■ 帽子のパーツ名称「キャップ編」

○クラウン
帽子の頭にかぶる部分。帽子全体の印象が決まる所です。
キャップ クラウン
○レンゲ
帽子のクラウンの部分を構成する布部分です。「ハギ」ともいいます。
キャップの場合だと6枚だったり、5枚でぬわれているものがあります。また全部のレンゲがぬい合わさったお椀型の状態を「帽体」といいます。
キャップ れんげ
○天ボタン
キャップやキャスケット、ハンチングなどの帽子のてっぺんに付いているボタン。「ぼん天」という名前もあります。
キャップ ボタン
○バイザー/バイザー裏
キャップのツバ。帽子の前に付いているひさしの部分。
ペースボールキャップなどには、バイザー裏に刺繍がほどこされていたり、プリントされているデザインのものがあります。
キャップ バイザー

キャップ バイザー裏
○穴がかり
キャップやキャスケット、ハンチングなどの帽子についている穴です。糸を帽子と違う色にするだけで印象ががらっと変わります。
キャップ ボタン
○スベリ
帽子の内側のおでこが触れる所にある布です。「ビン皮」ともいいます。汗を吸い込みやすくよごれやすい所なので、お手入れが必要な所です。
キャップ スベリ
○天(トップクラウン)
マリンキャップや制帽の一番上の平らな布の事。
キャップ 天
○マチ
帽子の天と腰をつなぐパーツ。4辺の生地を使ってぬい合わされるので「ヨツ」や「ジガミ」とも呼ばれます。
前部分に帽章などの飾りをつけられるデザインも見られます。
キャップ マチ
○腰/ジャバラ
マチの下にある、帽子の一番下の部分にあたります。飾りとして腰に巻いている布は「ジャバラ」といいます。
キャップ 腰
○あごひも
主にマリンキャップや制帽についている、ツバの横から前方にかけられているひも。
帽子が落ちないようにあごにかけるものでしたが、主に飾り、デザインとして付けられています。
キャップ あごひも
○耳章
あごひもをかけてとめているボタン部分。主に金属製で、装飾的なものがあります。
キャップ ボタン