タオルの扱い方について

お気に入りのタオルを長く気持ちよく使用するために、
洗い方や干し方のコツを伝授します。

Point01

届いたら、水通しをしよう!

泉州タオルは「後晒し」を行っているので、製造過程でついたノリやチリなどは取り除かれており、ご自宅でのお洗濯後に生地が縮みにくいことが特徴です。

そのため、届いた時から清潔で吸水性の良いタオルが魅力です。
もちろん、水通しをせずとも肌触りの良いタオルなのですが、私たちスタッフは使用前に水通しをすることが多いです。後晒しを行なっていても新品のタオルは多少の毛羽落ちを感じたり、小さなチリがついていることもあります。

また、タオルを保管する際にお互いを圧縮してしまい、ペタンコに感じてしまうこともあります。
可能であれば2〜3回ほど、水通しをすることでふんわりと空気が入り、優しい風合いになります。
また、色物のタオルは色移りしないように白色のものと一緒に洗わないようにしてください。

Point02

柔軟剤の入れ過ぎには注意!

家庭用の柔軟剤の主成分は実は、「陽イオン系界面活性剤」です。

つまり、油分。
ゴワゴワしてきた繊維のまわりを油分でコーティングすることで、柔らかくしなやかに感じる柔軟剤ですが、繊維自体を柔らかくしているものではありません。
過度に使用すると、吸水性を落とすことに繋がります。

毛羽落ちの原因にもなりますので、新品のタオルには柔軟剤を使用しないことをお勧めします。
olimoでも、普段から柔軟剤は使用しない、または少量使用するというスタッフが多いです。
タオルがゴワゴワしてきたかな、というタイミングで使用してみてください。

Point03

たくさんの水で洗おう!

1度にたくさんの洗濯物を洗濯機に詰め込みすぎると洗濯物一つ一つに十分な水分が行き渡らず、汚れが落ちにくくなります。
洗濯機の7割程度に洗濯物を抑え、たっぷりの水で泳がせるように洗ってみてください。
しっかりと汚れが落ち、ニオイもつきにくくなります。
白色のタオルでもくすみにくくなりますよ。

Point04

使用したタオルはすぐに洗おう!

バスタオルなど、綺麗な体を拭くので毎日洗わないという方もいるかもしれませんが、絶対NG!
落としきれなかった汚れや石鹸カスなどがあるかもしれません。
また、湿ったままのタオルを放置していると菌が繁殖して嫌なニオイにも繋がります。
壁掛けしているフェイスタオルなども常に湿っている状態になりやすいので、こまめな取り替えをお勧めします。

Point05

カタチを整えて干そう!

洗濯機の脱水が終わった状態は、くしゃくしゃと絞られた状態がほとんどだと思います。
絞られた状態が長く続くと、繊維は硬直してしまいますので、脱水後はすぐに干すことを心がけています。

干す際はタオル本来の形にもどるよう、両手でパンパン!と振り下ろして。
糸のまわりに空気が通って、立体的なふんわりとした風合いのタオルになります。

パイル地のタオルはパイルを立たせるように、ワッフル地やハニカム地は凸凹の形が綺麗に出るようにしてみてください。

多重ガーゼのタオルも、ガーゼ間に空気が通り、ふんわりとした風合いになります。
特にワッフル地やハニカム地のタオルは、生地の凸凹の性質上お洗濯すると縮みやすいので、干す際は丁寧に元のサイズに戻るよう生地を伸ばしながら歪みを整えてください。

毎日枚数が多いと大変ですが、お気に入りのタオルがふんわり気持ちよく使えるように一手間加えてみてください。

Point06

風通しの良い日陰で!

天気の良い日は洗濯日和!と言いますが、天日干しをすると繊維が乾燥してゴワゴワの原因となります。また、紫外線はタオルを硬くする原因になると言われております。

直射日光の当たらない風通しの良い場所で陰干しすることでふんわりとしたタオルの風合いが長続きします。
部屋干しが苦手な方は、夜間にお外で干すこともオススメ。

紫外線も少なく、車などの排気ガスも日中に比べ少ないのでお外に干すリスクが軽減します。
花粉の飛散が強い時期にも夜間の飛散は落ち着くのでオススメです。

毎日様々なシーンで活躍するタオル。
素肌に直接撫でるように拭くので肌触りが命だと考えています。
初めはすべて行うと大変かと思いますが、習慣にすることで大切なタオルの気持ちよさが長続きするので、ぜひ試してみてください!

当店で販売しているタオルの生地には大きく分けて3つ種類があります。
それぞれで少しづつ処理の仕方が変わるのでチェックしてみてください。

引っ掛けたりしてしまうと糸が出てきてしまうことも。
その糸を引っ張ったり切ったりすると生地に穴ができたり、傷つけてしまいます。
もし糸が出てきたら、その周りを四方に伸ばしてみてください。
それでも糸が戻りきらない糸のみ切り取ってください。

引っ掛けたりしてしまうと糸が出てきてしまうことも。
その糸を引っ張ったり切ったりすると生地に穴ができたり、傷つけてしまいます。
もし糸が出てきたら、その周りを四方に伸ばしてみてください。
それでも糸が戻りきらない糸のみ切り取ってください。

お洗濯や使用を繰り返していると糸が伸びてきてしまいます。
そのまま放置しているとさらに伸びてしまい、どんどん広がってしまいますので、伸びているところをハサミで切りそろえてください。
パイル生地は伸びているところを切っても穴が空いたりしないので早めの処理をしてくださいね!

ワッフル生地、ハニカム生地、ガーゼ生地は
基本的に同じ処理方法で大丈夫です。
特にハニカム生地は引っ掛けやすいので、
洗濯の際は洗濯用ネットに入れてご使用されることを
オススメしています。

日本タオルの発祥地として知られる大阪「泉州」。
《泉州南部織》は、600年以上の歴史を誇る昔ながらの綿織物の技術です。

《泉州南部織》とは、織物の技術はもちろん、製造工程の1つ1つに作り手の想いが
つまっており、手作業で縫製・梱包を丁寧にしているこだわりの商品です。

《泉州南部織》とは、
大阪府泉佐野市に工場を構えている織物工場の登録商標です。
織物の技術はもちろん、製造工程の1つ1つに作り手の想いがつまっており、
手作業で縫製・梱包を丁寧にしているこだわりの商品です。

日本タオルの発祥地として知られる大阪「泉州」。
《泉州南部織》は、600年以上の歴史を誇る
昔ながらの綿織物の技術を受け継ぎ、泉州タオルの最大の特徴である【後晒し】技法を融合させた独自の織物を提案しています。
後晒しとは、タオルが形になり包装する前に晒し(さらし)の工程を入れることにより綿糸についたノリやロウが流れ落ち、清潔で吸水性がよく、ふんわりとした肌触りのタオルをお手元にお届けすることができます。

特徴はなんといっても、吸水性と肌触り。
大量生産では叶わない手羽立ちにくく、きめの細かな織り目は手にとるだけで実感できるほど。キッチン・バスそしてベビー用品など、多様な場面で重宝されています。