猫を迎えた当日は、環境に慣れさせることが一番大切です。
あまりかまい過ぎずに、
猫を疲れさせないようにそっとしておいてあげましょう。
そして、もともと猫はよく眠る動物なので、寝ている時は
邪魔をせず、ゆっくり眠らせてあげること。
また、猫は好奇心旺盛なので部屋を探索します。
昼間は寝てばかりいても夜は運動会のようにはしゃぐことがあります。
動くものを見ると急に走り回ったり、とびつくこともあるので、危険なものは片付けておきましょう。

 猫が家族に迎えるとなったら、当然猫が使う物を用意しなくてはいけません。
 下記のようなものを揃えるとよいでしょう。

色々な種類が販売されていますが、猫は基本的に排泄行為を見られるのを嫌がります。
そのため、姿を隠せるドームタイプを好む猫ちゃんが多いみたいですが、舞い上がる砂埃は、気管支の弱い子には向きません。
家具の後ろに置くなど、猫が排泄シーンを見られないように配慮すると良いかもしれません。
猫トイレの数は猫の数+1個であることが基本といわれています。
自宅にいる猫が1匹の場合なら設置する猫トイレは2個
2匹なら3個にするとよいでしょう。
猫は綺麗好きなのでトイレが汚れていると、排泄を我慢してしまい、泌尿器系の病気になることもあります。
こまめに掃除するか、数を多めに置いてあげるようにしましょう。
猫砂には次の種類があります。
猫によって好む種類が違いますので、いろいろ試してみてもいいかもしれません。
・紙系…軽くて持ち運びやすい。固まりにくい場合もある。
・鉱物系…おしっこが固まりやすいが他の猫砂に比べて重い。
・木系…おしっこの吸収がよい。
    素材が軽いので飛び散りやすい。
・おから系…猫が誤って口にしても安心。
      トイレに流せるものも多数。
・お茶系…お茶の香りで排泄物のにおいがしにくくなる。

ネコリパブリックでは、オリジナルの木質ペレットタイプを使用しています。
かなり長持ちしますので、おすすめです。




キャリーケースは当日から準備しておく必要があります。
猫を家に連れてくる際に使用したり、
突然猫の具合が悪くなった場合は病院に連れて行く際に使用するためです。
最近では、可愛らしいデザインのものも多く出ていますが、プラスチック製の上部が開けられるタイプがおすすめです。
病院でも診察しやすく、万が一、暴れた場合も猫を入れやすいので、使いやすいです。
猫用のブラシは、特に毛の長い猫ちゃんの場合は絶対に必要です。
猫は自分で毛繕いするため、お腹の中に毛玉ができてしまいます。
短毛種の場合でも、換毛期にはかなり抜け毛が増えるので、こまめにブラッシングしてあげましょう。




人間用の爪切りでも猫の爪を切ることはできますが、猫用のもののほうが、比較的安全に爪切りを行うことができます。
室内飼いの猫は、出歩く機会が無いので爪が摩耗せず、爪が伸び放題になってしまいます。その爪で家具や畳などで爪とぎをされたら、家の中の備品が傷だらけになってしまいますし、伸びた爪が肉球に食い込むこともありますので定期的にチェックしてあげましょう。カットするのは、
白く透けている先端2〜3mm程度で大丈夫です。
爪とぎ器も準備します。
段ボール製のものや麻縄製
のものなどが販売されていますが、段ボール製のものはあっという間にボロボロになり、クズなども出てしまうので、掃除が必要です。麻縄製のものは、非常に丈夫ですが少々お値段が高いです。




猫は安心して眠れる場所が必要です。
特にお家に来たばかりは不安で怯えているので、安心して隠れられるところを用意してあげましょう。
ベッドを購入する必要はありませんが、寒い季節などは特にあたたかく眠れる環境を作ってあげましょう。
猫は高いところが大好きで、上下運動を好みますので、絶対必要ということはありませんが、キャットタワーがあると喜びます。つっぱり棒で天井と床に固定するタイプやそのまま置くタイプのものがありますが、猫が勢いよく飛び乗ると倒れる可能性もありますので、ずっしりと安定したものや固定できるものを選びましょう。