池田さんの石けん工房レポート　肌にやさしい秘密は試食？【ネオナチュラル楽天市場店】

池田さんの石けんの第一号の完成品が出来上がったのは10年ほど前の6月28日でした。今でこそ多くの方に喜んでいただける石けんになりましたが、ここまで大きくなれたのも皆様のおかげです。そこで、改めて「池田さんの石けん」がなぜお肌にやさしいのか、その製造過程を見ながら紐解いて行きましょう！

◆池田さんのこと。釜炊き製法のこと。

池田さんは元々馬油の専門家でしたが、自身の大病をきっかけに、『世の中のためになることがしたい』と思うようになりました。そこで、肌にいいとは分かっていながらも製造過程の大変さから、あまり作られてこなかった＜釜炊き製法＞による馬油石鹸作りを始められました。
池田さん

この＜釜炊き製法＞は多くの手間と時間、そして熟練のワザと職人のカンが必要です。しかし短時間で作られる大量生産の石けんには含まれていないグリセリンという成分を多く含むため、肌への負担は軽く、お子様でも使える石けんとなるのです。
釜炊き製法

◆池田さんの石けんが出来るまで

①国産馬油を用意
石けんのベースとなる原料は100％九州産の馬油です。馬油を大きな釜に入れて湯せんし、液状にします。貴重な油脂なので慎重に扱います。

②＼目が離せない／鹸化（けんか）作業
液状になった馬油の温度を確かめ、いよいよ原料油脂と苛性ソーダを反応させる鹸化（けんか）作業を始めます。加熱していないのにボコボコと煮立ち、一旦静かになったかと思うと、蒸しパンのように膨らみます。秒単位の変化の中で、ムラなく鹸化を行うには、熟練の技術が必要です！

※苛性ソーダは油脂と反応して石けんに変化するため石けんの中には残りません。

③＼お待ちかね／試食タイム
そして、試食をします。え、料理？いえいえ、石けん作りです！。常に品質は一定である化学成分の素材とは違い、自然素材は季節や気温・環境によって影響を受けるため、池田さんはその出来を試食しながら舌で確かめ、微調整しているのです。池田さん試食

※プロのワザですので、皆さんは食べないで下さいね！

④水、塩、砂糖その他の素材を入れる
そして決め手は塩と砂糖！これは美味しくするためではなくちゃんとした理由が。塩には引き締め効果、砂糖には保湿効果があるといわれているためです♪ さらに個性豊かな天然素材を入れることで、最終的な石けんの特徴が決まります。
材料を入れる
⑤仕上げも一つ一つ手作業で
池田さんの合格をもらえた石けんはまだ液体の状態。このあとに型詰め、乾燥熟成、そして磨きあげなどの工程を経て、一つ一つ丁寧に包装をして、ようやく完成です。

■池田さんの石けんがお肌にやさしい３つの理由
・化学成分は使用せず、自然素材のみで作っているから
・自然素材を活かす「釜炊き製法」
・一釜ごとに試食をしてお届け

■試食のヒントはうどん？

池田さんのお義父さんは大変うどんが好きで、行きつけのうどん屋さんに何年も通っていたそうです。　ある日そのお義父さんが、ダシの種類が変わったことを店の主人に伝えたところ大変驚かれたそうです。池田さんが石けんを味見することはそれと同じ。毎日食べていると石けんの出来や原料の微妙な違いが判かるようになり、微調整出来るのです！

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