オーダー家具と雑貨のインテリアショップ ノルシア

「手」を惜しまずに、丁寧に作り上げてゆくこと。丈夫な家具に作り上げるための、伝統的な組み方と材料の使い方。
その一つ一つが、野中木工所の家具を作っていくために必要不可欠なものです。
機械の技術ではない、伝統的な「人の技術」のなしえる技だと考えます。

工場紹介

1.材料選別

充分に材料を乾燥させ、狂いの少なくなるまで寝かせた木材を一枚一枚、厳選していきます。製作する家具の目的に合わせて材料の色を揃え、節の有無等、家具のデザインに合わせて使い分け、資源を無駄なく大切に使っていく事にもこころがけています。

2.仕込み

組み立てる前の材料をひとつひとつ加工していきます。扉のデザインを加工したり、使う部材を機械でカットしていき、狂いの無いよう、職人の手で丁寧に仕込んでいきます。

3.磨き

家具の仕上がり感を左右する大事な工程です。木材の持つ本来の美しさを引き出すため、職人の手によって手先の感覚を大切にし、丁寧に時間を掛けて仕上げていきます。機械では出来ない光沢・つや・木目の美しさを引き出すための下地を整えます。

4.塗装

オイル・エコウレタン・漆等を商品によって塗り分けていきます。環境・人体への影響の少ない優良な塗料を厳選し、手作業で研磨と塗装を何度も繰り返し、深みのある質感を出していきながら、ムラなく均一な塗装に仕上げていきます。家具に命を吹き込む作業なので、時間を掛けて丁寧に仕上げます。大量生産の家具では決して真似の出来ない仕上がりが生まれます。

5.組み立て

プレスでしっかりと固定して組み上げて行きます。高級家具に相応しい、がたつきの無い強度の高い家具に組みあげていきます。引出は伝統的な工法であるアリ組みで組み上げます。手間はかかりますが、非常に強度があり「家具として100年以上生き続けてほしい」野中木工所の想いに相応しい作りに徹底的にこだわります。

6.仕上げ

金具・扉の立て付けを行います。がたつき、ずれの無いように職人の手作業で 丁寧に取り付けます。引き出しも1杯1杯差し込んで微調整しながら合わせて行きます。組み上げが完成したら、最後の仕上げにウレタン塗装の場合、クリアフラット(光沢・艶出し)オイル塗装の場合仕上げのオイルを塗り、仕上げの磨き上げを行います。

7.検品

出来上がった家具を色むら・艶・傷・引き出しの具合等多岐に渡る項目で厳しく検品していきます。不良のチェックだけでなく、質感まで職人の目で厳正に検品して、野中木工所の家具に相応しい商品のみを丁寧に梱包してお客様にお届け致します。