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ビジネス環境の変化は、姿勢の変化をもたらす。
これまで書類やキーボードを見下ろすインプット作業が中心だったPCワークは、現在ではディスプレイを見つめながらの思考作業が主流になり、その結果、画面と適度な距離を取るために上体を後ろに倒す後傾姿勢が多く見られます。オカムラはこの現象に注目し、作業のためだけではなく、思考のためのより快適なポジションの開発をめざしました。 |
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インプット作業中心の
ワーキングポジション |
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思考を中心とする
ワーキングポジション |
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身体工学による新たなワーキングポジションの研究。
これからのPCワークに適した姿勢を解明するために、オカムラは身体工学の研究を取り入れました。人間の身体的特性を計測、解析して定量化し、そのデータを製品開発などに応用する身体工学により、Cruise & Atlasの理想的な作業スタイルが実現しました。
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産学協同プロジェクトから生まれたAtlas。
低座・後傾姿勢の理論は、身体工学を提唱する慶應義塾大学理工学部 山崎信寿教授との共同研究から導かれました。 身体工学とは、人間の身体的特性を把握して身体本位のニーズを明らかにし、道具や機械などの開発に応用する研究領域。形状可変のチェアやデスクなどの装置を用いた実験を重ねて到達した結論が、身体への負担が少ないまったく新しいポジションである低座・後傾姿勢です。 |
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PCワークの実際を研究し生まれた、低座・後傾姿勢。
座面の位置を低くし、身体を大きく後ろに倒すAtlasの低座・後傾姿勢なら、長時間にわたるPCワークでも身体への負荷が軽くなります。このポジションは、ワークスタイルの現状を研究し開発を進めた結果生まれたものであり、従来の姿勢では得られなかった快適性を提供します。
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身体工学から導かれた座・背の快適なライン |
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長時間、リラックスが続く低座・後傾ポジション。
低座・後傾姿勢は、身体のリラックスした状態をキープすることで、より長い時間にわたって集中力を維持することを可能にします。従来のワーキングポジションである直立座位姿勢とAtlasの低座・後傾姿勢を比較した場合、その効果には大きな違いが見られます。
身体への負荷が小さいから、姿勢の変動も少ない。
直立座位姿勢と低座・後傾姿勢を比較すると、低座・後傾姿勢の方が、長時間にわたって姿勢を安定させることができます。身体が動くのは、負荷がかかり、同じ姿勢を保つのがつらくなることが原因です。つまり、低座・後傾姿勢は、身体が実際に感じる負担がそれだけ小さい状態であるといえます。 |
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着座姿勢の変化の比較 |
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2時間パソコンを使って作業を行い、その間の着座姿勢の変化を計測。従来の直立座位姿勢よりも低座・後傾姿勢の方が、上半身や腰部の変動量が小さいことがわかります。 |
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後傾による体圧分散と、低座によるむくみの軽減。
低座・後傾姿勢の負担の軽さは、身体に起こる変化からも明らかです。背もたれと座面から受ける圧力が分散した状態は、より広い面で身体を支えていることを示しています。脚のむくみの低減は、心臓と脚の高さが近くなり、血の流れを妨げにくいことの現れです。このことから低座・後傾が、より疲労感を少なくするために有効な姿勢であることがわかります。
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体圧分布の比較 |
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着座時の身体にかかる圧力の分布についてそれぞれ計測。低座・後傾姿勢は直立座位姿勢よりも背面の接触面積が平均で2.1倍増え、座面の高圧部が減少するという結果が得られました。 |
脚のむくみ発生の比較 |
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直立座位と低座・後傾それぞれの姿勢のときの脚のむくみを計測。直立座位姿勢は時間の経過とともにむくみが大きくなったのに対し、低座・後傾姿勢ではほとんどむくみが見られませんでした |
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