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◆アレルギーとは?
動物病院にいくと、「アレルギー」の患者さんが非常に多いことに驚きを感じます。簡単な言葉だけど様々な影響をもたらすこの言葉。そもそもアレルギーとは何なんでしょうか?
私たち人間も動物も、体は細菌やウィルスなど外部から侵入してきた異物から自己を守るしくみ(=免疫反応)によって防御されています。
その一方で、多くの人が異常な反応を示さない物質に対して、過剰な、あるいは不適切な免疫反応が起こることがあります。これを「アレルギー」と呼びます。
人間で典型的なのが「花粉症」です。花粉を吸い込むことによって、くしゃみや鼻水・涙が出たりします。
ワンコにはどんな反応が出るか?
ワンコの場合には、圧倒的に皮膚炎のケースが多いそうです。体を掻きすぎて毛が抜けてしまったり、出血してしまっている子も見かけますよね。
◆アレルギーの原因は何なのでしょう?
アレルギーを引き起こす物質をアレルゲンといいます。代表的なものは3つあります。
(1)食べ物に含まれるもの (2)花粉
(3)室内のほこりやカビ
これらの物質が重なり合って、自分の許容量を超えてしまったときにカイカイが出るのです。
◆春から夏にかけてカイカイが出やすいのはなぜでしょう??
この時期は、アレルギーの原因物質が多くなる時期でもあります。
春先には、人間も花粉でずいぶんやられますよね、、、梅雨時期になれば、ジメジメしてカビが発生し、窓を閉めていればハウスダストが増えます。
地面の近くで生活しているワンちゃんにとって、花粉やホコリは吸いやすいものです。こんなときは特に食べ物の注意が必要です。
◆カイカイの原因を調べることはできるのでしょうか?
多くの動物病院ではこんな検査をされているようです。
<除去食試験>
カイカイの原因が食べ物にあるかどうかを調べるために、特別な食物だけを1〜2ヶ月あげてみる検査です。
<血液検査(リンパ球検査・IgE検査など)
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血液からアレルゲンを調べます。但し、この検査はアレルゲンを特定するものであって、カイカイの原因を特定するものではないようです。また、検査時期によって結果が異なったりもしますので、先生からのアドバイスが大切です。
◆アレルギー反応が出ない食事を食べ続ければそれで問題ないんでしょうか?
よく牛肉と鶏肉がダメだからラムにした⇒ラムもだめになったからカンガルーにした⇒次もだめになった、、、、と、食べるものが無くなってしまったという電話をいただきます。
もちろん反応が出る食材を避けるというのは手だと思いますが、フードに使用している素材にも気を配ってみてください。
保存料などに含まれる化学物質を多く取りすぎると体内にそれらが溜まり、反応が出やすくなってしまう子も多いようです。
こういう子でも、人間用のラム肉を手作りであげたら問題ないということもあります。
ドッグフードは、豚や牛にあげる飼料のように人間と食物連鎖を起こさないものだから、使っていい材料に関する取り決めは緩やかです。
やはり大切なのは、自然に近い状態のものをあげることだと思います。
◆私たちが、アレルギーのわんこにできること
私たちは獣医師ではありません。直接ワンコを見ることもできません。まずは先生の指導に従ってください。
私たちはドッグフードのプロです。
飼い主さんから状況をうかがい、ワンコにあったお食事を選ぶお手伝いなら、お任せください
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