2025年5月

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  • 商品番号:NYCX-10532

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    〈5月30日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年05月30日

    SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 解説日本語訳付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    好評を博した第1巻に続き、『平均律』第2巻が早くも登場!ソリスト、バッハ・コレギウム・ジャパンの首席指揮者、そして客演指揮者として活躍を続ける鈴木優人。2021年10月にトッパンホールで録音された『平均律』第1巻は、2024年3月に発売されると非常に高い評価を得ました。 この第2巻は第1巻と同じトッパンホールで、同ホール企画のシリーズ「鈴木優人 J.S.バッハを弾く」最終公演に先立って4日間をかけてセッション収録されたもの。プレリュードは曲によって舞曲的、アリア的、協奏曲的...と多彩な性格を持ち、続くフーガでは壮大かつ緻密な構造を持っている点は第1巻と同様ですが、第2巻では更なる完成度の追求と実験精神が織り込まれて複雑さを増しています。 華麗で繊細、同時に力強さも持つチェンバロの響きを美しくとらえた録音とともに、鈴木自身が語っていた「第2巻はバッハの集大成の一つ。プレリュードが魅せる様々な様式と、対位法の美の極致であるフーガが織りなす宇宙的な世界に浸れるのが幸せです」という思いを聴き手も共有できる素晴らしいセットです。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10536

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    交響曲 第1番
    交響的舞曲 詳細ページ
    [ジョン・ウィルソン、シンフォニア・オヴ・ロンドン]

    発売日:2025年05月30日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ジョン・ウィルソンとシンフォニア・オヴ・ロンドンによるラフマニノフ・シリーズ完結編、
    最初の交響曲と晩年の傑作のカップリング。
    交響曲第1番は、初演の失敗により鬱状態となった作曲者がピアノ協奏曲第2番で名誉挽回したというエピソードの文脈で語られることが多いためか、第2番に比べると演奏頻度が格段に落ちますが、若きラフマニノフが本格的な交響曲作家としてのデビュー作として意欲を込めた創意と魅力的な楽想が近年見直されています。 一方、交響的舞曲は晩年の作品で、まず2台ピアノ版として完成させた後にオーケストラレーションを行い、最後のオーケストラ作品となったもの。ラフマニノフの作品によく引用されるグレゴリオ聖歌「怒りの日」の旋律が非常に印象的に使われています。交響的舞曲の第1楽章では交響曲第1番の主題が引用されており、その「響き合い」がこの2曲をカップリングした意図かもしれません。尚、ウィルソンは今回の録音に際して自筆譜を仔細に検討し、数か所の細部の誤りを訂正している模様です。 CHANDOSの看板プロデューサーとエンジニア、ブライアン・ピジョン&ラルフ・カズンズのコンビによる録音は今回も目覚ましく、オーケストラ全体の立体感と、細かい楽器の動きを明瞭に聞き取れる解像度が両立。この音だけでも楽しめる、そのような一枚に仕上がりました。 SACDハイブリッド・ディスクでの発売です。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10530

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    鈴木 雅明/バッハ・コレギウム・ジャパン
    ブラームス(1833-1897)
    ドイツ・レクイエム 詳細ページ
    [安川 みく、ヨッヘン・クプファー、鈴木 雅明、バッハ・コレギウム・ジャパン]

    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    バッハ・コレギウム・ジャパン初のブラームス。
    大きな評判となった東京オペラシティでの感動がよみがえる
    バッハを中心に、モーツァルト、ベートーヴェンの宗教音楽を数多く録音し、高い評価を受けてきた鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンが、満を持してブラームスの傑作をとりあげました。 2024年1月19日に東京オペラシティ・コンサートホールで行われた演奏会は大きな評判となりましたが、これはその当日の演奏と、それに先立つ録音セッションをもとに制作されたものです。チェロとコントラバスに始まる冒頭の足取りの重さの中にも推進力のあるリズム、続く合唱の清澄な響きなど、冒頭からBCJらしい透明度高い響きに包まれます。第2楽章以降に聴かれる力強い表現もテキストと楽曲進行に沿ったもので、実に自然な流れでありながらたいへん効果的。どのような場面でも洗練とぬくもりを感じさせる合唱の上手さも際立ちます。バリトンとソプラノのソロも曲に寄り添った美しくも力強い歌声で、全体によく調和しながらも印象的に花を添えています。 バロックから古典派までの宗教音楽に新たな風を吹き込んできた鈴木雅明ならではの独自の視点で、このロマン派の名作にある種の清涼感と時に祝典的なまでの新たな光を当て、魂の慰安を歌い上げた素晴らしい演奏。コンサートマスターの寺神戸亮やホルンの福川伸陽、トロンボーンの清水真弓などワールドクラスのプレイヤーを擁する器楽陣の醸し出す響きも非常に魅力的です。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリースで、見通しと音場感のバランスを両立させた優秀録音を十二分に堪能することが出来ます。 ※国内仕様盤には日本語解説と歌詞の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50408

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    プロコフィエフ(1891-1953)
    歌劇《戦争と平和》
    ドミトリー・チェルニアコフ演出 詳細ページ
    [ウラディーミル・ユロフスキ、バイエルン国立管弦楽団、アンドレイ・ジリホフスキー、オルガ・クルチンスカ 他]

    発売日:2025年05月23日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕・日本語解説付き価格:6,050円(税込、送料無料)

    バイエルン国立歌劇場より
    チェルニアコフ演出&ユロフスキ指揮、衝撃の《戦争と平和》登場!
    トルストイの小説『戦争と平和』は、19世紀初頭のナポレオンの侵略とそれに反撃するロシアの「祖国戦争」の時代を背景に、戦争と社会=人間関係の諸相を、壮大なスケールで描いたもの。1941年に勃発した独ソ戦下のソヴィエト連邦でプロコフィエフは、原作のアンドレイ・ボルコンスキーとナターシャの悲恋、二人の友人ピエールとの友情の物語を軸に、堕落した貴族社会、ナポレオン軍との戦闘、モスクワの炎上、そしてロシアの勝利で結ばれる壮大な歴史絵巻として台本を執筆・作曲しました。 作曲家没後70周年に当たる2023年、バイエルン国立歌劇場での初演となる本作のドラマトゥルギーを担当したマルテ・クラスティングは、「チェルニアコフ演出による《戦争と平和》は、モスクワの労働組合会館の「円柱の間」で繰り広げられる。自分の意志に反してこの建物に閉じ込められた人々は、いつ終わるとも知れないこの奇妙な共同生活の中、まるで集合的記憶を共有するかのように、それぞれの役柄になりきり、様々な場面を演じはじめる。演技と現実の境界は次第に曖昧になり、見せかけの戦いは血腥い衝突へと変貌する……(ノーツより抄訳)」と述べ、その演出はトルストイが創作した『戦争と平和』、プロコフィエフが独ソ戦下でそれを解釈・創作した《戦争と平和》の現代における再解釈であると位置づけています。 ロシア、ウクライナ、モルドヴァを初め10数カ国から優れた歌手たちが、このプロジェクトに起用されました。音楽監督のユロフスキの明晰なタクトに導かれて奏でられるプロコフィエフの音楽は、美しい抒情、憧憬と活気に溢れた『平和』と荒々しい狂騒と惨状に満ちた『戦争』を描いて、余すところがありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10526

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    リース(1784-1838)
    交響曲 第3番&第8番 詳細ページ
    [ヤンネ・ニソネン、タピオラ・シンフォニエッタ]

    発売日:2025年05月16日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    好評シリーズ、フェルディナント・リースの交響曲全集。第3集には第3番と第8番の2曲が収録されています。 交響曲第3番は、ロンドン・フィルハーモニック協会からの委嘱作で1815年5月15日にフィルハーモニック協会で初演されました。第1楽章の第1主題では変ホ長調が現れますが、すぐに転調し続く第2主題は珍しくハ長調が現れるなど聴き手を混乱させます。再現部で第2主題が変ホ長調に転調されるまで、主調は不明瞭なままです。コンパクトな編成による第2楽章、第3楽章のメヌエットでは、フルートの活躍やソロ・ヴァイオリンによる室内楽風の中間部が印象的です。第4楽章では、第1楽章の第1主題の変化形が随所に用いられ、作品全体が緊密にストーリー化されています。 第8番とされる変ホ長調の交響曲は彼の生前には出版されず、作品番号も付されていません。作曲時期や出版に関する混乱があり、1825年のニーダーライン音楽祭で初演された可能性が高く1834年にも演奏されたとされています。第3番と似た雰囲気を持っていますが、楽章間の統一性が強調され、特に半音進行によるテーマの関連が顕著です。この作品でリースはベートーヴェンに匹敵する交響曲作曲家としての技術的成長を示しています。 ニソネン盤は曲が内包する爆発的なエネルギーと色彩の面にフォーカスしており、転調の繰り返しを巧みに生かした非常にエキサイティングな演奏となっています。今作でも城代さや香(きのしろさやか)が第2ヴァイオリンをリードしています。 ※国内仕様盤には、相場ひろ氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10528

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    ブラームス(1833-1897)
    ドイツ・レクイエム
    (1868年ブレーメンでの初演再現の試み) 詳細ページ
    [ケイト・リンジー、ヨハン・クリスティンソン 他、ケント・ナガノ、ハンブルク・フィルハーモニカー]

    発売日:2025年05月16日

    SACD-Hybrid 2枚組国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:5,940円(税込、送料無料)

    祝祭的な雰囲気の中で行われた初演に迫り、「ドイツ・レクイエム」演奏の可能性を拓く2015/16シーズンからブラームス所縁のハンブルク市の音楽総監督を務め、ハンブルク州立歌劇場とハンブルク・フィルの首席指揮者として高い評価を得ているケント・ナガノが名作ドイツ・レクイエムを録音。知性派の彼らしく、一般的な形での演奏ではなく、1868年4月10日のブレーメンでの初演を再現しようとしたものです。その初演は「聖金曜日の聖なるコンサート」として企画され、2,500人もの聴衆を集めました。その実態は、厳粛な雰囲気の中での上演というよりは、現地の市民を対象とした祝祭的なイベント・コンサートであったようです。 ブラームス自身の指揮の下、ドイツ・レクイエムの最初の3章が演奏され、次に盟友ヨーゼフ・ヨアヒムをソリストに迎えた小品3曲を演奏。その後にドイツ・レクイエムの残りが演奏されますが、後に第5章となる「このように、あなた方にも今は」はまだ書かれていなかったので演奏されていません。驚くのはその後で、バッハの「マタイ受難曲」の有名なアリア「憐れみたまえ、我が神よ」がヨアヒムの妻アマーリエのソロで歌われ、更にヘンデルのメサイアからの3曲が演奏されて最後はかの有名な「ハレルヤ・コーラス」で晴れやかに幕を閉じた模様(この録音ではモーツァルトのオーケストレーションによるドイツ語歌唱版を演奏)。演奏会終了後には、居酒屋に繰り出した聴衆も少なからずいたようで、死者への想いを胸に粛々と家路に着くといった趣とは異なっていたようです。 原盤解説では、このようなドイツ・レクイエムの「楽しみ」方を「開かれた作品」と呼んで、同曲が他のさまざまな作品と組み合わせて演奏されてきた歴史的事実も指摘されています。当録音に歌劇場の合唱団ではなく、教会やアマチュアの合唱団からなる混成部隊を起用したのも、市民参加型の祝祭的な性格を意識したのかもしれません。しかしアマチュア・ライクな演奏や明るく朗らかな解釈になることは決してなく、入念緻密な仕上げで知られるケント・ナガノの指揮の下、歌手にもヴァイオリン・ソロにも当代随一の演奏家を揃え、極めて完成度の高い演奏が展開されています。ハンブルク・フィルの重心の低いサウンドも曲の性格にふさわしく、ドイツ・レクイエムを愛する人ならば是非手許に置いておきたいアルバムです。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には日本語解説と歌詞の日本語訳が付属します

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10529

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    発売日:2025年05月16日

    SACD-Hybrid国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    クライバーン・コンクールの史上最年少優勝から15年。
    ハオチェン・チャンがピアノ・ソナタの2大傑作に挑む!
    2009年にヴァン・クライバーン・コンクールで史上最年少で第1位となったハオチェン・チャン(辻井伸行と1位を分け合いました)。当時はカーティス音楽院の学生でしたが、国際的な活動を通じて着実に実績を重ね、来日公演でも高い評価を得ています。非常に高度なテクニックの持ち主で、特にリスト作品では目覚ましい演奏を披露しますが、シューマンやブラームスといったドイツ・ロマン派のレパートリーでも作品の深みを伝えてくれます。フィラデルフィア管とのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集の録音も大きな話題となったのも記憶に新しいところ。 このアルバムではピアノ・ソナタの歴史上でも最高難度にランクされる2作品を収録。「ハンマークラヴィーア」では込み入ったフーガを見事にさばき、長大なアダージョでも張り詰めた緊張感と瞑想的な雰囲気を保っています。リストのソナタでの構成感も立派。テクニックのもたらす余裕でしょうか、両曲ともに颯爽として爽やかな抒情が随所に感じられるのも印象的です。ハオチェン・チャンの成長ぶりを如実に伝える1枚です。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。 ※国内仕様盤には、高坂はる香氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10522

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    ゲーハ=ペイシ(1914-1993)
    交響曲 第1番・第2番
    九重奏曲 詳細ページ
    [ニール・トムソン、ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    ナクソスがブラジル外務省の提携で進めているブラジル音楽のシリーズ、最新盤は20世紀ブラジルの作曲家セーザル・ゲーハ=ペイシの交響曲集です。彼の2つの交響曲は、同じ作曲家によるとは思えないほど対照的な作風を示しています。1937年、ゲーハ=ペイシは新古典主義とナショナリズムの影響を受けていましたが、ハンス=ヨアヒム・ケルロイターの指導のもとセリエリズムに傾倒。しかし6年間の作曲活動の後、このスタイルを放棄し民族主義的な美学へと回帰しました。 交響曲第1番は、セリエリズム時代の代表作で、約20分の短い作品。ロンドンでBBC交響楽団により初演され、ヘルマン・シェルヘンも演奏しました。木管楽器1(第2クラリネットを追加)、トランペット、ティンパニ、ピアノ、弦楽器という簡潔な編成が特徴で、放送オーケストラでの演奏を念頭に置いて書かれています。 また、この時期の最も重要な室内楽作品の一つが九重奏曲です。フルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノのために書かれ、1948年にシェルヘンの指揮で初演。厳格なセリエリズムを採用し、旋律やリズムの繰り返しを避けた作風が特徴です。 その後、ゲーハ=ペイシは民族主義的な作風に回帰し、交響曲第2番「ブラジリア」を作曲。この作品は、1960年にブラジルの首都「ブラジリア」建設を記念するコンクールのために書かれたもので、優勝作品には当時としては高額な賞金が用意されていました。多くの作品が提出されましたが、どれもも1位を獲得することはなく、ゲーハ=ペイシの交響曲第2番、クラウジオ・サントロの第7番、ホセ・グエラ・ビセンテの第3番が2位となり、賞金は授与されることなく、この結果に落胆したゲーハ=ペイシは、以後交響曲を作曲することはありませんでした。国家的な祝賀行事用に書かれただけあって、第1番とは対照的に、わかりやすくノリやすいメロディやリズムが効果を意図して使われており、1963年のリオデジャネイロでの初演も成功を収めました。合唱はヴォカリーズ主体で全体の響きに溶け込みつつ、壮大なスケール感を演出。最終楽章の中間部では工事の停滞を暗示するかのような場面もありますが、やがて労働者たちに向けたクビチェック大統領の演説の録音が流されると音楽は勢いを増し、壮大なクライマックスとなって曲を閉じます。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10523

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    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ショパンがマヨルカ島で弾いたものと同型楽器を使用!鍵盤古楽器の若き旗手ジュスタン・テイラーによるショパンが登場。プレイエルが1835年から1842年の間にだけ製造していたピアニーノ(アップライトピアノ)を使用し、ショパンがマヨルカ島で同型の楽器を使い書き上げた作品を中心に収録しています。 テイラー自身の編曲によるベッリーニの「清らかな女神よ」も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10524

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    エレクトリック・フィールズ
    ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、
    ダヴィッド・シャルマン、ブライス・デスナー
    詳細ページ
    [バーバラ・ハンニガン、カティア&マリエル・ラベック、ダヴィッド・シャルマン]

    発売日:2025年05月09日

    CD国内仕様 日本語解説・歌詞訳付き価格:3,520円(税込、送料無料)

    ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとエレクトロニクス、
    声とピアノが生み出す、エネルギーと静寂の渦
    2015年以降、バーバラ・ハンニガンとカティア&マリエル・ラベック、フランスの作曲家・パフォーマーのダヴィッド・シャルマンが、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンをインスピレーションの中心に据えた即興演奏を重ね、作り上げたプログラム「Electoric Fields(電場)」。イタリア・バロックのバルバラ・ストロッツィとフランチェスカ・カッチーニという2人の女性作曲家の要素と、アメリカの作曲家・ギタリスト、ブライス・デスナーも加わり、多分野を統合した没入型パフォーマンスとして2021年にロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)で初演されました。 その後音楽自体を作品の中心として発展させこのアルバムが誕生。ヒルデガルトが自ら考案したと伝えられる神秘言語リングア・イグノタ(不明な言語の意)やラテン語で残したテキストが中心に歌われ、持続音(ドローン)に支えられた瞑想的なアンビエント・ミュージック、ライヴ・エレクトロニクスを用いた即興、ポスト・ミニマルなど様々な要素による浮遊感と緊張感の絶妙なバランスが、聴く者の神経を快く刺激します。

  • 商品番号:NYCX-10521

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    ノールマン(1831-1885)
    ピアノ四重奏曲
    ピアノ六重奏曲
    「人生の階段」 詳細ページ
    [和田 記代、ルードヴィグ・ノールマン・ストリングス]

    発売日:2025年05月02日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ルードヴィグ・ノールマン(ヌールマン、1831-1885) は19世紀後半のスウェーデンの音楽界の立役者とも言える音楽家。作曲家としてだけでなく、指揮者やピアニスト、そして音楽評論家としても活躍しました。 ノールマンは3つの交響曲、合唱曲など、様々なジャンルの曲を書きましたが、彼の作品リストの中で最も充実したジャンルは室内楽。まだ録音が少ない彼の室内楽作品ですが、このアルバムはその中からピアノ六重奏曲、ピアノ四重奏曲、そしてピアノ組曲「人生の階段」を収録しています。ピアノ六重奏曲とピアノ組曲はCD初出。スウェーデン音楽史において、ベールヴァルド(ベルワルド、1796-1868)とステーンハンマル(ステンハンマル、1871-1927)の間が決して空白ではなかったことを伝えてくれます。 演奏は、この企画の為に集結したロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の団員による弦楽アンサンブルと、ストックホルム在住でステーンハンマル友の会代表を務めるピアニスト和田記代。 ※国内仕様盤には、和田記代氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224764

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    ホイスゴー(1954-)
    〈小管弦楽のための作品集〉
    エッセイズ
    展覧会の絵
    日没をあなたに 詳細ページ
    [フレデリーケ・カンプマン、ロベール・フサール、アテラス・シンフォニエッタ 他]

    HØJSGAARD, E.: Please Accept a Sunset / Essays (Kampmann, Athelas Sinfonietta Copenhagen, Houssart, Danish Chamber Players, Thorel)

    発売日:2025年05月30日 NMLアルバム番号:8.224764

    CD価格:2,475円(税込)

    オーフス生まれの作曲家エーリク・ホイスゴー。デンマーク王立音楽アカデミーで聴音(Aural Training)科の教授を務め、多くの学生を指導してきました。アルバン・ベルクにも例えられる彼の作風は詩的でメランコリックであり、1980年代に広まった「ニュー・シンプリシティ(新しい単純性)」の要素も備えた聴きやすいものです。 このアルバムには、ヴェネツィアの幻想的な空気を描いた「エッセイズ」、L. A. リングの絵画からインスパイアされた「展覧会の絵」、そしてさまざまな文学の断片が歌詞の中で交錯する「日没をあなたに」が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224769

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    ステーン=アナセン(1976-)
    チェンバード・ミュージック 詳細ページ
    [宗像 礼、オスロ・シンフォニエッタ]

    STEEN-ANDERSEN, S.: Chambered Music (Oslo Sinfonietta, Rei Munakata)

    発売日:2025年05月30日 NMLアルバム番号:8.224769

    CD価格:2,475円(税込)

    シモン・ステーン=アナセンは音程や和声といった従来の音楽的要素を排除し、似たものの無い非調性的な音楽を目指す作曲家。このアルバム「Chambered Music 閉じ込められた音楽」には、彼の初期作品が収録されており、斬新で没入感のある音楽体験が味わえます。 宗像礼(むなかたれい)は、横浜生まれの指揮者・作曲家。2012年のダルムシュタット夏季現代音楽講習会で自作が大ブレイク、以降、現代音楽を専門に国際的に活躍しています。2003年よりストックホルムを拠点とする現代音楽アンサンブル「キュリアス・チェンバー・プレイヤーズ(Curious Chamber Players)」の芸術監督および首席指揮者を務めるとともに、アテラス・シンフォニエッタやオスロ・シンフォニエッタなど北欧を中心とした多数の現代音楽アンサンブルとも共演、新たなレパートリーの開拓に取り組んでいます。​

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20344

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    ドリング(1923-1977)
    オーボエ作品全集 詳細ページ
    [ニコラス・ダニエル、アダム・ウォーカー、エイミー・ハーマン、アントニオ・オヤルサバル]

    発売日:2025年05月30日

    CD価格:2,400円(税込)

    マデリーン・ドリングは音楽と演劇を愛する音楽家一家に生まれ、9歳で王立音楽大学の年少部に奨学生として入学。ヴァイオリンを学んだ後、作曲をヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、ジェイコブらに師事し、演劇やパントマイムも学びました。その後は劇場や放送のための音楽を作曲するとともに、自ら舞台に立ち、歌やピアノを演奏。「その才能はガーシュウィンに匹敵する」と高く評価され、多くの作品を書きました。 1947年に、ロンドン交響楽団の首席オーボエ奏者ロジャー・ロードと結婚。このアルバムには夫ロードのために書いたり編曲したりした曲と、ロードが編曲した曲も含めた、ドリングのオーボエ作品の全てが収録されています。作風はどれも軽快で親しみやすく、時にはジャズ風のハーモニーやプーランクの影響も見られます。 イギリス出身のニコラス・ダニエルは、世界的に活躍するオーボエ奏者・指揮者。バロックから現代音楽、室内楽からオペラまで幅広いレパートリーを持ち、さまざまなアンサンブルと共演しています。2004年にQueen’s Medal for Music、2020年には大英帝国勲章(Order of the British Empire)を授与されました。アルバムではオヤルサバル、ウォーカー、ハーマンが共演、息のあった演奏を披露しています。

  • 商品番号:GP955

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    リエーティ(1898-1994)
    ピアノ・ソロ & デュオ作品全集 第3集 詳細ページ
    [ジョルジオ・コウクル、ヴァージニア・ロセッティ]

    RIETI, V.: Piano Solo and Duo Works (Complete), Vol. 3 (Koukl, V. Rossetti)

    発売日:2025年05月30日 NMLアルバム番号:GP955

    CD価格:2,175円(税込)

    ヴィットリオ・リエーティは、イタリア移民の第3世代としてエジプトに生まれ、19歳のときにイタリアへ移住しました。作曲をレスピーギ、マリピエロ、カゼッラに学び、1925年にはパリに留学してさらに研鑽を積みました。このアルバムにはリエーティの晩年の作品が中心に収録されており、高齢になっても衰えることのなかった彼の創造力が随所に感じられます。リエーティは1972年末の『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタビューで、自身が舞台音楽に深い親近感を抱いていることを語っており、ディアギレフとの関わりや、1926年に行われたストラヴィンスキーの「結婚」ロンドン初演でピアニストの一人を務めた経験が、自身の音楽形成に大きな影響を与えたと述べています。 ここに収められた多くの作品は小規模ながら、ダイナミックな動きや洗練された表現が印象的です。「スケルツォ=行進曲」(1976年)や「ヴァリアツィオーニ・エナルモニケ」(1986年)では、ユーモアと軽快さ、優雅さが感じられ、「即興曲」は軽快な旋律が展開される楽しい作品、続く「三部作」は、リエーティの親友であったチェンバロ奏者シルヴィー・マーロウの追悼のために書かれたもので、リズミカルで機知に富み、親密な感情と躍動感を併せ持った構成となっています。他にも様々な性格を持つ小品を収録。全て世界初録音です。 第3集もこれまでと同じく1953年チェコ生まれ、作曲家としても活躍するジョルジオ・コウクルが演奏。デュオではイタリア出身のヴァージニア・ロセッティが共演し、息のあった演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574582

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    モーツァルト(1756-1791)
    管弦楽舞曲のピアノ・トランスクリプション集 詳細ページ
    [トゥン・グエン]

    MOZART, W.A.: Piano Transcriptions of Orchestral Dances (Tung Nguyen)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.574582

    CD価格:1,900円(税込)

    ベトナム出身のピアニスト、トゥン・グエンによるモーツァルトの舞曲集。1772年から1782年にかけてモーツァルトが主にザルツブルクに滞在していた時期に作曲された作品が収録されています。宮廷楽団の首席ヴァイオリン奏者に就任した彼は、職務の一環として楽団のために舞曲を作曲することが求められましたが、これらの編曲の多くは自宅での演奏を目的として作られたものと考えられます。 コントルダンス K.269bはコロレド大司教の甥で後にモーツァルトの後援者となるツェルニーン伯爵に捧げられたものですが、鍵盤用の編曲は4曲のみがミヒャエル・ハイドンによる写本を通じてのみ伝わっており、真の編曲者がモーツァルトかどうかには疑問が持たれています。 行進曲 K.408-1(383e)は、唯一ウィーンで書かれた曲。コンサートの幕間用の作品をコンスタンツェのために鍵盤用に編曲したものです。グエンは歴史的演奏実践に基づき、リピート部分での装飾や即興を取り入れた演奏を展開しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574679

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈チェロと管弦楽のための作品全集〉
    チェロ協奏曲
    チェロ・コンチェルティーノ
    幻想曲 詳細ページ
    [ニコライ・シュガーエフ、ユーリ・メディアニク、チュメニ・フィル]

    WEINBERG, M.: Music for Cello and Orchestra (Complete) (Shugaev, Tyumen Philharmonic, Medianik)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.574679

    CD価格:1,900円(税込)

    ヴァインベルクが生涯に作曲したチェロとオーケストラのための全作品を収録したアルバム。 1948年にわずか4日間で書かれたとされる「チェロ・コンチェルティーノ」は、音楽学者マナシル・ヤクボフの遺品から発見された、チェロ協奏曲の原型とも言える作品です。弦楽器のみを伴奏とするコンパクトな4楽章構成で、物思いにふけるような旋律が弦と巧みに交わりながら高揚し、カデンツァを経て、終楽章で静かに幕を閉じます。 同年に着手された「チェロ協奏曲」は1956年に改訂され、1957年にロストロポーヴィチの独奏で初演。ロマン派の伝統に則った構成とフルオーケストラによる色彩豊かな書法が特徴で、ヴァインベルク作品の中でも特に演奏機会の多い大規模な作品です。民謡風の旋律に始まり、イディッシュ音楽のリズムが用いられた第2楽章、戦闘的な緊張感を湛えた第3楽章、そして終楽章では冒頭の旋律が回帰して締めくくられます。 1952年から53年のチェロと管弦楽のための「幻想曲」は、ダニール・シャフランによってピアノ版が1953年に初演されたものの、管弦楽版の初演記録は残っていません。協奏曲的要素を持ちつつも自由な構成を採り、抒情性と劇的な対比を兼ね備えた、ヴァインベルク中期の傑作のひとつです。 ニコライ・シュガーエフはモスクワ音楽院でチェロを学び、その後ルガーノのスヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院でエンリコ・ディンドにも学びました。近年は指揮活動にも注力しています。ここでは技巧を誇示することなく悲哀を帯びたドラマティックな音楽をじっくりと聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579172

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    音楽の合言葉
    ギター三重奏のための作品集 詳細ページ
    [ヴォルテッラ・プロジェクト・トリオ]

    Guitar Trios - BERNSTEIN, L. / GRIEG, E. / HADJIDAKIS, M. / ISOLANI, L. / RAVEL, M. (Parole in Musica) (Volterra Project Trio)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.579172

    CD価格:1,900円(税込)

    2017年に結成されたヴォルテッラ・プロジェクト・トリオは、印象派や地中海の民俗音楽、映画音楽などをギター三重奏で演奏するアンサンブル。2022年にギター製作家ホセ・ルイス・ロマニリョスに捧げるデビュー作《Medio Siglo》を発表。2023年にはギター財団アメリカ大会で米国デビューを果たし、その革新的なアプローチが国際的に高く評価されています。このアルバムは、文学、舞台、映画といったストーリー性のある芸術からインスピレーションを受けた音楽をテーマに構成されており、彼らの名技と音楽性がいかんなく発揮された1枚です。 バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」は、リズミカルな躍動感と明るさと悲劇とを兼ね備え、時代を超えて愛される傑作。アンサンブルのメンバー、ルカ・イゾラーニによる「Note fuori campo」は、映画音楽で世界的な名声を博したイタリアの作曲家ニーノ・ロータへのオマージュ。マノス・ハジダキスは1960年の映画『日曜はダメよ』で第33回アカデミー賞の主題歌賞に輝いた作曲家です。「ポルノグラフィア」は同名の劇作品から生まれた音楽で、ニーノ・ロータに通じる明るさと寂しさが混じった音楽。ラヴェルの《マ・メール・ロワ》は、繊細で洗練された音楽により、幼少期の記憶と詩情を呼び起こし、グリーグの《ペール・ギュント》からは特に舞曲が採られています。

  • 商品番号:8.579176

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    ジャ・ダーチュン(1955-)
    交響的協奏曲「梨园(りえん)の印象」 詳細ページ
    [リン・ダーイエ、深圳交響楽団]

    JIA, Daqun: Impressions of Liyuan, Symphonic Concerto Cycle (Jiajing Zhang, Junkan Wang, Yiwen Lu, Wenwen Liu, Shenzhen Symphony, Daye Lin)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:8.579176

    CD価格:1,900円(税込)

    現代中国を代表する世界的な作曲家ジャ・ダーチュンの「梨园(りえん)の印象」。2019年の中華人民共和国成立70周年を記念して委嘱されたこの作品は、中国文化の継承と国際的発信を目指しています。「前奏曲」「カプリッチョ」「即興曲」「ラプソディ」の4楽章で構成された協奏曲のツィクルスで、それぞれ四川、崑、北京、秦に伝わる歌劇からインスピレーションを得ており、各楽章では中国伝統の打楽器、笛子(竹笛)、二胡、スオナ(チャルメラ)が活躍、独特な音色がオーケストラの響きと絶妙に融合しています。 各楽章を独立して演奏することも可能なこの作品は、従来の協奏曲の枠を超えたドラマチックなテクスチャを感じさせるとともに、過去と現在、東洋と西洋を結びつける新しいモデルを創出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A579

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ロココ社会を魅了した当時の響きで、ヴェネツィアの巨匠の鍵盤世界へ18世紀中盤、後期バロックから初期古典派の時代に絶大な人気を誇ったヴェネツィアの歌劇作曲家ガルッピ。同じ頃に水の都を席捲した劇作家ゴルドーニと手を携えながら、ヘンデルの歌劇作曲引退後頃からポルポラやレーオらナポリの先人たちと共に、イタリア・オペラの全欧州的人気を支えました。 彼の歌劇作品は近年ようやく演奏機会を取り戻しつつありますが、その名を現代人の記憶にとどめたのはむしろ、ベネデッティ=ミケランジェリを筆頭に20世紀の名手たちもレパートリーにしていた鍵盤ソナタの存在でした。同時代の先達スカルラッティとはやや異なる、端正で感傷的な魅力に満ちたそれらのソナタは、単一楽章の佳品もあれば複数楽章からなる充実作もあり、現代ピアノの演奏家たちによっても数多く録音されていますが、ここでは1738年製のモデルに基づくチェンバロを通じ、18世紀の人々が耳にしたであろう響きを通じてガルッピの音世界の素顔に迫ります。 長調曲・短調曲それぞれに味わい深い協奏曲では、ジョルディ・サヴァール指揮ル・コンセール・デ・ナシオンが最近録音したヴィヴァルディ『四季』でもソリストを務めたアルフィア・バキエヴァら5人の弦楽器奏者が加わり、こちらも18世紀風の室内楽編成で親密な響きの機微をよく活かした解釈を聴かせてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A581

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    永遠の都
    リュートで巡るローマ歴史旅行 詳細ページ
    [シモーネ・ヴァッレロトンダ(リュート)]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ジャンル越境型の古楽器奏者ヴァッレロトンダと巡る古都ローマ古楽器奏者として非常に高い適性を示しながら、以前から親しんでいたロックをはじめ幅広いジャンルに隔てなく接し続け、独特な音楽性を育んできたローマ出身のリュート奏者シモーネ・ヴァッレロトンダ。民俗楽器も交えたユニット、イ・バッシフォンディでの活動も含め、これまでも超正統派の古楽レパートリーと20世紀以降の作曲家の世界を隔てなく行き来するプログラムを提案してきた彼の新たなソロ・アルバムは、「永遠の都」ローマを軸に、この古都を行き交った17~21世紀の作曲家たちの作品をバランスよく組み合わせた選曲になっています。 信仰と権力の狭間に息づいた、知と美への渇望と民衆の活力が導き出した各世紀の音世界は実に多種多様。自身リュートの名手でもあったカプスベルガーやザンボーニの音楽から、システィーナ礼拝堂で長らく門外不出とされていたアッレーグリの多声曲の独奏編曲、クレメンティやカゼッラらのピアノ向け小品、モリコーネの映画音楽、民衆音楽ベースの楽曲……と多岐にわたる選曲でも、全く乱雑な印象を与えないのが流石。リュートから導き出される静謐かつ細やかな響きが、いかなる種類の音楽にも独特の古風な佇まいをまとわせ、不思議な説得力と共にローマという都がたどった悠久の歴史へと聴き手を誘います。

  • 商品番号:ALPHA1131

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    ディーターへ
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウへのオマージュ 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル、ジェームズ・ベイリュー、バルトロメオ・ダンドロ・マルケージ]

    発売日:2025年05月23日

    CD+Book価格:3,300円(税込、送料無料)

    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ生誕100年、
    ベンヤミン・アップルが描くその人生
    2023年と2024年の来日リサイタルなどで日本でも多くのファンを持つドイツのバリトン歌手、ベンヤミン・アップル。彼が尊敬するディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)の生誕100年を記念し、その芸術家としての側面だけでなく、人間としての本質に迫ろうというアルバムが登場。 かつてフィッシャー=ディースカウのマスタークラスに於いてヴォルフの解釈で高く評価され、彼自身の経験からか国際的キャリアのために名前は短くするようにというアドヴァイスを受けたというアップル。20世紀声楽界最大のアイコンの1人である彼に深い敬意を表し、彼が残した日記や手紙、様々な書類や演奏会の履歴、そして絵画などを数年に渡り研究してこのプロジェクトに臨み、その偉大な成功や世界的評価の背後に隠された個人的な人物像を描き出します。 アルバムには世界初録音となるディートリヒの父アルベルトと兄クラウスの作品も収録しており、そのうち1曲はディートリヒの詩によるもの。140ページにも及ぶブックレットにはアップル自身がディートリヒの人生についての長文(英、独、仏語)を寄せているほか、その人生を物語る写真や資料、ディートリヒによる絵画など貴重な画像も掲載されています。 「ディーター」は家族など身近な人々のディートリヒへの愛称。

  • 商品番号:ALPHA1133

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    映像
    マルセル・トゥルニエへのオマージュ 詳細ページ
    [エマニュエル・セイソン、ヴェロニク・ジャンス、ヴォーチェ四重奏団]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手セイソンによる、未出版を含むトゥルニエ作品集フランス出身で世界を舞台に活躍するハープ奏者エマニュエル・セイソンによる、ハープ史上最も偉大な演奏者であり作曲家の一人とされるマルセル・トゥルニエの作品集。歌姫ジャンスを独唱に迎えた歌曲を4曲収録しているほか、ハープ独奏は組曲第2番とトラック2、3、17、18のみであり、その他はトゥルニエ自身により弦楽器が加えられた版で収録されています。中でも、トゥルニエの最も重要な作品とされる「ソナチネ」に加えられたヴァイオリンとチェロのパートは近年発見されたもので、今回がこの版による世界初録音。他にも「庭師の手紙」の弦楽四重奏パート、「彼女は来て、微笑んだ」、「不眠」なども最近の発見とのことです。 セイソン、ヴォーチェ四重奏団、ジャンスらが、同胞の巨匠の作品に深く寄り添った美しい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85061

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    マイラ・ヘスと弦楽器奏者達との共演を復刻した「弦のBiddulph」らしいアルバム。 ヘスは1916年にロンドンでイェリー・ダラーニと初めて会って意気投合、3歳違いの二人は親友となり、20年以上にわたって共演を重ねました。1928年には『テレグラフ』に「これほど素晴らしいデュオはイザイとブゾーニ以来無かった」と絶賛する記事が出るほどの高い評価を得ています。このアルバムでは英コロンビアへのピアノ三重奏曲の録音を復刻していますが、チェロ奏者も豪華。シューベルトの第1番ではエルガーのチェロ協奏曲の初演者として知られるフェリックス・サモンド、ブラームスの第2番では日本でもなじみ深いガスパール・カサドが参加しています。 両曲とも第1楽章では拍をしっかり刻むヘスのピアノに乗って音楽が堂々と進み、緩徐楽章では夢見るような柔らかな音に変貌、スケルツォは小気味よく弾み、明るく粒のそろったピアノの高音は真珠に例えたくなるほど。シューベルトの終楽章は朗々とした歌が生き生きと紡がれてゆき、ブラームスでは非常にエネルギッシュ。彼女はこの前年に大きな手術をして体調を崩していましたが、それが信じられないほどの燃えようです。 ダラーニのテクニックと高音の輝かしさも見事で、特徴的なポルタメントもしっかり録音されています。チェロの二人が彼女らに伍して引けをとらないことは言うまでもありません。ヘスはブラームスの第2番を戦後シゲティ&カザルスと録音しており、そちらが有名になった分、このSP時代の録音はほぼ埋もれた状態でした。このCDは貴重な復刻です。 間にはさまれたシューベルトのピアノ・ソナタは「おまけ」のように見えますが、彼女の演奏を味わうには最適かもしれません。第1楽章はアレグロ・モデラートの指定ながら、ゆったりと優雅な歩みで楽想を愛でてゆくよう。第2楽章アンダンテもほとんどアダージョのようで優美の極み。第3楽章では一転して快速なテンポ。輝くような音色と躍動的な演奏が爽快かつチャーミングです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2487

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,850円(税込)

    ミクローシュ・シュパーニによるカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの鍵盤独奏作品全集の第42集。第40集から続く鍵盤楽器とオーケストラのために書かれた協奏曲の編曲版を収録しています。曲間にはソナタの初稿の楽章も収録されており、C.P.E.バッハの創作過程をたどることができます。 Wq 43の協奏曲の編曲版はC.P.E.バッハが1772年に6つの協奏曲を出版する際、愛好家が自分で演奏して楽しめるように作ったもの。これまでタンジェント・ピアノを中心に使用してきたシュパーニですが、本作ではクラヴィコードを選択しました。その理由について、「クラヴィコードは極めて繊細なダイナミクスのニュアンスを生み出せる楽器であり、楽曲が必要とするダイナミクスの対比を的確に表現できる」と述べています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2538

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    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    2006年の「ピアノ・ソナタ集」に続く待望のエフゲニー・スドビンによるスクリャービン作品集卓越したテクニックと作品への強い共感を感じさせる解釈で注目されるスドビン。彼はスクリャービンの大ファンで、当CDのブックレットにも自ら筆を執り、「その作品は神秘主義への独自のアプローチを示しており、ある種の宗教儀礼のように人を虜にしてしまう効果がある。弾き手も聴き手も気を付けましょう」という趣旨のことを書いています。見事なピアニズムと考え抜かれた曲順が相まって、アルバムは激しい陶酔と深い瞑想をたどる旅のよう。初期作品の、左手のための2曲がひたすらに美しく夢のように締めくくります。 エフゲニー・スドビンは1980年サンクトペテルブルク生れ。ドイツとイギリスで研鑽を積み現在はロンドンに在住。BISレーベルからスカルラッティのソナタ集でデビューした後、チャイコフスキー、ベートーヴェン、ラフマニノフ作品のアルバムで高く評価されています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIS2734

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    運命が許すなら
    パーセルとその同時代の作曲家たちの音楽 詳細ページ
    [ヘレン・チャールストン、サウンズ・バロック]

    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    新時代のイギリスの歌姫ヘレン・チャールストンが鮮やかに表現する、
    稀代の“ソングメーカー、パーセル”の歌世界を堪能できる1枚
    ヘレン・チャールストンは、2018年にロンドン・ヘンデル・コンペティションで優勝し、レザール・フロリサンのアカデミー「声の庭」に参加(2021-22)、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト(2021-23)に選出されました。セカンド・アルバム「Battle Cry」がグラモフォン・アワード(ベスト・コンセプト・アルバム)とBBCミュージック・マガジン・ヴォーカル・アワードに輝くなど、今、注目の的となっている若きメゾ・ソプラノ歌手です。 彼女がBISレーベルにおける初のソロ・アルバムに選んだのは、2021年のロンドンでの古楽祭でその音楽に魅了され、その後のリサイタル・プログラムに必ず作品を組み込むようになったという、彼女にとって特別な作曲家であるパーセル。「束の間の音楽」「音楽が愛の糧であるなあらば」などの有名曲から、取り上げられることの少ない曲まで、パーセルの歌の粋が集められたプログラムで、そこにイギリスにおける劇音楽作曲家の代表格であるジョン・エクルズと、パーセルの実の息子ダニエル・パーセルの歌、ヴァイオルの名手だったクリストファー・シンプソンのディヴィジョン、パーセルの師にして友人だったジョン・ブロウのチェンバロ独奏のためのグラウンドを挟み込むことで、アルバムとしての完成度が高められています。ジョナサン・マンソン、ウィリアム・カーター、ジュリアン・パーキンスというイギリス古楽界の名手たちによる通奏低音の上で、美しいパーセルの音楽を、透明感と色彩感を併せ持つ落ち着いた声質で繊細に、そして華麗に歌い上げています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:CKD774

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    新鋭ピアニスト、アリエル・ラニのデビューCDイスラエル出身のアリエル・ラニは、2021年のリーズ国際ピアノ・コンクールで3位、同年にはLINNから配信のみのシューベルト・アルバムでデビューし、2023年にはルドルフ・ブッフビンダーが選出する若いアーティストのためのピアノ賞プリ・セルダンに選出、2024年にALPHAからリリースされた「次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.9」でロンドのソリストも務めた若き俊英です。 今回の初リサイタルCDでは、オルガンとピアノの響きの関係とそれぞれの豊かな表現力を追及。一般にはオルガンの印象が強いとは言えないながら、この楽器を深く理解していたモーツァルトと、フランク、レーガーといったオルガン史に残る2人のピアノ作品から、オルガンのもつ独特の壮麗さとピアノの持つ柔軟性を併せ持った魅力を引き出しています。

  • 商品番号:CVS113

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    発売日:2025年05月23日

    2CD+DVD+Blu-ray 全4枚枚組日本語字幕無し価格:5,025円(税込、送料無料)

    作品に潜む普遍的魅力をスタイリッシュかつ精緻に伝える《アティス》新録音フランス王ルイ14世の王室音楽監督リュリによる最大の傑作の一つ《アティス》新録音。 1676年の初演以来ルイ14世が深く愛し「王のオペラ」の異名を持つ本作に、欧州歌劇界を賑わせるアルゼンチン出身の異才アラルコンによる最新録音が映像付きで登場。ヴェルディやワーグナーの大作でも活躍するマシュー・ニューリン演じる主役アティスと、イタリア・バロック作品解釈で知られるG.ブリデッリ、アラルコンの数々の名盤で重要な役柄を演じてきたA.キンタンスによる2人の女主人公との悲恋の物語を、精緻な解釈に脈々と情熱を宿した音作りでじっくり聴かせます。ルイ14世生前の度重なる再演時と同じく序幕を省き、作品に潜む普遍的魅力を追求した采配はコンテンポラリーダンスの名匠として有名な演出家プレルジョカージュの判断でもあり、付属の映像では日本の能にヒントを得たオーガニックで抽象的な舞台展開から企図がよく伝わることでしょう。 演出家・指揮者へのインタビュー(1987年のW.クリスティ初録音にも触れています)を含む充実のブックレット(仏・英・独語)も読み応え充分。CD録音と映像は一部別キャストながら双方錚々たるソリストが揃い、深く温もりある声が印象的なニューリンの傍らユンカー、ブロンデール、オヴィティら古楽作品のスペシャリストたちも抜群の存在感で応えます。撥弦・鍵盤が各2人加わる充実のオーケストラは2023年に惜しまれながら亡くなったフローランス・マルゴワールがコンサートマスターを務め、アルバムは彼女の思い出に捧げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS153

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    ラモー(1683-1764)
    舞踏喜歌劇《プラテー》 詳細ページ
    [マティアス・ヴィダル、マリー・リス、ザッカリー・ワイルダー 他 ヴァランタン・トゥルネ、ラ・シャペル・アルモニーク]

    発売日:2025年05月23日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フランス新世代の星トゥルネが名歌手陣と意欲充分に聴かせる、ラモー屈指の人気作フランス古楽シーンの最前線で名演を重ねている1996年生まれの若き古楽指揮者ヴァランタン・トゥルネが、同国の歌劇界を沸かせ続けるヴィダル、リス、ワイルダーらの名歌手たちと聴かせるラモー屈指の人気作《プラテー》全曲録音。 浮気の噂をはぐらかして妻ジュノンの嫉妬を宥めるべく、カエルたちを従えた醜悪な沼の精プラテーと偽りの恋愛を見せつけ、冗談だと笑い合うことにした大神ジュピテールの悪ふざけを描いたこのオペラは、1745年にフランス王太子ルイとスペイン王女マリー=テレーズの婚礼祝での初演時から大成功で、ラモー歿後まで頻繁に再演されました。日本でも21世紀になって複数の異なる古楽器楽団が実演を披露している有名作で名盤も少なくありませんが、本場フランスの2020年代を担う新世代トゥルネは作品の起伏をよく捉え、ラモーのダイナミックなオーケストレーションから躍動感と繊細な心情描写を引き出し、フランス語に通じた歌手勢の巧みな表現が際立つ名演にまとめあげています。 器楽勢にはカフェ・ツィマーマンの主宰者パブロ・バレッティ、ソロ・アルバム多数のオーボエ奏者クリストファー・パラメタら名手の名も。ヴェルサイユの歴史的空間に広がる古楽器演奏を通じてフランスの「いま」を脈々と感じられる新録音と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP0624

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    ジャン=ポール・デシー:
    動物たちの声 詳細ページ
    [ジャン=ポール・デシー、アンサンブル・ミュジーク・ヌーヴェル]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    動物が発する音を単なる環境音としてではなく、音楽的な要素として捉え、楽曲の構成に取り入れてみようというアルバム。サンプリングされた動物の声と人間の楽器演奏、エレクトロニクスを融合させるという革新的な試みを通じて、音楽の新たな可能性を探求する作品です。 コウモリの発する超音波は人間の可聴音域まで変調し、その他の動物たちの「歌」と共に人間の耳に届け、それらと楽器や電子音との対話を通じて、人間と動物の関係性や、私たちを取り巻く世界の音の豊かさを再認識させてくれます。

  • 商品番号:DE3609

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    2022年オレゴン州ユージーンで開催された世界陸上競技選手権大会に先立ち、ユージーン交響楽団が地元の伝説的ランナー、スティーヴ・プリフォンテーン(1951-1975)に捧げる作品として、やはりオレゴン州出身のデイヴィッド・シフに委嘱した「プリフォンテーン」を収録したアルバム。プリフォンテーンの「自分のベストを尽くさないことは、才能を犠牲にすることだ」という言葉からインスピレーションを受けた全3楽章35分ほどの作品で、サクソフォンを含む3管編成の大規模な管弦楽を用いて、彼が駆け抜けた24年の短い生涯を描きつつその功績を讃えています。 カップリングのアンドレア・ラインケマイヤーによる「ウォーター・シングス・ファイア」は、リー・バルドゥーゴの短編小説『When Water Sang Fire』からインスピレーションを得ており、野心と裏切りが地味な人魚ウラを荒れ狂う海の魔女(アースラ)へと変身させるという寓話が描かれています。いずれも調性感の強い親しみやすい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG841

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    人生よ、ありがとう 詳細ページ [アンヌ=リス・ポルクロペク、フェデリコ・ティボーネ、ピエール・ラニオ]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    ヨーロッパで活動の幅を広げているフランスのメゾ・ソプラノ、アンヌ=リス・ポルクロペクは、言語学や建築の学位を持ちヴァイオリニストとしても活動するという才女。その初めてのリサイタル・アルバムは、自らの人生と音楽的探求を反映した野心的な内容となっています。 クラシックとポピュラーを結びつけ、多様な作曲家を通して人生の普遍的なテーマを探ることで、聴き手に新たな発見と感動を与える一枚です。

  • 商品番号:IBS12025

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    シューベルト(1797-1828)
    〈ピアノ・ソナタ集 第3集〉
    ピアノ・ソナタ 第4番・第13番・第17番 詳細ページ
    [矢野泰世(フォルテピアノ)]

    SCHUBERT, F.: Piano Sonatas, Vol. 3 - Nos. 4, 13, 17, "Gasteiner Sonate" (Yasuyo Yano)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:IBS-12025

    CD価格:2,475円(税込)

    『レコード芸術』特選や『朝日新聞』推薦など、高い評価を得ている矢野泰世のシューベルト・シリーズ第3作。ドラマティックで幻想的な趣の濃い第4番、晴朗な性格の第13番、一段とスケールが大きく楽想の深まりを見せる第17番と、シューベルトのソナタ創作の多面性を凝縮したような1枚です。シューベルトが所有していたグラーフの楽器をモデルにクリストファー・クラークが独自の工夫を凝らして作り上げたフォルテピアノから矢野が引き出すサウンドは、繊細にしてダイナミック。整備・調律はポール・マクナルティで、このサウンドは現代の名工二人のコラボレーションの賜物です。 「フォルテピアノが出せる音量の限度は、モダンピアノとは比較にならないほど小さい。シューベルトは生前フォルテピアノで演奏するしかなかったので、その強弱記号は物理的な音量の大小もさることながら、情動や心理的なインパクトの強さを表すものと考えてもいいだろう。それぞれの和音の特質を見極め、タッチの速度や重さの組み替えなどでドラマティックな説得力のあるフォルテを創り上げることや、フォルテピアノに出せる音量の崖縁に立たされているような限界ギリギリのフォルテを探ることで、切実な心境をフォルテ「f」に託すことが可能になる」と語っていた矢野の演奏は、これら初期と中期の作品においても、時として「シューベルトのがけっぷち」に迫る響きを聴かせて強い印象を残します。特に第17番は後期ソナタへの入り口に立っていることを感じさせる演奏となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS22025

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    ハイパークラヴィーア
    ヤナーチェク(1854-1928)
    フェーベル(1952-)

    ピアノとアンサンブルのための作品集 詳細ページ
    [オスカル・マルティン、フアン・ガルシア・ロドリゲス、サイール・エンセンブレ]

    Piano Music (20th-21st Centuries) - FEBEL, R. / JANÁČEK, L. (Hyperklavier) (Martin, Zahir Ensemble, Rodríguez)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:IBS-22025

    CD価格:2,475円(税込)

    19世紀のチェコに生まれたヤナーチェクと20世紀のドイツ生まれのフェーベル、ほぼ100歳違いの2人の作品を合わせて収録したアルバム。いずれもピアノ(カプリッチョは左手ピアノ)とやや大きめのアンサンブルのために書かれた作品です。 「ハイパークラヴィーア」は独奏ピアノと弦楽四重奏にコントラバスに、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、パーカッション各1という編成。独創的な楽器の組み合わせや即興的な要素が盛り込まれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MYCL00058

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    発売日:2025年05月23日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    実力派ピアニスト、川﨑翔子の才能が煌めく! 鍵盤芸術の極みに挑む!国内外の国際コンクールの受賞歴を持ち、現在ドイツを中心に活動を広げる実力派ピアニスト、川﨑翔子の最新アルバムです。今作は“Die Tastenkunst”=鍵盤芸術の極みと題し、三人の大作曲家による「練習曲」を収録。「練習曲」というジャンルを通じ、ショパン、ドビュッシー、リゲティのピアニズムに迫ります。また、川﨑のアイデアによる曲順も注目です。ショパンの「練習曲 作品25」を軸に、もうふたりの作品が織り交ざり、あたかも22曲から成る壮大で、新しい一つの「練習曲」作品が誕生したかのようで、各作曲家の新たな魅力も感じられることでしょう。昨今人気高まりつつあるリゲティの「練習曲」も要チェックです。 川﨑翔子の華麗な音色と卓越したテクニック。色鮮やかにこれらの曲を描きます。 「練習曲」を通して描かれる鍵盤芸術の世界をお楽しみ下さい。

  • 商品番号:OABD7318BD

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    発売日:2025年05月23日

    Blu-ray 3枚組価格:5,250円(税込、送料無料)

    英国ロイヤル・バレエより
    コンテンポラリー・ダンスの魅力を凝縮したマクレガー・コレクション・ボックス登場!
    ダンサーの身体表現の可能性を極限まで追求し、その美を開花させる鬼才ウェイン・マクレガーが、英国ロイヤル・バレエのレジデント・コレオグラファーとして振り付けた小品集『クローマ/インフラ/リーメン』、英国の女性作家を代表するひとりヴァージニア・ウルフの小説に題材を取った『ウルフス・ワーク』、そしてダンテの『神曲』を舞踏化するという野心的な試み『ダンテ・プロジェクト』の3作を集成。 英国ロイヤル・バレエ、コンテンポラリー・ダンスのファン必携のボックスセットです。

  • 商品番号:ORC100374

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    2010年のBBCヤング・ミュージシャン・コンクール優勝者のララ・メルダが、念願だったというピアノ五重奏版のショパンのピアノ協奏曲を録音。メルダはこれら2曲のピアノとオーケストラとの繊細な対話のような特質に強く惹かれ、その美質をもっともよく引き出すために弦楽四重奏との演奏を選びました。 彼女が目指したのは、ショパン自身が演奏していたサロンのような親密な空間でのニュアンスに富んだ演奏。録音に使われたShigeru Kawaiのピアノの音も効果を発揮したと語っています。

  • 商品番号:ORC100377

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    バイロン・アダムズ(1955-)
    バーバー(1910-1981)
    コンティ(1955-)

    ヴァイオリンとオーケストラのための作品集 詳細ページ
    [ジャック・リーベック、マイケル・ポール、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    このアルバムでは「アメリカン・モダニズムにおける叙情的表現の探求」という共通のテーマを持つ3つの作品を取り上げています。これらの作品は、豊かな音色と精緻なオーケストレーション、私的な感情の率直な表現を通じて、明確なアメリカの音楽的アイデンティティを打ち出していますが、20世紀中頃に発展した理知的なセリー音楽や、その反動として現れたミニマリズムに対しては、意図的に異なる道が選ばれています。 アメリカの画家トーマス・デューイングの絵画にインスパイアされたバイロン・アダムスの「真夏の音楽」は、印象主義的な性格を持ち、森林の中で得た視覚的インスピレーションが音楽へと昇華された作品。自身の歌曲や17世紀の民謡が引用ています。バーバーのヴァイオリン協奏曲は、シベリウスやエルガーに通じる語法をもち、初期アメリカ作曲家のロマン的な叙情性が反映されています。デイヴィッド・コンテの「シンフォニエッタ」は、切れ目なく演奏される3楽章構成で、序奏的な第1楽章はフランス風序曲を思わせるリズムを持ち、続く第2楽章は、コープランド風の哀愁を帯びた楽章で、ため息のような弦と木管の対話が印象的です。終楽章では、パリでナディア・ブーランジェに師事した経験を思わせる、プーランク風の調和に満ちた祝祭的なフィナーレが描かれます。 ジャック・リーベックはORCHID、SONY CLASSICAL、Hyperionなどに録音が多数あり、特にロマン派から近現代の音楽で高い評価を得ています。

  • 商品番号:ORC100380

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    ブルッフ(1838-1920)
    トゥール(1959-)

    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [アーヴィク/オーデンセ響/ニュー]

    BRUCH, M.: Violin Concerto No. 1 / TÜÜR, E.-S.: Violin Concerto No. 2, "Angel's Share" (Aavik, Odense Symphony, G. New)

    発売日:2025年05月23日 NMLアルバム番号:ORC100380

    CD価格:2,175円(税込)

    2022年のカール・ニールセン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で第1位とオーケストラ賞を獲得した、エストニア出身のハンス・クリスティアン・アーヴィク(1998年生まれ)のアルバム。既にグラモフォン誌の「注目のアーティスト」として評価される彼は、エストニア国立交響楽団やタリン室内管弦楽団などでソリストとして活躍、室内楽奏者としても高く評価されています。 このアルバムではブルッフと母国エストニアの作曲家トゥールの作品を演奏。ブルッフでは持前の伸びやかな音色で旋律を美しく歌わせ、ウイスキーの熟成過程で蒸発する分を表す「天使の分け前」のタイトルを持つトゥールでは、倍音や不安定なリズムを用いた浮遊感ある音楽から美しさを引き出し、作品の特色を最大限に生かし切っています。 オーデンセ響を指揮するジェンマ・ニューは2021年にサー・ゲオルク・ショルティ賞を受賞、現在ニュージーランド交響楽団の首席指揮者を務める俊英。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100381

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,175円(税込)

    ジョージ・フレデリック・マッケイは1899年、ワシントン州の開拓者家庭に生まれ、創設されたばかりのイーストマン音楽学校でクリスティアン・シンディングとセリム・パルムグレンに師事、初の作曲学位を取得しています。ガーシュウィン、コープランド、バルトーク、ストコフスキーら多くの音楽家と交流し、彼の作品は国内の主要オーケストラで演奏されました。またワシントン大学では作曲科(Composition Department)を設立し、40年以上にわたり教授を務め後進を育てています。 このアルバムには、彼が「他のどの形式よりも好んだ」という弦楽四重奏曲を収録。30代に書かれた第1番と第2番、円熟期の1950年に書かれた「時の流れ」をテーマにした第3番、同じく1950年、長く温めてきた素材をわずか4日で作品に仕上げたという第4番を聴くことができます。どれもロマン主義とネイティヴ・アメリカン音楽の影響が融合した聴きやすい音楽です。 演奏は現代音楽を積極的に紹介するフォルモサ四重奏団。

  • 商品番号:RAM2403

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    欧州最前線の古楽器奏者たちが示す、スリリングなバッハ世界活況が続くヨーロッパの古楽器演奏シーンでも最前線をゆく、古楽器大国ベルギーとフランスを中心に活躍する錚々たる名手たちが集結してのバッハ作品集。ライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督となって以降、鍵盤音楽家として自身の作曲世界を追求してゆく傍ら数多くの後進を育てたバッハは、既存の自作や先人の作品をもとに、複数のチェンバロで門弟たちが共演できる協奏曲を何作も残しており、ここでは3台以上の鍵盤を必要とする現存作品3作が全て集められています。 さらに、編曲を通じたバッハの鍵盤語法模索の過程を模す形で、彼がケーテン宮廷楽長時代に書いた9つの弦楽器と通奏低音のための「ブランデンブルク協奏曲 第3番」を、4台のチェンバロで共演する形に編曲したヴァージョンも収録。編曲を手がけたベルトラン・キュイエやharmonia mundi franceに名盤の多いジャン=リュク・オーらソロ活動が目立つ名手の傍ら、ピグマリオンやカフェ・ツィマーマン、ネヴァーマインドなど第一線のアンサンブルを支える俊才弦楽器奏者たちが参加、少数精鋭で聴かせる緊密なバッハ世界は実にスリリング! ALPHAレーベル初期盤群で頭角を現したユーグ・デショーがエンジニアを務め、繊細な撥弦音の重なりとガット弦の響きが交錯する妙味を余さず収めてくれています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC475

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    鍵盤音楽帳
    バッハと先達たち 詳細ページ
    [バッハと先達たちの鍵盤作品]

    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,775円(税込)

    バッハの若き日に刺激を与えた巨匠たち、その傑作群の素顔とはヴァイマール宮廷奉職時代にヴィヴァルディの音楽に開眼し、最新のイタリア音楽に息づくみずみずしい歌心や和声感覚を身につけていったバッハが、それより前にドイツ中北部のオルガン音楽をじっくり吸収していた青年期以前に出会った音楽世界を探る1枚。 リューネブルクの寄宿学校にいた少年バッハにオルガンの構造と音楽語法を教え込んだゲオルク・ベーム、バッハと同じくヴァイオリンとオルガンを等しく弾きこなした夭逝の天才ブルーンスなど、17世紀末のドイツを代表する重要な大家が続々登場。リュートの響きを想定したというバッハ作品の他はオルガン向けの音楽が大半ですが、当時のオルガン奏者たちも教会にいない時にはクラヴィコードやチェンバロで研鑽に勤しんでいたことを思えば、オルガンと同じく足鍵盤を備えたチェンバロの演奏を通じてこれらの作品を味わえることは、バッハや彼以前の巨匠たちの創作現場により近い音響体験に繋がると言ってよいでしょう。 この時代のドイツ音楽解釈に豊かな実績を持つフランスの名手ヨアン・ムーランが、バッハとほぼ同世代の楽器をモデルとする再現楽器を用い、主調和声の純正さと不協和音の対比が効果的なバロック式調律によって、それぞれの音楽に潜む機微をじっくり引き出してゆきます。

  • 商品番号:SMGG003

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    発売日:2025年05月23日

    SACD-Hybrid日本語解説付き価格:3,750円(税込、送料無料)

    個性派名人集団フィルハーモニクスが描く、バルト三国の音楽的印象ウィーン・フィルとベルリン・フィルのメンバーを中心とした名手が集い、目の覚めるようなテクニックと息の合ったアンサンブルで、ボーダレスな音楽をエンターテイメント性たっぷりに聴かせるフィルハーモニクス。彼ららしくジャンルを自在に行き交う音楽を集めたシリーズ「ウィーン・ベルリン・ミュージック・クラブ」の第4弾が、新レーベルSUPREME CLASSICSより登場。 今回はバルト三国をテーマに、メンバーのセバスティアン・ギュトラーが当地に伝わるメロディ、民謡、童謡からインスパイアされて作曲した個性的な作品を集めています。彼らにとって既に重要なレパートリーになっているというこれらの曲は、いずれも親しみやすいメロディとリズムを持ち、ある時は伝統的なクラシック、ある時は素朴な民謡、そしてある時は洗練された映画音楽のような響きで聴く者を惹きつけます。 彼らの名人芸と美しい音楽を存分に楽しむことのできる素晴らしいアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0702

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    〈5月23日発売予定〉予約受付中

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,250円(税込)

    典雅で重厚、パーセルの珠玉の傑作『8つの組曲』をピアノで演奏ブカレスト出身の音楽家の両親の下に生まれたクリスティアン・サンドリンは、古典派からロマン派の音楽に意欲的に取り組んできましたが、ここで一気に時代をさかのぼり、イギリス初期バロックの作曲家パーセルの組曲に挑戦。 レーベルによれば、これら8つの組曲を現代のピアノで演奏したディスクは初めてとのこと。これらの組曲はプレリュードに始まり、アルマンド、クーラントなどと続くフランス風の舞踏組曲の構成を採っており、バッハのフランス組曲が好きな人ならば文句なく楽しめるタイプの音楽です。 サンドリンの演奏は巧みなトリルと控えめなペダルワークにより、現代のコンサート・グランド・ピアノの良さを損なうことなくバロック音楽に相応しいスタイルを実現しています。随所に『音楽のはしため』の小品を追加し、アルバム最後に、ロンドンの聴衆を魅了したカストラート歌手がイタリアへ帰る際に捧げた名作「シファーチェの別れ」を置いているのも心憎い選曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0703

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    発売日:2025年05月23日

    CD価格:2,250円(税込)

    エルガーとフォーレ、それぞれ唯一の弦楽四重奏曲をカップリングした1枚。ともにホ短調で急緩急の3楽章構成の両曲、似ているのは外観だけでなく、作曲家の創作活動の後期に書かれ、諦念や哀感を帯びつつ気品を湛えた抒情という点でも共通しています。2人の作曲家は1908年に一度会ったきりで、その後特に親交を育んだとは伝えられていませんが、フォーレの訃報に接したエルガーは彼を「素晴らしい紳士で最高級のフランス人」と讃えました。同じディスクに収録することで、両者に通じるもの、時代の空気、そしてそれぞれの個性が浮かびあがります。 アルバムには、ピアニスト、指揮者、作曲家、編曲家として活躍するイアン・ファーリントンによる編曲作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555559

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    〈発売中〉在庫あり

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    ラウタヴァーラ(1928-2016)
    ヴァイオリン協奏曲
    愛する人へのセレナード
    秋の庭 詳細ページ
    [ウルフ・ヴァリン、アリ・ラシライネン、トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    RAUTAVAARA, E.: Violin Concerto / 2 Sérénades: I. Sérénade pour mon amour / Autumn Gardens (Wallin, Turku Philharmonic, Rasilainen)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555559-2

    CD価格:2,775円(税込)

    自然や神秘主義の傾倒など、個性的な作風で知られたエイノユハニ・ラウタヴァーラの作品集。 ヴァイオリン協奏曲は1969年に構想され、1977年に完成しました。第1楽章は幻想的、第2楽章は情熱的な性格を持っています。 彼が国際的な名声を得たのは1990年代後半で、1999年の「秋の庭」はBBCプロムスのための管弦楽曲。第1楽章はオペラ《太陽の家》のテーマを基にした自然の景観美を追求した庭園を思わせる音楽、第2楽章はシベリウスの交響曲第6番を思わせる荘厳な響き、終楽章はサラバンドの調べで締めくくられます。 最後の完成作品「愛する人へのセレナード」は、ヒラリー・ハーンのために作曲されました。ヴォーン・ウィリアムズやシベリウスの後期作品に通じる、美しく親密な趣のある作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555615

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    マイヤー(1812-1883)
    交響曲 第4番・第6番 詳細ページ
    [ヤン・ヴィレム・デ・フリーント、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    MAYER, E.: Symphonies Nos. 4 and 6 (North German Radio Philharmonic, Vriend)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555615-2

    CD価格:2,775円(税込)

    30歳で作曲家の道を選んだエミーリエ・マイヤー。この決断は当時の女性としては異例でしたが、シュテッティンでカール・レーヴェ、ベルリンでアドルフ・ベルンハルト・マルクスに師事。ウィーン楽派の影響を受けながら、数多くの作品を残しています。 アルバムに収録された交響曲第6番は1853年の作品。第1楽章は抒情的な弦楽器の響きが美しく、続く第2楽章は断片的な葬送行進曲として、瞑想的な雰囲気を漂わせます。第3楽章は陽気で遊び心のあるスケルツォで、終楽章は各楽器の響きが精巧に絡み合い、力強い結末を迎えます。 1851年の交響曲第4番はオリジナルのオーケストラスコアが現存しておらず、アンドレアス・N・タルクマンが残された4手ピアノ版をマイヤーのオーケストレーションの特徴を考慮して管弦楽版に編曲しました。彼の編曲は19世紀当時の自然倍音を重視した金管楽器の使用が特徴であり、シューマンのオーケストレーションも参考にしつつ、マイヤーのソロ楽器を大切にするという作曲意図も反映されています。ロ短調という悲劇的な調性が用いられるも第1楽章の冒頭から堂々とした表現が生かされており、ニ長調に転ずる第2主題は「まるで賛美歌のように独創的である」とタルクマンが高く評価しています。第2楽章はホ長調で書かれ、ヴァイオリンが主導するメロディーが管楽器の音色と溶け合い、美しい情景を描きます。第3楽章は、急降下するヴァイオリンの旋律で始まり、管楽器が加わって対位法を駆使した展開となります。第4楽章では、ロ短調の主題が再登場し、活発で爽快な終結を迎えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555624

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    ファランク(1804-1875)
    フィルソヴァ(1950-)
    ボニス(1858-1937)

    室内楽作品集 詳細ページ
    [アンサンブル・ルイーズ・ファランク]

    Chamber Music - FARRENC, L. / FIRSOVA, E. / BONIS, M. (Ensemble Louise Farrenc)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555624-2

    CD価格:2,775円(税込)

    3人の世代を超えた女性作曲家による室内楽作品を収録したアルバム。2025年に没後150年を迎えるルイーズ・ファランクは、芸術家の家庭に生まれ、両親は女性が芸術的な職業に就くことを自然に受け入れていたため、彼女は優れた教育を受けることができました。15歳でアントン・ライヒャから作曲を学び、17歳でフルート奏者アリスティード・ファランクと結婚、夫は彼女の作曲活動を支援し、ヨーロッパ各地でツアーを行い作品を広めました。彼女のピアノ五重奏曲はフンメルから影響を受けたもので、巧みな作曲技法と繊細かつ憂鬱な主題が聴衆を魅了し、シューベルトの「ます」を思わせる完成度を誇る作品です。 かたや、1858年生まれのメラニー・ボニス(ボニ)は作曲家として表立って活動することが困難でした。このピアノ四重奏曲変ロ長調は結婚や出産などの激動の時期に書かれたものです。陰鬱な第1楽章、浮遊感のある第2楽章、深い悲しみを漂わせた第3楽章が続き、情熱的なフィナーレで劇的に締めくくられています。 1950年レニングラード生まれのエレナ・フィルソヴァは、ソフィア・グバイドゥーリナと並ぶ現代ロシアの主要な作曲家の一人。モスクワ音楽院で作曲を学び、作曲家ドミトリー・スミルノフと結婚。共に音楽界で重要なパートナーとして活躍し、彼女たちの指導者であるエディソン・デニソフの支援を受け、西側でも作品が演奏されるようになりました。フィルソヴァは音楽と愛を人生の究極の要素と捉えており、このピアノ四重奏曲第1番は2016年にオーストリアの室内楽コンサートシリーズ「Pforte」から委託され、大成功を収めました。金川真弓が参加していることも注目です。

  • 商品番号:555625

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    ヒラー(1811-1885)
    交響曲 ホ短調 Op.67 「それでも春は来るはずだ」
    交響曲 ヘ短調 詳細ページ
    [ハワード・グリフィス、フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団]

    HILLER, F.: Symphony, Op. 67 / Symphony in F Minor (Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Griffiths)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555625-2

    CD価格:2,775円(税込)

    フェルディナント・ヒラーはフランクフルトの裕福な実業家の家に生まれ、10歳からワイマールでヨハン・ネポムク・フンメルに師事しました。1829年から36年までパリで過ごした後、メンデルスゾーンと親交を結んだライプツィヒを中心に指揮者として活動しました。1850年にケルンに定住し、ケルンではギュルツェニヒ管弦楽団の指揮者を務め、ライン音楽祭を12回開催しました。彼の作品は一時期顧みられることはありませんでしたが、現在は再評価が進んでいます。 ここに収録された2つの交響曲は激しくドラマティックな作風を示しています。交響曲ホ短調「それでも春は来るはずだ」はヒラーの唯一の出版された交響曲であり、最も成功した作品です。初演は1849年で、ニューヨークでも1858年に演奏されましたが、1871年のドイツ帝国統一後は忘れられてしまいました。19世紀の詩人エマヌエル・ガイベルが1841年に発表した詩「希望」からインスパイアされ、冬から春への移行が表現されています。ベートーヴェンやワーグナーの影響を受けつつも、独自の表題音楽のアプローチを試みたことを示しており、交響曲の伝統の中で重要な位置を占める作品と言えるでしょう。 交響曲ヘ短調は、1832年10月に完成し、1833年12月に初演。批評家からは、第1楽章の風変わりな展開が批判されたものの、リズムが印象的な第2楽章や、牧歌的な雰囲気を持つのどかな第3楽章、ソナタ形式とロンド形式が融合した終楽章など、個性豊かな作品として仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555629

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    モール(1863-1931)
    ピアノ三重奏曲全集 詳細ページ
    [ストリオーニ三重奏団]

    MÓOR, E.: Piano Trios (Complete) (Storioni Trio)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555629-2

    CD 2枚組価格:2,775円(税込)

    ハンガリー出身のエマヌエル・モールはコンサートピアニストとしてアメリカにわたり演奏活動を行い、1888年に結婚後イギリスに移住しましたが、ピアニストとしての熱意が薄れたため作曲に専念。コンサート活動から退き、ヨーロッパを広く旅しながら200曲以上の作品を書き上げています。第一次世界大戦後には楽器の発明に注力し、手鍵盤を上下2段に重ねたエマヌエル・モール式ピアノフォルテ(デュプレックス・カプラー・ピアノ)など新しい楽器の設計を試みています。 このアルバムに収録された3つのピアノ三重奏曲は、モール熟練の作曲技法が見事に展開されており、明瞭で表現力豊かなメロディー、独創的なハーモニーが特徴です。ニ長調 Op. 74は明快なテーマから始まり、スタッカートが多用された軽快な第2楽章を経て、活力に満ちたフィナーレを迎えます。最初の妻アニタに捧げられたハ長調 Op. 81は、荘厳なメロディーの第1楽章、瞑想的なラルゴ楽章を経て、ダイナミックなアレグロで締めくくられます。変ロ長調 Op. 89はパブロ・カザルスに捧げられた作品。穏やかなメロディーから始まり、軽快なスケルツォ、抒情的なアダージョ、活動的なアレグロで終わります。 1995年に結成されたストリオーニ三重奏団の演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555654

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    トラエッタ(1727-1779)
    オラトリオ「ソロモン王」 詳細ページ
    [ズザンネ・イェロスメ、エレオノーラ・ベロッチ 他、クリストフ・ルセ、テレジア、ノヴァ・カント]

    TRAETTA, T.: Rex Salomone [Oratorio] (Jerosme, Bellocci, Munger, NovoCanto Vocal Ensemble, Theresia Orchestra, Rousset)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555654-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    1727年イタリア南東部の町ビトントに生まれたトンマーゾ・トラエッタは、ナポリでニコラ・ポルポラらに師事し、オペラ作曲家として名を成した後に、パルマ宮廷の楽長となっています。当地では、ラモーらフランスの作曲家たちの音楽悲劇(トラジェディ・リリク)の様式を取り入れ、大成功を収めました。この成功により、ロシアのエカテリーナ二世から招かれて、宮廷楽長として厚遇を受け、オペラ・セリアや宗教音楽を数多く作曲。しかし、ロシアで体調を崩し、その後、ロンドンを経てイタリアに戻り、ヴェネツィアで没しています。 オラトリオ「ソロモン王」は旧約聖書の『列王記』第1章をベースに、ソロモン王とモーゼの十戒の石板が収められた「契約の箱」を題材とした作品で、1766年にヴェネツィアのデレリッティ慈善院(通称:オスペダレット)の合唱指揮者に就任したトラエッタにとって、当地でのデビュー作となったものでした。ソロモン王の他、シバの女王、アビアタル、司祭ツァドク、アモン人のアドンといった登場人物は、オスペダレットの優れた女性歌手のために、すべて女声の音域で書かれています。このオラトリオは大成功を収め、初演以降何度も上演されたことが記録に残っています。1776年の上演に当たっては音楽と台本に変更が加えられましたが、この演奏はこの時の版を基にしています。壮麗さと優美さを兼ね備えたアリアが各場面に1曲ずつ各役柄に与えられ、特に主役であるソロモンのアリアには力が入っており、作品の聴きどころとなっています。少ないながらも効果的に加えられる合唱(女声三部)も注目点でしょう。 この録音は、2023年のインスブルック古楽音楽祭においてクリストフ・ルセの指揮で行われた公演を収録したもの。サリエーリやグルックといったバロック以降の18世紀の作曲家たちの貴重な劇作品を演奏・録音してきたルセの卓越した指揮の下、古楽作品やバロック・オペラを得意とする若手実力派女性歌手たちが素晴らしい歌唱を披露しています。 テレジアは「女帝」マリア・テレジアの名を冠して2012年に結成されたピリオド楽器オーケストラで、世界約40か国から集められた若手奏者から成り、古典派時代の作品を主要レパートリーとしています。現在では、ヨーロッパ全域に活動の幅を広げ、CPOレーベルから、気鋭の指揮者たちと18世紀の貴重な作品の録音をリリースしています。 ジャケット絵画:ジャンバティスタ・ティエポロ派「ソロモン王の前のシバの女王」(1760年)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555700

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    ミュンツァー(1489-1525)
    ドイツ福音ミサ
    ドイツ教会典礼 詳細ページ
    [アマルコルド]

    MÜNTZER, T.: Deutsche Evangelische Messe / Deutsches Kirchenamt (Amarcord Ensemble)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:555700-2

    CD価格:2,100円(税込)

    トーマス・ミュンツァーは、16世紀ドイツの農民戦争の指導者として知られる宗教改革時代の宗教者。1519年にマルティン・ルターと知り合い、すぐにその信奉者となり、ツィヴィッカウで説教者となりました。しかし諸侯との融和を図っていたルターと次第に対立するようになり、やがてドイツ農民戦争の指導者として諸侯連合軍と戦いますが、その末に捕らえられ、処刑される運命を辿りました。困窮する民衆の側に寄り添い、その救済のために戦い、敗れ、命を落としたミュンツァーの処刑(1525年)から500年の記念の年に、この録音がリリースされます。 ここには、ミュンツァーが教会の典礼改革の一環として創作した2つの作品が収録されています。これらは1523年と1524年に楽譜付きで出版されました。ミュンツァーは聖書の言葉や典礼のテキストをラテン語からドイツ語に翻訳して用いています。そのテキストを伝統的なコラールの旋律に乗せたシンプルで民衆にも親しみやすい典礼音楽となっています。 トーマス教会の合唱団出身のメンバーで1992年に結成された5人組の声楽アンサンブル、アマルコルドは、ドイツにおける男性声楽アンサンブルの代表的存在。優れた声楽技巧と魅力的なステージパフォーマンスで世界中で高く評価され、これまでに世界15か国で2500回以上のコンサートを行ってきました。RaumklangやCARUSといったドイツのレーベルから数多くのCDをリリースし、国際的な賞も獲得しています。この録音では、高い技術と表現力、抜群のアンサンブル能力を誇るアマルコルドの歌唱が、ミュンツァーの素朴な音楽に色どりを加え、深い瞑想感を与えています。ルターと敵対したことで「悪魔」と呼ばれ、激しく非難され、忘れ去られていたミュンツァーの典礼音楽が500年の時を経て蘇ります。 CDジャケット絵画:「説教するミュンツァー」(1527年に出版されたヨハン・リヒテンベルガーの著作「予言」所収の挿絵)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8033

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    ガスマン(1729-1774)
    歌劇《鳥刺したち》 詳細ページ
    [ブリンディス・グズヨンスドッティル、マッシモ・フリガート 他、エンリコ・パガーノ、ICOマグナ・グレシア交響楽団]

    発売日:2025年05月16日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    フローリアン・レオポルト・ガスマンはボヘミア出身の作曲家。18世紀ウィーンの主要なオペラ作家のひとりで、ウィーンの宮廷楽長を務めた他、サリエリの才能を見出し、ウィーンで教えたというエピソードでも知られています。1759年にヴェネツィアで初演された歌劇《鳥刺したち》は当時大人気を誇り10年間にわたり多くの劇場で上演されたオペラ・ブッファ。貴族のカップルと3人の鳥刺し、2人の小間使いによる愛の駆け引きが描かれています。このアルバムは2023年のヴァッレ・ディートリア音楽祭で収録されたもので、モダン楽器を用いながらも、ピリオド奏法や通奏低音の使用に注意を払った溌剌とした演奏です。 (あらすじ)鳥刺しのピエロット、チェッコ、トニオーロは小間使いのロッコリーナとマリアンニーナと出会い、恋の相手を探します。リッカルド侯爵はアルメリンダ伯爵夫人に興味を示しますが冷たくあしらわれます。伯爵夫人はチェッコに関心を持ち、愛を告白しますが、彼は戸惑います。一方、嫉妬した侯爵はチェッコを亡き者にしようと企てますが、小間使いたちの助けで阻止されます。最終的にはチェッコとロッコリーナ、トニオーロとマリアンニーナが結ばれ、伯爵夫人と侯爵も和解。独り残ったピエロットを除き、愛の神を称える合唱で幕を閉じます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8061

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    メルカダンテ(1795-1870)
    フルートと弦楽のための四重奏曲 第2集 詳細ページ
    [マリオ・カルボッタ、マリオ・ホッセン、マルタ・ポトゥルスカ、リリアーナ・ケハヨヴァ]

    MERCADANTE, S.: Quartets for Flute and Strings, Vol. 2 - Nos. 3, 10, 12 (Critical Editions by M. Dellaborra) (Carbotta, Hossen, Potulska, Kehayova)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:CDS8061

    CD価格:2,175円(税込)

    歌劇《群盗》や《ヴェスタの巫女》などの一連の歌劇で知られるイタリアの作曲家メルカダンテのフルートと弦楽のための四重奏曲第2集。協奏的な四重奏のスタイルを持つ彼の作品は、どの曲も全ての楽器が見せ場を持つとともに、ロッシーニの歌劇のアリアを思わせる美しい旋律を彩る華麗な装飾が特徴です。 このアルバムではチェロをリリアーナ・ケハヨヴァが担当。音楽学者マリアテレサ・デッラボーラによる最新の校訂版が用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8071

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    ヴィオッティ(1755-1824)
    ヴァイオリン協奏曲全集 詳細ページ
    [フランコ・メッツェーナ、シンフォニア・ペルジナ、ヴィオッティ室内管弦楽団、ミラノ・クラシカ室内管弦楽団]

    発売日:2025年05月16日

    CD 10枚組価格:5,925円(税込、送料無料)

    18-19世紀のイタリアでは、オペラの隆盛と対照的に、器楽作曲家たちは苦労し、多くは国外で成功を求めざるを得ませんでした。この時代に活躍したヴァイオリニスト・作曲家ヴィオッティもその一人。トリノの宮廷に仕え、イタリア国内で演奏旅行を行いましたが、1782年のパリでのコンセール・スピリチュエルでの衝撃的なデビューが彼を一躍有名にし、ヴェルサイユ宮殿に仕えたり歌劇場を設立するなど大活躍しました。しかし、フランス革命が勃発。彼は1792年にイギリスへ亡命し一旦はパリに戻るも最期はロンドンで生涯を終えました。 ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲は、フランス・ヴァイオリン楽派に強い影響を与えただけではなく、パガニーニら後世のヴァイオリニストたちにも大きなインスピレーションを与えました。このBOXに収録されたのは29曲のヴァイオリン協奏曲で、その作風はギャラント様式から初期ロマン派までと時代とともに変遷しています。特にロンドン時代の作品は、彼の音楽的な成熟と変化を示すものと言えるでしょう。 演奏するフランコ・メッツェーナは、1953年イタリア・トレント生まれのヴァイオリニスト。サルヴァトーレ・アッカルドに10年間師事し、研鑽を積みました。ヨーロッパ、日本、アメリカ、南米など世界各地のコンサートホールや音楽祭で演奏し、「イ・ムジチ」や「イ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」とともにツアーを行い好評を博しています。この1990年から2004年に収録されたヴィオッティのヴァイオリン協奏曲全集は、世界初の企画として高く評価されたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99332

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    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,550円(税込)

    シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」と、作曲時期が比較的近いフンメルのピアノ五重奏曲を並べたアルバム。どちらの曲もピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという編成で、当時の家庭での音楽会で好んで演奏されたと考えられます。レミ・バロー・アンサンブルによるこの演奏は、ウィーン風のまろやかな響きを活かしつつ、活気に満ちており、これまで幾度となく行われてきた「ます」の録音に新たな風を吹き込むものです。 レミ・バローはパリ生まれ、ウィーン国立歌劇場管弦楽団に10年以上在籍。室内楽奏者、指揮者として活躍、クラングコレクティフ・ウィーンの芸術監督も務めています。近年はブルックナー所縁のザンクトフローリアン修道院で行われる夏の音楽祭「ブルックナー週間」の常任指揮者を務め、交響曲全曲を録音したことでも注目を集めました。 ピアノのフォゥグ・浦田陽子はウィーン国立音楽大学で学び、数々のコンクールで優勝。ウィーン・ピアノ三重奏団およびウィーン・ピアノ五重奏団のメンバーとして活動しています。ヨアゲン・フォゥグはデンマーク出身、1975年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを務めた後、ウィーン・ピアノ五重奏団でも演奏しています。ヴィオラのイリス・バローはクラングコレクティフ・ウィーンのコンサートマスター。ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍中。マンフレッド・ヘッキングはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に在籍後、音楽と医学の道を両立させています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99334

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    素敵なあなた
    エリアスとイディッシュの乙女たち 詳細ページ
    [シーラ・カルモン、クララ・モントッキオ、エリアス・メイリ]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,550円(税込)

    イディッシュ語の有名な歌「Bei Mir Bistu Sheyn」をタイトルに据えたアルバム。イスラエルとユダヤのルーツを持ちクラシックからジャズまでを歌うシーラ・カルモン、ウィーン出身のジャズ歌手&シンガーソングライター、クララ・モントッキオと、地中海・オリエンタルの影響を受けたイスラエル生まれのジャズピアニスト、エリアス・メイリ。この三人が、イディッシュの名曲やヘブライ民謡、オリジナル曲を演奏。グルーヴ感にあふれスウィングするリズムとメロディ、その中に見え隠れするメランコリックな風情が魅力的な音楽です。

  • 商品番号:GRAM99347

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    発売日:2025年05月16日

    CD 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    1745年に製作されたヨハネス・ダニエル・ドゥルケンのチェンバロ(収蔵番号SAM 726)は、美しい音色を持つだけでなく、楽器に施された華麗な装飾も目をひきます。最初の所有者については何も分かっていませんが、約150年の歳月を経て、製作地であるアントウェルペンからウィーンへと渡り、1921年に美術史美術館の古楽器コレクションに収蔵。その後、数十年にわたる修復作業を経て演奏可能な状態となり、今回のCDで初めてその音色が披露されました。楽器の制作年に近い1741年に出版された「ゴルトベルク変奏曲」は、まさに理想的な選曲と言えそうです。 演奏は国際的な賞を多数受賞しているオーストリアのオルガニスト兼チェンバロ奏者シュテファン・ドンナー。100分ほどをかけた落ち着いたテンポによる演奏とオンマイクの録音で、楽器の響きを堪能させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MLSR-12702

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    発売日:2025年05月16日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    ダマーズ演奏の第一人者・山田磨依、
    待望の新作は世界初「エチュード全集」
    フルートやハープなどの室内楽作品で人気の高いフランスの作曲家ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013年)はピアノの名手でもあり、演奏会向けから教育用まで全30曲のエチュードを遺しています。世界初となる全曲録音に、前作『ダマーズ:ピアノ作品集』で高い評価を得た山田磨依が挑みました。《8つのエチュード》は「リストの再来」と呼ばれた大ピアニスト、ジョルジュ・シフラを念頭に書いたと作曲家自身が語った難曲。 「エチュード」の副題を持つ《自転車》はダマーズらしからぬドライヴ感あふれる珍品で、ダマーズ・ファンも度肝を抜かれること請け合いです。 ダマーズの全ピアノ曲演奏をライフワークとする山田磨依。2023年リリースのセカンドアルバム『ダマーズ:ピアノ作品集』はレコード芸術の特選盤に選ばれ、月刊ショパン、朝日新聞(for your Collectionで推薦盤)、東京新聞・中日新聞、週刊東洋経済でも取り上げられました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OC1740

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    ドビュッシー(1862-1918)
    〈ピアノ・デュオ作品全集 第1集〉
    放蕩息子より
    ディヴェルティスマン 詳細ページ
    [ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ]

    DEBUSSY, C.: Piano Duo Works (Complete), Vol. 1 (Genova and Dimitrov Piano Duo)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:OC1740

    CD価格:2,475円(税込)

    幼少期からピアノに親しみ、学生時代には8手ピアノのための作品にも触れ、ピアノ・デュオの表現にも親しんでいたドビュッシー。彼は作曲する際、オーケストラ作品のピアノ版を作ることがしばしばありました。「放蕩息子」はその一例で、ローマ賞応募作のカンタータとして作曲した後、2曲をピアノ連弾用に編曲しました。同時期に作られた「ディヴェルティスマン」は連弾用のオリジナル作品で、出版されたのは2002年のことです。 彼の代表作の一つ、マラルメの詩に基づく夢幻的な作品「牧神の午後の前奏曲」の2台ピアノ版からは、オーケストラを思わせるサウンドが随所に聞かれます。1880年代に作曲された「管弦楽組曲第1番」は楽譜が紛失したとされていましたが、20世紀に連弾版とオーケストラ版の自筆譜が発見されました。ロマン主義的な響きと舞台音楽的な構成を持っています。「春」はボッティチェリの絵画からインスパイアされ、2台ピアノと合唱のために作曲されましたが、当時のパリ芸術アカデミーに受け入れられず、1904年まで正式に出版されることはありませんでした。その後に作られたオーケストラ版は彼自身の編曲ではありません。 「リンダラハ」は、ドビュッシーが2台ピアノのために作曲した最初のオリジナル作品で、スペイン風のリズムやギターのような和音を取り入れた色彩豊かな曲です。曲名はアルハンブラ宮殿にある「リンダラハの中庭」に由来し、異国情緒あふれる響きを特徴としています。 演奏するジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオは、世界的に高い評価を受けるピアノ・デュオ。1995年の結成からわずか2年の間にARDミュンヘン国際音楽コンクールなどで優勝、一躍注目を集め、以降世界中で活躍しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-586

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    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:TOCC0586

    CD価格:2,175円(税込)

    ピアニスト、作曲家として知られるポーランド系ドイツ人作曲家フィリップ・シャルヴェンカ。彼の3歳違いの弟フランツ・クサヴァーも優れた音楽家でした。フィリップは、ベルリンの新音楽アカデミーで弟とともに音楽を学び、1874年にはコンサートで自作の序曲と交響曲を発表、当時ドイツの作曲家たちの最先端を行く存在として注目されましたが、華やかな作品を書いた弟に比べ、作風が保守的であったためか、その作品は死後ほどなくして忘れられてしまいました。 この第2集には彼の初期の作品を収録。ショパンやブラームスの影響を感じさせるフモレスケ(ユーモレスク)やマズルカ、ラプソディなどが含まれています。第1集と同じく、ルイス・ピーパによる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-727

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    フルーリー(1896-1967)
    〈管弦楽作品集 第4集〉
    交響曲 第2番「ティチーノ交響曲」
    夜想詩 詳細ページ
    [ポール・マン、BBC交響楽団]

    FLURY, R.: Orchestral Music, Vol. 4 - Symphony No. 2, "Ticino Symphony" / Poème nocturne (BBC Symphony, P. Mann)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:TOCC0727

    CD価格:2,175円(税込)

    スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーの管弦楽作品第4集。 収録されている交響曲第2番は彼がしばしば訪れていたスイス南部のティチーノ地方からインスパイアされた作品。イタリア語圏スイスの旋律が用いられており、第1楽章はルガーノの教会の鐘のモチーフを、第2~4楽章は民謡を基にしています。ブルックナーの交響曲の形式を踏襲していますが、彼の親友ヨーゼフ・マルクスがオーケストラで描いた自然画にも似た雰囲気を持っています。1936年8月1日、スイス建国記念日にルガーノで自身の指揮で初演、スイス全土のラジオで放送されました。 「夜想詩」は夢の中の幻想的な場面を音楽で描写した作品で、リヒャルト・シュトラウスを思わせる曲想です。こちらも作曲家自身の指揮、ベルン市立管弦楽団によって1939年10月16日に初演されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-762

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    ヴィエル(1926-1998)
    ピアノ曲と室内楽曲集 詳細ページ
    [イルメラ・レルケ、ダニエラ・ブラウン、アンナ・カレヴェ]

    VIERU, A.: Versete / Piano Sonata No. 2 / Piano Trio (Braun, Carewe, Roelcke)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:TOCC0762

    CD価格:2,175円(税込)

    ルーマニアの作曲家アナトール・ヴィエルは、古典的手法、前衛的モダニズム、民俗的要素を融合させた独自の音楽を創り上げました。ユダヤ系の血統と、1944年にヤシのゲットーで起きたホロコーストからの生還という背景も彼の音楽に影響を与えています。また1989年のルーマニア革命後にはポストモダニズムに傾倒。壮大なストーリー性を持つ交響曲やオペラを生み出しました。 このアルバムには室内楽曲を収録。後期交響曲の要素が昇華した三重奏曲や、小さな素材にどんどん新しい素材を付け加えていくという彼独特の手法“加算的音楽”による「聖句」などを聴くことができます。 2016年にヴィエルの音楽に出会ったピアニスト、イルメラ・レルケが、作品の独創性に魅了され研究・演奏を開始、ヴィエルの娘や作曲家ダン・デディウの協力を得て制作されたアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-767

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    インジェニェーリ(1536-1592)
    〈作品集第5集〉
    教会歴のモテット集 詳細ページ
    [ガレス・ウィルソン、ケンブリッジ大学ガートン・カレッジ合唱団 他]

    INGEGNERI, M.A.: Ingegneri, Vol. 5 - Motets for the Liturgical Year (Choir of Girton College Cambridge, The Western Wyndes, G. Wilson, West)

    発売日:2025年05月16日 NMLアルバム番号:TOCC0767

    CD価格:2,175円(税込)

    モンテヴェルディの師として知られるインジェニェーリ。ウィルソンの録音プロジェクト第5集は、教会歴に基づく作品を収録。すべて世界初録音です。単旋律聖歌を曲の素材として効果的に用いており、作品に典礼的な統一感を与えています。トラック7と11はインジェニェーリのマドリガーレに基づくオルガン演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0036

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    アイルランドのチェロとアコーディオン作品集 詳細ページ [エイドリアン・マントゥ、ダーモット・ダン]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    アコーディオンとチェロという珍しい楽器の組み合わせで聴くアイルランドの作曲家の作品集。冒頭に置かれたのは17世紀後半から18世紀前半にかけて活躍した盲目のハープ奏者ターロック・オキャロランの軽快な民謡調の作品。フルートの旋律がチェロに置き換えられたことで、ロマンティックな雰囲気が増しています。他にはブリテンと親しかったトリンブル、ヴォーン・ウィリアムズに師事したボイルら女性作曲家の作品や、ダウランド・コンソートの創設者ボイデル、フランスで活躍したオケリー、アメリカ生まれのヘネシーなどの多彩な作品を楽しめます。 演奏はチェリストのエイドリアン・マントゥとアコーディオン奏者のダーモット・ダン。世界初録音の作品も含まれています。

  • 商品番号:TOCN0040

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    〈ウクライナからのポストカード 第1集〉
    ヴァイオリン小品集
    詳細ページ
    [マルキヤン・メルニチェンコ、ピーター・デ・ジェイガー、ベンジャミン・マーティン]

    発売日:2025年05月16日

    CD価格:2,175円(税込)

    ウクライナはアジアとヨーロッパの交差点に位置しており、そのせいか西ヨーロッパの長調・短調の概念はウクライナではあまり定着しなかったようです。この国の作曲家たちは、民族音楽にインスピレーションを得ながら自らの音楽的立場を貫いてきました。 このアルバムでは、19世紀のナショナリズムの高まりに触発され、自国の民族音楽に回帰することで「ウクライナ国民楽派」を築いた作曲家たちの作品をウクライナ系オーストラリア人のヴァイオリニスト、マルキヤン・メルニチェンコが紹介しています。世界初録音を多数含む、きらびやかで熱のこもったこれらのヴァイオリン作品は、まさにウクライナの知られざる音楽遺産といえるでしょう。

  • 商品番号:8.551471

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    ツァイスル(1905-1959)
    〈歌曲集 第3集〉
    バルバラのための小品 詳細ページ
    [サラ・ハーシュコヴィッツ、ソマン・ジェーガル、グロリア・チェン]

    ZEISL, E.: Lieder, Vol. 3 / Piano Pieces (S. Hershkowitz, So-Mang Jeagal, Gloria Cheng)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.551471

    CD価格:1,900円(税込)

    エーリヒ・ツァイスルは幼少期から音楽の才能を示し30歳までにはウィーンを代表する作曲家の一人とみなされていました。しかし、1938年のドイツによるオーストリア併合を受けてアメリカに亡命。ハンス・アイスラーの紹介で映画音楽に携わりましたが、製作主との意見の違いなどにより、その才能を十分に発揮することはできなかったようです。亡命後には歌曲の作曲を行わなかったため、1938年の「Komm süsser Tod」が最後の曲となります。 アルバムに収録されているピアノ曲は、彼の娘バルバラのためのもので、若い学習者向けに書かれた易しいながらも魅力的な作品が並べられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574621

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    アダン(1803-1856)
    バレエ・パントマイム
    「グリゼルディス または五つの感覚」 詳細ページ
    [ダリオ・サルヴィ、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団]

    ADAM, A.: Griseldis, ou Les cinq sens [Ballet-Pantomime] (Jelić, Sofia Philharmonic Choir and Orchestra, Salvi)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.574621-22

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    バレエ『ジゼル』や『海賊』で広く知られるアドルフ・アダン。これらの作品は19世紀のロマン派バレエの発展に大きな影響を与えました。 このアルバムに収録された『グリゼルディス または五つの感覚』はアダンの11番目のバレエ曲。ボヘミアの皇太子エルフリッドがモルドバの王女グリゼルディスに会うために旅をする中で、愛の探求をテーマに、五感の活性化による発見が描かれています。合唱、ソプラノ独唱、ハルモニウムなども用いられた色彩豊かで革新的な作品で、当時の著名なダンサー、カルロッタ・グリジやリュシアン・プティパが主演を演じ1848年にパリ・オペラ座で初演されました。 オーベールの序曲シリーズで素晴らしい演奏を披露したダリオ・サルヴィが、ここでも華やかな音色を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574687

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    〈ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史 第6集〉
    ラフマニノフ(1873-1943)
    悲しみの三重奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [ブラームス・トリオ]

    RACHMANINOV, S.: Trios élégiaque Nos. 1 and 2 (History of the Russian Piano Trio, Vol. 6) (Brahms Trio)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.574687

    CD価格:1,900円(税込)

    NAXOSの人気シリーズ「ロシア・ピアノ三重奏曲の歴史」。ここからは“銀の時代”と“アール・ヌーヴォーの時代”に焦点を当てていきます。 幕開けを飾るのはラフマニノフの2つの悲しみの三重奏曲。どちらも彼がモスクワ音楽院在学中に書いた作品です。第1番の美しいテーマは、エピローグで葬送行進曲に変化し、チャイコフスキーの訃報を受け書かれた第2番にも苦しみと死の象徴が随所に織り込まれており、ラフマニノフが好んだ「怒りの日」のモティーフや鐘の音が組み込まれ、passus duriusculus(下降する半音階)が死の象徴として繰り返されます。終盤では、正教会の典礼の旋律「聖人たちに安らぎを」が響き、容赦なく迫る時の流れを暗示します。 ブラームス・トリオは、1990年に結成されたロシアを代表する室内楽団の一つ。タチアナ・ガイダモヴィチやルドルフ・バルシャイらの影響を受け、メンバーはモスクワ音楽院の教授を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660578

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    ドニゼッティ(1797-1848)
    歌劇《ランメルモールのリュシー》(フランス語版) 詳細ページ
    [カテリーナ・サーラ、パトリック・カポンゴ 他/ ピエール・デュムソー、オーケストラ・リ・オリジナーリ]

    DONIZETTI, G.: Lucie de Lammermoor [Opera] (Priante, Kabongo, Sala, Henric, Astorga, Lorenzi, Orchestra Gli Originali, Dumoussaud)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:8.660578-79

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ドニゼッティは、フランスの聴衆のために自身の傑作悲劇《ランメルモールのルチア》(1835年ナポリ初演)をフランス語台本による《ランメルモールのリュシー》(1839年パリ初演)として改作しました。この改作に当たって、作曲家はイタリア語の台本を単にフランス語に置き換えるのではなく、登場人物の何人かを入れ替えた上、台本の歌詞と音楽に少なからぬ変更を加えました。パリでの初演は好評を博し、オリジナルの《ランメルモールのルチア》に批判的だったベルリオーズも、この改作版を高く評価したことが知られています。 2021年のドニゼッティ音楽祭で《愛の妙薬》のアディーナ役を歌い、絶賛された新星ソプラノ、カテリーナ・サーラが題名役に挑戦。新人らしからぬ安定した技巧と伸びやかで豊かな美声が〈狂乱の場〉では圧倒的な歌唱となり、聴き手を震撼させずにはおきません。また、ドニゼッティ音楽祭での本公演がイタリア・デビューとなったフランスの俊英ピエール・デュムソーが、19世紀のオペラをピリオド楽器で演奏する目的で創設されたオーケストラ・リ・オリジナーリと、ミラノ・スカラ座アカデミー合唱団を率い、《ランメルモールのリュシー》のドラマと音楽を陰影豊かに描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BZ1060

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    ラロ(1823-1893)
    歌劇《イスの王》 詳細ページ
    [ユディト・ファン・ヴァンロイ、ケイト・アルドリッチ、シリル・デュボワ 他 ジェルジ・ヴァシュヘジ、ハンガリー国立フィルハーモニ管弦楽団]

    発売日:2025年05月09日

    CD+BK 2枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    ラロの野心的オペラ、国際的なベスト・キャストによる迫真の新録音登場!カルナック王子率いる隣国との戦争がついに終結しようというイスの国が舞台。和平条約の条件は、カルナック王子がイスのマルガレード王女と結婚すること。しかし彼女が愛していたのは、妹ローゼンの許嫁であるミリオでした。この叶わぬ恋が復讐心を煽り、やがて恐ろしい洪水を引き起こすことになります。 歌劇での成功を目指していたエドゥアール・ラロはこの物語にインスピレーションを大いに刺激され、緊迫感あふれる劇的な展開を音楽で見事に描き出しました。登場人物たちは激しい情熱に突き動かされ、ワーグナーの影響を強く受けた色彩豊かなオーケストレーションがこれを支えます。中でもマルガレードは、フランス・ロマン派のオペラにおいて最も成功した役の一つに数えられるべき存在でしょう。 本作は1881年の完成後演奏の機会に恵まれませんでしたが、ついに1888年パリで初演されて大成功を収め、その後フランス国内外で再演されるたびに熱狂的な反響を呼びました。上演時間はわずか2時間足らずでありながら、描かれる場面は実に劇的。ブルターニュの祭り、サン・コランタンの超自然的な顕現、オルガンの響きに包まれる結婚式、そしてクライマックス――その荒れ狂う表現は、圧倒的な迫力を持っています。 1957年のクリュイタンスによるEMI盤以降、決して録音に恵まれているとは言えないこの作品に、ハンガリーから突如新録音が登場。フランス勢の生きの良い歌手たちに加え、マルガレードを演じるのはアメリカの大物メゾ、ケイト・アルドリッチ、指揮はバロックを皮切りにロマン派、現代まで高いクオリティで聴かせ評価を得ているジェルジ・ヴァシュヘジという万全の布陣です。 19世紀音楽の再評価に意欲的なロマン派フランス音楽センター(パラツェット・ブリュ・ザーネ)のお墨付きの実に刺激的な演奏。ハードカバー型ブックレットには歴史的なステージの書き割りなどの資料の他、フランス語と英語による詳細な解説とリブレットを掲載しています。この作品の新たな決定盤といえそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHAN20329

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    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:CHAN20329

    CD価格:2,400円(税込)

    カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、トム・ポスターとエレーナ・ユリオステによって2017年に結成され、知られざるレパートリーの紹介と興味深いプログラミングによって高い評価を確立してきたアンサンブルです。この「ブラームス&コンテンポラリーズ」は、ブラームスのピアノ四重奏曲と、同時代のあまり知られていない作曲家の作品を並べるという意欲的なプログラム。ル・ボーの作品を紹介した第1集に続くこの第2集では、ルイーズ・エリット=ヴィアルドのピアノ四重奏曲を取り上げています。 ルイーズ・エリット=ヴィアルドは、フランスの歌手、ピアニスト、作曲家。パリでポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシアとルイ・ヴィアルドの長女として生まれました。幼い頃から音楽に親しみ歌手として活躍した後は、クララ・シューマンの協力を得て、フランクフルトのホッホ音楽院で声楽教師として活躍、作曲家としても300曲以上の作品を残しており、このピアノ四重奏曲は1883年に出版されています。「Im Sommer(夏に)」と題された本作は、4つの楽章それぞれに標題が付けられた、ストーリー性のある作品です。 一方、ブラームスのピアノ四重奏曲第3番は、1855年に最初のスケッチが作られるも、彼自身が仕上がりに満足せず、20年以上の歳月を経て1875年に完成されました。クララ・シューマンとの関係が指摘されることもある暗い情念を帯びた美しい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS148

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    ギラン(1680頃-1739以降)
    4つのオルガン組曲
    モレル(1680頃-1740頃)
    ヴィオール作品集 詳細ページ
    [トマ・オスピタル、アンサンブル・サントノレ(サシャ・レーヴィ、ブリス・サイー他)]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    音量と音質の対比が浮き彫りにする、フランス・バロック器楽芸術の粋バッハやヘンデルと同世代のフランス人作曲家、ギランとモレル。前者はオルガン、後者はヴィオールの作品集がある以外は生涯を辿れる史料もほとんどありませんが、残された曲集には質の高い作品が多く含まれ、現代最前線をゆく古楽器奏者たちも様々なテーマのプログラムにそれらの曲を盛り込み、録音が存在する曲も少なくありません。 ここでは両者とも当時のフランスを代表する鍵盤音楽家の一人ルイ・マルシャンに曲集の献辞で言及しているという僅かな共通点に基づき、ギランのオルガン組曲4編の間にモレルのヴィオール曲を挿入。闊達な動きをみせるヴィオールの弦音をもう1つのヴィオール、クラヴサン、小オルガンからなる通奏低音陣が色彩感豊かに支え、親密かつ繊細な室内楽世界が織り上げられるモレル作品に対し、ギランの曲では礼拝堂空間全体に広がる堂々たる響きが聴かれ、大オルガンの存在感もひときわ強く感じられるのはまさにプログラム構成の妙。 来日公演の好評も相次ぐトマ・オスピタルはパリ聖ウスターシュ教会の専属オルガニストで、ルイ14世治世末期の設置当初の姿に修復されたヴェルサイユの楽器をよく鳴らし、300年前の音響空間を脈々と現代に伝えてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS163

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    クレランボー(1676-1749)
    姦淫の女の物語
    テ・デウム 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、グヴェンドリーヌ・ブロンデール、ガイ・カッティング 他 ナミュール室内合唱団、ア・ノクテ・テンポリス]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    フランスの巨匠クレランボーの声楽適性をいかんなく示す宗教曲解釈フランス宮廷式の音楽作法に、イタリア様式の影響を手際よく織り交ぜたフランス・バロックの作曲家クレランボー。同世代のヴィヴァルディが協奏曲集を続々出版していた頃、1710~26年に計5集の曲集を刊行したカンタート(フランス語歌詞による小規模世俗声楽曲)のエキスパートであると同時に、パリ聖シュルピス教会の専属オルガニストも務め教会音楽でも才能を発揮しましたが、それらはカンタートに比して滅多に録音されません。その渇を潤して余りある新録音が本場ヴェルサイユから登場。 祝祭的な合唱曲「テ・デウム」と、イエスの言葉「罪なき者だけが彼女に石を投げなさい」で有名な逸話を扱った珍しいラテン語小オラトリオ「姦淫の女の物語」の組み合わせです。演奏は音大時代からクレランボーに惚れ込み、ALPHAでも彼のカンタート集を録音している名歌手ファン・メヘレンの指揮に、2部のヴァイオリン各3、フルート2(アンナ・ベッソン参加)、トランペット&ティンパニ各1と通奏低音からなる器楽陣(ヴィオラ・ダ・ガンバは上村かおり)、各パート3~4人からなる精鋭ナミュール室内合唱団。 両曲とも室内楽的な緊密さを活かしながら、精緻なアンサンブルが光るオラトリオもさることながら、ナチュラル・トランペットの妙音が映える「テ・デウム」でも合唱のみならず、ファン・メヘレンらソリストたちの美声がよどみない旋律美を描きます。ラモー台頭前夜のフランス音楽の粋に迫った充実の1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CYP4667

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    Bleu Ardent - 鬼火
    ジェジュプレ(1995-)作品集 詳細ページ
    [アポリーヌ・ジェジュプレ、マヤ・レヴィ、 ジャン=ポール・デシー、ジャック・ファン・ステーン]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    ベルギーの作曲家アポリーヌ・ジェジュプレのCypresからのアルバム第2弾。 彼女はクロード・ルドゥの下で研鑽を積み様々な賞を受賞、現在は多くのアーティストや音楽祭などから作品を委嘱されています。その音楽は表現力と内面性、繊細さと高揚感の絶妙なバランスの上に成り立つ美しいもので、楽器の音色の追及や洗練されたテクスチャーにより、大編成のアンサンブルからソロに至るまで精緻な曲作りが追求されています。

  • 商品番号:DSL-92274

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    デイヴィス(1973-)
    アースワークス 詳細ページ
    [シルヴィア・マイロ、ネイサン・デイヴィス]

    DAVIS, N.: Planetary Home Improvement: From Just-in-time to Geological Time: Earthworks (N. Davis, Milo, Rubin, Modney, Kleijn, Lorenzo)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:DSL-92274

    CD価格:2,325円(税込)

    ネイサン・デイヴィスの「Earthworks」は、ランド・アートや環境活動、ミュージック・コンクレートの要素を融合させたユニークな作品です。 デイヴィスは、掘削や水圧破砕、削る、割るといった現代建築の過程から生じる音をオーケストレーションし、人間の声を織り交ぜた音響的タペストリーを作り上げました。この作品はもともとサウンド・インスタレーションとして制作され、フィールド・レコーディングを活用し、屋外の素材そのものをスピーカーや共鳴器として用いたマルチチャンネル作品です。まるで現代の採石場を歩くような神秘的で夢のような音響体験を生み出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DSL-92285

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    ヒッキー(1950-)
    サピエンス - 人類の簡単な歴史 詳細ページ
    [ウラデイーミル・ルミヤンツェフ]

    HICKEY, S.: Sapiens: A Brief History of Humankind (Rumyantsev)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:DSL-92285

    CD価格:2,325円(税込)

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ(1976-)の『サピエンス全史』に触発された作品。作曲者ヒッキーは、人類の歴史を形作った概念や神話に音楽で向き合おうと試み、ピアノを「メタ楽器」として捉えたと語ります。作品は人間の一息から始まり、人類の夜明けに生まれた音楽を想起させます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG850

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    ポンティチェロ 詳細ページ [ヴァンサン・セガール、ステファン・ケレキ、アリエル・ベッソン]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    20年に渡りパリの音楽シーンを牽引してきたヴァンサン・セガールとステファン・ケレキが2022年夏に出会い、お互いの楽器を融合させるような音楽を作るべく始動したプロジェクト「ポンティチェロ」。バッハ、メシアン、フォーレといったクラシックやジャズ、南米音楽、アメリカン・フォークなどからの多彩な影響を取り入れたオリジナルに、ハンプトン・ホーズやスコット・ラファロのジャズ・スタンダードなども組み込んだプログラムを聴かせます。また2人が長く共演しているアリエル・ベッソンをゲストに迎えており、その音色がアンサンブルに深みを持せたました。

  • 商品番号:GP948

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    〈現代中国のピアノ作品集〉
    チェン・イ、ジョウ・ロン、ブライト・シェン
    タン・ドゥン、フアン・リュー、ヤオ・チェン
    詳細ページ
    [プン・キウトン]

    Piano Music (Chinese) - SHENG, Bright / CHEN, Yi / HUANG, Ruo / TAN, Dun / YAO, Chen / ZHOU, Long (One Piano, Two Cultures) (Kiu Tung Poon)

    発売日:2025年05月09日 NMLアルバム番号:GP948

    CD価格:2,175円(税込)

    「1台のピアノ、2つの文化」と題されたこのアルバムには、現代中国の6人の作曲家によるピアノ作品が収録されています。これらの作品は、中国と西洋の音楽的特性を融合させるとともに、作曲家の文化的ルーツや創造性が反映されており、作曲家ごとに異なるスタイルを持っていることも大きな特徴です。特に文化大革命後の中国から米国へと移住したチェン・イやタン・ドゥンらの作曲家たちのユニークな作風が際立っています。 プン・キウトンは、ヤング・スタインウェイ・アーティストとして、タングルウッドやウィーン・コンツェルトハウスなど世界各地で演奏活動を行う実力派。彼女の演奏は「抒情と技巧を兼ね備える」と高く評価されており、タングルウッド音楽祭ではサミュエル・バーバーの『エクスカージョンズ』をマーク・モリス・ダンス・グループとともに世界初演を果たしました。現在は香港中文大学で講師を務めています。

  • 商品番号:PA0022

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    ダウランド(1563-1626)
    『ラクリメ、または七つの涙』(全曲) 詳細ページ
    [スキップ・センペ、カプリッチョ・ストラヴァガンテ・ルネサンス・オーケストラ]

    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,775円(税込)

    英国音楽の至宝『ラクリメ』に新たな光を当てる「ルネサンスの管弦楽」16世紀から17世紀にかけイングランド内外で活躍したリュート奏者=作曲家ダウランド。その最も有名な器楽合奏曲集『ラクリメ、または七つの涙』は一般に大小のヴァイオルを揃えた室内楽編成で演奏されますが、表題ページでは他にリュートやヴァイオリンなどの使用も提案されており、使用楽器は柔軟に選べるものと理解できます。その前提を踏まえ、カプリッチョ・ストラヴァガンテはヴァイオル合奏(リュシル・ブーランジェなど参加)にリコーダー、木管コルネット、サックバットをそれぞれ複数加え、さらに鍵盤楽器も複数盛り込んだ充実編成で400年前の音世界に迫ります。 楽譜出版は作曲家の貴重な宣伝手段であり、そこで時に充実した楽隊を擁する権力者たちの要求に応えるべく柔軟な編成が提案されていたなら、こうした大編成での解釈も当時の作曲家たちの狙いに適うはず……とはブックレットにある音楽監督センペの言。曲集には7曲のパヴァーンによる「涙」の後に多数の舞曲が収録されていますが、これも曲集編纂上の慣習に過ぎないため、一部の曲を移調しながらパヴァーンとガリアードの組み合わせを軸とする当時の組曲風に曲順を編み替えたセンペの対処も適切と言えるでしょう。 ヴァイオルだけの静謐な響きは時にヴィオローネが豊かな低音を添え、管楽器が加わる豊かな厚みも、鍵盤の撥弦音が加わる玄妙な味わいも、ソリスト続々の豪華な演奏陣によって聴く者の心を捉えてやみません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19165CD

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    発売日:2025年05月09日

    CD価格:2,400円(税込)

    アメリカに生まれ、カウント・ベイシー・オーケストラなどで活躍した伝説的な作・編曲者、サミー・ネスティコ(1924-2021)。彼とSWR ビッグ・バンドのコラボレーションは2004年から、ネスティコが80歳という年齢で始まったにもかかわらず、真の友情といえる発展をみせ5枚のアルバムをリリース、それらは全てベストセラーを記録しています。 ネスティコが96歳で亡くなって約2か月後、SWR ビッグ・バンドが彼へのオマージュとして、彼が残した膨大なスコアの中から厳選されたレパートリーをセッション録音したのが今回のアルバム。ネスティコのオリジナルの他、「サウンド・オヴ・ミュージック」などのスタンダードも多数収録しています。 トゥトゥ・プワネなどがゲスト参加。スウィングを基調としながら、フュージョンの要素やソウルの影響まで感じさせるネスティコの音楽の魅力を最大限に引き出し、SWR ビッグ・バンドの卓越した演奏力を堪能できる、聴き応えのあるアルバムです。

  • 商品番号:8.226928

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    シューベルト(1797-1828)
    歌曲集「冬の旅」 詳細ページ
    [ヤコブ・ブロック・イェスペルセン、シャロン・プルシャンスキ]

    SCHUBERT, F.: Winterreise (Jespersen, Prushansky)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:8.226928

    CD価格:2,400円(税込)

    シューベルトの歌曲集『冬の旅』は、ヴィルヘルム・ミュラーの詩に基づき、失恋した青年が孤独な冬の旅に出る物語を描いた作品です。シューベルト自身も苦悩と孤独に直面しながら作曲し、音楽史上屈指の名作が生まれました。 このアルバムでは、デンマークのバス・バリトン、ヤコブ・ブロック・イェスペルセンが、鍵盤楽器奏者のシャロン・プルシャンスキーが弾くフォルテピアノと共演。希望から絶望までを内包したそれぞれの歌曲で息のあった演奏を聴かせます。使用されているフォルテピアノはシューベルト在世中の1810~1815年頃にウィーンのJakob Bertscheが製作した楽器を模したもので、「ファゴットストップ」を含む6つのペダルによる豊かな音色変化が特徴です。 ブックレットにはデンマークの写真家トーベ・カーツヴァイルのセピア色の風景写真を掲載。作品の世界観を視覚的に表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85058

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    発売日:2025年05月02日

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    1920年代から30年代にかけて欧州各国でツアーを行い、ヨーロッパ屈指のアンサンブルとの声望を得ていたベルギー王宮三重奏団がコロンビアのベルギー部門に行った録音をBiddulphが復刻。 ベルギー王宮三重奏団は19122/23シーズンに創設され、当初メンバーはヴァイオリンがエミール・ショーモン(1878-1942)、チェロがモーリス・ダンボワ(1889-1969)、ピアノがエミール・ボスケ(1878-1959)でした。その後、ヴァイオリンがHector Crockers(1901-65)を経て1927年からアルフレッド・デュボワ(1898-1949)に代わり、デュボワの死をもって活動を停止しています。3人ともイザイと所縁が深く、ダンボワはイザイの弦楽三重奏団や弦楽四重奏団のメンバーとして活躍し、無伴奏チェロ・ソナタを献呈されました。 ボスケもイザイとしばしば共演。デュボワもイザイと共演したほか、その後任としてブリュッセル音楽院の教授に迎えられ、グリュミオーを指導したことは広く知られています。彼らの演奏はフランコ=ベルギー派の典型的なスタイルを伝えるものとして、またモーツァルトから当時の現代音楽であったトゥリーナに至るピアノ三重奏曲がどのように演奏されていたかを伝える貴重なドキュメントです。 余白にはデュボワがピアノのフェルナン・フイエンスと共演した小品9曲を収録。ポルタメントを始め、彼の弓使い・指使いがよく伝わる録音となっています。

  • 商品番号:BIDD85060

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    発売日:2025年05月02日

    CD価格:2,175円(税込)

    全曲初出。プリムローズ弦楽四重奏団の放送用ライヴ音源!トスカニーニのために腕利き奏者を集めて旗揚げしたNBC交響楽団、その中から更に選りすぐりの演奏家たちが1938年に結成したのがプリムローズ弦楽四重奏団でした。プリムローズは「我々よりも演奏能力に秀でたカルテットは過去には存在しなかったと信じている」と明言しており、その演奏は実際に高い評価を得て、RCAは録音曲の選択を白紙委任していたと伝えられます。 しかし、第2次世界大戦が起きてアメリカが戦時経済に移行すると、1942年に音楽家組合が商業録音を自粛する取り決めを行い、その後メンバーが他のオーケストラやソロ活動に転身するなどしたため、録音はごくわずかしかありません。プリムローズはベートーヴェンの弦楽四重奏曲に格別の愛着を持っており、演奏会でもとりあげ、RCAで全曲録音する企画を立てました。しかし、上述のような事情で1曲も録音することなくカルテットは活動停止してしまいました。 Biddulphが今回発掘したのは1939年に行われた放送用のライヴ音源。幻に終わった彼らのベートーヴェン演奏を2曲聴けるのが貴重です。余白にはモーツァルト作品の一部を収録。K 424の演奏者名はクレジットされていませんが、ヴィオラがプリムローズなのは間違いないとして、ヴァイオリンは彼が「これまで出会った中で最高のヴィルトゥオーゾ」と称えたシュムスキーか、あるいはプリムローズと同じイザイ門下のギンゴールドか、想像しながら聴くのも楽しいでしょう。

  • 商品番号:C240121

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    レオンカヴァッロ(1857-1919)
    歌劇《道化師》 詳細ページ
    [プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバシュ 他、アダム・フィッシャー、ウィーン国立歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:C240121

    CD価格:1,800円(税込)

    入手困難となっていた1985年のウィーン国立歌劇場のライヴ録音、アダム・フィッシャーが指揮し、プラシド・ドミンゴが歌う《道化師》が復活しました。この上演は、ジャン=ピエール・ポネルがウィーン国立歌劇場で演出を手掛けた最後の作品の一つで、ドミンゴの完璧なパフォーマンスがセンセーションを引き起こしたものです。 ドミンゴはその比類なき声と表現力豊かな演技で聴衆を魅了し、この歌劇を非常に説得力あるものにしました。また、他の歌手たちも素晴らしく、コトルバシュはネッダの内面の葛藤を巧みに表現し、シルヴィオ役のシェーネは若々しい声で間男を歌い、ツェドニクは独特な声でペッペに新たな性格を与えました。またマヌゲーラは恐ろしいトニオを演じています。アダム・フィッシャーも破竹の勢いを感じさせる演奏で全体をまとめました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C3012

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    フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917)
    クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)

    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [キム・ヨラ、マッテオ・ウェーバー]

    SCHARWENKA, X. / SCHARWENKA, P.: Violin Sonatas (Yoerae Kim, M. Weber)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:C3012

    CD価格:1,800円(税込)

    フィリップとクサヴァー・シャルヴェンカの兄弟は、プロイセンのサムテル(現在のポーランド、シャモトゥイ)で生まれ、ベルリンで本格的な音楽教育を受けました。兄のフィリップは作曲を中心に学んで音楽理論の教師となり、弟のクサヴァーはピアニストとして成功します。クサヴァーは1860年代にいくつかの室内楽作品を作曲しましたが、1870年代にコンサートピアニストとしての活動に専念するため作曲から離れ、その後ベルリンやニューヨークで主に教育者として活躍しました。 フィリップはピアノ曲や室内楽の作曲に重点を置き、ここに収録された「組曲ト短調」や、技巧的で独創的な構成が特徴の「ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調」など、数々の作品を生み出しました。このアルバムでは、キム・ヨラとマッテオ・ウェーバーが兄弟の音楽の特徴を鮮やかに描き出しています。 キム・ヨラは韓国出身のヴァイオリニスト。フランツ・リスト音楽アカデミーやマンハイム音楽大学で学び、バイエルン放送交響楽団の第1ヴァイオリン奏者やカッセル州立劇場のコンサートマスターを務めました。室内楽でも活躍し、複数のコンクールで受賞を果たし、2021年より、ラインラント=プファルツ州立フィルの第2コンサートマスターを務めています。 マッテオ・ウェーバーは2002年にドイツで生まれたピアニスト。11歳からピアノを学び、13歳でバッハ・コンクールに優勝しました。その後、パリ国際音楽祭やセザール・フランク国際コンクールなどで受賞を重ね、2019年にカールスルーエ音楽大学に進学。著名なピアニストのマスタークラスを受講し、奨学金を受けながら研鑽を積んでいます。

  • 商品番号:C5533

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    ケクラン(1867-1950)
    交響曲 第1番
    3つの歌曲
    交響詩「はるかに」 詳細ページ
    [パトリシア・プティボン、アリアーヌ・マティアク、ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    KOECHLIN, C.: Symphony No. 1 / Au loin / 3 Mélodies, Op. 17 (Petibon, Württembergische Philharmonie Reutlingen, Matiakh)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:C5533

    CD価格:2,475円(税込)

    1867年にパリで生まれ、アルザス出身の両親のもとで育ったシャルル・ケクラン。病気のため工科大学での学業を中断した後、音楽に専念することを決意し、パリ音楽院でジュール・マスネやガブリエル・フォーレに師事しました。作曲家として活躍する一方、ラヴェルやフローラン・シュミットとともに音楽協会を設立し、同時代の音楽の振興に貢献しました。また、教師として数多くの作曲家を育て上げただけでなく、ステレオスコープ写真家としての顔を持ち、作家としてはガブリエル・フォーレの伝記を執筆するなど、多彩な活動を展開したことで知られています。 彼は4曲の交響曲を残しており、このアルバムに収録された交響曲第1番は、弦楽四重奏曲第2番を管弦楽曲へと発展させたもので、1937年のハルフェン賞を受賞しています。ほかにも、1933年の「セヴン・スターズ・シンフォニー」(CAPRICCIO C5449)、1936年の「The Symphony of Hymns」、そして第二次世界大戦中に作曲された交響曲第2番が存在します。ケクランの作品は、当時のフランス音楽の流れを汲みつつも、独自の視点と形式を持つものと言えるでしょう。また、交響詩「はるかに」は、もともと1896年にコールアングレとピアノのために作曲、その後、管弦楽曲へと編曲されました。 彼は歌劇にはあまり関心を示さなかったものの、声楽作品には関心を寄せ、約100曲の歌曲を作曲し、その多くをオーケストラ伴奏へと編曲しています。アルバムに収録された「3つの歌曲」も「ハチドリ」以外は作曲者自身の編曲となっており、パトリシア・プティボンが美しく輝かしい歌声で歌い上げています。 ケクランの交響曲を録音するにあたっては、スコアの発掘、編集、演奏可能な素材への整理が必要とされ、アリアーヌ・マティアクはこの作業に1年半を費やしました。さらに、作品を学ぶ意欲のあるオーケストラを見つけ、録音の機会を確保することも課題だったと語っています。ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団は、マティアクの期待に応え、見事な演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CHSA5356

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《サロメ》 詳細ページ
    [マリン・ビストレム、ゲルハルト・ジーゲル、カタリーナ・ダライマン他、エドワード・ガードナー、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:CHSA5356

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    名コンビ、ガードナーとベルゲン・フィルの充実ぶりを伝える《サロメ》のライヴが登場。
    北欧&ドイツ勢の強力歌手陣にも注目!
    2021/22シーズンからロンドン・フィルの首席指揮者に就任したエドワード・ガードナーは日本ではシンフォニー指揮者のイメージが強いですが、2007年には32歳でイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督に就任、現在もノルウェー国立オペラ&バレエの音楽監督を務めるなど、舞台作品でも高い評価を得ています。 この録音は、ガードナーが2015年から首席指揮者を務めるベルゲン・フィルを率いてエジンバラ音楽祭に登場した時のライヴで、手塩にかけてきたオーケストラの充実ぶりを遺憾なく伝えてくれます。声楽陣も強力で、現代のサロメ歌いとして定評のあるマリン・ビストレムを筆頭に、北欧とドイツのすぐれた歌手を揃え、聴きごたえ十分。録音データによれば1日限りのライヴ収録とのことですが、このクオリティは見事。 ガードナーが2023/24シーズン終了でベルゲン・フィルの首席指揮者を退任した際、オーケストラはその功績を讃え、今後の共演継続を願って名誉指揮者の称号を贈りました。この録音ではスコットランドを拠点とするLINNレーベルの創設者で、名エンジニアとして名高いフィリップ・ホッブスがプロデュースと収録を担当。勝手知ったるアッシャー・ホールで、複雑なスコアが生み出すダイナミックで濃密なサウンドと圧倒的な歌唱を匠に収録しました。SACDハイブリッド・ディスクでの発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:OA1357BD

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    発売日:2025年05月02日

    DVD 37枚組価格:40,500円(税込、送料無料)

    シェイクスピアの生地ストラトフォード・アポン・エイボンに本拠を置く、
    王立劇団RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)より、
    シェイクスピア演劇の最新映像による浩瀚なコレクション登場
    ・35演目(37DVD) ・優れた演出家、新鋭、人気俳優を結集 ・映像:HD収録2013年~2024年 ・字幕:全編に英語(原語)字幕付 ・総収録時間:96時間41分

  • 商品番号:ODE-1449

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    スメラ(1950-2000)
    交響曲 第1番・第6番 詳細ページ
    [オラリー・エルツ(指揮)、エストニア国立交響楽団]

    SUMERA, L.: Symphonies Nos. 1 and 6 (Estonian National Symphony, Elts)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:ODE1449-2

    CD価格:2,475円(税込)

    Ondineレーベルが20世紀後半のエストニアを代表するレポ・スメラの交響曲全集を開始。
    エストニア国立交響楽団の演奏、指揮は同響音楽監督でスメラと同郷タリン生まれのオラリー・エルツ!
    ソ連時代のエストニアに生まれたスメラは同国の音楽界に多大な影響を与えたヴェリヨ・トルミスやヘイノ・エッレルに学び、後にはモスクワ音楽院でも学びました。無調音楽に傾倒し、コンピュータ・ミュージックを導入したかと思えば、わかりやすく感情に伝えかける映画音楽でも手腕を発揮し、38歳の年からはエストニア文化省の大臣も務め、50歳の若さで亡くなりました。1981年から2000年にかけて書かれた6曲の交響曲は、多くの顔を持つ作曲家スメラの中でもシリアスな面を代表する作品群とされています。 エルツの全集第1作は、最初と最後の作品のカップリング。どちらも2楽章構成で、すべての楽章が弱音で消えてゆくように終わります。第1番の第1楽章はアルヴォ・ペルトのティンティナブリ様式を思わせる鐘の音を模した壮大かつ厳粛なサウンドと、同じくペルトに通じる静謐で瞑想的な音楽がコントラストを成しています。第2楽章は吹き渡る風を思わせるオーケストラのサウンドが弱音で延々と続いたのち、突如としてショスタコーヴィチを思わせる行進曲風の音楽や戦争の描写のような場面が割り込み、再び風と静寂の世界に戻ってゆく音楽。同じモチーフを繰り返しつつ巧みに楽器を変えてゆくことで独特の効果を挙げています。第6番の第1楽章も静謐な音楽と大音響とのコントラストが強烈ですが、大音量部分のサウンドはより破壊的となり、その強烈な対比はカンチェリのオーケストラ作品を思わせます。第2楽章は悲痛な雰囲気を湛えた謎めいた音楽。 スメラの交響曲全集はパーヴォ・ヤルヴィがBISに録音していましたが、第1番から第5番はマルメ交響楽団(第6番のみエストニア国立交響楽団)だったので、当全集が完成の暁には、エストニアのオケと指揮者による初の全集となる見込みです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM442

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    ソナタと変奏
    トランペットとピアノのための20世紀音楽集 詳細ページ
    [ラインホルト・フリードリヒ、竹沢絵里子]

    Trumpet and Piano Recital: Friedrich, Reinhold / Takezawa, Eriko - ANTHEIL, G. / HANSEN, T. / HUBEAU, J. / SHAPERO, H. (Sonatae e Variácie)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:SM442

    CD価格:2,175円(税込)

    名トランペット奏者ラインホルト・フリードリヒとピアニスト竹沢絵里子によるデュオは、これまで にARSレーベルから2枚のアルバムを発表して高く評価されています。今回は ロマン派の終焉から現代へと移行する20世紀の作品を取り上げて、トランペット音楽史において独自の価値を持つ作品に新たな命を吹き込みました。古典的な4楽章構成をとりつつ作曲家の個性が発揮されたアンタイルのソナタや、日本では主にフォーレのピアノ曲の録音を通じて知られるユボーのソナタ(モーリス・アンドレも録音しています)などを収録しています。

  • 商品番号:SM484

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《エレクトラ》 詳細ページ
    [バルバラ・クリーガー、サーニャ・アナスタシア、ヨッヘン・クプファ―、ジュリアン・サレムクール、オーケストラ・エクスペリエンス]

    STRAUSS, R.: Elektra [Opera] (Krieger, Charalampous, Kupfer, Anastasia, A. Weber, Salemkour)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:SM484

    CD 2枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    大作《エレクトラ》をカラオケで録音?
    コロナ禍が生んだ、録音ならではのプロダクションが登場。
    人が集まること、特に歌うことが禁じられたコロナ禍にあって、どうしても《エレクトラ》を演奏・録音したかったジュリアン・サレムクール。彼が思いついたのは、まずオーケストラを収録し、それぞれの歌手に後から個別に歌ってもらうことでした。これはこれで難しい部分もあったと推測されますが、実際の舞台では難しいバランスの調整などが容易になること、また歌手がオケに気兼ねなく何度でも歌えることなどがメリットとして挙げられています。 その結果、クリテムネストラのアリアや、後半でエレクトラが復讐に燃えて歌う箇所などが一切のカット無しに収録されました。まさにコロナ禍における意思と知恵と技術の成果と言えるのではないでしょうか。タイトルロールは、近年エレクトラやイゾルデ役で特に評価されているバーバラ・クリーガー。強靭な声が印象的です。 ※ブックレットには作品解説と演奏者のプロフィールをドイツ語で掲載。歌詞は掲載されていません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM488

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    ビーチ(1867-1944)
    交響曲 ホ短調「ゲーリック」
    コンサート・アリア 詳細ページ
    [カミーユ・シュノール、ジョセフ・バスティアン、ミュンヘン交響楽団]

    BEACH, A.: Bal masqué / Jephthah's Daughter / Symphony, Op. 32, "Gaelic Symphony" (Brower, Schnoor, Munich Symphony, Bastian)

    発売日:2025年05月02日 NMLアルバム番号:SM488

    CD価格:2,175円(税込)

    エイミー・ビーチの交響曲ホ短調「ゲーリック」は、アメリカ人女性作曲家が書いた交響曲として史上初めて出版されたものとされています。「ゲーリック」とはゲール風、すなわちケルト風の意味。第1楽章に現れれるケルト風の旋律(ビーチの歌曲による)に由来しています。ビーチは当時のアメリカに伝わるイングランド、スコットランド、アイルランドのメロディーを素材にしました。アメリカ初演は成功、ドイツ公演も大成功を収め「ヨーロッパ並みのクオリティで作曲できるアメリカ人女性の出現」と、ややバイアスがかかった賞賛を受けました。 交響曲の後には、コンサート・アリアや管弦楽版伴奏歌曲を収録。シラーの戯曲による「急ぎ行く雲!」、女性差別への反対を込めた「イエフタの娘」、ヴィクトル・ユーゴーのテキストにインスパイアされた「エクスタシー」、いずれも世界初録音です。最後には軽快なワルツ「仮面舞踏会」が置かれています。

    収録作曲家: