こんにちは。WEB店スタッフ 泉です。
起毛革が活躍する季節。
オレンジヒールでもスエードのお手入れ用品を購入される方が増えています。
今回はご相談いただく事も多い、起毛革の補色剤の選び方のポイントについてご案内いたします。
補色剤は大きく分けて
●スプレータイプ
●ボトルタイプ・ペンタイプ
の2種類。
基本的には靴に近い色味やお好みで選んで問題ありませんが、
お使いになりたい靴の種類や大きさなどで使い分けすると、より便利にお使いいただけます。
スプレータイプ
例えばブーツなどの大きめなものを補色されたい場合は断然スプレータイプが便利です。
ムートンブーツや紳士靴のような補色の面積の大きいものは スプレーだと一気に手早く全体の補色ができます。
ただし靴の中など色をつけたくない部分は写真のようにあらかじめカバーや マスキングをしておく必要があります。
ボトルタイプ・ペンタイプ
マスキングが面倒。という場合はボトルタイプやペンタイプがおすすめです。 このタイプは飛び散りが少なく、液の調整がしやすいのが特徴です。
スプレータイプの場合だと細かくマスキングの必要が出てしまうような コンビ革の靴のお手入れにぴったりです。
テキスタイルボトルとスエードマジックペンの違いは色づきです。
同じ靴を同じくらい退色した状態から補色した画像です。
スエードマジックペンの方が濃く、しっかりと色がはいっています。
個人的なおすすめとしては、少し色あせてきたかな?という程度でしたら、テキスタイルボトル、 上の写真のスニーカーのように真っ白になってしまっているような場合は、スエードマジックペンを選ばれるのが良いと思います。