いつも皆様のご来店有難うございます。
オレンジヒールの栗原です。

履きやすさで気に入って、最近よく履いていた「YOSHITO」のバックストラップパンプスの靴裏のラバーパーツが取れてしまいました・・・

いつも、靴は新品の時にハーフソールを貼ってもらうのですが、この靴は元々ラバーがついている形状だったため、そのまま履いていたらこのような状態に・・・

ともかくこのままでは困るので、接着作業を行います！
不器用なのでうまくできる自信はないのですが、下手な私でもどの程度できるのかが、少しでもご参考になればと思います。

使うのは靴底の剥がれやめくれ、ハーフソール装着などに使える
「靴 皮革 ゴム専用 接着剤 ダイアボンド No.888」

▼最初に接着面にブラシをかけて泥やほこりを落とします。▼

この後の作業は、必ず、靴底とラバーパーツ両方に行います。

▼クリーナーで汚れを落とします。▼

ここまで終わったら、少し時間を置き、きちんと乾燥させておきます。

▼やすりをかけて接着面をざらざらに荒らします▼

やすりをかけることで、接着力が強くなります。

やすりがけが終わったら、粉はブラシではらっておきます。

▼ダイアボンドを塗ります▼

竹ようじにチューブから適量を取り、薄く丁寧に塗り伸ばしていきます。

割りばしの斜め部分を使いましょう。

▼10分～15分程度乾かします▼

★ポイント★
手で触ってベタベタしなくなるまで、時間を置きます。

▼手でしっかり押さえて圧着します▼

▼仕上がりました！▼

ボンドを塗った後、ベタベタしなくなるまで乾かしたので、これで本当に接着するのか心配でしたが、しっかりつきました！多少ずれてしまいましたが、何とか許容範囲です。
この後すぐ履かずに、1日程度そのままにしておきます。


▼実店舗 日本橋本店スタッフからのアドバイス▼

実は「YOSHITO」の靴は、店頭でも裏のラバーが外れた状態でのお持ち込みが多いそう。
上記のようなダイアボンドなどを使い、自分での対応もできますが、どうしても歩いているうちに
また剥がれてきてしまうことも多いようです。

そのためリペアショップとしてのオススメは、「革補修+ハーフソール取付」とのこと。

【金額】
・革補修（剥がれた部分を革で補修）1,100円
・ハーフソール取付(ラバー) 2,750円
　合計　3,850円

【納期】1週間

確かに、接着作業はちょっと手間もかかります。
外れてしまった時は、そのタイミングで、より広い範囲をカバーしてくれるハーフソールに変更すると安心ですね。

歩きやすい「YOSHITO」の靴。少し手をかけて長く大事に履きましょう♪