セキスイ 遮熱 クールネット

セキスイ遮熱クールネットに関するご質問
Q1
どこに貼るのがベストですか
A

遮熱効果がある順:外側に貼る方が、効果が大です。
メーカー(セキスイ)では、様々な実験を行い、建材試験センターでの試験データも取得しております。
以下は、目安です。
例えば、真夏に、ガラスに何も貼っていない室内の温度が、37度Cの場合:
クールネットをガラス内面に貼った場合:31.3度C (温度差4度C)になります。

クールネットを貼る場所 実験結果 室内温度実験結果 度C
A-1) 網戸のフレーム、 窓ガラスの外側サッシ
遮熱効果評価点=9.2
30.1
A-2) ガラスの外面 遮熱効果評価点=7.1
遮熱効果評価点=7.1
31.7
A-3) 窓ガラスの内面
遮熱効果評価点=5.7
32.7
A-4) 窓ガラス室内側のサッシ 
遮熱効果評価点=4.0
34
A-5) 何も貼らない場合
遮熱効果評価点=0
37
上記は、実験結果の1例であり、全体の傾向を解りやすく表現したものです。
保証値ではありません。

メーカー(セキスイ)では、様々な実験を行い、建材試験センターでの試験データも取得しております。
例えば、真夏に、ガラスに何も貼っていない室内の温度が、37度Cの場合:
クールネットをガラス内面に貼った場合:34度C位 (温度差3度C)にはなります。
Q2
他のショップでの、お客様のコメントに:
『遮熱クールネットをガラスに貼っても遮熱効果が出ない』 との書き込みを見ましたが・・・
A2

このコメントは、私共も見ましたが、明らかに間違いです。
上記Q1に対する答えをご参照ください。
このお客様は、
A-1) に較べ、A-4)に較べて、ガラス面が熱いから、効果が無いと評しておられます。
A-1)と、A4)では、3.9度の差があります。
A-1)と、A-5)では、6.9度の差があるのに較べ、確かに効果は少なめですが、
室内温度が、3.9度下がれば、効果は大きいと評価されるべきと考えます。

本来、比較すべきは:
A-1)同じガラス面に、クールネットを貼った場合
A-2)同じガラス面に、クールネットを貼らない場合
です。
右図は、ガラスフィルムを貼付した場合を表しています。
日射熱は、1)反射 2)吸収 3)透過 に、分けられます。
2)吸収熱は、外部と内部に再分散されます。

このお客様は、ガラス面が熱いから効果が無いと云われておられます。
ガラス面の温度は、2)の影響を受けてしまい、熱くて当然なのです。
室内温度は、ガラス面から、20CM以上離れたところから、安定します。

 


JISでは、フィルムの遮熱性能比較基準は、遮蔽係数です。
弊社では、遮熱フィルムと、クールネットの遮熱性能比較実験を行っております。
結果は公表できませんが、かなりの好成績とだけ報告させて頂きます。
Q3 網入りガラスにも貼れると書いてありますが本当ですか?
内貼りではなく、外貼りがお勧めとのことですが、どういう意味ですか?

A3

網入りガラスにも貼れます。
メーカー(セキスイ)は、発売以来ガラスが割れたとの報告は一切無いと説明しております。
網入りガラスは、何もしなくても割れることがあります。
弊社としましては、ガラスの熱割れ補償には応じられません。
万が一、網入りガラスが割れた場合:
1)ガラス面に外貼りの場合
クールネットの貼付によるものでは無いと断言します。
外貼りすれば、ガラス面に当たる日射熱量が激減します。
その分、熱割れの危険は少なくなります。
2)ガラス面に内貼りの場合
クールネットの貼付によるも可能性は殆どありませんが、補償には応じられません。

網入りガラスにも貼れる遮熱シート
網入りガラスに安心して貼れる 『 セキスイ遮熱クールネット』
ガラスフィルムではありませんが、遮熱効果が大。
フレーム部にも、ガラス面にも貼れます。
熱割れの危険は、殆どありません。