テレワークに最適な液晶モニタ選び




テレワークや在宅勤務で会社から支給されているノートPCやタブレットPCに液晶モニタを接続したいというお問い合わせが増えております。

液晶モニタには様々なタイプがあり、使用しているノートパソコンやタブレットに適したモニターでないと接続が困難であったり、接続したが画面が思うように表示されないというトラブルも増えております。

そこで当店失敗しない液晶選びを企画しました!!

失敗しないコツ1 使用するノートパソコンやタブレットを知る


お手持ちのPCの液晶の解像度、アスペクト比、接続できる端子を事前に調べます。

この情報はメーカーのサイトの仕様欄にあります。下の図はとあるメーカーのノートパソコンの仕様ページとなります。



赤く囲った部分が事前に調べる箇所となります。

仕様書によると、このパソコンの場合、解像度は1920×1200アスペクト比は16:10接続できる端子はアナログRGBとHDMIという事になります。

失敗しないコツ2 ノートの内蔵の液晶と同じ解像度、アスペクト比の商品を選ぶ


お手持ちのPCの仕様を確認したとことで、次は製品の候補を選びます。

失敗しないコツ3 接続する端子を選びます。



VGA

昔からあるパソコンの標準的な端子です。

信号はアナログ信号となり、調整が必要となります。

DVI-D

こちらも昔からある端子です。

デジタル信号の入力となり、HDMIやDPから信号の変換を行い入力することができます。

DP

主に海外製のパソコンに多く装備されている端子となります。

パソコン側にDPがある場合はDPの他DVI-DやHDMIに変換することができます。

モニター側がDP入力の場合はDP端子からの信号しか(DVI-DやHDMIからの変換は不可)入力することができません。

またモニタにスピーカーがあれば音声伝送もできる規格(モニター側がDVI端子の場合は不可)となります。

HDMI

こちらは家庭用映像機器の主流となる規格となります。

パソコン側がHDMIの場合、HDMI、DVI-Dのモニターに接続できます。DP端子があるモニターへの接続はできません。

またモニタにスピーカーがあれば音声伝送もできる規格(モニター側がDVI端子の場合は不可)となります。



使用できる組み合わせは以下組み合わせとなります。

PC側
モニター側
接続ケーブル
付属のケーブルにて使用可能
※VGA端子が無い場合は付属しません
HDMIケーブル 1,100円
DVI-HDMIケーブル 2,200円
DVI-DVIケーブル 1,100円
HDMI-DVIケーブル 2,200円
DP-DPケーブル 1,100円
DP-DVI変換ケーブル 1,650円
DP-HDMIケーブル 2,200円
市販のケーブル(サンワサプライ製KC-ALCHD10等)をご利用ください。
市販のケーブル(サンワサプライ製KC-ALCDP10等)をご利用ください。
市販のケーブル(バッファロー製BSUCC312P3A10BK等)をご利用ください。
市販の変換ケーブル(バッファロー製BSDCDA15等)または変換アダプタ(サンワサプライ製AD-DV02K等)+VGAケーブル をご利用ください。

以下の組み合わせでは原則使用できないとお考え下さい。
変換ケーブルは市販で販売されておりますがトラブルが多いため当店ではサポートいたしかねます

また、USB TYPE-C端子でDP Alt Modeに対応していない端子は映像信号を出力する事ができませんのでご注意ください。

PC側
モニター側
注釈
信号変換を伴うため画質が劣化する(アナログからデジタル)
信号変換を伴うため画質が劣化する(アナログからデジタル)
信号変換を伴うため画質が劣化する(アナログからデジタル)
信号変換を伴うため画質が劣化する(デジタルからアナログ)
信号変換を伴うため画質が劣化する(デジタルからアナログ)
信号変換を伴うため画質が劣化する(デジタルからアナログ)
信号変換を伴うため画質が劣化する(デジタルからアナログ)
デジタル同士ですが取り扱う信号が異なるため複数の特殊な変換器が必要です
デジタル同士ですが取り扱う信号が異なるため下記注意事項のアダプターのみ動作検証済
HDMI→DPにつきましては左記の変換アダプター
(サンワサプライ製 ad-dpfhd01) +DPケーブル
で使用可能であることを確認しております。
※ただし、すべての組み合わせで使用できるものでは
ございませんし高価な為おすすめはしません