地球温暖化対策の一環として、冷房時の室温28℃でも快適に過ごすことのできるライフスタイル「クールビズ」が2005年に推進されてから14年が経過しました。
タイドアップのスーツスタイルから期間中はノーネクタイやノージャケットで出勤可となり、楽になることは当然のこと、足し算(加える)ではなく引き算(なくす)のコーディネートで誰にでもできる手軽さも相成って官公庁から一般企業へと徐々に定着していきました。
そして東日本大震災による節電の影響を受けて、2011年からはスーパークールビズがスタート。
5月からは通常のクールビズ、6月〜9月までをスーパークールビズとして、環境省においてスーパークールビズ期間中はポロシャツ・チノパンツ・スニーカーといったカジュアルアイテムを着用しての出勤がOKになり、ワークスタイルがより快適かつカジュアルになりました。
それと連動するかのように2017年10月からはスポーツ庁が“歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものにする”というテーマの※FUN+WALK PROJECTを立ち上げました。
その中に「もっと歩きやすい靴で、もっと歩きやすい服装で、通勤しませんか?」というキーワードでスーツとスニーカーのコーディネートを提案したりしています。
クールビズ=ノーネクタイノージャケット一辺倒ではなく、梅雨明け前と梅雨明け後でスタイリングを変えてみませんか?
梅雨明け前までのやや涼しい時期は春夏らしいスーツやジャケットパンツスタイルにタイドアップの頻度を多く。
梅雨明け後の蒸し暑い季節は、少しでも快適に過ごせるような素材を使ったシャツ一枚にスラックスといった具合に。
ozieでは従来通り、温暖化防止にとどまらず高温多湿な日本の夏において、少しでも快適なメンズワークスタイルをご提案・推奨すると同時に、スタイリッシュかつコーディネートを楽しむことも同時にご提案したいと思います。
2005年からスタートしたクールビズは数年経過したあたりから正直一時中だるみな印象があったものの、2011年以降のスーパークールビズを経て、働いている男性のワークスタイルに対する意識が変わった=ファッショナブルになった方が以前より増えた印象です。
その一方でクールビズになれば、5月のまだ涼しい時期であれ8月の猛暑であれ、いつもワイシャツ一枚にスラックスといったスタイリングのビジネスマンの方が多いのも事実です。
東京の数字になりますが、2018年5月の平均気温は19.8度、同年6月同年8月の平均気温は28.1度とかなり差があります。
2018年5月から9月までの東京の気象データ
参照元:気象庁ホームページ 過去の気象データ検索から
気温だけでなく、湿度や暑さの質が梅雨明け前と梅雨明け後で異なり、梅雨明け前は体感的には涼しい日のほうが多いような気がします。
なのでご紹介したように、
梅雨明け前は「春夏らしいスーツやジャケパンスタイル」
梅雨明け後は、「シャツ一枚にスラックススタイル」といった感じに
気候に合わせてクールビズの前半と後半でコーディネートにも変化をおすすめいたします。