2022.05.17
ぬいぐるみ大好きっ子を子育て中のお母さま、お父さま！
ぬいぐるみを抱っこして出かけたがるお子様 きっとたくさんいらっしゃいますよね。
でも、大事なぬいぐるみを落として汚してしまったり、無くしてしまったり、はたまたお出かけ帰りはお母さんのカバンに突っ込んできたり。ちょっと困っちゃうことありませんか？
そんな時に使えるのでは！と、ぬいぐるみをポシェットみたいに持ち歩けるお洋服を試作してみました。
両手が空くので、小さなお子様にぴったり♪
背中をかぎホックで留める、ラップスカートタイプです。
ちょっと時間と手間はかかりますが、とっても可愛いですよ！
作り方を詳しく載せておりますので、ご興味のある方、ソーイング好きな方、ぜひ作ってみてください。
ではさっそくー♪
準備するもの（身長22cmくらいのクマの場合）
今回は、プティルウの3Sサイズのクマちゃん［ディアテディ ポージングベア］用に作ってみます。
身長22cmくらいのクマです。
大きさやヒモの長さは、ベアの体型、お子様の体型に合わせて適宜調整してくださいね！
- ・本体用生地（12cm×50cmくらい）
- ・肩紐用生地（7cm×110cmくらい）
- ・胸元用生地（6cm×25cmくらい）
- ・かぎホック 1つ
- ・お好みで、リボンやチュールなどの飾り
道具は、ミシン、アイロン、ハサミ、まち針などを使います。
作り方
ではでは、準備ができたところで早速作っていきましょう♪
１）裾になる部分を三つ折りする
まず本体用生地の裾を5mm幅の三つ折りにし、アイロンをかけます。
折った端ギリギリを縫います。
2）ギャザーをつくる
上から幅5mmのところに縫い目の荒いミシンをかけ、下糸を引っ張って、胸元用生地と同じ幅までギャザーを寄せます。
3）胸元用生地を折っておく
胸元用生地を半分に折り、アイロン。
そして次に上下を1cmずつ内側に折り、アイロンで押さえておきます。
4）胸元の生地を取り付ける
ここが一番難しい箇所かもしれません。
ここを乗り越えれば、あとは難しい所はないので頑張ってください！
まず、折った生地の片側を開いて、本体の表側に中表に合わせて、折り目の上を縫います。
次に、ぐるっとテープを裏に返し、まち針で留め、表側からミシンをかけます。
この時、落としミシンといって、表側から生地の切り替え部分ギリギリの際を狙って縫ってください。
この時、裏側の生地に縫いもれ部分ができないよう、気をつけてくださいね！
ギャザーがきれいに出るように、目打ちなどで整えながら縫いましょう。
ほら、ここまでできました！
5）布端を処理する
左右両側の布端を処理します。
ロックミシンかジグザグミシンで端をかがり、裏側にひとつ折って縫い止めます。
布端の生地が分厚くならないようにこのような処理にしていますが、三つ折りでも大丈夫です。
6）かぎホックをつける
クマちゃんのウエストサイズに合わせて、かぎホックを取り付けます。
下側に棒状の方、上に重ねる方にかぎ型をつけるようにしてください。
ちょっと胴体がギュッとなるくらいに取り付けたほうが、外れにくいですよ！
7）肩紐を作る
紐用の生地も、胸元用生地と同じ要領で4つに畳んでアイロンで押さえ、端ぎりぎりを縫います。
輪になっている方にも同じようにぎりぎりにステッチ（コバステッチ）をかけておきます。
８）ちょうど良い位置に肩紐をつける
さあ！ラストです！
最後の工程ですが、段階がいくつかありますのでお気をつけください！
まず、クマちゃんにスカートを巻いてホックを留めてみて、ちょうど良い位置に肩紐をまち針で留めて…
表側から胸元生地の際を落としミシンで縫います。縫い目が見えないのできれいです。
裏から見るとこんな感じ
上端は、糸が見えないようにかがります。
次に、背中側にヒモを渡したら、ちょうど良い位置で折り、胸側と同じように縫い留めます。
こんな感じで折って、裏側に縫いとめます
この段階で、裏から見ると↓こんな感じ↓になっていればOKです！
最後に、肩のてっぺんから背中側に1cmくらい下のところの肩紐を合わせて縫います。
さしを当てている、このへんを縫おうかな
こんなかんじ。
これで全て縫い終わりました！
できあがりー！
わー！できました！
どうでしょう♪
かわいくないですか？＾＾
これで、ごきげんにぬいぐるみを持ち歩いてくれるはず！
両手がフリーになるので危なくないし、なくすこともありませんね！
後ろから見るとこんな感じ。
お出かけしないときは、紐をまとめてスカートの中に入れ込んでおけば、普通のお洋服に見えますよ！
【※注意※】
首から下げるタイプですので、遊具などで遊ぶ時は必ず外すことと、必ず大人の目があるところで使うようにしてくださいね！
いかがでしたか？＾＾
ちょっとこの作り方が難しそう、という方は、生地を筒縫いにしてウエストにゴムを通し、紐を取り付けるだけでも可愛いと思います。
ぜひ、お気に入りの生地で試してみてくださいね！