
前のページに戻る
メンテナンス その8 スプロケットの取り外し(交換)
![]() |
スプロケットを交換します。 |
準備
![]() |
まず用意するのは「ロックリング回し」。 |
![]() |
それと「小ギア抜き」。 |
スプロケットを外す
![]() |
それでは作業に移ります。 |
![]() |
これだけでは回しにくいので上からクイックリリースのキャップをかぶせ、 |
![]() |
こうするとモンキーレンチなどで回しやすくなります。 |
![]() |
そこで上で紹介したような「小ギア抜き」が必要になるわけです。名前は「小ギア抜き」ですがギアが動かないように抑えるための工具で、 この工具のみでギアを抜くことはできません。 |

(上図はシマノの説明書より抜粋。)
はずれたスプロケットはばらばらになりますので、紛失しないように気をつけてください。
ギアだけではなく、間にある「ギア間座」も重要です。
シマノの場合「ロックリング」の裏に薄っぺらの金属のスペーサーが付いていますが、それも部品のひとつです。
あまりに薄すぎて要らないものかと思ってしまいがちですが、捨てないように。
上の図にあるハブボディ側の「スペーサー」はある場合とない場合があります。
ハブのボディと、スプロケにはそれぞれはめるときに間違わないよう、スプラインが切ってあります。
はめるときにはこれを合わせていけば問題ありません。
(シマノ用とカンパ用ではスプラインの形状が異なりますので、互換性がありません。)
おまけ…
![]() |
ロックリングをはめるときは、外すときと違って空転することはないので、そのままロックリングを回せば大丈夫です。 |