焙煎について

焙煎とは生のコーヒー豆を煎ること。
コーヒー豆は煎って加熱されることで、成分が化学変化を起こし、
普段目にしているあの色や香り、風味が生まれます。
加熱の程度を表すものを焙煎度といい、焙煎度は大きく分けて
浅煎り、中煎り、深煎りの3段階があります。
さらに日本では味の違いを細分化するために
ライト~イタリアンの8段階の分類も用いられています。
一般的に浅煎りといえば、ライト、シナモン、中煎りはミディアム、ハイ、シティ、
深煎りはフルシティ、フレンチ、イタリアンを指します。

風味の印象の目安になる焙煎度

コーヒーの味は、焙煎が浅いほど酸味が強く、深いほど苦味が強調されます。
同じコーヒー豆であっても、どの程度まで熱を加えられているかによって、
酸味と苦味の具合は変わってくるということです。
この傾向は多くのコーヒー豆に共通していることから、
焙煎度は風味の印象を知るひとつの目安となります。
ただし、標高の高い産地で採れたアラビカ種の中には、深煎りでも酸味が残るものがあります。
また焙煎されたコーヒー豆は劣化しやすくなるため、新鮮な状態は常温では2週間ほどなので
その間に飲みきれる量を購入することをオススメします。


ノール珈琲のロースター(焙煎機)