自分の正確な視力を知るためには、眼科での検診が必要ですが、
簡単に老眼チェックをする方法もあるのでご紹介します。
まず、目のピントが一番近く似合う距離を「近点」、遠く出会う距離を「遠点」と言い、
この近点〜遠点の間が、皆さんが見ている(見えている)域だとお思いください。
※目の病気や左右の度数が大きく異なる場合では、実際に異なる結果になることがあります。
また近視や乱視が強い方は、この検査では老眼度数を調べることができませんので眼科を受診してください。
老眼で問題になる、一番近くでピントは合うところ「近点」を知る簡単な方法をお教えいたします。
まず、右図のように人差し指の腹を向けて目の直前にかざしてください。
そして人差し指を手前からどんどん遠ざけてください。
そうすると、人差し指の指紋がくっきり見えるところ(ピント)が合うところが出てきます。
そこがあなたの近くが見える距離。つまり「近点」です。
一般的には、人差し指の指紋が見える距離(近点)が30cm以上離れると老眼鏡が必要と言われています。
近視の方は、眼鏡をかけている状態と裸眼の状態でピントの合う距離に違いがあることで驚かれることと思います。皆さんもぜひ一度試してみてください!!
※近点の距離には個人差があります。上記の数値はあくまで目安です。目のピントが合う場所が30cmを越えると、日常生活で近くが見えづらいと実感し、老眼と呼ばれるようになります。
日常生活の中で上記ような症状を頻繁に感じたら、老眼が始まってきた可能性があります。老眼や老視といった症状は年齢を重ねることで誰にでも起こりえる生理的な現象であり、老化現象の一種です。
40歳を越えると老眼の症状が出る方が多くなります。
早い方で30歳後半から、遅い方でも50歳を過ぎたころには老眼の症状が現れます。
従って、40歳代であれば老眼鏡を考えてもおかしくない年齢と言えます。
40〜48歳 ・・・ +1.00
45〜53歳 ・・・ +1.50
50〜58歳 ・・・ +2.00
55〜63歳 ・・・ +2.50
60歳以上 ・・・ +3.00
年齢別で一般いる的に言われて平均的な度数とされていますので、あくまでも参考にしてみてください。
以下の「老眼度数自己診断表」をA4サイズで印刷してください。
印刷したものを、約30cm離れたところから見て、
読みにくくなった文字の度数があなたの「おおよそのほ老眼度数」です。