われていないためヒューマングレードの原材料とは認定されない。ただし表記に関して規制がないため、元が人間用ということだけでヒューマングレード表記している場合がるので注意が必要。 |
12.機能性成分 | サプリメントとしての機能が認められている、関節、ダイエット、アンチエイジング、デトックスなどの機能性成分を5個以上配合。プレバイオティクス、プロバイオティクス等はバイオジェニックスとしてカウントするため含まない。 |
13.スーパーフード、ハーブなど | 栄養価・機能性に富んだスーパーフード・オイル・ハーブ(ハーブミックスとして1とカウント)など5種以上配合。 |
14.ミネラル添加2ケ以下 | 食材だけで総合栄養食を目指し、総合栄養食基準に適合させるためのビタミンミネラルでさえ、添加を極力少なくする努力が行われ始めている。 |
15.化学的防腐剤無添加 | 危険が指摘されている、防腐剤、酸化防止剤、人工香料、着色料などの化学物質(BHA/BHT/エトキシキンなど)。 |