【ナクソス】 「現代の音楽」アーカイブ

  • 商品番号:NYNG-012

    NAXOS

    石井眞木(1936-2003)
    ピアニストと打楽器奏者のための「ピアノ曲」
    打楽器群とオーケストラのための「響層」
    7奏者と電子音響のための音楽「螺旋I」 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    ISHII, Maki: Piano Piece / Kyo-So / La-Sen I / Anime Amare (Toshi Ichiyanagi, Tadashi Mori, Shigenobu Yamaoka)

    ■室内楽 ■器楽曲(ピアノ) ■現代音楽

    発売日:2012年10月24日 NMLアルバム番号:NYNG-012

    CD 価格:2,200円(税込)

    ベルリン音楽大学で「シェーンベルクやベルクの弟子」であったヨーゼフ・ルーファーに師事、そこで12音技法による作曲を学んだ石井眞木の音楽。作曲時にはその技法を根底に置きながらも、日本の伝統音楽も視野に入れた、独自の音楽を作りあげていきます。彼の音楽は、様々な特殊奏法が齎す実に多彩な響きと、偶然性が混在しており、それはある種の陶酔感をもたらすものでもあります。このアルバムに収録された4つの曲からも、大活躍する打楽器群に加え、電子音楽までをも、日本的音要素と融合させるべく奮闘する石井の姿を見ることができるのではないでしょうか。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-009

    NAXOS

    松平 頼暁(1931-)
    「コンフィギュレーション」/「分布」
    「オルタネーションズ」/「オシレーション」
    「アッセンブリッジス」 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    MATSUDAIRA, Yori-aki: Configuration I / Distribution / Alternation for combo / Oscillation (Hiroshi Wakasugi, Yasuhiko Iiyoshi, Yori-aki Matsudaira)

    ■室内楽 ■器楽曲 ■現代音楽

    発売日:2012年03月28日 NMLアルバム番号:NYNG-009

    CD 価格:2,200円(税込)

    日本でも有数の名家、水戸松平氏の直系であり、作曲家松平頼則の長男として生まれた松平頼暁。中学2年の時に終戦を迎えた彼は、様々な思いを抱えながらまずは科学の道へ進みます。しかし、「情念に拠らない芸術」を模索するために、独学でピアノと作曲を習得。その信念を貫くかのように、常に実験的でロジカルな作品を生み出し続けています。その技法は、もちろん12音から始まり、一作ごとに新しい語法を打ち立てて行くもので、世界の音楽の潮流に呑まれることなく、常に孤高の世界を生み出していると言えるでしょう。解説は川崎弘二氏によるもので、「革新的な技法が結実された複雑な音の連なり」を丁寧に読み解き、美しい展開図として聴き手に提示してくれます。この解説を読むだけでも、日本の現代音楽の一つの潮流が理解できるのではないでしょうか。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-010

    NAXOS

    林 光(1931-2012)
    ピアノソナタ/「プレイ I」/「プレイII」
    混声合唱のための「原爆小景」水ヲ下サイ
    受難のはじまり
    12声部の混声合唱のための「JAPAN」 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    HAYASHI, Hikaru: Piano Sonata No. 1 / Play I / Play II / The Beginning of Passion / JAPAN (Hikaru Hayashi, Hiroyuki Iwaki, Nobuaki Tanaka)

    ■室内楽 ■声楽曲 ■現代音楽

    発売日:2012年03月28日 NMLアルバム番号:NYNG-010

    CD 価格:2,200円(税込)

    1931年東京に生まれ、東京藝術大学作曲科を中退するも、尾高尚忠氏に師事し、管弦楽曲から声楽曲まで多くの作品を発表した林光。あの衝撃的な合唱組曲「原爆小景」で歌われる「水ヲ下サイ」(当盤にも収録)は、誰しもが、一度聴いたら決して忘れることのない曲として知られています。日本語の響きを徹底的に追求し、宮沢賢治の音楽作品を広め、またオペラシアター「こんにゃく座」の音楽監督、作曲家としても活躍しました。鋭い問題意識は、全ての作品の奥底に横たわり、その音に限りない鋭さと深みを与えています。今回のアルバムには、前述の「水ヲ下サイ」を始め、ピアノ・ソナタ、室内楽作品、合唱作品など幅広いジャンルの曲を収録することで、稀有の作曲家の姿を捉えることに成功したと言えるでしょう。とりわけ自作自演である「ピアノ・ソナタ」の演奏はあまりにも素晴らしく、まさに矜持を正して聴くべき歴史的記録です。今回の解説も、日本の現代音楽の第一人者である川崎弘二氏が担当。作品の成立過程から意義まで詳しく読み解いています。 【追悼】 1月5日、療養中の作曲家の訃報は日本中を震撼させました。アルバムを制作中だった弊社のスタッフはもちろんのこと、盟友、諸井誠氏も大きなショックを受けたそうです。なぜなら諸井氏は2012年の初夢の中で、林氏の姿を見たというのです。この衝撃的で不可思議な体験を寄稿して下さった諸井氏にも多大なる謝辞を捧げます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-008

    NAXOS

    湯浅 譲二(1929-)
    「花鳥風月」
    「インター・ポジ・プレイ・ションI」
    「クラリネット・ソリテュード」
    「相即相入」
    「プロジェクション・エセムプラスティク」 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    YUASA, Joji: Projection / Inter-posi-play-tion I / Clarinet Solitude / Interpenetration (Hiroshi Wakasugi, Hiroshi Koizumi, Toshiaki Morita)

    ■室内楽 ■現代音楽

    発売日:2011年12月14日 NMLアルバム番号:NYNG-008

    CD 価格:2,200円(税込)

    本来は外科医志望であった湯浅譲二、作曲は趣味で行っていたといいますが、1950年代の、当時としては最新鋭の「現代音楽」に触れるうち、自分でもこのくらいは書けるのではないかと思ったのだそうです。そんな湯浅が本格的に創作活動を始めたのは1952年、「実験工房」に参加してからのことでした。彼がどんな道を歩んだか、そしてどんな音楽を書いたのか。それは実際に解説を読み、音楽を聴くことで理解できることでしょう。過去に何人かの作曲家が試みてきた「邦楽器と西洋のオーケストラの融合」をより深く発展させた、“筝とオーケストラのためのプロジェクション「花鳥風月」”、数字で書かれた楽譜から生まれる不確定的な音楽を追求した“インター・ポジ・プレイ・ション”など楽器と奏法の追求、果ては“ホワイト・ノイズによる「プロジェクション・エセムプラスティク”まで、時間を越えた音を求めた作曲家による、新たな地平線がここにあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-005

    NAXOS

    柴田南雄(1916-1996)
    シンフォニア/金管六重奏のためのエッセイ
    夜に詠める歌/トリムルティ 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    SHIBATA, M.: Sinfonia / Essay for 6 Brasses / Poem Recited in the Night / Trimurti (Yoshiko Okumura, Hiroyuki Iwaki)

    ■交響曲/管弦楽曲 ■室内楽 ■現代音楽

    発売日:2011年10月05日 NMLアルバム番号:NYNG-005

    HQCD 価格:2,200円(税込)

    学者一族に生まれ、作曲家としてだけでなく、音楽評論、音楽学者としてもその功績を讃えられた柴田南雄の作品集。自身が創立メンバーとなった「二十世紀音楽研究所」が主催する現代音楽祭では、1960年代当時の最先端の技法を取り入れた斬新な作品を数多く紹介し、自らも、それらの技法を駆使した作品を書き上げています。十二音の普及にも尽力し、音だけでなく、わかりやすい文章でも「現代音楽」の魅力を紹介したことで知られます。 ここに収録されたのは1960年代の作品が中心で、「フォニア」シリーズの第1作目である『シンフォニア』、トランペットとトロンボーン、この楽器の可能性を追求した『金管六重奏のためのエッセイ』、演奏者に曲順を選ばせるといった「不確定性」と、意味のある詩の文章が融合された『夜に詠める歌』、特殊奏法から生み出される音や、電気的に加工されたいろとりどりの音がバッハの「音楽の捧げもの」と混じり合う『トリムルティ』の4曲です。若き吉田秀和氏による含蓄溢れた解説、そして作曲家自身による対談も興味深いところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-006

    NAXOS

    松下眞一(1922-1990)
    カンツォーナ/ダ・ソナーレ 第1番
    『星達の息吹き』 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    MATSUSHITA, S.: Canzona da Sonare No. 1 / Gestalt 17 / Kristalle / Astrale atem / Spectre No. 4 (Hiroshi Wakasagi, Shigenobu, Yamaoka)

    ■室内楽 ■現代音楽

    発売日:2011年10月05日 NMLアルバム番号:NYNG-006

    HQCD 価格:2,200円(税込)

    作曲家でもあり、日本有数の数学者でもある松下眞一の作品集です。初期の作品は、ブーレーズを始めとしたヨーロッパの前衛音楽の影響を強く受け、セリー形式や電子音楽を積極的に取り入れ、自らの語法を確立しました。この時期に書かれた『カンツォーナ・ダ・ソナーレ第1番』は、聴きようによってはフリー・ジャズ(?)とも思えるほどの即興性が感じられる興味深いものです。1965年に客員教授としてハンブルクに渡欧(数学の分野で)、滞在先でシュトックハウゼン、ペンデレツキ、ノーノら著名な作曲家たちとも交流し、サットマリーやイヴォンヌ・ロリオら演奏家たちも彼の作品を取り上げるなど、作曲家としても実り多き日を過ごしました。1970年代の後半から、作風はロマン派的なものへと回帰していくことを考えると、この当時の作品が最も前衛的であり、また様々な試みがなされたものと言えるのかもしれません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYNG-004

    NAXOS

    諸井 誠(1930-)
    第1室内カンタータ/対話五題
    レ・ファルス/ ピアノ協奏曲 第1番 詳細ページ
    [NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ]

    MOROI, Makoto: Chamber Cantata No. 1 / Piano Concerto No. 1 / 5 Dialogues / 8 Parables (Hitoshi Kobayashi, Yaeko Yamane, Hiroyuki Iwaki, Tadashi Mori)

    ■協奏曲 ■室内楽 ■現代音楽

    発売日:2011年08月24日 NMLアルバム番号:NYNG-004

    CD 価格:2,200円(税込)

    軽妙洒脱、変幻自在・・・諸井誠の音楽軽妙な音楽エッセイでも知られ、一方、日本の現代音楽史にいち早く十二音技法などを取り入れた、当時の最先端を行く音楽家、諸井誠の第1室内カンタータ。新進気鋭の作曲家として活躍を始めた1959年の作品は、まさに火花散るような緊張感に満ちた曲。暴力的な響きではなく、あくまでも透明な音。大気中に様々な音が放たれては色を変えていくような感覚が心地よい。オンド・マルトノ好きにもオススメしたい音による一遍の絵画。まるでプロコフィエフのように始まるピアノ協奏曲もオススメ。打楽器とピアノの掛け合いも見事この上なし。そして第2楽章では、また音たちが弾け飛ぶ。すすり泣くヴァイオリンに絡むピアノの周りを飛びまわるフルート・・・やはり、この人の音楽は何かを見せてくれる。

    収録作曲家: