2025年9月
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サン=サーンス(1835-1921):
歌劇《祖先》 [山田和樹、モンテカルロ・フィル、ジェニファー・ホロウェイ、ガエル・アルケス ほか]発売日:2025年09月26日
CD2枚組+Book国内仕様 日本語解説/歌詞日本語訳付き価格:7,260円(税込、送料無料)
山田和樹またも快挙!
サン=サーンスのオペラ《祖先》世界初録音2024年にサン=サーンス最後のオペラ《デジャニール》の初録音を世に送り出した山田和樹とモンテカルロ・フィルが、今度はその1つ前のオペラにあたる《祖先》の初録音を行いました。《デジャニール》が劇音楽の再構成だったことを踏まえると、当初からオペラとして構想された最後の作品がこの《祖先》とも言えるでしょう。 物語はフランス第1帝政時代のコルシカ島における家同士の争いに恋愛が絡むというもの(「ロメオとジュリエット」に似ているようで違う)で、サン=サーンスにしては珍しくヴェリズモ的な要素を持った悲劇。世界初演の好評を受けてから10年ほどは各地で再演を繰り返しながらも、その後は上演の機会に恵まれないまま長い年月忘れられていました。100年以上を経た2019年3月にミュンヘンで蘇演され、今回は初演の地モナコで演奏会形式の上演と、セッションによる世界初録音が行われています。 気鋭の歌手たちの迫真の演技に加え、山田和樹の信頼篤い東京混声合唱団とモンテカルロ・フィルがそのタクトに俊敏に応え、作品の価値を問い直すに十分の素晴らしい演奏に仕立てました。収録作曲家:
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バルトーク(1881-1945):
ヴァイオリン・ソナタ 第1番・第2番
シマノフスキ(1882-1937):
神話 [フランク・ペーター・ツィンマーマン、ドミトロー・チョニ]発売日:2025年09月26日
SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
フランク・ペーター・ツィンマーマン、東欧が生んだ名作群を録音。
品格と情熱の高度なバランス、圧倒的な完成度!1965年生まれのフランク・ペーター・ツィンマーマンは、早くからドイツを代表するスター・ヴァイオリニストとして注目され、国際的な活躍を続けて来ました。レパートリー選択は時流に流されたり、浮ついたりすることなく、慎重に完成度を高めてから披露する姿勢も称賛され、「王道を行く正統派ヴァイオリニスト」と称えられています。 そのツィマーマンが近年関心を寄せているのがバルトークをはじめとする東欧の作曲家たち。2019年から21年にかけて、BISにバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(BISSA2457)と2つのラプソディ(BISSA2657)を録音してきました(ヴァイオリン協奏曲はベルリン・フィルの自主レーベルからリリース、2016年録音)。 今回リリースされるのはヴァイオリンとピアノのためのソナタ2曲。実験的側面の多い両曲をしっかりと俯瞰して把握し、作曲者が盛り込んだ多種多様な音響のためのテクニックを実践しています。2023年から共演しているウクライナ出身のドミトロー・チョニのピアノにも注目。この曲が秘めるエキゾティックな雰囲気や神秘的な色彩などを見事に表出し、父と子ほども年の差のあるツィンマーマンと堂々と渡り合っています。 ツィンマーマンはこれまでもバルトーク作品をマルティヌーやストラヴィンスキー作品とカップリングしてリリースしてきましたが、今回はシマノフスキの代表作の一つ「神話」。近年演奏される機会が増えている作品ですが、バルトーク以上に神秘的かつ思索的な側面の強いこの作品の隅々まで透徹した解釈と完成度を極めた演奏を聴かせる当盤は、同曲のファンにとって待望の1枚でしょう。 ※ 国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属いたします。 -
英国ロイヤル・バレエ
バレエ『不思議の国のアリス』 [英国ロイヤル・バレエ 振付:クリストファー・ウィールドン、フランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、ローレン・カスバートソン]発売日:2025年09月26日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕(特典映像)/日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)
英国ロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』――
フランチェスカ・ヘイワードのアリス、ローレン・カスバートソンはハートのクイーン!伝統と格式を重んじるクラシック・バレエの世界に、ミュージカルやパントマイム、タップダンスなど多彩な要素を大胆に取り入れ、現代の生きたアートとして見事にアップデートしてみせたクリストファー・ウィールドン振付のバレエ『不思議の国のアリス』。2011年に英国ロイヤル・バレエで初演され、物語バレエの新たな可能性を切り拓いたこの作品は、たちまちモダンクラシックの代表作として人気を博し、同カンパニーの中心的レパートリーとなりました。ジョビー・タルボットの多彩な打楽器をフィーチャーしたリズミックな音楽と、ボブ・クローリーによるヴィクトリア朝スタイルを巧みに取り入れながらも、プロジェクションマッピングやパペットを駆使した舞台美術が、幻想的な舞台空間を創り出しています。 主演のフランチェスカ・ヘイワード、ウィリアム・ブレイスウェル、ローレン・カスバートソン、スティーヴン・マクレーをはじめ、ロイヤル・スタイルを体現するプリンシパルたちが、個性豊かなキャラクターを生き生きと演じる『不思議の国のアリス』―― 新たな魅力を加えての再々登場です。収録作曲家:
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ドニゼッティ(1797-1848):
歌劇《ドン・パスクワーレ》 [ロベルト・デ・カンディア、ジュリア・マッツォーラ、ハビエル・カマレナ、イバン・ロペス=レイノーソ、ドニゼッティ歌劇場管弦楽団]発売日:2025年09月26日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)
デ・カンディア、カマレナに新星ジュリア・マッツォーラが華を添える
フレッシュな《ドン・パスクワーレ》!ドニゼッティ音楽祭より、2024年の開幕公演のひとつとして上演されたドニゼッティのオペラ・ブッファの傑作《ドン・パスクワーレ》の登場です。演出は、ドイツの演劇畑出身で、その新演出が常に話題となるアメリー・ニールマイヤーによる、現代風俗を大胆に取り入れた刺激的なもの。度重なる来日で日本でもお馴染みのロベルト・デ・カンディアが、傍若無人な振る舞いにも関わらず、巧まざるペーソスを感じさせるタイトル・ロールを見事に演じます。 ヒロイン、ノリーナ役はシチリア出身の新星ジュリア・マッツォーラ。確かな技術に支えられた溌剌とした歌唱で会場を大いに沸かせ、とりわけ音楽的な難役、エルネストをハビエル・カマレナが情感溢れる美声で絶妙に歌い上げます。さらに、バックを受け持つアルベルト・ゼッダの薫陶を受けた新鋭イバン・ロペス=レイノーソの俊敏なタクトが導く、感興豊かなオーケストラの演奏も聴きものです。収録作曲家:
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ヘンデル(1685-1759):
歌劇《ジュリオ・チェーザレ》 [オランダ国立歌劇場 クリストフ・デュモー、ジュリー・フックス、チェチーリア・モリナーリ、エマニュエル・アイム、ル・コンセール・ダストレ]発売日:2025年09月26日
Blu-ray国内仕様 日本語字幕/日本語解説付き価格:5,500円(税込、送料無料)
エマニュエル・アイム指揮、カリスト・ビエイト新演出、
衝撃の《ジュリオ・チェーザレ》!《ジュリオ・チェーザレ》は、ハノーファーからロンドンに移住したヘンデルが、「ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック」のために作曲した4作目のイタリア語歌唱によるオペラ。その多彩な音楽表現と盟友ニコラ・フランチェスコ・ハイムの手になる台本の緊密な結びつきにより、ヘンデルのオペラのなかでも、とりわけ高い人気を誇っています。 本作の演出は、オペラの新制作が常に注目を集めるカリスト・ビエイトが担当。ローマ時代のエジプトを舞台にしたドラマを現代にタイムスリップさせ、血腥い権力闘争、富への渇望、性暴力や近親相姦などをそのストーリーに読み込んだ演出は、賛否両論の渦を巻き起こしました。 演奏は、フランスのバロック音楽界を牽引する立役者のひとり、エマニュエル・アイムがチェンバロを弾きながら、自身が創設した古楽オーケストラ、ル・コンセール・ダストレから、ヘンデルのドラマティックで美しい旋律に溢れる音楽を磨き抜かれた響きと端正な表情で引き出しています。その音楽に乗せて、クリストフ・デュモー、ジュリー・フックス、テレサ・イエルヴォリーノ、チェチーリア・モリナーリ、キャメロン・シャバジら綺羅星を並べるバロック・オペラの名歌手たちが、登場人物の様々な情感をニュアンス豊かに表現し、迫真のドラマとして結実させています。収録作曲家:
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発売日:2025年09月19日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
俊英ガジェヴが描きあげる物語と伝説の世界2015年浜松国際ピアノコンクール優勝、2021年ショパン国際ピアノコンクール第2位など輝かしい経歴を持ち、日本でも高い人気を誇るイタリア出身のピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴがFUGA LIBERAレーベルに登場。彼自身が練り上げた今回のプログラムは、不朽の伝説をテーマとする内容となっています。 幽玄な鐘の音が水没した大聖堂から響き渡りブルターニュの神話を蘇らせる「沈める寺」に始まり、スラヴの民間伝承とヨーロッパの情景が鮮やかなタペストリーのように繰り広げられる「展覧会の絵」、魂の旅路をイメージして崇高に歌い上げる「前奏曲、フーガと変奏曲」、墓の中でなお己の人生に思いを巡らせるという奇妙な連想を抱く「葬送」、光と影の魔法の物語を雄弁に語る「伝説」、異世界の風景に没入させるかのような「黒ミサ」など、それぞれの作品にガジェヴが強い思いを込め、隠された物語を巡る旅に聴く者を誘います。彼ならではの強い説得力を持つ表現を堪能する一枚。 原盤ブックレットではガジェヴ自身がプログラムについて解説を行っており(英・仏語)、国内仕様盤にはこれを踏まえた飯田有抄氏による日本語解説が付属します。
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ゲルナー/山田和樹/モンテカルロ・フィル
ラヴェル(1875-1937):
ピアノ協奏曲
左手のためのピアノ協奏曲
高雅で感傷的なワルツ
亡き王女のためのパヴァーヌ [ネルソン・ゲルナー、山田和樹、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2025年09月19日
CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
美演! ゲルナー&山田和樹によるラヴェル1969年生まれアルゼンチン出身で日本でも人気のネルソン・ゲルナーが、山田和樹という絶好のパートナーを得て、長年の夢であったというラヴェルの協奏曲2曲を録音しました。同時期に書かれながら幾分対照的な性格の2つの協奏曲ですが、ゲルナーはここで持ち味の表現力をいかんなく発揮してそれぞれの作品が持つ詩情を豊かに描き上げるともに、熟達した力強い打鍵で大きな高揚感へも導いています。 山田和樹率いるモンテカルロ・フィルもこのピアノに寄り添うようにバランス良く歌い、またダイナミックに対峙してクライマックスを形作りながら、印象的なコールアングレを始め各楽器のソロをスタイリッシュな歌心で聴かせ、各所に散りばめられたエスプリの効いたフレーズを切れ味良く処理しており、ゲルナーとの見事なタッグで絶妙の美演に仕上げました。 アルバムには併せてピアノ・ソロ作品が2曲収録されており、「高雅で感傷的なワルツ」では各ワルツのキャラクターを鮮やかに描き分け、「亡き王女のためのパヴァーヌ」では抑えの効いた表現で作品の抒情性をじっくりと浮かび上がらせます。
収録作曲家:
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テツラフ(ヴァイオリン)
エルガー(1857-1934)
アデス(1971-):
ヴァイオリン協奏曲 [クリスティアン・テツラフ、ヨーン・ストルゴーズ、BBCフィルハーモニック]ELGAR, E. / ADÈS, T.: Violin Concertos (C. Tetzlaff, BBC Philharmonic Orchestra, Storgårds)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ODE1480-2CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)
テツラフには珍しい英国レパートリー。
会心のエルガー、何かを物語るようなアデスいつものようにブックレットに掲載されたテツラフのインタビュー(英語7ページ、ドイツ語8ページ)によれば、テツラフがエルガーを初めて演奏したのは6年前のこと。以来すっかり魅了され、演奏・録音することに使命さえ感じてきたとのことです。その理由は、一つにはドイツ語圏でこの曲があまり演奏されずに作品の価値に気付くのが遅れたこと。もう一つは昨今の演奏が遅めのテンポによっており、それではこの曲本来の魅力が伝わらないと考えるため。 テツラフはこの曲の初録音となったアルバート・サモンズの演奏、そのサモンズと交流のあったハイフェッツの演奏を参照し、どちらも42、3分で全曲を演奏しており、50分前後というこんにちの演奏よりもだいぶ速いテンポが妥当であると結論付けています(テツラフの演奏時間は約43分)。 もちろん大事なのが所要時間そのものではないことは言うまでもなく、テツラフの演奏は近年の彼の特徴である細部を徹底的に掘ることでニュアンスをめいっぱい引き出すスタイルを堅持。それでいて流れが停滞したり、耽溺したりすることなく、気品をもってこの長大な曲を弾き切っています。テツラフが同曲を初めて演奏して「目覚めた」時の共演者であるストルゴーズとBBCフィルをバックに迎えた当録音は、当人にとって会心の出来栄えだったようです。 併録のアデスはエルガー作品から95年を隔てた2005年の作品。すでにハーデリッヒやペッカ・クーシスト(配信のみ)が録音していて、現代作品の中でも人気があります。3つの楽章は輪、道、円と名付けられ、ソロ・ヴァイオリンがストーリーを語るように演奏し、オーケストラが様々なサウンドで呼応します。ソロの見せ場が多い第2楽章「道」が曲の核心とのこと。無重力状態を思わせる浮遊感もあれば、弱音によるセンチメンタルな長いフレーズもあり、テツラフは作曲者のパレットの豊かさを遺憾なく音にして伝えてくれます。 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。 -
発売日:2025年09月12日
SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)
2018年浜松国際ピアノコンクール優勝者
ジャン・チャクムルによる「シューベルト+」シリーズ第5集第4作までは、シューベルトの作品と彼に影響を受けた作曲家の作品を組み合わせてきた「シューベルト+」シリーズですが、第5作ではついに偉大な先達ベートーヴェンとの継承と対比がテーマです。 シューベルトの初期のピアノ・ソナタにはベートーヴェンの作品を意識して書かれた形跡が見られますが、「旋律+伴奏」という歌曲のような形で開始されるソナタ第13番はベートーヴェンの影響を脱してシューベルトの独創性が発揮されたもの。続いて収録されたベートーヴェンの32の変奏曲における、この作曲家らしい激しい感情表現は、シューベルトのソナタ第19番にも見られるもので、チャクムルはそこにベートーヴェンへの敬意が込められている可能性を読み取っています。すぐれた演奏と相まって、各曲を個別に楽しめて、通して聴くことにより発見や思索へいざなわれる、このシリーズならではのアルバムとなっています。 ジャン・チャクムルは、2017年スコットランド国際ピアノコンクール優勝、翌2018年には浜松国際ピアノコンクールで第1位に輝きました。このとき、第1次予選から本選まで一貫して使用したのが、河合楽器製作所のフルコンサートグランドピアノSK-EXであり、以後も日本国内でのリサイタルやコンサートのほとんどでこのピアノを愛用しています。このアルバムでも、この楽器の豊かな響きを存分に引き出した演奏を聴かせています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。サラウンド再生では一層豊かな臨場感が味わえます。 ※国内仕様盤にはチャクムルによる解説の日本語訳が付属します。 -
ミュージカル『モーツァルト!』
ウィーン新演出版 [ウード・カイパース、 トーマス・ボルヒャート、マーク・ザイベルト 他/クーン・スホーツ、ウィーン劇場協会管弦楽団]発売日:2025年09月12日
Blu-ray国内盤 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)
ウィーン・ミュージカルの世界的なヒット作『モーツァルト!』 ――
ライムント劇場でのウィーン新演出版ライブ上演映像、国内盤で待望の登場!ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを主人公としたミュージカル『モーツァルト!』は、ミヒャエル・クンツェ(脚本&作詞)、シルヴェスター・リーヴァイ(作曲&編曲)のゴールデンコンビによる1999年のウィーン初演以来、2002年の日本初演をはじめヨーロッパ各国や韓国でも上演され、世界的なヒットを記録。本作は欧州の人気ミュージカル俳優をフィーチャーし、オリジナルのドイツ語歌唱によるウィーン新演出版(ハリー・クプファー演出)の白熱のライブ・ステージ映像です(日本語、ドイツ語字幕付き)。収録作曲家:
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モーツァルトのクラヴィコード
作曲者所有の楽器で聴く作品集 [アレクサンダー・ゲルゲリフィ、ゲオルク・ニグル]発売日:2025年09月05日
CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)
モーツァルト自身が指伝いに感じた響きを通じ、傑作の素顔に迫る天才作曲家モーツァルトが生まれたザルツブルクの生家(現在は博物館として一般公開中)には、作曲家が晩年まで作曲に使っていたというクラヴィコードが保管されています。構造上きわめて小さな音量しか得られない楽器ということもあり、18世紀当時には作曲家周辺のごく限られた人しか耳にできなかったその響きを通じて、この楽器を用いて書かれたと考えられる晩期作を中心に聴くことが出来る好企画盤がALPHAから登場。 バロック初期から近現代まで幅広い演目で存在感を発揮するゲオルク・ニグルを歌い手に迎え、この貴重な楽器に秘められたニュアンス豊かな味わいを十全に活かした演奏を聴かせるのは、クラヴィコード&チェンバロ奏者として着実に注目されつつあるリンツ出身の俊才アレクサンダー・ゲルゲリフィ。《魔笛》序曲のファンファーレから最後の「涙の日」まで、クラヴィコードという楽器の音量の小ささを忘れさせるほど幅広い表現で綴られてゆく名作群はまさしく、作曲中のモーツァルトの心象を垣間見るかのよう。ニグルも楽器の特質を踏まえ、時に間近で語る囁きのような声で各作品の詩的・劇的特質を浮き彫りにします。 クラヴィコード録音を含む数々の古楽器名盤をZig-Zag Territoiresから世に送り出した名技師フランク・ジャフレスによる、楽器そのものを間近に感じられる丁寧なエンジニアリングも絶妙。ライナーノート(独、英、仏語)には両演奏家の言葉も収録されています(国内仕様盤は歌詞と共に日本語訳付)。
収録作曲家:
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山田和樹×モンテカルロ・フィル
はじめての交響曲
サン=サーンス(1835-1921):
交響曲 イ長調
ビゼー(1838-1875):
交響曲 ハ長調
グノー(1818-1893):
交響曲 第1番 [山田和樹、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2025年09月05日
CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:3,960円(税込、送料無料)
山田和樹×モンテカルロ・フィルによる、
サン=サーンスのレア曲ほかフランスの交響曲集2025年6月12日、ベルリン・フィルへのデビューを見事に成功させた山田和樹。今一番波に乗っている指揮者の一人といえる彼が手兵モンテカルロ・フィルと共に、ビゼー、グノー、サン=サーンスが書き上げた初めての交響曲をテーマにしたアルバムを発表します。 サン=サーンスのイ長調は、パリ音楽院在学中の1850年に作曲家が初めて完成させた交響曲。あくまで習作という意味合いが強く、まだ過去の巨匠の影響下にあり未熟さが残る筆致とは言え、15歳の作品としては驚くべき完成度を備えていることも確か。冒頭の動機が、第3番「オルガン付」の後半で長調に変容した循環主題を思わせるのも興味深いところです。 グノーの第1番は彼が37歳の頃「若い芸術家協会」のために作曲したもので、歌劇《血まみれの修道女》が初演の成功にもかかわらずオペラ座のレパートリーから外されてしまった失望から作曲家を慰めたと言われます。ハイドン、ベートーヴェン、シューベルトらの影響を受けながらも、新鮮なインスピレーションと活気、グノーならではのオリジナリティによるドイツ音楽からの脱却といった観点で当時高い評価を得ました。 ビゼーのハ長調は山田和樹にとって再録音。今回の収録作品の中では耳にする機会の比較的多い曲ですが、17歳の頃作曲されたものの作曲家自身の意思で出版されず、レイナルド・アーンがパリ音楽院へ寄贈した資料から1932年になって発見されています。古典的な構成、ベートーヴェン的な力強さとロッシーニを思わせるクレッシェンドが特徴で、実はビゼーがグノーの第1番をピアノ連弾用に編曲した直後に作曲されており、その影響も強く受けています。 山田和樹はこれらの作品に深く寄り添い、作曲当時のフランスでは「ドイツ音楽のもの」とされ人気の低かった交響曲というジャンルに果敢に取り組み、見事に開花させたフランス独自の感性と、それぞれに潜む個性の萌芽を見事に引き出し、その魅力を十二分に伝えています。 -
発売日:2025年09月05日
CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:2,530円(税込)
第9回武蔵野市国際オルガンコンクール(2023年)の優勝者、
ニクラス・ヤーンの記念アルバム!1996年にドイツのフルダで生まれたヤーンは、マインツとフライブルクでオルガン即興演奏、教会音楽、合唱指揮などを学び、数々の国際コンクールに上位入賞・優勝。2024年からは由緒あるドレスデンの聖母教会のオルガニストに任命され、若くしてその実力が極めて高く評価されています。 当アルバムは武蔵野のコンクール終了後、メイン会場となった武蔵野市民文化会館小ホールのオルガンでセッション収録されたもの。演奏曲も当該コンクールで演奏した曲ばかりで、練りに練った解釈と演奏を聴くことができます。 ブックレットに掲載された解説もヤーン自身が書き下ろしたもの(国内仕様盤には日本語訳が付きます)。 -
ロッシーニ(1792-1868):
歌劇《幸運な間違い》 [アレッサンドロ・デ・マルキ、テレジア管弦楽団、アントニオ・ガレス、ミリアム・アルバーノ 他]発売日:2025年09月26日
CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)
19歳のロッシーニが作曲し、ヴェネツィアで初演された《幸運な間違い》。彼の特徴である躍動感あふれる音楽が魅力です。この上演の大成功によってロッシーニは一躍注目を集め、「チマローザの後継者」と称されるようになりました。 本盤では、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭でも活躍するアントニオ・ガレスと、ウィーンで研鑽を積みバロック・オペラに定評のあるミリアム・アルバーノ他、実力派の歌手たちが出演。指揮は、バロックからベルカントまでを得意とする名匠アレッサンドロ・デ・マルキ、演奏は、2012年に「女帝」マリア・テレジアに因んで結成され、世界中の若手奏者から成るピリオド楽器オーケストラ「テレジア」が担いました。
収録作曲家:
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ギロヴェッツ(1763-1850):
交響曲 イ長調
ピアノ協奏曲 ニ長調
協奏交響曲 ニ長調 [ハワード・グリフィス、ロンドンモーツァルト・プレイヤーズ、ジュリアン・トレヴェリアン、マイケル・フォイル他]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,775円(税込)
チェコに生まれ欧州諸国で活躍した後にウィーンで没したギロヴェッツは、古典派からロマン派へと移り行く時代を代表する作曲家。交響曲がハイドンの名前で出版されたりもしましたが、モーツァルトと親交を結び、ショパンがウィーンにデビューした際にギロヴェッツの協奏曲を弾くなど、非常に高い人気がありました。41歳の年にウィーンの宮廷歌劇場の副楽長となったのを境に舞台作品を中心に作曲するようになりましたが、ここに収められたのはその前、器楽作品を多数手がけ、「ハイドンの最良の作品に匹敵する」と讃えられた時期のものから選ばれています。 当盤の指揮とオーケストラは、この時代の音楽の第一人者。ソリストはChallenge Classicsでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を録音しているマイケル・フォイルをはじめ、欧州のレーベルから録音を発表している実力者の若手演奏家たち。 ギロヴェッツの再評価は室内楽曲が先行している感があるだけに、オーケストラ作品をハイレベルの演奏で収めた当盤には大きな意義があります。ウィーンの古典派から初期ロマン派の音楽が好きな人には是非聞いて頂きたいディスクです。
収録作曲家:
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テレマン(1681-1767):
フランス風典礼歴カンタータ集 1714/1715 第5集 [フェリックス・コッホ、ノイマイヤー・コンソート、グーテンベルク・ソロイスツ]発売日:2025年09月26日
CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)
テレマン作品の復興に力を注ぐcpoレーベルのシリーズ、1714年から1715年にかけてフランクフルトのバルフューサー教会の礼拝のために作曲したカンタータ全72曲の録音プロジェクトの第5集。このカンタータ集はフランス風舞曲の要素や、オペラ・アリアを思わせるソロ・パートと聖書詩句の融合が特徴で、今作には9曲を収録。昇天祭と聖霊降臨祭、さらに三位一体後の日曜日のための作品も含まれています。 これまでと同じく、テキストはエルトマン・ノイマイスター(1671-1756)によるもの。フェリックス・コッホの指揮によるこのプロジェクトは、バロック歌唱に実績のあるヴェテラン歌手とともに、このプロジェクトのために選抜された若き歌手たちが組織するヴォーカル・アンサンブル「グーテンベルク・ソロイスツ」及び器楽アンサンブルの「ノイマイヤーコンソート」が演奏します。
収録作曲家:
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スメザーゲル(1751-1836):
〈序曲集 第2集〉
6つの8声の序曲 Op.2 [ダグラス・ボストック、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,775円(税込)
古典派とのその前後の時代の豊饒さを紹介するcpoならではの企画。スメザーゲルはロンドンで教会のオルガニストを務め、ヴォクソール・ガーデンでヴィオラを演奏していましたが、その生涯に関する情報は乏しく、まとまった録音となると当盤のコンビが2023年に発表していた作品5の序曲集くらいしかありません。 ここに収められた作品2は1778年出版。急緩急の3部分からなるイタリア風序曲のスタイルで、作曲年代を考えるとやや保守的ですが、緩徐楽章の整った旋律美と爽やかな抒情が流れてゆく中にふっと陰影がよぎるところはモーツァルトに通じる風情があります。弦5部(4/4/3/2/1)にチェンバロ、オーボエとファゴットとホルンが各2本という編成から多彩な音色を引き出しているところはスメザーゲルの才能の証であると同時に、校訂譜を用意したボストックの功績もあるのでしょう。 ウィリアム・ボイスやクリスティアン・バッハのシンフォニアを好む人にお勧めしたい1枚。ジャケットにはスメザーゲルの演奏活動の場であったヴォクソール・ガーデンが描かれています。
収録作曲家:
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ローレ(1716-1785):
シンフォニアとチェンバロ協奏曲 [ミヒャエル・ボルクシュテーデ、ミヒャエル・アレクサンダー・ウィレンズ、ケルン・アカデミー]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,775円(税込)
バロック最後期から古典派の黎明期を生きたローレは、オラトリオや受難曲といった宗教音楽やオペラなど、声楽作品が比較的よく知られています。一方で器楽作品は録音の数が極めて乏しかったので、このアルバムは特に注目です。 収録曲はいずれも急緩急の3楽章構成という古風な形式をとりつつ、古典派に通じる明晰で新鮮な情感を伝えて来ます。3曲のシンフォニアは演奏時間8分程度とコンパクトなのに対し、チェンバロ協奏曲は2曲とも20分前後と規模が大きく、特に長い第2楽章では複雑な情緒が表現されます。 ウィレンズ率いるケルン・アカデミーの演奏は堂に入ったもの。ボルクシュテーデを迎えたチェンバロ協奏曲でもテンポとダイナミックスをメリハリよく変化させ、速い楽章の爽快感と緩やかな楽章の抒情を美しく表出しています。 ジャケットに描かれているのはローレ所縁の街マクデブルク。
収録作曲家:
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フィッシャー(1656-1746):
賛歌と詩篇 [パトリック・デブラバンデレ、アンサンブル・グロリオースス]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,775円(税込)
ベルギーからまた新たな古楽アンサンブルが登場。ラテン語で「栄光のある」「立派な」を意味するGloriosusを冠する「アンサンブル・グロリオースス」は、2022年にパトリック・デブラバンデレによって創設されました。ベルギーの古都ゲントを拠点に、古楽が盛んになって久しい今日でさえ見過ごされている傑作があると主張し、それらを世に出すべく活動しています。創設指揮者のデブラバンデレはピアノとオルガンを学んだ後、エリック・ファン・ネーヴェルに合唱指揮を学び、彼のアンサンブル・クレンデにテノール歌手として参加。特にバッハのヨハネとマタイの両受難曲のエヴァンゲリスト役が高い評価を得ました。 ここでは声楽が各パート3人、器楽がヴァイオリン2、チェロ、コントラバス、オルガン各1にアルト、テナー、バスのサクバット各1という編成でJ.C.F.フィッシャーの宗教声楽曲をとりあげています。フィッシャーは鍵盤楽曲「アリアドネ・ムジカ(音楽のアリアドネ)」がバッハの「平均律クラヴィーア曲集」の先駆的存在として引き合いに出されるなど、主に鍵盤音楽の作曲家として知られています。 もう一つの有名作「音楽のパルナッソス山」や管弦楽作品ではフランス・バロックの影響が顕著で、ここに収められたラテン語の宗教曲の多くは、イタリア初期バロックからシュッツやブクステフーデの宗教曲に通じるスタイルとサウンドで書かれながら、独唱パートの旋律にフランス風の優美さがうかがわれるという興味深いものです。
収録作曲家:
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ボスマンス(1895-1952):
チェロ・ソナタ
夜想曲
3つの印象 [ラファエル・ウォルフィッシュ、エト・スパンヤールト、シャロン・グリフィス]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,100円(税込)
ピアニストの母と、コンセルトヘボウ管の首席チェリストであった父のもとに生まれたボスマンスは、幼い頃に父を亡くし、母やヤン・ヴィレム・ケルスベルゲン、さらにコルネリス・ドッパーに学んで作曲家としての基礎を築きました。彼女の作品は一時期忘れられていましたが、1980年代以降、再評価が進みその芸術的価値が見直されています。 「チェロ・ソナタ」は1919年にアムステルダムで作曲者自身のピアノと、コンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェリスト、マリックス・レーヴェンゾーンの演奏によって初演された、ロマン派の影響が色濃い作品で、ボスマンスにとって最初のチェロ作品です。 「ノクターン」はチェロとハープのための抒情的な作品で、レーヴェンゾーンのために書かれたと考えられていますが、生前に演奏された記録は残っていません。フランス印象派の影響が感じられる、繊細な音の世界が広がります。 「3つの印象」は、若きチェリスト、フリーダ・ベリンファンテと、著名なフランス人チェリスト、ジェラール・ヘッキングへの敬意を込めて書かれた、ボスマンス最後のチェロ作品です。 これらの作品は、前作《チェロ協奏曲》に続き、ウォルフィッシュとスパンヤールトによって、深い共感とともに演奏されています。
収録作曲家:
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ベートーヴェン(1770-1827):
〈劇場のための音楽集〉
アテネの廃墟/シュテファン王/エグモント
プロメテウスの創造物他 [マルクス・ボッシュ、カペッラ・アクイレイア]発売日:2025年09月26日
CD 4枚組価格:5,325円(税込、送料無料)
マルクス・ボッシュとカペッラ・アクイレイアによるベートーヴェン生誕250年記念企画『劇場のための音楽集』をセット化。第1集では、1812年初演の『アテネの廃墟』(「トルコ行進曲」を含む)を脚本家カイ・ヴェスラーによる新しいテキストで、当時の政治的メッセージを現代にも通じる物語として再構築。同様に第2集の『シュテファン王』も現代ドイツ語で再構成されています。 第3集には劇音楽『エグモント』全曲を収録。こちらも現代作家によるテキストが用いられています。第4集ではバレエ『プロメテウスの創造物』を紹介。台本が失われたこの作品の音楽そのものの魅力に焦点を当て、他の代表作との関連も示唆しています。そのほか「静かな海と楽しい航海」や「奉献歌」、《フィデリオ》の序曲を収録。ベートーヴェンの舞台音楽の魅力を今の時代に伝える意欲的なシリーズです。
収録作曲家:
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Love and Loss
フィルソヴァ(1950-)
スミルノフ(1948-2020):
室内楽作品集 [ルーザスデール・チェンバー・プレイヤーズ]FIRSOVA, E.: Piano Quartet No. 2, "Four Seasons" / SMIRNOV, D.: Abel / to be or not to be… (Love and Loss) (Rudersdal Chamber Players)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.226932CD価格:2,400円(税込)
作曲家夫婦エレーナ・フィルソヴァとドミトリー・スミルノフへのトリビュート・アルバム。二人はモスクワ音楽院で出会い、師であるエディソン・デニソフやフィリップ・ヘルシュコヴィッツとの出会いを通じて、反体制的な音楽への情熱と独自の音楽性を育みながら、半世紀にわたり創作活動を共にしました。若き日にはソ連国外での「非公式」な演奏会で自由な表現を追求する一方、ソ連作曲家同盟第6回会議において作品が指弾されましたが、これが逆に海外での評価を高める契機となりました。1979年以降、彼らは創作の自由を求め母国を離れ、1991年にイギリスへ移住。フィルソヴァは詩人マンデリシュタームの作品に深い影響を受け、多くの室内カンタータや歌曲を作曲。スミルノフは200曲以上の音楽作品と詩や書籍を残すなど、豊かな芸術遺産を築きました。 2019年に結成されたルーザスデール・チェンバー・プレイヤーズは、同年、フィルソヴァとスミルノフ夫妻を特集したコンサートを開催。その成功を受けてフィルソヴァには「四季」、スミルノフには「to be or not to be 生きるべきか死ぬべきか…」の新作を委嘱、ここで演奏されています。また、アルバムの最後に収録されフたフィルソヴァの四重奏曲は、新型コロナウイルス感染症で亡くなった夫スミルノフに捧げられた追悼作品です。
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ショスタコーヴィチ(1906-1975):
映画音楽集[7枚組 BOX] [フィッツ=ジェラルド、アドリアーノ、ヤブロンスキー]SHOSTAKOVICH, D.: Music for Film (Fitz-Gerald, Adriano, Yablonsky) (7-CD Box Set)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.507016CD 7枚組価格:6,900円(税込、送料無料)
ショスタコーヴィチの没後50年を記念してNAXOS/MARCO POLOに録音された映画音楽から名演をセレクト。 20世紀に大きく成長した映画産業は音楽界にも多大な影響を及ぼしました。ショスタコーヴィチが音楽を書いた映画の数は35本前後と言われており、そのうち10本余りから演奏会用組曲が作られて、今日のコンサートでも人気を博しています。彼は若い頃、無声映画館でピアニストとして働き、即興演奏やアレンジを通じて映画音楽の感性を磨きました。初期の作品には実験的な要素もあり、ワルツやポルカといった曲には特有のアイロニーもにじむなど、彼の個性が鮮明に表れています。ショスタコーヴィチの様々な作曲技法を辿れると共に、「楽しめる」という点でも屈指の作品群となっています。 このBOXには、1920年代から1964年までに手がけた映画音楽を収録。ショスタコーヴィチ初の映画音楽作品「新バビロン」、テルミンを効果的に用いた曲が含まれる「女ひとり」、硬派な物語の中に美しいロマンスの旋律が光る「馬あぶ」などが並びます。スコアを復元したマーク・フィッツ=ジェラルドをはじめ、MARCO POLOレーベルに数々の映画音楽を録音してきたアドリアーノ、ロシア音楽を得意とするドミトリ・ヤブロンスキーの指揮でお楽しみください。 ※64ページのブックレット(英語のみ)が付属しています。
収録作曲家:
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グバイドゥーリナ(1931-2025):
〈作品集〉
Figures of Time - 時間の姿
イントロイトゥス
シャコンヌ
レヴュー・ミュージック [アリス・ディ・ピアッツァ、NDRビッグバンド、ティトゥス・エンゲル、バーゼル・シンフォニエッタ]GUBAIDULINA, S.: Figures of Time / Introitus / Chaconne / Revue Music (Di Piazza, NDR Big Band, Basel Sinfonietta, Engel)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.551487CD価格:2,100円(税込)
2025年にこの世を去ったソフィア・グバイドゥーリナ追悼盤。ジャズ・バンドのために書かれた「レヴュー・ミュージック」が意外な注目作です。 タタール系の出自を持ち、モスクワ音楽院で学び、ペレストロイカ後は西側世界で急速に評価を高めたグバイドゥーリナ。ノイズ、偶然性、セリエ、電子音楽、ジャズなど多様な要素を取り入れつつ、正教徒としての強い宗教的・精神的アイデンティティを感じさせるシリアスかつ重厚な作品を書き、クレーメルやロストロポーヴィチがそれらを演奏・録音したことで世界的な知名度を高めました。冒頭の「時間の姿」は26分余りを要する大作で、彼女の作風が典型的に表れています。 「イントロイトゥス」は2016年改訂版の初録音。1963年の「シャコンヌ」は重量感のあるピアノ独奏曲。「レヴュー・ミュージック」は作曲当時のソ連にあって「いかにも西側的」に響いたであろう作品。スキャンダルを巻き起こしました。
収録作曲家:
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ブーレーズ(1925-2016):
〈ピアノ作品集〉
左手のための主題と変奏/3つの朗唱
スケッチの断片/アンシーズ [ラルフ・ファン・ラート]BOULEZ, P.: Piano Works - Theme and Variations for the Left Hand / 3 Psalmodies / Incises / Fragment d'une ébauche (van Raat)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574398CD価格:2,100円(税込)
ピエール・ブーレーズは1940年代半ば、パリ音楽院作曲科在学中に「左手のための主題と変奏」や「3つの朗唱」といった重要なピアノ曲を生み出しました。これらは「音楽は感情ではなく音楽そのものを表現する」という彼自身の理念とは裏腹に、強烈な緊張感や内面的な激情を伴います。 「主題と変奏」では、十二音技法、非西洋音楽、そしてメシアンやシェーンベルクの影響を受けつつも、音列の自由な操作や複雑な変奏構造に独創性が発揮されています。一方、「3つの朗唱」はメシアンの語法を継承しつつ、ピアノの歌うような旋律と打楽器的な奏法の対比、ガムラン風の響きなど、のちの作品を予感させる要素を多く含みます。この世界初録音となる2作品を後期の作品と併せて紹介することで、ブーレーズの音楽的軌跡を垣間見ることもできると言えるでしょう。 演奏は、20世紀・21世紀の音楽に精通し、ドビュッシー、バルトーク、アイヴズにも深い理解を持つピアニスト、ラルフ・ファン・ラートが担当。現代音楽の魅力を鮮やかに伝える1枚となっています。
収録作曲家:
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クライン(1980-):
〈管弦楽作品集〉
彼女の腕の中で
アブストラクションズ
荒れ狂う海
カラー・フィールド [マリン・オルソップ、ボルティモア交響楽団]CLYNE, A.: Orchestral Works - Abstractions / Within Her Arms / Restless Oceans / Color Field (Baltimore Symphony, Alsop)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574620CD価格:2,100円(税込)
ニューヨーク・タイムズ紙から「稀有な才能と非凡な手法を持つ作曲家」と評されるアンナ・クライン。現在、世界から注目される彼女の音楽は、伝統的な手法とポストモダンのアプローチを融合させ、聴衆に新しくもどこか懐かしい音楽体験を提供します。 このNAXOSからのデビュー・アルバムには、彼女の代表作の一つで、喪失への静かな祈りを表現した弦楽のための美しいエレジー「彼女の腕の中で」を含む4作品を収録。「アブストラクションズ」はボルティモア美術館の現代アート作品からインスピレーションを受けた5楽章構成の組曲。「荒れ狂う海」ではストラヴィンスキーの『春の祭典』を想起させる激しいリズムと旋律美の対比が印象的であり、「カラー・フィールド」は聴覚と視覚の「共感覚」の世界をイメージした作品。オルソップとボルティモア響が、クライン作品の魅力を最大限に引き出しています。
収録作曲家:
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スミス・ブリンドル(1917-2003):
〈ギター独奏のための作品全集 第2集〉
ギター・ソナタ 第2番-第5番
シエナの生活他 [ドゥイリオ・メウッチ(ギター)]SMITH BRINDLE, R.: Solo Guitar Works (Complete), Vol. 2 (Meucci)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574634CD価格:2,100円(税込)
イギリスの作曲家、作家レジナルド・スミス・ブリンドル。若い頃にギターやクラリネット、サックスなど様々な楽器を習得しました。第二次世界大戦では王立工兵隊として従軍し、戦後はノースウェールズ大学で音楽を学んだ後、イタリアへ渡り、作曲活動をはじめました。ギター作品はジュリアン・ブリームが賞賛したことで知られています。 このアルバムには、中世イタリア都市を描いた詩的な「シエナの生活」や「フィレンツェ風ソナチネ」、1970年代後半に作曲された一連のソナタ群を収録。また、「ダンサ・パガーナ」や「フエゴ・ファトゥオ」といったスペイン風の楽曲は、セゴビアに捧げられた印象的な作品で、ギターの可能性を見事に引き出しています。 演奏は第1集と同じくドゥイリオ・メウッチが担当し、ブリンドルの繊細かつ多彩な音楽世界を鮮やかに描き出しています。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
〈ミサ曲全集 第6集〉
K.49, 65, 220, 257 [クリストフ・ポッペン、ケルン室内管弦楽団、ケルン大聖堂合唱団&声楽アンサンブル]MOZART, W.A.: Masses (Complete), Vol. 6 - K. 49, 65, 220, 257 (Cologne Cathedral Choir and Vocal Ensemble, Cologne Chamber Orchestra, Poppen)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574639CD価格:2,100円(税込)
モーツァルトはザルツブルク宮廷に仕えていた若き日々に、多くのミサ曲を作曲しました。中でも12歳のときに書かれた優美なミサ・ブレヴィス K. 49や、1776年に完成した劇的なハ長調「クレド」K. 257は、宗教音楽に力を注いだこの時期の代表作です。 「クレド」ミサは、反復される「クレド」のモチーフを軸に、ドラマティックな構成と舞台音楽的手法を取り入れた独創的な作品で、ザルツブルク時代の代表的作品の一つとされています。ミサ・ブレヴィス K. 65は、1769年にザルツブルクの徹夜祈祷のために書かれたもので、厳粛さや敬虔さを表すとされるニ短調という調性が、宗教的儀式の荘厳な雰囲気を強調しています。一方、ミサ・ブレヴィス K. 220は、サンクトゥスに見られる鳥のさえずりのようなモチーフから「すずめのミサ」と呼ばれ、金管と打楽器が効果的に使われています。 全体を通して、明るさと喜び、そして終曲の合唱による深い平安が印象に残る作品です。
収録作曲家:
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ショパン(1810-1849):
前奏曲
バラードとスケルツォ集 [ゴラン・フィリペツ]CHOPIN, F.: Preludes, Ballades and Scherzos (Filipec)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574660CD価格:2,100円(税込)
リスト作品の解釈で高く評価され、即興性のある演奏で注目されているゴラン・フィリペツが、ショパンの名作群に挑んだ意欲的なアルバム。詩人アダム・ミツキェヴィチの詩から着想して書かれた「バラード」と、本来「冗談・滑稽」を意味する曲をショパンが独自に発展、拡大した「スケルツォ」は、1835年から1843年にかけてそれぞれ個別に出版されました。 この録音では、フィリペツが作曲年代や調性の関連に着目して4つのバラードと4つのスケルツォを対にし、それぞれの前に前奏曲を置き、アルバム全体に有機的な流れを生み出しています。ショパン自身が前奏曲と他の作品を組み合わせて演奏したという記録も残されており、歴史的文脈を踏まえたプログラムともいえます。 パッセージの装飾やユニークなアコーギクなども含め、フィリペツの個性的なアプローチがショパンの作品に新たな光を当てる1枚です。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲 第18番・第22番
(イグナツ・ラハナーによる弦楽四重奏とコントラバス伴奏版) [アーロン・ゴールドスタイン、ファイン・アーツ四重奏団]MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 18 and 22 (arr. I. Lachner for piano, string quartet and double bass) (Alon Goldstein, Fine Arts Quartet, Cardoza)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.574693CD価格:2,100円(税込)
モーツァルト初期のピアノ協奏曲の中には、旅行先や家庭での演奏を想定して、弦楽四重奏のみでの伴奏を可能として書かれたものがあります。このアイデアを受け継いだのが、19世紀の作曲家イグナツ・ラハナー。彼はモーツァルトのピアノ協奏曲第16番から第26番までをコントラバスを加えた弦楽五重奏伴奏による室内楽版へと編曲。木管楽器の存在感が増す後期作品においても、ラハナーはその旋律を巧みに弦楽器に移し、ピアノ・パートには手を加えることなく小さな編成に仕上げています。 ここに収録された第22番も本来はクラリネットの導入をはじめとする革新的な楽器編成を特徴としており、ラハナーの手腕が生かされた編曲。内省的な旋律の変奏形式の第2楽章、そして生き生きとしたロンドの終楽章も魅力の名作で、カデンツァはゴールドスタイン自身によるものです。一方第18番は、盲目のピアニスト、マリア・テレジア・フォン・パラディスのために作曲されたとされ、比較的平易な技巧と親しみやすい旋律を特徴としています。
収録作曲家:
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ワーグナー(1813-1883):
歌劇《さまよえるオランダ人》 [ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン、香港フィル、ブライアン・マリガン、ジェニファー・ホロウェイ 他]WAGNER, R.: Fliegende Holländer (Der) [Opera] (B. Mulligan, J. Holloway, B. Register, Netherlands Radio Choir, Hong Kong Philharmonic, van Zweden)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:8.660572-73CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)
2012年から2024年まで香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めたヤープ・ファン・ズヴェーデンによる《さまよえるオランダ人》(演奏会形式)は、香港文化センター創立35周年を記念する特別な公演であり、ズヴェーデンの任期中における最後のオペラ上演となりました。このコンビは、2015年から18年に録音した《ニーベルングの指環》(8.501403)でアジアで初めて英『グラモフォン』誌のオーケストラ・オヴ・ザ・イヤーに選ばれており、そのワーグナー作品の演奏には世界的な定評があります。ここでも熱くて精緻な演奏を繰り広げ、その期待に応えています。 バリトンのブライアン・マリガン、ソプラノのジェニファー・ホロウェイら、実力派歌手陣による歌唱も見事。サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙のケン・スミス氏は、「この公演は、ズヴェーデンとオーケストラの協働の記念碑にふさわしい」と称賛しています。
収録作曲家:
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4手のためのピアノ作品集
シューベルト、ドビュッシー、フォーレ [Per Quattro ピアノ・デュオ]発売日:2025年09月26日
CD価格:3,675円(税込、送料無料)
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Unquiet heart
ブロホツカ(1982-):
器楽、室内楽、声楽作品集 [Various Artists]BROCHOCKA, K.: Servant Songs / Soliloquia / String Quintet (Unquiet Heart) (Rajk, Raff, Przemyk-Bryla, Kowal, Wośkowiak, Machowska, Podemski)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:CDAccordACD349CD価格:3,675円(税込、送料無料)
国際的なフェスティバルやコンクールでの受賞・入選歴を持ち、その作品はポーランド国内外で上演され、オーケストラからの委嘱や演劇・人形劇の音楽も手がけるピアニスト・作曲家カタジナ・ブロホツカ。この『Unquiet Heart 落ち着かない心』と題されたアルバムには2008年から2023年にかけて作曲された声楽曲から独奏曲まで、多彩な世界初録音作品が収録されています。近年の彼女は「心、精神」を重要なテーマとしており、多様な形式や伝統を巧みに取り入れた作品は、どれも聖書と関連を持っています。
収録作曲家:
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発売日:2025年09月26日
CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)
ローゼンタール、ゴドフスキ、ホフマンの孫弟子にあたる上野真、待望のラフマニノフ!巨匠ホルヘ・ボレット最後の弟子、上野真が、そのピアニズムのルーツを意識して取り組んだラフマニノフ「絵画的練習曲集」全曲アルバム。 決して感傷的にならず、内面的な詩情とパッションに満ちたラフマニノフの世界を繰り広げます。
収録作曲家:
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プーランク・プレイズ・
プーランク&サティ [フランシス・プーランク、ジャック・フェヴリエ、ジョルジュ・プレートル、フランス国立放送管弦楽団 他]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,250円(税込)
プーランクの卓越したピアニストとしての技量を伝える1枚。 サティはコロンビアのLP、自作のオーバードは同SPから復刻したもので、いずれも過去にCD化されたことのあるものですが、ここでは冒頭に収録された2台のピアノのための協奏曲に注目です。同じ顔合わせによる1962年4月のセッション録音(EMI/Warner)が名盤として知られていますが、ここに収録されたのは1962年12月1日に行われた演奏会の音源で、今回が初CD化。フランスの映像作家マルセル・ブリュワルが制作した「Les secrets de l'orchestre(オーケストラの秘密)」という映像に収められていたものです。モノラルながらピアノの音を粒立ちよくとらえており、プーランクらしい精彩に富んだ演奏を楽しむことができます。 演奏自体はセッション録音盤との大きな違いは聴かれませんが、この類まれなコンポーザー・ピアニストが心臓発作で急死する2か月前の演奏としても非常に貴重な音のドキュメントということが言えます。
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ジークフリート・ワーグナー・
コンダクツ・リヒャルト・ワーグナー [ジークフリート・ワーグナー、バイロイト祝祭管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団]発売日:2025年09月26日
CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)
リヒャルト・ワーグナーがコジマとの間にもうけた子ジークフリート・ワーグナーは、当初は建築を学んだものの、音楽の道に転じてフンパーディンクに師事し、後に作曲家および指揮者として活躍しました。指揮者としては、1896年の《ニーベルングの指環》をはじめとするバイロイト音楽祭での活動に加え、ドイツ内外で特にワーグナー作品の演奏で高く評価されました。 ここに収録された音源は過去にCD化されたことのあるもので、今回のCD化に際してはあらたにSP盤からリマスターが施されました。ノイズ除去を丹念に行った模様で、SP復刻盤としてはノイズが比較的抑えられ、刺激感の少ない音になっています。 ジークフリート・ワーグナーは十数作のオペラを書きました。このディスクの最後には彼の作品番号1となった《熊の皮を着た男》の序曲が収録されています。
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フローベルガー(1616-1667):
チェンバロのための組曲集 第4集 [ギルバート・ローランド(チェンバロ)]FROBERGER, J.J.: Suites for Harpsichord, Vol. 4 (G. Rowland)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:ATH23215CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)
Atheneレーベルの人気シリーズ、フローベルガーのチェンバロ組曲全集の完結編。フローベルガーは、後にバッハやヘンデルに受け継がれたアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグを基本とする組曲形式を確立した作曲家で、本作にはジーグを欠く3曲構成の作品も含まれ、多彩な内容が楽しめます。 演奏は1946年スコットランド生まれのギルバート・ローランド。これまでにヘンデルの組曲やソレールのソナタ全集などで高い評価を得ています。このシリーズは一貫してウェストンのホーリー・トリニティ教会で録音されており、今作もエンジニアのジョン・テイラーとタッグを組みました。華麗な響きと推進力、そして歴史的洞察に裏打ちされた明晰な演奏で、フローベルガー作品の優雅さと独創性を鮮やかに描き出しています。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
歌劇《後宮からの誘拐》 K.384 [ガエタン・ジャリ、ヴェルサイユ王室歌劇場、フロリー・ヴァリケット、マティアス・ヴィダル、ニコラ・ブローイマンス、グヴェンドリーヌ・ブロンデール 他]発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:CVS1542CD+DVD 3枚組日本語字幕なし価格:5,025円(税込、送料無料)
モーツァルト評価史を問い直す、瑞々しい古楽器演奏による「フランス語版」!モーツァルトの傑作歌劇を、歴史的なフランス語訳の台本を用い、古楽器オーケストラと欧州最前線の歌手勢で問い直す画期的企画。フランスではモーツァルトの歿後まもなく彼のオペラが少しずつ舞台にかかり、《後宮からの誘拐》は1798年、その5年前にパリ初演された《フィガロの結婚》に次ぐ「パリのモーツァルト歌劇」第2作となりました(その時に用いられた翻訳台本がここでも使用されています)。 演奏はCD2枚に収録された音源に加え、DVDで舞台上演も鑑賞できるようになっています。Chateau de Versailles Spectaclesは2021年にエルヴェ・ニケ指揮の《魔笛》(CVS030)でも同様の試みを成功させましたが、今回はヴェルサイユ宮殿の王室歌劇場で近年大躍進をみせるバロック歌劇のスペシャリスト、ガエタン・ジャリが瑞々しい古楽器オーケストラの響きをリード。自ら太守セリム役で舞台に上がるミシェル・フォーのクラシカル&スタイリッシュな演出で、ヴィダル、ヴァリケット、ブロンデールら最前線の歌手たちがその技量をいかんなく発揮。道化役のペドリーユ(ペドリッロ)を演じるエンゲルラン・ド・イスの立ち回りも臨場感を盛り上げ、ヴェルサイユの客席と舞台が同地の言語で心を交わし合う様子が伝わってくるかのようです。 同レーベルの常通りブックレットも充実(英・仏語)。作曲家早世後、国境を越えた大作曲家として名声を確立してゆく過程の重要な一端に触れた好企画に仕上がっています。
収録作曲家:
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神話とアクシデント
ダグ・ロフストロム:
声楽作品集 [ダグ・ロフストロム、ライアン・デ・ライク、ライアン・タウンセンド・ストランド、キンバリー・ジョーンズ、ダニエル・シュロスバーグ]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,475円(税込)
ダグ・ロフストロムは1970年代からジャズやクラシック、演劇までの多ジャンルで活躍するベーシスト・作曲家で、1990年代にはメトロポリス交響楽団の専属作曲家、80年代にはシカゴのフリー・ストリート・シアターの音楽監督を務めました。 このアルバムは彼の声楽作品を集めたもので、3つの歌曲集の世界初録音と、第二次世界大戦を題材にした歌劇《2人の兵士》(改訂版)の抜粋を収録。国際的に評価される演奏陣による、現代アメリカ声楽音楽の重要なコレクションとなっています。
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パリンプセスト
シューベルト、ショパン、
ケイ、フィニッシー、ハオ:
ピアノ作品集 [ロブ・ハオ]Piano Recital: Hao, Rob - CHOPIN, F. / FINNISSY, M. / HAO, R. / KAY, A. / LISZT, F. / SCHUBERT, F. (Palimpsest)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:DDX21140CD価格:2,475円(税込)
オーストラリア出身のロブ・ハオのデビュー・アルバム。タイトルに用いられた「パリンプセスト」とは羊皮紙などに書かれていた文字を完全には消さない状態で上書きしたもの。元からあった文字と新たに書かれた文字が両方読めることにちなみ、時代を超えた作品が相互に響き合うようなイメージを託しています。 中心となるのは、シューベルトの未完成ソナタ D.571 を現代的な視点で完成させた自作「パリンプセスト571」の初録音。他、アリソン・ケイのミニマルな練習曲や、フィニッシーの難曲《イングリッシュ・カントリー・チューンズ》など、多彩なレパートリーが収録されています。
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アドヴェナ
マーク・ブラー:
声楽作品集 [クレイグ・ヘッラ・ジョンソン、コンスピラーレ]BULLER, M.: Choral Music (Advena: Liturgies for a Broken World) (Conspirare, C.H. Johnson)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:DDX21143CD価格:2,475円(税込)
ヒューストンを拠点に活躍するマーク・ブラーの合唱作品集。伝統的な典礼様式を現代社会の課題に即して解釈した「Mass in Exile」と「Requiem in the Light」を中心に、英国詩人ユアン・テイトのテキストによる関連作品を併せて構成されています。 指揮者のジョンソンは、本作が美と真実を表現し、人間性や癒し、成長の力を呼び覚ます重要な作品だと語っています。グラミー賞を受賞したコンスピラーレが情感を込めて演奏しています。
収録作曲家:
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プッツ(1972-):
管弦楽のための協奏曲
サイレント・ナイト・エレジー
ヴィルレー [ステファヌ・ドゥネーヴ、セントルイス交響楽団]PUTS, K.: Concerto for Orchestra / Silent Night Elegy / Virelai (after G. de Machaut) (St. Louis Symphony, Denève)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:DE3620CD価格:2,775円(税込)
NAXOSレーベルからも複数の作品がリリースされているアメリカの人気作曲家ケヴィン・プッツの管弦楽作品集。 指揮者ステファヌ・ドゥネーヴはセントルイス響音楽監督就任記念作品「ヴィルレー」の委嘱のため、2018年に初めて電話で話をしたプッツと「ジョン・ウィリアムズ」「ビョーク」「バッハとモーツァルトの声楽作品」「フランス・ワイン」そしてセントルイスの街とオーケストラの素晴らしさについて意気投合したと言います。 「管弦楽のための協奏曲」もドゥネーヴとセントルイス響に献呈された作品で、2022年5月にテキサス州ユヴァルディで発生した学校銃乱射事件から受けたショックと、アメリカの若き詩人アマンダ・ゴーマンが同事件を受けて書いた『Hymn for the Hurting』に触発されています。全6楽章で最初に「Hymn」が置かれ、その後は楽章ごとに管弦楽の各セクションに焦点が当てられる構成。 「サイレント・ナイト・エレジー」は、2011年に初演され同年のピューリッツァー賞を受賞したプッツ最初の歌劇《Silent Night(きよしこの夜)》(NAXOS 8.669050)の音楽で構成され、続けて演奏される5つのセクションを通じて、歌劇のストーリーがほぼなぞられています。聴きやすくモダンな調性音楽です。
収録作曲家:
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メンデルスゾーン Xファイル
~弦楽四重奏曲 第6番ほか
(チェロの代わりにコントラバスを使用) [ウシア・マルティネス・ボターナ、セルゲイ・オストロフスキー、アレクサンダー・カガン、ノエミ・ビアロブロダ]MENDELSSOHN, Felix: String Quartet No. 6 / Capriccio, Op. 81, No. 3 (Mendelssohn X Files) (Botana, Ostrovsky, Kagan, Bialobroda)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:FUG847CD価格:2,775円(税込)
クレメラータ・バルティカの首席奏者であり、国際的に活躍するスペイン出身のコントラバス奏者、ウシア・マルティネス・ボターナがチェロの代わりに加わる、メンデルスゾーンの弦楽四重奏作品集。 コントラバスの音色が作品に深みと豊かなニュアンスを与え、作曲者の幸福な時期(Op. 44)、内省的な時期(Op. 81)、姉ファニーを失った悲しみの時期(Op. 80)に込められた感情をより奥深く表出しています。
収録作曲家:
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ヴェルディとベッリーニの歌劇による
トランスクリプション集
ビール、レイバッハ、ラフ、ゴリネッリ、バイエル [ルーベン・ミシェーリ]Opera Transcriptions for Piano (19th Century) - BIEHL, E. / LEYBACH, I.X.J. / RAFF, J. / GOLINELLI, S. / BEYER, F. (Paraphrases de Salon) (Micieli)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:GP943CD価格:2,175円(税込)
19世紀には、多くの作曲家が人気オペラの旋律をもとにピアノ独奏曲を作曲しました。このアルバムには、ベッリーニやヴェルディの名作オペラに基づく幻想曲や変奏曲が収められており、アリアや名場面が華やかに再構成されています。ビールやラフ、レイバックらによる《イル・トロヴァトーレ》や《椿姫》の編曲に加え、ゴリネッリやフマガッリ、バイエルらの技巧的かつ抒情的な作品も聴きどころです。サロンや家庭でオペラの感動を楽しめるよう工夫されたこれらの作品は、19世紀の音楽文化を今に伝える貴重なレパートリーです。 ピアニスト、指揮者、作曲家として活躍するルベン・ミシェーリは、イタリア・カターニアとベルギーで学び、第9回フランツ・リスト国際コンクール ワイマール - バイロイトで第2位に入賞するなど、40を超える国際コンクールでの受賞歴を誇ります。
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ゴドフロワ(1818-1897):
3つの性格的練習曲
20の旋律的練習曲
演奏会用練習曲 [ソフィー・アランク]GODEFROID, F.: 3 Études caractéristiques / Etude de concert, Op. 193 / 20 Études mélodiques (Studies for the Harp) (Hallynck)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:MEW2512CD価格:2,775円(税込)
ハープのパガニーニ、ゴドフロワの真髄ベルギーのナミュールに生まれパリで活躍、ハープ界のパガニーニと称された稀代のヴィルトゥオーゾ、作曲家、そして教育者フェリックス・ゴドフロワ。本アルバムは、彼が自身やプロの演奏家向けに作曲したハープのための練習曲集に焦点を当てています。これらの曲は単なる技術練習を超え、技巧と豊かな音楽性が融合した、絵画的・感傷的な性格的小品としての側面も持ち合わせています。各曲には明確な表現的特徴があり、笑いから涙まで幅広い感情を描写し、斬新な響きや大胆な和声の驚きに満ちています。 ベルギー出身のソフィー・アランクは作品に内在する技術的課題を克服しつつ、時代精神に忠実であり、超絶技巧と感情表現の絶妙なバランスを追求。その目標は音楽を通して技術を生き生きと発揮し、そこから生まれる感情を決して曇らせないことです。 歴史あるレパートリーを現代に伝える、ハープの魅力を再発見する一枚です。
収録作曲家:
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Because they have Songs
カウイー(1943-):
サクソフォン作品集 [ジェラルド・マクリスタル、リチャード・ショウ]COWIE, E.: Because They Have Songs, Books 1-4 (McChrystal, Shaw)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:MEX77122CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)
Fanfare誌で「自然界に関する音楽の第一人者」と評されるエドワード・カウイーによる“鳥たちからインスパイアされた音楽”シリーズ第4集。今作は、アフリカの24種の鳥を題材にしたサクソフォンとピアノのためのデュオ作品集です。 作曲家であり、画家・自然科学者でもあるカウイーが、ボツワナ各地での体験をもとに、鳥の歌声と豊かな自然の風景を音楽で鮮やかに描き出しています。自然への深い愛情と卓越した描写力が融合した一枚です。
収録作曲家:
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発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:MEX77402CD 4枚組価格:5,925円(税込、送料無料)
イギリスの現代作曲家マイケル・フィニッシーの作品を多数収録した、イアン・ペイス演奏による4枚組ボックスの登場。中心となるのは代表作「ヴェルディ・トランスクリプションズ」全曲と、作曲者自身に続く2度目の全曲録音となる「イングリッシュ・カントリー・チューンズ」、さらに18〜19世紀音楽に着想を得た作品群も含まれています。 ペイスは1990年代からフィニッシー作品を演奏し続けており、深い理解に基づく圧巻の解釈を披露します。詳細なライナーノーツ(52ページ、英語のみ)も付属し、作曲の意図や演奏解釈への貴重な視点を知ることができます。 2026年の作曲家80歳記念の先駆けとなるリリースです。
収録作曲家:
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さまざまな肖像
~クープランの小品によるクラヴサン・リサイタル~ [クリストフ・ルセ]COUPERIN, F.: Pièces de clavecin, Books 1-4 (selections) / L'art de toucher le clavecin (Portraits) (Rousset)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:MV013CD価格:2,775円(税込)
本場フランスの奏者が聴かせる機微と息吹を、ライヴ空間直送の音でマドリードに演奏会場を構えるフアン・マルク財団によるライヴ録音シリーズに、フランス随一のクラヴサン奏者クリストフ・ルセが登場。収録されている演目の全てが、フランス・クラヴサン音楽の粋たる大クープランの作品から厳選された小品というプログラムです。 「さまざまな肖像 Portraits」と題されているのは、鍵盤教師として上流社会の多くの人々と接してきたクープランが、実在人物になぞらえ名づけたと考えられる曲を重点的に選んでいるため。ルセはこの作曲家が第1と第2の曲集の間に発表した『クラヴサン奏法』に含まれる9曲を節目に置き、その後にそれぞれ同じ調の作品を続けて弾いています。そのためもあってかプログラムはなだらかに進行し、客席ノイズもあえてカットせず収録された一期一会の場の中、心地良い緊迫感のうちに続いてゆく演奏をじっくり味わえるのが嬉しいところ。ニュアンス豊かで機知に富んだルセのタッチが聴かせる色彩感は実に豊潤、打鍵で音に強弱をつけられない楽器の演奏であることを忘れてしまうほどで、まさに抜群の適性を活かした積年の経験の賜物というほかありません。 収録は2025年1月。欧州シーン最前線の空気を瑞々しく伝える1枚です。
収録作曲家:
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山下一史/愛知室内オーケストラ
シューマン(1810-1856):
交響曲全集
「ゲノフェーファ」序曲
「マンフレッド」序曲 [山下一史、愛知室内オーケストラ]SCHUMANN, R.: Symphonies (Complete) / Genoveva Overture / Manfred: Overture (Aichi Chamber Orchestra, Kazufumi Yamashita)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:MYCL-00065SACD-Hybrid 2枚組国内盤価格:4,950円(税込、送料無料)
山下一史と愛知室内オーケストラによる結実
情熱と喜びに満ち溢れるシューマン交響曲全集愛知室内オーケストラ創立20周年となった2022年より音楽監督を務める山下一史。その両者のひとつの成果、シューマン交響曲全集が完成です。就任時よりアンサンブルや音色面にて着実に精度を上げ、演奏面において高い評価を受ける同コンビ。共に歩みを進めてきた両者の一体感が伝わる演奏です。 若い頃カラヤンのアシスタントを務めていた山下一史の十八番といえるのが、ドイツ=オーストリア音楽の中心を成すシューマン交響曲です。厚みのある堂々としたサウンド、高揚感高める構築された演奏。愛知室内オーケストラの瑞々しい音色でシューマンを再現させました。この先、さらに飛躍する同コンビの一つの結実。渾身の演奏です。 ※第2番はMYCL00040と同一音源です。収録作曲家:
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ミニマル
スティーヴ・ライヒ、ニック・ベルチュ、
カミーユ・ペパン、シェリー・ワシントン [ストラスブール・パーカッション・グループ]発売日:2025年09月26日
CD価格:2,775円(税込)
ストラスブール・パーカッション・グループによるミニマル・アルバムが登場1962年結成のストラスブール・パーカッション・グループと、やはり1960年代に生まれたミニマル・ミュージック、これまで交わることの無かった2つの流れが初めて出会ったアルバム。スティーヴ・ライヒの傑作「マレット・クァルテット」を軸に、これと同じ2つのヴィブラフォンと2つのマリンバという編成の作品を集めています。 スイスに生まれ日本文化に造詣が深く、グループ「Ronin」を率いて主にジャズのカテゴリーで活躍するニック・ベルチュによる「Seven Eleven」は、絡み合うリズミックなサイクルが儀式的なグルーヴ感を生み出す作品。 フランスに生まれ、印象派やミニマルの影響を受けたカミーユ・ペパンへの委嘱作品「Avant, pendant, et pourtant」には、人生の困難の中でも希望を見出すという個人的な体験がこめられているといいます。 アメリカに生まれトラディショナルからジャズ、コンテンポラリーまで様々な音楽を吸収してきたシェリー・ワシントンによる「Sunday」のテーマは、失われた平穏な時間への郷愁。 今回のアルバムは制作手順においても、ステージでの実演を前に念入りなスタジオ・ワークを経て録音されるという、これまでの彼らと違う手法が取られており、さらにアルバムの芸術監督をフランスのジャズ・アコーディオン奏者ヴァンサン・ペラニが務め、アカデミックな現代音楽の枠に囚われない念入りな音作りが行われています。
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ホルスト(1874-1934):
惑星
エルガー(1857-1934):
序奏とアレクロ
愛の挨拶
(ピアノ・デュオ版) [テッサ・アイス、ベン・スクーマン(ピアノ・デュオ)]HOLST, G.: Planets (The) / ELGAR, E.: Introduction and Allegro / Salut d'Amour (Uys, Schoeman)
発売日:2025年09月26日
NMLアルバム番号:SOMMCD0709CD価格:2,250円(税込)
ベートーヴェン交響曲全集(シャルヴェンカ編)の録音で高い評価を得たテッサ・アイスとベン・スクーマンが、今回はホルストとエルガーのピアノ・デュオ版に挑みます。 1910年代初頭、ホルストは占星術に着想を得て、まず『惑星』をピアノ・デュオ版として作曲しました。この版は一時忘れられていましたが、1949年から1951年にかけて分冊で出版され、1979年にホルストの娘イモジェンが全曲版としてまとめたものがここで演奏されています。 エルガーの「序奏とアレグロ」は、ブルックナーの交響曲のピアノ版編曲で知られるオットー・ジンガーが連弾用に編曲し、エルガー特有の精緻な対位法と和声感を見事に再現しています。「愛の挨拶」は多くの編曲版が作られたため、ここで演奏される版の作者はわかっていません。二人の確かなアンサンブルと色彩感あふれるタッチが、傑作に新たな息吹を与えます。
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マルシュナー(1795-1861):
〈序曲と舞台音楽集 第3集〉
《エトナの城》
《ルクレツィア》 他 [ダリオ・サルヴィ、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団]MARSCHNER, H.A.: Overtures and Stage Music, Vol. 3 (Janáček Philharmonic Ostrava, D. Salvi)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:8.574483CD価格:2,100円(税込)
マルシュナーは、ウェーバーとワーグナーの間をつなぐドイツ・ロマン派オペラの重要な作曲家であり、代表作《吸血鬼》《ハンス・ハイリング》で知られています。このアルバムでは、彼の中期から晩年にかけての作品を中心に収録しています。 《エトナの城》は、ファウスト的な主題と超自然的要素を含むドラマティックな作品で、愛と野心の狭間で揺れ動く主人公ヴィルヘルムと、悪魔的な存在であるオルコ侯爵に運命を翻弄されるアーデルハイトの悲劇を描いています。特に第3幕の壮絶なクライマックスは圧巻です。 《ルクレツィア》は、古代ローマの伝説を題材にした2幕構成の歌劇。マルシュナーは古代の雰囲気を目指しながらも、スポンティーニ、グルック、ドニゼッティ、ベッリーニといった作曲家の様式を折衷的に取り入れています。 《ベブ(馬の子)》はインドを舞台にした風刺的な喜劇で、狡猾な奴隷ベブが主人の財産を奪うという筋書き。行進曲やバレエ音楽では、トリルやスタッカート、奇抜な装飾音がコミカルな雰囲気を醸し出します。 《歌王ヒアルネ、またはティルヴィングの剣》は、北欧の『フリッチョフのサガ』に基づく神話的世界と政治的・恋愛的なドラマが融合した壮大な物語を扱った作品。序曲や各幕の舞曲などで、管楽器や弦楽器を巧みに用いた交響的な音楽が展開されます。第1幕第7場でのメンデルスゾーンを想起させる軽快な曲想も魅力的。 《太鼓の前での婚約、あるいは忘れられた母》は、アダン、クレブス、ミュラーの作品を素材に構成された劇作品で、マルシュナーはアダンの《イヴトーの王》の序曲を編曲し、巧みに転用しています。
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〈ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第7集〉
アロイス(1860-1918):
ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Op.40
ヴィンクラー(1865-1935):
ピアノ三重奏曲 嬰ヘ短調 Op.17 [ブラームス・トリオ]Piano Trios (Russian) - ALOIZ, V. / WINKLER, A. (History of the Russian Piano Trio, Vol. 7: Lost in Russia) (Brahms Trio)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:8.574688CD価格:2,100円(税込)
NAXOSの人気シリーズ「ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史」。前作(8.574687)に続く“銀の時代”と“アール・ヌーヴォーの時代”の2人の作曲家の作品です。 ヴラディスラフ・アロイスは、チェコ出身でロシアで活躍したチェリスト・作曲家。彼のピアノ三重奏曲は、キエフ音楽院の院長でピアニストのプハルスキーに献呈されており、旋律美と情感の豊かさからアレンスキー作品にも匹敵すると評されます。1895年に初演され成功を収めたものの、次第に忘れられました。調性や形式においてロマン主義的価値観を守り、ドイツ・ロマン派の影響が色濃く表れた作品です。 アレクサンダー・ヴィンクラーは、ロシア帝国で活躍したオーストリア系の作曲家・ピアニスト。教育者としても活躍し、プロコフィエフらを育てた名教師として知られます。このピアノ三重奏曲は、古典的な4楽章構成で書かれ、複雑な対位法と印象派的響きが用いられており、終楽章では革命的な行進曲を思わせる旋律が現れるなど多彩な表現が融合した力作です。 西欧的な洗練とロシア的精神が交錯するこの作品は、ヴィンクラーの芸術性を示すものであり、彼の再評価のきっかけとなることでしょう。
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パパンドプロ(1906-1991):
クロアチア・ミサ [イヴァン・レプシッチ、バイエルン放送合唱団]PAPANDOPULO, B.: Hrvatska misa (Croatian Mass) (Auguštan, Runje, Mužek, Puškarić, Bavarian Radio Chorus, Repušić)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:900532CD価格:2,550円(税込)
ドイツでギリシア系の家庭に生まれたパパンドプロはクロアチアのザグレブで育ち、様々な楽器のための独奏曲やオーケストラ曲など400を超える作品を書きました。1862年創設の伝統ある合唱団Koloの指揮者を務めていたことから合唱作品も多く、ここに収録された「クロアチア・ミサ曲」はこの分野の代表作と呼べるものです。 カトリックの典礼文をクロアチア語訳したテキストを用いつつ、アドリア海沿岸のダルマチア地方に古くから伝わる教会聖歌の要素を取り込み、同地の合唱音楽の伝統に則って無伴奏で歌われるミサ曲は民族色豊かなもの。音楽的にはラフマニノフの徹夜祷に通じる低重心で東方聖歌的な趣きもあり、パワフルな歌唱とクロアチア語がもたらすと思われる独特な倍音を含む響きはブルガリアン・ボイスを連想させるものがあります。 クロアチア生まれの指揮者の下、4人のソリストに加え合唱指導者もクロアチアから招くという力の入った演奏が繰り広げられています。
収録作曲家:
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ラモー(1683-1764):
歌劇《カストールとポリュクス》
(1737年パリ初演版) [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ヴェロニク・ジャンス、レイナウト・ファン・メヘレン、タシス・クリストヤニス ほか ジェルジ・ヴァシュヘージ、オルフェオ・オーケストラ]RAMEAU, J.-P.: Castor et Pollux [Opera] (1737 version) (Wanroij, Gens, Mechelen, Christoyannis, Purcell Choir, Orfeo Orchestra, Vashegyi)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ALPHA1148CD 2枚組価格:4,875円(税込、送料無料)
この上ない歌手陣を迎えて贈る、ラモーの傑作抒情悲劇の初演版ラモーが1737年に発表した《カストールとポリュクス》は、1733年齢50で舞台音楽デビュー作《イポリートとアリシ》を披露した後、1735年の《優雅なインドの国々》を経た後の抒情悲劇第2作。彼がフランス王室の愛顧を得た後の1754年に大きな改稿を経て再上演され、同分野を代表する人気作の一つとなりました。2015年にはラファエル・ピション指揮ピグマリオンによる1754年版の全曲録音(harmonia mundi france)が話題を呼びましたが、今回ALPHAからリリースされるのは、好評のうちに20回上演を重ねながらその後何故か上演されることの無くなった初演版です。 物語の主人公は黄道十二宮の一つ、ふたご座のモデルになった兄弟。自分と同じくテライル姫に恋をしていながら、戦死してしまった双子の兄カストールを救おうと冥府へ向かう不死のポリュクスと、そのポリュクスに恋し冥府行きを止めようとするフェベの悲劇を、ファン・ヴァンロイ、ジャンス、ファン・メヘレン、クリストヤニスらフランス歌劇界を代表する重要歌手たちが聴き応え抜群の歌唱で演じます。 ハンガリーに拠点を置き、バロック作品蘇演のクオリティでフランスでも高い評価を受けるヴァシュヘージ&オルフェオ・オーケストラも、全編にわたり絶好調。要所ごと迫真の歌唱を聴かせるパーセル合唱団と共に、ルイ15世時代のフランスの聴衆を驚かせたラモーの至芸の真相に迫ります。通奏低音のみの箇所でチェロにコントラバスを重ねたり、舞踏の場面でクラヴサンを活用するなど、演奏経験と資料研究に基づくヴァシュヘージの対処も興味深いところ。欧州最前線のラモー解釈の充実を伝える新録音です。
収録作曲家:
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ヘンデル(1685-1759):
シャンドス・アンセム集
第3番・第4番・第6番・第11番 [ジョナサン・コーエン、アルカンジェロ]HANDEL, G.F.: Chandos Anthems - HWV 248, 249b, 251b, 256a (Anthems for Cannons) (Arcangelo, Jonathan Cohen)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ALPHA1153CD価格:3,075円(税込、送料無料)
英国最前線のグループが聴かせる、ヘンデル英国時代初期の4名品英国シーンの最前線をゆく古楽指揮者ジョナサン・コーエンとアルカンジェロによる、ヘンデルの名品集『シャンドス・アンセム』からの4曲。 ドイツ出身のヘンデルは当初ハンブルクの歌劇場、次いでオペラの本場イタリアで舞台音楽の作曲経験を積んだのち、30代前半に英国へ渡り不朽の名声を築きましたが、『シャンドス・アンセム』は英国に来て間もない頃、後に初代シャンドス公となったカーナーヴォン伯ジェイムズ・ブリッジズのために書かれました(一部は英国王室のために書いた既存曲の転用)。英国国教会の礼拝向けで英語の詩句が使われ、多くは3パートの合唱にヴィオラを欠いた3声の合奏を軸に作曲されています。現存する11曲のうち10曲は作曲者の存命中1748年に出版もされました。本盤ではそのうち4曲が選ばれ、8人の歌手と7人の弓奏弦楽器奏者、オーボエとファゴット各1、鍵盤2人とリュートからなる編成で緻密なアンサンブルを味わえます。 コーエン&アルカンジェロはこれまでもヘンデルの大小声楽作品で成功を収めており、2024年には大編成を要する晩期のオラトリオ《テオドーラ》の全曲録音(ALPHA1025)が英『グラモフォン』誌をはじめ批評各紙で高い評価を博しましたが、今回は一転、小ぶりの編成を活かした解釈が見事。声楽・器楽ともソロ部分が多く、室内楽的なやりとりの妙にも豊かな音楽的広がりにも事欠かない聴き応えあるアルバムに仕上がっています。
収録作曲家:
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〈次世代ソリストたちによるモーツァルトVol.13〉
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲 第2番・第4番
ホルン協奏曲 第3番
コンチェルトーネ [ギオルギ・ギガシュヴィリ、パスカル・ドイバー、ヴェリコ・チュンブリゼ、ソフィコ・チュンブリゼ、サーシャ・カリン、マルクス・トマス・プージェ]MOZART, W.A.: Concertone / Horn Concerto No. 3 / Piano Concertos Nos. 2 and 4 (Calin, Deuber, S. and V. Tchumburidze, Pouget, Gigashvili, Griffiths)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ALPHA1160CD価格:3,075円(税込、送料無料)
次世代ソリストたちによるモーツァルトに
ギオルギ・ギガシュヴィリ、パスカル・ドイバーら期待の俊英が登場若い世代から中堅までのアーティストが登場する「次世代ソリストたちによるモーツァルト」第13集。 ホルンのパスカル・ドイバーは、ハンブルク・フィル、バイエルン国立歌劇場などの首席を歴任し、2025年夏からはトーンハレ管の首席に就任が決まっている俊英。伸びやかな音色で歌心溢れる音楽を聴かせ、自作のカデンツァでは重音を印象的に挿入するなど高い技術と個性的なアイデアも魅力です。 2曲披露するギオルギ・ギガシュヴィリは、ソロ・アルバム「MEETING MY SHADOW」をALPHAから2023年にリリースした気鋭のピアニスト。エレクトロ・ユニットでも活躍する現代的な感性と、アルゲリッチも認める高い演奏技術を併せ持つ彼ならではの活き活きとしたモーツァルト像を展開しています。 トルコに暮らすジョージア人音楽一家に生まれたヴェリコとソフィコのチュンブリゼ姉妹のヴァイオリンを中心に、モーツァルテウム管のメンバーがソリストを務めるコンチェルトーネは、ソリスト達が描く音の綾と管弦楽との対比がたいへん魅力的な仕上がり。名匠ハワード・グリフィスの采配が今回も冴え渡っています。収録作曲家:
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心と理性
ブルボン最盛期のフランス音楽と女性
クレランボー(1676-1749)
ラルエット(1651-1728)他:
ミゼレーレとエール・ド・クール [ラ・ネレイード]Vocal Music (French) - CAMUS, S.L. / CHABANCEAU DE LA BARRE, J. / CLÉRAMBAULT, L.-N. / DU PARC / LALLOUETTE, J.F. (Le Cœur et la Raison) (La Néréide)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ALPHA1169CD価格:3,075円(税込、送料無料)
絶対君主政のフランスをしなやかに生きた女性たちの声ヨーロッパの古楽シーン最前線で活躍する古楽系歌手3人を中心とする古楽アンサンブル、ラ・ネレイードによる、フランス17世紀のエール・ド・クール(宮廷歌曲)と教会音楽をバランスよく集めたアルバム。2つの「ミゼレーレ」を軸に、教会音楽ではオルガン、エール・ド・クールではテオルボやリュートとガンバが加わり、3人の歌をしなやかに彩ります。 エール・ド・クール群は全て太陽王ルイ14世の治世に書かれたもので、ここでは女声3声のユニゾンで歌われるのが特徴(エールは当時かなり柔軟な編成で演奏されており、この解釈も逸脱ではありません)。また1726年に有名な定期演奏会コンセール・スピリチュエルで初演された珍しい「ミゼレーレ」の作者ラルエットはルイ14世の王室音楽総監督リュリの門弟で、もう一つの比較的知られた「ミゼレーレ」の作者クレランボーはルイ14世存命中から頭角を現し、晩年の王が秘密結婚したマントノン夫人と運営したサン=シールの王立女学院でオルガニストを務めていました。 男性的な芸術様式が発達し、社会も何かと男権優位のように見えるバロック期のフランスで、女性たちが立場を制限されながらもいかに芸術の洗練に大きく関わっていたかを示す入念なプログラム。高音域の古楽歌唱3声の重なりはユニゾンでも和声部分でも実に霊妙で、昔日の祈りのひとときを追体験させてくれる忘れがたい1枚に仕上がっています。
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発売日:2025年09月19日
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
作曲家の存命中から体系的にシュニトケ作品を録音し、交響曲全集など貴重なリリースを行ってきたBISレーベル。しばらくシリーズは中断されていましたが喜ばしいことに新録音が登場、ピアノ曲全集録音企画の第1弾です。「BISのシュニトケと言えばこれ」なジャケット・デザインも健在で嬉しい限り。これまでにティシュチェンコ(BISSA2189)やショスタコーヴィチ(BISSA2550)の録音を世に出しているニコラ・スタヴィによる演奏。 シュニトケのピアノ作品はさほど多くありませんが、作曲家自身が「無名時代」と表現した1950年代から、世界的な名声を得、同時に病に苦しんだ1990年代まで、幅広い時代にわたって書かれました。「5つの前奏曲とフーガ」、「前奏曲とフーガ」はショスタコーヴィチからの影響が見える初期作品で、その先にシュニトケ音楽の源流のひとつであるバッハの影をも感じます。また強烈な音響も存分に登場。息子アンドレイのために書かれた「小さなピアノ小品集」は素朴な民謡や平易な書法が軸にありつつ、辛口の不協和音程が効いています。 激しく熱気にあふれていながら形容しがたい暗さをもった「ピアノ・ソナタ第2番」、「5つの格言」はシュニトケ90年代の語法が色濃く反映された聴きごたえある作品。ちなみに「5つの格言」はノーベル賞詩人、ヨシフ・ブロツキーの詩を曲間に朗読するという構想のもと書かれた作品です。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリースです。
収録作曲家:
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カヴァッリ(1602-1676):
宗教音楽集(1656年ヴェネツィア刊)より
8声のミサ曲
(多くの楽器を伴うコンチェルタート様式による) [ブルーノ・ジーニ、アンサンブル・ロカテッリ、アンサンブル・ロカテッリ、クレマ・C.モンテヴェルディ合唱団 他]CAVALLI, F.: Missa a 8 voci concertata (Coro Claudio Monteverdi di Crema, More Antiquo, Ensemble Locatelli, UtFaSol Ensemble, Gini)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CDS8074CD価格:2,175円(税込)
カヴァッリの宗教音楽演奏の第一人者による注目の新録音。
声と楽器が競い合う大規模なミサ曲!モンテヴェルディの高弟として知られるフランチェスコ・カヴァッリ。少年期からモンテヴェルディが楽長を務めるヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂聖歌隊の一員として加わり、その後、おそらくモンテヴェルディの下で作曲を学び、やがてヨーロッパ中を股にかけて活躍する当代最高のオペラ作曲家として高い名声を誇りました。現代ではオペラでの業績が語られることの多いカヴァッリですが、サン・マルコ大聖堂で長年に渡って楽長を務めていただけあって、教会音楽の分野でも数多くの優れた作品を書き、2巻の曲集として出版されました。 ここに録音されたミサ曲は、1656年に出版された最初の宗教音楽集に収録されていたもの。8人の独唱者、2群の4声の合唱団、そして多くの楽器から成る大規模な作品で、ヴェネツィア楽派のコーリ・スペッツァーティと呼ばれる複数の合唱隊を要する様式を応用し、華麗な独唱と壮麗な合唱や器楽が立体的に響き合うように書かれています。 カヴァッリの研究家であり、その宗教音楽の復興に力を注いできたイタリアのベテラン指揮者ブルーノ・ジーニは、自らが創設した約40年の歴史を持つ合唱団を中心に、複数の声楽&器楽アンサンブルの合同部隊を率いて、このミサ曲が諸聖人の祝日の典礼で演奏された様を再現。同祝日ゆかりのグレゴリオ聖歌を織り交ぜつつ、サン・マルコ大聖堂に鳴り響いたであろう荘厳で複雑な響きを現代によみがえらせています。 ブルーノ・ジーニは、1986年にカヴァッリの生地であるクレマでクラウディオ・モンテヴェルディ合唱団を創設。17世紀のイタリア・バロックの宗教音楽、特にカヴァッリのスペシャリストとして、同合唱団とカヴァッリの宗教音楽の貴重な録音となるCDを数多くリリースしています。モーレ・アンティクォはジョヴァンニ・コンティ率いるグレゴリオ聖歌を専門にする声楽アンサンブルで、この録音では、カヴァッリの活躍していた時期にヴェネツィアで出版されたグレゴリオ聖歌の楽譜を基にして歌っています。 まだまだ脚光を浴びているとは言い難い教会音楽家としてのカヴァッリの魅力を堪能できる1枚です。収録作曲家:
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レンダーノ(1853-1931):
ピアノ協奏曲
アレグロ [ダニエラ・ローマ、ヴィート・クリストファーロ、オルデンブルク州立管弦楽団]RENDANO, A.: Piano Concerto (Roma, Oldenburg State Orchestra, Cristofaro)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CDS8081CD価格:2,175円(税込)
アルフォンソ・レンダーノは19世紀後半のイタリアにおける器楽作品復興を牽引した作曲家の一人。リストやロッシーニから高く評価されるとともに、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏やヨーゼフ・ヨアヒムとの共演などピアニストとしても活躍しました。 このアルバムに収録されたピアノ協奏曲は、作曲者がリストと共に2台ピアノ版で初演した際、リストが「力強く卓越した作品」として非常に高く評価したものです。全体にラプソディックな曲調と、レンダーノが愛したカラブリア民謡の響きが感じられます。併せて収録の「アレグロ イ短調」は1969年に発見された彼の成熟期の作品です。 ピアノはレンダーノ作品の第一人者であり、ピアノ曲やピアノと弦楽の五重奏曲の世界初録音も行ったダニエラ・ローマが担当しています。
収録作曲家:
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地平線
フランスの歌曲集
リリ・ブーランジェ、カナル、ドビュッシー、
ポリニャック、クレティアン、デュパルク、シュトロール 他 [キティ・ウェイトリー、エドウィジュ・ヘルシェンローダー]Vocal Music (French) - BOULANGER, L. / CANAL, M. / CHRÉTIEN, H. / DEBUSSY, C. / DUPARC, H. / POLIGNAC, A. de (Horizons) (Whately, Herchenroder)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CHAN20324CD価格:2,400円(税込)
19世紀末から20世紀前半のパリを拠点に活躍した作曲家たちの歌曲を取り上げたアルバム。この時代のパリは、1889年の万国博覧会などを契機に地理的・文化的な関心が広がり、芸術的にも刺激に満ちた都市であるとともに、女性作曲家の活動も盛んになっていました。このアルバムでは、そうした女性作曲家の作品を中心に選曲。ピエール・ルイスによる官能的な詩に基づく「ビリティスの歌」や、中国の詩をフランツ・トゥーサンがフランス語に翻訳した「翡翠の笛」など、当時人気を博した詩を用いた作品が含まれています。カナルの「翡翠の笛」やクレティアンの3つの歌曲は、いずれも世界初録音となります。 艶のある歌声の持ち主、メゾ・ソプラノのキティ・ウェイトリーは、英国で学び、キャスリーン・フェリアー賞などを受賞後、ヴェルビエ音楽祭アカデミーに参加。2013年から2015年にかけてはBBCニュー・ジェネレーション・アーティストとして活動し、BBCプロムス出演や新作歌曲の委嘱などを行いました。ベルリン・フィルをはじめとする主要オーケストラと共演し、リサイタルやオペラなど多方面で活躍する他、「SWAP’ra」の共同設立者として、女性音楽家の支援にも力を入れています。 エドウィジュ・ヘルシェンローダーは、エリック・ヴィドンヌに師事し、ロンドン王立音楽アカデミー大学院でマルコム・マルティノーらの指導を受けました。キティ・ウェイトリーや女優ドミニク・ブランと共演したシェイクスピアを題材にしたリサイタルなどでも注目を集めるだけではなく、エコールノルマル音楽院でフランス語発音や役作りの指導にもあたるなど教育の面でも活躍しています。
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海
フランスのピアノ三重奏曲
- サン=サーンス、メル・ボニス、ドビュッシー [ニーヴ・トリオ]発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CHAN20337CD価格:2,400円(税込)
アメリカ、ロシア、日本の奏者によって2010年に創設された、ゲール語で「明るく」「晴れやかな」といった意味の名前を持つ「ニーヴ・トリオ」。この最新アルバムは19世紀末から20世紀初頭のフランス作品に焦点を当てたもので、作曲から完成までに5年以上を要したサン=サーンスの「ピアノ三重奏曲第2番」、規模こそ小さいものの、ロマン主義と印象主義の世界を橋渡しするようなメル・ボニスの「夕暮れと朝」に続き、アルバムの後半にはサリー・ビーミッシュによるドビュッシーの「海」の編曲版が収録されています。 ビーミッシュは、この交響的な作品をピアノ三重奏に編曲するにあたり、ドビュッシーらしい色彩感とテクスチュアを重視。その結果、この有名曲を新鮮な響きで楽しめる編曲が生まれました。
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モーツァルト(1756-1791):
〈ピアノ独奏作品集 第2集〉
きらきら星変奏曲
ピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付」他 [フェデリコ・コッリ]MOZART, W.A.: Piano Works, Vol. 2 - Sonata No. 11 / Variations, K. 265, 455 / Adagio, K. 540 (Colli)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CHAN20350CD価格:2,850円(税込)
デイリー・テレグラフ紙が「美しく軽やかなタッチと抒情的な優美さ」と称賛するフェデリコ・コッリによるモーツァルト作品集。 第2集となるこのアルバムは、モーツァルト晩年の作品である「アダージョ K.540」で幕を開けます。続く2つの変奏曲でコッリは各変奏に豊かな表情を与え、主題との関連性を巧みに浮かび上がらせています。アルバムの締めくくりはピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」。こちらの第1楽章も主題と6つの変奏で書かれています。第2楽章はメヌエットとトリオ、そして終楽章はモーツァルト屈指の人気曲「トルコ行進曲」で結ばれます。 フェデリコ・コッリは1988年、イタリアのブレシアに生まれ、ミラノやザルツブルクで研鑽を積みました。2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝を飾り、その後は世界各地の主要オーケストラや名指揮者と共演、欧米・アジアの著名ホールでも演奏を重ねています。室内楽にも積極的に取り組み、数多くの実力派奏者と共演。録音活動ではスカルラッティやバッハ、モーツァルトの作品を中心に高い評価を得ています。
収録作曲家:
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Pictures from Finland
フィンランドの絵画
パルムグレン、シベリウス
マデトヤ、ライティオ、カヤヌス [ラモン・ガンバ、オウル・シンフォニア 他]Orchestral Music (Finnish) - PALMGREN, S. / MADETOJA, L. / RAITIO, V. / KAJANUS, R. / SIBELIUS, J. (Pictures from Finland) (Oulu Symphony, Gamba)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CHAN20401CD価格:2,400円(税込)
2023年発売の『フィンランドの序曲集』(CHSA5336)に続く、ラモン・ガンバとオウル・シンフォニアによるフィンランドゆかりの作品を集めた1枚。四季や風景をテーマにした多彩で詩的な小品が収録されています。 アルバム・タイトルはパルムグレンの交響的絵画「フィンランドから」から採られており、これは四季の移ろいを描いた4つの楽章で構成された、自然への賛美と豊かな色彩感にあふれた組曲。 オウル出身のマデトヤによる「田園組曲」は、1916年のピアノ曲集をもとに1933年に編曲された作品で、澄んだ夜明け、遊び心、広大な風景と孤独感、そして優雅で洗練された舞曲といった詩情豊かな世界が描かれています。一転、彼の「悲しむマリア」はフィンランド内戦間近の不穏な空気を反映した作品です。 他には、シベリウスが義兄アルヴィド・ヤルネフェルトの戯曲のために作曲した「鶴のいる風景」、そして「フィンランド音楽の父」と称されるカヤヌスの、民俗的要素を色濃く反映した「フィンランド狂詩曲第2番」など、自然や伝承に根ざした作品が並びます。 さらに、斬新な作風が知られるライティオの作品も含まれており、フィンランドの管弦楽作品の多彩で魅力的な姿を多角的に紹介する内容となっています。
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チャイコフスキー(1840-1893):
〈管弦楽作品集 第3集〉
管弦楽組曲 第2番
スラヴ行進曲他 [アルペシュ・チャウハン、BBCスコティッシュ交響楽団]TCHAIKOVSKY, P.I.: Orchestral Works, Vol. 3 - Suite No. 2 / Marche slave / The Storm (BBC Scottish Symphony, Chauhan)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CHSA5352SACD-Hybrid価格:2,700円(税込)
好評シリーズ、アルペシュ・チャウハンとBBCスコティッシュ交響楽団によるチャイコフスキー管弦楽作品集。この第3集は、交響曲よりも自由な形式で書かれた管弦楽組曲第2番を中心に、歌劇《エフゲニー・オネーギン》から「間奏曲とワルツ」、「ポロネーズ」などの有名曲をはじめ、学生時代の作品「雷雨」と歌劇《チャロデイカ》からの曲が並び、最後は勇壮なスラヴ行進曲で幕を閉じるという選曲です。チャウハンは、オーケストラから精緻な音を引き出すとともに、あまり演奏されない作品でも細部まで行き届いた演奏を聴かせます。名プロデューサー、ブライアン・ピジョン&録音エンジニア、ラルフ・カズンズのコンビによる収録。SACDでのリリースです。 バーミンガム出身の指揮者アルペシュ・チャウハンは、スクロヴァチェフスキに師事し、ヴァシリー・ペトレンコやファンホ・メナのマスタークラスに参加。2014〜2016年にはバーミンガム市交響楽団の副指揮者を務め、アンドリス・ネルソンス、エドワード・カードナーの薫陶を受けました。2015年にデビュー後、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルの首席指揮者に就任し、ブラームスの交響曲全曲などを指揮。現在はデュッセルドルフ交響楽団の首席客演指揮者、バーミンガム・オペラ・カンパニーの音楽監督を務める傍ら、世界各地の主要オーケストラに客演しています。また、音楽教育にも積極的に関わり、若い音楽家の支援に尽力しています。2022年に大英帝国勲章OBEを受章しました。
収録作曲家:
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ショパン(1810-1849):
マズルカ集 第1集 [イングリット・フリッター]CHOPIN, F.: Mazurkas, Vol. 1 (Fliter)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CKD780CD価格:2,775円(税込)
イングリット・フリッターが誘う、ショパン『マズルカ』の真髄テレグラフ紙に「ショパンを弾くために生まれた」と称賛されたイングリット・フリッター待望の新録音。ギルモア・アーティスト・アワード受賞者であるフリッターが、長年にわたるショパン探求の旅をマズルカ全集でさらに深化させます。 本作は、素朴な民俗舞踊に根差した初期の作品から、複雑な対位法と和声で形式の限界を押し広げ、ジャンルの金字塔となった後期の洗練された作品まで、ショパンがマズルカを通して示したスタイルの進化を余すことなく収録しています。フリッターならではの情熱的でありながら思慮深く繊細な音楽作りと高度なテクニックが、この歴史的変遷を鮮やかに描き出す必聴の一枚です。
収録作曲家:
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ルイ14世のギター
ギターとテオルボを軸とした17世紀の作品集
[レア・マソン、リリ・エモニノ、マルコ・アンジョローニ、ルイーズ・エアトン、アルノー・コンデ、ナターシャ・ゴーティエ、ジュリアン・グルダン]発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:CVS171CD価格:2,775円(税込)
フランス音楽史の核心に触れる、ギターとテオルボを軸とした音世界イタリア音楽全盛の17世紀にあって、フランス独自の様式を配下の音楽家たちに確立させた太陽王ルイ14世。そのフランス宮廷様式の音楽も、よく読み解いてゆくとイタリアとスペインの影響を強く受けていたことがわかります。 そうした背景に光を当てる選曲を通じ、ここで優れた古楽器奏者・歌手たちと巧みな演奏を聴かせるのは、現代ギター、19世紀以前の古楽器ギターとテオルボを使い分ける新世代の名手レア・マソン。スペイン王室から王妃を迎えるより前、幼少の頃からギターに親しんでいたルイ14世の宮廷で、後に王室音楽総監督となるリュリや、同じくイタリア出身で王のギター教師となったコルベッタ、その門弟ド・ヴィゼーらが時に独奏、時に声楽や器楽を交えた伴奏役で、スペイン起源のギターをいかに活用していたか探ります。 ナポリ王国やミラノ公国などスペイン領になった地域を介し、同じ頃イタリアにも流入していたギター音楽を抑えている点も重要で、バルトロッティのギター独奏向け組曲などは同時代人コルベッタやリュリのイタリア時代にも意識を向けてくれる好演目。レア・マソンはド・ヴィゼーのシャコンヌや声楽作品など一部でテオルボに持ち替えつつ、ギターでも自身の見事な指回りや楽器特有の勢いに頼り切ることなく、じっくり各楽曲の造形を浮き彫りにしてゆく丁寧な音作りで聴き手を深い鑑賞体験へと誘います。
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アルヴェーン(1872-1960):
管弦楽伴奏による歌曲全集 [ザビーナ・ビショルト、カール=マグヌス・フレドリクソン 他、パトリーク・リングボリ、エーテボリ歌劇場管弦楽団]ALFVÉN, H.: Orchestral Songs (Complete) (Avemo, Bisholt, Westman, Fredriksson, Gothenburg Opera Orchestra, Ringborg)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:dBCD218CD価格:2,475円(税込)
ヒューゴ・アルヴェーンは近代スウェーデンを代表する作曲家であり、ヴァイオリニスト、指揮者、そして画家としても才能を発揮しました。彼の音楽はロマン主義、民族主義、印象主義の影響を受け、特に色彩豊かな管弦楽法が特徴です。 彼が書いた100曲以上の歌曲から管弦楽伴奏付きの作品を集成したのが当アルバム。比較的簡潔な初期作品から、印象主義的な色彩や複雑なハーモニーを取り入れた後期作品まで、作風の変遷を辿るとともに、北欧ロマン主義ならではの詩情を楽しむことができます。
収録作曲家:
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Full of Grace
ウッドホール:
合唱作品集 [ジェームズ・ウッドホール、カントレス・ルシス、室内合唱団]WOODHALL, J.: Choral Music (Full of Grace) (Cantores Lucis, Woodhall)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:DDX21127CD価格:2,475円(税込)
英国の作曲家ジェイムズ・ウッドホールの合唱作品集。聖典や古代の祈り、神秘的な啓示から着想を得作品は、合唱音楽の伝統と現代的なサウンドを織り交ぜており、マクミランやタヴナーの作品に通じるものがあります。アルバム・タイトルでもある冒頭の「Full of Grace」は受胎告知をテーマにした瞑想曲で、温かみのある響きが特徴です。 中心となるのは《The Damascus Road ダマスカスの道》。新訳聖書の『使徒言行録』に基づくカンタータで、サウロの回心の物語を鮮やかに描きます。他には「羊飼いたちのキャロル」など4作品が収録されています。
収録作曲家:
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声と魂の架け橋
イタリア・オペラ・アリア集 [アルセン・ソゴモニャン、コンスタンティン・オルベリアン、カウナス市交響楽団]Vocal Recital (Tenor): Soghomonyan, Arsen - CILEA, F. / LEONCAVALLO, R. / MASCAGNI, P. / PUCCINI, G. / VERDI, G. (Bridges of Voice and Soul)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:DE3614CD価格:2,775円(税込)
2025年5月《スペードの女王》のヘルマン役でメトロポリタン歌劇場へのデビューを飾り、英雄的な成功と絶賛されたアルメニア出身のアルセン・ソゴモニャン。ドラマティックなレパートリーで急速に注目を集めている彼のソロ・デビュー・アルバムが登場。バリトン出身ということもあり重心の低い声質ながら、高音でも素晴らしい伸びを聴かせるダイナミックな歌唱を、イタリア・オペラの名曲をずらっと並べたプログラムで堪能することが出来ます。 共演も、「オペラ・ニュース」誌で「歌手にとって夢のコラボレーター」と絶賛されたコンスタンティン・オルベリアン率いるカウナス市交響楽団と万全。
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リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
シェエラザード
《プスコフの娘》序曲
グリンカ(1804-1857):
2つのロシアの主題による交響曲 [エフゲニー・スヴェトラーノフ、ロンドン交響楽団、ソヴィエト国立交響楽団]RIMSKY-KORSAKOV, N.A.: Scheherazade / GLINKA, M.I.: Symphony on 2 Russian themes (London Symphony, USSR State Symphony, Svetlanov)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:ICAC5186CD価格:2,175円(税込)
スヴェトラーノフの「シェエラザード」初CD化ライヴBBCから嬉しい蔵出し音源が登場です。 スヴェトラーノフの「シェエラザード」といえば1969年録音ソヴィエト国立交響楽団とのMELODIYA盤のほか、1978年2月録音ロンドン交響楽団とのEMI盤、同月同組合せのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ(BBC)が知られますが、今回登場するのはそのおよそ半年後、やはりロンドン響とのエディンバラ音楽祭でのライヴ。78年2月のセッションとライヴを比べてもテンポがだいぶ変わっていますが、今回は同年の録音で最も速く、楽章ごとに2月の速い方と比べると演奏時間で最大50秒ほども短くなっており、テンポの速い箇所はこれでよく崩壊しないというほどの緊迫感。そんな中でも際立つアンサンブルの美しさや各ソロの自発的な歌い回しはさすがロンドン響の名人芸といったところで、ダイナミックと繊細が共存するスヴェトラーノフの特性も生きており、特に高く評価していたという英国ブラス(ヴィブラートを効かせたロシアの金管には厳しい見解を持っていたそう)を鳴らし切った表現は爽快そのもの。 アルバムには併せて同日のライヴである《プスコフの娘》序曲を収録。またソヴィエト国立響と客演した68年のエディンバラ音楽祭ライヴであるグリンカは、以前BBC LegendsでCD化されたもと同じ音源です。いずれもBBCのオリジナルマスターからRe:Soundのポール・ベイリーによる丁寧なリマスターが今回新たに施され、会場の熱気が伝わる素晴らしい音に仕上がりました。
収録作曲家:
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シューマン(1810-1856):
弦楽器、管楽器、ピアノのための室内楽作品集 [ピエール・フシュヌレ、テオ・フシュヌレ、リズ・ベルトー、アンナ・シプニエフスキ、フランソワ・サルク、カロリーヌ・シプニエフスキ、フローラン・プジュイラ]SCHUMANN, R.: 3 Romanzen, Op. 94 / Märchenbilder, Op. 113 (Schumann Collection - Strings, Winds and Piano Works) (P. and T. Fouchenneret, Berthaud)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:LBM080CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
フシュヌレ兄弟を中心として録音が続けられるシューマンの室内楽ライヴ録音シリーズの第5弾。シューベルトの影響とファンタジー、おとぎ話をテーマに、旋律美を堪能できる選曲となっています。 ライヴならではの親密さと緊張感、そこから生まれる高揚感が作品それぞれに新鮮味と生命力を与えた、聴き応えたっぷりのアルバムです。
収録作曲家:
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プラン・ジュ
ブゾーニ編曲によるバッハ作品集 [ジャン=フィリップ・コラール]BACH, J.S.: Preludes and Fugues, BWV 532, 552, 565 / Toccata, Adagio and Fugue, BWV 564 (arr. F. Busoni) (Plein jeu) (Collard)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:LDV139CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
コラールによるバッハ登場!
ブゾーニ編曲によるオルガン作品集ジャン=フィリップ・コラールのディスコグラフィのなかでも類をみない本盤は、ブゾーニによるバッハのオルガン作品のピアノ編曲に捧げられている。コラール自身の深い欲求から生まれたこのプログラムは、彼にとって一つの到達点と言えるだろう。 ジャン=フィリップ・コラールを突き動かしたのは、以下の三つのねらいだった: 自身が愛着を抱き続けてきたバッハのオルガン音楽に身を浸すこと/その情熱を、バッハの偉大な宗教音楽によって育まれた自らの少年時代と再び結びつけること/そして、バッハという文化を自身に植えつけ、今もなお霊感を与えてくれる音楽家の実父にオマージュを捧げること。これまで約60点の録音を発表したジャン=フィリップ・コラールには、自らの才能を確立しているレパートリーから脱し、画期的なプロジェクトを手がけたいとの野心もあった。そうして彼は、その演奏家としてのキャリアの極致で、ある種の“総括”を試みた。しかしそれは、自らのキャリアの総括ではなく、ピアノを取り巻く自らの家族の歴史の総括だった。その最大の“共通分母”がバッハであったというわけだ。 本盤が体現する“到達点”は多面的である。何より、音楽がジャン=フィリップ・コラールに深い充足感をもたらした。バッハのオルガン作品は、ブゾーニのピアノ編曲を通じて広がりを得、それによってコラールのバッハ作品をめぐる記憶も純化されるに至った。本盤は、録音という行為そのものの到達点を体現してもいる。バッハのオルガン作品の編曲という傑出したピアノ素材は、本盤の存在理由をこれ以上なく揺るぎないものにしていると、ジャン=フィリップ・ コラールは述べている。 本盤は彼にとって、譜面と手に刻み込まれている音楽の生理学的な調和を通して、ピアニストの所作が到達点へと至ることをも意味した。本盤のプログラムが差し出しているのは、彼のピアニストとしての知の完遂でもある。“音の職人”ジャン=フィリップ・コラールは、一つの環(わ)が閉じたような感覚を喜びとともに噛みしめている。彼は沈思する――これ以上、何を探求できるというのだろう? 本盤のタイトルであるオルガン用語「プラン・ジュ Plein jeu (※ストップの配合の一つで、最もオルガンらしい音色といえるフルー管の組み合わせ)」は、この充足感と、ピアノへの総力的かつ壮大なアプローチを象徴的に表している。収録作曲家:
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THE SLEEP OF REASON
サヴァシュカン:
無伴奏フルートとエレクトロニクスのための音楽集 [ノエミ・ジェーリ、シナン・カーター・サヴァシュカン]SAVASKAN, S.: Sleep of Reason (The) / Una rilettura indipendent / Always at Dusk, No. 3 (Győri)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:MEX77137CD価格:2,475円(税込)
トルコに生まれロンドンを拠点とする作曲家サヴァシュカンの作品集。彼の約50年にわたる作曲活動を通じ、フルートの音色が持つ抒情的な表現力とその変容の可能性、エレクトロニクスとの親和性が探求されています。 中心となるのは、ノエミ・ジェーリのために書かれた5楽章の大作「‘… una rilettura indipendente’」。緊張感溢れるこの作品は、サヴァシュカンの音楽的美学を象徴したもの。その他に、内省的な「The Sleep of Reason」、静止する時を表現した「Always at Dusk, No.3」が収録されており、作曲家の多面的な音世界を提示しています。 エレクトロニクスはすべてフルート音から生成され、楽器の延長として有機的に用いられています。
収録作曲家:
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NEW FRENCH SONG II
新しいフランスの歌 第2集 [アリソン・スマート・フィッシャー、キャサリン・ドゥラン]Vocal Recital (Soprano): Smart, Alison - ANDREW, K. / GRIBBIN, D. / HALL, E. / JONES, M.B. / LEFANU, N. / McDOWALL, C. (New French Song, Vol. 2)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:MEX92110CD価格:2,475円(税込)
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オブシエ(1900-1957):
〈作品集〉
エントラーダ/ソナチネ
25のアブレヴィアシオン他 [クリストフ・ルフジンガー、エヴァ=マッダレーナ・フレサル、グジェゴシュ・フレサル、トーマス・ベーヒリ 他]OBOUSSIER, R.: Entrada / Introitus / Sonatina for 2 Violins and Piano / Abréviations (Bächli, E.-M. and G. Fleszar, Luchsinger, Tsokanou, M. Murray)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:NXMS7008CD価格:2,475円(税込)
作曲家ロベール・オブシエはベルギーのアントワープに生まれ、青年期の大半をドイツで過ごしたのち、ナチズムに抗議して1939年にチューリヒへ移住。そこで数々の重要な音楽職を歴任しましたが、1957年の死去とともに彼の名は急速に忘れ去られ、近年になってようやくその音楽が再評価されつつあります。 このアルバムの収録曲のほとんどは世界初録音。初期の十二音技法から、後期の巧みな対位法の使用、幻想的な表現への傾倒といったオブシエの作風の変遷が鮮やかに表現されています。 彼の代表作の一つ「25のアブレヴィアシオン」は、原曲とともに、クリスティアン・ヴェルニッケによる撥弦アンサンブル用(ここではマンドリン)編曲の抜粋でもお聴きいただけます。
収録作曲家:
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シューベルト(1797-1828):
歌曲集「冬の旅」
(バリトン、2つのギター編) [ヨナス・ミュラー、トマジ・ムッソ・ギター・デュオ]SCHUBERT, F.: Winterreise (arr. for voice and 2 guitars) (J. Müller, Tomasi-Musso Guitar Duo)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:OC1744CD価格:2,475円(税込)
1999年生まれの若きバリトン、ヨナス・ミュラーがシューベルトの名作を録音。伴奏にピアノではなくギター・デュオを起用することで、より室内楽的で繊細なニュアンスに富んだ演奏となっています。 ヨナス・ミュラーは、ケルン・フィルハーモニーでの《クリスマス・オラトリオ》やシュベルティアーデ音楽祭に出演し、2025/26シーズンからはフランクフルト・オペラ・スタジオのメンバーとしても活躍の予定。リート(歌曲)への情熱は特に強く、ヒューゴ・ヴォルフ・アカデミー主催の国際コンクールでの受賞歴や、数々のリサイタル開催実績があります。 ダヴィデ・ジョヴァンニ・トマジとマルコ・ムッソによるギター・デュオは2016年の結成以来、アジア、ヨーロッパ、南北アメリカなど世界各地で演奏活動を展開。またピアノ作品のギター編曲に積極的に取り組み、ドビュッシーやラヴェル作品を収めたアルバムも発表しています。
収録作曲家:
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プージ(1762頃-1819頃):
4声のミサ曲
モーツァルト(1756-1791):
レクイエムより [ディアナ・ヴィナグレ、アンサンブル・ボンヌ・コルド]PÁDUA PUZZI, A. de: Messa a quattro voci (Ensemble Bonne Corde, Vinagre)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:RAM2408CD価格:2,775円(税込)
中低音楽器の活躍が味わい深い18世紀末ポルトガル礼拝音楽を古楽器で古典派時代のポルトガル王室のために書かれたミサ曲を、オランダやベルギー、フランスなど欧州各地の第一線シーンで活躍する古楽器プレイヤーたちが実力派歌手たちと演奏。リスボンでは1755年の大震災で文化活動に壊滅的な被害が及んだ後も王室音楽は徐々に活況を取り戻し、礼拝堂では1770年代以降19世紀初頭まで、各1対のチェロとファゴットからなる非常にユニークな編成で豊かな教会音楽が紡がれていました。 ここに収録されているのはモーツァルトより少し遅れてドレスデンで生まれ、若くして父親と共にリスボンに移住、そこに活躍の場を見出したイタリア系作曲家プージ(プッツィ)の作。キリエと8つの部分に分かれた長大なグローリアからなる「4声のミサ曲」は、2つのチェロと2つのファゴットが歌心豊かで活発に独立した動きをみせ、そのパート間の豊かな掛け合いが、見事な古典派的均整に貫かれたスタイリッシュな合唱に味わいを添えてやみません。声楽パートは各2人ずつで、バロック歌劇の独唱者としても活躍が目立つアナ・キンタンシュ(ソプラノ)やフェルナンド・ギマラネシュ(テノール)などソリスト8人の巧みなアンサンブルが見事。 巻末には当時の写本に見つかる、やはりチェロとファゴットを用いたポルトガル流の編成に書き直されたモーツァルトのレクイエム抜粋も収録されており、特にそれらの楽器の際立った動きで始まるイントロイトゥスはきわめて新鮮な聴覚体験をもたらしてくれます。
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あなたは美しく愛おしい
ハンマーシュミット(1611/12-1675)他:
『雅歌』にもとづく教会音楽 [カピュシーヌ・ケラー、マキシム・メルニーク、クレマチス]HAMMERSCHMIDT, A.: Du bist allerdinge schöne / Ich suchte des Nachts / Siehe mein Freund / Vulnerasti cor meum (Keller, Melnik, Clematis)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:RIC479CD価格:3,075円(税込、送料無料)
堅実な信仰生活に甘美さを添えた「雅歌」に基づく中期ドイツ・バロック音楽16世紀以来ドイツ語圏に大きな広がりをみせたルター派信仰は、日々の祈りに音楽を取り入れ、その芸術的躍進に大きく寄与しました。後にバッハの教会カンタータを導き出すその流れの中、かの「音楽の父」が生まれる10年前まで同じドイツ中部ツィッタウを拠点に活躍し、本人の歿後も広く作品が演奏され続けたハンマーシュミットが本盤の主人公。ここでは1639年から1671年までの間に刊行された彼の曲集から、婚礼へと向かう若い男女の想いをうたった旧約聖書の詩歌の章『雅歌』から歌詞をとった作品を厳選、同じテーマに基づく同時代のドイツ語圏の作曲家たちの作品を加え、器楽合奏曲も交えて起伏に富んだプログラムが編まれています。 通奏低音は鍵盤にオルガンだけでなくチェンバロを適宜導入、トリプルハープが効果的に用いられるトラックもあり、コンパクトな編成で各楽器・各歌手の立ち回りが明瞭に聴こえる解釈が魅力的。恋人同士が「友」と呼び合う詩句を生々しい台詞のように活かした、バロックならではの豊かな独唱書法をよく際立たせる精鋭集団クレマチスの頼もしい演奏に惹かれる1枚です。
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発売日:2025年09月19日
CD価格:2,175円(税込)
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モーツァルトとモダン
モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲 第3番&第5番「トルコ風」
ラーツ:
レフレクセ1766 [アガタ=マリア・ラーツ、マルチン・フレシャル、マンハイム室内管]MOZART, W.A.: Violin Concertos Nos. 3 and 5, "Turkish" / CLARA JAZ: Reflexe 1766 (Raatz, Kurpfälzisches Kammerorchester, Fleszar)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:SM487CD価格:2,175円(税込)
アガタ=マリア・ラーツは、メニューインが演奏するモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番第2楽章のビデオを子供の頃に見てすっかり魅了され、それを自らも録音したいという夢を、このアルバムで実現しました。演奏においては、歴史的楽器、特に弓のもたらす軽快で細かなニュアンスに富んだ演奏を意識したと言います。 カデンツァは自作でモーツァルトのスタイルに則ったもの。一方中央に置かれた自作(クララ・ジャズはラーツの作曲家としてのペンネーム)はかなり現代的な作品。スイスに暮らすラーツが、モーツァルトが10歳の時に同地を旅した足跡を辿りつつ、心に思い浮かんだ印象を協奏曲風の作品にしました。
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ベルリオーズ(1803-1869):
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 Op.17 [アルフレーダ・ホジソン、フィリップ・ラングリッジ、ジョン・シャーリー=カーク、ガリー・ベルティーニ、シュトゥットガルト放送交響楽団]BERLIOZ, H.: Roméo et Juliette (Hodgson, Langridge, Shirley-Quirk, Bavarian Radio Chorus, Stuttgart Südfunkchor, Stuttgart Radio Symphony, Bertini)
発売日:2025年09月19日
NMLアルバム番号:SWR19167CDCD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)
マーラー指揮者のイメージが強いベルティーニはベルリオーズも得意としていました。シュトゥットガルト放送響との初顔合わせは幻想交響曲でしたし、同曲にはドイツ連邦ユース管やケルン放送響との録音があり、レクイエム(ケルン放送響)や「ファウストの劫罰」(イスラエル・フィル)の録音もありました。 ベルティーニの盤歴の中で初レパートリーとなる「ロメオとジュリエット」は、冒頭と中間のセクション及びフィナーレで合唱を含む声楽が入りますが、多くの部分はオーケストラだけで奏でられ、ベルリオーズもこの作品を「交響曲」と呼んでいます。 ベルティーニは抒情的でロマンティックな情景描写からドラマティックに高揚する部分まで見事に統率し、オーケストラから引き出すラテン的で明るいサウンドとデリケートな色彩、官能的なニュアンスの表現は彼の真骨頂といえる出来栄え。トップクラスの歌手をそろえたソリストに名門バイエルン放送合唱団も加わった声楽陣も強力です。
収録作曲家:
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ラヴェル (1875-1937):
管弦楽作品集&歌劇集[8枚組 BOX] [レナード・スラットキン、フランス国立リヨン管弦楽団]RAVEL, M.: Orchestral Works / Operas (Lyon National Orchestra, Slatkin) (8-CD Box Set)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:8.508022CD 8枚組価格:5,850円(税込、送料無料)
モーリス・ラヴェル生誕150年記念。
スラットキンとリヨン管による録音の集大成BOXが登場2011年から2015年に録音され、高く評価されたこの演奏は、スラットキン独自の解釈も交えたラヴェルの多面的な魅力を鮮やかに描き出しています。 第1集では、名作「ボレロ」や「スペイン狂詩曲」など、ラヴェルの華麗なオーケストレーションが存分に堪能できます。第2集は2曲のワルツをはじめとしたピアノ曲が、繊細で魅惑的な音色によって色彩豊かなオーケストラ音楽へと再構築された作品を収録。第3集には「展覧会の絵」(ラヴェルがオーケストレーションした際、削除した第5プロムナードはスラットキン自身の編曲を収録)の他、希少な編曲作品が並びます。第4集では、壮麗な「ダフニスとクロエ」を中心に据え、第5集には、ラヴェルがロシア音楽に衝撃を受けて創作したという劇付随音楽「アンタール」にアマン・マルーフの新テキストを付した世界初録音を収録。続く第6集にはピアノ協奏曲や情熱的な「ツィガーヌ」が含まれます。 加えて、艶やかなユーモアをもつ歌劇《スペインの時計》や、幻想的な歌劇《子供と魔法》も収録。スラットキンの明晰で色彩感豊かなアプローチによって、ラヴェルの奥深い世界が提示されています。 -
タウベルト(1811-1891):
ピアノ・ソナタ集
第1番・第2番・第4番・第6番 [ルーカス・ウォン]TAUBERT, W.: Piano Sonatas Nos. 1, 2, 4, 6 (Romanic Piano, Vol. 2) (Lucas Wong)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:8.574585CD価格:2,100円(税込)
19世紀のベルリンで活躍した作曲家・教育者、ヴィルヘルム・タウベルト。彼はベートーヴェンやウェーバーの影響を受けながらも、ロッシーニやケルビーニのような抒情性を備えた優美な作風を確立しました。ベルリンの宮廷楽団や国立歌劇場での指揮活動に加え、芸術アカデミーでの教育にも貢献し、6曲の歌劇をはじめ、交響曲、協奏曲、室内楽、ピアノ曲、歌曲など多数の作品を残しています。 若き日のピアノ・ソナタ第1番は、ベートーヴェン初期のスタイルを踏襲しつつ、明朗な主題と巧みな転調を特徴としています。第2番はより劇的な性格が強く、第4番は抒情的な旋律と明快な構成によるサロン向けの作品です。1857年の第6番は、より大規模で洗練された形式を取り、半音階的手法や巧妙なモチーフ展開をまじえて作曲者の熟達を示しています。 香港生まれ、カナダのヴァンクーヴァー育ちのルーカス・ウォンはイェール大学で音楽の修士号と博士号を修得。カーネギーホールをはじめ北米各地で演奏しつつ、教育にも従事しています。
収録作曲家:
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ベネディクト(1804-1885):
〈ピアノ作品集〉
ピアノ・ソナタ、夢想
アンダンテと華麗なロンド他 [ニコロ・トゥッチャ]BENEDICT, J.: Piano Works - Piano Sonata No. 1 / Andante and Rondo Brillante / Rêverie (Romantic Piano, Vol. 1) (Tuccia)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:8.574586CD価格:2,100円(税込)
ドイツ生まれのベネディクトは、ヴァイマルでフンメルに、ドレスデンでウェーバーに作曲を学び、ピアニストとしてキャリアをスタートさせた後に指揮者・作曲家としても活躍。1835年に移住したイギリスで、半世紀にわたり作曲家、教育者、音楽評論家として高く評価されました。そのため名前は英語読みの「ジュリアス」と呼ばれます。 彼のピアノ曲は、自身のピアニストとしての経験に基づいた創造性と豊かな感情表現が特徴で、「夢想」は代表作の一つ。その他の作品も、効果的な転調やカンタービレな旋律といった魅力を持ち、アマチュアからプロまで幅広い層に演奏してもらえるよう、ほどほどの難度で書かれています。 演奏は、イタリア出身のニコロ・ジュリアーノ・トゥッチャ。教育者としても活動しており、イタリアでの芸術企画を成功させるなど、多岐にわたる活動を行っています。
収録作曲家:
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ミニョーネ(1897-1986):
ブラジル幻想曲 第1番 - 第4番
ブルレスカとトッカータ [ジャンカルロ・ゲレーロ、サンパウロ交響楽団、ファビオ・マルティーノ]MIGNONE, F.: Fantasias Brasileiras Nos. 1-4 (F. Martino, São Paulo Symphony, Guerrero)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:8.574594CD価格:2,100円(税込)
ヴィラ=ロボス以後のブラジル楽壇で最も重要な作曲家と評されるミニョーネは、ピアノを専門に学んだだけあってピアノ曲を多く書いています。 彼の代表作の一つとされるピアノと管弦楽のための4つの「ブラジル幻想曲」は、それぞれ演奏時間10分前後のピアノ小協奏曲といったところ。ヴィルトゥオジティたっぷりの躍動感に満ちたピアノと民族色豊かなオーケストラが織りなす音楽は、その旋律といいリズムといい、ブラジル音楽好きにはたまらない作品です。 第4番から20年余りを経た「ブルレスカとトッカータ」では、無調の採用などアカデミックな音楽への志向が強まっています。 ファビオ・マルティーノは1988年サンパウロ生まれ。ニカラグア生まれのゲレーロの指揮の下、同郷サンパウロのオーケストラと共に歓喜のエネルギーをまばゆく発散するかのような演奏を繰り広げています。
収録作曲家:
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〈ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第8集〉
ロパトニコフ(1903-1976)
ユオン(1872-1940):
ピアノ三重奏曲集 [ブラームス・トリオ]Piano Trios - LOPATNIKOFF, N. / JUON, P. (History of the Russian Piano Trio, Vol. 8: The Russian Abroad: Berlin) (Brahms Trio)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:8.574689CD価格:2,100円(税込)
ブラームス・トリオによる「ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史」第8集は、ベルリンを拠点に活躍した2人のロシア出身作曲家、ロパトニコフとユオンの作品を紹介しています。 ニコライ・ロパトニコフは20世紀ロシア・モダニズムを代表する作曲家。レヴァル(現エストニアのタリン)に生まれ、サンクトペテルブルク音楽院で学びました。革命後の1917年11月、家族とともにフィンランドを経てドイツへ亡命し、当地で高い評価を受けたことをきっかけに欧州諸国で名声を得ました。「ピアノ三重奏曲 イ短調」は、ポリフォニックな構成にロシア的旋律、さらにジャズやキッチュの要素を融合させた意欲作です。 パウル・ユオンはモスクワ生まれ。ベルリン高等音楽学校で学んだ後、一度ロシアに帰国しましたが、1898年に再びベルリンに戻り、1934年にスイスへ移住してその地で生涯を終えました。彼の「組曲 ハ長調」は、軽やかな楽想と劇的な展開を持つ5つの楽章からなり、当時流行していた多様な音楽スタイルを巧みに取り入れています。「ピアノ三重奏曲 イ短調」は、ロシア民謡の要素とブラームス風の緻密な構成を融合させた傑作で、ユオンの様式感覚とロシア的情緒、西欧的技法の見事な統合を示しています。
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ヘンデル(1685-1759):
オード『アレクサンダーの饗宴、または音楽の力』(全2部) [ミリアム・クトロヴァツ、ダニエル・ヨハンセン、ダミアン・ガストル、アルフレード・ベルナルディーニ、ゼフィーロ、アルノルト・シェーンベルク合唱団]HANDEL, G.F.: Alexander's Feast (Kutrowatz, D. Johannsen, Gastl, Arnold Schoenberg Choir, Zefiro Baroque Orchestra, Bernardini)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:A582CD価格:3,075円(税込、送料無料)
ヘンデル大成期への転機となった成功作を瑞々しく聴かせる新録音!ヘンデルが英語台本の劇音楽を重視するきっかけとなった成功作『アレクサンダーの饗宴』に、40年の歴史を誇るシュティリアルテ古楽祭で収録された最新録音が登場。経験豊かなイタリアの名手たちが中心を占めるゼフィーロがオーケストラ編成で臨み、同古楽祭の発足初期を支えたアーノンクールとの共演でも知られるアルノルト・シェーンベルク合唱団と3人のソリストと共に、ライヴの躍動感を宿しながらも手堅く緻密な解釈を聴かせます。 『アレクサンダーの饗宴』を作曲・初演した1736年の時点で、ヘンデルは他のライヴァル歌劇作曲家たちに圧されながらオペラを書いていましたが、17世紀の大詩人ドライデンの作品に基づく英語台本を用いたこの作品が大成功したため、作曲の主軸をイタリア語オペラから英語のオラトリオへ移す気になったと言われています。 初演時には3つの協奏曲と小カンタータを交え長い上演時間となった本作ですが、それら付属曲を省いた結果CD1枚に収まっているのは嬉しいところ。ソリスト3人のメリハリの利いた歌唱に6/6/4/4/2と充実した編成の弦が応え、木管に加えて時に金管・打楽器が迫力ある響きを打ち出す演奏は実に聴き応えあり、精鋭合唱陣も冒頭アリアの直後から感無量の終曲フーガに至るまでドラマティックな一体感を聴かせます。 日本とイタリアで大きな活躍をみせる渡邊孝がチェンバロとオルガンで支える通奏低音も頼もしい存在感を発揮しています。
収録作曲家:
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アホ(1949-):
アルトフルートと弦楽合奏のための協奏曲
ヴィオラと打楽器のための二重協奏曲「月光協奏曲」 [シャロン・ベザリー、聖ミケル・ストリングス、エルッキ・ラソンパロ 他]発売日:2025年09月12日
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
フィンランドを代表する現代作曲家カレヴィ・アホ(1949-)の近作を2曲収録。いずれも珍しい編成の協奏曲です。ソリストとの幸福なコラボレーションが生んだ個性的な音世界をお楽しみください。 1曲目は仄暗くやわらかく、落ち着いた響きを持つアルトフルートを独奏楽器とした協奏曲。ソロの独特な音色を堪能するべく、伴奏はシンプルな弦楽合奏となっています。曲は切れ目なく演奏される6つの楽章からなり、バスフルートへの持ち替えもあります。神秘的・抒情的な雰囲気をもつ作品で、BISの名手ベザリーが吹く美しいフルートが印象に残ります。 2曲目はヴィオラと打楽器というユニークな組み合わせが目を引く、「月光協奏曲」と題された二重協奏曲。本録音にも参加しているベルリン在住のソリスト、戸川ひよりとアレクセイ・ゲラシメスの発案によって書かれた作品です。作曲にあたっては日本的なイメージが色濃く反映されており、雅楽の響きを感じさせる部分も登場。ヴィオラの音色と絡み合うムーンゴング、ウォーターフォン、ハングドラム、9種のタイの銅鑼などの珍しい打楽器たちにも注目。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリースです。
収録作曲家:
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ヴィチェンティーノ(1511-1572):
5声のマドリガーレ集 第5巻と
他の鍵盤作品集 [ステファノ・ロレンツェッティ、シモーネ・ヴァッレロトンダ、ヴィチェンツァ音楽院古楽科アンサンブル]VICENTINO, N.: Madrigals a 5, Book 5 (Fornelli, Lanci, Allegrezza, Alta Cappella, Viol Consort, Lorenzetti)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:CDS8064CD価格:2,175円(税込)
半音階の効果を追究したヴィチェンティーノのマドリガーレ集、世界初録音。
1オクターヴを19分割したクロマティック・ハープシコードも登場1511年、イタリア北部の都市ヴィチェンツァで生まれたニコラ・ヴィチェンティーノは、アドリアン・ヴィラールトに師事し、1530年代には当時の音楽の中心都市の一つフェッラーラの宮廷で歌手として活躍していたと推測されています。1546年に自作のマドリガーレを出版し、作曲家としての地位を確立した後、1555年に著した『現代の音楽に実践された古代の音楽』で先進的な音楽理論家としての名声を得ました。 ヴィチェンティーノは、当時流行し始めていた半音階進行や微分音を用いた作曲法を音楽理論としてまとめ、その実践のために半音よりも更に細かい音階を奏でられる楽器を発明しました。彼の理論が実践できる唯一のオリジナル楽器(1609年製作)がボローニャに現存しており、その鍵盤楽器は1オクターヴに31の鍵盤を有しているそうです。 この録音では1オクターヴを19分割したチェンバロを使用し(ジャケット写真参照)、マドリガーレの合間にこの音楽理論の影響を受けたと思われる半音階要素の強い鍵盤作品を収録。特に1オクターヴを19分割したチェンバロが必要とされるトラバーチの「トッカータと半音階的リチェルカーレ」の演奏は聴きものです。先進的とさえ言える理論書の内容に比べると彼のマドリガーレは保守的な感がありますが、ブックレットによれば第5巻の半音階的要素は曲集全体の7割に及んでいるといい、テキストに応じて半音階を巧みに用いた作曲技法が独特の緊張感を生んでいます。 演奏は、作曲家の出身地であるヴィチェンツァの音楽院の古楽科の教授、講師、学生、出身者たちから成るアンサンブル。ケネス・ギルバートに学び、ヴィチェンツァ音楽院の教授である鍵盤奏者ステファノ・ロレンツェッティが率いています。ヴィチェンティーノの特異なマドリガーレを声楽アンサンブルだけでなく、アルタ・カッペッラ(コルネット/ツィンクとサックバットによる合奏)、ヴィオール・コンソート(ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏)、リュート独奏でも演奏することにより、さまざまな響きでヴィチェンティーノの革新的な和声技法を聴くことができます。 ヴィオール・コンソートではイタリア古楽界の重鎮ベッティーナ・ホフマンが、アルタ・カッペッラでは古楽系金管楽器演奏の大ベテラン、デイヴィッド・ヤーカスといった古楽ファンにお馴染みの奏者が参加している点にも注目です。 -
ニーノ・ロータ(1911-1979):
〈独奏ピアノのための作品全集 第2集〉
『カサノヴァ』による組曲
BACHの名による変奏曲とフーガ他 [エレノア・ホジキンソン]ROTA, N.: Piano Solo Works (Complete), Vol. 2 (E. Hodgkinson)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:GP828CD価格:2,175円(税込)
映画音楽で名声を博しながら、クラシック音楽のシリアスな作品に真剣に取り組んでいたニーノ・ロータ。彼の没後に設立された財団によって散逸していた楽譜が整理されるにつれて、近年ようやく演奏や出版が進み、その全体像が現れつつあります。 このアルバムには、師ピツェッティの生誕50周年に捧げられた初期の小品「戯れるイッポーリト」から、バッハの名に基づく主題で構成された「BACHの名による変奏曲とフーガ」や、映画『カサノヴァ』の音楽から編まれた組曲、バレエ音楽「想念のモリエール」など、さまざまなスタイルで書かれた作品が収められています。
収録作曲家:
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ブリュッゲ(1958-):
In The Spirit of Freedom - 自由の精神で [トーマス・オベルライトナー、モニャ・ホイラー他、アレキサンダー・ドゥルチャー、バイエルン・カンマーフィルハーモニー]BRÜGGE, J.: In the Spirit of Freedom / In the Spirit of Brahms / In the Spirit of History (Bavarian Chamber Philharmonic, Drčar)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:Gramola99352CD価格:2,550円(税込)
ヨアヒム・ブリュッゲはリューベック音楽大学で音楽を学び、ザルツブルク・モーツァルテウム大学では音楽学者としてのキャリアを積む一方で、作曲家としてはアメリカ音楽との強い結びつきを持ち、またグリーグやブラームスらの作品からも着想を得て創作を行っています。 このアルバム『自由の精神で』では、現代社会の危機に対して「自由」と「創造性」を主題に据え、ベートーヴェンの交響曲第7番やホイットマンの詩、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の他、グリーグのホルベルク組曲、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」、ペロタンのオルガムヌなどの旋律を引用、先人たちの精神を受け継ぐ、多彩な音楽世界を展開しています。 各作品にはトランペット、テノール、ハーモニカ、ヴァイオリンのソリストが登場し、それぞれ異なる語り口で聴き手の想像力を刺激し、物語のような音楽体験を届けます。
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グラウプナー(1683-1760):
ソプラノのためのソロ・カンタータ集 [リーザ・ロンバッハ、パンドルフィス・コンソート]GRAUPNER, C.: Cantatas, GWV 1102/11b, 1114/16 and 1145/11 (Lamentare) (Rombach, Pandolfis Consort)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:Gramola99353CD価格:2,550円(税込)
クリストフ・グラウプナーはJ.S.バッハと同時代に活躍した作曲家で、生前は高い人気を誇っていましたが、死後は次第に忘れられ、20世紀に入ってようやく再評価が始まりました。それでも、2000曲以上に及ぶ作品の多くは今なお未出版のままとなっています。 ここではゲオルク・クリスティアン・レームス(1684–1717)のテキストに基づく3曲の教会カンタータを収録。加えて「エントラータ」GWV 468の一部と「ソナタ」GWV 724を間奏曲風に収録することでコンサートのような雰囲気を出しています。
収録作曲家:
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Le concert c’est moi
「コンサート、それは私」
リスト(1811-1886):
ピアノ作品集 [カテリーナ・ティトヴァ]LISZT, F.: Piano Music (Le concert c'est moi) (Titova)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:Gramola99354CD価格:2,550円(税込)
リストの生誕地ライディングで行われる「リスト音楽祭」のアーティスト・イン・レジデンスを2024年から務めるカテリーナ・ティトヴァによるリスト・アルバム。 アルバムタイトルは、1839年にリストがローマで行ったソロ・ピアノ・リサイタルで語ったとされる言葉「コンサート、それは私」にちなんでいます。
収録作曲家:
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ブラームス、シベリウス、
エルガー、ブリテン:
ヴァイオリン協奏曲集 [イダ・ヘンデル、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、パーヴォ・ベルグルンド、エイドリアン・ボールト、アンドルー・デイヴィス]Violin Concertos - BRAHMS, J. / BRITTEN, B. / ELGAR, E. / SIBELIUS, J. (Haendel, Rozhdestvensky, A. Davis, Boult, London Symphony, Berglund)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:ICAC5185CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)
イダ・ヘンデル没後5周年、ファン垂涎の全曲ステレオ・ライヴ録音集。
ベルグルンド&LSOとのシベリウスはCD初出!イダ・ヘンデル(1928〔1923?〕-2020)が70年にわたるキャリアで築き上げた至高の芸術性を凝縮したライヴ録音集がリリース。彼女が最も密接に関わった4曲のヴァイオリン協奏曲を収録しています。 チェリビダッケとの1953年スタジオ録音(EMI)を彷彿させる力強いブラームス、作曲者自身が絶賛した親和性を示すシベリウスは1975年にスタジオ録音(EMI)も行っているベルグルンドとのプロムスでの名演が待望の登場、今回と同じボールトとの1977年のスタジオ録音(EMI)や1984年のラトルとのライヴ(Testament)を凌ぐと評される1971年のエルガー、そして彼女が世界中で演奏しその復権に大きく貢献したブリテンの記念碑的演奏(デジタル録音)を聴くことが出来ます。その力強くも繊細な、内面から湧き出るような演奏はまさにヴァイオリン芸術の極み。彼女の音楽的遺産を心ゆくまでお楽しみください。 ブラームスとブリテンは「BBC Music Magazine」2015年11月号の付録として過去に世に出ていますが、シベリウスとエルガーは今回が初めての商業発売とみられます。今回の発売にあたり、Re:Soundのポール・ベイリーにより新たにリマスターが施されました。 -
レーヴェ(1796-1869):
オラトリオ「ヒオブ(ヨブ)」 [モニカ・マウフ、ウルリケ・マロッタ 他、トーマス・グロッパー、ラルパ・フェスタンテ]LOEWE, C.: Hiob (Job) [Oratorio] (Arcis-Vocalisten Munich, L'Arpa festante, Gropper)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:OC1719CD価格:3,975円(税込、送料無料)
レーヴェの知られざるライフワーク、オラトリオの録音第3弾!カール・レーヴェは「バラード」で知られますが、本来は宗教音楽家で、シュテティンの教会で長年カントルを務め17作以上のオラトリオを作曲しました。これらの宗教作品は長らく忘れられてきましたが、指揮者トーマス・グロッパーがその復興に取り組んでおり、本作は彼による第3弾の録音となります。 今回取り上げられている「ヒオブ(ヨブ)」は、1848年にレーヴェが12作目のオラトリオとして作曲したもの。この作品を理解するうえで重要なのは、当時の宗教音楽の文脈です。前年にはメンデルスゾーンが亡くなっており、すでにその代表作であるオラトリオ「パウルス」(1836)および「エリア」(1846/47)が世に出ていました。レーヴェもこれらの作品を熟知していたと考えられ、彼自身のオラトリオにもその影響が感じられます。 この作品では台本作家テルショウが旧約聖書のテキストや詩篇から素材を選び、全42章に及ぶ長大な「ヨブ記」を要約して構成しました。長らく忘れられていたこの作品は、2001年にバート・デュルクハイムで再発見・再構成され、今回の録音はその成果に基づいています。
収録作曲家:
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パ・ド・ドゥ
ヴァイオリンとチェロのデュオのための作品集
クセナキス、ラヴェル、オネゲル、シュルホフ、ハルヴォルセン [デュオ・グオ=リプシュタイン]Violin and Cello Recital: Duo Guo-Lipstein - XENAKIS, I. / RAVEL, M. / HONEGGER, A. / SCHULHOFF, E. / HALVORSEN, J. (Pas de deux)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:OC1736CD価格:2,475円(税込)
「デュオ・グオ=リプシュタイン」のデビュー・アルバム。ヴァイオリンのリンダ・グオはケルンとフランクフルトで研鑽を積み、現在はWDR交響楽団に在籍。一方、マヌエル・リプシュタインはチェリスト兼作曲家としてクロンベルク音楽アカデミーで学位を取得し、国際的に活躍しています。二人はケルン音楽大学のプレ・カレッジで出会って以来、12年以上にわたり共演を重ねており、全ドイツ青少年音楽コンクール「ユーゲント・ムジツィアート」やフランクフルト室内楽コンクールなどでデュオとしての受賞歴を重ね、ドイツ国内外で演奏活動を展開しています。 この『パ・ド・ドゥ』では、クセナキスの先鋭的な初期作品「ディプリ・ジア」をはじめ、ジャズ風のシュルホフなど、ロマン派から近代に至る作品を取り上げており、アルバム全体を通して、二人の広いレパートリーと高い技術と豊かな表現力、そして多様なスタイルへの深い理解が際立っています。
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ヘンデル(1685-1759)
ハッセ(1699-1783):
オペラ・アリア集 [メガン・カーツ、ジェレミー・ジョーゼフ、ウィーン・アカデミー管弦楽団]Opera Arias (Mezzo-Soprano): Kahts, Megan - HANDEL, G.F. / HASSE, J.A. (Dopo notte)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:SM493CD価格:2,175円(税込)
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ダンシング・イン・ウィーン
ロベルト・シュトルツ、 J. シュトラウス二世
ヨーゼフ・シュトラウス 他 [イアン・サザーランド、フィルハーモニック・コンサート・オーケストラ]Orchestral Music - BRAHMS, J. / STRAUSS, E. / STRAUSS, J. / STRAUSS II, J. (Dancing in Vienna) (Philharmonic Concert Orchestra, I. Sutherland)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:SOMMCD0708CD価格:2,250円(税込)
軽音楽や映画音楽、ミュージカルで高い評価を得ているイアン・サザーランドがウィーンゆかりの舞曲を指揮したライヴ音源を集めたアルバム。彼はかつてロベルト・シュトルツの未亡人から「テンポとルバートに関する独特な感性を持ち、ウィーン音楽を奏でるためのウィーンの心と黄金の腕を併せ持つ偉大な指揮者」と称賛されました。収録曲はすべてライヴで拍手入り。客席のざわめきも感じられます。 イアン・サザーランドは1936年生まれ。BBC関連のオーケストラを中心に、クラシックから映画音楽まで幅広いレパートリーで活躍する経験豊かな指揮者です。少年時代からヴァイオリンの才能を発揮し、グラスゴーやロンドンで研鑽を積んだ後、自身のオーケストラを率いて放送や録音の分野で注目を集めました。その演奏はClassic FMやScala Radioでも頻繁に取り上げられ広く愛されています。
収録作曲家:
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ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲 第9番「新世界より」
管楽セレナード [ピエタリ・インキネン、ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]DVOŘÁK, A: Symphonies (Complete), Vol. 7 - Symphony No. 9 / Serenade for Winds (German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Inkinen)
発売日:2025年09月12日
NMLアルバム番号:SWR19162CDCD価格:2,400円(税込)
ドイツ放送フィルによるドヴォルザーク交響曲全集がついに完結。前任のカレル・マーク・チチョンの時代にスタートした企画は、チチョンが1、3、4、5番を収録したのち、2017年に楽団のシェフの座と共にインキネンが引き継ぎ、コロナ禍に見舞われた2020年を除いて1年に1作のペースで録音されてきました。 前作の第7番&第8番は、オーケストラを力強く鳴らしつつも引き締まった造形でまとめ上げ、熱を込めて旋律を歌いあげながらボヘミア色を過剰に脚色することなく、純音楽的でシンフォニックなアプローチが好評を得ました。その美質は今作にも生かされており、高機能の楽団とともに新鮮にスコアと向き合った成果が披露されています。 管楽セレナードは機敏で軽快、柔軟なアンサンブルが光ります。ファゴットには山本早由吏が参加しています。 2024/25シーズンをもって8年に及んだ首席指揮者の任期を満了するインキネンとオーケストラとの充実を味わえる1枚となりました。
収録作曲家:
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ミュンヘン・ギター協会の手稿譜
シュメルツル、シュルツ、ダール、
キューネル、カンベルガー:
ギター作品集 [ダニエル・ヴァレンティン・マルクス(ギター)]Guitar Recital: Marx, Daniel Valentin - DARR, A. / KAMBERGER, C. / KÜHNEL, F. / SCHMÖLZL, C.W. / SCHULZ, L. (The Munich Guitar Society Manuscripts)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:8.551472CD価格:2,100円(税込)
2009年、ミュンヘンの屋根裏部屋で膨大なギター曲の楽譜が発見されました。現在、ミュンヘン・ギター協会(Gitarristische Vereinigung München)が所蔵するこのコレクションには、長らく忘れられていながらギター音楽史的に重要な作品が多く含まれています。ここではその中から5人の作曲家の作品を紹介。 シュメルツルは、アウクスブルク出身の作曲家・ギタリスト。「Solo-Steyrer Jodler」による序奏と変奏曲は、古典派とロマン派の境界に位置する様式を持っており、マウロ・ジュリアーニの影響が色濃く感じられます。 シュルツはウィーン生まれのギタリスト・作曲家。若くして天才と評され、ジュリアーニの影響を受けながら、リストとの共演経験やイギリス王室の前での演奏歴もあります。「サヴォワ風ロンド」はこの譜面が唯一の資料であり、実演における効果を重視した作品です。 ダールは、バイエルン州シュヴァインフルト出身。ヴァイオリンやフルートを学んだ後、18歳でギターに転向しました。晩年に作曲された「ギター・ソナタ ニ長調」は、オーケストラを思わせる重厚なテクスチャなどが特徴で、第3楽章ではアルプスの民俗音楽の影響が見られます。 キューネルの「タールベルクによる異国の思い出」は、タールベルクがベッリーニのオペラ《異国の女》を基にしたピアノのための編曲をギター用に再構成したものです。 カンベルガーの「大幻想曲」は、フロトウのオペラ《アレッサンドロ・ストラデッラ》を中心に、多くのオペラ主題を引用しながら、独自の旋律と構成を交えて展開する意欲的な作品です。 ダニエル・ヴァレンティン・マルクスは、ドイツ出身。幼少期よりギターを始め、ミュンヘンやケルン、ロサンゼルスで著名な指導者のもと研鑽を積んだギタリスト。現在はサリー大学でスティーブン・ゴス教授とともにミュンヘン・ギター協会に関する研究に取り組んでいます。
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プライス(1887-1953):
〈合唱作品集〉
エイブラハム・リンカーンは真夜中に歩む
希望の歌他 [ジョン・ジーター、マルメ歌劇場合唱団、マルメ歌劇場管弦楽団]PRICE, F.B.: Choral Works (Swietlicki, L.G. Johnson, Samuelsson, Malmö Opera Chorus and Orchestra, J. Jeter)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:8.559951CD価格:2,100円(税込)
「黒人女性初の交響曲作曲家」と呼ばれるフローレンス・プライス。近年はその作品がBBCプロムスで演奏されたり、グラミー賞を受賞するなど、大いに注目されています。 プライスは詩や文学への深い関心を持ち、自作の歌詞を用いた作品を含む100曲以上の声楽曲を残しました。彼女が曲を付けた詩人には、ラングストン・ヒューズやバイロン卿、ロバート・フロストなど、多様な人物が含まれます。 このアルバムに収録された「エイブラハム・リンカーンは真夜中に歩む」は、黒人霊歌やバロック音楽の影響を受けたプライス最大の合唱作品。詩は第一次世界大戦勃発時の詩人ヴェイチェル・リンゼイによるもので、作品全体は重厚さと希望を兼ね備えた構成により、平和を願うリンカーンの姿を描いています。 「希望の歌」はプライス自身の詞による神への祈りで、五音音階や調性の大胆な変化を通じて、信仰と深い内省が表現されています。併せて収録された短い合唱曲では、フローレンス・プライスの詩的感性とユーモアが際立っています。 「ウェザーズ」「賛美の詩」「夏の雲」「夜」などでは自然の魅力が生き生きと描かれ、「雪のための歌」でも温もりと安らぎを表現。「牧草地の魔女」や「月の橋」には遊び心が、「放浪と渇き」には冒険心と神秘が感じられます。「諦め」と「主を讃えよ」は宗教的な主題を扱い、とりわけ「諦め」は「希望の歌」と似た雰囲気を持ち、プライスが深く心を寄せた文学的テーマが反映されています。
収録作曲家:
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ペトラッシ(1904-2003):
管弦楽のための協奏曲 第7番・第8番
室内ソナタ [フランチェスコ・ラ・ヴェッキア、ローマ交響楽団]PETRASSI, G.: Concertos for Orchestra Nos. 7 and 8 / Sonata da camera (M.S. Tonda, Orchestra Sinfonica di Roma, La Vecchia)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:8.573718CD価格:2,100円(税込)
ペトラッシの「管弦楽のための協奏曲」シリーズ完結編。ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者で、ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊員を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、教師としても活動、1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。 第7番は、ポートランド・ジュニア・オーケストラの委嘱で書かれた作品。1962年の初演は成功しませんでしたが、ペトラッシ自身が新たに書き直し1965年に再演されています。6つの連続するセクションで構成され、バロック音楽の構造とイタリア・アヴァンギャルドの手法が見事に融合した多彩な管弦楽の響きと緊張感あふれる表現が特徴です。特に、第3セクションで聴かれるシロリンバ(大型の鍵盤打楽器)のソロや、終結部で静寂から再び高揚する展開が印象的。 第8番は、1972年にシカゴ交響楽団の委嘱によって生まれ、カルロ・マリア・ジュリーニの指揮で初演されました。3楽章構成のこの作品は、第7番を凌ぐほどの強いインパクトを持ち、聴きやすさに妥協することなく、高度な技巧と表現力を要する緊迫感あふれるサウンドが展開されます。 さらに、アルバムには1949年作曲の「室内ソナタ」も収録。こちらもジュリーニが初演を手掛けた作品で、ペトラッシの作風の新古典主義からモダニズムへの重要な転換点を示すものと位置づけられています。チェンバロを中心に、軽快な対話や抑制された語り口、そして活気に満ちた終楽章が聴きどころとなっています。
収録作曲家:
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ソレール(1729-1783):
ソナタ 第99番-第111番 [ジェイデン・アイジク=ズルコ (ピアノ)]SOLER, A.: Keyboard Sonatas Nos. 99-111 (Izik-Dzurko)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:8.574666CD価格:2,100円(税込)
NAXOSのソレール・ソナタ・シリーズに大注目のアイジク=ズルコが登場!1999年カナダ生まれのジェイデン・アイジク=ズルコは2022年にマリア・カナルスとサンタンデール、2024年にはモントリオールとリーズという国際コンクールで第1位を獲得して大きな注目を浴びています。2025年6月に日本で行ったリサイタルでは、整った様式感と多彩な音色、楽想に応じて弾けるような躍動感で聴衆を魅了しました。このアルバムでもソレールの持ち味であるイベリア的な色彩を見事に伝えてくれます。 ソレールはスペインの鍵盤音楽の礎を築いた作曲家の一人で、44歳上のスカルラッティと共に、そのソナタ群は今も鍵盤楽器奏者のレパートリーとなっています。このアルバムには晩年の作品を収録。多楽章形式の曲からは古典派へ向かう流れも感じ取れます。
収録作曲家:
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ボーイト(1842-1918):
歌劇《ネローネ》 [ミヘイル・シェシャベリゼ、 ロベルト・フロンターリ 他、フランチェスコ・チッルッフォ、カリアリ歌劇場管弦楽団&合唱団]BOITO, A,: Nerone [Opera] (Sheshaberidze, Vassallo, Frontali, Boi, Uzun, Cagliari Teatro Lirico Chorus and Orchestra, Cilluffo)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:8.660582-83CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)
《メフィストーフェレ》で知られるアッリーゴ・ボーイトの2作目のオペラ《ネローネ》がCD初登場。作曲者の死により未完のまま残された《ネローネ》は、ズマレリアとトンマジーニによって補作され、1924年にトスカニーニの指揮で初演されました。その後は長らく再演されませんでしたが、初演から100年にあたる2024年にカリアリ歌劇場で上演され大きな注目を集めました。これはその時の録音です。 タイトルロールのネローネを演じたのは、ジョージア出身のテノール、ミヘイル・シェシャベリゼ。ファヌエル役には、日本でも数多くの舞台で知られる名バリトン、ロベルト・フロンターリが登場。シモン役には、暗い情念に満ちた表現で高く評価されるフランコ・ヴァッサッロ、アステリア役には、イタリア各地の歌劇場で活躍するリリコ・スピント、ヴァレンティーナ・ボーイが起用されるなど、実力派キャストが揃いました。 指揮はフランチェスコ・チッルッフォが務め、ボーイトの濃密な音楽をドラマティックかつ繊細に描き出し、高い評価を受けました。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
歌劇《イドメネオ》 K.366 [サイモン・ラトル、バイエルン放送交響楽団、アンドルー・ステイプルズ、マグダレーナ・コジェナー、サビーヌ・ドゥヴィエル 他]発売日:2025年09月05日
CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)
超豪華キャストとラトルの下、所縁のミュンヘンで繰り広げられた会心の《イドメネオ》!《イドメネオ》は古代ギリシアを舞台にモーツァルトが取り組んだ初の本格的なオペラ・セリアでした。しかし現代では、その後に書かれたダ・ポンテ三部作と《魔笛》に比べて人気の点で差があるのが実情です。 その《イドメネオ》に惚れ込んでいる指揮者の一人がラトル。2004年にはベルリン・フィルと共にザルツブルク復活祭音楽祭で上演、2020年と23年にはベルリン州立歌劇場でも指揮しています。ここに収録されたのは、ラトルがバイエルン放送交響楽団と合唱団の首席指揮者に就任した最初のシーズン、2023年12月にミュンヘンで行われた演奏会形式上演のライヴ収録で、作品を手のうちに入れた指揮、それに繊細かつ俊敏についてゆくオーケストラと合唱に、当代きってのソリストたちが加わり、圧巻の名演名唱が繰り広げられています。 ラトルが作り出すサウンドは軽快で色彩豊か、明瞭でありながら柔らかさを失うことなく、テンポは緩急自在。タイトル・ロールのステイプルズとイダマンテ役のコジェナーはラトルとの共演も多く、共に2020年と23年のベルリン州立歌劇場の《イドメネオ》にも出演しています。役の解釈を掌中におさめており、ラトルの音楽作りへの理解も万全。ここにドゥヴィエル、ドライジグという人気実力ともに抜きんでたソプラノ2名が加わり、ソロに重唱に、個性のある美声と見事な歌唱は耳の悦楽と呼びたくなる場面が続いてゆきます。演奏者全員が一体化して繰り広げる劇的な演奏は、この作品に対する印象を一変させるほどの魅力を放っています。 《イドメネオ》はバイエルン選帝侯の依頼で書かれ、ミュンヘンのレジデンツにあった劇場で初演されました。この録音が行われたヘルクレスザールはガスタイクと並ぶバイエルン放送響の本拠地で、《イドメネオ》初演が行われたレジデンツ地区にあります。《イドメネオ》の上演は、ミュンヘンの音楽的伝統へのオマージュでもあり、ラトルがバイエルン放送響との最初のシーズンを様々な面から周到に準備していたことがうかがわれる見事な出来栄えです。
収録作曲家:
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〈musica viva #47〉
リザ・リム
縫い合わされた世界
メアリー/トラウマの超越
コンパス [ニコラ・アルトシュテット 他、エドワード・ガードナー、フランク・オルー、クリストフ・ポッペン、バイエルン放送交響楽団]LIM, Liza: Sutured World (A) / Mary / Transcendence after Trauma / The Compass (musica viva, Vol. 47) (Bavarian Radio Symphony, Gardner, Ollu, Poppen)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:900647CD価格:2,550円(税込)
リザ・リムは、1966年にオーストラリアのパースに生まれた作曲家、教育者、音楽学者。彼女の音楽は、協調性と異文化への関心を大きな特徴とし、近年の作品では、美、怒りや騒音、環境問題、そして女性の精神的伝統の探求が重要なテーマとなっています。世界各地のオーケストラや音楽団体から委嘱を受けており、その作品は国際的な権威ある音楽祭でたびたび演奏されています。2024年には、OPUS KLASSIKより「年間最優秀作曲家」に選出されました。現在はシドニー音楽院にて、作曲およびオーストラリア音楽の教授を務めています。 また、オーストラリア研究会議の桂冠フェローシップの一環として、2025年からは音楽を通じて気候変動や社会的課題の探求を促進するプログラムを主導。オーストラリア音楽界における委嘱活動、演奏機会、次世代のリーダーシップ育成に大きな影響を与えています。
収録作曲家:
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モーツァルト(1756-1791):
弦楽五重奏曲(全6曲) [スプニクニフェ]MOZART, W.A.: String Quintets Nos. 1-6 (Spunicunifait)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:ALPHA1137CD 3枚組価格:5,625円(税込、送料無料)
モーツァルトの弦楽五重奏曲を研究して演奏する、そのためだけに集まった名手たちによる全曲録音ヨーロッパ室内管弦楽団のリーダー、ロレンツァ・ボラーニや、エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団の首席チェロ奏者ルイーゼ・ブッフベルガーなど、世界中で活躍する名手たちが、モーツァルトの弦楽五重奏曲を演奏するために結成したアンサンブル「スプニクニフェ」。モーツァルトが従妹マリア・アンナ・テクラ・モーツァルト(愛称ベーズレ)へ宛てた手紙に書いた「Spuni Cuni fait」という謎めいた言葉(ベーズレが身に着けていたウサギのショールを指すという説あり)からその名を取ったこのプロジェクトは、この作品群をモーツァルトの室内楽における最高峰として再確立することを目指しています。 そのこだわりから使用楽器も当時の演奏家が使っていたであろうものに可能な限り近づけるべく、18世紀のオリジナルを含むピリオド仕様のものを慎重に吟味し、歴史的演奏実践に基づいた解釈を通じて、モーツァルトの音楽に秘められた遊び心と天才性の両面を探求し、特に後期の五重奏曲が持つ革新性や、ジャンル横断的な要素に焦点を当てています。 これらを踏まえながらも演奏自体はたいへん伸びやかなもので、その活き活きとした音楽が大きな魅力。これによってモーツァルトの音楽的発展を理解するとともに、これらの作品の重要性と特徴を深く掘り下げた、重要なアルバムと言えるでしょう。
収録作曲家:
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弦楽四重奏と歌う
シューベルト歌曲集
すみれ、魔王、さすらい人の夜の歌、ただ憧れを知る人だけが [サンドリーヌ・ピオー、プソフォス四重奏団]SCHUBERT, F.: Vocal Music (Quintette imaginaire) (Piau, Psophos Quartet)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:ALPHA1157CD価格:3,075円(税込、送料無料)
歌姫ピオーが弦楽四重奏と一体となり歌い上げるシューベルトシューベルトの歌だけでなく、弦楽四重奏曲にも常に魅了されてきたというサンドリーヌ・ピオーが、長年の夢であったという弦楽四重奏との共演でシューベルトの歌曲アルバムを制作しました。ここでの弦楽四重奏は単なる伴奏にとどまらず、声を加えた五重奏のように溶け合うことを目指しており、そこから生まれた響きは声と弦が一体となって得も言われぬ美しさを醸し出しています。しっとりとした作品の素晴らしさもさることながら、「すみれ」や「魔王」で聴かせる物語性も聴き応え十分です。 プソフォス四重奏団は1997年に結成され、2001年にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールで優勝するなど数々の国際的な賞を受賞。主に近現代の作品で高い評価を得てきましたが、2022年に発表されたハイドンの作品54(ENP009)ではピリオド奏法と弓を取り入れ、仏ディアパソン誌を始め世界中で高い評価を得るなど活動の幅を広げており、今回のピオーとの共演のように、近年は様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っています。 ここで聴かせる「死と乙女」「四重奏断章」なども、情感が豊かでありながら自然な起伏と伸びやかな音色がたいへん好ましい演奏。ベドリッシュ弦楽四重奏団で1stヴァイオリンを務めるジャック・ガンダールによる、シューベルト作品ならではの歌心を繊細に捉えた編曲も聴きものです。
収録作曲家:
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リリク
ギター・デュオによる19-20世紀のピアノ名曲集 [アダム・チキリッティ、スティーヴ・コーワン]発売日:2025年09月05日
CD価格:2,775円(税込)
ピアノの名曲にギターで新たな輝きを数々の受賞歴を持つギター・デュオ、アダム・チキリッティとスティーヴ・コーワンによるこのアルバムは、19~20世紀のピアノ名曲を独創的なアレンジで収録しています。「抒情性」という概念を多角的に探求し、グリーグ、ラヴェル、サティ、タイユフェール、ケージ、モンポウら多岐にわたる作曲家たちの作品に、ギターの豊かな音色と繊細な表現で新たな命を吹き込みました。 グリーグの民族的な魅力からラヴェルの調和の妙技、サティの内省、ケージの実験主義まで、ギターの温かく親密な響きで再構築された名曲を通じて抒情の奥深さを再発見できる、聴き手と音楽の新たな対話を呼び起こす一枚です。
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ベートーヴェン(1770-1827):
〈フルートとピアノのための後期作品集〉
民謡主題と変奏曲集 [ヨハネス・フーシュテッド、ソントラウト・シュパイデル]BEETHOVEN, L. van: Late Works for Flute and Piano (Hustedt, Speidel)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:Audite97.822CD価格:2,850円(税込)
18世紀末から19世紀のヨーロッパでは、民族意識の高まりを背景に民謡ブームが起こり、各地でフィールドワークによる民謡の収集が進みました。イギリスでは楽譜商人ジョージ・トムソンが、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの民謡の収集と出版に尽力し、スコットランド文化の形成に貢献しました。 トムソンは、収集した民謡に洗練された詩をつけ、ハイドンやベートーヴェンといった著名な作曲家に編曲を依頼、ベートーヴェンには、スコットランドやチロルの民謡を主題とした変奏曲の作曲を依頼し、華麗で親しみやすい作品を求めました。ベートーヴェンはこれに応じ、1818年に作業を開始し、作品105と作品107を完成させています。これらの作品は短い主題と変奏が続く形式で、ヴァイオリンでもよいとされるフルートパートは任意となっており、ピアノ独奏でも演奏可能。作品105の第4曲は、日本では「庭の千草」として親しまれているメロディが元になっています。 ヨハネス・フーシュテッドは、ブレーメンとカールスルーエで学び、著名な演奏家のマスタークラスで研鑽を積んだフルート奏者です。彼は世界各地で演奏、録音、初演を行い、現代作品の献呈者としても知られています。現在、カールスルーエ音楽大学で教鞭を執っており、2022年にはゲオルク・メッツガー作品の初録音がドイツ・レコード批評家賞にノミネートされました。この演奏では、同じくカールスルーエ音楽大学の教授として後進の指導にあたるソントラウト・シュパイデルがピアノを担当しています。
収録作曲家:
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J.S.バッハ(1685-1750):
トッカータ集(全7曲) [ジョナサン・フェルッチ]BACH, J.S.: Toccatas (Ferrucci)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:Audite97.826CD価格:2,850円(税込)
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J.S.バッハ(1685-1750):
編曲とトランスクリプション集 [ジャン=バティスト・デュポン]BACH, J.S.: Arrangements and Transcriptions - BWV 29, 645, 648, 650, 867, 1004, 1066, 1079 (Dupont)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:Audite97.834CD価格:2,850円(税込)
アレンジメント(ここでは原曲に手を加える編曲)とトランスクリプション(原曲を別の楽器に移し替える)をタイトルに掲げるアルバム。演奏者のデュポンは、バッハがこの道の偉大な達人として多くの傑作を残していることに敬意を払い、彼に続く作曲家たちによる仕事もとりあげつつ、演奏家としての強い衝動から自らもアレンジとトランスクリプションに取り組んでこのアルバムを作りました。 その強い動機となっているのが当録音に使われたトゥールーズのサン・セルナン聖堂のオルガン。多くの作曲家を刺激して「オルガン交響曲」を書かせ、フランス近代オルガン音楽の隆盛を支えたカヴァイエ=コルが手掛けた銘器です。デュポン自身の編曲の中では「シャコンヌ」が特に見事。大オルガンの性能をめいっぱい発揮した重厚かつ壮麗な出来栄えで、まるでもともとオルガン曲であったかのような圧倒的な説得力です。管弦楽組曲第1番は透明感のあるサウンドが印象的。速い楽章における俊敏な躍動感をオルガンで表現するのはかなり高度なテクニックです。 サン・セルナン聖堂のオルガンは17世紀末に起源を持ち、1845年にDaublaine & Callinet社が新オルガンを製作。1887年にはカヴァイエ=コルがこれを基に名作とされるオルガンを完成。20世紀に幾度かの改修が行われた後、1993~96年にBoisseau-Cattiaux社が全面修復し、1996年のオルガン国際音楽祭「Toulouse-les-orgues」で披露。2017~18年に再度整備され、楽器本来の気品と表現力を取り戻しました。
収録作曲家:
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Echoes of Exile - 亡命者のこだま
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集 [スーイエ・パク(ヴァイオリン)]発売日:2025年09月05日
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
2025年5月に開催されたシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝したスーイエ・パク(第2位は吉田南)。本作『Echoes of Exile 亡命者のこだま』は、追放というテーマを軸に、1920年代から1950年代にかけて書かれた作品を集めたアルバムです。政治的あるいは内面的な理由から故国を離れざるを得なかった作曲家たちの視点をたどるもので、エネスクとイザイの作品でバルトーク、ベン=ハイム、B.A.ツィンマーマンの重厚な作品を挟む形に配置されています。故郷への郷愁や大戦後の不安といった感情が、パクの鋭敏な感受性と深い共感を通して鮮やかに描き出されています。SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 韓国出身のスーイエ・パクは、4歳でヴァイオリンを始め、9歳でベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学。その後、ウィーン国立音楽大学、ジョンズ・ホプキンズ大学ピーボディ音楽院で研鑽を積みました。これまでにヨーロッパ、アジア、中東など各地で演奏し、エイドリアン・ブレンデルやローランド・ペンティネンら著名な音楽家と共演。2017年にパガニーニの「カプリース」(BISSA2282)でCDデビューを果たし、2021年の『Journey through a Century 世紀を越える旅』(BISSA2492)は『グラモフォン』誌の「今月の録音」に選ばれるなど高い評価を受けました。その後も、尹伊桑のヴァイオリン協奏曲第3番や、シマノフスキのヴァイオリンとピアノのための全作品(いずれもBISレーベル)を録音し、国際的な注目を集めています。
収録作曲家:
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3世代にわたるスウェーデンの声楽と室内楽作品集
ヴェンネルベリ=ロイター、ハッレーン、ステーンハンマル [ソフィ・アスプルンド、ペーテル・フリース・ユーハンソン 他]発売日:2025年09月05日
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
3世代にわたるスウェーデンの作曲家を紹介するアルバム。スウェーデンの芸術音楽において重要なジャンルである声楽と室内楽を収録しています。ピアニストのペーター・フリース・ユーハンソンの呼びかけにより、ヴァイオリニストのユーハン・ダーレネ、ソプラノのソフィ・アスプルンドら著名な音楽家が結集しました。 アンドレーアス・ハッレーンのピアノ四重奏曲は彼の初期作品にもかかわらず高い完成度を示している佳曲。民俗的な要素を取り入れているのが特徴です。 ヴィルヘルム・ステーンハンマルは多くの多彩な作品を残し、3人中もっとも名を知られているであろう作曲家。ヴァイオリン・ソナタは彼のドイツ教育の理想を反映した作品であり、あくまで絶対音楽ながらも、繊細でポエティックな魅力をたたえています。 サラ・ヴェンネルベリ=ロイターはストックホルム唯一の女性オルガニストとして職を得た音楽家。多くの作品が未発表のまま眠っています。旋律の美しさに重きを置く音楽作りがオルガニストとしては異例で、その特徴は歌曲でこそはっきりと味わえます。
収録作曲家:
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Breaking Waves - 砕ける波
グレース・ウィリアムズ(1906-1977)
バツェヴィチ(1909-1969)
ミュラー=ヘルマン(1868-1941):
弦楽のための作品集 [マリン・ブロマン、オストロボスニア室内管弦楽団]発売日:2025年09月05日
SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)
異なる国籍を持つ3人の女性作曲家の弦楽のための作品を集めたアルバム。 グレース・ウィリアムズは、ウェールズ生まれ。カーディフ大学とロンドン王立音楽大学で学び、ウィーンではエゴン・ヴェレシュに師事、ワーグナーやマーラーの影響も受けながらも独自の作風を確立しました。第二次世界大戦中に健康を崩し、一時は作曲をやめることも考えた彼女ですが、戦後に故郷に戻り、作曲と教育活動を続けました。「海のスケッチ」は彼女の代表作の一つで、故郷グラモーガンシャーの海岸にインスピレーションを得た5楽章からなる作品です。 ポーランドのグラジナ・バツェヴィチは、作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者として活躍。ワルシャワ音楽院とパリで学び、戦後も創作を続けました。弦楽四重奏曲を7曲作曲し、なかでも第4番は特に有名で、民族的要素と親しみやすい新古典主義的語法が特徴の3楽章構成で書かれています。今回は弦楽オーケストラ編曲版で演奏されます。 ヨハンナ・ミュラー=ヘルマンはツェムリンスキーに師事し、20世紀初頭のウィーンで活躍した女性作曲家。唯一の弦楽四重奏曲はツェムリンスキーに献呈され、半音階的な和声と後期ロマン派の緊張感ある語法が印象的です。 オストロボスニア室内管弦楽団(OCO)は、1972年にユハ・カンガスによって設立され、1989年からプロとして活動。現代フィンランド音楽に注力し、200作以上の新作を初演、80枚以上の録音を発表しています。2019年より芸術監督を務めるマリン・ブロマンは、指揮者・ヴァイオリニストとして国際的に活躍し、ノーベル賞授賞式でも演奏経験を持つ実力派です。
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(R)-EVOLUTION
バッハ、ペルト、グルスキ 、ヴィターリ、イザイ [ユリアン・ヴァルダー、エリアス・プラクスマーラー]Violin and Organ Recital: Walder, Julian / Praxmarer, Elias - BACH, J.S. / GÓRSKI, W. / VITALI, T.A. / YSAŸE, E. / PIAZZOLLA, A. ((R)-Evolution)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:C3013CD価格:1,800円(税込)
2000年ウィーン生まれのヴァイオリニスト、ユリアン・ヴァルダーによるリサイタル・アルバム。アルバム・タイトル「(R)-EVOLUTION」は、「進化」と「革命」の二重の意味を持ち、バッハの「シャコンヌ」を冒頭に置き、それがヴァイオリン音楽にもたらしたものを後の作曲家たちが発展・革新させてゆく様を追います。 ユリアン・ヴァルダーは、ニューヨーク国際芸術家協会主催のコンクールでの優勝や、2023年のアンリ・マルトー国際コンクールでの第3位入賞など、数々の国際コンクールで優れた成績を収めてきました。演奏活動はアメリカ、アジア、ヨーロッパ各地におよび、カーネギー・ホール、ボリショイ劇場、ウィーン楽友協会、ザルツブルク・モーツァルテウム大ホールなど、世界有数の著名な会場でデビューを果たしています。毎年ウィーンで自主公演を行っているほか、リリエンフェルト夏期アカデミーで講師を務め、国際マスタークラスの開催など教育活動にも積極的に取り組んでいます。
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カベラーチ(1908-1979):
交響曲 第2番
序曲 第1番・第2番 [ヤクブ・フルシャ、ウィーン放送交響楽団]KABELÁČ, M.: Symphony No. 2 / Overtures Nos. 1 and 2 (ORF Vienna Radio Symphony, Hrůša)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:C5546CD価格:2,475円(税込)
ショスタコーヴィチと同時代をチェコで生きたカベラーチ。その作品は近年急速に注目を集めています。特にフルシャはカベラーチ作品の復権に力を入れており、「時の神秘〜大オーケストラのためのパッサカリア」を2014年には都響、2019年にはベルリン・フィルで指揮。都響出演時には「カベラーチを日本に届けることは私の使命」と語っていました。 カベラーチは多才な作曲家で、ラジオ番組の制作に携わりつつ自ら指揮と作曲を行い、気安く楽しめる小品から時代の空気を反映した重厚なオーケストラ曲まで数多くの作品を遺しました。全部で8曲ある交響曲のうち、第2番は第2次大戦中に構想されたもの。劇的な内容をもつ第1楽章、アルトサックスが哀愁を帯びた旋律を奏でる第2楽章、そして自身の合唱曲《ホジェ(悲しみ)》のモチーフを取り入れたフーガと、オルガンを交えた壮麗な終結をもつフィナーレ。この3つの楽章で構成されています。 アルバムには2つの序曲も収録されており、第1番は行進曲風の主題を用いた勇壮な作品、序曲第2番は力強さを感じさせる旋律とリズムが印象的です。
収録作曲家:
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ノスコフスキ(1846-1909):
交響曲 第3番
交響詩「大草原」 [アントニ・ヴィト、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団]NOSKOWSKI, Z.: Symphony No. 3, "From Spring to Spring" / The Steppe (Rheinland-Pfalz State Philharmonic, Wit)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:C5547CD価格:2,475円(税込)
ポーランド交響楽の記念碑、ノスコフスキの交響曲全集が同郷の巨匠ヴィトの指揮で完結「ポーランド人作曲家による初の本格的な交響曲」と評価されるノスコフスキの3曲の交響曲。第1番と第2番を収めたディスク(C5509)に続き、アントニ・ヴィトの指揮で全集完結です。 交響曲第3番「春から春へ」は、ドイツ風のスタイルを留めていた前2作よりも一層民族色が強く、4楽章構成で演奏時間40分ほどの大作。躍動的な春に始まり、夏は白夜の季節を思わせるロマンティックなアダージョ、秋が収穫の祭りのにぎやかな描写なのはヴィヴァルディを思わせます。終楽章は沈鬱な冬の描写で始まり、雪嵐を思わせる盛り上がりを見せた後、浄化されたように澄んだ響きを経て春の回帰を喜ばしく讃えて結ばれます。当時のポーランドは独立を失い、ロシアとプロイセンに分割支配されていました。祖国の独立回復を願う「若きポーランド」と呼ばれた芸術思潮では、「冬を越えて再び巡り来る春」は祖国の再興を象徴する表現で、この作品のワルシャワでの初演も好評で迎えられました。 併録の交響詩「大草原」は演奏時間20分ほどの作品で、ポロネーズのリズムやウクライナの民俗楽器トルバンの模倣といった民族的要素を随所に織り込み、ポーランドとコサックの対立と自然を大きなスケールで描いたもの。ボロディンの「中央アジアの草原にて」に通じる趣があります。
収録作曲家:
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ドメニコ・フェラーリ(1722-1780):
6つのヴァイオリン・ソナタ Op.3 [アルテム・ジェガノフスキー、レオナルド・ガッティ、ソニア・フレクホロヴィチ]FERRARI, D.: 6 Violin Sonatas, Op. 3 (Dzeganovskyi, L. Gatti, Hrechorowicz)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:C5553CD価格:2,475円(税込)
バロックと古典派をつなぐ作曲家ドメニコ・フェラーリの作品に捧げられた希少な作品集。フェラーリはタルティーニの教え子の中でも特に高く評価され、ウィーンとシュトゥットガルトの宮廷で称賛を浴びたのち、パリのコンセール・スピリチュエルへのデビューで大成功をおさめました。パリではフランス国内で10年間にわたり自作を出版する勅許を得て、没するまで演奏家・作曲家として活躍。その作品は通奏低音の使用や語法にバロックのスタイルを残しつつも、急緩急の3楽章構成や低音の扱いなどに古典派様式の萌芽が感じられます。これまでにまとまった録音がほとんどなかったので、このアルバムは貴重と言えるでしょう。 ヴァイオリンのジェガノフスキーはキーウに生まれ、ウクライナの国立劇場のオーケストラなどで演奏したのち、イタリアに移ってステーファノ・モンタナーリやアントン・シュテックにバロック・ヴァイオリンを学びました。アッカデーミア・デラヌンチアータ、ラ・リゾナンツァ、アカデミア・モンティス・レガリス、インスブルック音楽祭管弦楽団などで演奏し、バロックと古典派のレパートリーに特化したアンサンブル「アート・オッフェルトリウム」を主宰しています。
収録作曲家:
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フランス、南アルプスとドーフィネ地方の伝統音楽 [リゴドン・ソヴァージュ]
発売日:2025年09月05日
CD価格:2,775円(税込)
リゴドン再興、古き良きアルプスの調べを現代へOCORA過去の名盤復刻シリーズ。 リゴドン・ソヴァージュは、南アルプスとドーフィネ地方の伝統音楽に現代的な響きを与える画期的なグループです。パトリス・ガベとミシェル・ファヴルのフィドル(ヴァイオリン)に、ブリュノ・サバラのメロディオン(ダイアトニック・アコーディオン)が加わり、民俗学者の編纂物やフィールド録音から得た豊富なレパートリーを独自の革新的なスタイルで表現しています。 リゴドンはこの地域の伝統的なダンスの一種で、2拍子の跳ねるステップが特徴。このアルバムは古くからの音楽に現代の息吹を吹き込み、アルプスの音楽への新たな関心を集めることでしょう。
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炎の中で
~ソプラノ独唱のための後期バロック・カンタータと協奏曲
ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ [ローワン・ピアース、アシュリー・ソロモン、フロリレジウム]HANDEL, G.F.: Tra le fiamme / BACH, J.S.: Ich bin in mir vergnügt / VIVALDI, A.: Chamber Concerto, RV 84 (R. Pierce, Florilegium, Solomon)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:CCS47625CD価格:2,775円(税込)
緊密な室内楽的アンサンブルを得て映えるバロック独唱の妙バロックとドイツ・リートを中心に幅広い活躍をみせる英国のソプラノ歌手ローワン・ピアースが、同国の最前線をゆく古楽器楽団フロリレジウムと共演、後期バロックの最も有名な作曲家たちの隠れた独唱レパートリーの数々を披露します。フロリレジウムにはヴィオラ・ダ・ガンバ市瀬礼子も参加し、通奏低音以外は各1パート1人ずつの編成。それぞれのパートの動きが明瞭に浮かび上がる音作りが各作品の細かな機微を浮き彫りにし、バロックの作曲家たちがいかに緊密な音の綾を織りあげていたかを再確認させてくれます。 ヘンデルの独唱カンタータ「炎の中で」は、ローマで教皇庁の禁令によりオペラ上演ができない中で、若き日の作曲家が音楽愛好の貴族たちを喜ばせた作品の1つ。バッハの世俗カンタータBWV 204は独唱向けカンタータが多く書かれた1726~27年頃の作とされ、フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)独奏が際立った活躍するアリアが印象的な1作。同じくトラヴェルソがヴァイオリンと活発なやりとりを聴かせるヴィヴァルディの室内協奏曲やヘンデルの合奏協奏曲と共に、各楽器の音色表現の巧みさにも惹かれます。 激しい音の上下の中ピアースの美声が映えるアルバム末尾の「アレルヤ」まで聴きどころ満載の1枚です。
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聖体の聖史劇
~バロック後期のバレンシアで~ [カルレス・マグラネル、カペリャ・デ・ミニストレルス、リュイス・ビク・ボカリス]発売日:2025年09月05日
CD価格:2,775円(税込)
精彩に富んだ昔日の祝祭空間を、味わい豊かな古楽器演奏と共に救世主イエスや使徒たちの生きた証として伝わる聖遺物は、大聖堂建立時に必須とされた重要な宝物。晩春~初夏の聖三位一体主日に続く木曜日は、聖堂で大切に保管されている聖遺物をキリスト教信仰の象徴として顕示する聖体祭の日で、カトリック圏では13世紀に教皇ウルバヌス4世が正式に宗教祭礼と定めて以降、クリスマスや復活祭と同じく数日間にわたり盛大な祝典が続きました。 スペイン東部バレンシアに拠点を置く古楽集団カペリャ・デ・ミニストレルスは、17世紀末~18世紀初頭に作成された手稿譜や出版譜の数々を詳細に検討。祭日を告げる鐘と朝のファンファーレに始まり、数々の宗教音楽劇(聖史劇)や市内を回る山車行列に彩られたバレンシア後期バロックの聖体祭を音楽で仮想再現するアルバムを制作しました。 宮廷舞踏パッサカリアの原型である祝典行進曲パサカリェで野趣に富んだ妙音を聴かせるチリミア(ダブルリード楽器)やトランペット、サックバット(トロンボーン)といった管楽器群を交え、ハープ、ガンバ、オルガン、テオルボなどの魅力的な音色と共に5人の歌手が歌い上げる精彩に富んだ音楽絵巻。各パートの響きの味わいを克明に伝えるエンジニアリングを得て迫真の鑑賞体験へと聴き手を誘う演奏内容に加え、詳細な各場面説明を伴う充実のライナーノート(カタルーニャ語、英語、西語)も興趣が尽きません。 イベリアの歴史的音響が生々しく甦るかのような体験をじっくりお楽しみください。
収録作曲家:
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Sparks from Ashes - 灰から散る火花
ドヴォルザーク、バルトーク、
カプラーロヴァー、クシチカ:
歌曲集 [ニッキー・スペンス、ディラン・ペレス]Vocal Recital (Tenor): Spence, Nicky - DVOŘÁK, A. / KAPRÁLOVÁ, V. / BARTÓK, B. / KŘIČKA, J. (Sparks from Ashes)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:CHAN20338CD価格:2,850円(税込)
ロイヤル・オペラでアスミク・グリゴリアンと共演した《イェヌーファ》の映像や、ラトル指揮ロンドン響と共演した同曲のCD、更にHyperionのヤナーチェク歌曲集に参加するなど、ヤナーチェク歌いとして評価の高いニッキー・スペンスの歌う東欧歌曲集。 中心となるのはドヴォルザークの「糸杉」。1860年代に書かれたこの歌曲集は当時ドヴォルザークが恋心を寄せていた女優ヨゼフィナ・チェルマーコヴァーへの思いが反映されたと考えられています。詩はグスタフ・プフレガー=モラフスキーによるもので、つかの間の愛の幸福、拒絶、別れ、そして自然への慰めといったテーマが描かれています。この歌曲集はドヴォルザークにとって重要な創作の源泉でもあり、彼は後に12曲を弦楽四重奏用に編曲し、さらに1888年には8曲を改訂して「愛の歌」作品83として出版しました。ドヴォルザークの若き日の情熱が凝縮された美しい作品をスペンスは優しく歌い上げています。 他には、バルトークが1915年に出版されたスロバキアの民謡集から5曲を選び、田舎の結婚式の様々な様相を描いた「村の情景」や、チェコ・フィルハーモニー合唱団の指揮者やプラハ音楽院の作曲教授などを歴任した作曲家ヤロスラフ・クシチカによるおとぎ話を題材とした寓話的な歌曲、カプラーロヴァーの愛を主題とした歌曲集「灰から散る火花」などが収録されています。「別れとハンカチ」は、カプラーロヴァー自身の人生の転機を反映した作品として知られます。
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King of Kings - 王の中の王
J.S.バッハ(1685-1750):
アンドルー・デイヴィス編曲による管弦楽作品集 [BBCフィルハーモニック、アンドルー・デイヴィス、マーティン・ブラビンズ]BACH, J.S.: Orchestrations by Andrew Davis (King of Kings) (BBC Philharmonic, Brabbins, Andrew Davis)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:CHAN20400CD価格:2,850円(税込)
1989年から2000年までBBC交響楽団の首席指揮者を務め、紳士的な気品と情熱のある音楽作りによって人気のあったアンドルー・デイヴィスの遺作と呼ぶべきアルバムが登場。ストコフスキーばりに、バッハのオルガン曲をオーケストラ・アレンジした壮大な作品集です。 アンドルー・デイヴィスはセント・オールバンズでピーター・ハーフォード氏にオルガンを師事し、ケンブリッジではデイヴィッド・ウィルコックスに就いて4年間にわたりオルガンの研究と演奏を専門的に深めました。忙しい指揮活動の傍らオルガンへの関心を生涯持ち続け、バッハのオルガン曲の管弦楽編曲は彼のライフワークとなっていたようです。 このアルバムは彼の80歳の記念として企画されたものでしたが、病を得て録音を完結できずに世を去ってしまいました。その遺志を継いだマーティン・ブラビンズによってアルバムが完成し、ここに追悼盤としてリリースされます。ブックレットには当録音のプロデューサーで、長年にわたりBBCフィルのプロデューサーを務めてきたマイク・ジョージによる故人の回想と感謝のこもったコメントと各曲の解説が記されています(英語)。 アンドルー・デイヴィスは編曲に際してストコフスキーのものを意識していたようです。デイヴィス版の特徴の一つは、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン、マリンバなどの打楽器を巧みに用いて響きに煌めきを与えている点。また、管楽器が効果的に活躍する場面も多く、これは原曲のオルガンの響きを意識したものといえるでしょう。おなじみの「トッカータとフーガ ニ短調」はストコフスキー版とは全く違う風情の味わいを楽しめます。
収録作曲家:
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ウカシェフスキ(1968-):
夜想曲集 [マチェイ・ザグルスキ]ŁUKASZEWSKI, P.: Nocturnes (M. Zagórski)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:GP953CD価格:2,175円(税込)
パヴェウ・ウカシェフスキは、ポーランドを代表する宗教音楽作曲家の一人です。ワルシャワのショパン音楽大学でチェロと作曲を学び、1995年に作曲科を首席で卒業。博士号取得後、同大学では2016年から2024年まで副学長を務めました。 『夜想曲』は15曲からなる連作小品集で、それぞれの曲には星の名前が冠されており、ロマン派の夜想曲の伝統(ショパンやシマノフスカなど)を受け継ぎながらも現代的な音楽となっています。静かで穏やかな響きの中に、重なり合う音の層がテンポを微妙に変化させてゆく様は、夜の静けさや星々の神秘さを連想させます。 第6番「ハッサレー」(ぎょしゃ座)と第14番「ピピリマ」(さそり座)では、歌うようなメロディと美しい和音の融合がとくに印象的。曲集の最後を飾るのは、第15番「ヘゼ」(おとめ座)。音は次第に静かに消え入り、広大な宇宙の深淵へと吸い込まれていくような印象を与えます。この作品に強く魅了されているというポーランドのピアニスト、マチェイ・ザゴルスキが丁寧な演奏を聴かせます。
収録作曲家:
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ベートーヴェン(1770-1827):
〈交響曲全集 第2集〉
交響曲 第5番・第6番・第8番 [ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、オルケストル・コンスエロ]BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 5, 6, "Pastoral" and 8 (Intégrale des symphonies, Vol. 2) (Orchestre Consuelo, Julien-Laferrière)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:LBM079CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)
ジュリアン=ラフェリエール率いる気鋭のオーケストラによるベートーヴェン全集第2弾!1990年生まれのチェロ奏者・指揮者ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールにより、2021年に創設されたオルケストル・コンスエロ。それぞれの演奏曲に最適になるように選ばれた若き名手たちによってフレキシブルに編成されるこのオーケストラには今回、フルートにクレモン・デュフール、チェロに諸岡拓見、ヴァイオリンに岡村亜衣子らが参加。またここではトランペットやホルンなど一部に古楽器も使用されています。 彼らがジョルジュ・シフラによって1966年に設立されたラ・シェーズ=デュー音楽祭のサポートのもと、ベートーヴェンの全交響曲を4年計画でライヴ録音するプロジェクトの第2弾が登場。第5番、第6番といった人気曲がいよいよリリースされます。極力少人数に抑えた編成による室内楽的なアプローチと、早めのテンポでキビキビと音楽を進める方向性は前作通りですが、例えば第5番では第3楽章の全休止を長く溜めて緊張感を高めたり、第4楽章冒頭は伸びやかなテヌートで開放感を強調したりと、個性的なアイデアも随所で効いています。 第8番、第6番も作品の特性を生かして魅力を存分に引き出した、生命力にあふれる素晴らしい演奏となっており、シリーズ後半にも期待が膨らみます。
収録作曲家:
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ジプシーの歌
~ドヴォルザーク、ヤナーチェク、バルトーク ほか [ターリヒ四重奏団]String Quartets - BARTÓK, B. / BOULANGER, G. / DINICU, G. / DVOŘÁK, A. / JANÁČEK, L. (Gypsy Melodies) (Talich Quartet)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:LDV129CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
ターリヒ四重奏団が奏でるボヘミアの魂2024年に結成60年を迎えたターリヒ四重奏団と、チェコ出身の編曲家イジー・カバートが手を組んだことから生まれたアルバム。 ドヴォルザークがブラームスに認められ世に出るきっかけとなった『モラヴィア二重唱曲集』、その後に書かれ美しい「我が母の教え給いし歌」を含む『ジプシーの歌』、ヤナーチェクが伝承歌を編曲した『歌によるモラヴィア民俗詩』など、チェコ(モラヴィア)を発祥に古くから親しまれてきた歌の数々を弦楽四重奏に編曲したものを前半に収録しています。バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』からのプログラム後半にはツィンバロムとコントラバスが参加。一部にはカヴァルという笛も加わり、民族色をさらに強め躍動感のある音楽を聴かせます。 ヨーロッパの音楽を牽引してきたボヘミアの伝統を受け継ぐターリヒ四重奏団が、自分たちの感性を伸び伸びと開放させ、音楽を心ゆくまで楽しんでいることが温かく伝わる一枚です。
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上野通明(チェロ)
オリジン
チェロ独奏のための邦人作品集 [上野通明]Cello Recital: Ueno, Michiaki - MATSUMURA, Teizo / MAYUZUMI, Toshiro / MORI, Madoka / TAKEMITSU, Tōru / TAKI, Rentaro / YAMADA, Kōsaku (Origin)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:LDV140CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)
日本をあらためて選び取る。
上野通明のセカンドアルバムは、彼ならではの視点による邦人作品集!上野通明は、「日本人チェリストとして母国の素晴らしい楽曲を世界に紹介したい」と望んでいる。一見すると、誰もがいいそうな、ありふれた言葉ではある。しかし、彼の育った環境を考えるならば、このセンテンスが少々異なった意味を帯びてくるのが理解されよう。 上野は1995年に南米のパラグアイで生れ、幼い時期はスペインで過ごしている。4歳のときにヴィデオで観たヨーヨー・マに夢中になり、5歳のクリスマスにチェロを買ってもらったのが、彼の音楽人生の始まりだったという。こうした上野にとって、日本は故郷でありながらもはるか遠い国だった。彼はいう。「日本の文化について深く考えたことがなく、ヨーロッパの人から好意を持って日本の話をされても自分はほとんど知らない。それが恥ずかしかった」。 やがて彼は、成長すると共に徐々に「意識的に」日本について考えざるを得なくなった。日本という環境を当然なものとして受け止めるのではなく、それを一種の外部として知覚したうえで、あらためて慎重に吟味し、選び取ること。日本人による作品を自分の指で弾きながら、上野はそうした作業を行なっているにちがいない。 -
ベルギーのピアノ作品集 [ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン]
Piano Recital: Vanden Eynden, Jean-Claude - FRANCK, C. / GREEF, A. de / JONGEN, J. / JONGEN, L / LEKEU, G. / LYSIGHT, M. / YSAYE, T. (Pièces égoïstes)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:MEW2511CD価格:2,775円(税込)
内なる声、ベルギー・ピアノの系譜19世紀から20世紀にかけて、ヴァイオリンのフランコ・ベルギー楽派はアンリ・ヴュータンやウジェーヌ・イザイらによって一時代を築きました。このアルバムは、同時期から現代までのベルギーにおける、ピアノの楽派とも言うべき流れを俯瞰する試みです。 アルバム・タイトルのPIÈCES ÉGOÏSTESはギヨーム・ルクーの「自己愛の小品(「私自身のためだけの小品」といったようなニュアンス)」に由来し、作曲家自身の内面的な感情を表したもの。その豊かな伝統と師弟の絆へのオマージュとして、ここには様々な音楽が収められています。 16歳でエリザベート王妃国際音楽コンクール第3位に入賞し、60年以上にわたり国際的なキャリアを築いた巨匠、ジャン=クロード・ヴァンデン・エインデンが奏でるフランク、ジョンゲン兄弟、デ・グレーフ、リサイト、ファン・ロッスム、ルクー、ウジェーヌの弟テオ・イザイといった作曲家たちの知られざる珠玉の作品群は、魂の奥底に触れる唯一無二の音楽体験をもたらします。
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ビゼー(1838-1875):
20の歌曲 Op.21 [ユスティナ・グリンギテ、マルコム・マルティノー]BIZET, G.: 20 Mélodies, Op. 21 (Gringytė, Martineau)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:ODE1458-2CD価格:2,475円(税込)
当代屈指のカルメン歌いとして名高いグリンギテによるビゼー没後150年記念盤。 「20の歌曲」作品21には、「アルルの女」のパストラーレと同じ旋律を用いた「Le Matin 朝」や歌劇《ジャミレ》からの「J’aime l’amour 愛の歌」など多くの傑作が含まれています。グリンギテは持ち前の豊かな声と、それぞれの歌曲に応じた巧みな表情付けによって、この歌曲集の魅力を伝えてくれます。
収録作曲家:
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レーガー(1873-1916):
アルノルト・ベックリンによる4つの音詩
ロマンティックな組曲 [ハイメ・マルティン、イェヴレ交響楽団]REGER, M.: 4 Tone Poems after Arnold Böcklin / Romantic Suite (Gävle Symphony, J. Martín)
発売日:2025年09月05日
NMLアルバム番号:ODE1462-2CD価格:2,475円(税込)
レーガーの晩年の管弦楽作品2篇を収めたアルバム。「アルノルト・ベックリンによる4つの音詩」は画家ベックリンの絵画に想を得た作品。レーガーには珍しい標題音楽的作品ですが、4つの楽章からなり、彼が構想していたという交響曲への志向もうかがわれます。「ロマンティックな組曲」は詩人アイヒェンドルフの詩に触発された作品。両曲ともドビュッシーを思わせる官能的で情感豊かな響きがあります。 ハイメ・マルティンはスペイン生まれ。ロイヤル・フィルやロンドン・フィルの首席フルートを歴任した後に指揮に転じ、2013年から22年までイェヴレ交響楽団の首席指揮者を務めました。
収録作曲家:
