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革バッグ・財布のお手入れ方法
鞄や財布などの小物はコーディネートの一部として目を惹くアイテム。
おろしたての牛革は油分が少ないので刺激に弱く、外部からのダメージを受けやすい状態です。
経年変化を楽しみながら、長く愛用していただくには事前のお手入れも大切です。
- 1 保湿・栄養を与える
- 保革クリームと呼ばれる専用の保護クリームで革に潤いと栄養補給を与えます。
はじめは目立たない箇所に少量、やわなかな布で塗ってください。
問題がなければ全体に薄く、まんべんなく保革クリームを塗っていきます。
塗り終えたら直射日光の当たらない風通しのいい場所で乾かし、完全に乾いたらきれいな布で優しく乾拭きをします。
- 2 防水・シミ予防
- 防水スプレーを使って革の表面を保護していきます。
こうすることで、水分や表面の汚れ、手垢などが付きにくくなります。
もしついた場合でも、革に染み込んでしまう前に汚れを落としやすくなるのでお勧めです。
スプレーを吹きかける際は30センチ〜50センチほど話して吹きかけます。
防水スプレーをすると革の色が濃く変色しますが、乾燥させると元の色に戻ります。
全体に防水スプレーをしたあとは、風通しの良い日陰で乾燥させれば終わりです。
艶のある革の場合は、乾燥後にクロスで軽く磨くように拭き艶を出してください。
- 汚れを落とす
- 表面を傷つけない、細かくてしなやかなブラシで表面についたホコリなどの汚れを取り除きます。
柔らかい布で優しく撫でるように乾拭きをします。
専用の布がなければ、肌着などの綿100%のシャツで代用することもできます。
また、定期的に保革クリーム使用し、革に必要な油分と水分を補給させてあげます。
クリームを塗る際は少しずつ均一にうすく伸ばしていきます。
お手入れを行う感覚としては季節の変わり目を目安に行うと良いです。
または革の表面が乾いたと感じた時に行うようにすれば間違いありません。
ozieでは、ベルト、バッグ、お財布など革製品を取りそろえております。
コーディネートのわき役として欠かせないアイテムです。
長く愛用できる逸品を見つけてみましょう。