1978年の創業当時、世の中は工場や家庭からの排水などによる環境汚染が大きな社会問題になっていた頃でした。
環境を汚さず、人にやさしく、生活必需品(消耗品)になるものを製造・販売しよう!!と考え辿り着いた答えが『石鹸』でした。
佐久市内の学校給食や飲食店などで出される植物性廃食油を引き取り、それを石鹸にしたことから始まります。
廃食油のリサイクル石鹸の製造により、廃棄されていたものを製品へ循環し
また製造時に発生する石鹸の端材は、リサイクル石鹸製造時に溶かし粉石鹸として生まれ変わるため
ゴミとして捨てられる不要な石鹸は出ない仕組みを作っています。
現在でも植物性廃食油をリサイクルしでできた石鹸はねば塾の元祖として
“元ちゃん”“手作りせっけん”の商品名で販売されています。
創業以来、当社で生み出される商品、開発される商品すべてに共通するテーマは『安心・安全』です。
人体に安全で自然環境にやさしい商品にこだわり続け、今までに200種以上の化粧石鹸や家庭用石鹸を商品化してきました。
例えば、「しらかばせっけん」は、自然の恩恵により採取された植物油を使用目的に応じ配合し、
水酸化ナトリウムで加水分解して作られた手作りの石鹸です。
汚れを落とす目的以外の成分、添加物、化学薬品等は一切加えておりませんので安心してお使いいただけます。
そのほかの商品についてもキレート剤を極力使わず(使用していない商品もあります)
生分解性の高い石鹸の製造を心がけています。
「美しい自然と大切な命を守る」
私たちの作る石鹸にはそんなこだわりが込められています。
また、粉石鹸「しらかば」は脱プラ仕様の紙パッケージを使用。
包材を簡素化することにより製品以外のゴミを極力発生させないようにし、
時代の変化に対応しながら環境に配慮した取り組みを行っています。