PC Diagnostics



■ 大手CPUメーカーの開発工程で活躍

■ マザーボードの設計ミスを的確に発見

■ メモリーメーカーの開発工程で活躍

■ リースバックビジネスの効率化を図る

■ アマゾンの奥地でも活躍するULTRA-X

■ スペースシャトル開発の一助を担う




■ ■ 大手CPUメーカーの開発工程で活躍するULTRA-X ■ ■

●開発工程で活躍するULTRA-X Products

ULTRA-Xの本社所在地のシリコンバレーはCPUメーカーの本拠地としても有名ですが、それらの大手CPUメーカー各社のCPUやチップセット、マザーボードの開発工程でULTRA-Xの製品群が活用されています。

まったく新しいチップセットの開発においてメモリー、DMA、PCIバス、BIOSなどテストすべき項目は想像を絶する量になります。アナライザーやオシロスコープを使ってこれらをテストすることも可能ですが、プローブ端子があてられないくらい微細な場所が多数あり、かつアドレスライン1つとってみてもポイントすべき場所は膨大です。

P.H.D. PCI を使うことによって、これらの作業を効率よく、かつ、正しく行なうことが可能になります。

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■ ■ マザーボードの設計ミスを的確に発見したULTRA-X ■ ■

●あるマザーボードメーカーの致命的な設計ミス

台湾に本社を置く大手マザーボードメーカー製のある型番のマザーボードの設計ミスを当社のP.H.D. ISA が的確に発見しました。

●単純な設計ミスが信頼を失う

問題となった部分はDMA(Direct Memory Access)です。各DMAラインはマザーボード上でプルアップされている必要がありますが、このマザーボードの設計者はそれを忘れてしまい、スペック通りに設計されていないまま出荷されてしまったそうです。

その結果として、DMAを使うサウンドボードやキャプチャーボードが正しく動作しないという問題を引き起こしました。厄介なことに、電位が不安定なままでもいくつかのサウンドボードは動いたりしますので、原因がマザーボード側の設計にあることに気がつきませんでした。

著名なハードウエア系のWebサイトでもDMAまわりの設計が正しくないようだというレポートもあがり、最終的にこのメーカーはULTRA-XのP.H.D. ISA を使いDMAが正常に動作していないことを確認し、マザーボードの設計をやり直しました。

●互換性確保のためにP.H.D. ISA/PCI

この教訓の後から、このマザーボードメーカーの設計部門では設計の初期の段階でP.H.D. ISA/PCIを使うことで設計ミスの再発防止と設計品質の維持を行なうようになりました。

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■ ■ メモリーメーカーの開発工程で活躍するULTRA-X ■ ■

●高速化するメモリー

RambusメモリーやDDRメモリーなどメモリーの高速化が進んでおり、メモリーチップもメモリーモジュールの開発も複雑になっています。

PCB(Printed Circuit Board:プリント基板)上のラインの引き方ひとつでノイズが発生したり、タイミングの問題を引き起こします。また、マザーボードに装着するとさらに状態は複雑になります。

しかし、最終的なエンドユーザーはパソコンという完成品の形で利用するので、この状態で正常に動作するかを確認、保証する必要があります。

R.S.T.はこうした目的で多くのメモリーメーカー、メモリーモジュールメーカー、パソコンメーカーに高い評価を受け広く採用されています。

 


■ ■ ■ リースバックビジネスの効率化を図るULTRA-X ■ ■ ■

●リサイクルビジネスに活用されるULTRA-X Products

米TechSmart.com社はリース会社と提携し、企業から定期的かつ大量に戻ってくるパソコンをWeb上でオークション販売し著しく業績を上げています。

リースバックされてくるパソコンは、全く動かないものから完全に動作するものまで実に様々です。同社の成功の秘訣はそうしたパソコンを受け入れてからテスト、クリーニング、箱詰め、Web掲載までのプロセスを標準化し効率的に運営できる体制にあったと言えます。

このプロセスのなかのテストにULTRA-XのQuick Tech Pro 2000が採用されています。誰でも簡単に同じレベルでテストが行なえるようになり、プロセスの標準化に大きく貢献しました。

将来計画では、Quick Tech Pro 2000が生成するテスト結果やシステム情報をHTML化し、かつ自動的にWebサイトに掲載する予定ということです。

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■ ■ ■ アマゾンの奥地でも活躍するULTRA-X ■ ■ ■

●自家発電で電力が供給される地域

南米ブラジルの奥地、アマゾン川上流地域でULTRA-Xの製品が活躍しています。そこは電力会社がなく、自家発電でパワーを供給するような地域ですが、パーソナルコンピュータが使われています。

●パソコンの寿命は2年以下

そのエリアではパーソナルコンピュータの寿命は長くても2年以下で、場合によっては1年で仕えなくなってしまうこともあります。(チンパンジーがフロッピードライブにバナナを挿入するからではありません)

アマゾン流域では非常に高温かつ多湿なので、コネクターやチップなどの金属部分にカビや錆びが発生しやすいのです。HDDのヘッドやディスクも同様な危険にさらされています。

●メンテナンスに使われるQuick Tech Pro 2000

そんなアマゾン奥地でULTRA-XのQuick Tech Pro 2000が活躍しています。そこではシステム担当者が1週間に1度の頻度でQuick Tech Pro 2000を使い、異常がないかをチェックしています。

もし、メモリー不良が検出されたならば、メモリーを取り出して端子部分をクリーニングします。もし、HDDの不良が検出されはじめたならば、直ちにバックアップ作業に入るといった具合です。

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■ ■ ■ スペースシャトル開発の一助を担うULTRA-X ■ ■ ■

●宇宙空間で様々な実験を行なうスペースシャトル

スペースシャトルは宇宙空間で様々な実験を行なっていることは有名ですが、それらの実験には当然ながら計測器やPCなどが使われているケースが多いそうです。

そこに搭載されるPCやPCベースの測定器やコントローラーは事前にある特殊なテストを受けているそうです。それは放射線によって機器が誤動作するかどうかのテストです。

安全性を高めるためのQuick Tech Pro 2000

Quick Tech Pro 2000を実行させながら、メモリーやCPU、キャッシュなど、様々な部分に放射線を照射してテストが繰り返されるそうです。

放射線の強さを段階的に変化させたり、照射する範囲をスポットにしたりもするそうです。そうしたテストのなかで、どのくらいの強さの放射線を受けると機器やPCが誤動作するのかのデータを収集するということです。

機密性が高いことと、非常に危険なテストであることから、ULTRA-Xが直接その現場に立ち会ったことはありませんが、このようなストレステストにもULTRA-Xの製品が使われています。


株式会社ウルトラエックス 正規代理店

 

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