猫は犬とは異なり、単独生活を好む生き物です。
犬と比較すると多頭飼いには向かず、場合によっては猫同士で毎日のように激しいケンカをしてしまいます。飼主としては「仲良くしてほしい」と思いつつ、どうしても相性が悪い場合もあるものです。
今回は、猫がケンカする理由やケンカのサイン、ケンカを仲裁するポイントを紹介します。
猫同士で仲良く暮らしている家庭があるように、可能な限りケンカのリスクを抑えることは可能です。「100%仲良くなれるとは限らない」を念頭に、猫のケンカの仲裁方法を学んでいきましょう。
猫のケンカが始まるサインは、「にらみ合い」!お互いが目を逸らさないように、ジーッと見つめ合っていたらケンカが始まる可能性大です。
しばらくにらみ合いが続くと「シャーッ!」「フーッ!」と威嚇の鳴き声が混ざることも。時折ゆっくりとした猫パンチが入る……と思った瞬間、絡まり合うような激しいケンカが突然始まります。
猫同士のケンカは一度始まると激しく、声にならないような叫び声・威嚇声をあげながら、お互いの体に抱きつくように攻撃します。
ケンカの際は、相手よりも大きな体に見えるように二本足で立ち上がる仕草が特徴的です。
普段は仲良しの猫同士でも、突然ケンカが始まってしまう場合があります。思わぬ出来事に、飼主さんも「こんなの初めて」と思わず困惑。
猫のケンカはにらみ合いのフェーズが入る前に始まるケースもあるため、完全に防ぐことは困難なのです。
①猫はなぜケンカする?ケンカの原因とは
②飼い猫がケンカを始めたときに仲裁する方法
…猫の相性によっては、仲直りが難しいことも
③大きな怪我をする前に、共存の方法を探してみよう
猫がケンカする原因は、おもに以下の3つです。
張り争い
雌猫の奪い合い
じゃれあいのエスカレート
野生で生きる猫は、怪我が死に直結します。そのため猫は本来、不必要なケンカは避ける生き物です。家庭猫にもその習性は残っていますが、自分の縄張りが侵されそうになると好戦的になります。
猫にとってテリトリーを奪われることは、生きる場所を奪われることと同義なのです。そのため、怪我のリスクを追ってでも縄張りを守る必要があります。不自由なく暮らしている家庭猫でも縄張り意識の強さは本能に残っており、突然ケンカが始まる場合があります。
家猫ならではのケンカの理由は、じゃれあいのエスカレートです。軽い甘噛みや追いかけっこをしていたつもりが、いつの間にか競争心に火がついてしまいます。じゃれあいをしているうちに気持ちが昂り、本気の攻撃になってしまうのです。
飼い猫がケンカを始めたときには、大きな音を立てて気を引くことをおすすめします。飼主が物理的に猫の間に入ると、ヒートアップした猫たちに攻撃されてしまう可能性があります。
また興奮の原因になっている対象から気を逸らすために、間についたてを設置するのもよいでしょう。段ボールやクッションなどを猫の間に挟むだけでも、一旦冷静になるきっかけになります。
猫の相性によっては、残念ながら生涯を通して仲良くできない可能性も考えられます。飼主がどれほど手を尽くしても、顔を合わせる度に威嚇をするケースもあるでしょう。
ただし、以下の方法で丁度良い距離感を確保できる場合も。
まずは猫のパーソナルスペースを確保しつつ、少しずつ様子を見るようにしましょう。