此君亭工房
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大分県大分市竹ならではの美しさ、手仕事、味わいを日常の生活に
「何ぞ一日も此の君なかるべけん也(何可一日無二此君一耶)」 中国晋代の書家・王徽之が、竹の美しさを愛でて詠んだ漢詩に由来し、自らの工房を「此君亭」と名付けたのは、のちの人間国宝となる若き日の生野祥雲斎です。 1928年(昭和3年)日豊線の車窓から「空き部屋あります」の張り紙をたまたま目にした祥雲斎は、別府湾を臨む大分市白木に工房を構えます。 以後生涯をこの土地で過ごし、亡き後は息子の生野徳三に引き継がれ、今日に至っています。 ここで仕事し生活をする、親しい方々と庭を愛でながら同じひとときを過ごす、そんな時間の流れる工房は、今も昔も変わりません。 親子二人の竹工芸家は、作家としてその地位を確立し、美術館に所蔵されている大作も数多く制作していますが、普段使いの小品も手掛けています。 此君亭工房は、祥雲斎から伝承されてきた形に加え、徳三が新たにデザインを手がけ、時代に合った品々を造り続けてきました。 竹ならではの美しさ、手仕事、そういった味わいをより多くの方々に知っていただき、日常の生活が豊かで安らぎのあるものになれば、この上ない喜びです。
■ 萌黄箸 たくさんの種類がある竹の中でも、細工に適するものは6~7種類。中でも最も良い素材である真竹(マダケ)の竹林面積・生産量ともに日本一の大分県で、地元の材料を用い加工することで、この箸が生まれました。 生野祥雲斎が、新年に親しい方々への贈り物にと、竹を削り青竹箸を作ったことがはじまりです。素材の堅牢さを生かし、使い勝手のよい寸法に仕上げ、その形を守り作り続けて半世紀になる「萌黄箸」は、「用と美」を追求した作家の思いを感じつつ、四季を通じてお使いいただけます。 ■ 白竹華筒 地元に産するマダケを用いた、竹工芸家 生野徳三作の竹花器は、寒中自ら竹山に入り、3~4年目の真竹をキズが入らぬよう工房に持ち帰り、100日ほど竹を自然乾燥。 自然乾燥させた竹を古来の工法を用い、火気と天日乾燥による正当な油抜きを施してあります。竹は時と共に酸化され、味のある象牙色に変化するさまをお楽しみいただけます。 ■ 寒竹ようぢ 寒竹は、寒中に筍が出ることからそう呼ばれています。九州の山地には野生ものもありますが、一般には観賞用や生垣として植えられています。普通の竹とは異なる空洞の無い素材の特徴を生かし、先端を斜めに削った形状のようぢになります。一本一本手作りの為、長さや太さ、多少のサイズの違いがありますが、それも味わいのひとつと思いお楽しみください。 ■ 紫竹ようじ 紫竹は黒竹と呼ばれ、西日本から九州にかけて、観賞用として、また和風建築の材料としても広く使われています。固煉りの羊羹でも切れるようじに仕上げています。一本一本手作りの為、多少の色合いや模様の違いはありますが、それも味わいのひとつと思いお楽しみください。
萌黄箸 青竹はし
人間国宝生野祥雲斎が、新年に親しい方々への贈り物にと、竹を削り青竹箸を作ったことがはじまり。竹工芸家の逸品をご自宅または贈り物にどうぞ。
萌黄箸 青竹はし2膳
結婚祝いや新居祝い、結婚記念日などにもおすすめな2膳セットです。
萌黄箸 青竹はし5膳
お祝い事や年末年始などの贈り物に。特別な日にご家族みんなでお使いください。
竹花器 白竹華筒
床の間のみならず、洋間の棚にも似合うデザインの竹花器。時と共に酸化され、味のある象牙色に変化するさまをお楽しみいただけます。
寒竹ようぢ 5本入り
工房の一画で管理した3年以上の寒竹を使用。長さや太さが異なる自然の風合いをお楽しみいただけます。
紫竹ようじ 5本入り
一本一本異なる紫竹(黒竹)の色合いや模様の違いをお楽しみいただけるようじです。
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