保管場所:
直射日光や湿気の多い所は避けてください。色焼けやベタツキ、カビの原因になります。ヨーロッパで作られた製品は、日本のような湿度を計算して生産しておりません。 雨天に使用した後などは特に乾いた布で雨水や汚れを拭きとってから保管してください。(ぬれた布で拭くとシミの原因になります) 保管場所は風通しのよい暗室が適しています。時々陰干ししてあげると長持ちします。
エナメル素材のものは、色移りなどを防ぐために布袋などに入れて保管しましょう。

型くずれを防ぐためにもバッグは必ず立てた状態で中に薄紙などをつめて保管しましょう。




保管場所:
電子レンジやテレビの上などはNG。電化製品のもつ磁気が時計の精度を狂わせてしまいます。 また直射日光は文字盤の色焼けを引き起こします。湿気も油切れや放電の原因となりますので通気性のよい日陰で保管してください。
【クォーツ時計】
電池は約2年が寿命と言われています。当店では現状作動しているものは、そのままの状態で販売いたしますので、 残り寿命は様々です。時計が止まってしまったら早めに電池交換をしましょう。 放置しておくと、電池が液漏れしてしまったり、油切れで錆びがでたりと故障の原因になります。

【機械式時計(オートマチック、手巻)】
歯車の歯先の摩擦や油の経年劣化が故障につながります。 使っていない場合でも2~4年に1回はオーバーホールを行いましょう。
※機械式時計の場合、日差は約10~20秒あるのが一般的です。 これよりも大幅にずれる場合はメンテナンスする必要があります。
【金属バンド】
使用後はたまに水洗いし、よく水分を拭きとってください。 柔らかい歯ブラシで磨くと隙間の汚れもよく落ちます。この際、時計のケース本体が水に濡れないよう十分ご注意ください。 金無垢は当店でも販売している“ポリマール”で軽く拭くと艶が戻ります。 ただ金製品はステンレスなどに比べやわらかいためキズや凹みができやすいので、 なるべく自分でお手入れせず、専門店に持ち込んでメンテナンスしてもらいましょう。
※ツヤ消しのものには“ポリマール”は使えません。
【革バンド】
雨や汗により、シミや変質が生じます。劣化したものを元に戻すことはできないので、 なるべく暑い日や雨天には使用を控えましょう。 消耗品とわりきって、色違いや異素材のベルトに付け替え、楽しむのも手です。




保管場所:
はずした後はセーム皮などやわらかいものでそっと拭いてください。 宝石どうしがぶつかって傷にならないよう、なるべく個別に箱などに入れて収納してください。 琥珀やべっ甲は防虫効果のあるケースが好ましいです。
【パール】
汗や酸に弱いため、夏場はなるべく使用を控えましょう。 果物の汁や酢も変色の原因となります。使用後は汗や油を拭きとってください。 当店でも販売している“真珠てりクロス”も有効です。
【ダイヤモンド】
非常に硬度が強く丈夫な宝石ですが、油脂がつきやすく、油で輝きが失せてしまいます。 やわらかい歯ブラシや綿棒で丁寧に磨くか、超音波洗浄を行うといいでしょう。 ただどちらの場合も、留めのゆるんだダイヤがないか十分注意してください。 落下して紛失してしまう心配があります。
【パール、さんご、トルコ石、ラピス、オパール、琥珀など】
硬度が低いのでちょっとした衝撃で破損する恐れがあります。 優しく取り扱い、使用後は軽く乾いた布で拭いてあげてください。 これらの石は超音波洗浄を行うとてりを失うなど、宝石の品質を落とします。 絶対に使用しないでください。
【エメラルド、ヒスイ、アメジストなど】
化粧品、ヘアスプレー、除光液など油分や酸性のものに十分注意しましょう。 ご家庭ではセーム皮で軽く拭くくらいにとどめ、お店に預けてクリーニングしてもらうのが一番です。
【銀製品】
酸化しやすいため、ただ置いておくだけで黒ずんできます。液体やクロスタイプのシルバー専用クリーナーでお手入れすると アッという間に元のような色を取りもどします。当店でも販売している“speedip”もオススメです。