日本の革に、
藍を込めて。
四年に一度、遠い異国の地で戦う若者たちに思いを馳せて。我々サッカーファンも、この一か月間は睡眠不足と戦い続けることになります。観戦時はブルーのシャツに身を包むのは当然として、「常に何かしら青いものを持っていたい」と考えてしまうのは、この時期のサポーターあるあるなのではないでしょうか？当店でお取り扱いするアイテムの中でも、「日本らしくて、ブルーで、カッコ良いもの」と言うと、特にオススメしたいのが『藍染め』の革小物です。
簡単に説明をすると、牛革を日本の伝統色【藍】に染め上げたのが藍染めレザー。本来は布地を染めるための伝統技法なのですが、それを革の染色に転用したのが面白いところなんです。こだわりはブルーの濃淡で、3段階あるカラバリは染色を重ねる回数によって色の濃さが調整されています。具体的にはBLUEが8回、DARK BLUEで20回。NAVYともなると32回もの染色を繰り返すことで、ようやく深みのあるブルーが表現できるそうです。とは言え、素材の状態や気候の影響に応じて仕上がりが違うので、実際には現場の見立てで更に色を重ねることもあるとのこと。この辺りは、やはり工房の監督である職人さんの采配次第、といったところでしょうか。
