エナメル革のお手入れ
エナメル樹脂で加工、コーティングした革です。※パテントレザーと表記している場合もあり。
水が染み込まないので、気軽に使いやすいのですが、表面の樹脂が劣化すると 汚れを落とすことが出来ません。保管時には他の素材に触れないように不織布で包んだり、風通しをよくする必要があります。
帰宅したら、柔らかい布等で、優しくホコリを落として下さい。
汚れがついたらエナメルに使用できるクリーナーをお使い下さい。ツヤ出し成分が入っているクリーナーの場合は、乾いた後に綺麗な柔らかい布で磨いて仕上げて下さい。
PVCコーティング素材用お手入れローションです。汚れを落とすと同時に保護(汚れ防止・劣化防止)します。エナメルや合成皮革にも使用OK!
商品ページへエナメルなどのパテントレザーは、お手入れ自体は簡単な素材なのですが、 ともかくものが張り付きやすいということが一番の弱点です。
雑誌、紙、レシートなど張り付きやすいものとは、隣り合わせに入れないようにすることが大事です。紙自体がくっついてしまうこともございますし、 印字のインク部分だけが移ってしまうこともございます。
長期保管をする際には、購入時に入っていた不織布等の薄い袋に入れて、通気性のよい状態にして、他のものと直接触れないように保管します。
なお、エナメルは長期間使わないでしまったままにしておくと、表面がべたついてくる場合がございます。 (日頃ずっと使っているお品には起こりにくいです)
なるべく長期間はしまわずに時々は出してお使い頂いたり、保管袋から出して風に当てたりして頂くとこのべたつきを防ぐことができます。
おすすめ出来ません。革用の防水スプレーはフッ素で水を防ぐものです。フッ素が表面につくことで、エナメルのツヤがなくなってしまいます。それをご承知でお使いの場合、下記ご質問への回答もご覧下さい。
エナメル専用の防水スプレー「コロニルラックスプレー」は廃盤になりました。誠に恐れ入りますが、現在のところご案内できる代替え商品はございません。
エナメルは表面が樹脂ですので防水は必要がありません。ですがどうしても必要な場合はラックスプレーよりも、かなりくもってしまいますが目立たないところでお試しのうえ、「コロニルウォーターストップスプレー」をご使用下さい。何卒よろしくお願い申し上げます。
だいたいは大丈夫ですが、目立たないところでお試しのうえ、お使い下さい。※まれに表面の加工が薄く、あらゆるクリーナーで溶けてしまうものがございます。
表面に付着したべたつきはエナメル用のクリーナーで効果を期待できますが、表面が劣化してベタついている場合は取り除くことは出来ません。
黄色い汚れは「汚れ」ではなく、経時劣化や湿気による「黄ばみ」かと思われます。エナメルの酸化チタンが黄色くなってしまう現象です。黄ばみの場合、元の色そのものが変化してしまっているので、落とせません。
一般表革用の靴クリームはワックスが表面に残る仕様になっており、エナメルに使用すると表面に曇りが出る場合がございますので、 なるべくご使用はお避け下さい。 基本的にエナメル用のクリーナーをお使いいただく方が、拭き取りやすくお手入れがスムーズです。
両方の革に使用できるLAQ2オールイン シューケアスプレー(クリーニング・保革の場合)がおすすめです。