ねじの測り方


■ 測定する箇所
ねじを測る箇所は、基本的には 2ヵ所
太さ と 長さ
※ ここでは、ピッチの測定は除いています。
太さ
ねじ山が切られた部分の太さです。 ねじ山の先端から先端までを測定します。
 
長さ
皿頭のように、締結時にねじ全体が相手材に埋まるねじは、ねじの全長を測定します。
締結時に頭部がはみ出るねじは、頭部座面直下からねじ先端までを測定します。






■ 測定時の留意事項
ねじは精密!
精密だからこそ測定時には、以下の留意が必要です。

1.0.1mmまで正確に測定する
0.1mm の違い で商品が異なる場合があります。

2.ねじのサイズには公差がある
ねじの 「太さ」・「長さ」 には、 公差(許容される誤差の範囲)があります。 公差は、ねじの種類やサイズなどによっても異なりますが、0.1mm よりも細かな単位 で規定されています。
必ず規格表を確認してください。

3.測定に定規は使用しない
以上のことから、ねじは 定規で測定できません

■ 測定に使用する道具
ねじを測定するには、以下のような 「ノギス」 を使用します。


■ ノギスの目盛の見方
測定箇所に、ノギスのジョウを移動させて挟みます。
それに伴い移動した副尺と、本尺の目盛を読み取り測定します。
本尺目盛 (1mm単位)」 + 「副尺目盛 (0.05mm単位)
以下に2つの例を記載します。

● 副尺の「0」が本尺目盛にピッタリあった場合

@  副尺の "0" の目盛が、本尺のどこを指しているのか見ます。
上記の場合、"0" の目盛が、本尺の "12" の目盛に ピッタリ! に合っているので、
本尺=12mm  副尺=0.00mm  合計=12mm

● 副尺の「0」が本尺目盛から微妙にずれた場合

@  副尺の "0" の目盛が、本尺のどこを指しているのか見ます。
上記の場合、"0" の目盛が、本尺の "12" の目盛 をちょっと超えていますので、本尺=12mm となります。

A  本尺目盛副尺目盛ピッタリ合っている箇所 を探します。
上記の場合、副尺の "2" と "3" の間の目盛が ピッタリ合っているので、副尺=0.25mm となります。
本尺=12mm  副尺=0.25mm  合計=12.25mm

■ 太さを測る

「外側用ジョウ」で、 ねじ部を挟んで測定します。




■ 長さを測る

「内側用ジョウ」で 頭部座面直下からねじ部先端 に合わせて測定します。




「外側用ジョウ」で 頭部からねじ部先端までの、全体を挟んで測定します。