「表面側は基本的にスウェード同様のお手入れを!」
その圧倒的な暖かさで活躍してくれるムートン。
高価でもあるこの一生モノの相棒をしっかりとメンテをして永く愛用しよう!

【対象アイテム】■AVIREX B-3等のムートン素材に付いてのお手入れ方法です。
毛皮の反対側の面を起毛させてスウェードにした一枚革です。その上から着色とコーティングを施しているので、当初は起毛感があまりありません。
以下の要領でお手入れ下さい。
 
 表面の状態に合わせたメインテナンスをする。
表皮の状態に合わせたメンテが必要です。表面が羊毛の表皮部分を起毛させたものならスウェードと同様のケアが必要。

 内側は毛皮だと言う事を忘れない!
裏地の場合にはあまりメンテの必要がない内側だが、ムートンの場合は毛皮なのでメンテが必要になってくる。 

 保管はカビに気を付けて
ビニールやナイロンのカバーをかけて保管すると通気性が悪く、きちんとした陰干ししていなかった場合には衣類に残っていた湿気がこもり、カビの原因になります。カバーを使う際は、通気性のいい不織布のものをご使用下さい。

 
ソフトナッパ
(保革・防水用)
ブラシ
(清掃・仕上げ用)
  スウェード
フレッシュ
(栄養・防水用)

■AVIREX B-3の場合のお手入れ方法
保革 表面が起毛していたら・・・ 内側はブラッシングで
表面のコーティングが残っている間は、乾拭きする程度でも大丈夫ですが、さらにコンディションをキープするなら、ナッパケアスプレーをご使用下さい。油分の多いオイルなどを使用すると、シミになる場合もありますので、気を付けて下さい。

コーティングが取れ、起毛状態になってきた場合は、WOLYスエードカラーフレッシュをご使用下さい。
下記にも補足説明しています。
※画像商品はB-3ではなくイメージです。

  
裏側の毛皮部分は、馬毛ブラシなど柔らかなもので埃などの汚れを落としましょう。

【表面が起毛しているムートンの場合】

■表面

 1、毛皮の反対側の面を起毛させてスウェードにしたものの場合、汚れの気になる部分にはスウェード用の消しゴムでやさしく汚れを落とす。

 2、ムートンは雨などの水でシミになりやすいので、汚れを落とす時は濡れたタオルなどは厳禁です。

 3、スウェード用の防水スプレーで保護しおくと汚れも付きにくくケアが楽です。
 
 4、汚れを落とした後は、馬毛ブラシで表面の起毛を整えれば高級感も戻ります。

■裏面

 内側の毛皮部分は、馬毛ブラシなど柔らかなもので埃などの汚れを落とす程度になります。