梅干づくり7つのこだわり

安全な有機肥料だけを使い、紀州梅を減農薬で栽培しています。
原料の梅の実がふっくらと元気に育てるために、何よりも大切にしているのが「土壌」です。化学肥料は土壌が持つ本来の力を低下させてしまうので、自然に最もなじみやすい有機肥料を使っています。農薬は必要最低限の量に抑え、通常の約半分に。安全な原料づくりを最優先した「減農薬栽培」で紀州梅を育てています。
原料すべての残留農薬の数値を、自社で検査しています。
オカハタでは、残留農薬を調べる検査器を業界で初めて導入。専任のスタッフが農薬をチェックする項目は104項目にもおよびます。国が定めた「残留農薬基準値半分以下」という自社内の厳しい検査をクリアした梅の実だけが加工工程へ。一部の原料を検査機関に依頼するのとは、安全性に対する考え方が全く違います。
工場内の温度を一年中一定温度にし、空調管理を行っています。
オカハタの梅干製造工場と梅干保管倉庫は、延べ床面積30,000u。梅干の味わいや香り、品質が劣化しなように、年間を通して一定温度に保たれています。調味室は15℃、充填室は20℃、保管倉庫は15℃に空調管理。お客様のご家庭に梅干が届けられるまで、梅の持つ美味しさをずっと保ち続けています。
紀州上芳養の天然水を、オゾン殺菌して使用しています。
オカハタのある紀州上芳養の天然水は、カルシウムや鉄などのミネラル分が豊富に含まれています。上芳養で収穫した梅を加工するには、地元の天然水が最も適しています。オカハタでは、その天然水をオゾン殺菌処理し、梅干製造工場で使用。工場で使う水にもこだわり抜き、安全性をさらに高めています。
工場内をオゾンガスで殺菌し、衛生管理を徹底しています。
夜間になると、オカハタの梅干製造工場内は高濃度のオゾンガスで包まれます。オゾンガスにより工場内を殺菌し、細菌の発生や増殖を防いでいます。もちろん毎日の作業終了後には、スタッフ全員で念入りに30分以上清掃。衛生管理を徹底し、工場内を常に清潔に保ち続けることが、食品製造会社の使命です。
合成保存料・着色料・甘味料は、一切使用していません。
オカハタの梅干・梅製品には、石油から作られる合成保存料や着色料、甘味料は一切使っていません。また、動物から作られる添加物や遺伝子組み換えの原料も使用していません。必要最低限に抑えた安全性の高いものだけで製品づくりを行っています。お客様に安心してお召し上がりいただくため、添加物にもこだわります。
工場からの排水は、活性汚泥法で徹底浄化しています。
「活性汚泥法」は、微生物に排水の中の汚れ(有機物)を食べさせて浄化する方法。薬品に頼らず、川を汚さないように工場排水を徹底浄化。有機物を食べて増えた微生物は、量を減らすために分解し、残った一部の微生物は自社農園で堆肥としてリサイクル。木質の紙類なども農園の堆肥として再利用しています。

オカハタのこだわり