ガラスフィルムFAQ 3 セプロ防犯フィルム(CP認定品)

セプロ防犯フィルムの機能、種類等に関するご質問

Q1

セプロ防犯フィルムのメーカーはどこですか?外国製ですか?

A

日本製です。弊社スペックにより国内大手フィルムメーカーに委託製造して頂いております。
防犯建物部品認定(CP)を受けている防犯フィルムです。

Q2

防犯フィルムにも種類がいくつかあるのですか?色付きの防犯フィルムはありますか?

A

『SEPRO防犯フィルム』は、透明タイプのみとなります。
プライバシー保護や日照調整が必要な場合は、スモーク、シルバー、マットフィルム等を 上から重ねて貼り付けることで対応しております。

Q3

フィルムの耐久年数はどのくらいですか?

A

公的試験で10年以上の良好な試験結果があります。

Q4

保証期間は?

A

SEPROでは責任施工の証として製品・施工保証を完工後より5年間と定めております。

Q5

侵入被害に遭った場合の補償はありますか?

A

SEPRO防犯フィルム施工後、ガラス破りによる侵入(未遂含む)被害にあった場合には、 破られたガラス及びフィルム復元費用の一部を負担する「お見舞金補償制度」があります。

Q6

通常の使用条件とは?

A

通常の使用条件とは、下記を意味します
・日本国内における一般的な建物に於ける定常的な住環境であること
・透明平板ガラスの室内側に貼ること
・フィルムを故意又は過失により傷つけないこと
家の外側から貼る場合には外貼り仕様のフィルムをご使用ください。
内貼り用のフィルムを外貼りするとすぐに劣化してしまいます。
・フィルムに傷をつけないでください。ペットなどがつめを立てるとフィルムに傷がつきます。
・乾いたタオルなどで強くこするとフィルムに傷がつきます。
・フィルムを洗浄する際は、中性洗剤を薄くした液を浸した布やキッチンペーパーで軽く拭いてください。

Q7

防犯フィルムを貼るとガラスは割れなくなりますか?

A

防犯フィルムを貼り付けることによってガラスが割れにくくなりますが、 どんなに窓ガラスを強化しても限界はあります。
ただし、ガラスが割れた場合でも強靭なフィルムの張力や粘着力によってガラスの破片が容易に取り除けないため、侵入盗などに対しての侵入遅延効果には高い防犯効果を発揮します。

Q8

フィルムの厚さはどの位ですか?

A

SEPRO−SS400Sは総厚(製品厚)447ミクロンあります。

Q9

防犯フィルムを貼ると視覚的に変化はありますか?

A

「SEPRO防犯フィルム」は、可視光線透過率89%で透明ガラスとほぼ変わらない透明度を持っています。
また、厚手のフィルムに多い歪みの発生も極めて少なく、景観が気になる店舗などにもほとんど問題なく使用できます。

Q10

防犯対策以外の効果はどのようなものがありますか?

A

防犯対策のほかに99%以上の紫外線をカットしますので、カーテンや家具を日焼けによる変色から守ります。
また、台風や地震、事故などによってガラスが割れた場合でも、
強靭なフィルムによるガラス飛散防止効果もありますので、防災面も万全です。

Q11

結露防止効果はありますか?

A

結露防止効果は望めません。

Q12

防音効果はありますか?

A

『SEPRO防犯フィルム』には、防音効果はありません。

Q13

防犯フィルムは燃えませんか?

A

ガラスに貼付けた状態では非常に不燃性が高く、火災時などの延焼防止が期待できます。

Q14

フィルム表面にキズは付きませんか?

A

内貼り用フィルムの表面にはキズの付きにくい“ハードコート処理”を施しているため対摩耗性に優れています。
ただし、鋭利なものや硬質なもので表面を擦ったり叩いたりする事は避けてください。

Q15

熱割れの心配はありませんか?

A

当該フィルムを貼って熱割れを起こした事例はありませんが、ガラスの種類や方位によって熱割れを引き起こす場合があります。

Q16

凹凸があるガラス面に貼れますか?

A

貼れません。平滑なガラス面が必要です。凹凸のあるガラス面には良く接着しません。
凹凸ガラスに貼れる貫通防止フィルムを別に用意しています。
凹凸ガラスは通常外側が平滑になっていますので、ガラスを一度外し、内外を入れ替えすることにより施工が可能になりますが、凹凸ガラス用フィルムを使用すればこの必要がなくなります。

Q17

建物の外側から貼れますか?

A

貼ることは可能ですが、お勧めできません。
内貼り用のフィルムを外貼りするとすぐに劣化してしまいます。
防犯用フィルムの場合はカッターなどで傷が付きやすく、剥がされ易くなってしまいます。

Q18

何故、外貼りするとすぐに劣化してしまうのですか?

A

PETフィルムは、もともと紫外線に弱く劣化しやすいため、接着層にUV処理剤を入れています。
内貼り用フィルムをガラスに貼ったときに、紫外線は接着層を通ってからPET層を通過します。
ウィンドウフィルムとして製造販売されているものは全てUV処理剤を入れていると考えてOKです。
内貼り用フィルムを外貼りすると、、UVが先にPET層を通過するため、すぐ劣化してしまいます。

Q19

長年月使用したらどのような現象がおきてきますか?変色などしませんか?

A

10年間は全く気にせずにいて良いのですが、
・まずハードコート層が剥がれて白い点々が見えてきますが、PET(ポリエステル層)は更に長寿命で健在です。
  接着力も維持されています。
・10年以上経過すると、ポリエステル層自体が徐々に劣化してきます。
透明度が落ちてきます。変色はほとんどありません。
・次にヒビ割れがおきてきます。これは、PETとガラスの熱膨張率の差による伸縮に、PETの強度が耐えられなくなって生じるものです。

Q20

網入りガラスにも貼れますか?

A

ガラス面が平滑であれば貼れます。
網入り凹凸ガラスの場合:ワイヤーが交差状に入っているなどで表面が凸凹している場合は、凹凸専用の貫通防止フィルムを使う必要があります。

Q21

網入りガラスに貼ると熱割れが起こると聞きましたが大丈夫でしょうか?

A

弊社の透明防犯・貫通防止フィルムに関する限り、フィルムが原因で熱割れを起こした事例はありません。
ただし、ガラスの熱割れ保証は致しておりません。これはフィルムメーカー共通です。
ガラス面の温度差が極端に出るような場合は要注意です。熱割れ計算を行いますので御連絡ください。
網入りガラスは通常でも割れやすいガラスです。
フィルムを貼ると強度は増しますが、熱割れの面からはマイナス要因となります。
熱割れ保証は致しかねますが、透明防犯フィルムを貼られることを強くお勧めします。
フィルムを貼っていない場合は、平板ガラスと同様に、こじ破り等で簡単に割られてしまいます。

Q22

紫外線をカットするフィルムが欲しいのですが?

A

多くの方が紫外線と熱線を混同されて居られます。
紫外線に含まれる熱線(日射熱)は約3%しかなく、熱線のほとんどが可視光線と赤外線領域の日射に含まれています。
弊社のセプロ防犯フィルムは、紫外線を99%以上カットします。

Q23

ガラスカッターで簡単に切られてしまうのでは?

A

ガラスカッターはガラスの表面に傷を付け、表面から反対側に曲げ応力をかけることによりガラスを割るものです。
ガラスを突き抜けて切りとるわけではありません。
強靭なフィルムが内側からしっかり張り付いていますので、外部から打撃を加えてもガラスにヒビが走るだけで、ヒビの隙間は開きません。
表面から反対側に曲げ応力をかけることが出来ないため、ヒビの間にカッターを突き刺すことは難しいです。したがって、ガラスを割って取り去ることは不可能に近いのです。

Q24

隙間の部分からきれいに割れてスポッとぬけませんか?

A

この心配は無用です。
ガラス割れは周囲と中央付近を結んだ線に走るもので、サッシに沿って周囲と平行に割れが走ることはありません。
ドライバーでコジっても、ヒビはガラスの中央部や、斜めに向かってヒビが走ります。

Q25

CPマークはつきますか?

A

弊社が責任施工したSEPRO-SS400S防犯フィルムには、防犯建物部品認定マーク(通称CPマーク)を貼付することができます。
ただし、下記付帯条件を満足させられない場合は貼付できません。
1.窓サッシにはサブロック付クレセントに加え、補助錠を1箇所に取り付けてあり、かつ施錠されていること。
2.ウィンドウフィルムを貼付するガラスは、フロートガラス5mm以上の厚さのものとする。
なお、複層ガラス等に使用する場合も5mm以上の厚さのフロートガラスに貼付すること。

CPマーク

Q26

防犯フィルムだけの販売はしていますか?

A

SEPROでは、的確なプランニングから正しい使用方法に至るまで一括管理を行っております。
フィルムのみの小売(卸売)は致しておりません。

フィルムの施工に関するご質問

Q27

全面貼りのとき周囲はあけて貼るのですか?

A

周囲のパッキンとの隙間を2〜3mmとることにより、施工時の水・空気抜きが容易になります。
透明フィルムの場合は、隙間は全くと言って良いほど気になりません。

フィルムのメンテナンスに関するご質問

Q28

フィルム面の清浄はどのようにすれば良いですか?
ガラスクリーナーは使えますか?

A

軟らかい布やキッチンペーパーなどに中性洗剤を薄めた水を含ませ、清浄します。
フィルムにはハードコートが施してあり、傷が付きにくくなっておりますが、長期間使用するために傷が付きにくい方法で清掃されることをお勧めします。
ベンジンやアルコール等の強い薬品を使用しますと、変色や品質劣化の恐れがありますので使用はしないでください。
中性洗剤を水で100倍以上に薄めてご使用ください。
乾いたタオルで強くこすると傷がつくことがあります。
ガラスクリーナーには研磨剤が入っていますので、使用しない方が無難です。

Q29

何年か経ってから剥がすことはできますか?

A

可能です。
千枚通しなど(カッターはガラスをきずつけやすいので使わないでください)でコーナー部を浮かせ、つまんでゆっくりと剥がします。
剥がしにくい場合は、フィルムを浮かせた状態で切込みを入れ、短冊状に切り取りながらはがしていきます。
ガラスに糊が残るので、中性洗剤・ガラスクリーナーなどで清掃し、スクレーパーを使うと容易に掻き取れます。
作業開始2〜3時間前にフィルム全面に洗浄液をスプレーし、新聞紙やプラスチックフィルムで覆うことにより、フィルム内へ水分を浸透させることができます。これにより、糊が柔らかくなって剥がしやすくなります。
スチームにより加温・加湿すると更に効果的です。

Q30

フィルム施工後、暫くはフィルムに触ってはいけないのですか?

A

いいえ、触ってはいけないわけではありません。施工翌日には相応の力でついています。
ただ、端をつまんで剥がそうとはしないでください。再接着が困難になります。
フィルム施工には施工液を使用しますので、水分が抜けきるまでに“養生期間”が必要です。
防犯フィルムの養生期間は、夏は約1ケ月、冬は2〜3ケ月以上になります。

サービスについて

Q31

実物を見たいのですが、サンプルは送ってもらえますか? サンプルは無償ですか?

A

はい、よろこんで!カットサンプルを無償でお送りします。
ガラスの種類(平板・凹凸)目的(防犯・遮熱など)、お考えのフィルムをご連絡ください。
FAXやメール等で受けつけております。ご住所、電話番号、お名前もお願いします。

Q32

施工はどのぐらいで実施できますか?

A

1〜2週間以内の実施を目途に、施工日程を直ちにお打ち合わせさせて頂きます。
施工は現場の条件にもよりますが、通常は20uまでなら1日で完了します。