弊社は自社のセントラルキッチンを持っていません。理由は「餅は餅屋に聴け」の諺通り、和食、洋食、中華、と設備が異なり、使う調味料、タレ、出汁が異なり、料理人も得意不得意があります。焼くのが上手な調理会社と煮炊きが上手な調理会社、更には魚・鶏・豚・牛・野菜と専門分野が異なります。僕は開業して35年間、全国各地を回り、ホテルや結婚式場、百貨店などに納めている調理・食品製造会社に訪問し、自分の目と舌とで確かめ、コレはという先に頼み込んで委託して作ってもらっています。今週も主菜・副菜、7社の専門調理会社の味をお楽しみ下さい。
1食目の主菜は、「境港産 骨まで食べられるイワシの生姜煮」です。昭和36年に島根県隠岐の島から水産品の加工会社設立を目的に鳥取県境港に移り、地元のホテルや旅館に百貨店や生協などに卸している小倉水産食品さんに作ってもらっています。お好みで、山椒をかけるとより一層美味しくなります。副菜は、昭和18年創業の大阪西区の老舗惣菜製造会社のセントラルキッチン吉フーズさんに作ってもらった出汁がよく染みこんだ、「厚揚げの旨煮」と、箸休めとしてビタミンK豊富なきゅうりとヨウ素豊富なわかめを使用したさっぱりヘルシーな「三陸産わかめと胡瓜と玉ねぎの酢の物」をご用意しました。

2食目の主菜は、「大分ご当地グルメ【ぶり天】」です。潮の流れが速く昔から養殖が盛んな大分県津久見市特産の津久見ぶりをご当地グルメ「とり天」の味付け衣で「ぶり天」に仕上げてもらいました。塩コショウも美味しいですが、とり天と同じくポン酢もおすすめです。副菜には、免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富なかぼちゃを使った「かぼちゃとしろ菜のあんかけ」と、「ほうれん草としめじとちりめんの卵とじ」をセットに。完全食品と呼ばれるほど栄養豊富な卵を使用。卵に足りないビタミンCは、ほうれん草やピーマンなどで補った栄養満点のメニューです。

3食目の主菜は、「大山豚とキャベツのチャンプルー」です。山陰の富士山と称される鳥取県の大山麓で育てられた大山豚と、胃の健康を守るビタミンU豊富なキャベツをごま油の風味をつけて醤油ベースで炒めてあります。豚肉は良質なたんぱく質源で、疲労回復効果があるビタミンB1や、ビタミンA、Eなどが豊富です。甘いキャベツとの相性が抜群。副菜には、山形県最上郡の野菜加工製造会社三和食品さんに作ってもらった出汁がじっくり染込んだ「大根と人参の旨煮」と、箸休めに人参を入れて彩りをつけた「小松菜と人参のお浸し」をセットにしました。お好みでかつおぶしやポン酢をかけると、より一層おいしく召し上がっていただけます。

4食目の主菜は、「石見ポークロース生姜焼き」です。旨味成分のイノシン酸が多く含まれ、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が過熱すると溶けてうまみ成分を包み込んで抜群に美味しくなります。良質なタンパク質や、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉と、体を温めてくれて胃腸の調子を整える作用がある生姜を使った生姜焼きは、疲労回復にも効果があると言われています。副菜には「ほうれん草と蒸し鶏のソテー」をご用意。ほうれん草はコラーゲンを合成するときに必要なビタミンCが豊富で、鶏肉と一緒に摂ることでコラーゲンの合成をサポートする働きがあります。もう一品には、ビタミンCを多く含んだじゃがいもを使い、バターで味付けした「じゃがバタ―コーン」をセットしました。じゃがいもは、他の芋類に比べてエネルギーが低いので肥満の予防にも効果があると言われています。

5食目中華メニューの主菜は、「石見ポークの挽肉の麻婆茄子」。脂身が少なくて赤身が美味しく、熱を加えることでさらに美味しさが増す島根県邑南町の石見ポークの挽肉を使い、程よい辛さに仕上げました。とろりとした茄子の食感がたまりません。なすの皮に含まれる色素成分ナスニンは血管をきれいにしてくれる効果があります。副菜には、ピリッと辛みを効かせ味の変化を楽しんでいただきたく、「玉ねぎ、ピーマンと人参のチリソース」と、食物繊維、カリウム、ビタミンC、葉酸などを多く含む豆もやしをさっぱりとした中華風お浸しにした「豆もやしの中華風ナムル」をセットにしました。
ではまた来週!
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