2025年4月

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    ラヴェル(1875-1937)
    〈ピアノ曲全集〉
    鏡、夜のガスパール、水の戯れ 詳細ページ
    [ジャン=エフラム・バヴゼ]

    RAVEL, M.: Piano Works (Complete) (Bavouzet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20287

    CD 2枚組国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    2025年に生誕150年を迎えるラヴェルのピアノ独奏曲全集。ラヴェルは自己批判的で慎重な作曲家でしたが、発表された作品の完成度は非常に高く、その多くが現在も演奏・録音され続けています。彼自身はヴィルトゥオーゾ・ピアニストではなかったものの、高度な技術を要すると共にピアノの演奏効果や表現力を見事に活かした作品を作曲。演奏者のバヴゼはこれを奇跡に例えています。また自身のピアノ作品を管弦楽化することも多く、演奏家やにとって多様な作品解釈の可能性を開いています。 ラヴェルのピアノ曲には、生涯を通じて彼を魅了したテーマが反映されているところにも注目。鐘の響き(「鐘の谷」、「絞首台」)、水の流れ(「水の戯れ」、「海原の小舟」)、スペインの影響(「グロテスクなセレナード」、「道化師の朝の歌」)、そして彼が特に好んだ、舞踏としてのメヌエット(5曲作曲)が挙げられます。バヴゼは、ラヴェルにスパイス感、シューベルトに通じる寂寥感、オーケストラのような色彩感を読み取ると語っています。 ジャン=エフラム・バヴゼは、1962年フランス生まれ。パリ音楽院でピエール・サンカンに師事、パウル・バドゥラ=スコダや二キタ・マガロフからも学びました。1986年国際ベートーヴェン・ピアノ・コンクール優勝。古典から前衛まで幅広いレパートリーを持ち、ジャズにも関心を抱く他、ドビュッシーの《遊戯》の2台ピアノ編曲も手掛けるなど幅広い活躍をしています。 ※国内仕様盤には八木宏之氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50402

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    ヴィヴァルディ(1628-1741)
    歌劇《バヤゼット》 詳細ページ
    [レナート・ドルチーニ、ソーニャ・プリーナ、ラファエレ・ペ 他フェデリコ・マリア・サルデッリ、フェニーチェ歌劇場管弦楽団]

    発売日:2025年04月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    パスティッチョ歌劇の傑作ヴィヴァルディ《バヤゼット》
    フェニーチェ歌劇場より映像世界初登場!
    ヴィヴァルディ後期の歌劇《バヤゼット》は、ヘンデルの歌劇の台本としても知られるニコラ・フランチェスコ・ハイムによる『タメルラーノ』に作曲し、1735年にヴェローナでシーズンの開幕作品として初演されました。ヴィヴァルディの自筆譜は、ストーリーを語るレチタティーヴォは完全な形で残っているものの、レチタティーヴォに続くアリアの幾つかが失われているため、研究者によってその再構築が試みられています。 また、この作品はヴィヴァルディの時代に広く行われていたオペラの劇作法「パスティッチョ(既存の作品の引用による混成)」によるもの。ヴィヴァルディは、この作品にナポリ楽派の人気作曲家たち(ジェミニアーノ・ジャコメッリ、リッカルド・ブロスキ、ヨハン・アドルフ・ハッセ)のアリア楽曲を取り入れています。 バロック・オペラの研究者でもある指揮者のフェデリコ・マリア・サルデッリが、失われたアリアに周到な吟味検討を加え、当時のオーケストラの楽器編成の研究成果も踏まえたヴァージョンを作成しました。さらにイタリア演出界の俊英ファビオ・チェレーザと舞台クリエイティヴチームが、作品のパスティッチョとしてのコンセプトを演出にも拡張。これによって出演者たちが舞台の前景でレチタティーヴォによって物語を語り、アリアは物語から切り離された25の短編の劇中劇(メタ・オペラ)として作品にちりばめられ、メリーゴーランドのような華やかな舞台となっています。 舞台に登場するのは2022年、新国立劇場《ドン・ジョヴァンニ》のレポレッロ役で好評を博した名バリトン、レナート・ドルチーニ、ヴィヴァルディを得意とし、熱気に溢れる歌唱を聴かせるコントラルト、ソーニャ・プリーナ、確かな技巧と表情豊かな歌唱で人気を集めるカウンターテナー、ラファエル・ペら歌唱演技に秀でた粒ぞろいの歌手たち。映画やドラマ、コンピューターゲームなど様々なシーンから引用された舞台の上で、サルデッリのタクトに導かれるオーケストラの生気溢れるヴィヴァルディの音楽に乗せて、この傑作パスティッチョを鮮やかに現代に蘇らせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10520

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈無伴奏チェロ組曲集 第2集〉
    第2番、第3番、第6番(テオルボ編) 詳細ページ
    [今村泰典(テオルボ)]

    BACH, J.S.: Cello Suites, Vol. 2 - Nos. 2, 3, 6, BWV 1008, 1009, 1012 (arr. Yasunori Imamura for theorbo) (Yasunori Imamura)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.574618

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,530円(税込)

    「なぜリュートではなくテオルボを選択するのか。それは、チェロ組曲を撥弦楽器で演奏する際に、チェロ特有の優雅で重厚な響きを維持することが重要だと考えたからである。リュートでは音域がチェロよりも高く、その結果、響きが軽くなりがちであるため、チェロに近い音域を持つテオルボの方が、響きの面でより適していると判断した。 バッハのチェロ組曲はチェロで演奏する際にはそれだけで完璧であり、補筆の必要が全く無いが、これをそのままテオルボで演奏すると(中略)メロディーを奏でている際にはバスが欠如し、逆にバスを奏でる際にはメロディーが欠落している様に聞こえてしまう。その為、テオルボで演奏する際には、バスやメロディーに適宜補筆を施すことで、楽器の魅力を最大限に引き出し、テオルボの個性をより生き生きと表現することができる。 ではチェロ組曲をテオルボに編曲する為にバスをどのように付けるべきかについては、和声学および対位法の知識に基づく確固たる理論的根拠が必要である。そして、和声学および対位法の両方に深い関係のある、バロック音楽特有の通奏低音は決して無視できない。バロック様式に則したアプローチとして、チェロの旋律に対して通奏低音の観点からバスを補完することが、バロックのスタイルに最も忠実であると私は考える。 今回の録音において、私はテオルボ版の編曲に関して自身なりの解答を見出すことができたと考えている。本演奏を通じて、皆様に共感を抱いていただければ幸甚に思う。」 …今村泰典 日本語解説より抜粋 ※国内仕様盤には今村泰典氏による日本語解説が付属いたします。

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  • 商品番号:555238

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    ラハナー(1803-1890)
    交響曲 第4番
    アンダンテ - ブラス・アンサンブルのための 詳細ページ
    [ゲルノート・シュマルフス、エヴァーグリーン交響楽団]

    LACHNER, F.P.: Symphony No. 4 / Andante for Brass Instruments (Evergreen Symphony, Schmalfuss)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555238-2

    CD価格:2,775円(税込)

    19世紀ドイツの作曲家、フランツ・ラハナーの交響曲第4番。シューベルトの盟友で、1822年からウィーンで指揮者として活動していましたが、とても不安定な立場にあり、特にウィーンの歌劇場では経営陣が変わるたびに解雇の可能性がありました。そのため、1834年にマンハイムの宮廷指揮者のオファーを受け入れましたが、この職は彼の野心的なキャリア計画には合わず、またマンハイムでは彼への聴衆の関心も薄く、チャンスも限られていました。 この時期に彼は複数の交響曲を完成、この第4番は1835年10月31日にウィーンのケルントナートーア劇場で初演され、音楽雑誌で高く評価されました。特に、そのオーケストレーションとモチーフの独創性が称賛されたものの、1836年に再度演奏された後は、忘れ去られてしまい、出版されることもありませんでした。しかし批評家からは「完璧な例」と絶賛されたこの作品、改めて聴いてみると他の作曲家の作品に引けを取らない見事なものであることがわかるでしょう。 「金管楽器のためのアンダンテ 変イ長調」は、彼がウィーンに滞在していた最後の年である1833年10月29日の作品。この曲はウィーン音楽院の学生コンサートのために書かれた可能性があり、1833年から1834年の冬に行われたコンサートで演奏されたとされています。A-B-A'の三部構成で書かれたホルン4本、トランペット2本、トロンボーン3本のための作品です。

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    ヴィヴァルディ(1678ー1741)
    ピゼンデルのためのヴァイオリン協奏曲集 詳細ページ
    [フェデリコ・グリエルモ、ラルテ・デラルコ]

    VIVALDI, A.: Violin Concertos, RV 205, 237, 314a, 328, 340 (Per Pisendel) (Guglielmo, L'Arte dell'Arco)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555379-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ヴィヴァルディに霊感を与えたヴァイオリン奏者といえば、最近ではアンナ・マリアやキアーラといったピエタ慈善院の女性ヴァイオリン奏者に注目が集まっていますが、もう一人忘れてはならない人物がピゼンデルでしょう。ヨハン・ゲオルグ・ピゼンデル(1687-1755) は、18世紀ヨーロッパで最高の楽団と謳われたドレスデンの宮廷楽団で、長年コンサートマスターを務めた天才ヴァイオリン奏者として知られ、あのバッハの無伴奏ヴァイオリン作品は彼を想定して書かれたとされています。1716年には、ヴェネツィアでヴィヴァルディの教えを受け、ドレスデンにヴィヴァルディの作品を持ち帰ったことでも知られています。最近では作曲家としての側面にも注目を浴び、ピゼンデルの技巧的な協奏曲やソナタ等をCDで聴けるようになりました。ヴァイオリンに対する天賦の才を持っていたピゼンデルのために、ヴィヴァルディはいくつかの作品を献呈しました。ピゼンデルがドレスデンに持ち帰ったヴィヴァルディの作品の中には、そうした作品も含まれていたようです。 このCDには、ヴィヴァルディがピゼンデルのために書いたとされる技巧的なヴァイオリン協奏曲が集められています。当代随一と言われたピゼンデルの圧倒的な技巧を想定して書かれたヴァイオリン協奏曲というだけあり、各協奏曲には、様々なヴァイオリン技法が散りばめられています。特に、重音奏法や超高音でのパッセージなど、火の出るような超絶技巧が連続するニ長調の協奏曲RV 205は、その最たるものでしょう。またRV 205とRV 340の第3楽章に登場するカデンツァも聴きものです。 演奏は、ラルテ・デラルコ。卓越した技巧を持つヴァイオリニスト、フェデリコ・グリエルモ率いる1994年創設のイタリアのピリオド楽器アンサンブルで、音楽学者と密接な連携を図り、最新の学説を取り入れた演奏に定評があります。主にヴェネツィアのバロック音楽を有名作品から世界初録音作品まで幅広く録音し、高く評価されています。ヴィヴァルディ作品の録音では「アンナ・マリアのための6つのヴァイオリン協奏曲」(cpo 777078)、ドレスデン宮廷での演奏を想定した管楽器を伴う「四季」(cpo 777037)などが話題を呼びました。この録音では、フェデリコ・グリエルモが、ピゼンデルもかくやという超絶技巧で、ヴィヴァルディがピゼンデルに寄せた協奏曲を一気に聴かせてくれます。グリエルモのヴァイオリンに牽引されるように推進力あるオーケストラの演奏も魅力的です。

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    オルガン作品全集 第3集 詳細ページ
    [フリードヘルム・フランメ(オルガン)]

    BUXTEHUDE, D.: Organ Works (Complete), Vol. 3 (Flamme)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555408-2

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,550円(税込、送料無料)

    cpoのオルガン作品のカタログにおいて重要な役割を担うフリードヘルム・フランメ。本作はブクステフーデのオルガン作品全集を締めくくるものとなります。 デンマーク出身でありながらドイツのリューベックを中心に活躍したブクステフーデは、約40年に渡りリューベックの聖母マリア教会のオルガニストを務め、朝や日曜日の礼拝時でのオルガン演奏のほか、前任のトゥンダーが始めた演奏会「夕べの音楽」を拡大し、多くの聴衆たちを喜ばせたことでも知られています。 この2枚のSACDはそれぞれ、おおまかにオルガンコラールと自由形式の作品に分かれており、自由曲の多くには即興的な前奏曲と対位法を凝らしたフーガを含んでいます。若きバッハが強く魅了され、リューベックに旅したことでも知られるブクステフーデの音楽が、ここで改めて輝きを放ちます。グラウホフのトロイトマン=オルガンの美しい低音の響きが存分に捉えられた高音質の録音も聴きどころです。

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    モンテヴェルディ(1567-1643)
    救済のマリアのためのミサ 詳細ページ
    [ローランド・ウィルソン、ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ]

    MONTEVERDI, C.: Messa per Maria Salute (La Capella Ducale, Musica Fiata, R. Wilson)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555561-2

    CD価格:2,100円(税込)

    1630年、海の都ヴェネツィアはペストの脅威に襲われます。時のヴェネツィア総督は、聖母マリアにペストの脅威からの解放を願い、「救済の聖母マリア」のための聖堂を建築することを誓いました。1631年になると、ペストの脅威が去り、1631年11月21日、ペストから救済してくださった聖母マリアに感謝をささげるための荘厳なミサが行われることになりました。そのミサの音楽を作曲したのが当時サン・マルコ寺院の楽長を務めていたモンテヴェルディでした。ローランド・ウィルソン率いるドイツの老舗古楽アンサンブル、ムジカ・フィアタと声楽アンサンブル、ラ・カペラ・ドゥカーレがこのミサを再構成し、録音しました。 この「救済のマリアのためのミサ」で使用された楽曲がモンテヴェルディのどの作品であったかは明確にはなっていないようですが、ここでは、1641年に出版された「倫理的・宗教的な森」の中から、「グローリア」など主要な曲が選ばれています。各声部が技巧的なフレーズを競うように歌うコンチェルトタート様式による「7声のグローリア」は、輝かしい旋律と祝祭的な雰囲気がまさにペスト終焉を祝うミサにふさわしい楽曲です。また「クレド」は不完全な楽曲をローランド・ウィルソンが復元して演奏しています。他にも超絶技巧的なバスの独唱が聴ける「我、永遠より立てられ」、「アリアンナの嘆き」の歌詞を変えた「聖母の涙」、祈りに満ちた「聖母のリタニア」など充実した楽曲が典礼形式に並べられ、当時のミサに参加しているような体験を与えてくれます。 ローランド・ウィルソンは17世紀ドイツ・イタリア音楽の専門家で、1975年に、ピリオド楽器グループ、ムジカ・フィアタを、1992年には声楽グループ、ラ・カペラ・ドゥカーレを創設し、ドイツ・ハルモニア・ムンディやcpoなどのレーベルで、17世紀音楽の重要な録音を残してきました。モンテヴェルディはまさに彼の主戦場。当時、ヴェネツィアで野外での行事で使用されたとされる特殊なトランペット、トロンベ・スカルチアートも使用されるなど、使用楽器にもこだわりがあります。優れた歌い手と超一級の器楽奏者たちによるモンテヴェルディの演奏は格別なものになるでしょう。17世紀ヴェネツィアのペスト終焉を祝う雰囲気をモンテヴェルディの音楽を通して感じることのできる格好の一枚です。

  • 商品番号:555583

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    デマンティウス(1567-1643)
    ヨハネ受難曲 詳細ページ
    [アレクサンダー・シュナイダー、アンサンブル・ポリハルモニーク]

    DEMANTIUS, C.: Johannes-Passion (Ensemble Polyharmonique, Schneider)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555583-2

    CD価格:2,775円(税込)

    ドイツ・ルネサンス最後期の作曲家デマンティウスのヨハネ受難曲は、バッハの作品から100年以上前に作られた受難曲で、ドイツ語による聖書の言葉がルネサンス様式の全編多声音楽で歌われます。これは台詞を合唱で歌う、いわゆる「通作受難曲」というジャンルのもので、デマンティウスの「ヨハネ受難曲」はその代表的作とされています。イエス・キリストの受難の物語のリアルな再現よりも、多声音楽によるテキストの表現に重要度が置かれた受難曲なのです。 この録音では、デマンティウスのヨハネ受難曲に、デマンティウスの他の作品や、シュッツ、シャイン、シャイト、ハンマーシュミット、ゼヒリウスといったデマンティウスの後輩に当たるドイツ初期バロックの作曲家の、マドリガーレのようにテキスト表現に注力されたモテットやコンツェルト様式の教会音楽が組み込まれ、受難曲を主体となるルター派の聖金曜日の礼拝を再現するかのように構成されています。 名だたる古楽アンサンブルで主力として活躍してきた百戦錬磨のカウンターテナー、アレクサンダー・シュナイダー率いるアンサンブル・ポリハルモニークは、17-18世紀の音楽、主にドイツ音楽を専門とする古楽アンサンブルで、特にシュッツなど17世紀ドイツの教会音楽の演奏で世界的に高い評価を得ている今注目のアンサンブルです。この録音は、当時、ドイツの一部で用いられていたa=465 Hzのミーントーンで歌われています。その高いピッチによって強い緊張感が生み出されたポリハルモニークの歌唱は、引き締まった見事なアンサンブルでデマンティウスの音楽の真髄を引き出しています。ポリフォニックな受難曲の音楽史上の重要度とその面白さを認識させてくれるまたとない一枚です。

  • 商品番号:555666

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    ゲオルク・シューマン(1866-1952)
    オラトリオ「ルツ」 詳細ページ
    [マルツェリナ・ロマン、ジュリー=マリー・スンダル 他、イェルク=ペーター・ヴァイグレ、フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団]

    SCHUMANN, G.: Ruth [Oratorio] (Román, Sundal, Müller-Brachmann, J. Böhm, Philharmonischer Chor Berlin, Frankfurt Brandenburg State Orchestra, Weigle)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555666-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ドイツのザクセン州出身の作曲家ゲオルク・シューマン。ライプツィヒ音楽院でピアノと作曲を学び、指揮者として経験を重ねた後、1907年にベルリンのプロイセン芸術アカデミーに招かれて、ブルッフの後任として作曲科の教師に就任。1934年から45年まで院長を務めつつ、ベルリン・フィルにソリスト及び指揮者として繰り返し出演、ベルリン音楽界の大立者として活躍しました。葬儀の際はベルリン・フィルが演奏したと伝えられています。 このオラトリオ「ルツ」は彼の最高傑作と目される大作。聖書の『ルツ記』を基にダビデ王の詩篇や伝道の書、雅歌などのテキストを用いてシューマン自身が台本を作成。4人の独唱者、合唱団、管弦楽団によってナオミ、ルツ、ボアズらの登場人物の物語を生き生きと描き出しています。1908年12月9日にハンブルクで初演されたこの作品は大成功を収め、その熱狂は大西洋を越えて米国にまで急速に広がったものの、ナチスの圧力を受けて改変されます。1946年のシューマン80歳の誕生日に元の形に戻して再演されましたが、その後は演奏されることがありませんでした。 この作品、シューマンの同時期に活躍したリヒャルト・シュトラウスの退廃的な《サロメ》に対抗するかのような、純粋な愛の賛歌として再度注目されるのではないでしょうか。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555705

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    シューバック(1726-1784)
    ブロッケス受難曲 詳細ページ
    [フランツ=ペーター・フーバー、カペラ・カテドラリス・フルダ、ラルパ・フェスタンテ]

    SCHUBACK, J.: Für die Sünde der Welt sterbende Jesus(Der) [Oratorio] (Bibra, Blömer, Rohrbach, Capella Cathedralis Fulda, L' Arpa festante, Huber)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:555705-2

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    18世紀ハンブルクの外交官にして詩人ブロッケスが四つの福音書から編纂し、韻文として書き上げた受難曲の台本は、ラインハルト・カイザー(1712年)を皮切りに、テレマン(1716、1722、1723年)、マッテゾン(1718年)、ヘンデル(1719年)など、18世紀ドイツで計13人の作曲家によって作曲・上演された、当時の人気の台本でした。ここに取り上げられたシューバックによる作品は、1754年に作曲されたものです。 ハンブルクの市長の息子として生まれたヤコブ・シューバック(1726-1784)は大学で法律を学ぶかたわら、幼いころから学んでいた音楽を続け、ハンブルク市の公人として働きながらも、テレマンに作曲法を学び、ピエトロ・メタスタージオの台本に作曲するなど、作曲家としても活動していました。また公人として、音楽家に対する支援も行い、市のコンサートホールの建設に携わったこともあったようです。このコンサートホールでは、テレマンやカール・フィルップ・エマヌエル・バッハらハンブルクで活躍した18世紀の大作曲家たちもコンサートを開催していたといいます。 シューバックの「ブロッケス受難曲」は彼がまだ30際になる前に作曲された作品です。作曲の師であるテレマンの作品の影響を色濃く残しながら、すでにバロック音楽のスタイルからは離れ、和声などには多感主義の音楽の特徴が感じられます。合唱の役割は最小限にとどめられ、華麗なアリアやレチタティーヴォが中心となっており、シンプルな構造によってテキストの表現がストレートに分かりやすく示された受難曲となっています。先行するヘンデルやテレマンの「ブロッケス受難曲」、またバッハの受難曲との違いには興味が湧くことでしょう。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:555733

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    ペッテション=ベリエル(1867-1942)
    交響曲全集
    ヴァイオリン協奏曲
    ヴァイオリン・ソナタ 第1番 詳細ページ
    [ミハイル・ユロフスキ、ザールブリュッケン放送交響楽団、ノールショピング交響楽団、ウルフ・ヴァリン]

    発売日:2025年04月25日

    CD 6枚組価格:7,800円(税込、送料無料)

    ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエルは、スウェーデンでは広く知られる作曲家です。学生時代にエドヴァルド・グリーグの音楽に出会い強い影響を受け『フレースエーの花々』などの田園風のピアノ小品や民族音楽の影響を受けた歌曲を作曲しました。このBOXには彼が遺した5曲の交響曲と管弦楽曲、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン小品を収録。演奏はミハイル・ユロフスキが指揮するノールショッピング交響楽団が中心(CD1のみザールブリュッケン放送交響楽団)、ヴァイオリンは名手ウルフ・ヴァリンが担当。北欧情緒に溢れた作品を存分にご堪能いただけます。 交響曲第1番「旗」は第1楽章の「旗の主題」が全楽章で用いられた若き作曲家による野心的な作品。交響曲第2番「旅は南風とともに」は、北欧の若者が南ヨーロッパの文化や風景に触れ、精神的成長を遂げる過程を描いた曲。彼にとって南ヨーロッパとは、単なる地理的な場所ではなく、古代の遺産や精神的基盤を象徴するものだったようです。 交響曲第3番「ラップランド」は彼の北スウェーデンへの愛が凝縮された作品。友人ティレンが記譜したラップランドの旋律が用いられており、単なる民俗音楽ではなく、自然との深い結びつきを持つ独自の芸術的要素が作品へ昇華されています。愛する都市ストックホルムが描かれているのが第4交響曲。「ホルミア」とはストックホルムを意味する近世ラテン語です。地方出身のスウェーデン人である彼が首都を訪れた際の体験が音楽で表現されています。 交響曲第5番「孤独」は、ペッテション=ベリエルが過去の経験や雰囲気を表現した曲で、ここでは単なる個人的な孤立ではなく、より広範な感覚の孤独や寂寥感が描かれています。一時期はヴァイオリンを学んでいたという彼のヴァイオリン曲も、聴きごたえのある美しいものばかりです。

  • 商品番号:555738

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    ボッケリーニ(1743-1805)
    29の交響曲
    チェロ協奏曲/八重奏曲 詳細ページ
    [ヨハネス・ゴリツキ、ドイツ・カンマーアカデミー、シュトゥットガルト室内管弦楽団]

    発売日:2025年04月25日

    CD 9枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    ルイジ・ボッケリーニは、イタリアの作曲家・チェリスト。あの愛らしい「メヌエット」を耳にしたことのない人はいないでしょう。しかし彼の生涯の詳細は知られておらず、とりわけ1936年から39年のスペイン内戦で多くの文書が失われたこともあり、研究に遅れが生じてしまいました。しかし近年では彼の人物像が少しずつ明らかになっています。チェロの名手だった彼は、チェロが華々しく活躍する協奏曲や弦楽五重奏曲の他、交響曲も数多く遺しています。 このBOXは以前cpoから発売された28曲収録のBOXに、2009年に発売された交響曲1曲と2曲のチェロ協奏曲を収録した1枚を加え、再編成されたもの。優雅で美しい旋律を持つ交響曲に加え、指揮者ヨハネス・ゴリツキ自身がチェロを弾く協奏曲も聴きどころです。

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  • 商品番号:555747

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    ブクステフーデ(1637-1707)
    オルガン作品全集 詳細ページ
    [フリードヘルム・フランメ(オルガン)]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid 6枚組価格:9,450円(税込、送料無料)

    フリードヘルム・フランメによる「北ドイツ・バロックのオルガン作品シリーズ」の頂点をなすブクステフーデのオルガン作品全集。2018年から2020年に録音された各々のアルバムは、ブクステフーデ作品の多様性と、トロイトマン・オルガンの音色を紹介する、エキサイティングなコンサート・プログラムとして考案されています。 フランメはデトモルト音楽アカデミーで音楽教育、宗教音楽、オルガン、指揮、音楽学、作曲、神学を学び、ドイツ最高の宗教音楽学位(A-Examen)を取得、優秀な成績で大学院を修了しました。パーダーボルン大学では宗教教育の学位を取得し、フリードリヒ・グルダの作品に関する論文で博士号を取得。2018年にはデトモルト音楽大学の名誉教授に任命されました。これまでにヴィルヘルム・フリーデマン・バッハとカール・ニールセンのオルガン曲や、CD20枚以上に及ぶcpoレーベルでの「北ドイツ・バロックのオルガン作品シリーズ」などを録音し、どれも高く評価されています。2004年には、モーリス・デュリュフレのオルガン作品全集の録音がインターネット・クラシック賞を受賞。国際オルガンフェスティバル「Vox Organi」の芸術監督も務めています。

    収録作曲家:

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    ペトラッシ(1904-2003)
    管弦楽のための協奏曲 第1番-第3番 詳細ページ
    [フランチェスコ・ラ・ヴェッキア、ローマ交響楽団]

    PETRASSI, G.: Concertos for Orchestra Nos. 1-3 (Orchestra Sinfonica di Roma, La Vecchia)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.573702

    CD価格:1,900円(税込)

    ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者。ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、後に教師となりました。1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。 「管弦楽のための協奏曲 第1番」は、1933年に作曲を開始し、翌年に完成しました。1935年にベルナルディーノ・モリナーリの指揮で初演されています。第1楽章は鋭い音型によるテーマで始まり、金管楽器とピアノが主導します。アダージョでは、弦楽器の旋律をクラリネットとオーボエが引き継ぎ、トランペットとピアノが深みを加え、サクソフォンの印象的な旋律で曲を閉じます。終楽章では、金管楽器の壮大な響きとともに曲が締めくくられます。 「第2番」は、1951年にパウル・ザッハーの委嘱で作曲され、1952年にバーゼルで初演されました。4つの楽章は連続して演奏されます。弦楽器のポリフォニーで始まり、木管楽器が躍動的に展開する第1楽章に続き、アレグレットでは、木管と弦楽の対話が突如として爆発的な響きへと発展、緩やかな楽章へ移行します。終楽章では速いテンポのもと、独奏楽器の掛け合いが続きます。 「第3番」は、1952年から翌年にかけて作曲され、1953年に初演されました。第1楽章は、打楽器と金管楽器の導入で始まり、緊張感のある展開を見せます。間奏曲風の第2楽章を経て、終楽章は軽快に始まり、最後はシンバルの一撃で意外なほどあっさりと締めくくられます。

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    ファジル・サイ(1970-)
    ヴァイオリン協奏曲 第2番
    「レパード」
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
    弦楽四重奏曲 詳細ページ
    [フリーデマン・アイヒホルン、グロピウス・カルテット、クリストフ・エッシェンバッハ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団]

    SAY, F.: Violin Concerto No. 2 / String Quartet / Sonata for Solo Violin / Leopards (Eichhorn, Gropius Quartett, Eschenbach)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574502

    CD価格:1,900円(税込)

    ファジル・サイは、優れたピアニストとして25年以上にわたり活躍しクラシック音楽界において独自の存在感を放つだけではなく、作曲家としても精力的に活動し、交響曲からピアノ曲まで多岐に渡る110曲以上の作品と多数のアルバムを発表。その作品はどれも、自然や個人的な経験から深くインスピレーションを得ています。 このアルバムには世界初録音を含む全4曲を収録。ヴァイオリン協奏曲第2番「隔離生活における春の朝」は、2020年の新型コロナウイルス感染症のロックダウン中、トルコのウルラにある自宅で作曲されました。毎朝、人のいないビーチを散歩しながら目にした日の出や朝の雰囲気がインスピレーションとなっています。第1楽章は田園的な雰囲気を持ち、第2楽章は活動的な「ジャズダンス」、第3楽章は静かな朝が描かれ、そして最終楽章は独奏ヴァイオリンによる瞑想的なエピローグで締めくくられます。独奏ヴァイオリンは、サイの長年の友人でもあるフリーデマン・アイヒホルンが担当。エッシェンバッハが指揮するベルリン・コンツェルトハウス管とともに共感溢れる演奏を聴かせます。 弦楽六重奏による「レパード(ヒョウ)」は、サイが訪れたサファリでの経験に基づく曲で、ヒョウの俊敏さと力強さが描写されるとともに、自然保護の重要性にも焦点が当てられています。この曲はクロンベルク・アカデミーの委嘱作です。 無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、2020年に亡くなった彼の親友でヴィオラ奏者ルーシェン・ギュネシュに捧げられた追悼の作品。本来はヴィオラのための曲ですが、ヴァイオリン版やチェロ版も存在します。 タイトル通り、深い哀悼の念を感じさせます。 「離婚」と題された弦楽四重奏曲は、彼の個人的経験が反映された作品。第1楽章は不規則なリズムとジャズ風の要素を持ち、第2楽章はメランコリックで内向的、最終楽章では憎しみや対立が音楽的に表現されています。

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    モーツァルト(1756-1791)
    〈ミサ曲全集 第5集〉
    K.139, 259, 337 詳細ページ
    [クリストフ・ポッペン、ケルン室内管弦楽団、ケルン大聖堂声楽アンサンブル]

    MOZART, W.A.: Masses (Complete), Vol. 5 - K. 139, 259, 337 (Cologne Cathedral Vocal Ensemble, Cologne Chamber Orchestra, Poppen)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574638

    CD価格:1,900円(税込)

    クリストフ・ポッペンが指揮するケルン室内管弦楽団によるNAXOSのモーツァルトのミサ曲全集シリーズ。この第5集も第4集に続き、1996年設立のケルン大聖堂声楽アンサンブルが合唱を担当しています。 アルバムには「孤児院ミサ」と呼ばれるモーツァルト12歳の大規模な作品を中心に3曲を収録。「孤児院ミサ」K. 139はウィーンの孤児院の教会の献堂式のための作品で、父レオポルトの助言を受けながらもトロンボーンやトランペットを含む大規模な編成で書かれており、初演時はウィーナー・ツァイトゥング紙でも大絶賛されました。 ハ長調ミサ K. 259は1775年~76年の作品。「オルガン・ソロ・ミサ」と呼ばれるのは、短いクレドとサンクトゥスが終わると、曲がト長調に転じ、オルガンがソリストを華やかに先導することに由来します。 荘厳ミサ曲 K. 337は1780年に書かれたザルツブルク大司教のための最後の作品。ファゴットを用いた優雅なオーケストレーションなど細部まで工夫が凝らされています。

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    D.スカルラッティ(1685-1757)
    ソナタ全集 第30集 詳細ページ
    [ファン・リーシャン]

    SCARLATTI, D.: Keyboard Sonatas (Complete), Vol. 30 (Rixiang Huang)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.574657

    CD価格:1,900円(税込)

    ドメニコ・スカルラッティの555曲の鍵盤ソナタは、ポルトガルのマリア・バルバラ王女のために書かれたと考えらており、18世紀スペインの宮廷音楽の魅力を伝えるとともに、その芸術性によって今なお演奏家や愛好家を惹きつけています。各々のソナタの正確な作曲年代を特定するのは困難で、一般的にはカークパトリックによる分類が用いられています。 このアルバムには17曲のソナタを収録。活気に満ちたリズミカルなK. 298をはじめ、オーケストラを思わせる豊かな響きを持つK. 356や、スペイン風のリズムが強調されたK. 366、シンコペーションや抒情的表現を特徴とするK. 489などが演奏されており、スカルラッティの鍵盤音楽の多面性が明確に示されています。 演奏するファン・リーシャンは中国出身。スタインウェイ アーティストとして認められる傍ら、教育者としても活躍。カリフォルニアのエンパイアミュージックアカデミーの創設者兼芸術監督を務めるほか、幅広く活動しています。

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    サルガード(1903-1977)
    〈室内楽作品集 第2集〉
    ヴァイオリン・ソナタ
    ピアノ五重奏曲 第2番
    小品集 詳細ページ
    [カンザス・ヴィルトゥオージ]

    SALGADO, L.H.: Chamber Music, Vol. 2 (Kansas Virtuosi)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:8.579171

    CD価格:1,900円(税込)

    ルイス・ウンベルト・サルガードは、エクアドル出身のピアニスト兼作曲家です。ピアノ・リサイタルを行いながら、キトの国立音楽院で音楽理論を教えるなど教育活動にも尽力しました。また、新聞のコラムではヨーロッパの音楽シーンを紹介し、作曲家としてはエクアドルを離れることなく独学で作曲を学んでいます。彼の作品には、十二音技法を取り入れた先駆的なものがあり、民族主義とモダニズムを融合させた作風が特徴です。エクアドルの民俗音楽に基づく作品や、無調で複雑な和声言語を持つモダニズム的な作品も手がけました。生前は作品が演奏される機会は稀でしたが、近年では録音の機会が増え、再評価が進んでいます。 アルバムの最初の2曲は、エクアドルを代表する音楽ジャンルであるサンフアニートで、ヴァイオリン2、チェロ、コントラバス、クラリネット、フルートの六重奏版で演奏されています。次に収録されている「未来派のサンフアニート、ミクロダンサ」はピアノのための小品で、十二音技法を用いながらも民族音楽の要素を保持した、彼の代表作の一つです。 そのほか、ヨーロッパのワルツから派生したパシージョに基づく「夜に」、作詞家としても卓越した才能を発揮したソプラノのための歌曲、親交のあったチェリスト、ボグミル・シコラに捧げられた「スペイン狂詩曲」、さらにヴァイオリン・ソナタと小品、エクアドルの民族舞踊を取り入れた「ピアノ五重奏曲第2番」など、個性的な作品を楽しむことができます。

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  • 商品番号:ARIADNE5040

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    ホルスト(1874-1934)
    ベニ・モラ
    合唱交響曲 詳細ページ
    [マルコム・サージェント、BBC交響楽団、BBC合唱団&合唱協会]

    HOLST, G.: Beni Mora / First Choral Symphony (Harper, BBC Chorus, BBC Choral Society, BBC Symphony, Sargent)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ARIADNE5040

    CD価格:2,250円(税込)

    ベニ・モラは、アルジェリアを訪れたホルストが、ストリート・ミュージシャンが同じフレーズを延々と繰り返しているのを聴いて感銘を受けて書いた作品。3つの楽章からなり、8つの音からなるモチーフが163回も繰り返される最終楽章はミニマル・ミュージックの先取りと評されることがあります。 合唱交響曲はリーズの音楽祭の委嘱で書かれたもので、プレリュードとそれに続く4つの楽章から成り、第3楽章にスケルツォを置くなど、伝統的な器楽交響曲の形式を意識した作りになっています。 ホルストと親交があり、『惑星』を2度にわたってセッション録音しているマルコム・サージェントの指揮。 ベニ・モラはHMV BSD 754(LP)からの復刻、合唱交響曲はBBCの放送音源からのCD化です。

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  • 商品番号:BIS2090

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    ファーゲルルンド(1972-)
    秋分
    アルカンティオ
    スカイII 詳細ページ
    [ラップランド室内管弦楽団、ヨーン・ストルゴーズ、ニーク・デ・フロート]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    BISが継続的に作品を録音しているファーゲルルンドは、1972年フィンランド生まれで世界的に高く評価されています。「秋分」は2017年のデルフト室内楽フェスティバルの委嘱作。ファーゲルルンドがイングマール・ベルイマンの映画を基にして作曲したオペラ《Höstsonaten 秋のソナタ》のライトモティーフなどを取り入れて、シューベルトの八重奏曲と同じ楽器編成で書かれています。 ラップランド室内管弦楽団の委嘱作「アルカンティオ」は、ファーゲルルンドの協奏曲シリーズの一環として作曲されたコントラバスと室内オーケストラのための変奏曲。彼はこれまでに12曲の協奏曲を手がけ、それぞれの楽器の技術的な可能性を生かした多彩な作品を生み出してきました。作品は初演者でありこの録音でもソリストを務めるオランダの名コントラバス奏者ニーク・デ・フロートのために書かれています。タイトルの「アルカンティオ」は古風な旋律を持つ歌の意味を持ちます。 「スカイII」はもともとバロック・アンサンブルのために作曲された「スカイ」を現代の楽器編成に置き換えたもの。置き換える際、チェンバロは不可欠であるとされ編成に残されており、曲中ではギターとチェンバロに即興の機会も与えられています。ミニマル調の曲は力強く盛り上がり、最後は静かに曲を閉じます。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:BIS2703

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    シューベルトの四季
    季節にまつわる歌曲集 詳細ページ
    [キャロリン・サンプソン、ジョゼフ・ミドルトン]

    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして、バッハのカンタータをはじめ、ヘンデルやパーセルなどのバロック作品、さらにはマーラーやストラヴィンスキーまで幅広いレパートリーを持ち、伸びやかな歌声と完璧なコロラトゥーラ技術で知られる歌姫、キャロリン・サンプソン。本アルバムは、彼女にとって3作目となるシューベルトの歌曲集です。 アルバム全体を通じてシューベルトの自然への愛が鮮やかに表現されており、四季の移り変わりが歌曲を通して描かれています。冬では失われた愛を描く3曲が歌われ、春では自然の目覚めとともに希望が広がります。「岩の上の羊飼い」では、名クラリネット奏者マイケル・コリンズが参加し、ヨーデル風の趣を持つこの曲に瑞々しい響きを加えています。夏には人生の最高潮が表現されるものの愛の行方には不安が残り、秋には主人公の失望が描かれ、自然の衰退とともに希望も薄れていくというストーリー。 ピアノ伴奏は、サンプソンと数多く共演してきたジョゼフ・ミドルトン。サンプソンが絶大な信頼を寄せる彼は、彼女の歌に寄り添いながら素晴らしい演奏を聴かせています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

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  • 商品番号:BIS2726

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    初期の器楽作品が人間の声による表現を理想としていたことは良く知られていますが、それが顕著だったのがイタリア。このアルバムでは、オルガンやチェンバロの低音の上で古楽器のコルネット(ツィンク)とヴァイオリンが語り合い、絡み合う、イタリア初期バロックの器楽作品の愉悦が味わえます。古典派以降の作品に見られるような長く伸びるカンタービレではなく、即興精神を感じさせる俊敏な音の動きは雄弁な劇を思わせ、右に位置するコルネットと左側のヴァイオリンによるかけあいはステレオ効果満点です。 現代音楽も手掛けるサクソフォン奏者から古楽管楽器奏者に転じたダーヴィド・ブルッティは時にオーバーブロー奏法も交えてダイナミックでエキサイティングな演奏を披露。エンリコ・ガッティや寺神戸亮に学び、ゼフィロやアンサンブル・アウローラなどのリーダーも務めたヴァイオリンのロセッラ・クローチェが鮮やかに応じる様は実に聞きごたえがあります。17世紀前半に作られた歴史的オルガンのイタリアらしい音色が魅力を更に増しています(トラック4、5、8、9を除く)。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:BIS2735

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    ヴィラ=ロボスは多数の楽器を操りましたが、中でもギターの演奏は卓越しており、かのセゴビアも感服したと伝えられています。彼のギター作品は現代のギタリストにとって重要なレパートリーの一つ。どの曲もブラジルの伝統音楽を巧みに取り入れています。 「12の練習曲」はギターにおけるショパンの練習曲のような存在とされ、ブラジル民謡組曲やショーロ第1番は作曲家の若き日の多彩な経験を反映。「5つの前奏曲」もブラジル民俗音楽の要素を取り入れた小品集として構成されています。さらに、最近発見された「ワルツ・ショーロ」や、未完の「演奏会用ワルツ第2番」などの貴重な作品も収録。シンコペーションのリズム、エキゾチックなハーモニー、心沸き立つような官能的なメロディが織りなす刺激的なプログラムです。 ハラースはアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールと瀬戸大橋国際ギターコンクールで優勝した名手。ニューヨーク・デビューは「衝撃的」と評され、スペイン音楽を収めたソロ・デビューCDはセゴビアを超えると称賛されました。NAXOSとBISレーベルに数多くの録音があり、とりわけニャタリのアルバム「Alma Brasileira」(BISSA2086)はラテン・グラミー賞を受賞するなどどれも高く評価されています。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

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  • 商品番号:BIS2739

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    発売日:2025年04月25日

    SACD-Hybrid価格:2,850円(税込)

    ジュリアン・アズクールが芸術監督を務める「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ United Strings of Europe」は、王立音楽アカデミーの学生により結成され、2012年から活動を始めました。これまでに4枚のアルバムを発表。いずれも高く評価されています。 今作「オマージュ」で彼らは神話や伝説、そして20世紀の巨匠たちに敬意を表し伝統と現代を結びつけるプログラムを披露します。アルバムの中心には、アズクール自身が編曲したストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」が置かれ、その前後に、アインシュタインが1905年に提唱した「光量子仮説」から着想を得たというタバコヴァの「オルガヌム・ライト」、アルゼンチンの音楽に思いを馳せたゴリホフの「ラスト・ラウンド」、バルカンと北欧伝説からインスパイアされたムスネンの「九重奏曲」が並び、最後は巨匠カザルスを偲んで書かれた、バッハのコラール前奏曲に着想を得た「アポテオーシス」で幕を閉じます。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

  • 商品番号:C560275

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    ブラジル、ノルデスチの音楽 詳細ページ [ペルナンブーコ・カルテット]

    発売日:2025年04月25日

    CD価格:2,775円(税込)

    ノルデスチ(ブラジル北東部)の魅力を伝える一枚ブラジルのカーニバルというと、海外ではリオやバイーアで行われるものが知られますが、ブラジル最古の都市のひとつレシフェで行われるカーニバルもまた、現地の多彩な音楽と踊りに彩られた魅力あふれるものです。 ラジオ・フランスのチームがそのレシフェのカーニバルを録音するためペルナンブーコ州を訪れた際、この地方の素晴らしい音楽文化を世界に広めるためのグループ結成を現地のプロデューサー、アマロ・フィリョに提案し、卓越した才能を持つ4人のミュージシャンを集めて結成されたのがペルナンブーコ・カルテット。彼らのデビューアルバムとなる今作では、港町レシフェからセルタンと呼ばれる内陸部の乾燥地帯までの、様々なスタイルの音楽が集められています。 それぞれの楽曲はペルナンブーコの音楽を世界に知らしめたルイス・ゴンザーガの作品のほか、多くがメンバーたちによるもの。「カイピラの小さな汽車」[12]はブラジル最大のクラシック作曲家ヴィラ=ロボスのメロディに、ブラジル現代詩の巨匠フェヘイラ・グラールの詩を乗せています。

  • 商品番号:CHAN20319

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    ギップス(1921-1999)
    〈管弦楽作品集 第4集〉
    ヴァイオリン協奏曲
    交響曲 第5番
    リヴァイアサン 詳細ページ
    [ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック、チャーリー・ラヴェル=ジョーン]

    GIPPS, R.: Orchestral Works, Vol. 4 - Symphony No. 5 / Violin Concerto / Leviathan (Lovell-Jones, B. Anderson, BBC Philharmonic, Gamba)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20319

    CD価格:2,400円(税込)

    好評シリーズ、ルース・ギップスの管弦楽作品集。第4集には世界初録音となるヴァイオリン協奏曲と、リヴァイアサン、大規模な編成の交響曲第5番が収録されています。 ヴァイオリン協奏曲は1943年、ギップスが21歳の時に兄ブライアンのために作曲、その翌年に初演されました。しかし広く知られることはなく未出版のまま残されました。「リヴァイアサン」はロンドン・フィルのファゴット奏者ヴァレンタイン・ケネディの依頼で作曲されたコントラファゴットをフィーチャーした作品。海の生き物、もしくは怪物などを連想させるタイトルとおり、音楽は半音階的に滑らかに動き、最後はほぼ最低音のB♭で締めくくられます。 交響曲第5番はギップス最大のオーケストラ作品で、4管編成に加え、6本のホルン、2台のハープ、チェレスタと数多くの打楽器を要す大作。ウォルトンに献呈されましたが、編成が大きすぎたこともありBBCに放送を拒否されるなど、彼女の生前には広く知られることがありませんでした。荘厳な前奏曲で始まる第1楽章、コールアングレとオーボエの旋律と柔らかいホルンの和音が印象的な第2楽章、エネルギッシュな第3楽章に続き、作品の核となる「オーケストラのためのミサ・ブレヴィス」と題されたフィナーレが続きます。この楽章は声楽を持たないミサであり、詩篇127篇の「主が家を建てるのでなければ」で始まり、キリエ、グローリア、クレド、ホザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイが続き、コールアングレによるドナ・ノビス・パーチェムへと導かれます。最後は速いコーダで締めくくられ、弦楽器の和音とハープのグリッサンドが静かに消えていきます。 ヴァイオリン独奏はチャーリー・ラヴェル=ジョーンズ。15歳でロイヤル・フェスティバル・ホールでデビューして以来、世界各地の主要オーケストラと演奏を行い、現在はシンフォニア・オヴ・ロンドンのリーダーを務めています。ファゴットのビル・アンダーソンは12歳で楽器をはじめ、ジュリアン・ロバーツに師事。香港フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラファゴット奏者、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団を経て、現在はBBCフィルハーモニックのメンバーとして活躍中です。

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  • 商品番号:CHAN20328

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    ヴァインベルク(1919-1996)
    〈弦楽四重奏曲集 第5集〉
    第3番、第9番、第14番 詳細ページ
    [アルカディア・クァルテット]

    WEINBERG, M.: String Quartets, Vol. 5 - Nos. 3, 9, 14 (Arcadia Quartet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHAN20328

    CD価格:2,400円(税込)

    2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成され、2014年の大阪国際室内楽コンクールをはじめとする多くのコンクールで優勝したアルカディア・クァルテット。前作の第4集はレコード芸術ONLINEで「表情のえぐり込みが深く、既存の全集とは違った個性がある。優秀な録音もアドヴァンテージだ」として推薦盤になりました。この第5集には、ヴァインベルクの異なる時期の作品が収録されています。 1944年に書かれた第3番は、彼の最初の成熟した四重奏曲と見なされる作品です。後の1987年には、彼自身がこの曲を「室内交響曲第2番」として改訂しています。1963年の第9番は、第二次世界大戦後、ギレリスやコーガン、コンドラシンといった著名な音楽家たちに支持された「輝かしい10年」の産物です。1978年に作曲された第14番は、ショスタコーヴィチの死後3年を経た時期の作品であり、5つの楽章がアタッカで切れ目なく演奏され、楽章ごとにメトロノーム記号のみが標示されています。 「インプロヴィゼーションとロマンス」は、スターリン時代に生まれた作品です。当時、作曲家たちは国家の求める「理解しやすい」音楽を書かざるを得ませんでしたが、ヴァインベルクは自らの音楽に独自の叙情性を織り込むことに成功していたと言えるでしょう。「インプロヴィゼーション」は、弱音器をつけて演奏されるアダージョで、流麗かつ美しい旋律が展開します。続く「ロマンス」は、彼のピアノ作品『子供の雑記帳』に通じる親しみやすい作風を持っています。この作品は彼の生前に演奏されることはなく、2018年6月にダネル四重奏団によって初演されました。

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    グリーン(1695-1755)
    オラトリオ「ジェフサ(イェフタ)詳細ページ
    [クリスティアン・カーニン、アーリー・オペラ・カンパニー]

    GREENE, M.: Jephtha [Oratorio] (Staples, Bevan, Mofidian, J. Budd, Early Opera Company, Curnyn)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CHSA0408

    SACD-Hybrid 2枚組価格:5,175円(税込、送料無料)

    ヘンデルの主要作品を中心に、18世紀イギリスの歌劇作品を数多く録音しているクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、18世紀イギリスの作曲家モーリス・グリーンのオラトリオ「ジェフサ(イェフタ)」を世界初録音! 牧師の子として生まれたモーリス・グリーンは、幼い頃よりセント・ポール大聖堂の聖歌隊員として音楽を学び、やがて同大聖堂のオルガニストに就任。その後、チャペル・ロイヤルのオルガニスト兼作曲家、ケンブリッジ大学の音楽教授にも就き、最終的には、王室音楽師範(Master of the King’s Music)にもなったイギリス音楽史上の重要な作曲家です。グリーンが1737年に作曲した「ジェフサ」は、ヘンデルが隆盛させたジャンルである英語によるオラトリオにおいて、イギリス出身の作曲家としての初の成功作となりました。旧約聖書の士師記のエフタの物語に基づくオラトリオで、台本は、詩人であり、やがて英国国教会で重要な役職に就くことになるジョン・ホードリーが担当、旧約聖書のエフタの物語にほぼ忠実なストーリーとなっています。これは、新たな登場人物を加え、話が大きく改変されたヘンデルの同名のオラトリオ(グリーンの作品から約15年後の1751年に作曲)とは対照的です。色彩的なオーケストラ、変化に富んだ合唱、英語の語感が活かされた、感情を強く揺り動かす劇的なアリアや二重唱は、グリーンのすばらしい才能を示しています。 18世紀イギリスの劇作品を現代に復活させる重要な上演・録音を行ってきたクリスティアン・カーニンとアーリー・オペラ・カンパニーが、サイモン・ラトル、ダニエル・ハーディング、イヴァン・フィッシャーらと世界中のコンサートホール、歌劇場で共演し、ベルリン・フィルにも何度も登場するイギリス人テノール歌手アンドルー・ステイプルズをジェフサに、ヘンデルなどバロック・オペラやオラトリオの分野で目覚ましい活躍を示しているイギリス人ソプラノ、メアリー・ベヴァンをジェフサの娘に迎えた、充実の布陣による演奏です。現代でも取り上げられることの少ないモーリス・グリーンの作品の貴重な録音となるだけでなく、18世紀のイギリス人の作曲家の再評価につながる内容でしょう。ヘンデルの陰に隠れてきた音楽の復活にご期待ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD779

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    アンラヴェルド
    サクソフォン四重奏によるラヴェル・トリビュート 詳細ページ
    [ケビヤール]

    Chamber Music (Saxophone Quartet) - RAMEAU, J.-P. / RAVEL, M. / URQUIZA, M. (Unraveled: Homage to Maurice Ravel) (Kebyart Ensemble)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:CKD779

    CD価格:2,775円(税込)

    ラヴェル生誕150年、サクソフォン四重奏によるトリビュート・アルバムバルセロナのサクソフォン四重奏団ケビヤールのLINN RECORDS第3弾は、2025年に生誕150年を迎えるモーリス・ラヴェルへのトリビュート・アルバム。 ラヴェルと言えば「ボレロ」や「展覧会の絵」でサクソフォンを効果的に取り入れ、歴史の浅かったこの楽器のために重要なレパートリーを残したことが知られます。ケビヤールはここでその偉業に敬意を表し、その代表作の一つにしてクラシック随一の美メロで知られる「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「クープランの墓」を自ら編曲し、深い愛着を持って歌い上げています。併せてフランス・バロックの巨匠ラモーと現代の作品を収録することで、ラヴェルがラモーの装飾法へ贈った賞賛から、現代の作曲家に与えた影響までを俯瞰する見事なプログラムです。

  • 商品番号:CVS161

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    フィリドール(1726-1795)
    歌劇《ノルウェーの王女エルヌリンド》(全曲) 詳細ページ
    [レイナウト・ファン・メヘレン、ユディト・ファン・ヴァンロイ、トマ・ドリエ 他 マルティン・ヴォールベルグ、オルケステル・ヌール]

    発売日:2025年04月25日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    北欧を舞台にした古典派フランス・オペラ、精鋭演奏陣で真価をあらわす18世紀中~後半のフランスで絶大な人気を誇ったオペラ作曲家で、チェスの名手としても歴史に名を残したF-A.D.フィリドール(通称「大フィリドール」)が1767年に披露、その後もたびたび改作されながら人気を保った《ノルウェーの王女エルヌリンド》の全曲録音。知られざる18世紀オペラ発掘において豊かな実績を誇るフランス第一線の名歌手たちを、作品の舞台でもあるノルウェーに拠点を持つ古楽器楽団オルケステル・ヌールが支えます。 既にモーツァルトやグレトリーのオペラ解釈で高い評価を博している彼らは指揮者マルティン・ヴォールベルグのもと、本盤でも抜群の和声感覚に裏打ちされた確かな結束力をみせ、ラモーとハイドンの間をゆくようなフィリドールの色彩感豊かなオーケストレーションを見事な味わいで聴かせ、これに応える独唱者たちの歌唱もメリハリ充分。父ロアルドと不仲な貴族の子サンドミールと惹かれ合うエルヌリンド、権力を振りかざし彼女に結婚を迫る暴君リシメールらが繰り広げるドラマを、幸福な幕切れまでスリリングに聴かせ続けます。 北欧最前線の古楽器演奏のクオリティに驚かされると同時に、ルイ16世の時代まで人気を保った大フィリドールのスタイリッシュな音楽作りにも目を見開かされる充実録音です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:EUCD2976

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    Tel ve Ten 詳細ページ [オザン・バイサル]

    発売日:2025年04月25日

    CD価格:2,025円(税込)

    トルコの作曲家、音楽家、研究者であるオザン・バイサルによるデビュー・アルバム。 オザンは中央アジアや中東の牧畜・遊牧民文化に由来するアナトリア地方のバーラマ(長いネックを持つリュート属の撥弦楽器)の演奏スタイルである「şelpe」を専門としています。研究を通じて習熟したparmak vurma(指で叩く)、tel çekme(弾く)、pençe(かき鳴らす)などの奏法に加え、現代的なアイデアを取り入れるため特注のダブルネックのバーラマを生み出し、即興演奏、オリジナル曲、伝統的なアナトリアのメロディーを再構築。ジャズ的なハーモニー要素と融合させて、多様な音色を披露しています。

  • 商品番号:GRAM10005

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    ブルックナー(1824-1896)
    モテット集 詳細ページ
    [ヨハネス・ヒーメツベルガー、シネ・ノミネ合唱団、マルティン・ハーゼルベック(オルガン)]

    発売日:2025年04月25日

    LP価格:4,425円(税込、送料無料)

    オーストリアを代表する合唱団の一つ、シネ・ノミネ合唱団が歌うブルックナーのモテット集。このうえなく美しいハーモニーを存分に聴かせます。各曲の間には、オルガンの優れた即興演奏家として知られたブルックナーを称え、名手マルティン・ハーゼルベックの巧みな即興演奏を収録しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV137

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    ジャズ・エイジの物語
    ガーシュウィン、ラヴェル、
    プーランク、シュルホフ、ヴァイル 他
    詳細ページ
    [フロリアン・ノアック]

    Piano Recital: Noack, Florian - AKST, H. / DOUCET, C. / GERSHWIN, G. / ORNESTEIN, L. / POULENC, F. / RAVEL, M. / WALLER, F. (Tales of the Jazz Age)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:LDV137

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    フロリアン・ノアックが誘う、「狂騒の20年代」への旅ベルギー出身のピアニストで、ピアノが持つ可能性を駆使しながら作品の魅力を最大限引き出すトランスクリプションで高い評価を得ているフロリアン・ノアック。La Dolce Voltaから5枚目となるこのアルバムでは、これまでロシア音楽を中心としてきたレパートリーから大きく目先を変え、1920年代のベルリンとパリを舞台に、アメリカからもたらされた自由な音楽に揺れ、ジャズ、ダダ、キャバレーに彩られた作品を集めています。 2つの世界大戦の狭間にあったこの時代、芸術はまさに狂騒の様相を呈しており、人々は第一次世界大戦の記憶を忘れようとし、やがて訪れる第二次世界大戦への不安をかき消そうとしているかのようでした。ノアックは今回のアルバムで、そんな時代への大胆な旅に聴く者を連れ出します。 彼自身の編曲により饒舌で洗練された響きを味わうウォーラー、ガーシュウィン、ヴァイルのほか、プーランク、シュルホフ、ドゥーセらによる珠玉のオリジナル作品を収録。激動の時代の詩情を、その音楽の歓びと輝きの中に見出す——魅力と超絶技巧に満ちたアルバムが、あの時代の息吹を今に伝えます。

  • 商品番号:MYCL00061

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    Gifts for Trombonists 詳細ページ [玉木優(トロンボーン)、高良仁美(ピアノ)]

    発売日:2025年04月25日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    トロンボーン片手に縦横無尽に世界を舞台に活躍するトロンボーン奏者、玉木優にとって4枚目となるソロ・アルバムです。今回のアルバムでは、トロンボーン奏者にとって大事な名作レパートリー8曲を収録。玉木が長年演奏を繰り返し温めてきたこれらの曲。まさに渾身のアルバムとなりました。玉木の圧倒的な技術の高さ、音楽性が存分に発揮されています。 世界中で高く評価される玉木の豊潤なサウンド。トロンボーン奏者にとってまさに「Gifts」のようなアルバムです。音楽に色彩を与える高良仁美のピアノも注目です。

  • 商品番号:MYCL00064

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    発売日:2025年04月25日

    CD国内盤価格:3,410円(税込、送料無料)

    幻の問題作 プリングスハイム「管弦楽のための協奏曲」再演ライヴ!1935年東京で初演されると賛否両論を巻き起こしたプリングスハイム「管弦楽のための協奏曲」。1974年に山田一雄によって再演されたものの、演奏用の楽譜が紛失されて幻の作品となっていましたが、ニッポニカによって新たな演奏譜面が作成され、50年ぶりに演奏されました。その記念すべき復活公演のライヴ盤です。 プリングスハイムはマーラーの弟子で、ベルリン・フィルに度々招聘され、フルトヴェングラー常任指揮者時代にはマーラー・チクルスを指揮するなど華々しい活躍をしました。1931年東京音楽学校に招聘されてから、日本においてもマーラーを積極的に取り上げ、多くの日本人作曲家、指揮者に影響を与えたことで有名です。 日本音楽と西洋音楽の「総合」を目指したこの作品。さらに日本を代表する作曲家、三善晃と大栗裕の同名タイトルも収録。音楽的背景の違う3人が描く「管弦楽のための協奏曲」の世界をお聴き下さい。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100371

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第9番 ニ短調 WAB 109 ノーヴァク版 詳細ページ
    [カール=ハインツ・シュテフェンス、ノールショピング交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 9 (original 1894 version, ed. L. Nowak) (Norrköping Symphony, Steffens)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100371

    CD価格:2,175円(税込)

    スウェーデンの名門オーケストラの一つ、ノールショピング響がブルックナーの生誕200年の誕生日に先立って録音した交響曲第9番が登場。指揮は2020年から同響の首席指揮者を務めるシュテフェンス。バイエルン放送響とベルリン・フィルの首席クラリネット奏者を歴任したのち指揮に転じたシュテフェンスの作る音楽は、中庸のテンポで落ち着きのあるオーソドックスなもの(演奏時間は24:29/11:24/24:57)。 この録音の翌日にはモーツァルトのクラリネット協奏曲と当作品による、大作曲家の白鳥の歌と呼ぶべきプログラムを演奏して好評を博しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100375

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    〈Beethoven/5 Vol.3〉
    ベートーヴェン(1770-1827)
    ピアノ協奏曲 第2番
    アンドレス(1985-)
    ブラインド・バニスター 詳細ページ
    [ジョナサン・ビス、ペッカ・クーシスト、スウェーデン放送交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 2 / ANDRES, T.: The Blind Banister (Beethoven/5, Vol. 3) (Biss, Swedish Radio Symphony, Kuusisto)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100375

    CD価格:2,175円(税込)

    1980年生まれのジョナサン・ビスは、2015年にセントポール室内管弦楽団と共同で、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲それぞれにインスパイアされた新作を5人の作曲家に委嘱し、両曲をペアで演奏する「Beethoven/5」というプロジェクトを立ち上げました。 この第3集には、ペッカ・クーシストの指揮するスウェーデン放送交響楽団とともに演奏した、ベートーヴェンの協奏曲第2番とティモ・アンドレスの《ブラインド・バニスター》を収録。アンドレスは、ベートーヴェンの第2協奏曲のカデンツァに着目し、旋律の要素(アルペジオや下降音型)を出発点として発展させ、新しい音楽を構築しました。第1楽章では、ピアノが主要テーマを奏で、オーケストラがそれを発展させながら、不協和音の層を積み重ね、第2楽章では、オーケストラのリズミックな下降音型が楽章を先導、ピアノが半音階的な旋律を連ねていきます。 この作品は2016年のピューリッツァー賞の最終候補となり、その後、ニューヨーク・フィルハーモニックなどによって演奏されています。

  • 商品番号:ORC100378

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    ベートーヴェン:
    〈弦楽四重奏曲全集 第1集〉
    弦楽四重奏曲 Op.18(第1番-第6番) 詳細ページ
    [アリエル四重奏団]

    BEETHOVEN, L. van: String Quartets (Complete), Vol. 1- Nos. 1-6 (Ariel Quartet)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:ORC100378

    CD 2枚組価格:2,175円(税込)

    1998年、イスラエルの学校で学ぶ学生たちによって結成されたアリエル四重奏団。彼らは10代からコンサート活動を開始し、2003年の「フランツ・シューベルトと現代音楽コンクール」で最優秀賞を受賞。本格的なキャリアがスタートしました。結成27年を迎えた今も、創設メンバー3名が在籍し、定番レパートリーに新たな息を吹き込みながら、現代音楽の普及にも貢献。ベートーヴェンの全曲演奏を若くして成し遂げ、著名作曲家からの委嘱作品を手掛けてきました。 そんなアリエル四重奏団が、2028年の創立30周年に向けてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集録音に取り組みます。第1集はOp. 18の四重奏曲6作を収録。多くの演奏家たちが手掛けてきたこの作品を、彼らは徹底的に研究した上で、さらに直感的なアプローチを大切にし、技術的な精度を加え演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SOMMCD0700

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    イギリスの田園詩
    ヴェナブルス、フィンジ、
    ガーニー、ブリスのヴァイオリン曲集
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    [ヤン・チューユー、エリック・マッケロイ]

    Violin and Piano Recital: Yang, Chu-Yu / McElroy, Eric - GURNEY, I. / FINZI, G. / VENABLES, I. / BLISS, A. (An English Pastoral)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:SOMMCD0700

    CD価格:2,250円(税込)

    英国近代作曲家のヴァイオリンのための作品集。フィンジ、ガーニー、ブリスの作品は田園風景の雰囲気を採り入れた作品で知られており、同じ系譜に連なるイアン・ヴェナブルスの音楽もまた、伝統を受け継ぎながらモダニズムの要素を取り入れた独自のスタイルを築いています。 アルバムはヴェナブルスの1989年の技巧的なソナタで始まり、次にガーニーがスタンフォードに師事する前の1908〜1909年に作曲したヴァイオリンとピアノのための世界初録音となる7つの作品を収録。ここにはエルガーの影響が感じられる抒情的な作品や、軽快なフモレスケ(ユーモレスク)が含まれています。 ブリスの単一楽章のヴァイオリン・ソナタは、1916年の「ソンムの戦い」で負傷した彼自身の経験が基になっていますが、田園的な温かさも感じられ、彼の音楽のスタイルのを象徴しています。フィンジの「エレジー」は、一見穏やかでありながら、第一次世界大戦で兄弟と恩師を失った個人的な悲しみが内包されており、バッハの影響が見られる対位法的な書法と緻密なリズムが際立っています。最後はヴェナブルスがウスターへ移住した際に触れたセヴァーン渓谷の風景を描いた1986年の「3つの小品」で締めくくられます。 ヤン・チューユーは台湾出身のヴァイオリニスト。王立バーミンガム音楽院で学び英国を中心に活躍。英国音楽の振興に尽力しています。

  • 商品番号:SOMMCD0701

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    ウクライナのピアノ・ポートレート
    シルヴェストロフ、リャトシンスキー、
    ボルトキエヴィチ、バルヴィンスキー 他
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    [マーガレット・フィンガーハット]

    Piano Recital: Fingerhut, Margaret - BARVINSKY, V. / KOSENKO, V.S. / LYATOSHINSKY, B.M. / SILVESTROV, V. (Ukraine: A Piano Portrait)

    発売日:2025年04月25日 NMLアルバム番号:SOMMCD0701

    CD価格:2,250円(税込)

    ウクライナ出身の作曲家たちが書いたピアノ曲を収録した1枚。 ウクライナ民謡「ドゥムカ」の研究で知られるリセンコや、彼の弟子で教師としても名高いレヴツキーの他、ソ連とナチスの弾圧を受けたボルトキエヴィチ、レヴツキーと同世代で後期ロマン派の影響を強く受けたバルヴィンスキーとコセンコ、1940年代のジダーノフ批判を乗り越え交響曲の作曲家としても知られるリャトシンスキー、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後、ベルリンへ避難し、活動の拠点を移し現在でも活動を続けているシルヴェストロフ。収録作品は1877年から2005年までに作曲されており、ソ連時代は「ロシア人」として認識されてきた彼らの豊かな創造性を改めて感じることができるでしょう。 演奏するマーガレット・フィンガーハットはウクライナ出身の祖父を持ち、現在はロンドンを中心に活動するピアニスト。慈善事業にも熱心に取り組んでおり、このアルバムの売り上げの一部も「British-Ukrainian Aid」に寄付され、ウクライナの医療支援の資金として活用されます。

  • 商品番号:MECO-1084

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    発売日:2025年04月23日

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    アルティメイト・サウンド・シリーズ第1弾
    太鼓の巨匠、林英哲、渾身の集大成
    林英哲、全曲ニューレコーディングによる18年ぶりのアルバムは、まさに円熟の極みに達した林英哲の音世界の集大成となりました。 「音」にフォーカスしたオーディオマニア垂涎の「スーパー・サウンド・アドベンチャー・シリーズ」の血統をそのまま引き継ぐ「アルティメイト・サウンド・シリーズ」第1弾を飾る当アルバムは、DSD11.2MHzレコーディング、32bit/352.8KHzポストプロダクションによる林英哲ならではの大太鼓の熱演を驚異の超重低音として浮かび上がらせます。まさに再生装置のフィデリティの限界を問う震撼のアルバムです。 精緻なアンサンブルを披露する英哲風雲の会を従え、スペシャルゲストとして邦楽界のトップランナー藤原道山(尺八)、藤舎貴生(能管)を迎えた比類なき音世界をご堪能下さい。 再生時の注意:超ワイドなダイナミック・レンジ及びフリークエンシー・レンジの音が収録されているため、小さめのボリュームから再生して下さい。スピーカーを壊す恐れがあります。

  • 商品番号:MECO-1085

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    さくやひめ
    アルマ 詳細ページ
    [さくやひめ(奥脇泉&河野智美)]

    発売日:2025年04月23日

    SACD-Hybrid 2枚組国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    アルティメイト・サウンド・シリーズ第2弾
    さくやひめ デビュー! 心に寄り添う、魂の歌と響き
    ソプラノ歌手奥脇泉とクラシックギターの河野智美のユニット「さくやひめ」のデビューアルバムです。「さくやひめ」という名は木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)という日本神話の神様から採られています。火の中でも出産したという逸話から、困難な状況でも強く美しく生きる女性像を標榜しています。古今東西、永く歌い継がれ弾き継がれてきた世界の名曲、そしていにしえの古楽まで珠玉の全15曲を「さくやひめ」の奏でる癒しの響きでお楽しみ下さい。

  • 商品番号:900359

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    プッチーニ(1858-1924)
    歌劇《妖精ヴィッリ》 詳細ページ
    [アニータ・ハルティク、ワン・カン、ボリス・ピンハソヴィチ、イヴァン・レプシッチ、ミュンヘン放送管弦楽団]

    PUCCINI, G.: Villi (Le) [Opera] (Hartig, Kang Wang, Pinkhasovich, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:900359

    CD価格:2,325円(税込)

    1883年春、ミラノの出版社エドアルド・ソンゾーニョが1幕物オペラのコンクールを開催しました。プッチーニはミラノ音楽院卒業前にこのコンクールの存在を知り、賞金と宣伝効果を期待して参加を決意。師ポンキエッリの紹介で台本作家フォンターナと組み、《妖精ヴィッリ》を急いで作曲し、締め切りギリギリに提出したものの、楽譜が浄書されていなかったことなどを理由にこの作品は選ばれませんでした。 しかし、この作品に目を留めたアッリーゴ・ボーイトの支援を受け、1884年5月31日にミラノのテアトロ・ダル・ヴェルメで初演されると大成功。プッチーニは18回ものカーテンコールに応じたと言われています。アルフォンス・カールの小説『ウィリス』を基に、ハイネの『自然の精霊』やアドルフ・アダンのバレエ《ジゼル》の物語を採り入れた、フォンターナのゴシック・ロマン的な台本も人気を博しました。初演後、プッチーニは作品を2幕版に改訂しています。 この録音は、2024年のプッチーニ没後100年を記念して、演奏会形式で行われた公演のライヴ収録です。アンナ役を歌うのは、ルーマニア出身のソプラノ、アニータ・ハルティク。クルジュ=ナポカのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーで学び、学生時代に《ラ・ボエーム》のミミ役でデビュー後、2009年から2014年までウィーン国立歌劇場アンサンブルのメンバーを務め、以降メトロポリタン歌劇場やウィーン国立歌劇場などで活躍する実力派です。ここではテノールのカン・ワン、バリトンのボリス・ピンハソヴィチとともに、抒情豊かな歌唱を披露しました。 指揮は、ベルリン・ドイツ・オペラをはじめドイツの歌劇場で活躍、2019年には新国立劇場の《椿姫》で好評を博したイヴァン・レプシッチ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A578

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    ヘンデル(1685-1759)
    ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 詳細ページ
    [ヴァンヴィテッリ四重奏団]

    HANDEL, G.F.: Violin Sonatas (Se in fiorito ameno prato) (Quartetto Vanvitelli)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:A578

    CD価格:2,775円(税込)

    謎多きヘンデル作品の「素顔」を見定め、瑞々しい息吹を呼び起こす名解釈イタリア最前線をゆく古楽器アンサンブル、ヴァンヴィテッリ四重奏団の新たな冒険は、昔からヘンデルの名作として知られながら、史料の曖昧さによって作曲家の真意が見定めにくくなっている一連のヴァイオリン・ソナタの「素顔」を探る意欲的企画。 本場イタリアで研鑽を積んだ後ロンドンの歌劇界で成功を収めたヘンデルは、オペラの傍らアマチュア奏者たちが少人数で演奏できる室内楽曲も多く書きましたが、その中には彼の関与しないところで未承認楽譜が出版されてしまったヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ群があります。19世紀にはそれら18世紀の出版譜を底本にピアノ伴奏で弾ける楽譜が作られ、作曲者の企図が歪められた形のまま流布していましたが、ヴァンヴィテッリ四重奏団はヘンデルの作曲習慣に立ち返り、ソナタ群と作曲時期が重なるオペラ《エジプトのジューリオ・チェーザレ》などから楽想を引用して挿入、あるいは他作品の楽章を挿入するなど、広く知られた作品像を一新する復元ヴァージョンを作成(詳細はトラックリストに明記あり)。精彩に富んだ演奏で驚くほど新鮮な解釈を聴かせてくれます。 古楽器で作曲者の真意を辿る意義を改めて気づかせてくれる充実の1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1122

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    ハレルヤ・ジャンクション
    アダムズ、ストラヴィンスキー、ガーシュウィン、コープランド 詳細ページ
    [ルーカス・ゲニューシャス&アンナ・ゲニューシェネ]

    Piano Duo Recital: Geniušas, Lukas / Geniushene, Anna - ADAMS, J. / STRAVINSKY, I. / GERSHWIN, G. / COPLAND, A. (Hallelujah Junction)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:ALPHA1122

    CD価格:2,775円(税込)

    ロシア出身のピアニスト夫妻が描く、アメリカ2010年のショパン・コンクールと2015年のチャイコフスキー・コンクールで2位のルーカス・ゲニューシャス、2022年クライバーン・コンクールで2位のアンナ・ゲニューシェネという、揃って輝かしい入賞歴を誇るピアニスト夫妻のデュオ・アルバムが登場。ロシア出身で現在はリトアニアを拠点に活動している2人はここで、アメリカ合衆国の作曲家による2台ピアノのための作品を収録しています。 管弦楽で知られる「キューバ序曲」「エル・サロン・メヒコ」「ダンバートン・オークス」からジェフスキやアダムズまで、年代の違いこそあれどの作品もモダンで洗練されており、たいへん聴き映えのするもの。カナダ出身でバリ島に住んみガムランを研究、後年はアメリカに帰化したマクフィーの作品も異彩を放っています。 2人は持ち前のテクニックと活き活きとした表現で、これらの作品の魅力を十二分に引き出し、楽しませてくれます。

  • 商品番号:BIDD85057

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    発売日:2025年04月18日

    CD価格:2,175円(税込)

    アーサー・カテラルは、アルバート・サモンズと共に20世紀前半の英国楽壇を代表するヴァイオリニストで、英コロンビア等に録音も行いましたが、なぜかLP、CDを通じて復刻盤が非常に少なく、当盤は貴重なものです。1883年に音楽家の家庭に生まれたカテラルは早熟の才能を発揮し、9歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を公開の場で演奏。10歳前にハレ管弦楽団のコンサートマスター、ウィリー・ヘスの指導を受けた後、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を初演したアドルフ・ブロツキーに学び、強い影響を受けました。1902年からハレ管の指揮者を務めていたハンス・リヒターがカテラルにほれ込み、バイロイト音楽祭に招いて祝祭管弦楽団と共演。二人はその後何度も共演しています。 カテラルの名声はアメリカにも及び、1913年から25年にかけてハレ管のコンサートマスターを務めていた間、1920年にピエール・モントゥー率いるボストン響からコンサートマスターに招かれましたが、英国に残ることを選んで辞退しました。1929年にはエイドリアン・ボールトの下に新設されたBBC交響楽団のコンサートマスターに招かれ、36年まで務めました。カテラルはソロ、室内楽、更には指揮者としても活動し、彼によって初演・英国初演された同時代作品も多数あります。 ここに復刻されたモーツァルトとブラームスは史上初の全曲盤だったとのこと。ただしモーツァルトの第2楽章と第3楽章に少しカットがあります。ブックレットには歴史的録音の研究家Jonathan Woolf氏による8ページの解説(英語のみ)とカテラルの写真3点が掲載されています。

  • 商品番号:CDS-8058

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)
    物語
    ソネットとセレナード 詳細ページ
    [エリザべート・ヘルツベルク、シモネッタ・ヘーガー]

    CASTELNUOVO-TEDESCO, M.: Stories, Sonnets and Serenades (Hertzberg, Heger)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:CDS8058

    CD価格:2,175円(税込)

    アンドレス・セゴビアのために作曲した数多くのギター作品で知られる作曲家マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ。このアルバムにはあまり耳にすることのない歌曲とピアノ曲が収録されています。彼の歌曲にはさまざまな詩人のテキストが用いられていますが、とりわけハイネの詩への作品が高く評価されています。アルバム前半ではハイネの詩による歌曲集を紹介。 ピアノのための「ヨゼフの物語」は1955年の作品。同年8月に亡くなったトーマス・マンを偲んで書かれたもので、マンの『ヨゼフとその兄弟たち』からインスパイアされています。1929年の「La canzone di Usigliano ウジリアーノのカンツォーネ」はテデスコの義兄弟フェルナンド・リウッツィの詩を用いた曲。トスカーナ地方の民謡が用いられています。「インドのセレナーデ」はイギリスの詩人シェリーの恋の詩に基く小品、こちらもフォルリヴェシ社から出版されました。「3つのポルトガル語からのソネット」はエリザベス・バレット・ブラウニングの詩を元に1928年にロンドンのチェスター社から出版されました。テデスコはブラウニングの詩を好み、自伝で、フィレンツェのアパートからブラウニングの墓を眺めた思い出を語っています。 アメリカ出身のソプラノ歌手、エリザベス・ハーツバーグとミラノ音楽院で学び、チェンバロ奏者としても活躍するシモネッタ・ヘーガーの2人が親密な演奏を聴かせます。

  • 商品番号:CVS125

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    オルレアン公フィリップ(1674-1723)
    音楽悲劇《アルミードの顛末、または解放されたエルサレム》 詳細ページ
    [マリー・リス、ヴェロニク・ジャンス、グヴェンドリーヌ・ブロンデール、シリル・デュボワ ほか レオナルド・ガルシア・アラルコン、カペラ・メディテラネア]

    発売日:2025年04月18日

    CD 2枚組価格:4,650円(税込、送料無料)

    フランスにイタリア様式を根づかせた要人が自ら見せた、驚くべき作曲手腕!太陽王ルイ14世の政策で自国の音楽様式が強く推奨されてきたフランスにあって、王の甥にあたるオルレアン公フィリップ2世は若い頃からイタリア様式の音楽を偏愛。イタリア人作曲家たちを同国に招き、太陽王歿後はルイ15世の幼少期を摂政として支える傍ら、晴れてイタリア音楽をフランスに流行させ、伊仏両様式の融合に大きく寄与したことで知られています。 このオルレアン公が自ら作曲も学び、カンタートや抒情悲劇など充実した作品を書き残していたとは! 研究の進展で全曲演奏が可能となったオペラ《アルミードの顛末》は、ヘンデル《リナルド》やリュリ《アルミード》に語られる文豪タッソの傑作『解放されたエルサレム』の重要なエピソードを軸に、恋するクロリンダを殺めてしまったタンクレーディも登場、イスラム勢力とキリスト教徒たちの相克と恋の行方を起伏豊かな音楽で綴ってゆく充実作となっています。フランス古来の様式を踏襲しながら歌心豊かなイタリア様式を大きく取り入れたその音楽は、管楽器のソロなど器楽パートの妙にも目を見開かされる瞬間に事欠きません。 地中海とフランスのバロック声楽に圧倒的な適性をみせるアラルコンの指揮のもと、撥弦のキート・ガートやモニカ・プスティルニク、大ヴェテランのコントラバス奏者エリック・マトートら俊才揃いの器楽勢に支えられ、フランス随一の名歌手たちが縦横無尽に活躍。フランス音楽史の思わぬ1頁に驚かされる全曲録音です。

  • 商品番号:OC1732

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    ル・ボー(1850-1927)
    室内楽曲と歌曲集 詳細ページ
    [ル・ボー・アンサンブル]

    LE BEAU, L.A.: Chamber Music and Songs (Le Beau Ensemble)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:OC1732

    CD価格:2,475円(税込)

    19世紀に活躍し「ドイツ初の傑出した女性作曲家」と評されたルイーゼ・アドルファ・ル・ボー。幼少期から音楽教育を受け、クララ・シューマンにピアノを学び、ヘルマン・レヴィやハンス・フォン・ビューローの推薦を得て、ミュンヘンのヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガーに作曲を師事しました。彼が彼女を生徒として受け入れたのはヴァイオリン・ソナタ Op.1を聴いた後で、その音楽を「男性的で、女性が作ったとは思えない」と驚愕したと言われています。その後、交響曲、ピアノ曲、室内楽など多岐にわたる作品を書き上げ、中でも声楽曲はその多くが生前に出版されましたが、1902年に作曲した唯一のオペラ《Der verzauberte Kalif 魔法にかけられたカリフ》がカールスルーエ歌劇場のプログラムから外されたことを契機に、女性作曲家への偏見を告発するため1910年に『女性作曲家の回想録』を出版しました。この書は、同時代の音楽界についての貴重な記録でもあります。 このアルバムには彼女の歌曲とピアノ四重奏曲を収録。Op. 4の歌曲は1865年に作曲され、1877年に出版されました。ドイツ・ロマン主義の詩人のテキストを用いた若々しさ溢れる作品です。Op. 11の「5つの歌」は1876年の作品で、特に「Kornblumen und Haidekraut」では、詩の語りと音楽の表現が見事に融合しており、ラインベルガーもこの作品を称賛しています。ここではヘンリク・アヤックスが編曲したピアノ四重奏伴奏版で聴くことができます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-752

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    W.H.シュミット(1961-)
    ピアノ曲
    室内楽曲と歌曲 詳細ページ
    [アンケ・フォンドゥンク、クララ・シューマン四重奏団 他]

    SCHMITT, W.H.: 14 Variations on Es geht ein dunkle Wolk herein / 4 Lieder / Three Pictures (Vondung, Valotta, Adami, Clara Schumann Quartet)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0752

    CD価格:2,175円(税込)

    マンハイム出身のヴェルナー・ハインリヒ・シュミットは、少年時代にピアノを学び始め、平行して作曲も学びました。以降、ピアニストとして活躍しながら時間の許す限り作曲を続けています。10代の頃には映画音楽を学ぼうと考えていたという彼の作曲スタイルは後期ロマン派の影響を受けた調性音楽です。 歌手フォンドゥンクから作曲を依頼された「ヘルマン・ヘッセの詩による4つの歌曲」は彼女の希望で声楽とピアノ五重奏の組み合わせで書かれており、言葉と音楽が結び付いた詩情豊かな世界が展開されています。母の死を悼んで書いた「思い出」は自然豊かな中国の風景や、母のための葬送行進曲、エジプトの死者のための祈りの音楽が続き、最後は明るいヘルダーリンの「ヒュペリオン」で終わります。 他には彼の得意分野であるピアノのための小品と、チェロやクラリネットのアンサンブルを収録。シュミットの作曲家としての才能が遺憾なく発揮された作品集です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-754

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    ソハル(1939-)
    〈弦楽四重奏曲集〉
    弦楽四重奏曲 第1番、第3番-第5番 詳細ページ
    [ピアッティ四重奏団]

    SOHAL, N.: String Quartets Nos. 1, 3, 4, 5 (Piatti Quartet)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0754

    CD価格:2,175円(税込)

    1939年、インドのパンジャブ地方で生まれ、現在はイギリスを拠点に活躍する作曲家ナレシュ・ソハル。彼はクラシック音楽の分野で国際的に認められたインド人作曲家の先駆的存在であり、無調や12音技法を取り入れつつ、形式には柔軟なアプローチを採択、作品にはインドの詩、哲学的思想、テキストを採り入れるなど、ヒンズー哲学の世界観を西洋音楽のイディオムで表現しようと試みています。 このアルバムには4曲の弦楽四重奏曲を収録。1976年の「キアロスクーロ II」は実質的な第1番で、ヴァイオリンとヴィオラがそれぞれ独自のリズムを刻んで始まり、チェロが四分音やコル・レーニョなどを用いた旋律を奏で、タイトルの「キアロスクーロ(光と影)」を具現化しています。 その後、ソハルは30年近く四重奏曲の作曲をしませんでしたが、2005年に第2番(このアルバムには収録されていません)を書いたのを皮切りに、相次いで作品を発表。内省的な表情と複雑な対位法を駆使した第3番、ショスタコーヴィチを思わせる激しい曲想を持つ第4番、東洋的な響きと鋭いリズムが際立つ第5番とどの曲も聴きごたえがあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-759

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    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0759

    CD価格:2,175円(税込)

    ドイツの作曲家ギュンター・ラファエル。1925年からアルノルド・メンデルスゾーンに作曲を学び、その翌年には交響曲第1番がヴィルヘルム・フルトヴェングラーによってライプツィヒで初演されるほど注目されました。後にライプツィヒ音楽院で教鞭を執りましたが、ユダヤ系の出自であるため、1930年代になるとドイツでの活動が制限されてしまいます。しかし訪問先のフィンランドでは温かい歓迎を受け、作品がラジオで放送されるなど人気を博しました。 そして出会ったのがオルガニスト、エリス・モルテンソン(1890-1957)でした。モルテンソンはドイツで研鑽を積み、1939年にシベリウス音楽院の初代オルガン教授に就任するなど高く評価された演奏家で、彼はラファエルの、プロテスタントの賛美歌の旋律に基づく伝統的な形式を守ったオルガン作品を擁護し、1933年には「パルティータ」Op. 22-1をフィンランド初演しています。1939年に作曲された「フィンランドのコラールに基づく幻想曲とフーガ、パルティータ、パッサカリア」はモルテンソンに献呈されており、1940年9月、ヘルシンキのミカエル・アグリコラ教会で彼が初演しました。モルテンソンはその後も、1938年にはラファエルのオルガン協奏曲 Op. 57や未出版の作品を初演するなど、ラファエル作品の紹介に尽力しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-760

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    ガードナー(1917-2011)
    〈オルガン作品全集 第2集〉
    シネ・ノミネによる変奏曲とフーガ
    5つの舞曲 詳細ページ
    [トム・ウィンペニー(オルガン)]

    GARDNER, J.: Organ Music (Complete), Vol. 2 (Winpenny)

    発売日:2025年04月18日 NMLアルバム番号:TOCC0760

    CD価格:2,175円(税込)

    イギリスの作曲家ジョン・ガードナーは、幼少期からオルガンを演奏し、生涯にわたりオルガン作品を作曲しました。その作風は、ジャズやルネッサンス、バロックの技法、古典的な対位法を巧みに取り入れつつ、リズミカルで技巧的な側面も備えています。舞曲の要素も多く採り入れられており、シリアスな作品にも時折ユーモラスな場面が垣間見えます。 このアルバムには1952年から1988年の作品を主に収録。交響曲第1番が成功を収めた直後、プロの作曲家として知人夫婦のために書いた初のオルガン作品「結婚行進曲」から、円熟期の「ベートーヴェンよりジャズの方が好きになった」時期に書かれた「5つの舞曲」など様々な曲を聴くことができます。 なお、彼は1947年に自身の作品を整理し、「公式カタログ」に含めるための新しい作品番号シリーズを開始しました。初期の作品は破棄されることはなかったものの、ガードナー自身も初期作品の仕上がりには批判的で、演奏されることもなく、長らく忘れられてしまったのです。彼の死後、家族がその一部を「オールドシリーズ(旧作品番号)」として発表。このアルバムに収録された「序奏、グラウンドとコーダ」と「戴冠式後奏曲」はそこから採られています。 名手トム・ウィンペニーが見事な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559955

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    ドアティ(1954-)
    ブルー・エレクトラ
    サーフでのラスト・ダンス
    新世界へ 詳細ページ
    [アン・アキコ・マイヤース、エリッサ・ジョンストン、デイヴィッド・アラン・ミラー、オールバニ交響楽団]

    DAUGHERTY, M.: Blue Electra / Last Dance at the Surf / To the New World (A.A. Meyers, Albany Symphony, D.A. Miller)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.559955

    CD価格:1,900円(税込)

    グラミー賞受賞作曲家、マイケル・ドアティの『飛行』にまつわる作品集。 「ブルー・エレクトラ」 は、女性飛行士アメリア・イアハートの波乱に満ちた人生と、謎の失踪に着想を得たドラマティックなヴァイオリン協奏曲。イアハートは、1932年に女性として初めて大西洋単独横断飛行を成功させ、1937年には赤道上世界一周に挑戦しましたが、南太平洋上で消息を絶ちました。曲のタイトルは、彼女の愛機「ロッキード・エレクトラ10E」に由来し、4つの楽章では勇気や挑戦など、彼女のさまざまな心情が描かれています。独奏は名手アン・アキコ・マイヤース。見事なヴァイオリンを披露します。 「サーフでのラスト・ダンス」 は、ロックンロールの伝説的シンガーソングライター、バディ・ホリーを題材にした作品です。ホリーは1959年、最後のツアー「ウィンター・ダンス・パーティー」の11日目にアイオワ州クレアレイクの「サーフ・ボールルーム」でパフォーマンスを行い、その数時間後、飛行機事故により悲劇的な死を遂げました。この曲はホリーの想い出に捧げられています。 「新世界へ」 は、アポロ11号による人類初の月面着陸を記念した作品。トラック6冒頭にはケネディ大統領による「我々は月に行くという選択をした」というスピーチとアポロ11号発射の際のカウントダウンの記録音声、トラック7冒頭にはアポロ11号のニール・アームストロング船長の「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」という有名な記録音声が使われています。 グラミー賞受賞指揮者デイヴィッド・アラン・ミラーが指揮するオールバニ交響楽団の演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559959

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    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.559959

    CD価格:1,900円(税込)

    ラテン・グラミー賞の受賞経験がある作曲家ロベルト・シエッラ。カリブ音楽と独創的なモダニズムが融合した作風は世界的に評価されています。このアルバムには彼のおよそ10年にわたる作品が収録されており、時間の概念やソナタ形式の革新的な応用、ラテン・アメリカ音楽のイメージ喚起といったテーマが探求されています。 聴き手に「音楽は時間を刻むものなのか、それとも時間を変容させるものなのか」と問いかける「6つの介在期間」、シェリル・セルツァーとジョエル・サックスのために作曲された様々な音楽的アイデアが生かされた「小品集」、作曲者が過去10年間にわたって追求したソナタ形式によるヴァイオリン・ソナタ、その形式を更に発展させたヴィオラ・ソナタ第1番。どちらのソナタにもラテンのリズムが用いられています。 ニューメキシコ州の地名“エンジェルファイア”からインスパイアされた「天使の炎」は、ルネサンス期や植民地時代のラテンアメリカの宗教画に見られるような、善と悪の天上の戦いを想起させます。 1983年のプエルトリコでのツアー以来、シエッラとコンティニュームは良好な関係を保ち、数多くの彼の作品を初演、録音。またメンバーのチェリスト、クリスティーナ・レイコ・クーパーはデュオ「クリスティーナ・アンド・ローラ」での活躍も知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574624

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ「復活」 詳細ページ
    [カリン・ティニー、フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ 他、アッティリオ・クレモネージ、ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団]

    発売日:2025年04月11日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    ヘンデルの「復活」は、1707年に作曲された彼の初の宗教的オラトリオ。キリストの受難から復活までの出来事を扱っており、劇的な音楽が特徴です。中でもキリストの死を悼む歌と天使とルシファーの激しい応酬が聴きどころ。 ヘンデルはカペーチェの台本からインスピレーションを得て、多彩な楽器編成による輝かしくドラマティックな音楽を書きあげており、1708年4月の初演時にはアルカンジェロ・コレッリが指揮者を務め、聴衆や批評家の間でセンセーションを巻き起こしました。しかし、この上演に女性歌手マルゲリータ・ドゥラスタンティが参加したため、当時のローマの規則に反すると教皇クレメンス11世から戒告を受けています。とはいえ、ヘンデルはこの作品を気に入っていたようで、モチーフやセクションを後の歌劇やオラトリオに転用しています。 ヘンデルをはじめとするバロック・オペラをレパートリーにするマッズーリやトムキェヴィチの生き生きとした歌唱に加え、指揮者アッティリオ・クレモネージが1708年にローマで行われたこの作品の初演について広範囲にわたる研究を行い、その成果を演奏に生かしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579141

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    ショール(1970-)
    〈作曲家のノート 第3集〉
    幼年時代の思い出
    ヴェルディアーナ 詳細ページ
    [レミ・ジュニエ、ファブリツィオ・メローニ、マッシミリアーノ・カルディ、ダニエル・ライスキン、キーウ・ヴィルトゥオージ]

    SHOR, A.: Composer's Notebook, Vol. 3 - Childhood Memories / Verdiana (Geniet, Meloni, Kyiv Virtuosi Orchestra, Caldi, Raiskin)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:8.579141

    CD価格:1,900円(税込)

    現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショール。彼の作品は、国際的に活躍する音楽家たちによって、多くの演奏や録音が行われています。この『作曲家のノート 第3集』にはショールの3作品を収録。 「幼年時代の思い出」は、もともと14楽章で構成されていたピアノ曲を、オーケストラと共演するために9楽章の組曲にアレンジしたもの。幼少から青年、成人へと至る過程での思い出をたどりつつ心の成長も音で描く、物語的な構成です。冒頭の「ホタルを追いかけて」は、軽快なテンポと遊び心のあるやり取りが特徴で、好奇心と興奮を象徴。続く「花咲く五月」は、流れるようなメロディーと豊かなハーモニーで春の美しさを表現します。「砂場」は、活気あるリズムと鮮やかなオーケストレーションが子供の想像力を描き「砂時計」は時間の経過を象徴する内省的な雰囲気が漂います。「夏の終わりの日々」はメランコリックな雰囲気で、過ぎ去る日々への郷愁を表現。「純真さ」はシンプルなテクスチャと和声で子供時代の無邪気さを強調し「成人」ではドラマティックなクライマックスを展開。「憂鬱」は組曲の中で最も内省的な楽章となり、最後の「初恋」でロマンティックで情熱的な結末を迎えます。 「マリオネット・ワルツ」 は、組曲のアンコールとして機能し、ワルツのリズムを基に親しみやすいメロディーを展開。軽やかながらも抒情的であり、聴き手の心に余韻を残します。2013年のエリザベート・コンクールでギルトブルグに次ぐ第2位となり、国際的に活躍、日本でも人気のあるレミ・ジュニエが作品にふさわしい洒落っ気と抒情味のある演奏を聴かせます。 ラテンアメリカ・ツアーの際に作曲された「ヴェルディアーナ」はジュゼッペ・ヴェルディへのオマージュ作品。ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》《仮面舞踏会》《ドン・カルロ》《リゴレット》から有名なメロディーのいくつかを、サンバ、ボサノバ、タンゴなどのラテンスタイルにアレンジ。クラシック音楽の愛好家にも一般のリスナーにも同様にアピールする、親しみやすい作品が生まれました。 かつてミラノ・スカラ座管弦楽団の首席クラリネットを務め、ヴェルディの旋律に人一倍親しんでいるメローニが歌心のあるソロを聴かせます。

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  • 商品番号:ALPHA1034

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第2巻 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Book 2, BWV 870-893 (Pilsan)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:ALPHA1034

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    こだわりの不等分律による『平均律』第2巻!2020年にアーロン・ピルザンがALPHAへの初録音としてリリースした『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』は、バッハが目指したWohltemperierte(程よい調律)を求めて徹底的にこだわりぬいた不等分率と、それによって調号が増えるにつれて生じてくる音のうなりもバッハが計算していたという解釈のもと、見通しの良い演奏も相まって世界中で高い評価を得ました。 約3年の時を経て録音された第2巻では、第1巻と同じコンセプトに基づき、調律師からエンジニア、録音場所までも同じく揃えて制作されたもの。現在でも高い人気を誇る第1巻から約20年の時を経て作曲された第2巻は、より大胆な和声などを取り入れた意欲的な内容となっていますが、ピルザンは第1巻の録音から3年の間に世界で起こったパンデミックやロシアのウクライナ侵攻といった変化に思いを馳せつつ、より深化したバッハ解釈を聴かせています。 メリハリが明晰で細やかな表現ながらすっきりとした彼の演奏は今回も強い説得力を持ち、クリアな録音と相まって、たいへん美しいアルバムに仕上がりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1128

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    Rebelle - 立ち向かう女
    《カルメン》の初演歌手ガリ=マリエのためのアリアを集めて 詳細ページ
    [エヴァ・ザイシク、ピエール・デュムソー、フランス国立リール管弦楽団]

    Opera Arias (Mezzo-Soprano): Zaïcik, Eva - BIZET, G. / OFFENBACH, J. / THOMAS, A. / MASSENET, J. (Rebelle)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:ALPHA1128

    CD価格:2,775円(税込)

    ザイシクの快挙!
    初演150周年に寄せ、最初のカルメン役歌手が見た地平に迫る
    2025年に初演150周年を迎えるフランス・オペラの最高峰、ビゼーの《カルメン》。その初演歌手セレスティーヌ・ガリ=マリエ(1837-1905)は、日本でも大正期以来「君よ知るや南の国」で知られてきたトマの傑作歌劇《ミニョン》(1866)初演時の表題役も歌っていた大物メゾ・ソプラノでした。 他にもオッフェンバックや若きマスネなど、第二帝政~第三共和政期を代表するフランスの歌劇作曲家たちが続々と新作初演を任せたガリ=マリエに敬意を表し、その活動歴を彩った作品からのアリアを集め彼女の在りし日の輝きを蘇らせたのは、フランス・バロックの名解釈者として最前線の指揮者たちから絶大な信望を集めるエヴァ・ザイシク! 歌詞と旋律線を明瞭に伝える衒いない歌声をしなやかに操り、カルメンと同じく何者にも縛られず運命に立ち向かう女主人公たちを活き活きと描き出します(アルバム表題はカルメンのハバネラ「恋は野の鳥 L’amour est un oiseau rebelle」に由来)。 ポワズやデフェスら生前の人気に比して滅多に作品が録音されない重要歌劇作曲家たち、またパルディルやマッセなど静々と再評価されつつある名匠たちの「これぞ舞台音楽」ともいうべき芸術性に触れられるのも嬉しいところ。ボルドー歌劇場でのドビュッシー《ペレアスとメリザンド》全曲録音(ALPHA752/国内仕様盤NYCX-10240)で好評を博したピエール・デュムソーも、リール管弦楽団を絶妙のドライブ感で率いてザイシクの歌を丁寧に彩り、各作品の魅力を十全に伝えてくれます。

  • 商品番号:ALPHA1129

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    フランソワ・クープラン(1668-1733)
    ルソン・ド・テネブル
    ド・ラランド(1657-1726)
    ミゼレーレ 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、アンサンブル・レ・シュルプリーズ]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,775円(税込)

    容赦ない死のイメージが隣り合う、中低音男声による異色の「ルソン」像カトリックの宗教施設では、復活祭に先立つ早春の受難週に際し、未明から日の出にかけ旧約聖書の『哀歌』を唱えて罪の悔悛を促す「ルソン・ド・テネブル〔暗闇の朝課〕」の祈りが行われていました。17~18世紀のフランスではこの祈りを半日ずらし、器楽の参入を通奏低音のみに絞った質素な祈りの音楽が日中に演奏されており、シャルパンティエ、ド・ラランド、クープランなどの大家が名作を残しています。特にクープランの3曲は名盤が多く存在しますが、ほぼ全て女声かカウンターテナーによる高音歌唱での解釈。それは作品が女性向け施設で演奏されていたことに起因しますが、フランス最前線で活躍するレ・シュルプリーズは他の宗教施設における男性の歌唱でも同作が演奏されていたであろうことを意識、中低音の男声歌唱でこれらの名曲を演奏しています。 温もりあるテノールとバリトンの美声で描き出されるクープラン作品は、『哀歌』の作者とされる預言者エレミア自身が切々と語っているかのような説得力に満ちた演奏。前後や曲間では他の作曲家による作品が男声合唱で歌われ、冒頭では17世紀の南仏の作曲家ブジニャックによる峻厳な合唱曲が、容赦ない死の現実を突きつけるかのように響き、本盤の独特な音世界へと聴き手を引きずり込みます。

  • 商品番号:C434CD

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    〈カンタータ 第49集〉
    第106番、117番、154番 詳細ページ
    [ルドルフ・ルッツ(指揮)バッハ財団管弦楽団・合唱団]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:5,175円(税込、送料無料)

    ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第49集。 第117番「至高の善に讃美と栄光あれ」は、1728~31年頃の作品。使われているコラールが特定の典礼に関するものではないため、教会暦のどこに該当するかわかっていません。自由詩を用いず、ヨハン・ヤーコプ・シュッツ(1640-1690)のコラール全9節をそのまま採用、全ての楽章の終わりには「我らの神に栄光を帰せよ!」という句が置かれ、全体の統一感を生み出しています。曲は力強い合唱で始まり、バスのレチタティーヴォ、テノールのアリアが続きます。短いコラールの後、アルトのレチタティーヴォとバスのアリアが置かれ、アルトのアリアへとつながります。最後はテノールの短いレチタティーヴォを挟み、力強く歌い上げるコラールで締めくくられます。 第106番「神の時こそいと良き時」は哀悼行事とも呼ばれる葬儀用の小さなカンタータ。1768年に作曲、22歳のバッハの透徹した死生観が反映された劇的な作品です。ルッツのチェンバロに導かれた、死者の眠りを描くかのような美しい序奏に始まり、合唱が「神の時こそいと良き時」を歌い継ぎます。テノールのアリオーソとバスのアリアを経て、壮大な合唱「これは古き契約」が歌われ、ソプラノ、アルト、バスのアリアが続き、最後は晴れやかなコラール合唱で曲を終えます。 第154番「わが最愛のイエスは失われり」は1724年1月9日初演、顕現節後最初の日曜日のためのカンタータ。ルカ福音書2章41-52節の「神殿における12歳のイエス」のエピソードが用いられており、神殿で学者と問答するイエスと、彼を見失い不安となった両親の心情、再会の喜びが描かれています。冒頭には合唱は置かれておらず、ソリストの歌が主体。オーケストラの編成規模も小さくコンパクトにまとめられています。テノールのアリアには劇的な表現が求められており、ここではベルンハルト・ベルヒトルトが素晴らしい歌唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS182

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    ラモー(1683-1764)
    舞踏音楽劇《ピグマリオン》
    バイユー(1730頃-1800)
    カンタティユ『ピグマリオン』 詳細ページ
    [カミーユ・ドラフォルジュ、アンサンブル・イル・カラヴァッジョ、ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団]

    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,775円(税込)

    冴えわたるラモーの独自性を浮き彫りにする新旧小品まで見事な1枚自ら彫り出した石像ガラテイアに恋してしまった青年彫刻家ピグマリオンの一途な思いに女神アフロディテが心打たれ、その石像に命を吹き込んで生身の女性とし、両者を幸せへと導く古代ギリシャの神話。名高いオヴィディウス『転身物語』にも語られるこのストーリーは18世紀フランスでも人気を博し、少なからぬ画家や作家が作品の題材に用いています。音楽ではラモー全盛期の1幕物舞踏音楽劇が出色で、1748年の初演から歿後に至るまで、同世紀を通じて最も頻繁に上演された彼の作品の一つとなりました。バロックと古典派の間でユニークな作曲語法を使いこなしたラモーの独自性を端的に示すこの一編を中心に、彼が影響力を持った時代のカンタティユ(小カンタータ)と、当初ラモーの斬新さに辟易した保守派が神と仰いだリュリの劇付随音楽をカップリング。 恋の病が全く異なる顛末を導き出す前後時代の2作品との対比によってラモーの驚くべき才能のありようを浮き彫りにし、メリハリある音楽作りで各作品の魅力をよく伝えてくれるのは、フランスのシーン最前線で18世紀以前の知られざる名品を紹介し続ける俊才集団アンサンブル・イル・カラヴァッジョと実力派歌手たち。ロマン派以降のオペラでも大活躍のマティアス・ヴィダル演じるピグマリオンは圧巻の演技力を宿した歌唱が素晴しく、ハイドン世代の作曲家バイユーの古典派風佳品を伸びやかに聴かせるカトリーヌ・トロットマン、リュリ作品の機微を精緻に伝えるアポリーヌ・ライ=ヴェストファルと共にフランス楽壇の層の厚さを実感させてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DDX-21123

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    鏡の中で 女性作曲家の音楽
    ディルノット・ジョンソン、モンゴメリー
    ヒグドン、クルサード、ブーランジェ 他
    詳細ページ
    [ヘザー・トゥアク、三角よう子]

    Cello and Piano Recital: Tuach, Heather / Misumi, Yoko - HIGDON, J. / JOHNSON, L. / MONTGOMERY, J. / TABAKOVA, D. / TUACH, H. (In the Mirror)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:DDX21123

    CD価格:2,475円(税込)

    英国を中心に活躍するグリニッジ・トリオのチェリスト、ヘザー・トゥアックとピアニスト、三角ようこが演奏する現代の女性作曲家による内省・癒し・希望をテーマにした作品を集めたアルバムです。新型コロナウイルスのパンデミックの最中に始まったこのプロジェクトは、病を乗り越えた三角においても特別な1枚になりました。 アルバムの中心となるリズ・ディルノット・ジョンソンの「鏡の中で」は、喪失と再生をテーマにした4楽章の作品。ジェシー・モンゴメリーの「平和」はパンデミック中に作曲されたヴァイオリンとピアノのための曲。アルバムのためにチェロとピアノ用に編曲されました。タバコヴァの「ささやく子守唄」はゲーテの『ファウスト』に触発された作品で、フービッキの「孤独な湖」はモルバーン丘陵の美しい風景が描かれています。 他にはヒグドン、マコンキーやブーランジェらの作品も収録。女性作曲家の創造性を称えたこの1枚は、音楽の持つ慰めとインスピレーションの力を証明するものと言えるでしょう。

  • 商品番号:GP949

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    20世紀マルタのピアノ作品集
    カミレーリ、パーチェ、ディアコーノ、
    マリア・プルヴィレンティのピアノ曲
    詳細ページ
    [シャーリーン・ファルジア]

    Piano Music (20th Century Maltese) - CAMILLERI, C. / DIACONO, C. / MALLIA PULVIRENTI, J. / PACE, C. (Melita) (C. Farrugia)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:GP949

    CD価格:2,175円(税込)

    地中海のマルタ島は様々な文化が行き交う舞台となってきました。フェニキアやローマ帝国、北アフリカのイスラム勢力、ノルマン人、シチリア王国、ナポレオン時代のフランス、聖ヨハネ騎士団(マルタ騎士団)、イギリス...と支配者が入れ替わり、地理的に近い北アフリカの影響も受けています。 このアルバムには20世紀に活躍したマルタの作曲家たちの作品を収録。カミレーリの「アフリカの夢」は、この地域固有の強烈なリズムと旋律で描かれ、パーチェとディアコーニの作品はリストやショパンの世界を継承しています。プルヴィレンティの「交響的印象」はもともとオーケストラのための曲で、レスピーギやベートーヴェンとワーグナーの影響も感じさせる野心的な作品です。 マルタのピアニスト、シャーリーン・ファルジアは、英国王立音楽院で学び、ボリス・ペトルシャンスキーにも師事しました。左手のピアノレパートリーに関する論文で博士号を取得。数多くの賞を受賞し、現在はクロアチアのユライ・ドブリラ大学のピアノ准教授として後進を指導する傍ら、ヨーロッパ、北米、極東で広くツアーを行っています。

  • 商品番号:GRAM99341

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    ポルポラ(1685-1768)
    サルヴェ・レジーナと三声の室内シンフォニア 詳細ページ
    [ニコラス・スパノス、パンドルフィス・コンソート]

    PORPORA, N.: Salve regina / Nisi Dominus / Regina coeli (Salve) (Spanos, Czech Ensemble Baroque Choir, Pandolfis Consort)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:Gramola99341

    CD価格:2,550円(税込)

    後期バロックの作曲家ニコラ・ポルポラ。声楽教師として活躍し、ロンドン時代はヘンデルのライバルと目され、ウィーン時代にはハイドンを指導したというポルポラの音楽は、華やかな色彩と豊かな楽想に満ちたものです。 このアルバムは、1744年にヴェネツィアのオスペダレット教会における聖母被昇天祭の音楽を想定して、現存するポルポラの作品を組み合わせたもの。パンドルフィス・コンソートは当時の楽器を駆使して、現在ではあまり顧みられることのないポルポラの音楽を演奏。ニコラス・スパノスらによる華麗な歌唱と合唱との見事な掛け合いにも注目です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99343

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    発売日:2025年04月11日

    CD価格:2,550円(税込)

    このアルバムにはオーストリアのピアニスト、マルティン・ヌーバウアーが選んだ5種の歴史的ピアノで演奏したショパンの作品が収録されています。レパートリーは主に1840年前半に作曲された作品で、ショパンがノアンで穏やかに創作に励んでいた時期のもの。充実した内容を持つ作品群です。ヌーバウアーはショパンが好んだ当時のピアノの音色とタッチを再現するために1829年から1853年に製作された楽器を使用。初期の透明感のある響きから、1842年のプレイエル・グランドピアノや1853年のエラール・グランドピアノの豊かで丸みのある音へと進化する様が手にとるようにわかるでしょう。 ヌーバウアーは1997年オーストリア生まれ、14歳の頃からピリオド楽器を演奏し、2016年にブルージュ国際古楽コンクールで川口成彦に次ぐ3位に入賞した実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS172024

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    グリーディ(1886-1961)
    歌劇《ミレンチュ》 詳細ページ
    [ウナイ・ウレチョ(指揮)、ビルバオ交響楽団、ビルバオ合唱協会]

    GURIDI, J.: Mirentxu [Opera] (Goikoetxea, Artaza, Munguía, Bilbao Choral Society, Bilbao Symphony, Urrecho)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:IBS-172024

    CD 2枚組価格:2,850円(税込)

    この歌劇《ミレンチュ》は、バスクの自然と風景を背景に、製粉所の娘ミレンチュと、孤児のレイムンド、そしてミレンチュの親友プレセンの心情が描かれた2幕の作品。 レイムンドとプレセンは互いに愛し合っていますが、レイムンドはミレンチュにも慕われており、感謝の気持ちからミレンチュに恋しているふりをします。プレセンは嫉妬に苦しみながらも、レイムンドを赦そうとし、この三角関係はミレンチュの病と死で幕を閉じます。この作品は一定の人気を得て、上演が行われ、部分的な録音もされてきましたが、全曲録音はこれが初とのことです。 この録音は、ビルバオ合唱協会が推進する舞台作品の出版プロジェクトの一環であり、2021年に録音されたシャルル・コランの《マイテナ》(IBS152021)、2022年のサントス・インチャウスティの《リーデ・タ・イクシドール》(IBS82022)に続くものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LBM074

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    アーン(1874-1947)
    バレエ音楽「青い神」 詳細ページ
    [ディラン・コーレイ、フリヴォリテ・パリジェンヌ管弦楽団]

    HAHN, R.: Dieu bleu (Le) [Ballet] (Orchestre des Frivolités Parisiennes, Corlay)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LBM074

    CD価格:2,775円(税込)

    コクトー&アーンによる幻のバレエ「青い神」レイナルド・アーンがディアギレフ率いるバレエ・リュスのために作曲した『青い神』は、初演当時22歳のジャン・コクトーの手によるヒンドゥー教の伝説に基づいた物語。若い娘が、愛する青年が寺院の僧侶になるための儀式を妨害したため、魔物に捕らえられ処刑されようとするところ、青い神と女神が蓮の花から現れて笛を奏でて魔物を鎮め、彼女を助けるというもの。 音楽はエキゾチックな主題を持ちつつも紋切り型の異国情緒に陥らぬため、フランス近代ならではの半音階的な動きや旋法的な技法に実験的なポリフォニーも取り入れるという、ディアギレフの要望に応じた画期的なものでしたが、当時は観衆の理解を得ることが出来ず、バレエ・リュスの他のレパートリーとは趣が大きく異なったこともあり、初演は大きな失敗に終わってしまいました。これはニジンスキーが大きく注目された『牧神の午後』初演のわずか2週間前、フォーキンの『ダフニスとクロエ』の3週間前のこと。翌年には『春の祭典』が大きなスキャンダルとなり、『青い神』はレパートリーから外され、その後陽の目を見ることはありませんでした(コクトーは初演失敗後ディアギレフに「僕を驚かせてごらん」と挑発され一念発起、5年後にはサティ作曲の『パラード』で大スキャンダルを呼び起こすことになります)。 アーンの手による音楽は70人以上のオーケストラを要する大規模なものでしたがバレエと共に封印され、バレエ・リュスの他のレパートリーが音楽だけでも現在世界中で演奏されるにもかかわらず、フランス国内ですらこれまで演奏されてきませんでした。今回発売となるライヴ録音で、その音楽が実験的要素と音楽的魅力を両立させた、たいへん聴き応えのあるものであることが証明されることでしょう。 ディラン・コーレイ率いるフリヴォリテ・パリジェンヌの好演も相まって、不当に忘れられた作品の魅力が最大限引き出された注目の一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LDV145

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    モダンタイムズ
    ラヴェル、アレンスキー、スルンカ(1975-)
    ピアノ三重奏曲集 詳細ページ
    [トリオ・パントゥム]

    Piano Trios - RAVEL, M. / ARENSKY, A.S. / SRNKA, M. (Modern Times) (Trio Pantoum)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LDV145

    CD日本語解説付き価格:2,775円(税込)

    若きピアノ・トリオの意欲的デビュー・アルバム2016年、パリ国立高等音楽院の学生によって結成されたトリオ・パントゥム。初めて集まって初見で弾いた曲がラヴェルのピアノ三重奏曲第2楽章「パントゥム」だったことが名前の由来という彼らは、各地の名高い国際コンクールに積極的に参加、2023年だけでウィーン、リヨン、ミュンヘン、そして大阪など6つのコンクールに出場し、栄えある賞に輝いています。 そのデビュー・アルバムの軸にラヴェルを据えるのは当然の成り行きであったといいますが、彼らは一つの美学にとらわれることなく、好奇心に導かれるままに、対照的で多彩なレパートリーを探求することを目指しました。そのためここには彼らの最も愛する作品に加え、ロシアのロマン派アレンスキーの佳作、そしてチェコ音楽界新進気鋭のスルンカによるSNSを題材とした作品を組み合わせ、それぞれの影響を明らかにしています。その演奏はリリカルで瑞々しくダイナミックですが、単に若々しいだけでなく、どの作品にも思慮深く誠実に対峙しているのがよく表れた、たいへん美しく好感の持てるものとなっています。 ピアノを担当する岡田浩二朗は1999年ボルドー生まれ。ベルギーやスペインで開催されたコンクールに度々入賞するなど、ソロでも実績を重ねてきた期待の新鋭です。

  • 商品番号:LDV150

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    渡り鳥 詳細ページ [ナタリー・デセイ、フィリップ・カサール]

    Vocal Recital (Soprano): Dessay, Natalie - BARBER, S. / CHAUSSON, E. / HAHN, R. / MENOTTI, G.C. / PREVIN, A. / SONDHEIM, S. (Oiseaux de passage)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:LDV150

    CD日本語解説・歌詞対訳付き価格:2,475円(税込)

    デセイのラスト・ツアーを記念したカサールとのラスト・アルバム目も眩むような輝きを放つ夜の女王から、深い感動を呼ぶルチアやアミーナ、そしてヴィオレッタを演じてきたナタリー・デセイは、2012年以降フィリップ・カサールと共に歌曲の世界でも新しい挑戦を続けてきました。2025年カサールと行う引退ツアーのため、彼女は愛してやまないプレヴィンやソンドハイム、バーバーといったアメリカ音楽をプログラムに加え、得意としてきたフランスのレパートリーと共に今回のアルバムを作り上げています。デセイの艶のある歌声、幅広い表現力をこれまで以上に堪能することのできる、大変美しい一枚です。 なお短時間収録のため特別価格となっておりますが、原盤ブックレットには日本語解説が掲載され、ナクソス・ジャパン輸入盤には山下賢司氏による歌詞対訳ブックレットが付属します。

  • 商品番号:MEX-77123

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    カウイー(1943-)
    岩の音楽
    ピアノ・ソナタ 第1番-第3番 詳細ページ
    [ロデリック・チャドウィック]

    COWIE, E.: Piano Sonatas Nos. 1, "Igneous", 2, "Sedimentary", 3, "Metamorphic" (Rock Music) (Chadwick)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:MEX77123

    CD価格:2,475円(税込)

    自然界の地質学的プロセスにインスパイアされた3部作ソナタを収録したカウイーのアルバム。3つのソナタにはそれぞれ岩石の名が付されており、ソナタ第1番「火成岩」は、火山の爆発的エネルギーとマグマの流れを表現。第2番「堆積岩」 は、岩石の層状化と変容を描き、第3番「変成岩」は、熱と圧力による変容を変奏曲で探求、壮大なクライマックスを迎えます。チャドウィックは全曲を力強く演奏。カウイーの音楽が持つ複雑なディテールとダイナミズムを見事に表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MEX-77212

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    LEAPS & BOUNDS
    ランス・ヒュームの音楽 詳細ページ
    [ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団、Wildcat 9 サクソフォン・オーケストラ 他]

    HULME, L.: Leaps and Bounds / Appalachian Advent / Siren's Song (Boysen, Bieler, Covach, Wildcat 9 Saxophone Orchestra, Brno Philharmonic, Toms)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:MEX77212

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    ランス・ヒュームは、作曲家・指揮者として世界的に活躍、多彩なスタイルによる彼の作品はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、南米で演奏され高く評価されるとともに、アレンジャー、教育者としても活躍しています。このアルバムは、ヒュームの作品を包括的に紹介することで、彼の独創的な作曲技法、多文化的視点を浮き彫りにします。 アルバムにはホメロスの『オデュッセイア』に基づく交響的三部作「「Sirens’ Song」やサクソフォンアンサンブルのための「Wildcat」、ロック風フルートと尺八の響きの融合を表現した「JethroZen」をはじめ、民俗音楽の要素を採り入れた曲、数学的な構造を音楽に応用した曲、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの聖歌と電子音響を融合させた「Setting the Diamond」など多彩なアプローチによる作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC470

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    ヘンデル(1685-1759)
    ディクシット・ドミヌス
    コロンナ(1637-1695)
    コンチェルタート様式による5声のミサ曲 詳細ページ
    [レオナルド・ガルシア=アラルコン、ナミュール室内合唱団、カペラ・メディテラネア]

    COLONNA, G.: Messa a 5 Concertata / HANDEL, G.F.: Dixit Dominus (Namur Chamber Choir, Cappella Mediterranea, García Alarcón)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:RIC470

    CD価格:2,775円(税込)

    ボローニャ楽派の知られざる至宝と、若きヘンデルの脈動を伝える快演!青年期のヘンデルが、バロック声楽の本場イタリアで豊かな教会音楽の伝統と最先端技法を学ぶ中で書いた初期の名作『ディクシット・ドミヌス』と、その少し前までボローニャで教会音楽の大家として活躍していたコロンナによるミサ曲のカップリング。 コロンナはブクステフーデと同じ1637年生まれで、ローマでベネヴォリに師事した後1659年にボローニャ聖ペトロニオ大聖堂のオルガニストとなり、1674年以降は同じ大聖堂の楽長として活躍、同市の音楽研究会アカデミア・フィラルモニカでも若きコレッリの入会から間もなく会長に就任、晩年はローマ教皇庁からも楽長職の打診があった大家です。同時進行する各パートが主役格の存在感を示すコンチェルタート様式を使いこなし、コレッリの合奏協奏曲の声楽版ともいうべき多声の教会用合唱曲を多く残しました。 楽曲構造の精緻さを損ねることなく地中海音楽のパッションを脈々と伝えるアラルコンは、その紹介者として最適の指揮者。独唱5人、5パート各4人の合唱に弦16+金管・木管計6をオルガン、ハープ、テオルボからなる通奏低音が支える編成と共に、両作品に内在する躍動感を鮮やかに引き出していきます。知と情の両輪ありきのイタリア芸術の真髄を伝える名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM475

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    シュナイダー(1950-)作品集
    交響曲 第8番「鐘」
    ヴァイオリン協奏曲
    ヴィオラ協奏曲 詳細ページ
    [フリードマン・アイヒホルン、アレクシア・アイヒホルン、ユリア・ゾフィー・ワーグナー 他]

    SCHNEIDER, E.: Birds (The) - Wisdom and Magic / Fatal Harmonies of Black Sweetness / Symphony No. 8, "The Bell - Bridge to Infinity" (Venzago)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SM475

    CD価格:2,175円(税込)

    1950年生まれのエンヨット・シュナイダーは、オペラや交響曲をはじめとした多くの作品を世に送るとともに、なんと600本以上もの映画のための音楽も作っているドイツの作曲家。このアルバムに収録された3つの作品は、「無限」という視点を通じて解放と transcendence(超越)を表現したものです。 ヴァイオリン協奏曲「鳥たち - 知識と魔術」は、鳥の象徴性を通じて、進化・神・自由とのつながりが描かれています。第3楽章の「白鳥」は、カザルスが愛奏したカタロニア民謡の「鳥の歌」の旋律に基づいた、シュナイダーによる平和へのメッセージ。 ヴィオラ協奏曲はカルロ・ジェズアルドの音楽を基に、存在の矛盾と光と影の対比を主題とした作品です。 「交響曲第8番」は、2015年に出版された「鐘の文化史を巡る旅」にインスパイアされたソプラノ・ソロと合唱を伴う大規模な作品で、鐘の音を通じて人々の目覚めと無限への導きが表現されています。鐘にまつわる古代中国の詩人張継やルーミーの詩が紹介され、鐘の音が持つ悪魔的な響きの描写が続き、第4楽章ではウィリアム・バードへの賛辞が描かれます。第5楽章はドイツの詩人、オットー・ユリウス・ビーアバウムの詩「憧れ」で鐘の神秘性が歌われ、最後はフリードリヒ・シラーの詩「鐘」でクライマックスを迎えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM476

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    ショイブレ(1906-1988)
    〈管弦楽作品集〉
    クラリネット協奏曲
    交響的協奏曲
    2つのヴァイオリンのための音楽 詳細ページ
    [ポール・メイエ、オリヴァー・トリンドル 他、アレクサンダー・メルツィン、シンフォニエッタ・リーガ]

    SCHAEUBLE, H.: Clarinet Concerto, Op. 46 / Sinfonia-Concertante Music, Op. 33 (P. Meyer, Triendl, Lingenfelder, Karmon, Sinfonietta Rīga, Merzyn)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SM476

    CD価格:2,175円(税込)

    スイスの作曲家ハンス・ショイブレの作品集。 ドイツ人の両親の下に生まれたショイブレは、幼い頃から音楽に接し作曲も行っていました。20歳を過ぎた頃からライプツィヒに留学、ピアノと作曲を学び、歌劇場ではマーラーとヒンデミットの作品に魅了されたといいます。1930年からはフリーの作曲家として活躍。生涯に50作以上を作曲、その中には26作の歌劇も含まれています。 このアルバムには協奏的作品を3作収録。「クラリネット協奏曲」は1959年から62年の作品で、翌年63年に初演されました。多拍子の技法や旋法和声を駆使しながら、軽快な旋律が溢れています。単一楽章3部構成の「交響的協奏曲」は、1949年の作品。数度の改訂を経て1977年にチューリッヒ・トーンハレで初演されました。「2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのための音楽」は彼の初のヴァイオリン協奏曲でしたが、戦時中に自筆譜やオーケストラ・パートが失われ、1950年にショイブレ自身が草稿から再構成し、1978年までに3度改訂を加えられています。新古典的な様式の中にバロックのコンチェルト・グロッソの影響が感じられる技巧的な作品です。 ポール・メイエやオリヴァー・トリンドルら名手たちが顔を揃えた見事な演奏も聴きどころ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19164CD

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    ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響
    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第5番 詳細ページ
    [ガリー・ベルティーニ、シュトゥットガルト放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 5 (Stuttgart Radio Symphony, Bertini)

    発売日:2025年04月11日 NMLアルバム番号:SWR19164CD

    CD価格:2,400円(税込)

    ベルティーニ&シュトゥットガルト放送響の音源発掘シリーズに待望のマーラーが登場!ガリー・ベルティーニは首席指揮者を務めたケルン放送交響楽団のイメージが強いですが、シュトゥットガルト放送響にも1978年の初共演以来繰り返し招かれ、1996年には日本ツアーも行っています。ここにCD化されるのは1981年のマーラー5番のライヴ。現地で大きな評判となり、シュトゥットガルト放送響の特典盤として限定頒布されたことのある演奏です。 ベルティーニのマーラー解釈は、徹底したリハーサルを経てマーラーの複雑なスコアを明晰に音にすることで、作品自体に語らせるようなものでした。ここに収められた演奏も指揮者の統率が細部まで行き届いている印象がありますが、それが窮屈さではなく解放感につながっています。アダージェットにおける息長く高揚を続ける音楽の明晰さと力強さ、その果てに訪れるクライマックスの輝かしい官能性はベルティーニならでは。録音は少ないマイクによるものか、各楽器の分離はいま一つですが、オーケストラ全体で作る響きはよく感じられます。ベルティーニ・ファンにとっては1990年のケルン放送響盤との比較も興味深いでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.504062

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    平均律クラヴィーア曲集 第1巻・第2巻 詳細ページ
    [イディル・ビレット]

    BACH, J.S.: Well-Tempered Clavier (The), Books 1 and 2 (Biret)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:8.504062

    CD 4枚組価格:2,850円(税込)

    1941年生まれのトルコの名ピアニスト、イディル・ビレットは幼少期からバッハの音楽に触れており、とりわけ、4歳の時に78回転レコードで聴いたエトヴィン・フィッシャーが弾く「平均律クラヴィーア曲集第2巻」のヘ短調を聴いて深い感銘を受けたと言います。しかし当時の彼女のテクニックでは前奏曲はなんとか演奏できたものの、フーガの様々な音を演奏することまではできなかったようです。 その後もバッハを演奏するたびにその作品を「時代を超えた存在」として捉え、回顧録やインタビューでは「バッハが音楽の核心にあり、彼への信頼は変わらない」と語るビレット。この2015年に録音された「平均律クラヴィーア曲集」全曲では、彼女の深い愛情と熟練の解釈による見事なバッハを聴くことができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574683

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    ヴィルトゥオーゾ
    ユーフォニアムとブラスバンドのための作品集
    ツィゴイネルワイゼン、ヴェニスの謝肉祭、浜辺の歌 他 詳細ページ
    [デイヴィッド・チャイルズ、ニコラス・チャイルズ、ブラック・ダイク・バンド]

    Euphonium and Brass Band Music - SARASATE, P. de / ROSSINI, G. / MOZART, W.A. / GLENNIE, E. (Virtuoso) (D. Childs, Black Dyke Band, N. Childs)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:8.574683

    CD価格:1,900円(税込)

    ユーフォニアムの名手デイヴィッド・チャイルズ、
    叔父ニコラスとともに名曲を演奏!
    英国の音楽一家に生まれたユーフォニアム奏者デイヴィッド・チャイルズ。高名なユーフォ二アム奏者ロバートを祖父に持ち、幼い頃からコーリー・バンドの指揮者を務める父、ロバート・チャイルズの指導を受け才能を発揮。2000年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤー・コンペティションでユーフォニアム奏者として初めてファイナリストになりました。父のバンドで10年以上にわたり首席奏者を務めた他、指導者としても活躍。英国とアメリカを中心に楽器の魅力を伝えています。 この“ヴィルトゥオーゾ”と題されたアルバムでは、オリジナル曲の少ないユーフォニアムのために、様々なアレンジャーが楽器の特質を生かしつつ、時にその限界に挑戦するかのような編曲を施した超絶技巧を駆使する作品が、彼の叔父であるニコラス・チャイルズが指揮する名門ブラック・ダイク・バンドをバックに披露されます。伝承曲から、モーツァルト、ロッシーニなどの古典的な名曲、そして見事なショーピースまで様々なレパートリーを集められており、「クリアでフォーカスされた音」とベルベットのように「柔らかくふくよかな音」を巧みに吹き分けるチャイルズの演奏を存分に味わえる1枚です。

  • 商品番号:ACD-340

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    ポーランドの音楽
    エルスネル、マラフスキ、タンスマン、
    マギン、パデレフスキの室内楽曲
    詳細ページ
    [Aka Duo(アカデュオ)]

    ELSNER, J.A.F.: Violin Sonata, Op. 10, No. 2 / MAGIN, M.: Andante / MALAWSKI, A.: Burlesque (In Polish Music) (AKA Duo)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:CDAccordACD340

    CD日本語解説付き価格:3,675円(税込、送料無料)

    国際室内楽コンクール3冠、ウィーンを拠点とする新星デュオ「Aka Duo(アカデュオ)」がポーランド室内楽の知られざる名作を紹介するアルバムが登場。ショパンの師匠エルスネルや耳に残る個性的な音使いのマギン、演奏機会の非常に少ないタンスマンやパデレフスキのソナタなど、熱心な音楽ファンの間で名前は知られているものの、実際の演奏に触れることの少ない古典~近現代までの傑作が並びます。 ヴァイオリニスト松岡井菜とピアニスト木口雄人が結成したAka Duoは2025年で7年目。2022年から2023年にかけて3つの国際コンクールで優勝したのを皮切りに欧州・アメリカで活躍の場を広げ、2024年夏には「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭デビュー、2025年春にはウィーン楽友協会でのリサイタルなど活躍の場を広げています。 当CDは、ポーランド音楽国際コンクール(2023)優勝を果たした際、その演奏・解釈に感銘を受けたNIMiT(ポーランド国立音楽舞踏研究所)が提案して実現したもの。ポーランド室内楽の隠れた至宝と呼ぶべき作品群が、緻密な構成力と大胆で生き生きした解釈で収録された聴きごたえのある1枚です。Aka Duoは2024年度第34回青山音楽賞バロックザール賞を受賞し、日本での今後の活動も大いに期待されています。

  • 商品番号:C5535

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    ロージャ(1907-1995)
    協奏交響曲
    ハンガリー風夜想曲
    ラプソディ 詳細ページ
    [ハリエット・クライフ、ニキータ・ボリソ=グレブスキー、グレゴール・ビュール、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団]

    RÓZSA, M.: Sinfonia concertante / Cello Rhapsody / Notturno ungherese (Boriso-Glebsky, Krijgh, Rheinland-Pfalz State Philharmonic, Bühl)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:C5535

    CD価格:2,475円(税込)

    ハンガリー出身のミクローシュ・ロージャのチェロ作品集。1929年の「ラプソディ」では当時ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェロ奏者クラウス・ミュンヒ=ホラントに助言を求め、魅力的なチェロ・パートが生まれました。作品はピエール・モントゥーの指揮で初演され好評を博しています。その後、ロージャはパリに移住し、作曲家として成功を収めましたが、少しずつ映画音楽作曲家としての手腕が認められ、1939年にはハリウッドに渡航、そのままアメリカに定住することとなります。 ハリウッドでは17回のアカデミー賞ノミネートを受けるなど評価された彼は、コンサート音楽の作曲も続け様々な作品を生み出しました。1958年にグレゴール・ピアティゴルスキーとヤッシャ・ハイフェッツのためにヴァイオリンとチェロの二重協奏曲を作曲。ソリスト同士のバランス調整で苦労し、第2楽章の削除や改訂が繰り返され、ジャン・マルティノンが指揮するシカゴ交響楽団によって初演されたものの「長すぎる」と判断され、短縮版が出版されるなど紆余曲折を経た作品です。 1963年には休暇先のローマ滞在中で「ハンガリー風夜想曲」を作曲。この作品は、ハンガリーの田舎の夜を表現したもので、1964年にオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によって初演されました。ドヴォルザークやハイドンの協奏曲などで知られるハリエット・クライフの確かな技巧が作品を引き立たせています。 ヴァイオリンのボリソ=グレブスキーは2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで2位、2010年のジャン・シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝した実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1459

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    宗教合唱曲集 詳細ページ
    [ラトヴィア放送合唱団、シグヴァルズ・クラーヴァ]

    MENDELSSOHN, Felix: Sacred Choral Works - Psalms / Die deutsche Liturgie / 6 Sprüche (Latvian Radio Choir, Kļava)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:ODE1459-2

    CD価格:2,475円(税込)

    世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が歌うメンデルスゾーン12歳から詩篇の作曲を始めたメンデルスゾーンは、1840年代に無伴奏合唱曲の作曲に取り組み、多くの作品が生まれました。詩篇100篇「世界よ、耳をすませよ」は1844年の作品。ハンブルクの改革派ユダヤ教寺院からの委嘱の可能性があるものの、最終的にベルリン聖歌隊のために作曲されたと考えられます。この曲のテキストはメンデルスゾーン自身にとって特別な意味を持ち、晩年には英国国教会向けに改作も行いました。 「ドイツ典礼」は1846年作曲。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世の依頼により、ベルリン大聖堂の聖歌隊のために作曲されました。10の短い楽章から成り、プロテスタント礼拝用を意図していますが、完全な形で出版されたのは1997年のことでした。ここではキリエ、グローリア、サンクトゥスの3曲が歌われています。 1843-46年の「6つのアンセム」は1年ごとの祝祭日を教会暦に沿ってテーマにした賛美歌集で、全体に統一感のある簡潔な仕上がりになっています。「3つの詩篇」は1843~45年の大規模な作品。詩篇の間に2曲が挟まれており、世界初録音となるトラック14の「父に栄光あれ」は「ドイツ典礼」の頌歌として作曲されたもので、メンデルスゾーンはこのテキストを他にも用いるなど大切に扱っています。 最後に置かれた「夕べの祝福のために」は、彼が24歳の1833年の作品で、存命中に出版された初期のモテットです。厳粛な雰囲気を持ち、対位法には彼が敬愛していたバッハの影響が窺えます。 トラック11から15では、島根県出身でリガ在住、合唱指揮者でもある山﨑志野がアルトを歌っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SMGG001

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    イタリアーナ! 詳細ページ [リッカルド・ムーティ、フィルハーモニック・ブラス]

    発売日:2025年04月04日

    SACD-Hybrid日本語解説付き価格:3,750円(税込、送料無料)

    超絶ブラス・アンサンブル再び!
    ムーティのタクトでイタリア音楽を!
    ベルリン・フィルとウィーン・フィルという、世界二大オーケストラを中心としたスター・プレイヤー達により編成されたブラス・アンサンブル、フィルハーモニック・ブラス。2023年4月にウィーンのムジークフェラインでお披露目され、トゥガン・ソヒエフがタクトを取ったデビュー・アルバム『Overture!』(Decca)も大ヒットとなりました。今回は新レーベルSUPREME CLASSICSからその第2弾が登場。イタリアをテーマにヴェルディやロッシーニなどのオペラの名曲からレスピーギの管弦楽作品までを収めており、指揮を務めるのはリッカルド・ムーティという、この上なく贅沢な内容となっています。 イタリア・オペラにおける舞台や舞台裏の別動隊オーケストラ(バンダ)は、そのオペラがヨーロッパ諸国で受け入れられる歴史の中で各地の吹奏楽団(バンド)を育てる一端を担ったという面があり、今回のようなブラス・アンサンブルとは縁が深いともいえます。そのような作品の数々を所属オーケストラもバックグラウンドも使用楽器(ホルンはフレンチとウィンナが半々など)も違うメンバーたちが力強くも美しく奏でており、調和のとれたハーモニーや軽やかなピッコロ・トランペットが作り出す響きは、金管打楽器だけということを忘れさせるほど豊かなもの。多くの音楽ファンに聴いていただきたい一枚です。

  • 商品番号:TOCN0035

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    古典派の知られざる
    ヴィオラとチェロのための二重奏曲集
    ヴトキー(1735-1813)
    3つの二重奏曲 Op.2
    グリースバック(1762-1833)
    3つの二重奏曲 Op.1 詳細ページ
    [ジェニー・ヨエルソン、ルジウス・ドゥブス]

    GRIESBACH, J.H.: 3 Duets, Op. 1, Nos. 2-3 / WUTKY, C.: Duo for Viola and Cello (Joelson, Dubs)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:TOCN0035

    CD価格:2,175円(税込)

    18~19世紀に活躍した2人の作曲家、カイェタン・ヴトキーとジョン・ヘンリー・グリースバックによるヴィオラとチェロのための二重奏曲集。 ヴトキーはオーストリア出身。幼少期から音楽教育を受け、ホルン奏者として貴族の宮廷に仕えました。特にプレスブルク(現ブラティスラヴァ)の宮廷で活躍したことが知られています。 グリースバックはドイツの音楽一家に育ち、イギリスに移住した家族を追って1780年に渡英。カール・フリードリヒ・アーベルに作曲を学びました。1783年にはシャーロット王妃の庇護を受け、活躍した作曲家です。 長らく埋もれていた彼らの作品の魅力をこのアルバムで知ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCN0039

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    フォーク・トレイルズ
    ヨーロッパ、ロシア、アジア、アメリカの様々な国のピアノ曲集 詳細ページ
    [アーニャ・アレクセーエフ]

    Piano Recital: Alexeyev, Anya - ALBERGA, E. / BARTÓK, B. / CHEE, C. / KOMITAS, V. / PELECIS, G. / SIBELIUS, J. / TAJCEVIC, M. (Folk Trails)

    発売日:2025年04月04日 NMLアルバム番号:TOCN0039

    CD価格:2,175円(税込)

    民謡や伝承音楽は、作曲家たちにとって今も昔もインスピレーションの源泉となっています。このアルバムでは世界各国の民謡を素材にした様々な作品を収録、どの曲からもその地特有の旋律が聞こえてくるようです。 アーニャ・アレクセーエフはモスクワの音楽家一家に生まれ、グネーシン音楽学校、モスクワ音楽院で学んだ後、ロンドン王立音楽大学に留学。数々の賞を受賞し、ロンドンの主要ホールをはじめ、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、コロン劇場など世界的な会場に出演。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィル、サンクトペテルブルク・フィルなどのオーケストラと共演しています。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、1995年にはポール・マッカートニーの組曲「A Leaf」を初演しました。新作や、珍しい作品の発掘に情熱を注ぐことで知られています。