鍛冶(刀工) |
刀工(とうこう)は、刀剣、特に日本刀を作る職人のことである。 鍛冶の技術を用いる事から、鍛人(かぬち)、鍛師(かなち)、刀鍛冶(かたなかじ)、刀匠(とうしょう)、刀師(かたなし)などとも呼ばれる。 関市に刀鍛冶が誕生したのは鎌倉時代。 刀祖「元重」がこの関の地に移り住み、刀鍛冶を始めたといわれています。 良質の焼刃土と炉に使う松炭、そして長良川と津保川の良質な水 刀鍛冶にとって理想的な風土条件を備えたこの土地にいつしか多くの刀匠が集まりました。 室町時代には刀匠が300人を超え、「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれた関の刀は、その名を全国に広めていきました。 戦国時代には、武将の間で愛用され、無類の切れ味を発揮したといわれています。 特に「関伝」を有名にしたのは、「関の孫六」で知られる「二代目兼元」です。 兼元(孫六)は、独特の鍛刀法(四方詰め)により頑丈な刀を作ることに成功しました。 その後、関市は日本一の名刀の産地として繁栄し、この卓越した伝統技能が現代の刀匠や刃物産業に受け継がれています。 そして、今や世界でも有数の刃物の産地として知られています。 |
古式日本刀鍛錬・外装技能師実演 一般公開日のご案内 2月3月4月5月6月7月8月9月11月12月の第1日曜日 |
※日時については変更になることもあります。 |
1階は兼元・兼定などの重要刀剣をはじめとする日本刀や、その製造工程・歴史に関するさまざまな資料を展示。 2階はカスタムナイフ作家のコレクションや百徳ナイフをはじめ関の刃物文化が生んだ製品がずらりと展示されています。 |
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入口を入ると鍛冶職人の仕事風景が現れます。 |
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関鍛冶伝承館 |
アクセス方法 |
【公共交通機関】 長良川鉄道・刃物会館前駅から徒歩約5分 【自動車】 東海北陸自動車道・関インターから車で約10分 東海環状自動車道・富加関インターから車で約15分 |
駐車場 |
大型バス: 2台 普通乗用車: 20台 |
現地情報 |
関鍛冶伝承館 |