布団クリーニングのよくあるご質問集

■一般的なご質問

質問1
ドライクリーニングですか?

回答
洗いの基本はウェットクリーニング(水洗い)です。ふとんの汚れは水溶性なので、水洗いが最適です。きれいに汚れがおちるとともに、ダニの成虫・幼虫・卵を死滅させて、中わたの汚れと一緒に洗い流すことができます。ドライクリーニングでは、汗の成分など水溶性の汚れを落とすことができないだけでなく、ダニの死骸やフンを洗い流すことはできません。


質問2
防ダニ処理はしてないのですか?

回答
防ダニ処理の加工剤を使用しても、効果はあまり持続しないため、特別な「防ダニ処理」は行いませんが、熱乾燥による滅菌を行います。また、防ダニ用の加工剤(薬剤)は、皮膚に影響を及ぼす危険性が高いため、取り扱いしていません。丸洗いで汚れを落とすことで、ダニのエサがなくなるので、薬品を使わなくても、増殖を抑えることができます。


質問3
汚れ落ちについて、どんな汚れが落ちますか?落ちないものはどんな汚れですか?

回答
落ちるもの:例
●最近つけたシミ(血液などのタンパク質系の汚れ含む)
●中わたの汚れ(わたほこり・おねしょ・雑菌など)

落ちないもの:例
●古いシミ(酸化している為、無理に落とそうとすると、側生地の損傷につながる)
●カビ(菌は死滅するが、黒い斑点がのこる)
●動物の糞尿のニオイ(薄くなるが)
●油性ペン
●蛍光マーカー


質問4
縮んだりすることはありますか?

回答
ふとん、毛布、枕の種類により、多少の縮みや色落ちが生じる場合もあります。羽毛・綿わたはほとんど縮むことはありませんが、羊毛は、もともと水につけると縮む性質を持っているため、縮みが生じることはあります。また、どんす・りんずなどは色落ちします。ご不明であれば、必ず事前にお問い合わせください。


質問5
カビや黄ばみはとれますか?その場合、追加料金は必要ですか?

回答
5年〜10年もの長い間、洗浄していないふとんの黄ばみは落ちにくいのです。中わたはしっかり洗浄されているため、洗浄後は、シーツを取り換えたようなサッパリ感があります。黒い点のカビについては、通常の丸洗い工程で目立たない程度に落とすことができますが、カビの種類によっては残ることもあります。なお、特別追加料金は必要ありません。


質問6
シミはとれますか?

回答
時間が経過したものや天日に当てたシミの多くは、化学変化して繊維に固着するので、汚れは落ちてもシミが多くが残る場合があります。シミのついたふとんは家庭でシミ抜きなどの処理をせずに、こすらず、そのまま出していただきます。こすると繊維に傷がつき、シミが深く入って取れにくくなります。なお、ペットのおシッコの臭い・火事にあったふとんの臭い(燻煙)は、落ちないこともあります。


■ご注文に関して

質問1
丸洗い後のふとん、毛布、枕は、どこに届くのですか?

回答
お申し込みの住所(ご自宅)へお届けします。布団発送後の住所変更はできません。また、2個以上同時に出された場合でも、ふとん、毛布、枕の特性や処理工程の都合上、別々のお届けとなる場合がありますのでご了承ください。


質問2
丸洗い後のふとん、毛布、枕の、お届け日時の指定はできますか?

回答
仕上がったふとん、毛布、枕のお届け日の指定はできません配達時に、留守の場合は、宅配便の「不在連絡票」を置いて持ち帰ります。 「不在連絡票」に記載の電話番号に、お客様自身でおかけいただき、再配達日時の指定をお願いします。
※2週間をこえる旅行・出張などの留守期間を利用して、丸洗いに出される場合は、紛失につながる恐れがありますのでご注意ください。


質問3
輸送専用ふとん袋を保存用として使用できますか?

回答
いいえ、できません。ふとん袋は、輸送中のほこり・雨などの水ぬれなどの汚れから、中のふとん、毛布、枕を守るための輸送用の袋です。そのため、丸洗いして、お届けした時には、外側が汚れている場合があります。
また、通気性が十分でない素材で作られていますので、ふとん、毛布、枕収納袋としてのご利用は、絶対にお避けください。


質問4
リピーター用で注文した場合、発送方法はどのようにすればいいですか?

回答
リピーターさまの場合も、ご注文後にお布団の発送に必要な伝票類をお届けします。布団袋は、お持ちの「フレスコ専用布団袋」をお使い下さい。以前に利用した方でも、袋をお持ちでない場合には、リピート扱いになりません。従って、値引きは出来かねますのでご注意ください。
2018年2月より宅急便サイズの制限により、布団袋のサイズを変更いたしました。
2018年2月以前にご利用いただいたリピーターのお客さまは、クリーニング後は新しい「フレスコ専用布団袋」でお届けいたします。


質問5
宅配用ふとん袋のサイズ、梱包可能枚数はどれくらいですか?

回答
宅配用ふとん袋のサイズは、「約 幅97×奥行63×高さ35cm」になります。
シングルサイズの敷布団を3枚梱包することを想定した寸法になっております。梱包可能目安は、下記の通りです。 

・敷布団シングルサイズ(綿) 3枚 
・敷布団ダブルサイズ(綿) 2枚 + 毛布 1枚
・掛け布団(シングル・ダブル)(綿・羊毛・羽毛) 3枚
・ムアツふとん(シングルのみ) 1枚 + 毛布1枚
・掛け布団(シングル) 1枚 + 敷布団(シングル) 1枚 + 枕 1点

※ふとんの種類・使用年数により、若干異なります。

※ボリュームのある羽毛布団などは、なるべく空気を抜いて梱包していただくようにお願いいたします。また、二枚合わせタイプのお布団につきましては、クリーニングの際、一枚ずつバラして洗浄を行います。二枚合わせ布団をお申し込みの際は、「二枚合わせ布団1セット=お布団2枚」と換算していただきますよう、お願い申し上げます。

宅配用まくら専用袋のサイズは、「約 幅50×奥行70×高さ35cm」になります。
枕を3点梱包することを想定した寸法になっております。


質問6
シングルサイズ以外でも値段は同じですか?

回答
枚数で値段が変わります。サイズはシングル・ダブルなど問いません。

しかし宅配用ふとん袋やまくら専用袋に入るサイズでなければご注文をお受けできません。
(専用ふとん袋のサイズは質問5を参考にしてください。)


■お手入れに関して

質問1
丸洗いしたふとん、毛布、枕の収納は、どうしたらいいのですか?

回答
乾燥機にかけたふとん、毛布、枕は、洋服のクリーニングと同様、多少湿気を含んでいます。そのため、丸洗い後のふとん、毛布、枕が戻ってきたらできるだけ早く袋から取り出し、数時間陰干しし、湿気を飛ばしてから収納してください。


質問2
丸洗いしたふとん、毛布、枕は、ふとん圧縮袋で保管していいのですか?

回答
衛生面から見ても、丸洗い後のふとん、毛布、枕を未使用のままふとん圧縮袋に入れて保管しても問題はありませんが、当社ではおすすめしておりません。


質問3
ふとん、毛布、枕は天日に干したり、叩いたりしてもいいのですか?

回答
干しても叩いても、ダニは減りません。確かにふとんを日光に当てるとダニは逃げますが、ふとんの外ではなく日の当たらない反対側へ逃げてしまうだけです。叩くことでダニの死骸やフンが表面に浮き出て、寝たときに肌に付着したり、細かく砕かれた死骸やフンを吸い込むことになります。陰干ししましょう。決して叩かないことがコツです。


質問4
丸洗いの頻度はどのくらいが適切ですか?

回答
厚生労働省では旅館やホテルなど宿泊業に対して「ふとんとまくらは6ヶ月に1回以上丸洗いを行うことが望ましい」と、通達を出しています。
この通達では、「100cm2あたりに換算したときのダニが1匹以下」になるように指導しています。これは丸洗いがふとんのダニ除去に効果的で、この方法でふとん内のダニを数匹以下にできることを厚生労働省が認めていることにほかなりません。一般家庭でも半年に1回の丸洗いが望ましいといえますが、少なくとも1年に1回の丸洗いをしましょう。