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ご飯の炊き方

ご飯の炊き方

計る

あまりこだわらない方が多い白米の計量。実はすでに美味しく炊くための手順は始まっています。
何故なら炊くときの水加減に影響するから。計量カップは必ずすりきり一杯で、毎回同じ量になるように心掛けてください。

計る

研ぐ

初めはたっぷり水を入れ、1~2回ほど簡単にかき混ぜすぐ捨てます。この時の水は浄水器の水やミネラルウォーターがおすすめです。
次に水がない状態で10~20回ほど手早く揉むように研ぎます。
※白米が割れる場合があるので力を入れて混ぜないでください。

また水を入れると白く濁った研ぎ汁が出るので、底から軽く混ぜてから汁を捨てます。これを3回程度繰り返します。
※無洗米はその名の通り洗う必要がありません。そのかわり空気を抜くために軽くかき混ぜてください。

研ぐ

浸ける

炊くための水を加えます。水量の基本は白米の容量に対し120%になります(白米:水=1:1.2)。
あくまで基準量になります。お好みの固さになるよう調整してください。
※無洗米の水量は通常の白米に比べて多めに加えてください。(無洗米:水=1:1.4~1.5)

白米に水を吸わせます。
※水温によって水に漬けておく時間が変わります。(夏:30分、冬:2時間)
※玄米などの雑穀を混ぜる場合は長めに吸わせてください。

浸ける

炊く

炊飯器のスイッチを入れてください。
<ポイント>
直前に氷を入れるとよりご飯の甘みが増します。氷を入れた分だけ水を抜いてください。
※2合に対して氷3つが目安です。

炊く

ほぐす

垂直にしゃもじをいれ十字に切ります。1/4ずつ裏を表になるようほぐします。余分な蒸気を逃がしつつ、ご飯全体に空気を含ませるイメージで行ってください。
その際に蓋や内釜の上についた水滴をふき取りましょう。水滴が落ちて水っぽくなるのを防げます。

ほぐす

保温する

熱で乾き水分が逃げるのを防ぐために、しゃもじで内釜とご飯の間を円を描くようになぞり内釜からはがして、炊飯器の真ん中に寄せこんもりと盛ります。
炊飯器で保温する目安は5時間程度です。それを超えると黄ばみがでたり、炊飯器独特の臭いが付いてしまいます。
また、もう一度炊くのと同じくらいの電気代がかかり、経済的にも無駄になります。

保温する

ご飯を炊く水にこだわる

日常、ご飯を炊くときは皆さんはどの様な水を使っていますか?
いいご飯の味を引き立たせるためには美味しい水が重要である事は説明する必要もないと思います。でも水といっても種類も様々。どの様な水が適しているのでしょうか?

日本米を炊くなら軟水がおすすめ

日本米をふっくら炊き上げるなら「軟水」が適しています。これは日本の水を使う事が適しているという事なんです!
何故なら日本の水は、土壌の性質から酸性水寄りの軟水が主体なのです。
※沖縄はアルカリ性寄りの軟水が主体

・水道水

日本の水道水でも美味しく炊けます。
カルキ等水道水独特のにおいが気になる方は浄水器を導入される事をおすすめします。

・ミネラルウォーター

ミネラルを微量に含んだ弱アルカリ性の水は、ご飯との相性がとてもよいです。これは富士山や各地の山々から採取しているミネラルウォーターが当てはまります。

日本米を炊くなら軟水がおすすめ