和金系

金魚の中でも最も一般的な種類の「和金」。
スラっとした流線形の体形が特徴です。

和金 金魚すくいの金魚としても知られています。 和金の尾びれは品種改良が行われており、フナ尾、三ツ尾、桜尾などの種類があります。	朱文金 スマートな体系に、長く伸びた吹き流し尾が美しい金魚です。 水質や水温への適応力が高く、飼育しやすいのも魅力です。	コメット 遊泳力が高く、彗星のように泳ぎ回る姿からコメットと名付けられました。 長いヒレで泳ぎ回る姿はとても優雅です。	地金 和金の突然変異で、孔雀尾と呼ばれるXの形に開いた尾が特徴です。 飼育難易度が高く、流通が少ないので希少性が高い金魚です。

琉金系

和金と同じく金魚の代表種として親しまれている「琉金」。
体高があり、丸みを帯びた体形が特徴です。

琉金 丸みのある体系が特徴です。 赤(素赤)、赤白(サラサ)の体色が一般的です。	出目金 名前の通り、目が大きく飛び出した金魚です。 飼育時には、目が傷つかないようにレイアウトや混泳に注意しましょう。	蝶尾 出目金と同じく目が突出していますが、尾ビレが一番の特徴です。 上から見ると蝶のように尾ビレが開くことからこの名前で呼ばれています。	土佐錦 大阪ランチュウと琉金の交配によって作出されたといわれています。 優雅な尾ビレが特徴の金魚ですが、飼育難易度が高く玄人向けです。

ランチュウ系

背ビレのないまんまるの体形の「ランチュウ」。
頭の肉瘤が特徴的です。

ランチュウ 「金魚の王様」とも呼ばれている筒形の迫力のある体型の金魚です。 ランチュウは上から観賞するのが基本です。	江戸錦 短い尾ビレを持ちます。 赤・白・黒・浅葱色のモザイク透明鱗が特徴です。	水泡眼 目の部分にリンパ液で満たされた水泡がついた奇抜な見た目の金魚。 その見た目から「バブルアイ」とも呼ばれています。	頂天眼 目が上向きにつく特徴的な金魚です。 背ビレがなく、とても個性的な見た目です。

オランダ系

頭の肉瘤が特徴的な「オランダ」。
琉金よりもやや体は長めで、背ビレがあります。

オランダ獅子頭 江戸時代に中国から日本へ輸入されてきた金魚です。 当時鎖国状態だった日本は珍しいものに「オランダ」という名前をつけていたことが由来です。	東錦 オランダ獅子頭に似た体型で、体色は赤・白・浅葱が入ります。 長めのヒレが優雅な印象です。	青文 銀色の体色が綺麗な金魚です。 透け感や落ち着きのある体色がとても美しいです。	茶金 中国から輸入された茶褐色の金魚。 渋い色合いで、チョコレートオランダとも呼ばれます。