2026年10月
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パーヴォ・ヤルヴィ/トーンハレ管
マーラー(1860-1911):
交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 [パーヴォ・ヤルヴィ、マリ・エリクスモエン、アンナ・ルチア・リヒター、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]発売日:2026年10月30日
CD国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:4,070円(税込、送料無料)
爽快なまでの音楽運びと精神性を両立!
パーヴォ・ヤルヴィの「復活」パーヴォ・ヤルヴィとトーンハレ管によるマーラー交響曲全集の第4弾に「復活」が登場。 パーヴォはこの大作を取り上げるにあたり、編成や楽曲規模の巨大さはもちろん、そこに込められた思想や精神的な大きさに着目。作曲中のマーラーが肉親の相次ぐ死去に見舞われていたほか、当初活動拠点としていたブダペストでの反ユダヤ主義的プレスキャンペーンにさらされるなど、精神的社会的な苦境に立たされていたことを指摘、「いかに指揮者として有名になろうとも、彼は常にアウトサイダーであった」と、逆境や孤立が作品の背景にあることを示唆しています。 ここでの基本的な音楽運びはパーヴォらしくきびきびとしたもので、常に颯爽としていながら明暗をくっきりと描き分け、細部に込められた機微の扱いも細やかで丁寧。また複雑極まりないスコアを明確な整理とコントロールでクリアにしながら、併せて最大限の効果を導いています。 第1楽章からその統率は見事であり、伸びやかで推進力のある第2楽章、諧謔性が強調されたスケルツォ、クルレンツィスなどとの共演で知られるアンナ・ルチア・リヒターの澄んだ歌声が映える「原光」の美しさも格別。そして終楽章はマーラーが作品に込めた意図を極限まで発揮して混沌を大きく描いたのちに、クライマックスでは高いテンションを保ちながらもたっぷりと精神の肯定を歌い上げています。収録作曲家:
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ファントム
近代フランスの知られざる交響詩と歌劇からの音楽 [ピエール・デュムソー、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団]発売日:2026年10月30日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
近代フランス管弦楽解釈の第一人者、デュムソーが誘う幻想の世界19世紀半ばから20世紀初頭にかけてのフランス交響音楽における「幻想(le fantastique)」の系譜をたどるアルバム。当時のフランスでは、従来の古いオペラに見られた魔法的な要素に代わり、幽霊、悪魔、精霊、魔女といった恐怖や超自然的なテーマが、文学の影響を受けて隆盛しました。ここにはグノーの《血まみれの修道女》序曲をはじめ、ギローの「幻想的な狩り」、カローの「キマイラの行進」、シュミットの「幽霊屋敷」など、独自の管弦楽法で不気味な気配や劇的展開を凝縮した作品を収録しています。 フランス・ロマン派音楽センター(Palazzetto Bru Zane)との連携のもと、歴史に埋もれた女性作曲家の作品に特に光を当てており、オーギュスタ・オルメスの《へーローとレアンドロス》より前奏曲、マリー・ジャエルの『オシアーヌ』より前奏曲(第1部冒頭部のセバスティアン・トレステルによる校訂譜と考えられます)の2曲をこの版での世界初録音として収録。どの作品もたいへん聴き映えのするもので、これらが歴史の波に呑まれてほぼ忘れられてしまったとは実に残念であると共に、ここに収録された意義は非常に大きいと言えます。 来日公演でも人気の高いピエール・デュムソーの指揮、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団による精緻で作品のツボを心得た演奏が、特有の色彩豊かなオーケストレーションを際立たせつつ緊迫感に満ちた音響を作り上げ、不穏な美を現代に見事蘇らせています。
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発売日:2026年10月30日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,850円(税込、送料無料)
テオドーロ・バウがヴィオラ・ダ・ガンバで奏でる、バッハの無伴奏パルティータ2021年のブルージュ国際古楽コンクールの旋律楽器部門でガンバ奏者として初の優勝を飾り、2025年には日本デビューも成功させるなど、国際的に活躍しているテオドーロ・バウのARCANA第2弾は初の無伴奏アルバム。しかもバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ全3曲を自身の編曲で収録するという注目盤です。 原曲から1音下げることにより、ヴァイオリンの第1弦のEをガンバの第1弦Dに対応させているとのこと。とはいえ、5度間隔で調弦されるヴァイオリンに対してガンバはほぼ4度(第3-4弦間は3度)間隔のため、運指や重音では大きな困難を伴いますが、バウは和声配置などにわずかな修正を加えた以外に大きな変更を行わずに演奏することに成功。和声やポリフォニー、そしてこれらの作品と同じくフランス風の舞踏組曲の伝統に通じる楽器の特性を活かしつつ、原曲の譜面に極限まで忠実なアプローチを貫いています。 圧巻の「シャコンヌ」をはじめバッハがこの作品で実現した高度な対位法が、従来のヴィオラ・ダ・ガンバのレパートリーにはない複雑さを有しているという点でもたいへん新鮮。作品の構造を立体的に築き上げ、その骨格と楽器の調和を徹底的に突き詰めた高純度なバッハ演奏です。
収録作曲家:
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ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ音楽『火の鳥』(1910年版・全曲) [サイモン・ラトル、バイエルン放送交響楽団]発売日:2026年10月23日
CD国内仕様 日本語解説/解説トーク日本語訳付き価格:3,630円(税込、送料無料)
ラトル3度目の「火の鳥」全曲盤。
磨き上げたバイエルン放送響の演奏、ラトルの解説も聴きもの!バイエルン放送響の首席指揮者に着任して以来、得意曲のリリースが続くラトル。ストラヴィンスキーも彼の十八番の一つで、「火の鳥」については組曲版ではなく全曲版にこだわりがあります。これまでにバーミンガム市響(1987)とロンドン響(2017)との録音があり、映像ではベルリン・フィルとの2005年のライヴがありました。ラトルの解釈は最初の録音時点でおおよそ出来上がっていたようで、大きな変更は見られませんが、仔細に聞けば、個々の曲の性格付け、表情付けがより緻密になっているように感じられます。このあたりはオーケストラのアンサンブル能力やソロを担当する奏者の技能、彼らの音色といったものを十分に引き出すラトルの巧みさを反映しているようです。 バイエルン放送響とそのトップ奏者たちの巧みさについては今更言うまでもありませんが、当アルバムで注目すべきは、音響に定評のあるイザールフィルハーモニーで、リハーサルまで含めると6日間もかけて収録されたことによる明瞭な録音です。ガスタイクの改修工事中のつなぎ役として作られたイザールフィルハーモニーですが、永田音響設計の豊田氏による音響設計の甲斐あってか、大オーケストラの演奏会でもバランスが良く、強奏でも濁らず、細部が埋もれることがありません。ここでもバイエルン放送響の艶のある音色が捉えられています。要所で聴かれるソロ、特に管楽器群の巧みさは見事で、パーカッションの強打やオーケストラが全奏で盛り上がる部分の鮮やかな色彩感と迫力も圧巻。 (...)収録作曲家:
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〈HAYDN 2032 第20集〉
ハイドン(1732-1809):
交響曲 第76-78番
J.C.バッハ(1735-1782):
交響曲 ト短調 [ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]発売日:2026年10月23日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,850円(税込、送料無料)
HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズVol.20 ~英国紳士たち~
ハイドンの作風充実がいかんなく示された「もう一つのロンドン交響曲集」!「交響曲の父」ことハイドンが残した107曲の交響曲を、作曲家生誕300周年にあたる2032年までに全曲演奏・録音するジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。20巻目に達した今回のアルバムには、有名な12曲の「ロンドン交響曲」シリーズの初演より10年近く前、1780年代前半にあったハイドンのロンドン招聘の試みに関わる3曲が集められています。 エステルハージ侯爵家に迎えられた当初は作品の門外不出が契約で定められていたハイドンですが、やがて主君の意識も変わり、侯爵家の文化的到達度を知らしめる好機として多くの交響曲がヨーロッパ各地で出版され人気を博すようになりました。悪条件が重なり実現しなかった1780年代のロンドンからの招聘もこの人気によるもので、本人が渡航できない代わり英国のビジネスパートナーに届けられたのが今回収録されている交響曲第76~78番です。 トランペットや打楽器はないにせよフルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2という充実した管楽編成をいかんなく活躍させ、メリハリの利いた音の陰影対比の中でソナタ形式の定石を随所でうまく崩してもみせるハイドンの作風は絶妙というほかなく、徹底して精緻な古楽器による解釈がその魅力を十全に引き出してやみません。その1782年の急逝がハイドン招聘の遠因となったロンドンの人気作曲家J.C.バッハの短調の交響曲も収録、同じく短調のハイドン第78番との対比も楽しめるようになっています。 解説は今回もアントニーニのコメントに加え音楽学者モーリッツ=バウアーが最新研究を踏まえた解説(英・仏・独語)を寄せています。国内仕様盤には全訳を添付。 -
シューマンに恋して
ブラームス、フォーレ、
ロベルト&クララ・シューマン:
ピアノ作品集 [エリック・ル・サージュ]発売日:2026年10月23日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
ル・サージュが紐解く、シューマンをめぐる音楽家たちの精神的交流ロベルト・シューマンのピアノ作品全集で世界的評価を確立したエリック・ル・サージュによる、シューマンをめぐる愛と敬意をテーマにしたアルバム。 プログラムの中心をなすのは、シューマンの「色とりどりの小品」から採られた共通の主題に基づく、クララ・シューマンの変奏曲作品20とブラームスの変奏曲作品9。そしてクララの主題を用いたシューマン自身のソナタ第3番の第3楽章、サン=サーンス、ゴドフスキー、ライネッケが手がけたシューマンの歌曲などのトランスクリプションも配され、音楽家たちの深く親密なつながりを描き出します。さらにシューマンの「交響的練習曲」と同じ嬰ハ短調で書かれ、精神的連関が指摘されるフォーレの傑作「主題と変奏」作品73がプログラムに重厚な奥行きを添えました。 ル・サージュはそれぞれの作品に対して誠実な表現で過度な情感を排し、作品本来の美しさと背景にある作曲家たちの絆にそっと寄り添う、洗練された音楽を聴かせています。
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ビゼー(1838-1875):
歌劇《カルメン》 [アイグル・アクメチーナ、ピョートル・ベチャワ、オルガ・クルチンスカ他、アントネッロ・マナコルダ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団]発売日:2026年10月23日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き/日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)
アイグル・アクメチーナが歌う《カルメン》 - 待望のDVD/ブルーレイ登場!本作《カルメン》の見どころは、何と言ってもタイトル・ロールのアイグル・アクメチーナでしょう。2018年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロイヤル・オペラ・ハウス)の《カルメン》に21歳の若さで、急遽主役歌手の代役として起用され、そのステージは強烈なテンペラメントと豊かな表現力、高い技巧でロンドンのオーディエンスに絶賛されました。この成功を機に、ベルリン・ドイツ・オペラ(2023)、メトロポリタン歌劇場(2023/24)、ヴェローナ音楽祭(2024)、マドリード王立劇場(2025)、バイエルン国立歌劇場(2026)など世界の名だたる歌劇場から同役で招聘され、いまやカルメン歌手のトップスターとして君臨しています。 待望のDVD/ブルーレイとなる本作は、アクメチーナの原点であるコヴェント・ガーデンでの2024年の新制作上演。共演にはドン・ホセ役のピョートル・ベチャワ、ミカエラ役のオルガ・クルチンスカらスター歌手が結集しました。オリヴィエ賞受賞演出家ダミアーノ・ミキエレットは、舞台を南欧の一寒村に設定し、閉塞的なムラ社会での生々しい心理劇として描き出します。アントネッロ・マナコルダ率いるオーケストラの演奏は、端正ながら劇的な緊張感に溢れるもの。かつて奇跡の代役を演じた思い出の地へ「現代最高のカルメン」として凱旋したアクメチーナ。その野生的な魅力と眩いスター性が刻まれた記念碑的な映像です。
収録作曲家:
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英国ロイヤル・バレエ
バレエ『くるみ割り人形』
ピーター・ライト版 [マラヤ・マグリ、リース・クラーク、ジェームズ・ヘイ、マリアンナ・ツェンベンホイ、中尾太亮 他 シャルロット・ポリティ、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団]発売日:2026年10月23日
Blu-ray国内仕様 日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)
英国ロイヤル・バレエの看板演目『くるみ割り人形』がフレッシュなキャストで再登場!ロンドンのクリスマスシーズンに欠かせない、英国ロイヤル・バレエのピーター・ライト版『くるみ割り人形』。1984年の初演以来、40年以上にわたって600回以上上演されてきた同バレエ団の看板演目が、フレッシュなキャストを迎え再登場します。ジュリア・トレヴェリアン・オーマンによる華やかな舞台美術も見どころ。19世紀ドイツのおもちゃ箱を覗き込むようなクリスマス・パーティから、夢いっぱいのお菓子の国まで、まるで絵本から飛び出してきたような世界が広がります。 第2幕の見せ場、金平糖の精のパ・ド・ドゥには、2021年、2022年にそれぞれプリンシパルに昇進したマヤラ・マグリとリース・クラークが登場。二人による華麗な踊りは必見です。また、ドロッセルマイヤー役に初挑戦する演技派ジェームズ・ヘイにも注目です。ウクライナ出身の新進気鋭のマリアンナ・ツェンベンホイが一途さと芯の強さを併せ持つ、新鮮なクララ像を描き、ハンス=ペーター/くるみ割り人形役の中尾太亮をはじめ、五十嵐大地、桂千理ら日本出身ダンサーの活躍も見逃せません。
収録作曲家:
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ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲
第9番「ラズモフスキー」
第11番「セリオーソ」
大フーガ [キアロスクーロ四重奏団(日本語解説付)]発売日:2026年10月16日
SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲全集録音の第5集。中期作品の完結編にあたる2曲に「大フーガ」を加えた、エネルギッシュで刺激的なアルバムです。 ハイドンやモーツァルトが樹立した様式と独自の実験精神との折り合いを模索した作品18の6曲の後、先進的なアイディアを臆さずに盛り込んだのが作品59の通称「ラズモフスキー・セット」。その第3曲にあたる第9番も第1楽章の混とんとした序奏から疾走するフーガによる最終楽章まで、実にダイナミックな作品です。 第11番は16曲あるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中で演奏時間は最も短いながら、作曲者自ら「セリオーソ(真剣、厳粛)」と名付けただけあって力作。調を曖昧にしたり、関連性が希薄なモチーフを突然導入したり、厳格さの中にも波乱含みの展開で、緊張と集中が聴く者にも求められます。 「大フーガ」は当初第13番のフィナーレとして作曲されながら、演奏者と聴衆双方にとって難しすぎると見た出版社の要望で別のフィナーレに差し替えられた楽曲。強烈な不協和音を伴う激しい楽想と難解な展開は、当時の第一級の演奏家たちにさえ理解不能で恐怖を覚えたとされるほどですが、20世紀になると評価が変わり、ストラヴィンスキーをはじめ先鋭的な作品との声が高まりました。 (...)
収録作曲家:
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パトコップ & サイ
プロコフィエフ、シマノフスキ、サイ、コパチンスカヤ [パトリツィア・コパチンスカヤ、ファジル・サイ]発売日:2026年10月16日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
奇才2人の共演第3弾は現代社会の混迷を問う意欲作、それぞれの自作入り!ヴァイオリンとピアノを操る個性派アーティストにして、それぞれ作曲も行うパトリツィア・コパチンスカヤとファジル・サイが、かつては深く結びついていた演奏と作曲という2つの行為を再び統合しつつ、音楽を通じて現代社会を多角的に問い直す試み。 オープニングに置かれたサイの「Lost Screams(失われた叫び)」はコパチンスカヤに献呈された作品で、現代の葛藤や恐怖、そして静かな抗議を鋭く描き込んでいます。続く「神話」はシマノフスキの芸術的転換期の作品で、古代ギリシャの神話を独自の印象主義的な色彩感で捉え直したもの。コパチンスカヤの「UniSolo(共に、しかしソロのように、の意)」は到達点を定めない音楽的プロセスとして構想された作品で、ステージ上での調律(A音)から展開する内省的なアプローチであり、ピアノとの緊張感あふれる即興的な対話が特徴です。そして第二次大戦期の過酷なソ連体制下で書かれたプロコフィエフの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」では、そこに刻まれた恐怖や抑圧を、現代における独裁や人権蹂躙といった危機に直接的に通底するメッセージとして緊迫感をもって提示します。 異なる時代背景を持つ4作品が「脅威、記憶、希望、変容」というテーマで結びつき、時代に翻弄されながらも声を上げる人々の対話を鮮明に描き出しています。
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デュオローグ
テレマン、J.S.バッハ、
C.P.E.バッハ、ボワモルティエ:
二重奏曲集 [レイチェル・ポッジャー、ルーシー・ホルシュ、ジェーン・ロジャース、アレックス・ロルトン]発売日:2026年10月16日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,850円(税込、送料無料)
レイチェル・ポッジャーが誘うバロック二重奏の愉しみ、
ルーシー・ホルシュ参加!テレマンとC.P.E.バッハによる、通奏低音を伴わないフルート(リコーダー)とヴァイオリンのための二重奏曲を中心に、英国の作曲家・編曲家フレッド・トーマスの手によりヴァイオリンとヴィオラ(一部チェロに置き換わる)の二重奏に編曲されたJ.S.バッハの「2声のインヴェンション」全15曲などを収録。 2曲収められた「3声のシンフォニア」はリコーダー、ヴァイオリン、ヴィオラの三重奏で演奏されています。ポッジャーの先導で展開される2人あるいは3人の活発な会話のようなアンサンブルがたいへん魅力的で、Deccaから既に4枚のアルバムをリリースしているリコーダー奏者、ルーシー・ホルシュの安定したテクニックと瑞々しい表現もその人気が肯ける素晴らしいもの。ラストに収録されたアイリッシュ・トラッドは2人によるアレンジで、リコーダーの重音なども登場する微笑ましくも愛らしい逸品です。 音楽の根源的な悦びを再認識させてくれる一枚。 -
シューベルト(1797-1828):
ヴァイオリンとピアノのための
ソナタ(ソナチネ) 第1番~第3番
幻想曲 [イリア・グリンゴルツ、アントン・ゲルツェンベルク]発売日:2026年10月09日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
グリンゴルツとゲルツェンベルクが解き明かす、
シューベルト「ソナチネ」の真の価値2022年に結成されたイリア・グリンゴルツとアントン・ゲルツェンベルクのデュオによるシューベルトは、誤解の歴史を経た作品群の真価を歴史的アプローチによって解き明かす意欲作。 1816年から1827年にかけてシューベルトが遺したヴァイオリンとピアノのための作品は、作曲家の創造的な進化を示す重要な軌跡でありながら、歴史的に過小評価されてきました。初期の3つのソナタはアマチュア向けの平易な作品とみられて出版時にアントン・ディアベリによって「ソナチネ」と題され、現在はその独創性などが注目されている晩年の「幻想曲」は初演時に技術的難解さから批判を受けています。 グリンゴルツはガット弦を張った1718年製ストラディヴァリウス「ex-Prové」を、ゲルツェンベルクは1819年頃のコンラート・グラーフ製フォルテピアノの再現楽器を使用。これらの楽器の繊細な響きに加え、初期ソナタから晩年の幻想曲に至るまで反復部において即興的な装飾を大胆に導入しており、ここに収録された作品群が、古典的形式への深い理解と精緻なバランスや緻密な対話といった高度な音楽的成熟を要求している事実を明らかにしながら、なおかつその歌謡性を活き活きと表出する見事なアプローチを聴かせます。収録作曲家:
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R.シュトラウス(1864-1949):
ヴァイオリン協奏曲
バルトーク(1881-1945):
ヴァイオリン協奏曲 第1番
狂詩曲 [アリョーナ・バーエワ、パーヴォ・ヤルヴィ、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン]発売日:2026年10月09日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
バーエワとヤルヴィが紡ぐ、シュトラウス&バルトーク初期の傑作キルギス出身のアリョーナ・バーエワ、Alpha Classicsからの第3弾は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンとの共演によるリヒャルト・シュトラウスとバルトークの若き日の協奏曲。 シュトラウスが18歳で書き上げた唯一のヴァイオリン協奏曲は、後年の華麗な作風の萌芽を示す緊密な構成と活力を備えた難曲。バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番は1908年頃に作曲されヴァイオリニストのシュテフィ・ゲイエルに献呈されたもので、後期ロマン派的な書法から独自の近代的表現への過渡期を捉えた作品ながら、ゲイエルが演奏することなく封印してしまったため、初演はその没後の1958年に行われています。 民謡を素材とした狂詩曲第1番は、管弦楽にツィンバロムも加わるエキゾチックな響きが魅力。今回の録音が行われたディ・グロッケは、バルトークが1929年に舞台に立ったゆかりの地でもあります。 バーエワが奏でる1738年製グァルネリ・デル・ジェズの強靭な響きと、ヤルヴィが統率する管弦楽の緻密なアンサンブルが、作品の構築美を明瞭に描き出しています。
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シェーンベルク(1874-1951):
ピアノ作品集 [ピエール=ロラン・エマール]発売日:2026年10月02日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,850円(税込、送料無料)
無調から十二音技法へ
その作風の進化を俯瞰するエマールのシェーンベルク作品集ピエール=ロラン・エマールがAlpha Classicsにソロ・アルバムで初登場、そのパートナーシップの第1弾を飾るシェーンベルク作品集。1973年のオリヴィエ・メシアン国際コンクール優勝時にシェーンベルクのOp.11を演奏していたエマールが長年心に温めており、その後40年以上の研鑽を経て実現したプロジェクトとなります。 収録されているのは1909年作曲のOp.11から、米国亡命前の1928~31年頃に書かれた最後のピアノ独奏曲Op.33a/33bに至る主要5作品。これらの作品群は自由な無調の段階から十二音技法の確立へと至り、調性が解体される一方でブラームスの影響やバッハの対位法、古典的な舞曲形式などを構造的な基盤とするなど、シェーンベルクの約22年間にわたる作曲技法の変遷を網羅しています。 アンサンブル・アンテルコンタンポランでの18年にも及ぶ活動などで実績を重ねてきたエマールが、20世紀の音楽史における転換点となった作品群の全貌を体系的に提示するアルバムです。収録作曲家:
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マーラー(1860-1911):
交響曲 第2番 ハ短調「復活」 [サイモン・ラトル、バイエルン放送響&合唱団]発売日:2026年10月02日
CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,630円(税込、送料無料)
更なる頂点を目指す、ラトル3度目の「復活」!大地の歌(2018年1月)、第9番(2021年)、第6番(2023年9月)、第7番(2024年11月)と続いてきたラトルとバイエルン放送響のマーラー・チクルス、第5作は「復活」です。 ラトルが12歳の時に演奏に接して指揮者を志すきっかけとなった曲で、これまで首席指揮者を務めたバーミンガム市交響楽団、ベルリン・フィルと録音しており、またバーミンガム市響の首席指揮者退任コンサートなど、特別なイベントでも取り上げてきました。その解釈は十分に練れているはずですが、ここではマーラーの錯綜するスコアとそこに込められた感情や願望、幻視の世界まで明らかにするような克明極まる演奏を聴かせます。 第1楽章は低弦群とティンパニの演奏が耳を惹きつけます。音圧がありつつも極めて俊敏にアクセントを効かせ、フレーズを語尾までくっきりと描き、ややもすれば埋もれがちだった音型の数々を浮かび上がらせます。金管群も天上的なまろやかさから激しい強奏まで美感のある響きで演奏。中間楽章も含めてやや速めのテンポで進めていきますが、最後の5分ほどは歩みを少し緩めて力強く踏みしめるかのように音楽を運び、合唱と共にすさまじい高揚を見せます。この合唱団を長らく指導した合唱指揮界の巨匠ダイクストラの貢献も大きいでしょう。 録音も響き過ぎず、ドライにならず、不自然なクローズアップも無しに、この曲の多彩なディテールと広大な音響世界を巧みにまとめています。ラトルの指揮能力、バイエルン放送響の演奏能力に、イザールフィルハーモニーの音響とエンジニアの手腕あっての録音ならではの成果と言えるでしょう。 ※国内仕様盤には内藤真帆氏による解説と舩木篤也氏による歌詞訳が付属します。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月30日
CD 2枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
「幻想」入り、ヘルムヒェンのシューベルト・ピアノ・ソナタ全集第2弾1982年ベルリン生まれ、2001年クララ・ハスキル国際コンクール優勝のマルティン・ヘルムヒェンが、2028年の没後200周年までに各2枚4組のアルバムでリリースするシューベルトのピアノ・ソナタ全集第2弾。 ゆったりと瞑想的でありながら拍子を意識した律動的な動きも強調された第1楽章から、軽やかながら低めの重心も感じさせる第4楽章まで舞曲的性格が意識された「幻想」を軸に、バドゥラ=スコダの補筆完成版にヘルムヒェン自身の部分的補筆も反映させた第1楽章に始まる未完の第11番などを収録。シューベルト特有のユニゾンによる主題提示や、長調と短調が瞬時に切り替わる明暗のコントラストを、ヘルムヒェンは緻密な解釈と繊細なタッチで描き出しています。 ドイツレコード批評家賞を受賞するなど世界的に高評価を得た前作に続き、今後の展開が楽しみなアルバムです。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
4手ピアノのためのカンタータ/(リ)ミックス [デュオ・ヴェルシニナ・リー]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
ピアノ・デュオ、ヴェルシニナ=リーによる、バッハのカンタータを1台4手に再構築したアルバム。リー・チアフによる6作の編曲に加え、クルターグの編曲をあわせ、2人は新しい「架空のカンタータ」を形作りました。電子音楽のような響きや、弦楽器の弓の擦れを思わせる音色、濃密で静かな張りつめた空気感まで、1台のピアノでバッハの色鮮やかな声楽世界を見事に再現。親密で喜びに満ちた対話が広がります。 王立ノーザン音楽院で結成されたデュオ・ヴェルシニナ・リーは、未知のレパートリーや再構築への探求心を共有。バロックの再解釈から現代女性作曲家の作品まで、自在な演奏と編曲で聴き手を魅了します。
収録作曲家:
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ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ音楽「春の祭典」 [ズービン・メータ、バイエルン国立管弦楽団]発売日:2026年10月30日
LP価格:7,500円(税込、送料無料)
メータ90歳記念。
盟友バイエルン国立歌劇場が「春の祭典」初出音源をLPでリリース!ズービン・メータは1998年から2006年にかけてバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めました。この演奏は、退任翌年の2007年10月1日と2日にミュンヘンのナツィオナルテアター(バイエルン国立歌劇場)で行われた公演のライヴをもとにしたもので、収録から20年近くアーカイヴに眠っていたものをメータの90歳記念として同劇場の自主レーベルBSOrecが全世界1,000枚限定生産のLPでリリースします。 メータの「春の祭典」は1969年のロス・フィルとの録音(Decca)が世界中で称賛され、日本でもレコード・アカデミー賞に輝き、強烈な印象を残しました。以来、「ハルサイ」はメータの切り札の一つとみなされ、ニューヨーク・フィルとの2種のセッション録音のほかにもウィーン・フィルとのザルツブルク音楽祭での演奏など、ライヴ録音も多くCD化されています。また2018年のバイエルン放送交響楽団との来日公演での演奏は『音楽の友』誌で同年のベスト・コンサートに選ばれました。 この演奏当時メータは71歳。曲を完全に掌握した抜群の安定感とソロ楽器を引き立たせる手腕は冴えており、演奏時間約33分10秒はメータの同曲録音としても速い方。オケの技量に加えてメータとの信頼関係ゆえ、バイエルン国立管には慌ただしい気配は微塵もなく、メータと共に楽しんでいるかのように、のびのびとして重量感のある演奏を聴かせます。 (...)収録作曲家:
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メノッティ(1911-2007):
Orchestral Discoveries
交響曲 第1番/《ゴヤ》- 管弦楽組曲 他 [フランチェスコ・チルッフォ、ミラノ交響楽団]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
《アマールと夜の訪問者》や《電話》などの1幕もののオペラやヴァイオリン協奏曲で知られるメノッティは、イタリア生まれながら早くに渡米し、アメリカで活躍しました。その作風は21世紀まで生きた作曲家としては異例なほど保守的で、耳に残るメロディやハーモニーの美しさ、感情移入のしやすさを重視しています。 ここではメノッティ唯一の交響曲に加え、ニューヨーク・フィルの夏季公演開幕のために書いたファンファーレ、バレエ音楽からの組曲、晩年の歌劇に基づく組曲を収録。機会音楽、純音楽、舞台音楽それぞれのエッセンスを一望できます。交響曲は急緩急の3楽章構成で演奏時間15分余り。1976年にオーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団が初演しましたが、録音されることはなく、初演から50年を経て、ここに初めての録音がリリースされます。
収録作曲家:
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ともに歌えば
イタリア古楽とコルシカの伝統歌唱の融合 [カメラータ・フィガレッラ]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
数世紀前の地中海に息づいていた響きに迫る、コルシカ声楽と古楽の融合地中海のコルシカ島に残る伝統歌唱を身につけた歌手たちが、古楽器や即興演奏に通じたプレイヤーたちと共に中世~ルネサンス期のイタリア音楽を演奏。 かつて教会音楽が人々の生活に深く根差していた時代には、高度な作曲技法に基づく楽曲でも各地域の伝統や習慣に従って演奏していたはずで、その考えのもとコルシカの伝統唱法をルネサンス前後の音楽に応用しているのが当盤の演奏団体カメラータ・フィガレッラです。 コルシカ島は18世紀にジェノヴァ公国からフランスに割譲されるまで長らくイタリアの一部で、イタリア語に近いコルシカ語が残っており、ポリフォニーで特徴的な響きを聴かせる同地の伝統歌唱を昔日のイタリア多声音楽の地方的実例に迫る一助とするのは実に適切と言ってよいでしょう。 伝説的声楽集団アンサンブル・オルガヌムの一員としても活躍してきたジャン=エティエンヌ・ランジャンニ、コリーナ・マルティやフランソワ・ラザレヴィチら多芸な古楽人のグループとも共演するエネア・ソリーニら4人の歌手に対し、器楽陣はあえて古楽器奏者で統一せず、ジャズやインプロヴィゼーションなどの分野で注目されるサクソフォンやクラリネットの演奏家も参加。 中世末~ルネサンス期ならではの即興の作法と拮抗しない自然な音作りの中、過去の伝統だけでなく現代に生きる音楽としてこれらの作品の息吹を現代に蘇らせることに成功しています。
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リャトシンスキー(1895-1968):
〈室内楽作品集 第1集〉
弦楽四重奏曲 第1番・第2番 [ノータベーネ・チェンバー・グループ]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
20世紀ウクライナの交響楽の発展に大きく寄与した作曲家ボリス・リャトシンスキー。幼少期よりピアノとヴァイオリンに親しみ、10代半ばで作曲を開始したとされています。 キーウ音楽院でレインゴリト・グリエールに師事し、後に師の遺作の補筆も手掛けました。1920年から母校やモスクワ音楽院で教鞭を執り、シルヴェストロフらを育成したほか、ソ連作曲家同盟の指導的地位に就き当時の音楽界に尽力。作品は5つの交響曲から劇音楽まで多岐にわたり、初期のロマンティシズムから西欧の無調を経て、民族音楽学者リセンコの研究に基づく民謡の旋律と先進的和声を融合させた独自の語法を確立しました。 弦楽四重奏曲第1番はウクライナ民謡の旋律をふんだんに取り入れた学生時代の作品で、師のグリエールに献呈されたもの。チャイコフスキー、ボロディン、グリーグなどの作品と同等以上に歌に満ちた佳品です。第2番もまた前半2楽章は歌に満ちていますが、後半2楽章ではモダンな要素が感じられるようになります。 演奏を務めるノータベーネ・チェンバー・グループは、2015年にキーウのソリストたちで結成されたアンサンブル。古典から現代作品まで精緻な演奏で魅了する彼らは、自国音楽の再発見と世界への発信を目指し、リャトシンスキーの室内楽を系統的に録音するプロジェクトに着手しました。記念すべき第1作のリリースです。
収録作曲家:
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レンスホルト(1978-):
アフターマス [ニルス・レンスホルト]発売日:2026年10月30日
LP価格:4,650円(税込、送料無料)
デンマークの作曲家ニルス・レンスホルトの『アフターマス=余波、影響』の限定アナログ盤。アメリカ伝統音楽や60~70年代のシンガーソングライターたちの活動に着想を得て、アメリカのハイウェイを巡りながら旅先での印象をその土地特有の言葉遣いをまじえて表現しています。ブルックリンに訪れる春の兆し、メンフィスの古びたモーテル、ニューオーリンズのマルディグラ祭の余韻といった情景からインスピレーションを得て書かれた歌は、素朴でどこか懐かしさを感じさせます。 特典として、配信限定のボーナストラックを含む14曲のMP3ダウンロードコードが付属します。
収録作曲家:
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夢の織物
ベルナール・ド・ヴィエンヌ作品集 [VA]発売日:2026年10月30日
CD 2枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
言葉と自然、知性が織りなす響き――
ベルナール・ド・ヴィエンヌ30年の肖像現代フランス音楽界で異彩を放つ作曲家・フルート奏者、ベルナール・ド・ヴィエンヌの30年以上に及ぶ創作の軌跡を凝縮した2枚組アンソロジー。民族音楽や古楽、哲学、科学、詩への深い造詣に裏打ちされた彼の音楽は、音色や奏法がダイナミックに交錯する音色のポリフォニーと、有機的に変化し続けるスパイラル構造を大きな特徴としています。 トリエステ国際作曲コンクール第1位に輝いた室内交響曲第1番「L’Envie de partir」 や、壮大なピアノ協奏曲「Le Fil de l'horizon」、シェイクスピアを着想源とするタイトル曲、12台のチェロが鳥の羽ばたきを思わせる「No Birds」、新作の弦楽四重奏曲第4番「Melencolia」まで、多彩な編成の作品を収録。 世界のトップ演奏家によるアンサンブルの白熱のライヴ録音を中心に構成された、生命の躍動と豊かな色彩美に満ちた至高のコレクションです。 -
ロシア・バレエ音楽アンソロジー [ドミートリー・フィラトフ、ウラル・ユース交響楽団]
発売日:2026年10月30日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
19世紀古典からソ連期まで、ロシア・バレエ音楽の100年を辿る選集2018年のエフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮者コンクールで第2位の実力派ドミートリー・フィラトフと、ウラル地方の若い優秀な奏者を集めたウラル・ユース交響楽団によるロシア・バレエのアンソロジー。チャイコフスキーによる交響的なスケールと心理的深みの導入以降、機能的な伴奏音楽の枠を超えて自立した管弦楽作品へと進化したロシア・バレエ音楽の約100年にわたる足跡を捉えた内容です。 19世紀古典の代表作であるチャイコフスキーの『くるみ割り人形』やグラズノフの『ライモンダ』をはじめ、ディアギレフのバレエ・リュスで一世を風靡したストラヴィンスキーの『火の鳥』やチェレプニン、さらにグリエール、アサフィエフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアン、ガヴリーリンらソ連時代の多彩な管弦楽作品まで、各時代を象徴する作品の聴きどころが瑞々しい演奏で収録されています。 伝統的なロマン主義から革新的な近現代様式、風刺や社会的背景を映した作品群まで、劇場音楽から演奏会用作品へと至るロシア・バレエ音楽の歴史的変遷を体系的に辿ることの出来る一枚です。
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デュプレ(1886-1971)
リスト(1811-1886):
作品集 [オリヴィエ・ラトリー、カーチュン・ウォン、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2026年10月30日
CD日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
カーチュン・ウォン登場!
名手オリヴィエ・ラトリーと繰り広げるオルガンと管弦楽の対話オリヴィエ・ラトリーのLa Dolce Voltaから3枚目のアルバムは、カーチュン・ウォン指揮ドレスデン・フィルとの共演によるデュプレ作品とデュプレが編曲したリスト作品のほか、ソロでのデュプレの前奏曲とフーガを収めたもの。 聴きものはやはり管弦楽との共演曲で、オルガンが単なるソロ楽器ではなく、オーケストラの一部として融合し密接な対話を繰り広げる作品が選ばれており、4109本のパイプを持つドレスデン文化宮殿のオイレ・オルガン工房製オルガンと大管弦楽の響きはホールの優秀な音響も相俟って圧巻です。 なかでも演奏時間が30分近くに及ぶ「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム(我らのもとへ、救いの水のもとへ)」による幻想曲とフーガは、マイアベーアの歌劇《預言者》の中で歌われるコラール旋律に基づきリストが作曲したオルガンのための大作で、今回収録のデュプレ編曲版は長らく所在不明だった楽譜を2007年にラトリーが再発見した貴重なもの。オルガンという巨大な楽器を把握しきったラトリーの見事なストップ選択とバランス、ウォンの積極性の高い音楽づくりにより、たいへん聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。 -
発売日:2026年10月30日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
ロンドンを拠点とするトルコ生まれの作曲家シナン・カーター・サヴァシュカン。FCA賞受賞の他、世界30カ国以上で作品が演奏され、舞踊・映画音楽等でも多彩な作品を発表しています。 本作は長年のパートナー、オクタンドル・アンサンブルのための室内オーケストラ協奏曲で、360曲で構成される予定の壮大な連作の一環です。音の物理的な性質や動きに着目し、独自の数学的・建築的なアイデアから、複雑な響きを創り出しています。 オクタンドル・アンサンブルは作曲家のクリスチャン・メイソンと指揮者のジョナサン・ハーグリーヴスによって2011年結成、1945年以降の作品を主要レパートリーとする活動を展開しています。
収録作曲家:
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覆いの下には
遍歴作曲家クッサーの雑記帳より [レイチェル・ビーズリー、レ・ムファッティ]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
幅広い音楽知が凝縮された雑記帳を出発点に、300年前の音楽世界へヨーロッパ各地で活躍したバロック後期のドイツ人作曲家クッサーは、イタリアのA.スカルラッティ、フランスのカンプラ、オーストリアのフックスらと同い年。ハプスブルク家が領有するハンガリー王国の王都プレスブルク(現スロヴァキア首都ブラティスラヴァ)でルター派教会の楽長の子として生まれ、迫害回避で一家が移住したドイツ南部で育ち、シュトゥットガルトやバーデン=バーデンで最新のフランス音楽を習得(渡仏しリュリ門下で6年修業した説もありますが今では疑問視されています)。その後ドイツ各地でリュリ流儀のフランス風音楽を紹介する傍らイタリア音楽にも親しみ、両様式融合にも貢献。晩年は英国諸島に渡り、ロンドンを経てダブリンでイングランド王に仕え生涯を終えました。 同時代音楽の研究に熱心だったこのクッサーが行く先々で書きつけていた雑記帳(コモンプレイス・ブック)には数々の連絡先や医療処方、料理のレシピなどに加え、無数の作品の表題や冒頭部分の楽譜も記されています。ベルギーの古楽演奏団体レ・ムファッティはこれを参考に、クッサー自身の作品はもとより彼が親しんでいた1700年前後の合奏曲を厳選。フランス風組曲形式を軸に、イタリア、ドイツ、英国の音楽の相互関係も浮き彫りにします。 各奏者の自発性が発揮されながらアンサンブル全体の一体感も見事で、様々な舞曲のリズム変化やパート間の音色対比を十全に味わえる充実した演奏解釈を堪能できる1枚です。
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バッハ一族の年長者たち
~現存作品全集~ [ヴォクス・ルミニス、クレマチス、リチェルカール・コンソート、リオネル・ムニエ、ブリス・サイー、シンディ・カスティーヨ 他]発売日:2026年10月30日
CD 6枚組価格:9,075円(税込、送料無料)
初出新録音トラック多数。
Ricercarの名手たちが解き明かす「バッハの源流」半世紀近くの活動歴を誇るベルギーの古楽レーベルRicercarは、創設当初からリチェルカール・コンソートの「バッハ以前の教会カンタータ」シリーズを筆頭に、大バッハ以前のドイツ音楽の紹介に努めてきました。近年もその後を受け、ヴォクス・ルミニスやクレマチスなどの古楽アンサンブル、オルガン奏者シンディ・カスティーヨらがバッハ一族の年長者たちに光を当てたアルバムを度々リリースしています。 それら最近の録音を集め、レーベル初期の音源も加えただけでなく、これまでRicercarのカタログになかった作品は新たに録音して補い、大バッハより年上の作曲家たちが手がけた作品を可能な限り全て網羅したのがこの6枚組アルバム。大バッハの父ヨハン・アンブロジウスの従兄弟ヨハン・クリストフとヨハン・ミヒャエルの声楽作品や両者の貴重な鍵盤楽曲はもとより、その2人の父ハインリヒやその兄ヨハネスの声楽曲・室内楽曲、ヨハン・アンブロジウスの兄ゲオルク・クリストフの唯一現存するカンタータ、Bachÿという謎めいた名と共に伝わる1曲なども収録。作曲家として曲を残さなかったものの、水車小屋で撥弦楽器を奏でていたと伝えられる一族の祖ファイト・バッハについても、同郷の重要作曲家ノイジードラーの作品がアルバム冒頭で水音を背景に奏でられ、在りし日の音楽風景を連想させる構成になっています。 (...) -
ヘンリー・パーセル(1659-1695)
愛と情熱の物語
妖精の女王、アーサー王、ディドとエネアス [マリー=ゾフィー・ポラーク、ロレンツォ・ギルランダ、ヴォックス・オーケストラ]発売日:2026年10月30日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
パーセルの有名劇作品3作から聞きどころを抜粋した魅力的なアルバム。 バーゼル・スコラカントールムなどでトロンボーンを学んだギルランダは2015年にヴォックス・オーケストラを創設し、ソプラノのポラークらと共演したヘンデルの《アレクサンダーの饗宴》(2020年、ドイツ・ハルモニア・ムンディ)で高い評価を得ました。 このアルバムでは弦5部と通奏低音を基本にリコーダーが彩りを添える編成で、緩急の変化に富む器楽曲を演奏。ソプラノ用の名曲を選りすぐった選曲とポラークの澄んで華やかな歌唱も魅力です。
収録作曲家:
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C.T.デイヴィー(1913-1983):
〈管弦楽作品集 第1集〉
交響曲
祝典序曲他 [ビード・ウィリアムズ、セント・アンドルーズ室内管弦楽団]発売日:2026年10月30日
CD価格:2,700円(税込)
セドリック・ソープ・デイヴィーは、20世紀半ばのイギリスおよびスコットランド音楽界を支えた作曲家・教育者。エゴン・ペトリ、ヴォーン・ウィリアムズらに師事し、伝統と近現代の語法を融合させた作風は「スコットランド的」などと評されています。 『祝典序曲』はペンタトニックの旋律とシベリウス風の手法を用いた躍動的な作品です。「交響曲 ハ長調」は終戦への歴史的転換期に書かれた曲。冒頭の3音からなるモティーフが全体を統一し、ウォルトンを思わせる重厚な響きが特徴です。『アーン博士の旋律によるダイヴァージョンズ』はトマス・アーンの歌劇《トマスとサリー》の旋律を多彩かつユーモラスに変奏します。「荘厳な音楽」はシェイクスピア劇『リア王』のために書かれた内省的な曲です。「4つのスコットランドの旋律によるファンタジア」の第1番は讃美歌と民謡を素材とする抒情的な作品。 演奏するセント・アンドルーズ室内管弦楽団は、1945年にデイヴィーが創立した大学のアンサンブルです。
収録作曲家:
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ディートヘルム(1926-1997):
〈管弦楽作品集 第1集〉
協奏曲集
ピアノ協奏曲「Yggdrasil」
クラリネット協奏曲「Concerto Hiemalis」
ヴァイオリン協奏曲「Anubis」 [パトリツィオ・マッツォーラ、カロージェロ・パレルモ、シビル・チョップ、ライナー・ヘルト]発売日:2026年10月30日
CD価格:2,700円(税込)
カスパール・ディートヘルムは、ルツェルンを中心に生涯を送り、オネゲルやヒンデミットらに師事した作曲家。母校での教育活動のほか政治や自然科学にも通じ、ヒンデミットの理論に基づく調性、確固とした構造、スイスの情緒を思わせる優美な旋律を特長とする300曲以上の作品を残しました。 ピアノ協奏曲「Yggdrasil ユグドラシル」は北欧神話の世界樹にちなんで名付けられ、独奏とオケが対等に旋律を交わす作品。ベートーヴェンを思わせる力強いエネルギーを感じさせます。モーツァルトへの敬愛が込められた「クラリネット協奏曲 Hiemalis ヒエマリス」は、古典的な編成による親しみやすい歌心に満ちた曲。ヴァイオリン協奏曲「Anubis アヌビス」は古代神話の冥界の神に着想を得た作品で、独奏ヴァイオリンの技巧的なソロや変奏を通じ、冥界から光の世界への昇華を描きます。
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ヒューイット=ジョーンズ(1926-1989):
合唱、オルガンのための作品集 [トム・ウィンペニー、ヴィヴム・シンガーズ]発売日:2026年10月30日
CD価格:2,700円(税込)
トニー・ヒューイット=ジョーンズはイングランド大聖堂の伝統を継承、グロスター大聖堂やコヴェントリー大聖堂などの礼拝や祝典音楽の委嘱を受け、オックスフォード等で教鞭を執るなど、同地の音楽普及に尽力した音楽家です。親しみやすい調性感のあるものから高度な対位法を駆使したものまで、彼の作品は実際の演奏に供されることを念頭に置いて書かれています。 アルバムにはリディア調の明るく推進力に満ちた「ファンファーレ」、ミサの形式を反映した「オルガン・ソナタ」や、多声合唱と表情豊かな和声表現が印象的な「神の姿」、グレゴリオ聖歌を用いた荘厳な「聖霊降臨祭の行列」などが並びます。 トム・ウィンペニーが指揮とオルガン独奏を務め、ヴィヴム・シンガーズの清冽な歌声とともに知られざる作品に光を当てています。
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カンビーニ(1746-1825頃):
〈室内楽作品集 第1集〉
弦楽五重奏曲 第1集 [アマデウス・チェンバー・ミュージシャンズ]発売日:2026年10月30日
CD価格:2,700円(税込)
18世紀後半のパリで活躍したイタリア出身のジュゼッペ・カンビーニは、モーツァルトやハイドンと同時代に600曲以上の作品を残した当時の人気作曲家。晩年の足跡は謎に包まれていますが、アメリカ議会図書館所蔵の手稿譜などの研究から近年再評価が進んでいます。 彼が実業家セガンのために書いた100曲以上の弦楽五重奏曲は、2本のチェロを用いた重厚な響きを特徴とし、モーツァルト風の優雅な旋律とハイドン譲りの巧みな対位法が融合、時にはベートーヴェンを思わせるほどの深みも持っています。 演奏するアマデウス・チェンバー・ミュージシャンズは、スイスの楽譜出版社のコレクション蘇演のために結成され、埋もれた名曲に光を当てています。
収録作曲家:
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ミュラー=ヘルマン(1868-1941):
弦楽五重奏曲 Op.7
チェロ・ソナタ Op.17 [アンサンブル・ルイーズ・ファランク]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
ヨハンナ・ミュラー=ヘルマンはオーストリア出身の作曲家。芸術に理解のある家庭環境で育ち幼少期から高い才能を示したものの、父の勧めで一度は教員となりました。しかし結婚と愛する兄の急逝を機に一念発起してツェムリンスキーらに師事し本格的に作曲を修め、1918年には女性として初の新ウィーン音楽院の作曲科教授に就任。気品を備えた作品を遺しました。 1909年作の「弦楽五重奏曲」は、親しみやすい旋律と劇的な展開を持ち、とりわけ第3楽章のアダージョはマーラーの「アダージェット」を思わせる深い静けさと美しさに満ちています。また1923年頃に書かれた「チェロ・ソナタ」は、流れるような美しい旋律と落ち着いた曲想が魅力的な、彼女最後の大規模な室内楽作品です。 演奏はアポロン・ミューザゲート弦楽四重奏団で第1ヴァイオリンを務めるパベウ・ザレイスキら精鋭が集うアンサンブル・ルイーズ・ファランク。緻密かつ表情豊かに奏でています。
収録作曲家:
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レグレンツィ(1626-1690):
聖母マリアのリタニアとアンティフォナを伴う終課 [アンサンブル・ポリハルモニーク]発売日:2026年10月23日
NMLアルバム番号:555655-2CD価格:3,225円(税込、送料無料)
モンテヴェルディの正統なる後継者
レグレンツィの傑作教会音楽を、ドイツの気鋭アンサンブルでジョヴァンニ・レグレンツィは1626年にベルガモ近郊で生まれ、当地のサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で楽長として活動した後、フェッラーラをはじめとする北イタリアで活動し、ヴェネツィアでサン・マルコ寺院の副楽長を経て1685年には楽長に就任しました。ヴェネツィア音楽界で大きな影響力を持ち、アルビノーニやロッティら18世紀に活躍する音楽家を育て、幼いヴィヴァルディもその薫陶を受けたと推測されています。 今日では、オペラや器楽曲の作品で知られるレグレンツィですが、その作品の多くは教会音楽です。レグレンツィは、モンテヴェルディが提唱・実践した、聴き手にある感情や情念を喚起させる音楽技法を発展させました。この録音では、そうしたレグレンツィの教会音楽の代表作を聴くことができます。 1662年に作品7として出版されたレグレンツィの「聖母マリアのリタニアとアンティフォナを伴う終課」は、かつての任地であるフェッラーラのアッカデミア・デッロ・スピーリト・サント(聖霊アカデミー)を主宰していたイッポリート・ベンティヴォーリオ侯に献呈されました。終課とは、毎日行われるキリスト教の典礼である聖務日課の一つで、一日を締めくくる眠る前の祈りのこと。レグレンツィの作品7はこの終課で歌われるための作品群で、晩課(夕べの祈り)でも歌われる詩篇曲を中心に、「サルヴェ・レジーナ」などの聖母マリアのためのアンティフォナが挿入され、最後は聖母マリアのリタニアで締めくくられます。主に通奏低音を伴う5声の宗教的コンチェルトやモテットの様式で書かれており、この録音では、音楽上の効果を最大限引き出すために、出版譜の曲順を変更して演奏しています。 (...)収録作曲家:
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ポッター(1792-1871):
〈交響曲全集 第4集〉
交響曲ト短調/ニ長調
協奏的二重奏曲 [ハワード・グリフィス、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
イギリス出身の作曲家チプリアーニ・ポッターは、幼少期に父から音楽教育を受け、その後イギリスの音楽家や、ウィーンでベートーヴェンの紹介によりアロイス・フェルスターに師事、帰国後はすぐに人気作曲家として名声を得ました。1832年からは王立音楽院の院長を務めるなど英国音楽界の要職を歴任し、交響曲や機知に富んだピアノ曲を残しました。 この交響曲全集 第4集に収録された「交響曲 ト短調」は、フィルハーモニー協会の委嘱で書かれた全4楽章の作品。ポッターの交響曲の中で最も成功を収めた作品として知られています。全体を力強く支配する印象的な主動機で始まり、葬送行進曲風の第2楽章、対比の鮮やかなスケルツォ、熱気にあふれるフィナーレまで、古典的佇まいの中に巧みな対位法とドラマチックな展開が光ります。 2年後に書かれた「交響曲 ニ長調」は、美しい旋律と華やかな管弦楽法が際立つ彼の最後の交響曲です。冒頭の緩やかな導入部で提示された動機が全曲の重要な骨組みとなり、親しみやすい旋律とメリハリのある躍動感が心地よく交錯します。 「協奏的二重奏曲」は、オーケストラの伴奏を背景にヴァイオリンとピアノのソリスト2人が華やかな技巧と優美な対話を繰り広げる作品です。 ヴァイオリンのスネルはチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のメンバー。この時代のレパートリーの経験豊かなグリフィスの指揮で。
収録作曲家:
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フェルスター(1837-1926):
歌劇《ゴレンスカのナイチンゲール》(1896年改訂版) [ジークリンデ・フェルトホーファー、マレイケ・ヤンコフスキ 他、マルコ・フリベルニク、グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2026年10月23日
NMLアルバム番号:555685-2CD 2枚組価格:5,475円(税込、送料無料)
ボヘミア出身の作曲家アントン・フェルスターは、プラハで法学を学ぶ傍ら、スメタナにピアノと作曲を師事しました。1867年にスロベニアへ移住してからは、指揮者や合唱指導者として精力的に活動を展開。同国の文化的自立と国民音楽の発展に多大な貢献を果たし、ロマン派の作風で親しまれるスロベニア音楽史の重要人物となりました。 本作は、スロベニア初のオペレッタ・コンクールで優勝した原曲(1872年)を、本格的な3幕の歌劇へと改訂した作品です。美声を持つ田舎町のスロベニアの娘ミンカが、フランス人の興行主から海外での歌手デビューを打診されます。母の借金返済のために一度は渡航を決意するものの、愛する青年フランヨや故郷への想いとの間で葛藤を重ね、最終的に地元にとどまることを選ぶというストーリー。哀愁漂う民謡風の美しい旋律とドラマチックな展開が全編を彩ります。 スロベニア国立歌劇場の芸術監督マルコ・フリベルニクの指揮のもと、グラーツ歌劇場の歌手陣と管弦楽団が、作品に宿る郷愁とロマンティシズムを瑞々しく描き出し、歌手たちの歌声を引き立てます。
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ダンツィ(1763-1826):
フルート五重奏曲集 Op.50 [アルディンゲロ・アンサンブル]発売日:2026年10月23日
NMLアルバム番号:555770-2CD価格:3,225円(税込、送料無料)
モーツァルトらに影響を受けたフランツ・ダンツィは古典派からロマン派への架け橋となった作曲家であり、彼の父がチェロ奏者として活躍したマンハイム楽派の流れを汲み、ダイナミックな強弱表現や斬新な手法を自身の音楽へと昇華させました。 「3つのフルート五重奏曲」は、古典派的な第1番、ドラマチックな感情表現を織り込んだ第2番、牧歌的で民謡風な第3番を対比させ、多彩な形式や抒情性を披露しています。各々の作品を緻密な原典研究で瑞々しく現代に蘇らせるアルディンゲロ・アンサンブルのメンバーたちが、表情豊かなアンサンブルを響かせます。
収録作曲家:
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バルトムス(1859-1910):
〈オルガン作品選集〉
ソナタ 第1番・第3番
コラール幻想曲他 [フリードヘルム・フランメ]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,225円(税込、送料無料)
ドイツ、ビッターフェルトのオルガニストの家に生まれ、ベルリンの王立宗教音楽研究所で学んだリヒャルト・バルトムスは、デッサウの教会オルガニストや王立音楽監督、王立プロイセン音楽学校の教授を歴任し、1900年頃にはルター派典礼のための音楽や即興演奏の名手として高く評価され、当時、宗教音楽の分野で最も人気の高い作曲家の一人として活躍しました。 彼のオルガン作品は、ソナタ形式の独自の展開、当時の最先端を行くコラール編曲技法、伝統的な和声と複雑な対位法を融合させた高度でヴィルトゥオーゾ的なスタイルを特徴としています。ソナタ形式に歌曲風の緩徐楽章と巧みなフーガを採り入れた「ソナタ第1番」、古典的ソナタ形式を踏襲しつつ、フーガやパストラーレ風のフィナーレを盛り込んだ「ソナタ第3番」、メンデルスゾーンの精神を継承する「前奏曲ニ短調」、美しい旋律が光る「祈り」、フランスとドイツの様式が見事に融合した「トッカータ ハ短調」、レーガーを思わせる「2つのコラール幻想曲」が収録されています。 フリードヘルム・フランメは、デトモルト音大客員教授および博士号を持つオルガニストで、cpoレーベルでの数々の全集録音や国際音楽祭の芸術監督を通じて著名な賞を受賞するなど国際的に高い評価を得ています。
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アダムズ(1947-):
ピアノと室内楽のための作品集 [ラルフ・ファン・ラート、マールテン・ファン・フェーン、ローラ・ボーン、ロザンネ・フィリッペンス]発売日:2026年10月23日
CD価格:2,250円(税込)
ジョン・アダムズの作品を凝縮された小編成で楽しむアルバム。 ミニマル的手法から抒情性への作風の変化を示しつつ、音によるドライヴが楽しめる代表作「ロード・ムーヴィーズ」、サティとビル・エヴァンスの出会いを思わせる透明感ある和声が美しい独奏曲「アイ・スティル・プレイ」、ベートーヴェン晩年のモチーフを和声とリズムのあわせ鏡の中で変容させた「ロール・オーバー・ベートーヴェン」の2台ピアノ版や、R&Bやジャズの要素を交えた歌劇《天井を見上げ、それから空を見た》からの2曲、名手岡城千歳が編曲した《ドクター・アトミック》のアリア、連続するパルスと圧倒的な推進力が現代のスピード感を映し出す「ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン」まで、アダムズのダイナミックな音楽世界を一気に堪能できる作品が収録されています。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月23日
CD価格:2,250円(税込)
「このナクソスLaureate シリーズは、コンクール優勝者のフレッシュな演奏がそのままCDに入る、というのが普通かと思いますが、自分の場合は少々事情が違いました。というのもこのコンクール優勝の翌年、コロナのパンデミックになったのです。録音は数年後になり、いろいろ自分自身と見つめ合う時間が十分にあった時期でした。いくつかのコンクールで使用したプログラムも含め、それぞれ特別な想いがあります。 カタロニア民謡集は背景などのリサーチをして、オーセンティックなものを目指したわけではなく、コロナで行き場を失った音楽を救うために自分自身のためだけに弾き続けたレパートリーです。他には尊敬する伊左治直先生の作品と、伊左治先生の作品のアンサーソング的に書いた自作を入れました。コンクールに優勝した年(2019年)にドイツで書いた作品です。他にも、ドイツの出版社から偶然出すことのできたラヴェルの編曲、ドイツの恩師であるアンスガー先生の編曲作品など、よりパーソナルな想いと繋がっています。 本当にリリースされるべきなのか悩むこともありましたが、時間が経って考えてみると当時の自分にしかできなかったものもあるのではないかと思います。私の一つの通過点だと思って聴いていただけますと幸いです。」--藤元高輝
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ブラームス(1833-1897):
〈歌曲全集 第7集〉
ティークの「マゲローネ」によるロマンス [ジモン・ボーデ、ウルリヒ・アイゼンロール]発売日:2026年10月23日
CD価格:2,250円(税込)
ブラームス唯一の連作歌曲集であり、中世の騎士道物語を題材に愛と試練の旅路を描く傑作「マゲローネのロマンス」を、ザルツブルク音楽祭など世界の舞台で活躍するドイツ声楽界の実力派テノールのジモン・ボーデと、ドイツ歌曲伴奏の大家として名高いウルリヒ・アイゼンロールが奏でます。 抒情的な歌唱とピアノが自然な対話を通じて高め合い、作品に秘められた劇的なドラマをあざやかに浮き彫りにしています。
収録作曲家:
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プフィッツナー(1869-1949):
交響曲全集&協奏曲全集他 [ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト、バンベルク交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 他]発売日:2026年10月23日
CD 5枚組価格:7,575円(税込、送料無料)
cpoらしい企画の一つ、過去に発売されたハンス・プフィッツナーの全交響曲と協奏曲他を収録した5枚組BOXの新装盤。初期バロックから近代まで、ドイツ音楽の録音を意欲的に進めるcpoが1982年から89年にかけて録音したプフィッツナーのオーケストラ作品集です。 プフィッツナーは1869年にモスクワに生まれましたが3歳の年にドイツに移住。以後、ドイツ語圏で活動します。歌劇《パレストリーナ》やカンタータ《ドイツ精神について》といった声楽を伴う作品が有名ですが、ロマン派の流れを汲んだ管弦楽作品のほぼすべてを優秀な演奏と録音で収録した当ボックスはこの作曲家を知る上で必携と言えるでしょう。 プフィッツナーの作風は極めて保守的で、管弦楽法では後期のリヒャルト・シュトラウスに通じるものがありますが、調性の枠からはみ出すことはありません。交響曲や協奏曲は、19歳の初期作品チェロ協奏曲イ短調を除けば3楽章あるいは4楽章の古典的な構成で、長い作品でも演奏時間40分を越えるものはなく、密度の濃い構成と重厚で陰影の深いサウンドはブラームス直系と呼びたいほど。バンフィールド独奏のピアノ協奏曲やゲリンガス独奏のチェロ協奏曲集は、それぞれ世界初録音でした(演奏会の放送音源がCD化されたものを除く)。 「二重奏曲(Duo)」はオーケストラを伴う二重協奏曲のスタイルです。南ドイツのオーケストラによる落ち着いた響きと、ドイツの後期ロマン派から近代の知られざる作品の発掘・録音を多数手がけたアルベルトの手堅い指揮は作品を味わうのに好適です。
収録作曲家:
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ウィンチェスターを巡って
大聖堂で起こった紀元10世紀の大事変 [アンサンブル・ディアロゴス]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
世界最古のポリフォニー曲集にまつわる逸話を、中世の楽器と音楽で再現ヨーロッパ中世の知られざる音楽領域に妥協なく切り込み、徹底した史料検証に基づくプログラムを瑞々しい演奏で聴かせる古楽集団アンサンブル・ディアロゴス。バルカン半島の中世音楽紹介に邁進する中、2021年にはアルバム『スウィサン!』(A491)で英国に目を向け、ヨーロッパ最古のポリフォニー曲集『ウィンチェスター写本』を見事な演奏で収録しました。 これに続く今回のアルバムは、写本成立と前後する時期にウィンチェスター大聖堂で起こった大変革に光を当てたもの。紀元963年に大聖堂に赴任したエセルウォルド司教は、同地の聖職者たちの放埓さに呆れ、翌964年の2月に聖職者たちを追放、近隣のアビンドンから招いた修道士たちに礼拝を任せます。 アンサンブル・ディアロゴスはその状況を時系列で追い『ウィンチェスター写本』からの楽曲を多く用いつつ、中世音楽によるラジオドラマのようなプログラムを展開。ヴィエルや各種の笛が即興を交え縦横無尽の活躍を見せる中、女声による美しい独唱が時に朗誦・朗読を織り交ぜながら迫真の物語を紡ぎ出します。 中世楽器を巧みに使った効果音的な表現もあり、事件とほぼ同時代に生み出された音楽が徹底して使われていることと相まって臨場感抜群。時代の中に息づく中世音楽の息吹をありありと感じられる本格派の響きを、AlphaやRicercar、Paratyなどで数多くの声楽・古楽録音を手がけてきた技師オード=マリー・ピロがセッション現場の空気感と共に生々しく伝えてくれます。
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〈HAYDN 2032 第17集〉
ハイドン(1732-1809):
交響曲 第13番・第16番・第36番
ヴァイオリン協奏曲 [ドミトリー・スミルノフ、ジョヴァンニ・アントニーニ、バーゼル室内管弦楽団]発売日:2026年10月23日
2LP+1CD 3枚組価格:5,850円(税込、送料無料)
HAYDN 2032 ハイドン交響曲全曲録音シリーズ Vol.17 ~ルイージのために~
ハイドン初期ならではの着想の瑞々しさ! 高品質アナログ盤登場「交響曲の父」ことハイドンが残した107曲の交響曲を、作曲家生誕300周年にあたる2032年までに全曲演奏・録音するジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。第17集では、後期作品を集中的に取り上げた第16集から一転、みずみずしい才気を感じさせる作曲活動初期の作品群に出会えます。 表題の「ルイージのために」とは併録作であるヴァイオリン協奏曲第1番の手稿譜にある言葉で、これはハイドンと同じく1761年、エステルハージ家の楽団拡張計画で同家に雇われたイタリア人のヴァイオリン奏者ルイージ・トマジーニのこと。彼らを雇ったエステルハージ侯爵パウル2世アントンのもと若き作曲家が続々生み出した交響曲には、トマジーニら優れた腕前を持つ楽団員のためのソロも積極的に盛り込まれ、このアルバムの収録作でも随所でその魅力を味わえます。 前世代のヴァーゲンザイルやモンなどの交響曲に通じる最新書法と古風な教会音楽作法のせめぎあいも興味深く、楽章構成もまちまちで聴きどころに満ちた作品の魅力を、古楽器演奏のプロフェッショナルを多数ゲストに迎えたバーゼル室内管弦楽団がメリハリの利いた解釈で十全に伝えてくれます。収録作曲家:
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ドリーブ(1836-1891):
歌劇《ニヴェルのジャン(ジャン・ド・ニヴェル)》 [ジェルジ・ヴァシェジ、ハンガリー国立合唱団、ハンガリー国立フィル、シリル・デュボワ、メリサ・プティ、タシス・クリストヤニス 他]発売日:2026年10月23日
3CD+BOOK 3枚組価格:6,300円(税込、送料無料)
フランス近代歌劇の秘宝!
《コッペリア》と《ラクメ》の間に生まれたドリーブ第3の傑作1870年のバレエ音楽《コッペリア》と、「鐘の歌」や二重唱などのヒットナンバーで知られる1883年のオペラ《ラクメ》が圧倒的に有名なフランス近代の作曲家ドリーブ。これら2作の間、1880年3月にパリで披露された《ニヴェルのジャン》は初演時から圧倒的な成功を収め、すぐにブリュッセルやコペンハーゲン、ペテルブルクなど諸外国の劇場でも注目されたものの、登場人物の多さと演奏に要求される技術の高さが災いしたのか、間もなく忘却の淵に埋もれてしまいました。現在では、当時のフランスのフルート奏者ポール・タファネルがこのオペラの旋律を用いて作曲した幻想曲にその名を残す程度。 ヴェネツィアに本拠を置くロマン派フランス音楽センター(Palazzetto Bru Zane)の尽力で実現したこの全曲録音を通じ、全編を貫く音楽言語の確かさとドリーブの作曲手腕をつぶさに味わえるようになったのは大いに歓迎すべきことと言えるでしょう。 (...)収録作曲家:
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ハンガリー牧歌
ドホナーニ、バルトーク、リスト [スザナ・バータル]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
3人の名匠のピアノ曲から辿る、ハンガリー音楽の多面的な変遷フランスとハンガリーにルーツを持つピアニスト、スザナ・バータルが、自身の音楽的ルーツへオマージュを捧げたピアノ作品集。19世紀から20世紀にかけてのハンガリー音楽の変遷を、リスト、バルトーク、ドホナーニという3人の作品を通じて客観的かつ多角的に描いています。 ロマン派を代表するリストはジプシー(ロマ)風の即興的な様式を反映した『ハンガリー狂詩曲』で、かつて欧州を魅了した異国情緒豊かな世界を表現。一方、バルトークは自らの民謡収集活動に基づき、飾り気のない古風な農民の歌を『15のハンガリー農民の歌』で独自の近代的なピアノ語法へと昇華させました。そしてアルバムの核となるドホナーニの『ハンガリー牧歌』は、後期ロマン派の精緻な書法の中に伝統的なハンガリー旋律を美しく織り交ぜた名作です。それぞれの時代における美学が交錯し、ハンガリー的なるものの本質が極めて高い芸術性をもって提示されています。 バータルの明晰なタッチが各作品の個性と構造を浮き彫りにする、知的で洗練されたアルバムです。
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バルトーク(1881-1945):
中国の不思議な役人
管弦楽のための協奏曲 [クリスティアン・マチェラル、ケルンWDR交響楽団、ケルン放送合唱団]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
クリスティアン・マチェラルが2025年まで首席指揮者を務めたケルンWDR交響楽団と贈るバルトーク第2弾。 パントマイムのグロテスクな内容から大混乱を巻き起こした初演から100年となる「中国の不思議な役人」の初演の地ケルンでの録音と、アメリカ亡命後にクーゼヴィツキーの求めにより作曲し大成功を収めた「管弦楽のための協奏曲」を収録。マチェラルの緻密な統率のもと、バルトークの音楽に内在する冷徹な現実描写と精緻な管弦楽法が克明に描き上げられており、秀逸な録音がその魅力を引き立てます。
収録作曲家:
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錬金術
ド・ターイ&ヴェレール
ベルギー近代のピアノ三重奏作品 [トリオ・スピリアールト]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
精緻な美に貫かれたベルギー20世紀の室内楽名品群20世紀前半~中盤のベルギーで活躍したブリュッセル生まれの2人の作曲家、ド・ターイとヴェレールのピアノ三重奏作品集。1920年代末と1940年代の曲が集められており、いずれもフォーレ後期やポスト・フランク世代の系譜に連なる、精緻な和声表現の中で典雅さを失わない、きわめて美しい作品ばかりです。 フランス六人組やバルトーク、ショスタコーヴィチらが既に活躍していた時期の音楽と思うと保守的に感じられるかもしれませんが、当時サロン演奏会やアマチュア演奏家たちによる室内楽が今よりずっと盛んだったため、こうした上質の美に貫かれた音楽は確かな需要があったに違いありません。 ド・ターイはデュカスと同い年の作曲家ポール・ジルソンの門下に学び、フランスや英国で注目された後1927年にベルギーのローマ大賞を受賞。ブリュッセル音楽院の教授職を経て1931年フランス語圏ベルギーのモンス音楽院学長に就任、教育活動の傍ら多岐にわたる作品を残しました。 女性作曲家ヴェレールは生涯の大半を薬局勤めで過ごし、作曲は余暇の趣味として行っていましたが、1957年アメリカで国際女性評議会のコンクールに入賞し一躍注目の的となりました。折衷的な作風で独自の美を追求した師ジョンゲンにも通じるその堅固で細やかな音作りは、ド・ターイの繊細な作風とアルバム内でなだらかに繋がります。 ベルギー近代の重要画家レオン・スピリアールトの名を冠したトリオが、各作品の美質をじっくり引き出した解釈を聴かせてくれます。
収録作曲家:
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ハイドン(1732-1809):
チェロ協奏曲 第1番・第2番 [ジュリー・セヴィヤ=フレッス、パリ・ヴィルトゥオージ管弦楽団]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
フランスのチェリスト、ジュリー・セヴィヤ=フレッスによる、ヨーゼフ・ハイドンのチェロ協奏曲第1番および第2番を収録したアルバム。 1762年頃に書かれ、率直で素朴、かつ堅牢でありながら繊細な衒いのない輝きを持つ第1番、約20年後に書かれ高い技術が要求される緻密さと、瑞々しさの中に憂鬱と成熟の深みが共存する第2番。それぞれ異なる表情を持つ両曲ですが、セヴィヤ=フレッスが「太陽のよう」と形容するその音楽には、生命力にあふれる光だけでなく、時折覗く繊細な哀愁が内包されています。 わずか一日での録音セッションで凝縮された緊張感とエネルギーが、そのまま作品の本質に迫る実直な演奏へと繋がっています。
収録作曲家:
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ブラームス(1833-1897):
交響曲 第1番
ドヴォルザーク(1841-1904):
交響詩「野鳩」 [ダンカン・ウォード、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
ダンカン・ウォード率いる南オランダ・フィルによるブラームスの交響曲第1番、カップリングはドヴォルザークの「野鳩」です。 「野鳩」は、国際的な評価は決して高いとは言えないものの、チェコでは極めて重要とされている作品。チェコの詩人エルベンの詩をもとにした交響詩で、夫を毒殺し若い農夫と結ばれた妻が、亡き夫の墓に生えた木に巣くう野鳩の鳴き声を聞くたび罪の意識にさいなまれ、絶望の末に自ら命を絶つという物語を、写実的な描写と単一の主題から派生していく旋律を用いて描いています。かたや20年以上をかけて完成されたブラームスの交響曲第1番もまた、作品の冒頭に提示される動機から全体を発展させる精緻な構築手法を用いています。 ウォードはここで客観的かつ緻密なコントロールのもと、両作品に潜む緊密な構造美と鮮やかな描写力を明瞭に浮き彫りにしています。
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METAKOSMOS [タニア・ジャンヌーリ、ニック・ベルチュ]
発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
2台のピアノが、エフェクトやループなしで描く音宇宙ギリシャ出身のタニア・ジャンヌーリは、ジャンル分けを否定するcreativity-firstの信念のもと直感に導かれたアプローチを行い、自身のバンドのほか前衛的なフリー・インプロヴィゼーションも展開しています。スイス出身のニック・ベルチュは、幼少の頃からドラムとジャズに親しみ自身のバンド「MOBILE」や「RONIN」で革新的なコンポジションを発表、日本文化やその精神性に強い影響を受けました。 そんな独自の道を歩んできた2人のピアニストが、2022年のフェスで出会ったことをきっかけに結成したデュオによるアルバムは、ベルチュが研究したというバルトークの「ミクロコスモス(小さな宇宙)」にあやかった「メタコスモス(宇宙を超えて)」。エフェクトや電子的なループを一切使用せず、2台のグランドピアノのみで、現代的なオーケストラや自然の音風景、音が描くマインドマップを思わせる極めて緻密な音響空間を構築しています。 (...)
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D.スカルラッティ(1685-1757)
ネブラ(1702-1768):
スターバト・マーテル
サルヴェ・レジーナ [アルベルト・レカセンス、ラ・グランド・シャペル]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
18世紀イタリアとスペインの音楽の豊かさを脈々と伝える選曲と解釈の妙鍵盤音楽の大家として名を残したドメニコ・スカルラッティがイベリア半島に渡る前、イタリアで作曲した『スターバト・マーテル』に、短めの教会音楽3作をカップリング。もう一人の作曲家ネブラは18世紀初頭生まれのスペイン人で、スカルラッティがスペイン王室で活躍していた時期に王室オルガン奏者や王室聖歌隊学校副学長を務めた才人です。 スカルラッティの『スターバト・マーテル』は10パートの合唱と通奏低音のために書かれた、演奏時間30分近くに及ぶ意欲作。ペルゴレージの有名作やその先駆となった父アレッサンドロの作品とは大きく異なる古来の教会音楽作法を踏襲したポリフォニックな音作りで、イタリアならではの伝統の確かさが感じられます。声楽パート各1人の精緻な解釈は実に鮮やかで明瞭そのもの。他方『サルヴェ・レジーナ』は最晩期の作で、信徒の哀願の切実さを思わせる短調の響きの中、最新のナポリ楽派オペラに通じる独唱の美が際立ちます。 (...)
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Les Chemins Qui Montent [アメル・ブラヒム=ジェルール、ダマヌ・ハルファ、バンジャマン・レヴィ、カンヌ国立管弦楽団]
発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
カビルの伝統歌謡と西洋のオーケストラが織りなす、文化融合の美しき響き『Les Chemins qui montent(上りゆく道)』は、アルジェリアの少数言語であるカビル語の伝統歌謡と西洋のオーケストラを融合させたアルバム。ソプラノ歌手アメル・ブラヒム=ジェルールとダマヌ・ハルファ(パーカッション)をソリストに迎え、バンジャマン・レヴィ指揮カンヌ国立管弦楽団と共に、伝説的歌手イディールやジャメル・アラムらが歌った伝統的な名曲や、詩人レズキ・ラビアの詩への新曲を作曲家トーマス・ケックの編曲による管弦楽の豊かな色彩のもとに再構築。オーケストラがカビル音楽の独特なリズム、言語の抑揚やフレージングを演奏し、パーカッションが築く堅牢な骨格の上で情感豊かに、あるいはとびきりの躍動感を持って美しく調和した音楽を奏でています。 オリエンタリズムを象徴するビゼー作曲の歌曲「別れを告げるアラビアの女主人」も収録。音楽のヒエラルキーや境界線を解体する意欲的な取り組みです。
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アルベニス・リイマジンド
アルベニスによるジャズ・ライヴ [アルベニス・ジャズ・クァルテット]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
モダン・ジャズへの翻訳で楽しむ、アルベニスが紡いだスペインの旋律アルベニスの作品の数々をジャズ・クァルテットで演奏したライヴ・アルバム。「アストゥリアス」や「エボカシオン」などの名曲が持つ繊細で詩的な旋律と、スペイン伝統の民族的色彩を損なうことなく、自由なリズムと新たな和声、現代的な音響パレットで融合させています。 さらに「キューバ狂詩曲」に見られるアフロ・キューバンのリズムや、歌曲「Will You Be Mine?」のスタンダード風アレンジなど、多彩なアプローチが即興演奏の中に自然に織り込まれているのも魅力。2009年の企画発足から15年以上の歳月を経て実を結んだ、実力派メンバーがクラシックの遺産への敬意を込めた音楽探究の記録です。
収録作曲家:
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グラウプナー(1683-1760):
待降節と降誕節のカンタータ
組曲と協奏曲 [ぺーター・スピスキー、フィエリ・コンソート、カメラータ・オーレスン]発売日:2026年10月23日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
見過ごしがたきバッハの同時代人。
その汲めど尽きせぬ才覚を多角的に味わう1枚同世代のバッハやテレマンと交流があったグラウプナーは、その両者に全くひけを取らないどころか、生前のバッハを遥かに凌ぎテレマンと人気を競った重要作曲家。1722年にライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督の座がクーナウの死で空席となったさい、後継就任をテレマンに断られた市参事会がグラウプナーの採用を決めかけたものの、彼の雇用主ダルムシュタット方伯が俸給額倍増で転職を食い止めたため「やむなく」バッハが選ばれた逸話も有名です。 録音も急速に増えていますが、このアルバムは知れば知るほど幅広さと深さに驚かされるグラウプナー芸術の広がりを端的に示した選曲が魅力。年末のクリスマス準備期間から年始の公現祭にかけ演奏された教会カンタータ3曲に組曲と協奏曲を各1曲ずつ加えたプログラムですが、この5曲だけで伝統的な対位法書法をイタリア流の歌心あふれるアリアや変化に富んだフランス風舞曲のリズムと自在にかけあわせ、きわめて見事に使い分ける手腕が存分に味わえ、器楽編成が弦楽と通奏低音だけとは思えないほど多様なバロック語法を堪能できます。 北欧の実力派が集うカメラータ・オーレスンに英国とアイルランドの俊才4人によるフィエリ・コンソートが聴かせる、各プレイヤーのセンスが際立つ緊密なアンサンブルが活きる好演が見事。自身もグラウプナー復権に邁進する古楽指揮者フロリアン・ヘイエリックによる解説(英・仏・独語)も端的で読みごたえがあります。収録作曲家:
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河野智美(ギター)
ラグリマ [河野智美]発売日:2026年10月21日
SACD-Hybrid 2枚組国内盤価格:4,950円(税込、送料無料)
アルティメイト・サウンド・シリーズ第6弾。ミキシング違いのA盤・B盤の2枚組仕様
河野智美 初のギター小品名曲集。タレガ、バリオス、ソル、ポンセ──
ギター音楽の至宝を銘器ロベール・ブーシェが紡ぐ河野智美、初のギター小品名曲集。一音一音に宿る、祈り、涙、そして憧れ。銘器ロベール・ブーシェが、楽曲に息づく色彩と詩情を気品あふれる音色で紡ぎます。タレガ、バリオス、ソル、ポンセをはじめ、『禁じられた遊び』『ディア・ハンター』など、世代を超えて愛され続ける珠玉の全20曲を収録。トラック16と17には荘村清志がゲスト参加。慈愛に満ちたその演奏は、名曲に新たな輝きと生命を与え、さらなる感動へと昇華します。 ボーナス・トラックとして、現代の名工、今井勇一によるギターを使用した3曲を収録。銘器それぞれの個性豊かな響きの違いもあわせてお楽しみ下さい。オーディオ・ファンに大好評のミキシング違いのA盤・B盤の2枚組仕様。 -
ア・ラ・フィエスタ!
ジョゼフ・デ・サン・ジュアンのビリャンシーコを中心に [ホルヘ・ロサナ、カントリア]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
地中海の民俗情緒と後期バロックの語法が溶け合うスペイン18世紀の音世界18世紀前半のスペイン王室で活躍したカタルーニャ人作曲家ジョゼフ・デ・サン・ジュアンが、スペイン語の歌詞に作曲したビリャンシーコの数々を中心とするプログラム。 ジョゼフ・デ・サン・ジュアンは大バッハやヘンデルなどと同世代で、その生涯は今も謎が多いものの、中南米諸国にも数々の楽譜が残っていることから教会音楽作曲家として高い名声を博していたことが判ります。スペイン中部のシグエンサ大聖堂で研鑽を積んだ後、1707年にはマドリードで王室少年聖歌隊の音楽監督となり、同時期にハプスブルク家への恭順を示してブルボン系新スペイン王室から追放されたセバスティアン・ドゥロンに代わって王室内で影響力を強めてゆきます。1711年にはラス・デスカルサス・レアレス修道院の楽長となりましたが、こうした活躍はハプスブルク支配が最後まで続いたカタルーニャの出身者が冷遇された当時のスペイン王室では異例のことでした。 選曲の中核をなすビリャンシーコはスペイン語によるクリスマス向けの教会歌で、フラメンコにも通じるスペイン特有の歌い回しをイタリア後期バロック風の音使いと全く矛盾なく調和させた曲作りは興味深いもの。バルセロナ育ちのスペイン人古楽歌手ホルヘ・ロサナ率いるカントリアの演奏も打楽器や撥弦を活かした民俗情緒たっぷりの解釈を聴かせながら、器楽合奏で奏される同時代人エルナンデス・イ・リャナの器楽曲も含め、イタリア音楽風の様式感を失うことなく精妙な音作りで作品の持ち味をよく引き出しています。
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ベネヴォリ(またはベネヴォロ 1605-1672):
16声のミサ「神が私たちと一緒なら」と
マニフィカト [エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
17世紀前半のローマを代表する大家の重要作品を集めた名盤が復活17世紀前半から中盤にかけ、ローマ教皇庁の作曲家として絶大な名声を誇ったオラツィオ・ベネヴォリによる、複合唱様式の作品を中心とするプログラム。2018年にSACDハイブリッドでリリースされた後、長く入手難になっていたアルバムが通常CD版で待望の復活です。 ベネヴォリはローマ暮らしのフランス人職人の家に生まれ、同市サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会の聖歌隊員として研鑽を積み1638年に聖歌隊長となった後、1646年には教皇庁の本拠サン・ピエトロ大聖堂ジュリア聖歌隊の指揮者に就任。当時ローマでも広く受け入れられていたヴェネツィア風の複合唱様式(複数の合唱隊を対置させて歌い交わさせる様式)を駆使し、多くの声部を同時進行させる教会音楽の名品を数多く残しました。 20世紀末にNAXOSでもベネヴォリの作品集を録音していたニケは、長年の経験を活かし、同時代のローマで活躍した鍵盤音楽の大家フレスコバルディや先人モンテヴェルディの作品と共に、16パートものオブリガート声部が活躍するベネヴォリのミサ曲を中心としたプログラム構成でこの見事なアルバムを制作。ドゥルツィアン(ダブルリード木管楽器)や金管群のコンソートを伴う合唱が、曲構造をよく捉えた歌手たちの活躍により驚くほど見通しの良いポリフォニーを響かせます。 カタログ復活を機に多くの聴き手に届いてほしい名盤です。
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〈ジョージ・セル・イン・ニューヨークVol.1〉
フランク(1822-1890):
交響曲 ニ短調
シベリウス(1865-1957):
交響曲 第2番 ニ長調 Op.43(1953 Live) [ジョージ・セル、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団]発売日:2026年10月16日
CD価格:2,925円(税込)
SOMM/ARIADNEレーベルの新企画「ジョージ・セル・イン・ニューヨーク」が始動。第1弾は、セルがニューヨーク・フィルの前身ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団を指揮した1953年のライヴ2曲です。 ファシズムが拡大しつつあったヨーロッパを離れたセルは1939年10月にニューヨークの友人宅に身を寄せます。当初はなかなか仕事を得られなかったものの、翌年から客演が増えると共に評判も高まり、1942年にメトロポリタン歌劇場の指揮者に招かれました。当時から妥協なき完璧主義者だったようで、同年、トスカニーニが鍛え上げたNBC交響楽団に客演した際、ベートーヴェンの「英雄」交響曲第2楽章で50回以上もやり直しさせたことに居合わせたトスカニーニが「私のオーケストラへの侮辱だ」と激怒したというエピソードがあります。 1943年のアメリカ独立記念日である7月4日にニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団に初登場してカーネギーホールで指揮。同響とは1951年から54年にかけてCBSにLP3枚分の録音を行いました。1946年にクリーヴランド管弦楽団の常任指揮者に就き、1954年にメトロポリタン歌劇場を退任した後もニューヨークには定期的に客演し、1969年にバーンスタインがニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任した際は、ミュージック・アドバイザー及びシニア・ゲスト・コンダクターというポストに就き、後任探しに協力するほどの特別な関係を築きました。 (...)
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モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲 第5番
弦楽四重奏曲 第16番
他 バッハ、ヘンデル、ブラームス [アドルフ・ブッシュ、ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ、ブッシュ弦楽四重奏団、アルトゥール・バルサム]発売日:2026年10月16日
CD価格:2,550円(税込)
ドイツの名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ、米コロンビア時代の録音から貴重な音源を復刻。 アドルフ・ブッシュ(1891-1952)は、1912年に英国デビューを成功させ、後に英コロンビア(HMV)の専属として活発に録音を行いました。特に自身が創設した弦楽四重奏団による一連のベートーヴェン録音は、SPからモノラル時代を通じてバイブルのように高く評価されました。やがてナチス・ドイツが台頭すると渡米し、1952年に60歳で亡くなりますが、同地で組織した室内管弦楽団の活動が今日のマールボロ音楽祭の礎となるなど、後世に大きな影響を与えています。アメリカ時代のブッシュは米コロンビア(CBS)に録音し、特に娘婿ルドルフ・ゼルキンとのデュオは高く評価されました。またトスカニーニとはお互いに深い敬意をもって接していたようです。 ブッシュのスタイルは楽譜に書かれたものを尊重するアプローチで、新即物主義的とされたこともありますが、楽譜から作曲家の精神を読み取って伝えようとする態度が根底にあります。そのためか、特にバッハとベートーヴェンの演奏が非常に高く評価され、人気も高いのですが、コンサートでは数多く演奏していたモーツァルトの録音は非常に少なく、ヴァイオリン協奏曲も弦楽四重奏曲もここに収められた1曲ずつしかありません。日本ではかつて両曲をカップリングしたSOCU20の品番でリリースされたことがありますが、世界的に見ても絶版になっていた期間が長く、このCD化は注目されます。 (...)
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〈ベートーヴェン・コネクション 第2集〉
フンメル、クレメンティ
ベルガー、ツェルニー [ジャン=エフラム・バヴゼ]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
ジャン=エフラム・バヴゼがベートーヴェンと同時代の作曲家の作品を探求するシリーズ第2集。バヴゼは「主峰ベートーヴェンを取り巻く山々へ登るように同時代人の優れた音楽を聴くことで、相互の影響関係や巨匠の天才性の本質が見え、作品再発見の喜びが得られる」と語ります。 ハイドンに献呈されたフンメルのソナタ Op. 13は、オルガン風の冒頭やアレルヤのコーダなど宗教的な響きと華麗な技巧が光る作品。運命の動機を予感させる冒頭モチーフが全曲を貫くクレメンティのソナタ Op. 34 No. 2は、巧みなテンポ転換などベートーヴェンに強い影響を与えた劇的な曲。 『悲愴ソナタ』に触発されたベルガーのソナタ Op.1は、「モーツァルトの霊に」と記された第2楽章の深い詩情が際立ちます。ツェルニーの「ベートーヴェンの死に寄せる葬送行進曲」は、師の訃報に衝撃を受け捧げた追悼曲で、重々しく厳かな旋律で深き哀悼を表します。
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フローラン・シュミット(1870-1958):
協奏交響曲/3つの舞曲
ポール・デュカスの墓碑銘
サンシュニーク [ヤン・パスカル・トルトゥリエ、BBCフィルハーモニック、ピーター・ドノホー]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
1900年にローマ賞を受賞したフランスの作曲家フローラン・シュミット。その作品は戦前盛んに演奏されたものの、戦後は政治的要因や前衛音楽の台頭により急速に忘却され、近年ようやく再評価が進んでいます。 「協奏交響曲」はボストン響の委嘱作。急緩急の3楽章構成は一見伝統的ですが、音響的にはモダンで曲想は流動的かつ不安定、2つの世界大戦に挟まれた西欧楽壇に共通するムードが読み取れます。ソリストとオーケストラに難技巧を要する上に演奏時間も長いため(当盤では約38分)、演奏・録音の機会が乏しく、過去にデイヴィッド・ロバートソン、フセイン・セルメット、モンテ=カルロ・フィルの録音(1993年、Auvidis-Valois)があるだけでした。トルトゥリエはフランスものの解釈で評価が高いだけに当盤の登場は歓迎されることでしょう。 ピアノのドノホーも好演。世界初録音となる「Çançunik サンシュニーク」は、パリの放送局が主催した「ラジオ放送向けの曲」のコンクールで1位となった作品。その一風変わったタイトルはフランス語の'sens unique'(一方通行)の発音を模したもので、ラジオ放送が送りから受けてへの一方通行であることをもじっています。「大衆のための音楽」「使う楽器の数は3から25まで」という条件で書かれ、Lied-Nocturneは夜のムードが漂い、Scherzo-Tarentelleはシャブリエ風の陽気なユーモアが感じられます。 他に自作ピアノ曲を編曲した「3つの舞曲」と、親友の死を悼む「ポール・デュカスの墓碑銘」を収録。
収録作曲家:
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バントック(1868-1946):
ヘブリディーン交響曲
エウリピデスの『バッカイ』への前奏曲
イギリスの情景 [ラモン・ガンバ、BBCスコティッシュ交響楽団]発売日:2026年10月16日
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
ヘブリディーン交響曲の久々の新録音、スコットランド勢の演奏で登場!ケルト文化や古代ギリシア神話などを題材に幻想的なオーケストラ作品を書いたバントックが、スコットランド西方の海上に広がるヘブリディーズ諸島に伝わる歌の旋律をふんだんに取り入れて書いたのが、ヘブリディーン(ヘブリディーズ風の)交響曲です。 シングルモルト・ウイスキーで有名なアイラ島などが有名なヘブリディーズ諸島には、先史時代の巨石文化の遺跡があり、ケルト人やヴァイキングたちの影響の濃い独特の文化を持っています。この地を訪れたメンデルスゾーンが、その印象を序曲「フィンガルの洞窟」で描いたことでも有名。 バントックの「交響曲」は、切れ目なく演奏される単一楽章の作品で、描写的な標題音楽と考えられます。全体は4つの楽章に相当する部分に分けることができ、当盤の解説によれば第1楽章と第4楽章は海の様々な表情、第2楽章は嵐、第3楽章は戦いを描くとされ、様々な情景や場面を暗示する伝承歌の旋律が引用され、ハープの効果的な使用が神秘的なムードを醸し出しています。静かに緩やかに曲が始まり、様々な情景が展開した後、静かに緩やかに消えるように終わるという全体の設計は、作曲年代が近く、ケルト的要素の濃いドビュッシーの「沈める寺」に通じるもので、作品が一編の夢であるかのような印象を与えます。 (...)
収録作曲家:
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タリス(1505頃-1585):
ミサ曲「我らに嬰児が生まれ」とモテット [ロバート・キニー、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
英国ルネサンス期の巨匠タリスの多声語法を細やかに味わう16世紀イングランドを代表する大家タリスが、ラテン語の詩句に作曲した作品を厳選。 ヘンリー8世と教皇庁の対立により英国国教会が発足し、その礼拝にラテン語ではなく英語が用いられるようになってゆく過程を生きたタリスは、様々な言語の詩句に作曲してきました。彼自身は英国内での苛烈な宗教弾圧にもかかわらずカトリックの信仰を守り続けることができましたが、それは並外れた作曲能力も含めて彼の音楽家としての素質を王室が高く買っていたことの証左でもあります。 Linn Recordsで実績を重ねているロバート・キニー&オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団は今回、降誕祭(クリスマス)の歌にもとづくミサ曲をはじめ、聖母マリアと主イエスの降誕に関わる曲を中心に様々な時期の作品を収録。テューダー朝の多くのミサ曲と同じくキリエに曲をつけず、グローリア以降の章を荘厳かつ精緻な多声の綾で織りあげてゆくミサ曲「我らに嬰児が生まれ」の充実度もさることながら、最晩期の作「聞き入れたまえ、われは願う」を含むモテットもそれぞれに聴き深め甲斐のある豊かさに満ちています。 高音部は少年歌手を中心にカウンターテナー歌手も多く活躍。曲に応じてその両者を適切に起用した解釈についてなど、指揮者キニー自身のコメントを含むライナーノート(英語)も貴重です。
収録作曲家:
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ガルッピ(1706-1785):
歌劇《女装の男》(全曲) [ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク、エヴァ・ザイシク、リュシル・リシャルド、ヴィクトワール・ビュネル 他]発売日:2026年10月16日
CD 2枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
ヴェネツィア喜歌劇の黄金時代が生んだ幻の傑作が瑞々しく甦る!18世紀前半から中盤にかけてヴェネツィアを拠点に国際的名声を馳せた歌劇作曲家ガルッピの知られざる喜歌劇を、ヴァンサン・デュメストル指揮ル・ポエム・アルモニークが極めて瑞々しい演奏で全曲録音。 1730年代に歌劇作曲から手を引きウィーンへ旅立ったヴィヴァルディと入れ替わるようにヴェネツィアのサンタンジェロ劇場で頭角を現したガルッピは、若き日のロンドンでの成功を経て帰国すると同世代の天才喜劇作家カルロ・ゴルドーニと共にヴェネツィアの舞台を席捲、同市における喜歌劇の黄金時代を築きました。 《女装の男》は1762年、つまり彼がエカテリーナ2世に招かれロシア皇室に3年滞在することになる少し前の作で、流麗なメロディで起伏に富んだ物語に精彩を添えてゆく歌劇作曲家としての作曲手腕がいかんなく示された名品。物語は女性が統治を司り、男性は彼女たちに囲われ容姿を調えることが求められる島にロベルトとジャンニーノが流れ着いたところから始まります。奇習に驚く2人をよそに、彼らを見出したカッサンドラと女王クレティデアがロベルトを奪い合い、クレティデアの寵臣ジェルソミーノは自らの外見を常に気にかけつつロベルトに激しく嫉妬する……奇想天外の物語はバロックと古典派の中間をゆく旋律美充分の音楽で織り上げられてゆきます。 撥弦楽器を巧みに用いた通奏低音の闊達さ、名歌手ザイシクはじめソリストたちのドラマティックな歌唱はまさにル・ポエム・アルモニークの豊かな経験あればこそ。聴き応え充分の全曲録音です。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月16日
CD 3枚組価格:5,775円(税込、送料無料)
ズーエフの快挙! プロコフィエフ自身による希少なピアノ独奏用編曲集1982年サンクトペテルブルク生まれのアレクセイ・ズーエフ。リュビモフ門下で1999年プロコフィエフ国際コンクール最高位などの入賞歴を誇る俊英による、プロコフィエフが自身の管弦楽作品をピアノ独奏に編曲したものを集めた3枚組です。 収録作品は単なる管弦楽の簡易な縮小版にとどまらず、優れたピアニストでもあったプロコフィエフの高度な演奏技術と管弦楽的イマジネーションが融合した、極めて技巧的で個性的な独奏曲へと昇華されています。有名な「古典交響曲」をはじめ「放蕩息子」などのバレエ音楽を含んでおり、「道化師」はピアノ独奏による全曲版の世界初録音、「鋼鉄の歩み」「シンフォニエッタ」「ディヴェルティメント」のピアノ独奏版はいずれも世界初録音となります。 20世紀ロシア音楽のレパートリーに深い造詣を持ち、ストラヴィンスキーのピアノ独奏曲全集も大きな評判となったズーエフが、著名な研究者マリーナ・ラクの学術的成果に支えられ、明瞭なアーティキュレーション、強靭な推進力、そして透明感ある抒情性といった、プロコフィエフ独自の演奏スタイルを大いに参考にしてこれらの録音に臨んでいます。創作の神髄に迫る、資料的価値も極めて高いアルバムです。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
ザカリー・ハッチャー、ハープの表現限界に挑むソロ・デビュー盤1996年アメリカ生まれ、現在はデンマークを拠点に活躍するハープ奏者、ザカリー・ハッチャーのデビュー・アルバム。古代と現代、あるいは夢と悪夢といった、ハープという楽器が内包する多様なコントラストを探求しています。 アルバムの核となるのはラヴェルの『夜のガスパール』より「オンディーヌ」の、ハッチャー自身による極めて高い難易度の編曲版。さらにハープ特有の音響表現と技術的可能性を極限まで広げるべくハッチャーが2024年に作曲した、「ハープ独奏のためのソナタ」も収録しています。加えて、北欧特有の内省的な美学を映し出すノアゴーの2作品、そして他のハープ作品とは一線を画すヒンデミットのソナタやルニエの「交響的小品」が、アルバムに多彩な陰影と深い対比を与えています。 これまでのハープの概念を覆し、その表現力の限界へと迫る素晴らしい企画と演奏です。
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R.シュトラウス(1864-1949):
歌劇《ばらの騎士》(1956、モノラル) [ヘルベルト・フォン・カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団、エリーザベト・シュヴァルツコップ、クリスタ・ルートヴィヒ、オットー・エーデルマン 他]発売日:2026年10月16日
CD 3枚組価格:4,350円(税込、送料無料)
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。 ウォルター・レッグのプロデュースで名歌手を揃え、ベルリン・フィルとウィーン国立歌劇場のポストに就いて楽壇の帝王と呼ばれ始めていた壮年期カラヤンの充実した指揮、名手揃いのフィルハーモニア管が聴かせるソロ・パートなど、早くから名盤の誉れをほしいままにしたアルバム。当CDで注意すべきはモノラル音源を使用していることです。 現在ではステレオ録音として親しまれている当演奏ですが、録音時点ではステレオ方式に懐疑的であったレッグらの方針でモノラルを商品化のための正規録音とし、ステレオ録音は実験的な「サブ」の位置づけでした。モノラルは当時のEMIの看板エンジニアであるダグラス・ラーター、ステレオは若手のクリストファー・パーカーが担当しています。 発売も最初はモノラル盤でしたが、市場の声に押されたか、米英ではほどなくステレオ盤がリリースされました。シュヴァルツコップ自身はモノラル録音の方を高く評価していたと言われ、1995年には自ら監修してリマスターした上でのCD化を要望し、「ORIGINAL MONO EDITION」として翌年リリースされます。 このリマスターを行ったエンジニアは、40年前の録音現場で「サブ」としてステレオ録音を担当していたパーカーでした。当盤はこの音源をベースにしている模様。Gramola当主によればモノラル版の方が「より芸術的」で、またノイズ除去をやり過ぎていないため暗騒音があるものの音色が生き生きとし、注意深く聞くと地下鉄の通過音までも聞き取ることができるとのことです。 ※解説はあらすじのみ。歌詞は掲載されていません。
収録作曲家:
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ベートーヴェン/ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲 [ヤッシャ・ハイフェッツ、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。 言わずと知れたハイフェッツの名演のカップリング。この2曲合わせて72分という演奏時間から推測される通り、こんにちの水準からすればテンポは速いのですが、弾き飛ばしている感が無いどころか、躍動的なフレーズでも抒情的なフレーズでも、細部まで美しくなめらかに磨き上げていて感心させられます。 オーケストラも端正かつ丁寧な造形で共に音楽を作りあげており、LIVING STEREOと銘打った当時のRCAの優れた録音技術もあって、バランス良好、スケール感も厚みもありながら、内声やソロ楽器がしっかりと聴こえてくるところなど、まさに録音芸術と呼べるアルバムです。
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ガーシュウィン(1898-1937):
ラプソディ・イン・ブルー
パリのアメリカ人
ポーギーとベス(ジャズ版、抜粋) [レナード・バーンスタイン、エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング 他]発売日:2026年10月16日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。 20世紀半ばに生まれたガーシュウィンの2大名盤をレーベルを越えてカップリングしてしまった大胆な企画。バーンスタインのラプソディ・イン・ブルーとパリのアメリカ人は米コロンビア(CBS)の録音で、そのスイング感のある演奏で今も同曲のベスト・チョイスに挙げられる定番アイテム。 一方エラ&ルイの《ポーギーとベス(日本発売時はポギーとベス)》は、ジャズの名門ヴァーヴ(Verve)レーベルの作品で、オーケストレーション含めて「ジャズの影響を受けたオペラ」ではなく完全にジャズにしてしまった異色盤ながら、その歌と演奏のあまりのすばらしさに歴史的名盤に挙げる人もいるほど。 この2枚のアルバムが2年足らずの間に制作されていたことに驚くと共に、「この《ポーギーとベス》を、クラシック音楽ファンにこそ聴いて欲しい」との、ウィーンの老舗レコード店当主の気持ちが伝わる1枚です。 ※オリジナルのVerve盤《ポーギーとベス》は15トラックありますが、当CDでは「序曲」「ハゲタカの歌」「オー、ドクター・ジーザス」「メドレー」をカットしています。 ※歌詞は掲載されていません。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月16日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
2019年ポール・セリを中心に、パリ国立高等音楽院出身の俊英、岡田修一などで結成されたカトク・アンサンブルのアルバム第2弾。ベルギーの作曲家パトリック・ルテルムと、哲学者パスカル・セイスや俳優ダヴィッド・ミュルジアとのジャンル横断的な共同プロジェクト「ヴィヴァント」のライヴ録音盤で、音楽と自然界の有機的なつながりを探求しようという試みです。 ルテルムによると「実際の自然との交わりによる創作」であるとされるラヴェルの弦楽四重奏曲、さらにセリが指摘するところの「有機的な流動性」で深く繋がるルクーのアダージョを併せて収録。ルテルムの新曲は「Racines(根/ルーツ)」「Ailes(翼)」「Brises(微風)」の3楽章から成り、大自然の力をあえて具象化せずに、厳密な音量制御と極限まで磨かれたダイナミクスの微細な変化によって描くことで聴き手の想像力に訴える作品。意図的な「脆さ」を伴う響きは、効率や数値を重視する合理主義的な環境議論への静かな抵抗であり、感性を研ぎ澄ますことによる世界との呼応を示しています。 カトク・アンサンブルのアプローチは表面的な技巧やスペクタクルを排したもので、知的な構成力と緻密なアンサンブルがアルバムに結実しています。(なおトラック1-5のチェロをどちらが弾いているかは記載がありません。)
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発売日:2026年10月16日
SACD-Hybrid価格:4,425円(税込、送料無料)
ジョージア出身、イルマ・ギガーニの注目のデビューアルバム『タイム・アンド・グラヴィティ(時間と重力)』。プロコフィエフのソナタ3曲を収録しています。 タイトルの「時間」と「重力」は、人間の生き方や感情を例えたもの。絶え間なく流れる「時間」は過去の記憶や未来への希望、そして「今」を繋ぎ、「重力」は人と人や感情を引き寄せる目に見えないエネルギーを表しています。プロコフィエフの音楽には、自由と不自由、愛と痛み、美しさと孤独といった人間の複雑な感情のドラマで満ちていると語るギガーニは、鋭い打鍵と繊細な響きを自在に巧みに使い分け、熱い感情が一気に噴き出す劇的な展開から、澄んだ音で静謐に奏でる旋律まで、楽曲の背後に潜むドラマを鮮烈に浮き彫りにする演奏を聴かせます。 1996年トビリシ生まれの彼女は、2002年ミネルビオ国際コンクール(イタリア)での優勝を皮切りに数々の賞を獲得。モスクワ音楽院大ホールやウィーン楽友協会など世界の名門ホールで演奏を行いながら、2019年よりウィーン国立音楽演劇大学で研鑽を重ね、2021年にはベヒシュタイン=ブルックナー・コンクール(オーストリア)で優勝を果たしました。着実に実績を積みつつある、注目の若手です。
収録作曲家:
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テレマン(1681-1767):
〈パリ四重奏曲集 第2集〉
新しい四重奏曲集 [ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズ]発売日:2026年10月16日
CD 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズの結成25周年記念企画、テレマン『パリ四重奏曲集』全曲録音プロジェクトの第2集、完結編。 1730年にハンブルクで出版された「クァドリ」がパリで人気を博したことから、1737年にテレマンにとって生涯ただ一度のパリ訪問が実現。その折に演奏した曲を書き留めて翌年出版されたのが、ここに収められた「新しい四重奏曲集」です。フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音という編成で、全6曲の組曲(各6〜7楽章)から構成されます。テレマンは楽器の組み合わせに工夫を凝らすことで、豊かなテクスチュアを生み出し、当時の聴衆を魅了しました。 レイチェル・ブラウンをはじめとした英国古楽界を代表する名手たちのアンサンブルで。
収録作曲家:
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キプロスの伝説 : オセロ城
コールリッジ=テイラー、ボレンスタイン、
ドヴォルザーク、シューベルト [ニムロッド・ボレンスタイン、キプロス交響楽団]発売日:2026年10月16日
CD価格:2,925円(税込)
シェイクスピアの悲劇『オセロー』はヴェルディやロッシーニはじめ多くの作曲家の心も魅了しました。このアルバムでは、『オセロー』の舞台となったキプロス島の交響楽団の演奏で、オセローとキプロスに所縁の作品を収録しています。 コールリッジ=テイラーの組曲「オセロ」は1909年、ロンドンの劇場で上演された同名戯曲の劇音楽に基づく全5楽章の管弦楽組曲。キプロス島での悲劇を背景に、劇場音楽らしい鮮烈な管弦楽の響きが広がる作品です。ボレンスタインの「キプロスの伝説」はキプロス交響楽団のために書かれた2025年の作品。これが初録音となります。 他にドヴォルザークとシューベルトの作品を収録。
収録作曲家:
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クロンボー・コレクション [8枚組 BOX]
デンマークの音楽 1550-1650 [ボー・ホルテン、ムジカ・フィクタ]発売日:2026年10月09日
CD 8枚組価格:9,075円(税込、送料無料)
デンマークにおけるルネサンス音楽黄金期を彷彿。
この分野の第一人者の演奏による最新録音8枚組と128ページのブックレットで資料としても貴重!1600年前後のデンマークは宮廷文化が隆盛し、欧州大陸の音楽家たちを惹きつけました。ダウランドやシュッツが滞在して活動したほか、イタリアから当時の最新の作品が輸入されるとともに、デンマークの作曲家の作品がイタリアで出版されるなどの活況を呈します。このボックス・セットは、クリスチャン3世、フレゼリク2世、クリスチャン4世の治世に相当する1550年から1650年の間にデンマーク宮廷に響いたであろう音楽を、テーマ毎に8巻のCDに収録しています。 クロンボー城は、スウェーデンのヘルシンボリと海峡を挟んで対峙し、首都コペンハーゲン防衛の第一線となるヘルシンゲル(英語名エルシノア)に築かれた城。シェイクスピアの『ハムレット』の舞台となったことから世界中に名前が知られています。デンマーク王室が所蔵していた音楽作品の多くは過去の戦火で焼失し、実際には「クロンボー・コレクション」という名称の写本は存在せず、ここではデンマーク宮廷音楽を象徴する名称として用いられています。 収録作品はヨハネス・ステファニウスの手稿譜やハールスホルムHerlufsholm学校の写本から研究者たちが精査したものに加え、デンマークとその音楽家に所縁のあった作品も収録。ボー・ホルテンとムジカ・フィクタは2021年から24年にかけてクロンボー城のレジデント・アンサンブルを務め、これらの作品を城内の舞踏室(大広間)やコペンハーゲン市内の教会で演奏し、録音しました。充実したブックレットと合わせて、ルネサンス音楽ファン必見です。 CD8で共演しているプリンセンス・ムジクコープスは現代楽器のブラス・アンサンブルです。 -
デンマークの響き
近現代デンマークのアコーディオン作品集 [ホセ・バレンテ]発売日:2026年10月09日
CD価格:2,925円(税込)
デンマークのアコーディオン音楽の歩みと、その広がりを描く1枚デンマークで育まれてきたアコーディオン作品と、現代の新鋭作曲家たちによる委嘱作(世界初演)を組み合わせ、世代を超えた作品集として構成したアルバム。この楽器が培ってきた伝統と新たな試みが鮮やかに対比され、北欧におけるクラシック・アコーディオンの多彩な表情法を提示しています。 演奏するホセ・バレンテは、作品群をひとつ続きで展開する旅のように表現。抒情的なフレージングや華やかな技巧、内省的な響きから伸びやかな展開まで、緻密なアプローチで楽器の持つ豊かな表現力を丁寧に引き出しています。
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トランスフィギュレーションズ
3つの古楽器、3つの新しい作品 [ミカラ・ペトリ、マハン・エスファハニ、ペーター・ナバロ=アロンソ、アンドリス・ヴェイスマニス、クレメラータ・バルティカ、レイフ・セーゲルスタム、オーフス交響楽団]発売日:2026年10月09日
CD価格:2,850円(税込)
デンマークの作曲家ポウル・ルーザスは、相反する要素を併せ持つ多彩な作風で知られています。このアルバムは、リコーダー、ポジティフオルガン、チェンバロという歴史ある3つの楽器のために書かれた新作協奏曲を収め、古楽器の現代における可能性を探求した作品集。 「トランスフィギュレーションズ」は、ソプラニーノからテナーまでの各種リコーダーを持ち替えながら演奏していく協奏曲で、この楽器を本格的なコンサート楽器へと引き上げた名手ミカラ・ペトリが独奏を務めます。続く「ムーヴァブル=可動式・コンチェルト」は、バロック風のオスティナートから現代的なサウンドまで表情が鮮やかに移り変わるポジティフオルガンと弦楽のための小品。北欧の名手ペーター・ナバロ=アロンソがソロを担います。これら2曲では、精密なアンサンブルで知られるクレメラータ・バルティカが、スコアの細部に至るまで明確に再現しています。 最後に収められた「チェンバロ協奏曲」はマハン・エスファハニの演奏によって、すでに現代における同楽器の重要レパートリーとしての評価を獲得しています。2024年に世を去ったセーゲルスタムがオーフス交響楽団を率いてバックを務めているのも聴きどころ。
収録作曲家:
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ビハインド・ザ・スカイライン [ヴォルフガング・ミチュケ]
発売日:2026年10月09日
CD価格:2,250円(税込)
1950~70年代のポピュラー音楽界でも人気を博したドイツのジャズ・ピアニスト、ホルスト・ヤンコフスキー(1936–1998)に捧げられたアルバム。 少年の頃にテレビで彼のビッグバンドを観てジャズに開眼したヴォルフガング・ミチュケが、自身のルーツであるヤンコフスキーの名盤『Jankowskyline』等に改めて感銘を受け制作が実現しました。ジャズ黄金期への敬意を込めたヴィンテージ感あふれる世界観の中、メインパートをイントロとラストの間に密かに潜ませた巧みな構造の表題曲をはじめ、彼に捧ぐ小品など遊び心あふれる曲が散りばめられています。 Skip Recordsを経てリリースを重ねるピアニスト・ドラマーのミチュケは、本作で全曲の編曲とプログラミングに加え、ピアノ、キーボード、ベース、ドラムスの演奏を一人で担当。多才なマルチ演奏と緻密なオーケストレーションでジャズ、フュージョン、ポップスを滑らかに融合させ、軽やかで魅惑的なピアノ・ラインが各曲に新鮮な表情を与えています。
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ザードル(1894-1977):
歌曲集「孤独な旅人より」
木管五重奏のための組曲
金管五重奏曲他 [マリウシュ・スモリー、MÁVブダペスト交響楽団、マティルダ・スモリー]発売日:2026年10月09日
CD価格:2,250円(税込)
ハンガリーで生まれ、ウィーンとライプツィヒでレーガーらに学んだ後に渡米して、主に映画界で活躍したザードルのクラシック音楽分野での作品を紹介するシリーズ。 「平和への頌歌」はマイアミ大学交響楽団の委嘱作で、ステージに加えて客席の四方に置かれた楽器群が国連とその理念である世界平和を讃えるもの。失恋の痛みや郷愁、愛と悲しみをテキストとする歌曲は、映画音楽で名を上げた人だけあって、メロディアスでドラマティックでロマンティック。指揮者スモリーのオーケストレーションがムードを盛り上げ、彼の娘マティルダの美声と相まって、往年のアメリカ映画やテレビ番組の画面にフィットしそうです。 木管五重奏と金管五重奏のための作品は、よりモダンなスタイル。ハンガリー風のリズムによる躍動的な楽章をまじえているところにザードルらしさを感じます。
収録作曲家:
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カラーファ(1787-1872):
歌劇《マサニエッロ》 [ニコラ・パスコーリ、クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団、メルト・スング、カトリーヌ・トロットマン 他]発売日:2026年10月09日
CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)
ミケーレ・カラーファはナポリで生まれフランスで活躍、ケルビーニに学びロッシーニと交流した19世紀の作曲家。代表作の歌劇《マサニエッロ》は、重税や領主の乱暴に苦しみ果物税導入を機に蜂起した漁師マサニエッロが権力を握るも、奸計や嫉妬、狂気によって身を滅ぼし暗殺される悲劇で、題材となった1647年のナポリ反乱において暴徒に私刑・斬首された貴族カラーファ兄弟は作曲者の祖先にあたります。 音楽はイタリア歌劇のようなベルカントに頼りすぎることなく、ストーリー性を重んじるフランス様式を取り入れた劇的な構成。このライヴ盤では主役のトルコ出身のテノール、メルト・スングら歌手陣がドラマチックかつ情感豊かな歌唱を披露、指揮者ニコラ・パスコーリのもとクラクフ・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団が迫力ある演奏でドラマを盛り上げています。
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Komm!
J.S.バッハ(1685-1750):
リコーダーを伴う教会カンタータ [アンジェイ・コセンディアク、ジョヴァンニ・アントニーニ、シェンファン・チウ、ヴロツワフ・バロック・アンサンブル、NFM少年合唱団]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
名手アントニーニがリコーダーで客演!
「死への待望」をテーマにしたバッハ初期3作200曲近くが残るバッハの教会カンタータ群の中から、若き日のヴァイマール宮廷時代以前に書かれた、器楽編成にリコーダーを含む3曲を収録。いずれもバッハが生涯を通じて奉じ続けたルター派プロテスタント信仰の核ともいうべき「死は罪深い現世との決別、神の世界への喜ばしい旅立ち」というテーマに基づく作品で、加えて後年ライプツィヒで活躍中の1736年に出版された『シェメッリ歌曲集』に含まれる同じ題材を扱った1曲も収録しています。 演奏は今やヨーロッパ東西から優れた古楽プレイヤーが集まるポーランドの古都ヴロツワフを拠点に活躍する実力派たちが集うアンサンブルと、同地の国際音楽フォーラムに所属する精鋭少年合唱団。さらにイル・ジャルディーノ・アルモニコの主宰者でリコーダーの名手でもあるジョヴァンニ・アントニーニとそのデュオ・パートナーのシェンファン・チウ、アントニーニのハイドン交響曲全曲録音シリーズでも活躍めざましいヴァイオリンのステファノ・バルネスキらがゲストに加わり、ポーランド勢の底力をさらに飛躍させる充実した演奏を聴かせてくれます。 日本でも愛聴者の多い最初期の作BWV 106やヴァイマール時代のBWV 161での清らかなリコーダーのデュオに加え、BWV 182やBWV 478ではみずみずしい独奏も堪能できる嬉しい構成。各パートほぼ1人ずつの弦楽とポジティフ・オルガンという器楽編成で、声楽は少年6名と成人7名の男声のみによる13名となっており、ソリストが合唱も歌います。ボーイ・ソプラノが歌う第106番第5曲のアリアはさしずめ「天使の歌声」で成人歌手によるものとはだいぶ趣が異なるなど、各奏者の存在感が際立つ名演に仕上がっています。収録作曲家:
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ショスタコーヴィチ(1906-1975):
交響曲 第8番 ハ短調 Op.65 [アラン・アルティノグル、フランクフルト放送交響楽団]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
アルティノグル&フランクフルト放送響
ショスタコーヴィチ交響曲全集 第2弾アラン・アルティノグルが2021年から音楽監督を務めるフランクフルト放送交響楽団と進める、ショスタコーヴィチの交響曲全集に第8番が登場。作曲家自身が「私には、本質的に第4番と第8番の2つの交響曲しかない」と語ったとされ、第1楽章における大いなる恐怖の展開や悲痛なパッサカリア、そして最後に現れる共感という救いまで隙のない劇的構成を持つ傑作です。 第5番や第7番より遥かに難解で辛辣とも評され、人間が操り人形のように機械化されて個が埋没していく悲劇や、殉教のテーマを重層的に描き、恐怖の中にも根底には人間への深い情感が流れているとされる作品。フランクフルト放送響の定評ある強力な弦楽器群と、精緻な管楽器セクションをアルティノグルが緻密かつダイナミックにリードし、冷徹な知性と圧倒的な推進力を与えた快演です。収録作曲家:
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フランク(1822-1890):
交響曲 ニ短調
ハチャトゥリアン(1903-1978):
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1954ルツェルン・ライヴ) [アンドレ・クリュイタンス、フィルハーモニア管弦楽団、イーゴリ・オイストラフ]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
クリュイタンスのルツェルン・ライヴ!
得意のフランクと若きI.オイストラフとのハチャトゥリアンauditeレーベルがルツェルン音楽祭と提携して歴史的音源を復刻する「Lucerne Festival Historic Performances」にクリュイタンスが登場。1954年のルツェルン音楽祭の最終公演から2曲を収録しています。 ベルギー生まれのクリュイタンスにとってフランクの交響曲は手の内に入ったレパートリーの一つ。1953年にはフランス国立放送管とセッション録音しており、ここに収録された演奏も循環形式による全体の構造をしっかりと掴みつつ、随所でドラマティックな高揚を見せる、起伏に富んだものとなっています。 アルバム後半は当時23歳だったイーゴリ・オイストラフを迎えたハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲。彼はまだモスクワ音楽院在学中ながら、1952年のヴィエニャフスキ・コンクールで1位となり、翌53年にはフィルハーモニア管とこの曲を録音しています。両端楽章はかなり速いテンポながら、まるで楽しんでいるかのように表情豊か。オーケストラとの一体感も万全で、演奏後に盛大な拍手と歓声を浴びているのも納得です。 (...) -
ウィットール(1975-):
ザ・ワールド・ツリー [ニルス・シュヴェッケンディーク、ヘルシンキ室内合唱団]発売日:2026年10月09日
SACD-Hybrid価格:3,300円(税込、送料無料)
カナダ出身、現在はフィンランドを拠点とする作曲家マシュー・ウィットール。彼の音楽は、新旧の文化や西洋の伝統、世界各地の音楽要素、聖と俗、さらにはクラシックから民謡、ポップスに至るまで多様な背景を融合させ、豊かで表現力あふれる独自の世界を築き上げています。 「ザ・ワールド・ツリー」は、2023年に起きた「シカモア・ギャップの木」の違法伐採事件を契機に書かれた10章からなる無伴奏合唱の大作。イギリスの作家ロバート・マクファーレンのテキストが用いられており、可視の世界を天や冥界と結びつける巨木「ユグドラシル」が登場する北欧神話に絡めつつ、自然破壊への警鐘と哀悼、事件の跡地に新たな森が育つようにとの願いが込められています。調性感を持つ美しい音楽は感傷を超え、人類と自然との深い結びつきを探求しています。 演奏は、ニルス・シュヴェッケンディーク率いるヘルシンキ室内合唱団。サーリアホ作品集で2024年グラミー賞を受賞するなど名高い同コンビが、作品を丁寧に描き出します。
収録作曲家:
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ヴィンターベルク(1901-1991):
交響曲 第2番
ピアノ協奏曲 第2番 [ローランド・クルティヒ、ジョナサン・パウエル、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2026年10月09日
CD価格:2,925円(税込)
プラハ生まれのハンス・ヴィンターベルクは、シェーンベルクに影響を受けつつ、複雑なリズムと印象主義、中央ヨーロッパの民謡を融合させた作曲家です。ユダヤ系のためナチス下の強制労働や収容所生活を経験した後にドイツへ移住、1950年代には成功を収めましたが、生前は前衛派の台頭によって正当な評価を受けにくかったことに加え、1991年の没後は楽譜が非公開とされたことも重なり、その作品は長らく忘れ去られていました。 交響曲第2番は1943年、圧政下の厳しい時代に着手された作品で、重々しく不穏な冒頭から、戦後に完成された終楽章の歓喜のファンファーレへと至る「闇から光へ」の構造を持ち、民族舞踊の引用や印象主義的な響きが交錯します。 名手パウエルをソリストに起用した「ピアノ協奏曲第2番」は、親しみやすい主題が、抒情的な表情や葬送行進曲風の陰影を帯びながら大きく発展し、やがて狂想的なフーガへと鮮やかに変化します。軽快さと技巧的な華やかさを備えた魅力溢れる作品です。 ローランド・クルティヒが指揮するラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団は、作品が持つダイナミックな感情表現を見事に描き出しています。
収録作曲家:
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ヴァイル(1900-1950):
ブロードウェイ・オペラ
《ストリート・シーン》 [ジゼル・アレン、ロバート・ヘイワード、ジェイムズ・ホームズ、オペラ・ノース管弦楽団&合唱団 他]発売日:2026年10月09日
CD 2枚組価格:4,050円(税込、送料無料)
クルト・ヴァイルのアメリカ時代の代表作《ストリート・シーン》。エルマー・ライスのピューリッツァー賞受賞戯曲を題材に、詩人ラングストン・ヒューズらの参加を得て制作され、第1回トニー賞作曲賞(現・オリジナル楽曲賞)に輝いた名作です。 1933年にナチス・ドイツから亡命したヴァイルは、ブレヒトとの共作で見せた辛辣なスタイルから一転、アメリカの舞台に適した1940年代のジャズやスウィングの要素を取り入れた抒情的な表現手法を確立。オペラのアリアや重唱、ミュージカル・コメディの歌や踊り、演劇的な台詞が見事に交錯します。NYの集合住宅前を舞台に、息苦しい夏の猛暑が続く2日間、人種や階級の葛藤、近所の噂話、そして不倫の発覚と殺人という悲劇を描きつつも、「アイスクリームの情景」や若い恋人たちのロマンティックな二重唱など陽気な場面が花を添えます。 《ラヴ・ライフ》のヒットに続く本作はホームズの指揮と、オペラ・ノースの強力なキャスト陣による名演で楽しめます。
収録作曲家:
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フランス
エピネット・デ・ヴォージュの音楽 [ジャン=フランソワ・デュテルトル、ジャン・リブイヨー、クリストフ・トゥサン]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
伝統から創造へ。フランスの古き弦楽器エピネットが奏でる豊かな響きフランス東部ヴォージュ地方に伝わる伝統楽器エピネット・デ・ヴォージュの魅力を収めたアルバム。 エピネットはフランス語でスピネット(卓上小型チェンバロ)のことですが、エピネット・デ・ヴォージュは果樹やブナなどの温かみのある木で作られた、メロディを紡ぐ主弦と和音を支えるドローン弦を備えた素朴な箱型ツィターで、古くはミヒャエル・プレトリウスが1619年に著した「音楽大全」に関連楽器の記載があり、かつては農家の夜会やダンスの伴奏として人々に親しまれてきました。 このアルバムでは1970年代のフォーク・リバイバルを牽引し、一時衰退したこの楽器の第一人者となった3人の名手、ジャン=フランソワ・デュテルトル、ジャン・リブイヨー、クリストフ・トゥサンが集結。彼らは伝統奏者から直接技法を受け継ぐ一方、楽器の改良やアルペジオを用いた独創的な奏法の開発など、伝統から創造へと繋ぐ新たな道を切り拓いてきました。アルバムには、18世紀の古典舞曲や伝統的な巡礼歌、美しい伝統曲のアレンジに加え、エピネットの表現力を極限まで高めたオリジナル作品まで全19曲が収録され、それぞれのソロの他2曲をデュオ、1曲をトリオで奏でています。素朴でどこか懐かしいドローンの音と豊かに響き合う繊細なメロディが織りなす、温かく奥深い音楽です。
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Recall, Recall [LP] [Late Aster]
発売日:2026年10月09日
LP価格:3,825円(税込、送料無料)
トランペット奏者、プロデューサーとして活動するアーロン・メッシングと、クラシックのホルン奏者として木管五重奏団ウインドシンクでも活躍するアニー・ホックホルターを中心としたアメリカのエレクトロ・ユニット、Late Asterによるセカンド・アルバム。 電気的に加工された2人の吹く金管楽器とギター、シンセサイザーと心地良いビートに2人の声が乗るスタイルを基本とした、クラシック、ジャズ、ポップス、ロックを独自の感性で昇華させたエレクトロ・ミュージック。
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発売日:2026年10月09日
CD価格:2,550円(税込)
スイス出身のヨアヒム・ラフは、生涯に7つのピアノ組曲を作曲し、メンデルスゾーンやシューマンらの伝統と、リストやワーグナーらの革新性を融合させました。 本アルバムは、全3巻で完結する組曲全曲録音シリーズの第2集。美しい旋律が際立つ第2番と、バロックの伝統にリスト風のロマン的技巧を取り入れた第4番を収録しています。伝統を重んじながら同時代の新しい表現を追求した、ラフ独自の音楽性が随所に感じられる一枚です。 演奏は、クララ・ハスキル国際コンクールなどで受賞歴を持ち、ヨーロッパ各地の主要ホールやオーケストラと共演を重ねる韓国のピアニスト、キム・ヘリム。第1巻でも「ラフ作品のこれ以上ない最高の理解者」と米『ファンファーレ』誌などから高く評価された彼女が、繊細かつ豊かな表現力で、ラフの知られざる魅力を鮮やかに描き出します。
収録作曲家:
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ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 Op.55
交響曲 第7番 イ長調 Op.92 [ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、オルケストル・コンスエロ]発売日:2026年10月09日
CD 2枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
峻厳にして躍動するベートーヴェン、
ジュリアン=ラフェリエールによる交響曲全集第3弾1990年生まれのチェロ奏者・指揮者ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールと、彼が2021年に創設し、それぞれの演奏曲に最適になるように選ばれた若き名手たちによってフレキシブルに編成されるオルケストル・コンスエロ。 彼らがジョルジュ・シフラによって1966年に設立されたラ・シェーズ=デュー音楽祭のサポートのもと、ベートーヴェンの全交響曲を4年計画でライヴ録音するプロジェクトの第3弾が登場。交響曲の歴史に革命をもたらした第3番「英雄」と、ワーグナーが「舞踏の権化」と評したと伝わる第7番を収録しています。 オーケストラのベースはモダン楽器でありながらアーノンクール流の折衷的なアプローチを採用。トランペットとホルンには今回もバルブ無しのナチュラルを使用し、本革を張ったティンパニと共に、素朴ながらもダイナミックな響きを生んでいます。また弦楽セクションはヴィブラートを最小限に抑え、シャープで精密なテクスチャーを構築。テンポ設定も比較的速めで、第7番は活き活きと躍動感に溢れ、第3番は葬送行進曲において感情に流されず、フィナーレでは時計のような正確さで各リズムを際立たせており、生命力に満ちた演奏となっています。 録音は優秀な音響を誇るサン・ロベール修道院聖堂におけるライヴで、小規模な室内楽的編成ならではの緊密なアンサンブルと、歴史的聖堂の豊かな残響が一体となった、峻厳かつ知的なベートーヴェン像を楽しむことが出来ます。収録作曲家:
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メルケシュ(1882-1961):
ピアノ協奏曲 第1番・第2番 [ペーテル・ヤブロンスキー、クリスティアン・ライフ、イェヴレ交響楽団]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
スウェーデンの作曲家メルケシュは、若き日にパリへ渡りピカソやサティらと交流し、帰国後ストックホルム音楽院教授として活躍。古典的な形式にフランス印象主義や後期ロマン派の要素、そして抒情を融合させた作曲スタイルが特徴です。 本作には、世界初録音となる第1番と、妻のために書かれた第2番を収録。冒頭のカデンツァやピアノと管弦楽の濃密な対話が美しい第1番、ホルンの勇壮なテーマで始まり、色彩豊かな変化や遊び心あふれる終楽章など、気品と華やかな技巧が際立つ第2番。ヤブロンスキーの冴えわたるピアニズムと、北欧音楽の魅力を世界に発信し続けるイェヴレ交響楽団の色彩豊かな演奏でお楽しみください。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月09日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
2018年のホーネンス国際ピアノコンクール(カナダ)の覇者、ジョージア出身でハンガリー育ちのニコラス・ナモラーゼは、エリソ・ヴィルサラーゼやエマニュエル・アックスらに師事し、英国批評家協会の「ピアニスト・オヴ・ザ・イヤー」に選ばれるなど世界的に高く評価されています。2026年12月には来日公演も予定。 Ondineレーベルにおけるデビュー・アルバムは、ベートーヴェンの先進的なピアノ作品を集めた一枚です。ピアノ・ソナタ第22番に始まり、「ハンマークラヴィーア」、そして作曲家としても活躍するナモラーゼが自らソロ・ピアノ用に編曲した「大フーガ」を収録。この編曲はベートーヴェン自身の連弾版に着想を得ており、複雑な対位法と力強いエネルギーをピアノ一台で伸びやかに表現しています。 壮大なフーガである「ハンマークラヴィーア」の終楽章と、この「大フーガ」を並べることで、楽曲形式の枠組みを広げたベートーヴェンの創作の進化をたどることができます。ナモラーゼの繊細なタッチと緻密な演奏が、曲の構造や魅力をすっきりと際立たせています。
収録作曲家:
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ルネサンス期のアントウェルペン聖母大聖堂
1400-1620
ルーベンス前夜の教会音楽 [ヘンドリック・ファンデン・アベーレ、ユートピア・アンサンブル、プサレンテス]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
『フランダースの犬』で知られる大聖堂、音楽面での知られざる栄光の時代様々な文化遺産を育んできたベルギーの古都アントウェルペン(英語名アントワープ)が、中世末からルネサンス期にかけて多声音楽でも豊かな蓄積があったことを立証する好企画。 中世末期に毛織物の取引や手工業製品の質の高さで大いに栄え、17世紀初頭にオランダ独立戦争がその繁栄に水を差すまで発展を続けたネーデルラントの南部フランドル(フランダース)地方の諸都市の中でも、アントウェルペンは重要な港町として特に大きな躍進を遂げた場所。14世紀に新設されたネーデルラント最大のゴシック聖堂である聖母教会は16世紀半ばに教皇庁に連なる司教座大聖堂に定められました。 バロック期には後に英国の作家ウィーダが『フランダースの犬』(1872)に登場させることになるルーベンスの祭壇画(1611/14)も掲げられますが、このアルバムはその時点までにアントウェルペンの文化的成熟がいかにして築かれたかを音楽面から検証する内容。デュファイの時代のポリフォニー名品に始まり、聖母教会=聖母大聖堂に奉職したかそう推察される作曲家たちの作品を時系列に沿って紹介、途中に幾つかカトリック教会音楽の一貫性を示すグレゴリオ聖歌が挿入される選曲となっています。 (...)
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世紀末 無伴奏合唱のための歌曲編曲集
シュレーカー、ヴォルフ、R. シュトラウス、
マーラー、A.マーラー [マーカス・クリード、SWRヴォーカル・アンサンブル]発売日:2026年10月09日
CD価格:3,000円(税込、送料無料)
Fin de siècle=世紀末と題されたこのアルバムは、19世紀末から20世紀初頭にかけて書かれた独唱のための歌曲を、無伴奏合唱へと移し替えた作品集。編曲を手掛けたゴットヴァルトは、リゲティの合唱技法に着想を得て、ソロ歌手とピアノという構成をア・カペラの6〜16声部へ細分化しました。リヒャルト・シュトラウス、マーラー夫妻、ヴォルフ、シュレーカーらの原曲のメロディや和声の美しさを保ちつつ、声だけで織りなす「一つの響き」へと綺麗に溶け合わせているのが大きな特徴です。 2004年から2020年まで首席指揮者を務めたマーカス・クリードが率いるSWR(南西ドイツ放送)ヴォーカル・アンサンブルの演奏は、20人ほどの選りすぐりの精鋭たちによる抜群の精度と透明感のある発声によって、複雑で繊細に入り組んだテクスチャーが描く、独唱歌曲とは別の表現世界が立ち現れます。
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ベートーヴェン(1770-1827):
交響曲 第7番 イ長調 Op.92 [LP] [フランソワ=グザヴィエ・ロト、南西ドイツ放送交響楽団]発売日:2026年10月09日
LP価格:4,875円(税込、送料無料)
ロト&南西ドイツ放送響、待望の第1作がLPでリリース。
緻密・劇的・爽快なベートーヴェン7番!シュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が統合されて2016年に発足した南西ドイツ放送交響楽団(SWR交響楽団)。2025/26シーズン時点で楽団員131名を擁し、シュトゥットガルトを州都とするバーデン・ヴュルテンベルク州を中心に、古典から実験的な現代音楽に至る旺盛な活動を続けています。 2018/19シーズンから2024/25シーズンまでテオドール・クルレンツィスが首席指揮者を務めていましたが、録音録画物を市販しないという条件であったため、CDやDVDを通じた発信が滞っていました。その渇を癒すべくリリースされるのが当アルバム。2025年シーズンから首席指揮者を務めるフランソワ=グザヴィエ・ロトとのコンビ第1弾になります。 コンサートの動画を見ると、弦楽器は12型で、左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンの対向配置、正面奥にコントラバスで、ヴィブラートはほとんど使わず、木管は現代楽器、ホルンとトランペットはピリオド楽器、ティンパニはピリオド仕様のバチを使用しています。 (...)収録作曲家:
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発売日:2026年10月02日
CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)
抒情、神秘、そして色彩。
作曲者が生涯をかけて追求した、独自の詩情の原点がここに。19世紀ロマンティック・ヴィルトゥオーゾの流れを汲む、巨匠ボレット、グラフマン、ホルショフスキなどに師事した上野真によるスクリャービン初期作品集。 上野はスクリャービンについて、「ショパン、リストの亜流ではなく、既に10代にして自らのスタイルを築き上げた天才」と語る。深い理解に基づく洗練されたピアニズムによる演奏が繰り広げられます。収録作曲家:
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北国の歌 [アナログ盤]
イギリスとスコットランドのバラッドから
アメリカン・フォークソングへ [ローズマリー・スタンドレー、フランソワ・ラザレヴィチ、レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン]発売日:2026年10月02日
LP 2枚組価格:5,850円(税込、送料無料)
LFJ2026で注目されたラザレヴィチのケルティック・ミュージック、
スタンドレーをヴォーカルに迎えたアナログ盤が登場ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2026とその関連公演に於いて、美しくも躍動的なケルティック・ミュージックで聴衆を沸きに沸かせたフランソワ・ラザレヴィチ率いるレ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン。待望のアルバムでは、フランスを中心に活躍し1930-50年代のポップスを歌うバンド「モリアーティ」のヴォーカリスト、ローズマリー・スタンドレーの参加を得て、アメリカのフォークソングにまで至る道を示しています。 中心となるのは、19世紀後半にフランシス・チャイルドやセシル・シャープらによって収集された、イギリス、スコットランド、アイルランドの伝統的なバラッド(物語性の高い伝承歌)。これらは後にアメリカでフォークミュージックの源流を形成したものであり、ここではサイモン・アンド・ガーファンクルなど1960年代のフォーク・リヴァイバルにおける解釈も意識しています。 (...) -
ド・ラランド(1657-1726):
王の晩餐のためのサンフォニー [エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
フランス王の日常を彩った合奏曲にニケが異色編成で臨むリュリ亡き後にフランスの「太陽王」ルイ14世の王室音楽総監督を務めた作曲家ド・ラランド。2026年に歿後300周年を迎えた彼の器楽分野での代表作『王の晩餐のためのサンフォニー』を、ニケ&ル・コンセール・スピリチュエルがユニークな構成で録音しました。 ド・ラランドは20代半ばにして王室で役職を得、間もなくヴェルサイユ宮殿の余興の一つとして人気を得ていた王の公開晩餐を彩る音楽も任されるようになります。当初は絶対君主の威厳と趣味の良さを示すべく大編成の管弦楽で披露されていたそれらの合奏曲は、続くルイ15世の時代にも規模を縮小した形で王室の食卓を彩り続けました。 他の音楽家たちによる抜粋譜だけが残り、オーケストレーションや楽章の取捨選択が必須となるこれらの音楽を、本盤ではルイ15世時代の演奏事情に合わせて小ぶりの編成向けに再構成。2群に分けられた合奏にはバスーンのジェレミー・パパセルジオーやオーボエのエルサ・フランク、チェロのトゥルモー・ダーレンなど名手たちが参加。大御所マッシモ・モスカルドや気鋭ブリュノ・エルストロフェールを含む4人ものテオルボ奏者、ソロ活動が目立つ鍵盤奏者ヨアン・ムーランも加わっています。起伏に富んだ楽章の数々を通じ、王の食卓の豊かさまで感じられるような精彩に満ちた演奏がたまりません。 ルイ14世の義妹オルレアン公妃がフランス王室のトイレ事情を嘆いた有名な手紙の朗読をはさみ、アルバム末尾では当時の流行歌を管弦楽伴奏で披露する指揮者ニケのみごとな美声も味わえます。
収録作曲家:
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L'Enquête
[アナログ盤] [ニコラ・ヴォルムス]発売日:2026年10月02日
LP価格:3,825円(税込、送料無料)
4つの鍵盤を「証拠品」に、内なる未知を呼び覚ます音の捜査劇フランスの作曲家、ピアニスト、ニコラ・ヴォルムスによる『L'Enquête(捜査/アンケート)』は、彼が提唱する「ミュージック・フィクション」の極致を示すコンセプトアルバムです。 本作で彼が挑むのは、自らの内なる未知を呼び覚ますための壮大な捜査。グランドピアノ、エレクトリック・ピアノCP-70、アナログ・シンセサイザー Prophet-5、そしてモジュラー・システムという4つの鍵盤楽器を、彼は真実を暴くための「証拠品」に見立てて対峙します。 アルバムは「Quoi?(何?)」「Où?(どこ?)」「Qui?(誰?)」「Quand?(いつ?)」「Comment?(どのように?)」という5つの問いで始まる4つのパートとコーダで構成され、それらはC-D-E-F(ド・レ・ミ・ファ)の上昇音モチーフで美しく結ばれています。トッカータやノクターンといった伝統的形式から、瞑想的な即興、スリリングで抽象的な電子音まで、多彩なスタイルが推理小説のような緊張感をもたらしますが、最後の問い「どのように?」だけは答えのないまま残されます。 謎に満ちた音世界を彷徨い、視点を変え、驚きに身を委ねる――。音楽を通じてあなた自身の深淵を覗き込む、唯一無二のリスニング体験です。
収録作曲家:
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L'Enquête [ニコラ・ヴォルムス]
発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
4つの鍵盤を「証拠品」に、内なる未知を呼び覚ます音の捜査劇フランスの作曲家、ピアニスト、ニコラ・ヴォルムスによる『L'Enquête(捜査/アンケート)』は、彼が提唱する「ミュージック・フィクション」の極致を示すコンセプトアルバムです。 本作で彼が挑むのは、自らの内なる未知を呼び覚ますための壮大な捜査。グランドピアノ、エレクトリック・ピアノCP-70、アナログ・シンセサイザー Prophet-5、そしてモジュラー・システムという4つの鍵盤楽器を、彼は真実を暴くための「証拠品」に見立てて対峙します。 アルバムは「Quoi?(何?)」「Où?(どこ?)」「Qui?(誰?)」「Quand?(いつ?)」「Comment?(どのように?)」という5つの問いで始まる4つのパートとコーダで構成され、それらはC-D-E-F(ド・レ・ミ・ファ)の上昇音モチーフで美しく結ばれています。トッカータやノクターンといった伝統的形式から、瞑想的な即興、スリリングで抽象的な電子音まで、多彩なスタイルが推理小説のような緊張感をもたらしますが、最後の問い「どのように?」だけは答えのないまま残されます。 謎に満ちた音世界を彷徨い、視点を変え、驚きに身を委ねる――。音楽を通じてあなた自身の深淵を覗き込む、唯一無二のリスニング体験です。
収録作曲家:
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Erdenschwere(地の重み)
アンネマリー・シュヴァルツェンバッハに基づく即興 [マレン・ガンパー]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
1919年製ブリュートナー・ピアノで綴る、シュヴァルツェンバッハのテキストに寄せる即興スイス出身のピアニスト、マレン・ガンパーによる初のソロアルバム『Erdenschwere(地の重み)』は、20世紀前半に生きたスイスの作家・詩人・写真家アンネマリー・シュヴァルツェンバッハが、1942年6月22日にモロッコのテトゥアンで執筆したテキストに捧げられた即興の瞑想録。 「地の重み」とは、存在論的なメランコリーや自由への渇望、そして生の重さとの葛藤を内包したシュヴァルツェンバッハの文学の中核をなすテーマであり、反ファシズム、薬物依存、鬱といった極限の生涯を送った作家の言葉に、ガンパーはピアノの響きを対峙させます。 録音は日常の喧騒から離れたバルト海沿いの静かなスタジオで、1919年製のブリュートナー・ピアノを用いて行われました。人生の疑念や痛み、そしてその先にある光を静かに見つめ直す、音楽と文学との内省的な対話です。
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海にまつわる歌曲集
エルガー、シューベルト、スマイス、クレティアン
バイレス=リデル、アルマ・マーラー、ハーティー [ベス・テイラー、ヘイミッシュ・ブラウン]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
気鋭のデュオによる、海をテーマにした19-21世紀の歌曲集スコットランド出身、2023年「BBCカーディフ・シンガー・オヴ・ザ・ワールド」のファイナリストであり、ベルリン・フィルやウィーン・フィルと共演を重ねるメゾ・ソプラノ、ベス・テイラーのソロ・デビュー・アルバム。 共演は英国のピアニスト、ヘイミッシュ・ブラウン。海をテーマとしたこのアルバムには、エルガーの『海の絵』をブラウンによるピアノ編曲で収めているほか、シューベルトから、クレティアン、スマイス、アルマ・マーラーなどの貴重なレパートリーを収録しています。2人の緊密なアンサンブルにより、自然としての海とそこに投影される人間の内面を客観的かつ緻密に描き出しています。
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ポラリス
バッハ、ラモー、ヴィヴァルディ、ヴィラ=ロボス [デュオ・キアスマ]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
弓と蛇腹が呼吸を合わせ紡ぐ、チェロとアコーディオンのバロックベルギーを拠点に活動するチェリストのピエール・フォントネルと、アコーディオン奏者フリン・ヴォルターによるデュオ・キアスマ。2016年の結成以来、彼らはクラシックを象徴するチェロと民俗的な背景を持つアコーディオンという、異色ながらも力強さと繊細さを備えた組み合わせで、独自の表現を模索してきました。 ラモーの歌劇からの美しい旋律、原曲を緻密な二重奏に再構成したバッハのイギリス組曲、そして通奏低音をアコーディオンが担うヴィヴァルディのソナタを中心に、バッハとヴィラ=ロボスへの敬意と共に幼少期を過ごしたシアトルの記憶を織り込んだ変奏曲、アイルランド民謡「ダニー・ボーイ」を収録。2つの楽器が紡ぎ出すバロックの緻密な対話と、静謐な響きを凝縮した一枚です。
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トゥビン(1905-1982):
合唱曲集
戦死した兵士のためのレクイエム 他 [エストニア国立男声合唱団、ミック・ウレオヤ]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,075円(税込、送料無料)
エストニアの音楽界に多大な影響を与えたトゥビンの男声合唱曲を、母国を代表する合唱団で収録。 トゥビンは当初、民謡や民俗音楽を素材とした民族色の濃い作品を多く書きましたが、第2次世界大戦中にソ連軍がエストニアに侵攻したのを受けてスウェーデンに亡命してからは、徐々にモダニズムへの傾斜を強めて行きました。当アルバムでは、初期の民謡的な色彩の強い、素朴で親しみ易い作品から、第2次世界大戦の惨禍に影響された後期作品まで収録し、その作風の変遷を概観できるよう選曲されています。 最後に収録された『戦死した兵士のためのレクイエム』はこのジャンルの代表作とされるもので、ラテン語の典礼文ではなく、戦争を経験したエストニアの詩人たちのテキストを用いています。演奏時間は30分余り。オルガンに加えて打楽器やトランペットといった軍楽を連想させる楽器を用いて、戦争の非情さと戦没兵士への哀悼を伝え、終曲の最後でトランペットが静かに奏でる民謡の旋律は、死を目前にした兵士たちの望郷の念が重ねられています。 演奏を務めるエストニア国立男声合唱団は1944年設立。46名のプロ歌手からなるグラミー賞受賞アンサンブルであり、芸術監督ミック・ウレオヤの指揮のもと、ルネサンスから現代曲の委嘱初演まで精力的に手掛け、世界で6,000回以上の演奏実績を誇る名門です。
収録作曲家:
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バーバー(1910-1981):
ヴァイオリン協奏曲
グラス(1937-):
ヴァイオリン協奏曲 第1番
ゾーン(1953-):
ファイアーバードのためのパルティータ [ジェニーヴァ・ルイス、ジェンマ・ニュー、BBCスコティッシュ交響楽団]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
新星ジェニーヴァ・ルイス、デビュー!
バーバーとグラスのヴァイオリン協奏曲と、ジョン・ゾーンの初録音作品ニュージーランド出身、現在はアメリカで活動するジェニーヴァ・ルイス。2022-24年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選出、エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント受賞者でもある彼女のデビュー・アルバムは、アメリカのヴァイオリン作品集です。 抒情的な歌心と高度な技術が求められるサミュエル・バーバーの協奏曲、フィリップ・グラスが自らの父親を喜ばせようと作曲、同時期に取り掛かっていたオペラの影響を強く受けたヴァイオリン協奏曲を収録するほか、かつてサン=テグジュペリが所有し、現在はアッカルドが所有するストラディヴァリの名器「ファイアーバード」の音色に感銘を受けたジョン・ゾーンが、ストラヴィンスキーの「火の鳥」やバッハへのオマージュも込め超絶技巧をふんだんに盛り込んで作曲した、無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータを世界初録音。ルイスの類まれなテクニック、若い世代ならではの柔軟な感性と積極的なアプローチにより、それぞれの作品の魅力が余すところなく表現されています。 サポートは2021年にサー・ゲオルク・ショルティ・コンダクター賞を受賞しているジェンマ・ニュー率いるBBCスコティッシュ響。 -
アギーレ(1968-):
Nsambia Mpungun
室内楽作品集 [Mina Fred、Karolina Leedo、Adam Ørvad]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,075円(税込、送料無料)
ルイス・フランツ・アギーレはキューバ生まれの作曲家・指揮者。カマグエイ交響楽団の芸術監督などを歴任し、現在はデンマークを拠点に国際的に活躍しています。 本作は彼の熱心な理解者である演奏家3人との15年に及ぶ協働を結実させた、ヴィオラ、フルート、アコーディオンによる作品集。アフロ・キューバの宗教伝統と結びついた神秘的な世界観を音に託しています。鋭い叫びで始まり、全編緊張感を持つ表題曲、西アフリカ、ヨルバの海の神に捧げた「Olokun II」、バッハへのオマージュを込めた変奏曲「Oggún Adeolá」の他、ダリの絵画とシューベルトに着想を得たアコーディオン曲、ルーミーの詩に基づくモノドラマと多岐にわたります。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
2025年エリザベート王妃コンクールで聴衆の支持を集めたミン・ジアシン、
別れと再会をテーマにしたデビュー・アルバム2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでファイナリストとなり、聴衆の圧倒的な支持を集めたものの惜しくも入賞を逃した中国出身のミン・ジアシン、待望のデビュー・アルバムが登場。「別れと再会」をテーマに、ベートーヴェンの告別ソナタ、リストのバラード第2番、バーバーのピアノ・ソナタという3つの記念碑的な作品を収録しています。 これらはミン・ジアシン自身が30歳で録音に臨むまでの音楽的な歩みや、一時的な舞台からの離脱と復帰という個人的な旅路に深く重なるプログラムとのこと。ため息のような下降モチーフが特徴的なベートーヴェン、超絶技巧の中に死の予兆を孕むリスト、変則的なジャズ風のリズムを持つバーバーを通じ、不在と変容、そして再発見のプロセスが客観的でありながらも内省的にも掘り下げられて描かれます。 明晰な思考と表現の強度がバランスよく捉えられた、知的なアプローチが光るアルバムです。 -
シューマン(1810-1856):
室内楽作品全集
ヴァイオリン協奏曲[9枚組 BOX] [ピエール・フシュヌレ、テオ・フシュヌレ 他]発売日:2026年10月02日
CD 9枚組価格:6,900円(税込、送料無料)
ライヴの緊張と熱気が映える、シューマンの室内楽全集フランスで絶大な人気を誇るヴァイオリニスト、ピエール・フシュヌレと、その弟で2018年ジュネーヴ国際コンクールの覇者テオ・フシュヌレの2人を中心に、若き実力派たちが集い完成したシューマンの室内楽作品全集全5巻9CDがボックス化。最大の特徴は全編ライヴ録音という点で、コンサートにおける臨場感、緊迫感、そして即興的な熱量がシューマンの音楽を表現する上で不可欠であるというアーティストたちの共通した意図のもと、実に活き活きとした音楽を聴くことが出来ます。 また室内楽作品のみにとどまらず、オーケストラが室内楽的なアプローチで扱われているヴァイオリン協奏曲を収録している点も重要な特色。最初期の未出版作品であるピアノ四重奏曲ハ短調から、デュッセルドルフ時代のヴァイオリン・ソナタ、管楽器や弦楽器を多様に組み合わせた作品までを網羅し、シューマンの創作における多様な書法の変遷を体系的に辿ることができるドキュメントとなっています。
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J.S.バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲 [ジョフロワ・クトー]発売日:2026年10月02日
CD日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
名手クトーによる構造美際立つゴルトベルクブラームスの全ピアノ作品録音という一大プロジェクトを完遂したジョフロワ・クトーが、次に挑んだ作品は「ゴルトベルク変奏曲」。第16変奏(フランス風序曲)を大きな転換点、第25変奏を作品全体の感情的な山場と位置づけ、円環を描く長大な作品全体を俯瞰する構造的なアプローチ。バッハが設計した作品の規模とプロポーションを尊重して本録音では全てのリピートを行いました。 コンサートでの実演とセッションを経て磨き上げたテンポ、フレージング、ペダリング、そして各声部のバランス調整により、ポリフォニーの明瞭な対話と客観的で誠実な解釈を徹底的に追求しています。 (...)
収録作曲家:
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ウォーレス(1982-):作品集
クリフ・エッジ他 [James Widden、Alison Holford、Jonathan Parkin 他]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,075円(税込、送料無料)
デイヴィッド・ウォーレスはアイルランド出身の作曲家・教育者。古典的な美意識と現代的なアイデアを組み合わせ、作為を前面に出さずに旋律などの素材を展開する手法で注目されています。 アルバム・タイトル曲になっている「Cliff Edge(崖っぷち)」は不安定な音の響きを曲の骨組みとして活かした、緊張感と繊細さを兼ね備えたピアノ曲。他には繊細な息遣いが印象的なバスクラリネットの独奏曲や、静かな祈りを思わせる室内楽曲などを収録しています。
収録作曲家:
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発売日:2026年10月02日
CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)
ホラチウ・ラドゥレスクはルーマニア生まれの作曲家。ブカレスト音楽院を卒業後、フランスへ渡ったのち国籍を取得。1980年代以降は国際的に後進の指導にも尽力し、エリック・タンギーをはじめとする多くの若い作曲家を育て上げました。スペクトル音楽を牽引し、倍音から生まれる巨大な音塊に民謡やビザンティン聖歌、対位法を融合させた作風を確立しました。 このアルバムには彼が書いたピアノ曲をすべて収録。6曲のピアノ・ソナタに加え、学生時代に書かれた小規模かつ独特な演奏法を意識した「ドメニコ・スカルラッティへのオマージュ」や、使用しない鍵盤を金具で固定し、わずか2音の共鳴のみを響かせる『The Origin π(パイ)』など独自の響きを追求した作品が並びます。 ラドゥレスクと長年親しく協働し第6番のソナタを世界初演したイアン・ペイスの演奏です。
収録作曲家:
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名高き広場にて
ヴァイオリン属の合奏と歌による、
16世紀ヴェネツィア聖マルコ教会の音楽 [コンソート・ラ・カプリオーラ]発売日:2026年10月02日
CD価格:3,300円(税込、送料無料)
ルネサンス期のヴァイオリン普及史をヴェネツィアの傑作群で辿るバロック期のイタリアで優れた独奏楽器として大発展を遂げたヴァイオリン。このアルバムではその躍進期からさらに時代を遡り、ヴァイオリン属の楽器がイタリア半島に普及し始めた16世紀における音楽拠点の一つ、ヴェネツィアの聖マルコ教会に焦点を絞って、この楽器の最初期の響きに迫ります。 使われているのは全て、バロック期以降のヴァイオリンと様々な点で異なるルネサンス期のモデルを徹底研究して作られた精巧な再現楽器。同種の楽器を高音から低音まで集めコンソートを組んだ当時の習慣を踏まえ、ポリフォニックなスタイルで書かれた作品の数々を演奏しています。 器楽曲の他マドリガーレやモテットなど声楽作品も器楽演奏で、または1パートのみ歌手に任せて他をコンソートで演奏する形で収録。定番名曲も多く、ヴィラールトやデ・ローレら大家たちの作品を通じ「原初のヴァイオリン音楽」の個性を深く味わえるようになっています。メッサ・ディ・ヴォーチェや特徴的なヴィブラート、ピツィカート等も随所で聴かれ、16~17世紀に一般的だった装飾唱法とヴァイオリン属の表現語法との類似点・相違点にも気づかされることでしょう。 古楽器の名手を多く輩出してきたリヨン音楽院出身の4人に、ALPHAに名盤が多いレ・ウィッチズの一員で同音楽院の名教師でもあるオディール・エドゥアールも参加。弓奏弦楽器の原点に迫る好企画です。
