天然石について

複数の宝石問屋と提携し、最適な天然石をご提供します。ストーンのみのご購入も可能です。

天然アクアマリン

青系のストーンではサファイヤと並んで人気のある天然石で、透き通った青の美しい3月の誕生石です。

特徴

六方晶系の鉱物である「ベリル」の一種。鉄分を含んで青系に見えるのものがアクアマリンと呼ばれ、緑から淡い緑までのものをエメラルドと呼びます。
その色合いからラテン語の「海の水」が語源。古くから海や水のお守りとして親しまれ、米海軍や海上自衛隊のカレッジリングのストーンに採用されることも多いです。
深みのある濃い青が特徴のサンタマリアアクアマリンは特に希少性が高く高級です。

硬度:7.5/比重:2.7/分類:ベリル
価格:30,000円~

製作事例

天然アメシスト

2月の誕生石として有名。古代から紫を高い位の色とされてきた国内では「高貴な色」として人気の天然石です。

特徴

和名を「紫水晶」といい、石英に分類される水晶(クォーツ)の一種です。国内でも採取可能な宝石で、古くから国内でも愛用されてきました。
加熱すると黄色に変色し「シトリン」と呼ばれる宝石になります。最大の産出地であるブラジルでは、色の変化する「カラーチェンジアメシスト」も産出されます。
紫外線に弱く、曝露すると退色するため、窓際などの直射日光は避けることをおすすめします。
硬度:7/比重:2.65/組成:SiO2(二酸化ケイ素)
価格:10,000円~

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製作事例

天然オニキス

弊社で最も人気のあるストーンで、8月の天然石です。通常は無料でご選択いただける「 標準石」でございます。

特徴

天然オニキスは艶があり反射が美しいストーンです。
縞瑪瑙(しまめのう)の一種で平行な縞模様があるものがオニキスと呼ばれます。
モース硬度が6.5と欠けやすいですが、特殊な技術でシャープなカットを施しています。

硬度:6.5/比重:2.55~2.7/分類:石英種
価格:追加料金なし~

製作事例

天然ガーネット

1月の誕生石として有名なガーネットは色が多彩ですが、和名の「ザクロ石」通り赤が一般的です。

特徴

30種類を超える多様な色合いが特徴の宝石で成分によってカラーチェンジするストーンもあります。
ワインのような深みのある赤が特徴のロードライトガーネットが最も人気。早稲田大学のスクールカラーにも近く、多くの早大OBが好んで使用するストーンです。

硬度:7/比重:3.5/組成:SiO4(ケイ酸塩鉱物)
価格:30,000円~

製作事例

天然サファイヤ

カラーストーンの中で最も有名な石の一つと言われます。深い青のブルーサファイヤが最も代表的です。

特徴

コランダムと呼ばれる鉱物からなる宝石の内、赤(ルビー)以外の鉱物の総称です。
多彩な色がありますが、濃い青になるにつれ高価になります。弊社カレッジリングにお載せできる4ct以上のブルーサファイヤは、数百万円以上の値が付いておりほぼ手に入りません。

硬度:9/比重:4.0/組成:Al2O3(酸化鉱物)

サファイヤ詳細

コランダム(サファイア)の原石においては、「透明感がある濃い青」が最も希少価値が高く「ロイヤルブルーサファイア」と呼ばれます(国内ではミャンマー産のみに呼称可能)。
そのため弊社人工サファイアも「ロイヤルブルー」の色味(濃い透明感のある青)となっています。

青が濃くなり黒に近くなると「ダークブルーサファイア」と呼称されるようになり、更に濃く黒に近くなると「ブラックサファイア」と呼ばれます。

天然ブラックサファイヤ

サファイヤの中でも人気なのがブラックサファイヤです。黒に見える程に濃い青で、ライトを当てると深い青が姿を現します。

価格:100,000円~

製作事例

天然シトリン

黄色~オレンジ色の水晶で11月の誕生石として男性女性双方から人気のあるストーンです。

特徴

二酸化ケイ素が結晶となってできた石英の一種で、黄色に色づいたものがシトリンと呼ばれます。
黄水晶という和名であり、紫水晶のアメシストと共に「色付き水晶」とも呼ばれています。

硬度:7/比重:2.7/組成:SiO2(二酸化ケイ素)

天然スモーキークォーツ

アメシストやシトリンと同じ水晶の一種で、「煙水晶」の名の通り茶色から煙がかかったような灰色です。

特徴

石英(クォーツ)の一種で、茶色~黒のものをスモーキークォーツと分類しています。
水晶の中のアルミニウムが自然の放射線(太陽光等)によって発色したものが天然のスモーキークォーツであり、その中で透明度の高いものが最も高価です。
多くのスモーキークォーツは放射線処理(照射処理)が行われて色味を出しています。そのため直射日光に長時間当て続けると変色することがございます。

硬度:7/比重:2.7/組成:SiO2(二酸化ケイ素)

天然タイガーアイ

その名の通り虎の目を彷彿とさせる縞模様が特徴的。パワーストーンとしても人気です。

特徴

繊維状鉱石のクロシドライト(青石綿)に石英が染み込んで硬化した鉱物。その繊維が虎の目の模様を作っています。
研磨の方法によって反射が生じて見え方が変わってきます。

硬度:7.0/比重:2.7/組成:SiO2(二酸化ケイ素)
価格:5,000円~

製作事例

天然ターコイズ

インディアンジュエリーの代名詞であるターコイズ。専門業者と提携して高級品種のみを提供します。

特徴

青系の不透明な鉱物であり、酸化マンガン等の褐鉄鉱を含むリン酸塩鉱物です。表面に小さな無数の穴のある多孔質のストーンで、熱やアルコールに弱いデリケートな石です。
産出する鉱山によって含まれる成分が異なります。ウェブと呼ばれる蜘蛛の巣状の網目が入っているものもあり、一つ一つが個性的です。

硬度:5.5/比重:2.7/組成:リン酸塩鉱物

キングマンターコイズ

米最大の鉱山であるアリゾナ州のキングマンから産出されます。ターコイズらしい鮮やかな青に柄の入った個性的なストーンが魅力的です。
価格:10,000円~

製作事例

ロイストンターコイズ

米ネバダ州のロイストン鉱山で採取されます。濃い緑から薄めの青まで幅広く、柄(マトリクス)は茶色系が多いです。
価格:10,000円~

製作事例

その他の天然ターコイズ

当店のターコイズは国内有数の品揃えを誇るインディアンジュエリー専門店と提携しご提供いたします。その他「ローンマウンテン」「イサカピーク」等の高級品種をご希望の方は個別にお問い合わせください。

製作事例

天然トパーズ

黄色や茶色の暖色系から青や透明等々、色の豊富な鮮やかな宝石です。

特徴

和名を「黄玉」といい、国内では黄色系が一般的ですが非常に多色なストーンです。無加工の「インペリアルトパーズ(淡褐色)」は非常に高価です。
当店では上品な青のブルートパーズを選ばれる方が多くいらっしゃいます。

硬度:8.0/比重:3.5/組成:Al2(F,OH)2SiO4(ケイ酸塩鉱物)
価格:20,000円~

製作事例

天然トルマリン

10月の誕生石の一つ。カラーバリエーションが豊富な天然石です。

特徴

最大の特徴は、「ない色はない」と言われる豊富なカラーバリエーションです。異なる発色は、様々な鉱物や成分が入り混じっていることが理由です。
結晶を熱すると電気を帯びることから「電気石」という和名が付いており、様々な健康器具にも応用されています。

硬度:7.0/比重:3.06/組成:ケイ酸塩鉱物
価格:50,000円~

製作事例

天然翡翠/ヒスイ

東洋で人気の半透明な宝石の一種です。2016年には日本の国石にも選定されています。

特徴

日本国内で産出される宝石の一つで、「玉」と呼ばれて古くから親しまれてきました。中国では穴を開けた艶のある翡翠が人気です。
厳密には成分の異なる「硬玉」と「軟玉」にわかれますが、現代ではほぼ硬玉のみが取り扱われております。

硬度:6.5/比重:3.34/組成:NaAlSi2O6
価格:30,000円~

製作事例

天然ラピスラズリ

「瑠璃」という和名に相応しい、美しい青の岩石です。

特徴

様々な成分を含有する岩石の一種で、星空とも表現できるような色合いを見せることがあります。12月の誕生石として有名です。
モース硬度が5程度と低く、脆い宝石で、薬品などにも弱いデリケートです。

硬度:5.0/比重:2.75/組成:Na8-10Al6Si6O24S2
価格:5,000円~

製作事例

天然ペリドット

8月の誕生石に相応しく、爽やかな緑が人気の宝石です。

特徴

マグネシウムや鉄分を含むカンラン石に分類されます。マグネシウムが多いと黄緑に、鉄分が多いと黒に近くなります。
その色味からシルバー925製もゴールド製にもよく合い、絶妙なコントラストを見せます。

硬度:7.0/比重:3.3/組成:Mg2SiO4
価格:20,000円~

製作事例

天然ルビー

「宝石の女王」とも呼ばれる程に有名な7月の誕生石です。

特徴

コランダム系の鉱物で赤をルビー、それ以外をサファイヤと呼びます。
ミャンマーやスリランカ等のアジア諸国で産出されます。鮮やかな見た目にする加熱処理が行われているストーンが多く、非加熱のルビーは鳩の血を意味する「ピジョンブラッド」と呼ばれます。

硬度:9.0/比重:4.0/組成:Al2O3(酸化鉱物)
価格:50,000円~

製作事例

その他の天然石

Philip College Ringでは複数の宝石問屋と提携しております。お客様のご要望に合わせて複数の天然石をご提案差し上げます。

またお持ち込みのストーンをお載せする「リフォームジュエリー」も承っております。
お問い合わせは以下からお気軽にお寄せください。

天然石の裏話

天然石の名称や価値

天然石は個体ごとに色や濃さが異なり、同じ宝石でも様々な名称があります。それはなぜでしょうか。
天然石の名称や価値を決める要素は様々ございますが、ストーンの原石を見ると理由が見えてきます。

ストーンの原石から考える

以下の画像は観光地の土産物屋の軒先でよく見かけるアメシスト(紫水晶)の原石の一部です。
ストーンによって組成は異なりますが、このように部位によって色や透明感が異なるのです。

サファイヤにおいては…

例えばダイヤに次いで高級と言われるサファイヤ。
こちらは「透明感がある濃い青」が最も希少価値が高く「ロイヤルブルーサファイア」と呼ばれます。そのため弊社人工サファイアも「ロイヤルブルー」の色味(濃い透明感のある青)となっています。

青が濃くなり黒に近くなると「ダークブルーサファイア」と呼称されるようになり、更に濃く黒に近くなると「ブラックサファイア」と呼ばれます。

ちなみに国内においては「ロイヤルブルーサファイヤ」はミャンマー産で一定の色のみが呼称可能です。
「シャンパン」のような形式ですね。

天然石の価格事情

こちらは宝石全般の金額に関するお話です。
昨今の円安・原材料高で宝石価格も高止まりしております、というのは一般的なお話です。 これに加えて宝石は「ウクライナ侵攻」「コロナ禍」のダブルパンチで価格が高騰しています。

ウクライナ侵攻の影響

サファイアの一大産地はミャンマーですが、宝石全般ではロシア産が大きなウェイトを占めています。
ウクライナ侵攻以降はロシア産の宝石類は禁輸されておりますので供給が絞られ、価格高騰を招いています。

コロナ禍影響

またコロナ禍において渡航制限の期間がありましたので、宝石全般(特にカラーストーン)の供給が細っています。
国内ではほぼ宝石は採取できない上に、ダイヤモンドのような統一された規格がないカラーストーンは現地調達が多く、バイヤーが渡航できない期間があったために供給制約から価格が高騰しました。


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