エフェクター専門店ナインボルト

Plutoneium Chi-Wah-Wahレビュー!

2010.5.20
ただいま多数のご予約をいただいております、驚異の超小型ワウペダル
「Plutoneium Chi-Wah-Wah」のサンプルモデルが届きました!
本当にワウペダルが入っているの?と疑いたくなるほど小さな箱が届きました。
開けてみると、いきなりインパクト大!
この時点ですでに、はやる気持ちを抑えるのが大変です。ゆっくりと梱包を解きます。
全世界初公開!
これがChi-Wah-Wahの外箱です。雰囲気のある素晴らしいデザインです!
箱の中にはプチプチに包まれたChi-Wah-Wahが!あと6角レンチが付属しています。
ついにその姿を見せたChi-Wah-Wah!写真で見るよりもずっと小さく感じます。
見えるでしょうか?ペダルの部分はバネで支えられています。
しっかりとした、大きなバネです。
「LEVEL」「CONTOUR」「GAIN」の3ノブを搭載!どんな風に効くのでしょうか。
早く音を出したい!と思いながら各所のチェックをして写真を撮ります。
お待ちかね!サイズ比較です。
本当に小さいですね。知ってはいましたが手に取るとこのサイズは驚異的です!
これ、ワウペダルですからね!
重さは、左のMAXONとほとんど変わりません。
そして並べてみるとあることに気付きます。
それがこのゴム足!
何の変哲もないように見えますが、これががっちりと地面をとらえて全く滑りません。
これに関しては左右のペダルとは比較になりません!
裏蓋を開けるためのネジは独特の六角ネジとなっています。
付属の六角レンチはこのネジを開ける時に使います。
パワーサプライ端子はアウトプット側に付いています。
標準的な9Vセンターマイナスのタイプ(BOSS PSA100S等)がお使いいただけます。

それでは音を出してみます!アンプにChi-Wah-Wahをつないで・・・
まずは説明書に書かれている「基本のセッティング」にしてみます。
3つのノブは、LEVELが音量、CONTOURがいわゆるQコントロール、GAINがインプットゲインの調整です。
Chi-Wah-Wahはペダル部に足を載せると感知してONになる「スイッチレス機構」搭載です。
そのため構造上OFF時にもバッファを通ります。
バイパスサウンドは、アンプ直結と比べると微細な違いは当然ありますが、ほとんどバッファのかかりを感じませんでした。例えばハイが強くなったりこもったりすることもありません。

ペダルを動かしてみても、違和感は特に感じません。事前に動画を見たときにはボード上で滑ったりしないか心配でしたが、まったくそんなことはありませんでした。
あの強いゴム足が効いています!

このセッティングではとてもスムーズでクラシックなワウとなります。スタンダードでとても
扱いやすいサウンドです。
ペダルの動きとワウの音色の動きにも違和感は全くありません。
CONTOURとGAINを少し抑えると、ヴィンテージVOX系の音色になります。
やわらかく、少し控えめでスムーズなサウンドですね。
CONTOURの設定でワウの可変幅を、GAINの設定でワウの派手さを調整できるので、
様々なワウサウンドを簡単に設定することができます。この操作感覚は最高ですね!
こんな極端な設定でも十分使える音色です。
かなり派手ですが、リードで感情表現を爆発させたい時などにはこんな設定も良いです。
例えば、これで可変幅が広すぎるようでしたらCONTOURを調整したり、派手すぎるならGAINを絞る・・・
というように感覚的に音色を変えることができて、まさに新時代のワウペダルだと実感します。

そうそう、音出しに夢中で忘れてました!
裏蓋を開けるとこうなっています。電池でも駆動します。
中央にあるのがワウペダルの心臓部、インダクタです。
これ、手巻きなんですよ!手間をかけて作られています。
基板上、写真の中央付近に見える赤いLEDで、ペダルの動きを感知します。
Chi-Wah-Wahのスムーズなサウンドは、この光学式ペダルも一役買っています。

Plutoneium Chi-Wah-Wahの良さが少しでも伝わればうれしいです。
今回はサンプルモデルのみの入荷でしたので、ご予約分の発送まではもうしばらくかかりそうです。
是非、楽しみにお待ち下さい!
コラムに関するお問い合わせはこちら

目次へ戻る




新着情報

column:ninevolt
セカイノナインボルトのコラム 「column:ninevolt」連載中!!