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スポーツ自転車専門店
オートリック兵庫店

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メンテナンス その5 チューブの交換

楽しいサイクリングの途中に一番起こりやすいトラブル、それはパンクですね。
誰だって経験があると思います。
残念ながら路面に注意して走るぐらいの予防法しかなく、誰にでも起こりうるトラブルですが、ほんの少し準備して、ほんの15分ほど時間をかければ、パンクのトラブルから楽しいサイクリングに復帰することができます。
今回はチューブ交換によるパンク修理の方法をご説明します。


準備

準備するものは写真の通りです。
スペアのチューブタイヤレバーポンプです。
もしサイクリングの途中であれば、ポンプは携帯ポンプになりますね。
サドルバッグの中に予備のチューブとタイヤレバーを入れておくとパンクのときでもすぐに対応できます。


今回用意したしたチューブはパナレーサーのアールエアーです。
レースでの仕様を前提とした軽量チューブです。
タイヤレバーは同じくパナレーサーのタイヤレバー
「使いやすさを追求」という謳い文句を裏切らない使用感です。
当店でも使用しています。


タイヤを外して、古いチューブを抜く

さて、本題の作業に移ることにします。
前回説明した手順に従ってホイールをはずします。

タイヤの空気を抜きます。
空気の抜き方についてはこちら

タイヤをめくってビード(タイヤがリムに引っかかっている部分)
にタイヤレバーを引っかけます。

同じ要領でもう1本、計2本挟みます。

一本を倒してスポークに引っかけます。

さらにもう1本を倒すとタイヤのビードが外に出てきます。

何ヶ所かタイヤレバーを引っかけて倒すのを繰り返すと
ビードがさらに外に出てきます。
ある程度出てきたらタイヤレバーを滑らせるように動かすと
ビードが全周、外に出てきます。
片側のビードだけはずしたらそれでOKです。
両方はずす必要はありません。

片方のビードを全周はずしたら
チューブをつまんで引っ張り出します。
長い間入れっぱなしになっていたチューブは
タイヤと貼りついてしまっているところもありますが
かまわずベリベリと引っ張り出してください。

バルブの部分はタイヤをめくって抜きます。
これで古いチューブが全部外に出てきましたね。

パンクの際のチューブ交換のときは、このときにタイヤの内側を触ってみて、
タイヤの中に異物が入り込んでいないか確認してください。
この作業を怠るとせっかく新品のチューブに換えても、またすぐにパンクすることになりかねません。


チューブを入れ替えてタイヤをはめ込む

古いチューブを抜いたら、次は新しいチューブを入れていきます。
新しいチューブに少しだけ空気を入れます。
ほんの少しチューブが膨らむ程度でいいです。
チューブを膨らませることで、タイヤの中にチューブを入れやすくなります。

バルブを抜いたときと同じようにタイヤをめくって
バルブをリムの穴に入れます。

タイヤの内側にチューブを収めていきます。

チューブの全周をとりあえずタイヤの中に収めます。

今度はビードを入れやすくするため、
チューブの空気を抜きます。

タイヤのビードをぐいぐいと押し込んでいきます。

最後の最後、ビードを納める部分はかなりキツくなります。
特に新しいタイヤに交換するときはそうです。
手首の付け根、手のひら全体で押し込むように
根気よく入れてください。
かなり力を使う作業です。
タイヤレバーを使って入れられないこともないですが、お勧めしません。
チューブをかみこんでしまい、
せっかくの新しいチューブがまたパンクしかねません。
根気よく手で押し込んだ方がいいです。

【ちょっとしたコツ】
最後の最後、どうしても入らない!と言う時、左図のように入れ収めの部分を下にし左右均等に力を掛けじわじわと体重を掛けながらタイヤをつまみ、Bの溝に順次タイヤを落としこんで引っ張っていきましょう。
理屈では遊びが出てくるはずです。
その遊びをうまく使って一気に入れてしまいましょう!


 

タイヤを収めてもすぐには空気を入れないでください。
必ず全周にわたって、タイヤをめくってみて、
ビードにチューブを挟み込んでいないか確認するようにします。
チューブを挟み込んだまま空気を入れると「バースト」といって
「パーン」というものすごく大きな音とともにタイヤが破裂します。
新しいチューブが台無しになるばかりでなく、
大きな音で一瞬何が起こったか分からなくなるほどです。本当にびっくりします。
もしチューブを挟み込んでいたら、ほんの少しだけ(本当にほんの少しだけ)空気を入れて
タイヤを手で左右にグリグリとよじるように動かすと、直ったりします。この作業にも少し根気が要ります。
チューブを挟み込んでいなかったら、あとは空気を入れて作業完了です。
慣れると10分ほどで作業が完了できるようになります。
快適なサイクリングのためにも、ぜひマスターしておきたい作業です。

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