表革であれば革専用のクリーナーで汚れを拭き取りましょう。日頃のお手入れに使用することでカビを予防するはたらきもあります。
ただし、革によってはクリーナーの使用によってシミになる革も存在します。使用時は必ず目立たない箇所でテストしてからご使用ください。
カビを防ぐためにも、通気性のないビニール袋をかけたり、たたんで保管しないでください。よく開け閉めするタンスなどにしまいましょう。
カビは放っておくと、根づいて取れなくなります。見つけたらすぐに、表革はカラ拭きをし、起毛革は革用ブラシやスポンジ等でブラッシングして取り除いてください。縫い目、ポケットなどは歯ブラシを使うと効果的です。
濡れた場合には乾いた布で拭き、自然に乾かしてください。火気、日光などでの急激な乾燥は厳禁です。表革は衣料革用オイルで油分を補給し、起毛革はブラッシングで、毛並みを整えます。
ただし、革によってはオイルの使用によってシミになる革も存在します。使用時は必ず目立たない箇所でテストしてからご使用ください。
軽いシワなら2〜3日も着ていれば体温で自然になくなるので問題ありませんが、頑固なシワにはアイロンを使います。必ずドライ(スチームは厳禁)で90〜100度の低温で上から押すように掛けるのがコツです。滑らせて掛けると革が伸びることがありますので注意してください。
あまりおすすめしません。革は、クリーニングすることで、風合いや色の変化や、サイズが小さくなることがございます。とくに表革は、日頃のお手入れで十分といえます。また、汚れの目立ちやすいレザーは、普段から防水スプレーをこまめに使って汚れをガードし、予防しておきましょう。どうしてもクリーニングにお出しになる場合は、信頼のあるクリーニング店でご相談いただく事をお勧めします。
(ご紹介店/逸品工房 TEL042-336-5611 http://www.tokyo-ws.com/info.html)
着込むことで風合いを増すベジタブルやアンティック加工。革本来の風合いを生かしたナチュラル加工。これらは、その特徴を生かした加工の為、革の中でも特に水と油に弱くなっています。その為、雨の日のご着用やオイル等のご使用はお避けいただきますようにお願い致します。
(本来ベジタブルやアンティック加工は、着込むことで出来る傷や汚れにより古着感を楽しむ革となっております。)
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起毛革は着用後にブラッシングし、ホコリを取り、毛並みを整えます。
汚れが落ちたら、乾いた布(面)拭きあげます。
取れにくい縫い目のカビは歯ブラシを利用して。
シワの上にあて布をして、アイロンを上から押すように掛ける。
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