必殺錆封じ


必殺錆封じ 防錆


必殺錆封じしか出来ない3つの機能

必殺錆封じは、薄膜ですが、内部まで信透し錆を止めます。



まだまだあるある!特長をチェック!!

錆封じのメカニズミ

用途 空港関連施設
格納庫・誘導灯・整備工場・レーダー塔
船舶関連
コンテナ・フェリー乗り場・港湾施設
建物
マンション・ビルの非常階段
酪農関連
牛舎・豚舎・養鶏場
陸上交通
電車・自動車・信号機・橋梁
工業関連
製造機械・工作機械・重機・各種溶接加工品
遊技施設
ブランコ・滑り台・運動施設

錆転換剤との違い

錆転換剤との違いの写真

必殺錆び封じの塗布
必殺錆び封じの塗布の写真 一見進行しているように見えますが、赤く見える部分は、塗布時に浸透し固まった赤錆です。

錆転換剤のように黒くなりませんが、表面に溶剤でも溶けない強固な膜を形成しています。
三種ケレンをした状態

錆転換剤塗布

錆転換剤塗布の写真 錆転換剤は、浸透性が無いため、表面の赤錆のみ黒錆に転換します。しかし、下部には錆が生きており、塗料を通して水・空気にあたり錆の進行が始まります。

また、塗布後乾燥時間が長いこと、乾燥後の作業に水洗いもしくは目荒しを要するため、再度錆の発生要因をつくることとなります。

施工事例
東京湾フェリー車両乗船口
東京湾フェリー車両乗船口の写真1 東京湾フェリー車両乗船口の写真2
東京湾フェリー車両乗船口の写真3 東京湾フェリー車両乗船口の写真4
必殺錆封+FC防水

高齢者施設室内プール
高齢者施設室内プールの写真1 高齢者施設室内プールの写真2

柏谷公園 外灯支柱
柏谷公園 外灯支柱の写真1 柏谷公園 外灯支柱の写真2
柏谷公園 外灯支柱の写真3 柏谷公園 外灯支柱の写真4



塗布可能な被塗物
被塗面 適正
スチール鋼板
ステンレス(SUS304)
アルミニウム(A1050)
化成被膜(ボンデ)
亜鉛メッキ鋼板
焼付塗装塗膜
溶融亜鉛メッキ




上塗り塗料適性
塗料 適正
アクリルウレタン4:1
速乾アクリル10:1
アクリルラッカー
弱溶剤塗料二液型
エポキシ塗料二液型 ◎*1
フタル酸エナメル
合成ペンキ
水溶性塗料 ○*2
*1錆封じ完全硬化、サンディング後に上塗り塗布。
*2必殺錆封じ完全硬化 サンディング後




錆転換比較表
商品名 乾燥性 塗布後処理 硬化後
シーラー効果
パテ付け性 上塗り塗布後
経時変化
溶接箇所防錆
一般水性タイプ × 水洗い - ×
一般一液溶剤タイプ 塗りっぱなし ×
一般水溶性タイプ 塗りっぱなし × × × ×
必殺錆封じ 塗りっぱなし
備考

硬化被膜面は
溶剤で侵されない。
直接塗布でき、補修塗膜、フェザーエッジ面のリフティングがでない。 ◎2年以上
○ 1〜2年
×半年〜1年
半自動溶接
アーク溶接

使用方法
  • 浮錆の発生箇所は三種ケレン(ワイヤブラシ)以上の浮錆除去作業を行って下さい。
  • 錆面と周囲の塗膜面を#120程度のペーパーでフェザーサンディングした後、エアーブローでダストを除去して下さい。
  • 使用する前によくふり必要量を別な容器に取り、錆面を中心にサンディング部分に原液のまま刷毛、スプレー等で塗布して下さい。(残液は元の容器に戻さないで下さい。)
  • 刷毛、ローラー及びスプレーガンは使用後すぐにラッカーシンナーで洗浄して下さい。
  • ポリエステルパテを使用する場合には、常温(20℃,60%)で30〜40分経過してからパテ付けする事ができます。 パテ付け時、被塗面にヌメリがある場合、乾いたウエスで拭き取り多少タックがある状態にしてから作業して下さい。
  • 上塗り塗装(水溶性塗料を除く)をする場合には、常温(20℃,60%)で2〜3時間経過後、塗布面に多少タックのあるうちに塗装して下さい。(塗布面が完全に硬化した場合には、被塗面を軽く研磨してから塗布して下さい。)
    硬化の遅い塗料を上塗りした場合、多少ブリード状態が出る場合がありますので、一度塗りで終わらせず乾燥時間を取り、二度塗り以上行うようにして下さい。


使用上の注意
  • 湿度が80%前後になった場合、金属面に結露状態がおこる場合があります。
    この様な場合、乾いたウエスでよく拭き取りパテ付け、塗装作業を行って下さい。
    (結露状態の上にパテ付け塗装を行った場合、密着不良、塗膜のかぶりの原因となります。)
  • 旧塗膜が完全硬化したラッカー、合成ペンキ等の場合、必殺錆封じを塗布した時に被塗面の一部を溶解させる事がありますが、常温(20℃,60%)3時間以上放置する事で耐溶剤性の高い塗膜を形成する事が出来ます。
  • 容器は冷暗所に保管して下さい。開封後は早めに使い切って下さい。
  • 上塗り塗装を行わない箇所、特に溶剤で溶けやすいプラスチックや硅カル板等の多孔質素材面がある場合には、養生をしっかり行って下さい。
  • 必殺錆封じは経時後 黄変する事があります。クリヤーなど透明度の高い塗料の下に使用する事は避けて下さい。
  • 必殺錆封じの上にエポキシ系塗料を塗装する場合には、技術開発部までお問い合わせ下さい。


性状
項目 性状
外観 淡茶色液体
比重 0.94(25℃)
標準塗布量 赤錆面 0.1kg/m2
作業性 刷毛・ローラー・スプレーガン
指触乾燥 2時間(20℃,60%)
貯蔵安定性 6ヶ月間異常なし(20℃)


塗膜性能試験データー
項目 試験内容 結果
促進耐候性 サンシャインウェザーメーター 2,000時間 異常なし
付着性 1mm×1mmのゴバン目セロテープテスト 100/100
耐水性 水道水 20℃ 240時間浸せき 異常なし
耐塩水性 5%塩化ナトリウム 35℃ 120時間 異常なし
耐酸性 20%硝酸 20℃ 10時間浸せき 異常なし
耐アルカリ性 20%水酸化ナトリウム 20℃ 10時間浸せき 異常なし
※耐溶剤性 ラッカーシンナー拭き 40回 合格

被塗物 SECC(磨き鉄板)1.2×100×150mm
塗装工程 1.被塗面脱脂後#120肌調整
2.必殺錆封じ塗布(※は2の工程まで)
3.自然乾燥 2時間 表面ウエス拭き
4.上塗り アクリルウレタン10:1
テスト 自然乾燥7日後