ギター 最新アルバム
13 件 / 13件中
-
コントレラス(1983-):
〈2つのギターのための作品集〉
3つのナシミエントス
ラテンアメリカ組曲
ソナタ他 [デュオ・スダメリカーノ]発売日:2026年05月22日
CD価格:2,100円(税込)
ハビエル・コントレラスはチリの作曲家・ギタリスト。彼が師事したホセ・アントニオ・エスコバルと結成した「デュオ・スダメリカーノ」を通じ、作品を国際的に広めており、その独創的な作品はアナ・ヴィドヴィチ、ディヴィッド・タネンバウム、福田進一ら世界的奏者に支持されています。 コントレラスのギター二重奏曲は、過去の巨匠たちの伝統を継承しつつ、南米のフォルクローレとジャズ、現代和声を融合させた独創的な世界を構築しています。どれもが美しく多彩な響きとオーケストラ的な質感を備え、複雑な転調やフラット系の珍しい調を駆使。抒情的なバラードから、チリ南部の伝統舞踊「シリジャ」のリズムを採り入れたソナタや、センチメンタルな導入部からまって躍動的に盛り上がるサンバなど、ラテンのテイストとギター・デュオならではの多彩な表現を楽しめるアルバムです。
収録作曲家:
-
19世紀末のサロンにおけるマンドリン [ラファエレ・ラ・ラジョーネ、フランソワ・デュモン、サンドリーヌ・ピオー]
発売日:2026年05月22日
CD価格:3,075円(税込、送料無料)
19世紀末のフランスにおける意外なマンドリン人気を読み解く好企画マンドリンはその歴史をバロックまで遡れるイタリア生まれの楽器ですが、19世紀後半のパリで人気を博していたことはあまり知られていないかもしれません。もともとパリでは18世紀半ばに一時、ヴァイオリンと同じ調弦で弾けるナポリ式マンドリンが流行したものの、大革命で一度その人気が途絶。しかし1861年に待望の国家統一を果たしたイタリアでマンドリンが国民的楽器として再び注目されたのち、1878年のパリ万博でその演奏が注目を浴び、マンドリン向けの編曲譜も第一次大戦前夜まで数多く出版されフランスでの再評価に繋がりました。 ここでは詩人ヴェルレーヌの『雅びやかな宴』にも登場するマンドリンを詠った詩に基づく歌曲なども交えつつ、歴史的なモデルのマンドリンを研究し18世紀の協奏曲を集めたアルバム(A524/国内仕様盤NYCX-10299)も出しているラファエレ・ラ・ラジョーネがフランソワ・デュモンのピアノと二重奏で、隅々まで細やかな解釈により昔日の人気の真相に迫ります。 19世紀に広く演奏されていたモデルの再現楽器を使用するラ・ラジョーネの傍ら、デュモンも19世紀末製のプレイエル・ピアノを使用。サンドリーヌ・ピオーの機知巧みで鮮やかな歌唱と共に、マンドリンという楽器の知られざる繊細な側面に気づかせてくれる1枚です。
-
アルゼンチンの肖像
ヒナステラ、ピアソラ 他 [ヴォーチェ四重奏団、パブロ・マルケス、ジャン=バティスト・アンリ]発売日:2026年05月22日
CD 2枚組価格:4,875円(税込、送料無料)
ヴォーチェ四重奏団が描く、クラシックと大衆音楽が交差するアルゼンチンの情景フランスのヴォーチェ四重奏団が、アルゼンチンへの演奏旅行で魅了された現地の音楽を独自の視点で探求した2枚組アルバム。クラシックなどの芸術音楽と大衆音楽が境界を越え、豊かに交わる様を描き出しています。 アルゼンチンを代表するギタリストのパブロ・マルケスと、フランスの独創的なバンドネオン奏者のジャン=バティスト・アンリという、アルゼンチン音楽に不可欠な2つの楽器をゲストに迎えて生まれる響きは実に多彩。ピアソラの革新的なタンゴや、パンパのガウチョ(草原地帯の牛飼い)の歌や伝統的なリズムを取り入れたアルベルト・ヒナステラの弦楽四重奏曲とギター・ソナタのほか、3名の作曲家(フェルナンド・フィスベイン、ガブリエル・シヴァク、ジャン=バティスト・アンリ)による新たな編曲や委嘱作品も収められており、タンゴだけでなく、サンバ、チャカレラ、クエッカ、バグアラといった多様な民俗音楽の響きも堪能できます。 弦楽四重奏、ギター、バンドネオンが織りなす、色鮮やかなアルゼンチン音楽の旅をお楽しみください。
-
ボグダノヴィチ(1955-):
世界の音楽の園
2つのギターのための作品集 [デュオ・ゴーニ=ペレッタ]発売日:2026年05月15日
CD価格:2,100円(税込)
ギタリスト・作曲家ボグダノヴィチが、幼い息子のために世界の音楽をまとめた曲集を構想したことが、このプロジェクトの契機となりました。ゴーニとペレッタによるギター・デュオの演奏に触発され、当初の構想は大幅に拡大。17世紀のシャンソンから、アイルランドのジグ、ダルマツィアの諧謔歌、セファルディのロマンス、イランやバリ島の舞曲に至るまで、民俗音楽や伝承曲からのインスピレーションに満ちた多様な作品が綴られています。冒頭のナポリ民謡では、マンドリン風のトレモロやピッツィカートが遊び心を添えます。 アルバム中、クラシックのレパートリーから編曲されたのは2曲のみ。トラック10、ルターの賛美歌「神はわがやぐら」とトラック34、ショパンの「春の歌(乙女の願い)」は、伝統的な和声を用いながらも独創的に奏でられ、その他の楽曲、ナミビアやガーナ等のアフリカ音楽、バルカン特有の変拍子、中東や極東の旋律は、それぞれの文化独自の音楽を思わせる編曲が施されています。また、日本の「さくらさくら」や「向こう横丁」も収録されています。 「ミュージック・ガーデン=世界の音楽の園」を旅するように、世代や文化を超えた対話が楽しめる楽しさにあふれたアルバムです。
収録作曲家:
-
発売日:2026年04月24日
NMLアルバム番号:8.574662CD価格:2,100円(税込)
ボヘミア出身のヴェンツェル・トマス・マティーカは、ベートーヴェンと同時代のウィーンで活躍した名ギタリスト。法律家を志した後に音楽へ転向し、シューベルトとも親交を深めました。ハイドンやモーツァルトの影響を受けた彼の作品は、古典派の気品と初期ロマン派の抒情を併せ持ち、ギターの技巧的限界を追求しています。 第1集には2つの大ソナタを中心に収録。国際コンクールで20以上の優勝歴を誇る俊英ドラゴシュ・イリエは、圧倒的なテクニックと力強い演奏で、マティーカの音楽が持つ本来の面白さを生き生きと伝えています。
収録作曲家:
-
レフィク・カヤ(1991-):
〈ギター作品集〉
ギター・ソナタ 第1番
スケッチ集他 [ジェリル・レフィク・カヤ]発売日:2026年04月10日
NMLアルバム番号:8.574598CD価格:2,100円(税込)
トルコ生まれのコンポーザー・ギタリスト、ジェリル・レフィク・カヤの自作自演集。その作品の多くは、スペインのギター音楽の流れを汲むスタイルで、平明で親しみやすいメロディをもとに書かれています。それがスケッチ集になるとトルコの色合いが混じり、第1次大戦の時の流行歌Yavuz Geliyor Yavuzによる変奏曲では、哀感を帯びた「これぞトルコ!」という旋律(ファジル・サイの名作を思わせる)が9分間にわたって展開されてゆきます。
収録作曲家:
-
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギター協奏曲
アサド(1978-):
協奏曲「サッシ=ペレレ」
ナザレー(1863-1934):
ブレジェイロ他 [ガエル・ソラル、ロベルト・ベルトラン・サバラ、ワロニー王立室内管弦楽団]発売日:2026年04月10日
NMLアルバム番号:FUG863CD価格:3,075円(税込、送料無料)
リオの魔法といたずら心、ガエル・ソラルが描くブラジルフランス出身でありながら、リオデジャネイロでの暮らしや当地のミュージシャンとの交流によって得た「カリオカ(リオっ子)」のリズムを体現するギタリスト、ガエル・ソラルが放つ待望の協奏曲集。 本作を貫くテーマはブレジェイロ(Brejeiro)――ブラジル文化に根付くいたずら心と、底抜けの生きる喜びです。アルバムの核となるクラリス・アサド(セルジオ・アサドの娘)による協奏曲「O Saci-Pererê」は、ブラジルの伝説的な妖精「サッシ」を描いた魔法のような作品。これに加え、巨匠ヴィラ=ロボスの名作、そしてブラジル音楽の母シキーニャ・ゴンザーガの作品をギターとオーケストラのために編曲した世界初録音を含む、意欲的なプログラムとなっています。 ロベルト・ベルトラン・サバラ指揮ワロニー王立室内管弦楽団と共に、ソラルはリオ特有の揺らぎと熱気を鮮やかに表現。サウダージ(哀愁)からカーニバルの熱狂まで、ギターと管弦楽が織りなす極上のブラジル音楽をお楽しみください。
-
発売日:2026年02月27日
CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
バッハのリュート組曲をアルト・ギターで演奏ここで用いられている楽器は、フィンランドの弦楽器製作者ケイヨ・クレリンが2009年に製作した、低音域を拡張した8本弦のアルト・ギター。フィンランド出身のギタリスト、ヴェサ・ラッシラはこの楽器の特性を最大限に生かし、バッハの対位法と構築美を明晰に描き出しています。ラッシラによれば、通常のギターに比べてベース・ラインを自然に響かせることができるので、音楽の流れがより立体的に浮かび上がるとのこと。技術的に高度で複雑な各組曲から透明感と詩情に満ちた音楽を紡ぎ出しました。 ヴェサ・ラッシラはティモ・コルホネンら著名教師陣のもとで研鑽を積み、各地のマスタークラスにも参加。現在はユリヴィエスカ音楽院のギター教授として演奏と教育の両面で活躍しています。
収録作曲家:
-
パガニーニ(1782-1840):
弦楽とギターのための音楽集 [ベンヤミン・シュミット、ペトリット・チェク、ベネディクト・ミッターバウアー、フローリアン・エックナー]発売日:2026年02月27日
NMLアルバム番号:Gramola99318CD価格:2,850円(税込)
「悪魔のヴァイオリニスト」パガニーニは、実は卓越したギタリストでもあり、ギターを含む多くの室内楽作品を残しました。このアルバムでは、ヴァイオリニストのベンヤミン・シュミットとギタリストのペトリト・チェクを中心としたアンサンブルで、ギター四重奏曲第10番、他を収録。超絶技巧とサロン的な魅力が光る名演です。 コソボ出身のギタリスト、ペトリット・チェクは2007年、ミケーレ・ピッタルーガ・ギター・コンクールで優勝、卓越した表現力で国際的に活躍、多くの著名オーケストラと共演する名手。バッハの無伴奏チェロ組曲をギターで演奏した録音はICMAにノミネートされ、現在グラーツ音楽大学で教鞭を執っています。
収録作曲家:
-
Tales of Fate - 運命の物語
エスプラ、ハーバ、
ストラスフォーゲル、ホセ:
ギター作品集 [クリストフェ・デジュール]発売日:2026年02月13日
NMLアルバム番号:8.579182CD価格:2,100円(税込)
このアルバムでクリストフェ・デジュールが取り上げる4作品は、いずれも作曲後長く初演されなかったという数奇な運命を持っています。たとえば、アンドレス・セゴビアに献呈されながらも長年日の目を見なかったエスプラの作品は、複雑なリズムと和声が魅力です。ハーバの忘れられていたソナタには、彼らしい鋭い和声感覚と自由な展開が息づき、ストラスフォーゲルによる大規模な三部作は、厳粛な祈りのような序奏から抒情的なエレジー、技巧を尽くした終曲で構成されています。そしてアントニオ・ホセのソナタには、スペイン独自の抒情と現代性が鮮やかに結晶、いずれも20世紀ギター音楽の豊かな多様性を物語る作品です。 クリストフェ・デジュールはデンマーク出身のギタリスト。多くの新作初演や編曲を手がけ、特にトリオ・カンパネラでの《イベリア》《ゴイェスカス》全曲編曲が国際的評価を得ました。Naxosから「クラシック・ギター・トランスクリプションの芸術」(8.574259)も発表しています。
-
世界の諸時代
フランス・バロックのヴィオール合奏曲集 [チェリス・コンソート・オヴ・ヴァイオルズ]発売日:2026年02月06日
SACD-Hybrid価格:3,075円(税込、送料無料)
これまでイギリスものを録音していたチェリス・コンソート・オヴ・ヴァイオルズがフランス・バロック音楽のアンソロジーを録音。フランスのヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)音楽と言えばサント・コロンブ、マラン・マレ、フォルクレが活躍した17世紀末から18世紀前半が黄金時代とされていますが、チェリスはその前の時代に着目。16世紀後半から始め、ヴィオール音楽の作者としてはあまり認知されていない作曲家たちの逸品を披露してゆきます。 ヴィオール合奏のぬくもりを感じさせる柔らかな響きに時にヴィルトゥオーゾ的なテクニックもまじえて、「シュザンヌはある日」や「若い娘」(モニカの歌)など、初期バロック音楽ファンにはおなじみの流行歌による作品から、時代を下るに従い宮廷舞曲の色合いが濃くなってゆく様も聞き取れて、さながら時間旅行のよう。アルバム冒頭のカルーベルと最後のリュリ、二人のイタリア出身作曲家で全体を挟み、フランス・バロックの約束通り最後をシャコンヌで結んでいるのも素敵です。
-
グラナドス(1867-1916):
スペイン舞曲集
スペイン奇想曲 [アスレホス・ギター・デュオ]発売日:2026年01月16日
NMLアルバム番号:8.579166CD価格:2,100円(税込)
グラナドスの初期ピアノ作品『スペイン舞曲集』と『スペイン奇想曲』は、スペインの民俗音楽と洗練された旋律を見事に融合させています。各曲には文化的・個人的なつながりを示唆する献辞が付され、それぞれが独自の色彩を放つもの。多くの舞曲は三部形式(A-B-A)という構成を基本としていますが、なかには例外的な形式を持つ曲もあり、第3番や第9番では変奏や新しいエピソードが取り入れられるなど、19世紀ヨーロッパで流行したピアノ音楽やサロン音楽の影響も感じられ、第4番「ビリャネスカ」ではルネサンス音楽への関心もうかがえます。またピアノで描かれたスペインの情景は、ギター・デュオの編曲でも自然に表現され、音楽的絵画としての魅力が際立っています。 演奏はアスレホス・ギター・デュオ。ペーザロ生まれのデラ・キアーラは、故郷の音楽院とシエナのキジアーナ音楽院で研鑽を積み、パレルモ・マッシモ劇場管やマルケ・フィル等と共演。2024年にナクソスから初のギター作品アルバムをリリース(8.579103)、好評を博しました。ロカットはステファノ・グロンドーナに師事し、いくつかの国際コンクールで入賞を果たしています。パルマやフェラーラのオーケストラと共演し、欧州やオーストラリア、メキシコのフェスティバルにも出演するなど注目の奏者です。
収録作曲家:
-
ボグダノヴィチ(1955-):
〈ギター作品集〉
ギター・ソナタ 第1番
光と影他 [ダニエラ・ロッシ]発売日:2026年01月16日
NMLアルバム番号:8.579177CD価格:2,100円(税込)
ユーゴスラビア出身のギタリスト・作曲家デューシャン・ボグダノヴィチ。ジュネーヴ国際コンクール第1位を獲得後、カーネギーホールでのデビューリサイタルを経験。多彩な録音活動にはスティングとの共著『Prisms』も含まれます。彼はルネサンス、クラシック、世界の民族音楽(特に東欧・アフリカ)、ジャズなどを融合させた、現代の多様性を体現する音楽を生み出しています。 このアルバムにはボグダノヴィチのキャリア全体を象徴する作品を収録、後期の作品の多くはここで演奏するギタリストのダニエラ・ロッシに献呈されています。初期のソナタ第1番は、バルトークやストラヴィンスキーとバルカン民俗音楽の影響が顕著です。カリフォルニア時代の「ビッグ・バンド組曲」「ラテン風変奏曲」は、クラシックとジャズの融合を示し、密度の高い対位法と多彩なリズムが特徴で、聴き手を惹きつけます。後期作品では、ロッシの名前を織り込んだ「ロシニョール」や2つの変奏曲、「ソナチネ」他が収められており、即興性や民俗的要素、古典的形式の採用、複雑な対位法の駆使など、多面的な創作世界を反映しています。 ダニエラ・ロッシはアルゼンチン出身。レオ・ブローウェルに「エネルギーと、表現、完璧な技術を持ち合わせた演奏家」と評価された名手です。
収録作曲家:
