安全にスポーツを楽しむためにも、
足のサイズや形状を正確に計測して把握し、
正しくフィットするシューズを選ぶことが大切です。
つま先や踵などの足の各部位には、体を支えたり、歩いたり、
走ったりするための大切な機能と役割があります。
ただ、足は高荷重の負担を強いられるため、障害が起こりやすい部位です。
正しくフィットしていないシューズを履いていると、防ぐことができたであろう障害が起こることがあります。
ひとりひとり異なる足のサイズと形状に、シューズが正しくフィットしている必要があります。
正しくフィットしてこそ、シューズもその性能を発揮します。
フィットしていないシューズでおこる問題
大きいシューズをはいていると ※特にウィズ（足囲）が合ってなくてレングスを伸ばして履いている人
- オーバープロネーション（過回内）、オーバーサピネーション（過回外）を促進する可能性がある。
- 外反母趾、腰痛、膝痛になる可能性が高くなる
- 運動時の力が効率的に伝わらない
- 怪我の原因になりやすい
- シューズが重く感じる
- マメができやすい
- シューズが壊れやすい
- 足がくさくなる
- 疲労がたまりやすい
小さいシューズをはいていると ※特にウィズ（足囲）が合ってなくてレングスも小さく履いている人
- ハンマートゥー（槌指）、腰痛、踵痛、筋緊張になる可能性が高くなる
- 足のツメにダメージを受けやすい
- 足が変形する可能性がある
- 運動時の力が効率的に伝わらない
- シューズが壊れやすい
- 疲労がたまりやすい
※ご紹介した内容は、足の状態などにより個人差があるため、すべての方にあてはまるものではございません。
シューズがこうなっていたら要注意!
アッパー縫製破れ
足が全体的（特につま先部）に大きい可能性あり。
ソールユニットからの
足の棚落ち
足囲（ウィズ）が合っていない。シューズよりも足が大きい。
中敷に足指の痕がつく
シューズより足が大きいため、足がおよいでいる。
タン部分の広がり
甲部が合っていない。シューズが小さい。
左右の鳩目（アイレット）がくっつく
足囲（ウィズ）が合っていない。シューズの幅が広すぎる。
つま先部分に穴あき
足が全体的（特につま先部）に大きい可能性あり。
【適切な例】
（且つ平行）
棚落ちなし
フィットのための重要なポイント
ヒールからサドルにかけてしっかりフィットすることが大事
一般の紐付きタイプ
ニューバランス
レギュラーサドル
「指先が動かせる」というのは「足の本来の機能」が使え、逆に動かせないほうが、足のトラブルを抱える原因となりやすいのです。
あなたの足はどのタイプ？
オーバープロネーター
アーチが落ち込み、足首が内側に傾いている状態
安定性・クッション性
を重視する
ニュートラル
アーチが正常な状態
サイズ・幅が合うもの
を重視する
オーバーサピネーター
アーチが上昇し、足首が外側に傾いている状態
クッション性
を重視する
ウィズサイジングシステム
ひとりひとり異なる足の形状に対して、より良いフィット性を実現するために。
足長だけでなく足囲（ウィズ）でも選べるシステム。
〜ジャストフィットするシューズ選びへの3ステップ〜
1. 足囲を測る
2. ウィズを選ぶ
3. ジャストフィット
※ウィズサイジングが不可能な商品もございます。ニューバランススタッフまで、お問い合わせください。
Fresh Foam X 880の例 Dウィズのジャストサイズの方が履いた場合
足囲がDを基準とした場合、ひとつウィズサイズが変わると、約0.6cm変わります。 ※正確な数値というわけではなく、個体差があります。
ニューバランスでは、ウィズサイズが選べるモデルをご用意しております。
レングスとあわせてお選びいただくことで、より足にフィットする一足を見つけていただけます。
（※ウィズの選択肢のないモデルもございますので、ご了承ください。）
1つのモデルに対してウィズのバリエーションをご用意することで、
お客様ひとりひとりの足によりフィットするシューズの提案をさせていただきます。
ウィズサイジング・システムは、ニューバランス店頭にて無料で承ります。
この上ないフィット感をぜひご体験下さい。