ホーム > ウッドスキンコート
着色技術と塗料の応用失敗しない為の塗装マニュアルフローリングの塗装ウッドデッキ等木質外部塗装 | 塗装ツール

史上最強 外部・内部用透明水性クリアー
ウッドスキンコート

丈夫な塗膜で煩わしいメンテナンスから開放されたい・・・
そんな要求に、従来より内部の木部では造膜型塗料が使用されてきました。
しかし一旦外部に目を移すと、その木部には浸透型の塗装しか見当たりません。
しかもそれは着色を施された塗装が殆どです。

その理由は・・・
外部で造膜の塗装をすれば、どんなに丈夫に塗っても必ず剥がれる。
また、着色をしなければ、木が紫外線のダメージを受けて変色する という定説があるからです。
下の写真のようなベンチをどこかでご覧になった方も多いと思います。

無残にはがれた造膜塗装のベンチ
ウッドスキンコートによる再塗装

浸透型塗料は塗膜を作りませんので、剥がれるものがありません。
また、紫外線をカットするには着色顔料によって木を着色する必要があります。
(浸透型塗料における透明塗装の説明 >>> こちら

しかし、浸透性の塗装は定期的(早ければ1〜3年程度)な塗り替えメンテナンスが不可欠な塗装です。
「メンテナンスが頻繁に出来ないので丈夫な塗膜で木の保護をしたい」「木に着色したくない」と言ったご要望にお答えする塗料の登場が待たれていました。

ここにご紹介する「ウッドスキンコート」は、上記の定説・常識を覆すまったく新しい木部保護塗料です。
他に類を見ない特徴は
強固な塗膜を作る塗料です・・・雨や風にびくともしません
その強靭な塗膜は、耐摩耗性に優れ、長期間にわたり木をあらゆる汚染から守り、美観を保持します。
また、塗膜は優れた柔軟性を持ち、木の動きに追従し剥離しません。
透明塗膜でありながら木の変色を防ぎます・・・日光にびくともしません
木の持つ色をそのまま活かす透明な塗装にもかかわらず、木を紫外線からのダメージから長期間守り変色を防ぎます。
天然のタンニンを使ったまったく新しい防腐・防カビ機能があります
防腐塗料によく用いられる塩素系薬剤を使わず、天然タンニンと樹脂の相互作用により木材防腐協会の認定を取得。
優れた防腐・防カビ性能を含有します。
浸透力と保護膜とを兼ね備えた悪臭の無く安全な水性塗料です
従来の防腐塗料のような悪臭が無く、臭いの気にならない水性塗料です。
もちろんシックハウス対策塗料です。
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
素地を活かした着色仕上げも可能です
透明塗料として十分な性能を保持していますが、ウッドスキンコート/ステイン色を素地に塗る事で着色をする事も可能です。
色見本 >>> こちら
構成する塗料の種類と役割

ウッドスキンコートの価格とご注文は >>> こちら

下塗り ウッドスキンコートST  15kg・4kg・1kg・0.5kg・0.25kg・0.1kg 
  • 微生物に対する防腐・防カビ機能、光化学反応抑制機能を持ち、優れた浸透力を持つ
下塗り ウッドスキンコート ステイン  15kg・4kg
  • STと同じ機能を持つ着色用下塗り塗料です。
    9色のレパートリーがあります。
    色見本 >>> こちら
上塗り ウッドスキンコートグロス(艶有)  15kg・4kg・1kg・0.5kg・0.25kg・0.1kg
  • 紫外線遮断機能を持ち、木材の化学反応を防止します。
    その肉持ち溢れる塗膜は柔軟性に富み、木材の動きに追従してワレが生じ難い機能を持ちます。
上塗り ウッドスキンコート マット(艶消し)  15kg・4kg・1kg・0.5kg・0.25kg・0.1kg
  • グロスと同じ機能を持つ艶消し仕上げ塗料です。
    完全艶消し仕上げとなり、濡れ色感もなくなりますので、塗ったという感じを与えません。
    グロスを塗った上に使用します。
上塗り ウッドスキンコート FC30  15kg・4kg・1kg・0.5kg・0.25kg・0.1kg
  • 内部の床用に開発された上塗りです。
    その強固な塗膜は、土足歩行にも耐えられる圧倒的な耐摩耗性を有しております。
  • ST→グロスを施した後、仕上げに使用します。
    店舗などのフロアー塗装に最適です。

  • 塗膜の耐摩耗性
    合板に塗った各種塗料の磨耗試験による塗膜の減量(磨り減り)を表しています
    テーバー ロータリーアブレッサーによる磨耗試験 数値が少ないほど減量が少なく耐摩耗性が優れています。

  • 回転数 グロス FC30 2液ウレタン 1液ウレタン
    200 12 9 32 32
    400 24 17 64 61
    600 35 26 93 89
    800 44 35 122 113
    1000 52 43 149 134

ウッドスキンコートの価格とご注文は >>> こちら

ウッドスキンコートの活躍している用途例
外壁・梁・柱・ウッドデッキ・フェンス・門扉・木製カンバン・木製遊具・幼稚園木製施設
木製ベンチ・屋外木製ディスプレー・店舗フロアー、など木目を活かした高耐久性塗装

浜松・花の博覧会
浜松・花の博覧会
浜松・花の博覧会
木製遊具
ログハウス
小学校
寒川神社本道内部床面
温泉浴室内部
保育園外部
標準塗装工程(この工程数・塗布量で塗料性能が発揮されますので、お守り下さい)
水性塗料用刷毛・コテバケ・ローラー等で塗りっぱなし
  使用する塗料 標準配合 乾燥時間 塗布量
素地研磨 #180サンドペーパー ダクつき無く平らに    
ウッドスキンコートST
ウッドスキンコート ステイン(着色の場合)
希釈なし
水で5〜10%希釈
2〜3時間 100g/平米
ケバ取り研磨#240〜#320
ウッドスキンコート グロス 水で0〜5%希釈 2〜3時間 80g/平米
ウッドスキンコート グロス 水で0〜5%希釈 2〜3時間 80g/平米
ウッドスキンコート マット(艶消しの場合) 水で0〜5%希釈 2〜3時間 60g/平米

塗装において注意していただく事 (長期にわたり木を保護する為に)
木材は加工後設置前に6面全体をウッドスキンコートで塗っていただく必要があります。
既設のウッドデッキなど、裏面や側面、小口面などが塗れないケースでのウッドスキンコートの使用は塗膜剥離の原因となりますので避けて下さい。
下塗りには必ずウッドスキンコートST又はステインを使用してください。
既存の塗膜があれば研磨により取り除いて下さい。
ST又はステインはたっぷりと浸透させる様に塗って下さい。
特に小口部分は吸い込みますので、2回に分け十分な塗り込んだ方が良いでしょう。
ウッドスキン グロスは必ず2回塗って下さい。
塗布回数、塗布量が不足しますと、正常に木を保護出来ません。
小口部分は吸い込むことが考えられますので、塗装回数を3〜4回と増やしていただく事をお勧めします。
ウッドスキンコート マットによる艶消し仕上げ
マットによる艶消し仕上げを行う場合は、必ずグロスを2回塗った上に行ってください。

塗装においての標準必要量
  1kgで塗れる面積 4kgで塗れる面積
ウッドスキンコートST又はステイン(1回塗り) 約10平米 約40平米
ウッドスキンコート グロス 仕上げ(2回塗り) 約6平米 約25平米
ウッドスキンコート マット 仕上げ(1回塗り) 約16平米 約66平米


ウッドスキンコート ステイン色見本

◆◇ ウッドスキンコート Q&A ◇◆
ウッドスキンコートについての様々な質問にお答えします

製造メーカーどこですか?
水性塗料を中心に、“人と地球にやさしい塗料” を展開する関東の塗料メーカー「大洋塗料株式会社」です。
大洋塗料のホームページ

塗り方はどの様にしたら良いのでしょうか?
ウッドスキンコートは水性塗料ですので、ナイロン製の水性塗料刷毛を使用してください。
ウッドスキンコートSTは、木に十分浸透させる為タップリと塗って下さい。
ドブ漬けが出来る部材でしたら、ドブ漬けも結構です。
ウッドスキンコート グロスは、塗りムラの無いように、タレない程度にタップリと塗り込んで下さい。
いずれも、小口部分の塗布を多めにして、場合によっては塗装回数を増やしてください。
また、STを塗った後ではケバが立つことがあります。ケバ取り研磨を施してからグロスを塗って下さい。

塗装が終了した後はどの様にしたら良いのでしょうか?
塗装が終了したら、直ちに刷毛、用具は水に漬けて下さい。
そのまま放置しますと、水はもとよりウレタンシンナーでも溶けなくなります。
工程の続きがある場合は、水に漬けたまま乾かないようにしておいて下さい。

着色を施した仕上げを希望していますが、どうしたらいいですか?
ウッドスキンコート ステインが、9色のレパートリーがあります。
色ムラに注意して、ST同様にタップリと塗って下さい。
材の吸い込み具合によって、色ムラが出易い場合には、薄く2回に分けて塗っていただいても構いません。
色見本 >>> こちら

注意を要する材種や対策はありますか?
ヤニ分の多い材ではSTの浸透が妨げられてトラブルになるケースがありますので、脱脂処理などしてから塗装を行って下さい。
また、樹皮を剥いだままの丸太も、表面に樹脂層が付着している為そのままでは塗れません。研磨によって樹脂層を取り除いてから塗装に移って下さい。
カンナを掛けた超仕上げでも、表面に樹脂層が出来てそのままでは浸透が悪いケースがありますので、#240程度でサンジングしてから塗装して下さい。
また、ジャラ材など南洋の樹脂密度の高い材種では浸透が悪いケースがありますので、事前にテストして確かめて下さい。

STをタップリ塗って、乾いた表面が艶消しになっていれば、密着の足がかりは出来ています。
艶が出たまま乾いている場合は、浸透が出来ておらず剥がれることが予想されますので、避けて下さい。

市販の塗料とウッドスキンコートの性能の違いはどの程度ですか?
大洋塗料では、市販の塗料との性能の差を見るために、最も現実に即した形の「屋外暴露試験」を行っています。
これは、塗料を塗った板を実際に屋外に晒して日光や雨を当て、長期間状態を観察する試験です。

下記のデータは、市販の多種塗料とウッドスキンコートを同時に木に塗り、年間を通じて日射量・降雨量の多い千葉県千倉の海岸で、平成3年4月〜平成5年7月の2年4ヶ月間行った、屋外暴露試験のデータです。
ウッドスキンコートの圧倒的な耐候性がお分かりいただけると思います。

暴露試験前

暴露試験後